JP2000347867A - 携帯無線電話機およびその制御方法 - Google Patents

携帯無線電話機およびその制御方法

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JP2000347867A
JP2000347867A JP11155172A JP15517299A JP2000347867A JP 2000347867 A JP2000347867 A JP 2000347867A JP 11155172 A JP11155172 A JP 11155172A JP 15517299 A JP15517299 A JP 15517299A JP 2000347867 A JP2000347867 A JP 2000347867A
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portable radio
radio telephone
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Nobuaki Kondo
信明 近藤
Tomoaki Yoshida
智明 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯無線電話機に搭載されたマイクロプロセッ
サに依存せずにアプリケーションプログラムを共通に使
えるようにしてアプリケーションプログラムおよびデー
タの共有化を可能にした携帯無線電話機およびその制御
方法を提供する。 【解決手段】携帯無線電話機100のメモリの所定の記
憶領域に制御部21のマイクロプロセッサの機械語に依
存しない所定の言語で作成したアプリケーションプログ
ラム300を補助記憶装置200からロードし、該ロー
ドしたアプリケーションプログラム300を仮想マシン
400により解釈して制御部212より実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯無線電話機
およびその制御方法に関し、詳しくは、それぞれ異なる
マイクロプロプロセッサを搭載した携帯無線電話機にお
いて共通したアプリケーションプログラムや共通したデ
ータを扱えるようにした携帯無線電話機およびその制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯無線電話機においては、所
定の命令セット(機械語)で動作するマイクロプロセッ
サおよび該機械語で記述されたプログラムを記憶するメ
モリが搭載されており、ユーザによるキー操作等に対応
してこのマイクロプロセッサにより上記メモリに記憶さ
れたプログラムを実行することにより各種処理を行うよ
うに構成されている。
【0003】ところで、従来の携帯無線電話機において
は、搭載されるマイクロプロセッサがその機種によりそ
れぞれ異なり、それぞれ特有の命令セットで記述される
プログラムで処理するため、搭載しているマイクロプロ
セッサが違うとそのプログラムは正常に動作しない。
【0004】つまり、ある携帯電話機用に作成したプロ
グラムは、その携帯無線電話機に搭載されたマイクロプ
ロセッサに依存するため、そのプログラムを他のマイク
ロプロセッサを搭載した携帯無線電話機に流用すること
ができない。
【0005】また、ある携帯無線電話機にある機能を追
加したい場合、特定の機種用に作られたプログラムはそ
の携帯無線電話機に組み込むことはできても、異なった
マイクロプロセッサを搭載した携帯無線電話機では使え
ない。その結果、全ての携帯無線電話機に共通で使える
アプリケーションプログラムは作れないことになり、ア
プリケーションプログラムの開発効率が低下するという
問題が生じた。
【0006】また、携帯無線電話機のユーザにとって
も、新しい機能が追加された他の機種の携帯電話機に興
味を示しても、この新しい機能に対応したソフトウエア
を流用することはできないので、新しい機種に買い換え
なければならないという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の携帯無線電話機においては、そのアプリケーションプ
ログラムが各携帯無線電話機に搭載されたマイクロプロ
セッサに依存しているため、全ての携帯無線電話機に共
通で使えるアプリケーションプログラムは作れないこと
になり、アプリケーションプログラムの開発効率が低下
するという問題があった。
【0008】また、携帯無線電話機のユーザが、新しい
機能が追加された他の機種の携帯電話機に興味を示して
も、この新しい機能に対応したソフトウエアを流用する
ことはできないので、新しい機種に買い換えなければな
らないという問題もあった。
【0009】そこで、この発明は、携帯無線電話機に搭
