JP3917927B2 - インターネット無線電話機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインターネットを通じてオーディオ電話通話を行う方法及び装置に係り、特にインターネット網に接続された電話機の本体と無線ハンドセットとをブルーツース(Bluetooth)無線リンクに接続したインターネット無線電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットを用いてインターネットフォンを可能にするために既存のインターネットフォン機は主に次のような方式で具現された。
【0003】
第1は、一般の電話機のように1つの胴体よりなる形であって、一般の電話機と同様に2人以上の同時通話ができず、近接して使用せねばならない不便さがある。
【0004】
第2は、多数の人のインターネット同時通話を可能にするために複数の電話機に接続できるゲートウェイ装置を用いる形であって、あらゆる電話機とゲートウェイとが電話線にて接続されなければならないために電話線接続に伴う不便さがある。
【0005】
第3は、ブルーツース標準によって無線ハンドセットとブルーツースアクセスポイントとを用いて無線電話機能を具現する形である、この形態にも幾つかの方法があるが、無線電話プロファイル方式を使用すれば、同時通話者の数が限られ、LANアクセスプロファイル方式を使用すれば、それぞれの無線ハンドセットに仮想のIPアドレスが与えられるために、特定の無線ハンドセットのそれぞれからの外部への電話は可能であるが、外部から特定の無線ハンドセットへの通話はできない問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記問題を解決するために本発明では、1つのインターネットフォンステーションに対して最大7つの無線ハンドセットが個別的に無線リンクを設定可能にし、設定された無線リンクを通じてインターネットフォンステーションと該当無線ハンドセット間にはパケットの形でオーディオデータの交換を可能にすることによって、既存のインターネットフォン機が有している使用空間の制約性を無くすと共に、1本のインターネット回線を用いて最大7人の同時通話を可能にする手段を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明のインターネット無線電話機は、インターネットフォンステーションと、複数のインターネットフォン用無線ハンドセットとを有しており、インターネットフォンステーションは、ユーザのオーディオパケットをインターネットフォンプロトコルによってインターネットプロトコルデータに作り、相手より伝送されるインターネットプロトコルデータのうちオーディオパケットを抽出し、無線ハンドセットとの無線データ送受信機能を行う通信処理及びシステム制御部と、前記通信処理及びシステム制御部で行われるプログラムやデータを貯蔵するメモリ部と、日付及び時間情報を生成して前記通信処理及びシステム制御部に伝達し、前記通信処理及びシステム制御部の命令によって日付及び時間情報を設定するリアルタイムクロック部と、前記通信処理及びシステム制御部から出力されるオーディオパケットを前記無線ハンドセットに伝達し、前記無線ハンドセットからオーディオパケットを前記通信処理及びシステム制御部に伝送するブルーツースRFトランシーバ部と、インターネット網と接続して前記無線ハンドセットからのオーディオパケットをインターネットフォンプロトコルによって送信し、相手よりのインターネットフォンプロトコルデータを受信するインターネット接続部とを含む。斯かるインターネットフォンステーションは、ブルーツース機能が備わった携帯電話からのCVSDまたはPCMオーディオ信号をG.723.1またはG.729オーディオ信号に変換して前記通信処理及びシステム制御部に伝達する一方、当該通信処理及びシステム制御部からのG.723.1またはG.729オーディオ信号をCVSDまたはPCMオーディオ信号に変換して前記携帯電話に伝達する圧縮オーディオ信号変換部を更に含む。
【0008】
前記目的を達成するために本発明のインターネット無線電話機のインターネットフォン用無線ハンドセットは、インターネットフォンステーションと無線データ交換に必要な通信処理機能を行って各機能部を制御する通信処理及びハンドセット制御部と、ユーザから命令を入力されて前記通信処理及びハンドセット制御部に伝達するユーザ入力部と、前記ユーザが入力した情報及びハンドセットの状態情報を表示する画面表示部と、前記通信処理及びハンドセット制御部で行われるプログラムや電話番号を貯蔵するメモリ部と、前記通信処理及びハンドセット制御部で伝えられるデジタルオーディオデータをアナログ信号に変えてスピーカーに出力し、マイクからのオーディオ信号をデジタルオーディオデータに変換して前記通信処理及びハンドセット制御部に伝達するオーディオ処理部と、前記通信処理及びハンドセット制御部からのオーディオパケットを前記インターネットフォンステーションに送信し、前記インターネットフォンステーションからのオーディオパケットを受信して前記通信処理及びハンドセット制御部に伝送するブルーツースRFトランシーバ部とを含む。
【0009】
前記目的を達成するために本発明では、インターネット網と接続されて国際標準規格のH.323方式またはSIP(Session Initiation Protocol)方式によって伝送されるデータを受信するインターネットフォンステーションと、ユーザからのオーディオパケットをG.723.1またはG.729国際標準によって圧縮してブルーツースの非同期非接続リンク(Asynchronous Connection−Less;ACL)を通じて前記インターネットフォンステーションに送信する無線ハンドセットを含むインターネット無線電話機を提供する。前記通信処理及びシステム制御部は、前記インターネットフォンステーション及び前記無線ハンドセット間の呼設定、及び解除情報並びに符号化されたオーディオデータ及びユーザインターフェース情報の送受信を全てACLリンクを通じて行ってもよい。
