JP2003102066A - 携帯端末器のパケット通信規制システム及びパケット通信規制方法 - Google Patents
携帯端末器のパケット通信規制システム及びパケット通信規制方法Info
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- JP2003102066A JP2003102066A JP2001293530A JP2001293530A JP2003102066A JP 2003102066 A JP2003102066 A JP 2003102066A JP 2001293530 A JP2001293530 A JP 2001293530A JP 2001293530 A JP2001293530 A JP 2001293530A JP 2003102066 A JP2003102066 A JP 2003102066A
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Abstract
信料に基づいて、ユーザーの判断によりパケット通信を
規制できるシステムを提供する。 【解決手段】 携帯端末器内に常駐するJAVA(登録
商標)アプリケーションは、本携帯端末器のパケット通
信を監視し、本携帯端末器において使用されるパケット
通信料を算出し、この通信料と、予めユーザーが設定し
たパケット通信料限度額とを比較する。通信料が限度額
を超えている場合には、JAVAアプリケーションはパ
ケット通信の受信を規制する。具体的には、携帯端末器
の通信モジュールから移動機基地局に対しパケット通信
のビジー制御を行うことにより、パケット通信の規制を
行う。
Description
な携帯端末器におけるパケット通信の受信を規制するシ
ステムに関する。より詳細には、本発明は、パケット通
信料が所定の通信料を超過した場合には、ユーザーの判
断により、パケット通信の受信を規制できることを可能
にするシステムに関する。
普及にはめざましいものがある。1990年代前半のデ
ィジタル移動通信は、回線交換式方式の主に音声による
通信が主流であった。しかし、1990年代中盤頃か
ら、インターネットが普及し始め、ビジネスユースやパ
ーソナルユースでもデータ通信が採用されるようになっ
てきた。同様に、移動通信においてもデータ通信が利用
されるようになり、例えば、ビジネスユーザーがオフィ
ス外から携帯電話とパソコンを使用してオフィス内のサ
ーバにアクセスし、データを読み込んだり、電子メール
の送受信を行ったりすることが多くなってきた。この場
合のデータ通信には回線交換方式の通信が利用されてき
た。
比例する。回線交換方式によるデータ通信において、実
際にデータを送受信している時間と、データを送受信せ
ず回線をただ保留状態にしている時間とを比較すると、
前者の時間が非常に短いため、ユーザにとっては、実際
の通信の量に比べて、通信料が高くなるというデメリッ
トが生じていた。
トの通信特性であるデータ通信の一つであるパケット通
信が移動通信に適用されることになった。すなわち、パ
ケット通信を移動通信に適用することにより、回線交換
方式のように接続時間に比例する料金方式ではなく、実
際に受信したデータ量に従った通信課金を行うことがで
きるようになった。
り、従来の回線交換方式では1ユーザーに割り当てられ
ていた回線を複数のユーザーで共用することが可能にな
るため、ユーザー1人あたりの単位時間の使用料金を低
くできるようになった。
してインターネットに接続し、サイトなどを開いた場合
や、メールの送受信を行った場合には、携帯端末器の画
面に表示されている文字数以上のデータがやり取りされ
ている。従って、実際の画面上の文字数から計算される
パケット数と実際のパケット数とは異なる場合があり得
る。
ンロードしたり、画像を取りこんだりする場合には、こ
れらを表すデータ量に相当するパケット数はかなりの数
となり、パケット通信量はそれだけ高くなる。
状況の悪化により、データが正しく受信されない場合で
あっても、パケット通信料がかかる場合がある。
て、一般的に、ユーザーは、データを受信する際に、ど
の程度のパケット通信料がかかるのか明白に把握するこ
とはできず、予定以上の多額のパケット通信料を支払わ
なければならないことがあり得る。
告知されていたとしても、実際のデータ受信の際には、
ユーザーがパケット通信料を意識してデータ受信を行う
ことは極めて少ないので、ユーザーが予め予定していた
パケット通信料を超えて、データ受信が行われてしまう
ことも多々あった。
パケット通信を受信する際に、ユーザーが予定していた
パケット通信料を超過しないようにパケット通信量の規
制を行えるようなシステムが望まれていた。