載されたマイクロプロセッサに依存せずにアプリケーシ
ョンプログラムを共通に使えるようにしてアプリケーシ
ョンプログラムおよびデータの共有化を可能にした携帯
無線電話機およびその制御方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、所定の機械語で記述された
プログラムを記憶する記憶手段と、該記憶記憶手段に記
憶されたプログラムを読み出して所定の処理を実行する
制御部とを有する携帯無線電話機において、前記記憶手
段の所定の記憶領域に前記制御部が理解し得る機械語に
依存しない所定の言語で作成したアプリケーションプロ
グラムをロードするロード手段と、前記ロード手段によ
りロードされた前記アプリケーションプログラムを前記
制御部が理解し得る機械語に解釈して実行するインタプ
リタ手段とを具備することを特徴とする。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記携帯無線電話機に着脱自在に接続される
補助記憶装置を更に具備し、前記ロード手段は、前記ア
プリケーションプログラムを前記補助記憶装置から読み
出して、前記記憶手段の所定の記憶領域に書き込むこと
を特徴とする。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記補助記憶装置との間で予め決められた所
定の命令を送受信することで前記アプリケーションプロ
グラムに係わるデータを前記補助記憶装置から取り出し
て前記記憶装置の所定位置に格納するデータ転送手段を
更に具備することを特徴とする。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記アプリケーションプログラムは、Jav
a言語で作成したプログラムをJavaコンパイラによ
りバイトコードに変換した中間コードからなり、前記イ
ンタプリタ手段は、Java仮想マシンからなることを
特徴とする。
【0014】また、請求項5の発明は、記憶手段に記憶
された所定の機械語で記述されたプログラムを制御部に
読み出して所定の処理を実行する携帯無線電話機の制御
方法において、前記記憶手段の所定の記憶領域に前記制
御部が理解し得る機械語に依存しない所定の言語で作成
したアプリケーションプログラムをロードし、該ロード
した前記アプリケーションプログラムをインタプリタ手
段により前記制御部が理解し得る機械語に解釈して実行
することを特徴とする。
【0015】また、請求項6の発明は、前記携帯無線電
話機に着脱自在に補助記憶装置を接続し、前記補助記憶
装置から前記アプリケーションプログラムを読み出し
て、前記記憶手段の所定の記憶領域に書き込むことを特
徴とする。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、前記補助記憶装置との間で予め決められた所
定の命令を送受信することで前記アプリケーションプロ
グラムに係わるデータを前記補助記憶装置から取り出し
て前記記憶装置の所定位置に格納することを特徴とす
る。
【0017】また、請求項8の発明は、請求項5の発明
において、前記アプリケーションプログラムは、Jav
a言語で作成したプログラムをJavaコンパイラによ
りバイトコードに変換した中間コードからなり、前記イ
ンタプリタ手段は、Java仮想マシンからなることを
特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる携帯無線
電話機およびその制御方法の実施の形態を添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0019】図1は、この発明に係わる携帯無線電話機
およびその制御方法を適用して構成した携帯無線電話機
の一実施の形態を示すブロック図である。
【0020】図1において、この実施の形態の携帯無線
電話機100は、アンテナ11、送受信部12、通信制
御部13、音声処理部14、スピーカ15、マイクロホ
ン16、バス17、リードオンリィメモリ(ROM)1
8、ランダムアクセスメモリ(RAM)19、コネクタ
20、制御部21、キー入力部22、表示部23、ドラ
イバ部24、発振回路25、サウンダ26、バッテリ2
7を具備して構成される。
【0021】ここで、送受信部12、通信制御部13、
音声処理部14、リードオンリィメモリ(ROM)1
8、ランダムアクセスメモリ(RAM)19、コネクタ
20、制御部21は、バス17を介して接続される。
【0022】また、送受信部12にはアンテナ11が接
続され、音声処理部14には送受話器を構成するスピー
カ15およびマイクロホン16が接続され、制御部21
にはキー入力部22、表示部23、ドライバ24部が接
続され、ドライバ部24には発信回路25およびサウン