【0010】
前記目的を達成するために本発明では、インターネットフォンステーションと非同期非接続リンクとを設定する段階と、かけようとする相手のインターネットフォン番号を入力される段階と、前記入力されたインターネットフォン番号に該当する呼設定に必要なセットアップメッセージを前記設定された非同期非接続リンクを通じてインターネットフォンステーションに伝送する段階と、前記セットアップメッセージを伝達されたインターネットフォンステーションが、通話しようとする相手に電話接続要求メッセージをインターネットを通じて伝送する段階と、前記電話接続要求メッセージを伝送した後、前記設定された非同期非接続リンクを通じて前記インターネットフォンステーションから呼進行メッセージを受信する段階と、前記インターネットフォンステーションが、通話しようとする相手から呼出しメッセージを受信し、前記設定された非同期非接続リンクを通じて前記インターネットフォンステーションから呼出しメッセージを受信する段階と、前記インターネットフォンステーションが、前記インターネットを通じて電話接続を完了したならば前記設定された非同期非接続リンクを通じて前記インターネットフォンステーションから接続メッセージを受信する段階と、前記接続メッセージを受信すれば前記設定された非同期非接続リンクを通じて接続応答メッセージを前記インターネットフォンステーションに伝送する段階とを含む無線ハンドセットをしてインターネットフォンをかけさせる呼出し信号接続方法を提供する。
【0011】
前記目的を達成するために本発明では、インターネットフォンステーションから電話接続要求メッセージを受信する段階と、前記受信された電話接続要求メッセージが自分の無線ハンドセットに該当するメッセージである場合、前記インターネットフォンステーションと非同期非接続リンクとを設定する段階と、電話をかけた相手より前記電話接続要求メッセージを受けた前記インターネットフォンステーションから呼設定に必要なセットアップメッセージを前記設定された非同期非接続リンクを通じて受信する段階と、前記セットアップメッセージを受信すれば呼出しメッセージを前記設定された非同期非接続リンクを通じて前記インターネットフォンステーションに伝送し、前記インターネットフォンステーションは前記相手方に呼出しメッセージを伝送する段階と、前記インターネットフォンステーションが前記呼出しメッセージを伝送すれば、前記設定された非同期非接続リンクを通じてインターネットフォンステーションに接続メッセージを送信し、前記接続メッセージを受信した前記インターネットフォンステーションが相手に電話接続完了メッセージを伝送する段階と、前記インターネットフォンステーションが前記電話接続完了メッセージを伝送した後、前記設定された非同期非接続リンクを通じて前記インターネットフォンステーションから接続完了メッセージを受信して通話チャンネルを設定する段階とを含む無線ハンドセットがインターネットフォンを受ける着信号接続方法を提供する。
【0012】
前記目的を達成するために本発明では、プロトコル識別子フィールド、メッセージタイプフィールド及び前記プロトコル識別子フィールドと前記メッセージタイプフィールド値に対応する可変長伝送データフィールドよりなる非同期非接続リンクで使われる資料構造において、前記プロトコル識別子フィールドに前記非同期非接続リンクを通じて圧縮されたオーディオデータの伝達を意味する情報が貯蔵された場合には、前記可変長伝送データ領域に圧縮されたオーディオデータを載せて伝送することを特徴とする非同期非接続リンクを通じて圧縮されたオーディオデータを伝達するのに使われるデータ構造を提供する。
【0013】
前記目的を達成するために本発明では、伝達せねばならない情報が圧縮されたオーディオデータであることを示すプロトコル識別子フィールドと、前記プロトコル識別子フィールドに前記圧縮されたオーディオデータ伝達を意味する情報が貯蔵された場合、流れ制御機能使用の如何、及び前記圧縮されたオーディオ情報の受信状態を示すメッセージタイプフィールドと、前記プロトコル識別子フィールドと前記メッセージタイプフィールドとに対応する圧縮されたオーディオ情報を貯蔵している可変長伝送データフィールドを備える非同期非接続リンクを通じて圧縮されたオーディオデータを伝達するのに使われるデータ構造を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき、本発明に係る望ましい一実施例を詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明のインターネット無線電話機の全体ブロック図である。
【0016】
本発明のインターネット無線電話機はインターネットフォンステーション100と無線ハンドセット110とで構成される。
【0017】
インターネットフォンステーション100は固定型装置であって、通信処理及びシステム制御部210、メモリ部220、リアルタイムクロック(RTC)部230、ブルーツースRFトランシーバ部240、そしてインターネット接続部250で構成される。インターネットフォンステーション100はブルーツース無線リンクを用いて最大7つの無線ハンドセットと呼設定及び解除を行い、オーディオ符号化データ及びユーザインターフェース情報を交換し、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムやエサーネット接続モジュールを用いてインターネットフォンプロトコル処理を行う。
【0018】