ものであり、パケット通信を受信する際に、ユーザーが
予め予定したパケット通信料を超過しないようにパケッ
ト通信量を規制することができるパケット通信規制シス
テム及びパケット通信規制方法を提供することを目的と
する。
め、本発明は、パケット情報を受信可能な第1の端末器
と、パケット情報を提供する第2の端末器と、前記第1
の端末器と前記第2の端末器との間におけるパケット送
受信を中継する移動機基地局と、からなり、前記第1の
端末器は、前記第2の端末器から前記移動機基地局を介
して前記第1の端末器に送られてくるパケット通信を監
視し、パケット通信料を算出し、このパケット通信料
と、前記第1の端末器のユーザーにより予め設定された
パケット通信料限界額とを比較し、前記パケット通信料
が前記パケット通信料限度額を超えている場合には、前
記パケット通信を規制するものであるパケット通信規制
システムを提供する。
対して、パケット通信のビジー制御を行うことにより、
前記パケット通信を規制するものとして構成することが
できる。
前記第2の端末器との間でパケット通信データを送受信
するとともに、このデータ通信中のビジー制御を行う通
信モジュール手段と、前記第1の端末器のパケット通信
状態を監視するJAVAアプリケーション手段と、を備
えており、前記JAVAアプリケーション手段が、前記
第2の端末器と前記第1の端末器との間のパケット通信
を監視し、前記パケット通信料と前記パケット通信料限
界額とを比較し、前記パケット通信料が前記パケット通
信料限度額を超えている場合には、前記パケット通信を
規制するものとして構成することができる。
ォームとなるオペレーティングシステム(OS)手段と、
前記JAVAアプリケーション手段の動作を管理するJ
AVA管理モジュール手段と、前記JAVA管理モジュ
ール手段により制御されるJAVA仮想マシンと、備え
ているものとして構成することも可能である。
が前記パケット通信料限度額を超えている場合に、前記
ユーザーに対して、パケット受信の継続または中止の問
合せを行うものとして構成することができる。
が前記パケット通信料限度額を超えている場合であっ
て、前記ユーザーがパケット受信の継続を選択したとき
には、パケット通信アクセスフラグをON状態にし、以
後、前記ユーザーに対して、パケット受信の継続または
中止の問合せは行わないものとして構成することができ
る。
が前記パケット通信料限度額を超えている場合であっ
て、前記ユーザーがパケット受信の中止を選択したとき
には、パケット通信アクセスフラグをOFF状態にし、
前記移動機基地局に対して通信ビジー制御要求を発する
ことにより、パケット通信を待機状態にし、パケット通
信を一時停止させるものとして構成することができる。
が前記パケット通信料限度額を超えている場合であっ
て、前記ユーザーがパケット受信の中止を選択したとき
には、パケット通信アクセスフラグをOFF状態にし、
前記JAVAアプリケーションが前記通信モジュールに
対してパケット通信擬似ビジー制御要求を発し、これに
応じて、前記通信モジュールが前記移動機基地局に対し
て通信ビジー制御要求を発することにより、パケット通
信を待機状態にし、パケット通信を一時停止させるもの
として構成することができる。
第1の端末器は、前記ユーザーに対して、パケット受信
の続行または中断の問い合わせを行うものとして構成す
ることができる。
した場合には、前記JAVAアプリケーションが前記通
信モジュールに対して擬似ビジー制御解除を要求し、こ
れに応じて、前記通信モジュールが前記移動機基地局に
対してビジー制御解除を要求し、通信パケット受信処理
が再開されるものとして構成することができる。
した場合には、前記JAVAアプリケーションが前記通
信モジュールに対してパケット通信の終了要求を発し、
これに応じて、前記通信モジュールが前記移動機基地局
に対してパケット通信終了要求を発することにより、通
信パケット受信処理が終了するものとして構成すること
ができる。
おいては、JAVAアプリケーション手段が、移動機基
地局を介して行われる第1の端末器と第2の端末器との
間のパケット通信を監視し、パケット通信料と第1の端
末器のユーザーにより予め設定されたパケット通信料限
度額とを比較し、この判断に基づいて、パケット通信を
規制するようになっている。
たパケット通信料件度額の値を超過する場合には、JA
VAアプリケーションがユーザに対して、パケット受信
を続行するか、中断するかの問い合わせを行うことがで
きる。
信料限度額との比較を行ったときに、実際のパケット通
信料がパケット通信料限度額を超過しているが、パケッ
ト通信アクセスフラグがON状態の場合には、パケット
通信が最後まで通信されるようになっている。