ダ26が接続されて構成されている。また、コネクタ2
0には補助記憶装置200が着脱自在に接続可能に構成
されている。
【0023】送受信部12は、周波数変換部およびモデ
ムをそれぞれ有する送信側回路および受信側回路から構
成される。
【0024】受信側回路の周波数変換部は、アンテナ1
1で受信した信号をアンテナスイッチを介して取り込
み、PLLシンセサイザから出力される所定周波数の局
部発振信号と混合することにより、受信したRF信号
(無線信号)をIF(中間周波数)信号に周波数変換す
る。
【0025】また、送信側回路の周波数変換部は、モデ
ムから供給されるπ/4シフトQPSKの変調波をPL
Lシンセサイザから出力される所定周波数の局部発振信
号と混合することにより、RF信号に周波数変換し、ア
ンテナ11から輻射する。
【0026】受信側回路のモデムは、周波数変換部から
のIF信号を復調し、IデータおよびQデータに分離し
てデータ列として通信制御部13へ送出する。
【0027】また、受信側回路のモデムは、通信制御部
13から供給されるデータからIデータおよびQデータ
を作成し、π/4シフトQPSKの変調をして、送信部
の周波数変調部へ送出する。
【0028】通信制御部13は、送信側処理部および受
信側処理部から構成され、送受信信号のフレーム同期お
よびスロットのデータフォーマットを行う。
【0029】すなわち、通信制御部13の受信側処理部
は、送受信部12のモデムから供給される受信データか
ら所定のタイミングで1スロット分のデータを取り出
し、このデータの中から制御データと音声データとを抽
出する。抽出された制御データは制御部21へ出力さ
れ、音声データは音声処理部14へ送出される。
【0030】また、通信制御部13の送信側処理部は、
音声処理部14から供給される音声データに制御データ
等を付加するとともに、これに所定のスクランブル処理
を施し、更にユニークワード等を付与して1スロット分
の送信データを作成し、これを所定のタイミングで送信
フレーム内の所定のスロットに挿入して送受信部12の
モデムに送出する。
【0031】音声処理部14は、スピーチコーデックお
よびPCMコーデックから構成されている。
【0032】スピーチコーデックは、ディジタルデータ
の圧縮/伸張処理を行うものであり、PCMコーデック
は、音声データのディジタル/アナログ変換および音声
信号のアナログ/ディジタル変換を行うものである。
【0033】キー入力部22は、発信先(相手先)の電
話番号を入力する通知キーやスイッチ、音声出力変える
ボリュームスイッチ等から構成され、これらキーやスイ
ッチの状態は制御部21で検出される。
【0034】制御部21は、マイクロプロセッサで構成
されており、所定のオペレーションシステム(OS)や
所定のプログラムにしたがってこの携帯無線電話機10
0の全体の動作を制御する。
【0035】ROM18およびRAM19には、制御部
21で実行されるOS、プログラムや、種々のパラメー
タが格納されている。なお、RAM18の記憶は、バッ
テリ27からの電源により保持されている。
【0036】ところで、この実施の形態の携帯無線電話
機100においては、ROM18およびRAM19によ
り後の詳述する仮想マシンが形成されている。ここで、
この仮想マシンは、制御部21を構成するマイクロプロ
セッサの機械語に依存しない仮想マシンの機械語形式の
プログラム、例えば、Java言語で記載されたソース
プログラムをJavaコンパイラでコンパイルしたもの
を解釈し、制御部21を構成するマイクロプロセッサで
動作できるようにするプログラムであるJava仮想マ
シンから構成されている。
【0037】また、表示部23は、この携帯無線電話機
100の動作モードや電話番号、通話時間等の各種デー
タを表示する液晶表示器やスイッチのオン/オフを示す
LEDから構成されており、制御部21の制御下におい
て、各種データを表示する。
【0038】発振回路25は、サウンダ26を鳴動させ
るための発振信号を生成し、これをドライバ部24に供
給する。ドライバ部24には、制御部21による制御に
したがいRAM19に格納されているリンガ情報に応じ
て上記発振信号を制御し、サウンダ26を鳴動させる。
【0039】バッテリ27は、再充電可能な二次電池か
ら構成され、この携帯無線電話機100の各部を駆動す
る電源を供給する。
【0040】コネクタ20は、補助記憶装置200を着
脱可能に接続するためのインタフェースを構成する。こ
こで、補助記憶装置200は、ICカードやスマートカ
ードに代表される携帯可能な記憶装置から構成される。
【0041】図2は、この発明に係わる携帯無線電話機
およびその制御方法を原理的に示す図である。
【0042】図2において、携帯無線電話機100−1