無線ハンドセット110は、図5を参照して通信処理及びハンドセット制御部510、ユーザ入力部520、画面表示部530、メモリ部540、オーディオ処理部550、そしてブルーツースRFトランシーバ部560で構成される。無線ハンドセット110はオーディオコデック機能とユーザインターフェース機能とを有しており、ブルーツース無線リンクを通じてインターネットフォンステーション100と呼設定及び解除を行い、符号化されたオーディオデータ及びユーザインターフェース情報を送受信する。したがって、一般家庭用無線電話機を使用したように無線にて通話が可能である。
【0019】
図2は、本発明のインターネット無線電話機のインターネットフォンステーションの構成図である。
【0020】
インターネットフォンステーション100は通信処理及びシステム制御部210、メモリ部220、RTC部230、ブルーツースRFトランシーバ部240及びインターネット接続部250で構成される。
【0021】
通信処理及びシステム制御部210はプログラムにより動作する高速処理プロセッサーモジュール、ブルーツースRFトランシーバインターフェースモジュール、ブルーツースベースバンド処理モジュール、メモリ制御モジュール及び汎用入出力部で構成され、インターネットフォンプロトコル処理機能と無線ハンドセットとの無線データ交換のための通信処理機能を行う。
【0022】
インターネットフォンプロトコル処理は公知の国際標準規格のH.323方式やSIP方式で行われ、無線ハンドセットと無線データ交換のための通信処理は公知のブルーツース規格で、1つのマスターと7つのスレーブ間の無線リンク設定を可能にする非同期非接続型リンクを通じて行われる。
【0023】
ブルーツースシステムは、マルチメディア応用サービスを支援するために、同期接続型(Synchronous Connection−Oriented;SCO)とACLの2種のリンクを定義する。通常、SCOリンクは通話のために使われるが、対称的でかつ回線交換方式を使用してSCOリンクデータが伝送される。そして、点対点(point−to−point)通信を支援する。このようなリンクは一定の間隔で2つの連続的なスロット(フォワード及びリターンリスロット)を有する。
【0024】
ACLリンクはバーストしたデータ伝送のために使われるが、対称的または非対称的でありつつパケット交換方式であり、点対多点(point−to−multipoint)通信を支援する。マスター装置はACL通信を制御するためにポーリング方式を使用する。
【0025】
また、マスター装置はスレーブに該当する無線ハンドセットとのACLリンクを通じ、呼設定及び解除メッセージ、オーディオ符号化データ及びユーザインターフェース情報を交換する。各無線ハンドセットの識別は既定のインターネットフォン番号を用いてなる。
【0026】
インターネットフォン番号はステーションの4バイトインターネットIPアドレスとハンドセットのID番号とで構成されうる。例えば、あるハンドセットのIDが2であり、インターネットフォンステーションのIPアドレスが218.34.52.219であれば、そのハンドセットのインターネットフォン番号は218.34.52.219.2となる。そして、他の形のインターネットフォン番号も有り得る。すなわち、識別子番号(#,@)と電話番号、そしてIDで構成することもできる。例えば、#042−828−6043−1のように設定しうる。
【0027】
そして、通信処理及びシステム制御部210はRTC部230から日付及び時間情報を入力されて無線ハンドセットに周期的に伝達する。
【0028】
メモリ部220は通信処理及びシステム制御部210が行うプログラムや長期間保管が必要なデータを貯蔵するフラッシュメモリと、臨時データを貯蔵するRAMで構成される。
【0029】
RTC部230は日付及び時間情報を生成して通信処理及びシステム制御部210に伝達するか、通信処理及びシステム制御部210の命令によって日付及び時間情報を新たに設定する。日付及び時間情報は通信処理及びシステム制御部210により無線ハンドセットに周期的に伝えられる。そして、無線ハンドセットを通じてユーザが直接日付及び時間情報を再設定しうる。
【0030】
ブルーツースRFトランシーバ部240は通信処理及びシステム制御部210のブルーツースRFトランシーバインターフェースを通じて出力される信号を無線ハンドセットに伝達し、無線ハンドセットから受信された信号を通信処理及びシステム制御部210に伝達する。
【0031】
インターネット接続部250は一般のADSLモデムやエサーネット接続モジュールを用いて、インターネットを通じて他の通信装置とデータを送受信する。
【0032】
圧縮オーディオ信号変換部260は、CVSD(Continuous Variable Slope Delta)オーディオ信号またはPCM(Pulse Coded Modulation)オーディオ信号をG.723.1オーディオ信号に変換させたり、G.723.1オーディオ信号をCVSDまたはPCMオーディオ信号に変換して前記通信処理及びシステム制御部210に伝達する。圧縮オーディオ信号変換部260が存在するために、ブルーツース機能が備わった携帯電話で同期接続型(Synchronous Connection Oriented;SCO)リンクに伝えられるCVSDまたはPCMオーディオ信号をG.723.1オーディオ信号に変換してインターネットフォンステーションに伝達し、反対にG.723.1オーディオ信号をCVSDまたはPCMオーディオ信号に変換してブルーツース機能が備わった携帯電話に伝達できる。したがって、ブルーツース機能が備わった携帯電話を家庭用無線電話機のハンドセットの代りに使っても良い。
【0033】
図3は、インターネットフォンステーションの詳細ブロック図である。
【0034】
CPU310は32ビットリスク(RISC)プロセッサであってDSP(Digital Siganal Process)命令を処理しうる。通信処理及びシステム制御部210は128Kbyteの内部メモリ(SRAM、CACHE)320を有し、外部メモリインターフェース部330をも有していて、外部のフラッシュロム(Flash ROM)340とSRAM350と接続されうる。