および携帯無線電話機100−2は図1に示した携帯無
線電話機100と同一の構成を採るが、携帯無線電話機
100−1と携帯無線電話機100−2とではその図1
に示した制御部21に含まれるマイクロプロセッサ(M
PU)が異なる。
【0043】すなわち、携帯無線電話機100−1の制
御部21には、マイクロプロセッサ(MPU)21−1
が含まれ、携帯無線電話機100−2の制御部21に
は、マイクロプロセッサ(MPU)21−1とは異なる
マイクロプロセッサ(MPU)21−2が含まれてい
る。
【0044】また、記憶装置18−1および記憶装置1
8−2は、それぞれ図1に示したROM18およびRA
M19に対応する。
【0045】プログラム300は、仮想マシン用の機械
語形式のプログラムで、記憶装置18−1および記憶装
置18−2に格納された共通のプログラムを処理するこ
とのできる仮想マシンで動作するプログラムであり、例
えば、Java言語で作成したプログラムをJavaコ
ンパイラによりバイトコードに変換した中間コードから
構成されている。
【0046】すなわち、携帯無線電話機100−1の制
御部21に含まれるマイクロプロセッサ(MPU)21
−1と携帯無線電話機100−2の制御部21に含まれ
るマイクロプロセッサ(MPU)21−2とでは、処理
できるプログラムの機械語が異なるが、携帯無線電話機
100−1の記憶装置18−1および携帯無線電話機1
00−2の記憶装置18−2にそれぞれ共通のプログラ
ムを処理することのできる仮想マシンを格納すること
で、プログラム300をこの仮想マシンによって解釈す
ることで、このプログラム300を携帯無線電話機10
0−1の制御部21に含まれるマイクロプロセッサ(M
PU)21−1および携帯無線電話機100−2の制御
部21に含まれるマイクロプロセッサ(MPU)21−
2で処理できるようになる。
【0047】プログラム300を携帯無線電話機100
−1または携帯無線電話機100−2が実際に実行する
場合は、このプログラム300を携帯無線電話機100
−1の記憶装置18−1または携帯無線電話機100−
2の記憶装置18−2に記録し、この記録したプログラ
ム300を記録装置18−1または記録装置18−2に
格納された仮想マシンによって読み込むことで実行され
る。
【0048】図3は、この発明に係わる携帯無線電話機
およびその制御方法の処理を示す図である。
【0049】図3において、プログラム300は、図2
に示したように、複数の携帯無線電話機100−1また
は携帯無線電話機100−2で共通に実行されるもの
で、図2に示した携帯無線電話機100−1の記憶装置
18−1または携帯無線電話機100−2の記憶装置1
8−2に記憶される。
【0050】また、仮想マシン400は、図2に示した
携帯無線電話機100−1の記憶装置18−1または携
帯無線電話機100−2の記憶装置18−2に格納され
るもので、携帯無線電話機100−1の制御部21に含
まれるマイクロプロセッサ(MPU)21−1と携帯無
線電話機100−2の制御部21に含まれるマイクロプ
ロセッサ(MPU)21−2とが異なる場合でも共通の
命令セット(機械語形式のプログラム)で記述されたプ
ログラムを処理できるようにするためのプログラムから
構成される。
【0051】また、制御部(MPU)21は、図2に示
したマイクロプロセッサ(MPU)21−1またはマイ
クロプロセッサ(MPU)21−2に対応する。
【0052】このような構成において、携帯無線電話機
100−1の記憶装置18−1または携帯無線電話機1
00−2の記憶装置18−2に記憶されるプログラム3
00は、まず、携帯無線電話機100−1の記憶装置1
8−1または携帯無線電話機100−2の記憶装置18
−2に格納される仮想マシン400によって読み込ま
れ、携帯無線電話機100−1または携帯無線電話機1
00−2に搭載されたマイクロプロセッサ(MPU)2
10によって処理できるように変換される。
【0053】これによって、プログラム300は、携帯
無線電話機100−1または携帯無線電話機100−2
に搭載されたマイクロプロセッサ(MPU)210によ
って実行することが可能になる。
【0054】例えば、携帯無線電話機100−1または
携帯無線電話機100−2に搭載された仮想マシン40
0が、Java仮想マシンであり、プログラム300が
Javaプログラムの電話帳アプリケーションであると
すると、このJavaプログラムの電話帳アプリケーシ
ョンであるプログラム300は、携帯無線電話機100
−1または携帯無線電話機100−2に搭載された仮想
マシン400で解釈することができ、このJavaプロ
グラムの電話帳アプリケーションであるプログラム30
0を、携帯無線電話機100−1または携帯無線電話機