【0035】
通信処理及びシステム制御部210には各種レジスター、インタラプト及びタイマー制御器360が存在し、32bitのGPIO(General Purpose Input Output)部370も存在する。
【0036】
ブルーツースビット制御器380は順方向誤り訂正(FEC)、ヘッダエラー制御、CRC(Cyclic Redundancy Check)、エンクリプション(encryption)を行って送信するデータパケットを作り、RFトランシーバインターフェース384を通じてブルーツースRFトランシーバ部314に伝達する。RFトランシーバインターフェースを通じてRFトランシーバ部314から伝えられるデータはブルーツースビット制御器380に伝えられる。ブルーツース電力制御器382は送受信電力を制御して内部高速クロックを生成するためのPLL(Phase Lock Loop)を駆動させる。
【0037】
そして、通信処理及びシステム制御部210にはインターネット接続部250が接続されているが、インターネット接続部250はエサーネットコントローラー311、xDSLモジュール312及びPSTNモジュール313で構成されている。したがって、インターネット接続部250を通じてインターネット及び一般電話網に接続される。
【0038】
LED390は網接続状態、ブルーツースリンクの接続状態などを表示するためにGPIO部370に接続され、CPU310で制御される。
【0039】
図4Aは通信処理及びシステム制御部のROMに搭載されたソフトウェアプロトコルスタック図面である。
【0040】
ブルーツース機能は、GAP(Generic Access Profile)410、SDP(Service discovery profile)411、CTP(Cordless Telephony Profile)412とTCS(Telephony Control Protocol Specification)413、LMP(Link Management Protocol)414、BB(Baseband)/LM(Linkmanage)415により具現される。
【0041】
GAP410はブルーツース無線リンクの生成及び解除機能とパワーセーブモードPARKを支援し、SDP411はブルーツースネックワーク内に存在する装置が提供するサービス種類を確認して無線電話サービスのみを支援するための機能を有する。CTP412は無線電話サービスを提供するためのプロファイルとしてTCS413の運用に関する規約を満たせる。
【0042】
TCS413を通じた呼制御メッセージは順序制御及びエラー復旧機能を担当するリンク制御プロトコルのL2CAP416を通じて伝えられ、G.723.1オーディオパケットもL2CAP416を通じて伝えられる。
【0043】
GPIOドライバー420はLED390を制御してネックワークドライバー421はエサーネット、xDSL、PSTN接続機能を行う。
【0044】
TCS413によってなされる呼接続過程はH.323と連動されてなり、H.323プロトコルを通じて相手のインターネットフォンと接続される。このためにTCP/IPプロトコル422、エサーネットドライバー及びエサーネット制御器423が存在する。システム制御ソフトウェア430はブルーツースプロファイル管理、インターネットフォンプロトコル(H.323)424制御及びパスワード資源管理などを行う。
【0045】
図4Bはブルーツースインターフェースが備わった携帯電話と通信する場合に使われる、通信処理及びシステム制御部のROMに搭載されたソフトウェアプロトコルスタック図面である。
【0046】
図4Bのプロトコルスタックは図4Aと類似している。但し、BB/LM、RF450上にCVSD460とG.723スタック470とが位置する。
【0047】
図5は、本発明のインターネット無線電話機の無線ハンドセットブロック図である。
【0048】
無線ハンドセットは、通信処理及びハンドセット制御部510、ユーザ入力部520、画面表示部530、メモリ部540、オーディオ処理部550及びブルーツースRFトランシーバ部560で構成される。
【0049】
通信処理及びハンドセット制御部510はプログラムにより動作する高速処理プロセッサーモジュール、ブルーツースRFトランシーバインターフェースモジュール、ブルーツースベースバンド処理モジュール、メモリ制御モジュール及び汎用入出力部で構成される。
【0050】
そして、通信処理及びハンドセット制御部510はユーザ入力部520から伝えられたキーパッド信号を処理し、画面表示部530に出力される文字情報を生成し、オーディオデータの圧縮及び復元のためのオーディオコデック機能を行う。またオーディオ処理部550とオーディオデータとを送受信し、オーディオ処理部550から出力されるオーディオデータを生成してオーディオ処理部550に伝達し、インターネットフォンステーションと無線データ交換のための通信処理機能を行う。
【0051】
オーディオデータの圧縮及び復元のためのオーディオコデック機能は公知の国際標準方式のG.723.1方式やG.729方式を用いて具現する。インターネットフォンステーションとの無線データ交換のための通信処理は公知のブルーツース規格で、1つのマスターと7つのスレーブ間の無線リンク設定を可能にするACLリンクを通じて行われる。ハンドセットはマスターに該当するインターネットフォンステーションとACLリンクを通じて呼設定及び解除メッセージ、オーディオ符号化データ及びユーザインターフェース情報を送受信する。また日付及び時間情報がインターネットフォンステーションから周期的に伝達される。
【0052】
ユーザ入力部520はキーパッド及び駆動素子で構成され、ユーザがキーパッドを押せば該当信号を通信処理及びハンドセット制御部510の汎用入出力部を通じて通信処理及びハンドセット制御部510に伝達する。キーパッドには番号ボタン、通話ボタン及びその他メニュー選択ボタンなどが含まれる。
【0053】
画面表示部530は文字表示用LCD及び駆動素子で構成され、ユーザが押した電話番号、発信者電話番号、メモリ部540に貯蔵された電話帳情報、日付及び時間情報、そしてユーザが選択した機能に対する処理結果などを表示する。
【0054】
メモリ部540は通信処理及びハンドセット制御部510が行うプログラムや電話帳のように長期間保管が必要なデータを貯蔵するフラッシュメモリと、臨時データを貯蔵するRAMとで構成される。
【0055】
オーディオ処理部550は通信処理及びハンドセット制御部510で伝達するデジタルオーディオデータとリングバックトーン、ダイヤルトーンなどの多様なオーディオデータをアナログ信号に変換させてスピーカーを通じて出力し、マイクを通じて入力されたアナログオーディオ信号をデジタルデータに変換させて通信処理及びハンドセット制御部510に伝達する。
【0056】
ブルーツースRFトランシーバ部560は通信処理及びハンドセット制御部510のブルーツースRFトランシーバインターフェースを通じて伝えられる信号を無線でインターネットフォンステーション100に伝達し、インターネットフォンステーション100のブルーツースRFトランシーバ部240から受信された信号を通信処理及びハンドセット制御部510に伝達する。
【0057】
図6は本発明の無線ハンドセットの詳細ブロック図である。
【0058】
CPU610は32ビットリスク(RISC)プロセッサーであってDSP命令を処理しうる。通信処理及びハンドセット制御部510は128Kbyteの内部メモリ(SRAM、CACHE)611を有し、外部メモリインターフェース部612をも有しており、外部のフラッシュROM630とSRAM620と接続されうる。
【0059】
通信処理及びハンドセット制御部510には各種レジスター、インタラプト及びタイマー制御器613が存在し、32bitのGPIO部614も存在する。
【0060】
ブルーツースビット制御器615は順方向誤り訂正(FEC)、ヘッダエラー制御、CRC、エンクリプションを行って送信するデータを作り、RFトランシーバインターフェースを通じてブルーツースRFトランシーバ部640に伝達する。RFトランシーバインターフェースを通じてRFトランシーバ部640から伝えられるデータはブルーツースビット制御器615に伝えられる。
【0061】
ブルーツースの電力制御器616は送受信電力を制御して内部高速クロックを生成するためのPLLを駆動させる。
【0062】
また、DSP機能を用いてCVSD及びPCMコデック処理を行い、処理されたオーディオデータを外部のアナログ装置(A/D変換器、D/A変換器)650に伝達してマイクとスピーカーとに送る。DSP機能を用いてマイクから入力されるオーディオ信号をG.723.1オーディオデータにエンコーディングし、受信されたオーディオパケットをG.723.1形式によってデコーディングしてスピーカーに出力する。
【0063】
ユーザインターフェースのキーパッド660とLCD670とはGPIO部614に接続されて各々キー入力を行って情報を出力する。キーパッドは入力キーの状態をGPIO部614を通じて約10msec毎に検査して同じキーが3回以上押された時に正しいキーが押されたと判断する。ユーザが押したキーを表示し、電話が来た時、相手方の電話番号(またはIPアドレス、インターネットフォン番号、ユーザ名)などを表示するLCD670はGPIO部614に接続されてCPU610により制御される。
【0064】
図7は、通信処理及びハンドセット制御部のROMに搭載されるソフトウェアプロトコルスタック図面である。
【0065】
ブルーツース機能は、GAP(generic access profile)710、SDP(Service discovery profile)711、CTP(Cordless Telephony Profile)712とTCS(Telephony Control Protocol Specification)713、LMP(Link Management Protocol)714、BB(Baseband)/LM(Link manage)715により具現される。
【0066】
GAP710はブルーツース無線リンクの生成及び解除機能とパワーセーブモード(PARK)を支援し、SDP711はブルーツースネックワーク内に存在する装置が提供するサービス種類を確認して無線電話サービスだけを提供するための機能を有する。CTP712は無線電話サービスを提供するためのプロファイルとしてTCS713の運用に関する規約を満たす。
【0067】
TCS713を通じて呼設定と解除及びG.723.1オーディオパケットの送受信がなされる。TCS713を通じた呼制御メッセージは順序制御及びエラー復旧機能を担当するリンク制御プロトコルのL2CAP716を通じて伝えられ、G.723.1オーディオコデック722のパケットもL2CAP716を通じて送受信される。GPIOドライバー720はキーパッドとLCDとを制御し、PCMドライバー721はオーディオデータをG.723.1オーディオエンコーダに提供してデコーディングされたPCMデータをスピーカーに出力する。
【0068】
システム制御ソフトウェア730はブルーツースプロファイル管理、ユーザ情報及びパスワード管理とユーザが選択する機能(インターネットフォン、PSTN電話選択、短縮ダイヤル)によってシステムを管理する機能を行う。
【0069】
図8は無線ハンドセットを用いてインターネットフォンをかける呼出し信号接続過程の例を示す図面である。
【0070】