100−2のいずれの携帯無線電話機においても実行可
能になる。
【0055】したがって、このような構成によると、あ
るマイクロプロセッサ(MPU)を搭載した古い携帯無
線電話機を他のマイクロプロセッサ(MPU)を搭載し
た新しい携帯無線電話機に代えた場合でも、古い携帯無
線電話機で使い慣れた電話帳アプリケーションを新しい
携帯無線電話機でも同様に使用することが可能になる。
【0056】また、電話帳アプリケーションが異なると
電話帳アプリケーションで使うデータファイルのフォー
マットの互換性がないことがあるが、電話帳アプリケー
ションプログラム自体が同一であればデータファイルの
フォーマットも互換性があり、新しい携帯無線電話機の
データも同様に使用することができる。
【0057】なお、図1に示した補助記憶装置200を
コネクタ20を介して携帯無線電話機100に取り付け
ることにより、プログラムやデータの交換がこの補助記
憶装置200を用いて行うことができる。
【0058】このようにこの実施の形態の携帯無線電話
機100によれば移動通信網と接続され、該移動通信網
を介して通信を行なう携帯無線電話機100に所定の命
令セットで記憶されたプログラムコードを解釈実行する
仮想マシン400を搭載し、所定の命令セットで記憶さ
れたプログラムコードを携帯無線電話機100の記憶装
置の所定の位置にロードし、該ロードしたプログラムコ
ードを仮想マシン400を用いて解釈することで、搭載
マイクロプロセッサ210に依存しない処理を実行する
ことが可能になる。
【0059】これにより、 1)携帯無線電話機のマイクロプロセッサがどのような
機械語に対応していても、共通のプログラムを利用する
ことができるため、プログラムの開発コストを削減でき
る 2)また、携帯無線電話機にプログラムの追加が容易に
なることにより携帯無線電話機の機能向上を容易に行う
ことができる 3)また、携帯無線電話機の機種毎にプログラムを管理
する必要がなくなるので、プログラムのバージョン管理
の面でコストを削減できる 4)携帯無線電話機の機種を変更しても同じプログラム
やデータが使える等の効果が期待できる。
【0060】図4は、この発明に係わる携帯無線電話機
およびその制御方法を適用して構成した携帯無線電話機
の他の実施の形態を示すブロック図である。
【0061】図4に示す構成においては、ICカードや
PCカードなどの携帯記憶媒体または記憶装置および無
線回線経由でサーバコンピュータにあるプログラムやデ
ータを取得し、携帯無線電話機に機能追加を行うことが
できるように構成されている。
【0062】すなわち、図4において、携帯無線電話機
100は、ICカード/PCカード200−1を装着可
能に構成されているとともに、無線回線500を介して
サーバコンピュータ600に接続できるように構成され
ている。
【0063】ここで、例えば、サーバコンピュータ60
0から読み込んだ機能追加のためのプログラム300や
データをICカード/PCカード200−1に書き込
み、このICカード/PCカード200−1を携帯無線
電話機100に装着すれば、この携帯無線電話機100
はサーバコンピュータにあるプログラム300やデータ
をICカード/PCカード200−1を介して取得し、
これによりこの携帯無線電話機100の機能を追加する
ことができる。
【0064】また、この携帯無線電話機100を無線回
線500を介してサーバコンピュータ600に接続すれ
ば、この携帯無線電話機100はサーバコンピュータに
あるプログラム300やデータを無線回線500を介し
て取得し、これによりこの携帯無線電話機100の機能
を追加することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
記憶手段に記憶された所定の機械語で記述されたプログ
ラムを制御部に読み出して所定の処理を実行する携帯無
線電話機において、記憶手段の所定の記憶領域に制御部
の機械語に依存しない所定の言語で作成したアプリケー
ションプログラムをロードし、該ロードしたアプリケー
ションプログラムをインタプリタ手段により解釈して実
行するように構成したので、携帯無線電話機に搭載され
たマイクロプロセッサに依存せずにアプリケーションプ
ログラムを共通に使えるようにすることができ、アプリ
ケーションプログラムおよびデータの共有化が可能にな
り、プログラム開発コストの削減、プログラムのバージ
ョン管理面でのコストの削減が可能になるとともに、携
帯無線電話機に対する新たなプログラムを容易に組み込
むことが可能になり、また、機種変更に際しても同じプ
ログラムやデータを使用することが可能になるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる携帯無線電話機の一実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】この発明に係わる携帯無線電話機およびその制