無線ハンドセットで相手のインターネットフォン番号を押せば、セットアップSETUPメッセージがインターネットフォンステーションに伝えられる(810)。インターネットフォンステーションではインターネットを通じて公知のH.323方式やSIP方式によって相手に電話接続要求メッセージを伝達し(820)、無線ハンドセットに呼進行CALL PROCメッセージを伝達して呼が進行中であることを知らせる(830)。
【0071】
インターネットフォンステーションが相手より呼出し中メッセージを受信すれば(840)、呼出しALERTメッセージを無線ハンドセットに伝達し、無線ハンドセットはリングバックトーン信号をスピーカーを通じて発する(850)。
【0072】
次いで、インターネットフォンステーションで相手より電話接続完了メッセージを受ければ(860)、接続CONNECTメッセージを無線ハンドセットに伝達し(870)、これを受信した無線ハンドセットはインターネットフォンステーションに接続応答CONNECT ACKNOWLEDGEメッセージを伝達することで通話準備がなされる(880)。次いで、符号化されたオーディオデータがインターネットフォンステーションと無線ハンドセットとの間で送受信され、相手と通話がなされる(890)。
【0073】
以上のインターネットフォンステーションと無線ハンドセット間の呼出し信号接続過程で使われるあらゆるメッセージはACLリンクを通じて伝えられる。
【0074】
通話中に他の無線ハンドセットが電話をかける場合にも同じ呼出し信号接続過程がなされる。各無線ハンドセットが既定のインターネットフォン番号により識別されるからである。
【0075】
そして、インターネットフォンステーションに圧縮オーディオ信号変換部をさらに備えた時にはハンドセットの代りにブルーツース機能が備わった携帯電話がインターネットフォンステーションと接続されうる。
【0076】
ブルーツース機能が備わった携帯電話を用いて電話をかける過程は、図8のように無線ハンドセットが電話をかける呼出し信号接続過程と同一である。このためにインターネットフォンステーションにCVSD(Continuous Variable Slope Delta)またはPCMオーディオ信号をG.723.1オーディオ信号に変換させうる圧縮オーディオ信号変換部が備えられなければならない。それにより、ブルーツース機能が備わった携帯電話で同期接続型(Synchronous Connection Oriented;SCO)リンクに伝えられるCVSDまたはPCMオーディオ信号をG.723.1オーディオ信号に変換してインターネットフォンステーションに伝達し、逆にG.723.1オーディオ信号をCVSDまたはPCMオーディオ信号に変換してブルーツース機能が備わった携帯電話に伝達する。
【0077】
図9は外部からかかってきたインターネットフォンを無線ハンドセットで受ける着信号接続過程の例を示す図面である。
【0078】
インターネットを通じて公知のH.323方式やSIP方式によってインターネットフォンステーションが電話接続要求メッセージを受信すれば(910)、接続要求された無線ハンドセットのインターネットフォン番号を含んだセットアップSETUPメッセージを無線ハンドセットに伝達する(920)。
【0079】
発信側の電話番号(Caller ID)は発信者確認サービス提供時にセットアップSETUPメッセージに含まれ、そうでない場合には含まれない。セットアップSETUPメッセージを受信した無線ハンドセットはリングトーンを発生させ、インターネットフォンステーションに呼出しALERTメッセージを伝達する(930)。
【0080】
呼出しALERTメッセージを受信したインターネットフォンステーションは相手方に呼出し中メッセージを伝達する(940)。無線ハンドセットはユーザが電話を受ければ接続CONNECTメッセージをインターネットフォンステーションに伝達し(950)、インターネットフォンステーションでは相手に電話接続完了メッセージを伝達し(960)、接続応答CONNECT ACKNOWLEDGEメッセージを無線ハンドセットに伝達することによって通話準備がなされる(970)。次いで、符号化されたオーディオデータがインターネットフォンステーションと無線ハンドセットとの間で送受信され、相手との通話がなされる(980)。
【0081】
以上のインターネットフォンステーションと無線ハンドセットとの着信号接続過程で使われるあらゆるメッセージはACLリンクを通じて伝えられる。
【0082】
通話中に他の無線ハンドセットから電話がかかってくる場合にも同じ着信号接続過程がなされる。各無線ハンドセットが既定のインターネットフォン番号によって区別されるからである。
【0083】
図10は通話を終える場合の呼解除手順を示す図面である。
【0084】
通話を進行していて無線ハンドセットで電話を切れば、ディスコネクトDISCONNECTメッセージが無線ハンドセットからインターネットフォンステーションに伝えられる(1010)。これを受信したインターネットフォンステーションはインターネットを通じて公知のH.323方式やSIP方式によって接続解除要求メッセージを相手に伝達する(1020)。次いで、インターネットフォンステーションが相手より接続解除完了メッセージを受信すれば(1030)、呼解除RELEASEメッセージを無線ハンドセットに伝達し(1040)、これを受信した無線ハンドセットは呼解除完了RELEASE COMPLETEメッセージに応答して呼が解除される(1050)。
【0085】
以上のインターネットフォンステーションと無線ハンドセット間の呼解除過程で使われるあらゆるメッセージはACLリンクを通じて伝えられる。
【0086】
他の無線ハンドセットとの通話中に電話を切る場合にも前述したような呼解除過程がなされる。
【0087】
図11Aないし図11Cは前述したACLリンクで使われるパケットのデータ構造を示す図面である。
【0088】
図11Aを参照すれば、3ビットのプロトコル識別子フィールド1110と5ビットのメッセージタイプフィールド1120とが存在し、その残りは前記プロトコル識別子フィールド1110と前記メッセージタイプフィールド1120とに対応する可変長情報フィールド1130で構成されていることが分かる。
【0089】
プロトコル識別子フィールド1110の値が“000”である場合、前記可変長情報フィールド1130にブルーツース規格で定義しているTCS呼制御(TCS Call Control)情報が載せられて伝えられるということを意味し、“001”である場合にはTCSグループ管理情報が、“010”である場合にはTCS無接続情報が載せられて伝えられるということを意味する。
【0090】
前記のような値は既にブルーツース規格で定義されているが、本発明ではこのプロトコル識別子フィールド1110に新たな値を定義して使用する。すなわち、“100”である場合に前記可変長情報フィールド1130に圧縮されたオーディオ情報を載せて伝達するようにした。すなわち、ブルーツース規格ではSCOリンクを割当てられて電話のオーディオ信号を伝達可能に規定しているが、本発明では呼設定のための制御メッセージなどが伝えられるチャンネルのACLリンクで使われるデータ構造のプロトコル識別子にオーディオパケット伝達を意味する所定の値を定め、この値によって可変長情報フィールド1130にオーディオパケットを載せて伝達する。
【0091】
図11Cはメッセージタイプフィールド値の種類を示したものである。メッセージタイプフィールド1120値が“00000”である場合は、圧縮されたオーディオデータが可変長情報フィールド1130に存在することを意味し、圧縮されたオーディオデータの種類や長さ情報は前記可変長情報フィールド1130に存在する。
【0092】
メッセージタイプフィールド値1120が“00001”である場合は流れ制御機能を使用する場合であって、相手の圧縮されたオーディオ情報を確かに受取り、かつ受信する準備ができていることを意味し、“00010”は現在バッファがいっぱいになっているか、これ以上の受信が不可能な場合を意味する。すなわち、送信側にオーディオパケットアクノリッジ(audio packet acknowledge)を送るまで送信中断を要請する時に使われる値である。
【0093】
オーディオパケットの伝送速度はG.723.1である場合に6.3kbps以下であるために前記可変長情報フィールド1130に載せて十分に伝達しうる。
【0094】
オーディオパケットを送受信する他の方法としてはトラフィック用ACLリンクを要求する呼設定メッセージを通じて新たなACLリンクを割当てられて呼設定完了後に割当てられたACLリンクを通じて行う方法もある。
【0095】
一方、前述した本発明の実施例はコンピュータで実行されうるプログラムで作成可能であり、コンピュータで読取れる記録媒体を用いて前記プログラムを動作させる汎用デジタルコンピューターで具現されうる。
【0096】
また前述した本発明の実施例で使われたデータの構造はコンピュータで読取れる記録媒体に様々な手段を通じて記録されうる。
【0097】
前記コンピュータで読取れる記録媒体はマグネチック貯蔵媒体(例えば、ROM、フロッピーディスク、ハードディスクなど)、光学的判読媒体(例えば、CD ROM、DVDなど)及びキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じた伝送)のような貯蔵媒体を含む。
【0098】
以上、本発明についてその望ましい実施例を中心に説明した。本発明が属する技術分野で当業者は本発明が本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形に具現されうることを理解しうる。したがって、開示された実施例は限定的な観点でなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は前述した説明でなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にあるあらゆる違いは本発明に含まれるものと解釈されねばならない。
【0099】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のインターネット無線電話機を使用すれば、1本のインターネット回線で最大7人が同時に無線でインターネットフォンを使用できるために、費用節減及び使用空間の制約を減らせる。
【0100】
そして、SCOリンクは最大3つのチャンネルしか使用できないが、ACLリンクは最大7つを使用でき、トラフィックも6.3kbps×7で44.1kbpsしかならないために、トラフィックが非常に小さいという長所がある。
【0101】
特に最大7人が電話をかけるだけでなく、電話を受けることもできるために、各個人が各々区別される無線ハンドセットを有しうる。したがって、他の人の通話の如何を問わず、自分の無線ハンドセットで電話をかけたり、受けたりすることができ、無線ハンドセットに電話帳のような自分だけの情報を記録して使用できる便利さがある。
【0102】
したがって、家庭、事務室、小規模事業場(SOHO)等で個人の私生活を守るのに有利でありつつも安価のインターネットフォン手段として便利に使用されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターネット無線電話機の全体ブロック図である。
【図2】本発明のインターネット無線電話機のインターネットフォンステーション構成図面である。
【図3】本発明のインターネットフォンステーションの詳細ブロック図である。
【図4A】通信処理及びシステム制御部のROMに搭載されるソフトウェアプロトコルスタック図面である。