御方法を原理的に示す図である。
【図3】この発明に係わる携帯無線電話機およびその制
御方法の処理を示す図である。
【図4】この発明に係わる携帯無線電話機の他の実施の
形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 アンテナ 12 送受信部 13 通信制御部 14 音声処理部 15 スピーカ 16 マイクロホン 17 バス 18 リードオンリィメモリ(ROM) 18−1 記憶装置 18−2 記憶装置 19 ランダムアクセスメモリ(RAM) 20 コネクタ 21 制御部 21−1 マイクロプロセッサ(MPU) 21−2 マイクロプロセッサ(MPU) 22 キー入力部 23 表示部 24 ドライバ 25 発信回路 26 サウンダ 27 バッテリ 100 携帯無線電話機 200 補助記憶装置 200−1 ICカード/PCカード 300 プログラム 400 仮想マシン 500 無線回線 600 サーバコンピュータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機械語で記述されたプログラムを
    記憶する記憶手段と、該記憶記憶手段に記憶されたプロ
    グラムを読み出して所定の処理を実行する制御部とを有
    する携帯無線電話機において、 前記記憶手段の所定の記憶領域に前記制御部が理解し得
    る機械語に依存しない所定の言語で作成したアプリケー
    ションプログラムをロードするロード手段と、 前記ロード手段によりロードされた前記アプリケーショ
    ンプログラムを前記制御部が理解し得る機械語に解釈し
    て実行するインタプリタ手段とを具備することを特徴と
    する携帯無線電話機。
  2. 【請求項2】 前記携帯無線電話機に着脱自在に接続さ
    れる補助記憶装置を更に具備し、 前記ロード手段は、 前記アプリケーションプログラムを前記補助記憶装置か
    ら読み出して、前記記憶手段の所定の記憶領域に書き込
    むことを特徴とする請求項1記載の携帯無線電話機。
  3. 【請求項3】 前記補助記憶装置との間で予め決められ
    た所定の命令を送受信することで前記アプリケーション
    プログラムに係わるデータを前記補助記憶装置から取り
    出して前記記憶装置の所定位置に格納するデータ転送手
    段を更に具備することを特徴とする請求項2記載の携帯
    無線電話機。
  4. 【請求項4】 前記アプリケーションプログラムは、J
    ava言語で作成したプログラムをJavaコンパイラ
    によりバイトコードに変換した中間コードからなり、前
    記インタプリタ手段は、Java仮想マシンからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯無線電話機。
  5. 【請求項5】 記憶手段に記憶された所定の機械語で記
    述されたプログラムを制御部に読み出して所定の処理を
    実行する携帯無線電話機の制御方法において、 前記記憶手段の所定の記憶領域に前記制御部が理解し得
    る機械語に依存しない所定の言語で作成したアプリケー
    ションプログラムをロードし、 該ロードした前記アプリケーションプログラムをインタ
    プリタ手段によりを前記制御部が理解し得る機械語に解
    釈して実行することを特徴とする携帯無線電話機の制御
    方法。
  6. 【請求項6】 前記携帯無線電話機に着脱自在に補助記
    憶装置を接続し、 前記補助記憶装置から前記アプリケーションプログラム
    を読み出して、前記記憶手段の所定の記憶領域に書き込
    むことを特徴とする請求項1記載の携帯無線電話機の制
    御方法。
  7. 【請求項7】 前記補助記憶装置との間で予め決められ
    た所定の命令を送受信することで前記アプリケーション
    プログラムに係わるデータを前記補助記憶装置から取り
    出して前記記憶装置の所定位置に格納することを特徴と
    する請求項6記載の携帯無線電話機の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記アプリケーションプログラムは、J
    ava言語で作成したプログラムをJavaコンパイラ
    によりバイトコードに変換した中間コードからなり、前
    記インタプリタ手段は、Java仮想マシンからなるこ
    とを特徴とする請求項5記載の携帯無線電話機の制御方
    法。
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