【図4B】ブルーツースインターフェースが備わった携帯電話と通信する場合に使われる通信処理及びシステム制御部のROMに搭載されたソフトウェアプロトコルスタック図面である。
【図5】本発明のインターネット無線電話機の無線ハンドセットブロック図である。
【図6】本発明の無線ハンドセットの詳細ブロック図である。
【図7】通信処理及びハンドセット制御部のROMに搭載されるソフトウェアプロトコルスタック図面である。
【図8】無線ハンドセットを用いてインターネットフォンをかける呼出し信号接続過程の例を示す図面である。
【図9】外部からかかってきたインターネットフォンを無線ハンドセットで受ける着信号接続過程の例を示す図面である。
【図10】通話を終える場合の呼解除手続きを示す図面である。
【図11A】ACLリンクで使われるパケットのデータ構造を示す図面である。
【図11B】ACLリンクで使われるパケットのデータ構造を示す図面である。
【図11C】ACLリンクで使われるパケットのデータ構造を示す図面である。
【符号の説明】
100 インターネットフォンステーション
110 無線ハンドセット

Claims (6)

  1. ユーザのオーディオパケットをインターネットフォンプロトコルによってインターネットプロトコルデータに作り、相手より伝送されるインターネットプロトコルデータのうちオーディオパケットを抽出し、無線ハンドセットとの無線データ送受信機能を行う通信処理及びシステム制御部、前記通信処理及びシステム制御部で行われるプログラムやデータを貯蔵するメモリ部、日付及び時間情報を生成して前記通信処理及びシステム制御部に伝達し、前記通信処理及びシステム制御部の命令によって日付及び時間情報を設定するリアルタイムクロック部、前記通信処理及びシステム制御部から出力されるオーディオパケットを前記無線ハンドセットに伝達し、前記無線ハンドセットからオーディオパケットを前記通信処理及びシステム制御部に伝送するブルーツースRFトランシーバ部、インターネット網と接続して前記無線ハンドセットからのオーディオパケットをインターネットフォンプロトコルによって送信し、相手よりのインターネットフォンプロトコルデータを受信するインターネット接続部、並びにブルーツース機能が備わった携帯電話からのCVSDまたはPCMオーディオ信号をG.723.1またはG.729オーディオ信号に変換して前記通信処理及びシステム制御部に伝達する一方、当該通信処理及びシステム制御部からのG.723.1またはG.729オーディオ信号をCVSDまたはPCMオーディオ信号に変換して前記携帯電話に伝達する圧縮オーディオ信号変換部を含むインターネットフォンステーションと、
    インターネットフォンステーションと無線データ交換に必要な通信処理機能を行って各機能部を制御する通信処理及びハンドセット制御部、ユーザから命令を入力されて前記通信処理及びハンドセット制御部に伝達するユーザ入力部、前記ユーザが入力した情報及びハンドセットの状態情報を表示する画面表示部、前記通信処理及びハンドセット制御部で行われるプログラムや電話番号を貯蔵するメモリ部、前記通信処理及びハンドセット制御部で伝えられるデジタルオーディオデータをアナログ信号に変えてスピーカーに出力し、マイクからのオーディオ信号をデジタルオーディオデータに変換して前記通信処理及びハンドセット制御部に伝達するオーディオ処理部、並びに前記通信処理及びハンドセット制御部からのオーディオパケットを前記インターネットフォンステーションに送信し、前記インターネットフォンステーションからのオーディオパケットを受信して前記通信処理及びハンドセット制御部に伝送するブルーツースRFトランシーバ部を夫々含む複数のインターネットフォン用無線ハンドセットとを有しており、
    インターネットフォンステーションの通信処理及びシステム制御部は、インターネットフォンステーション及び無線ハンドセット間の呼設定、及び解除情報並びに符号化されたオーディオデータ及びユーザインターフェース情報の送受信をACLリンクを通じて行うようになっており、
    無線ハンドセットの夫々には固有のIDが与えられており、
    インターネットフォンステーション及び無線ハンドセット間でACLリンクを通じて送受信されるオーディオパケットは、プロトコル識別子フィールド、メッセージタイプフィールド及び前記プロトコル識別子フィールドと前記メッセージタイプフィールド値に対応する可変長伝送データフィールドとからなるデータ構造を有しているインターネット無線電話機。
  2. 前記通信処理及びシステム制御部は、前記インターネットフォンステーション及び前記無線ハンドセット間の呼設定、及び解除情報並びに符号化されたオーディオデータ及びユーザインターフェース情報の送受信を全てACLリンクを通じて行う請求項1に記載のインターネット無線電話機。
  3. 前記ACLリンクは、呼設定のための既定のACLリンクであるか、または新たなACLリンクである請求項2に記載のインターネット無線電話機。
  4. 前記インターネットフォンプロトコルは、国際標準規格のH.323方式またはSIP方式によってなされる請求項1に記載のインターネット無線電話機。
  5. 前記リアルタイムクロック部は、日付及び時間情報を生成し、ユーザから入力された情報によって日付及び時間情報を再設定する請求項1に記載のインターネット無線電話機。
  6. インターネットフォンステーションは、インターネット網と接続されて国際標準規格のH.323方式またはSIP方式によって伝送されるデータを受信するようになっており、無線ハンドセットの夫々は、ユーザからのオーディオパケットをG.723.1またはG.729国際標準によって圧縮してACLリンクを通じて前記インターネットフォンステーションに送信するようになっている請求項1に記載のインターネット無線電話機。
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