通信料限度額との比較を行ったときに、実際のパケット
通信料がパケット通信料限度額を超過しており、パケッ
ト通信アクセスフラグがOFF状態の場合には、JAV
Aアプリケーションから通信モジュールに対して擬似ビ
ジー制御が発せられ、これに応じて、通信モジュールか
ら移動機基地局に対してビジー制御が発せられ、パケッ
ト通信が一時停止されるようになっている。この場合、
JAVAアプリケーションのユーザーへの問い合わせに
より、ユーザーが通信を要求した場合には、ビジー制御
が解除され、パケット通信を最後まで行うこともできる
ようになっている。ユーザーがパケット通信の中断を要
求した場合には、パケット通信は終了する。
有し、パケット情報を受信可能な第1の端末器と、パケ
ット情報を提供する第2の端末器と、前記第1の端末器
と前記第2の端末器との間におけるパケット送受信を中
継する移動機基地局と、からなるパケット通信規制シス
テムであって、前記第1の端末器は、新しいパケット情
報を受信する際に、他の通信セッションにおいて他のパ
ケット情報を現在受信中であるか否かを判断し、前記他
の通信セッションにおいて他のパケット情報を受信中で
ある場合には、前記新しいパケット情報と現在通信中の
パケット情報との優先度を判断し、前記新パケット情報
の優先度が前記通信中のパケット情報よりも高い場合に
は、前記通信中のパケット情報の通信路に擬似ビジー制
御要求を発し、前記通信中のパケット情報の通信を一時
停止状態にすることにより、前記新しいパケット情報の
受信処理を行うものであるパケット通信規制システムを
提供する。
能な第1の端末器と、パケット情報を提供する第2の端
末器と、前記第1の端末器と前記第2の端末器との間に
おけるパケット送受信を中継する移動機基地局と、から
なるパケット通信システムにおいて、前記第1の端末器
と前記第2の端末器との間のパケット通信を規制するパ
ケット通信規制方法であって、前記第1の端末器が、パ
ケットデータを受信したときに、現在までのパケット通
信料の値と、ユーザーが予め設定したパケット通信料限
度額の値とを比較し、前記パケット通信料が前記パケッ
ト通信料限度額を既に超過しているか否かを判断する第
1の過程と、前記パケット通信料の値が前記パケット通
信料限度額の値を超過していない場合には、パケットデ
ータの受信を開始する第2の過程と、必要に応じて、前
記第1の過程を繰り返す第3の過程と、を備えることを
特徴とするパケット通信規制方法を提供する。
パケット通信料の値が前記パケット通信料限度額の値を
既に超過している場合には、ユーザーに対して、パケッ
ト通信を開始するかどうかの問い合わせを行う第4の過
程をさらに備えることが好ましい。
ユーザーが前記パケット通信の開始を選択した場合に
は、パケット通信アクセスフラグをONに設定し、前記
パケット通信料が前記パケット通信料限度額を超過して
いるにもかかわらず、前記ユーザーによる判断に従っ
て、パケット通信が続行されていることを示す第5の過
程をさらに備えることが好ましい。
記パケット通信料が前記パケット通信料限度額を超過し
ていると判断された場合に、パケット通信アクセスフラ
グがON状態であるか否かを判定する第6の過程と、前
記パケット通信アクセスフラグがOFF状態である場合
に、前記移動機基地局を介しての前記パケット情報送信
端末からのパケットデータ送信を一時的に停止させる疑
似ビジー制御を行う第7の過程と、をさらに備えること
が好ましい。
前記ユーザーに対して、パケット通信を続行するか否か
の問い合わせを行う第8の過程を備えることが好まし
い。
ユーザーがパケット通信の続行を選択した場合に、パケ
ット通信アクセスフラグをONにする過程と、前記擬似
ビジー制御を解除し、前記パケット通信を再開する過程
と、を備えることが好ましい。
前記第2の端末器との間でパケット通信データを送受信
するとともに、このデータ通信中のビジー制御を行う通
信モジュール手段と、前記第1の端末器のパケット通信
状態を監視するJAVAアプリケーション手段と、を備
えているものとして構成することができ、この場合、前
記第7の過程は、前記JAVAアプリケーションが、前
記パケット通信料が前記パケット通信料限度額を超過し
ていることを検出したときに、前記JAVAアプリケー
ションが通信モジュール5に対して擬似ビジー制御要求
を送信する過程と、前記疑似ビジー制御要求に応答し
て、前記通信モジュールが前記移動機基地局に対してビ
ジー制御要求を送信する過程と、前記移動機基地局が、
前記ビジー制御要求に応答して、パケット送信状態から
パケット送信待機状態に遷移し、前記第1の端末器に対
するパケットデータの送信を一時停止する過程と、を備
えることが好ましい。
信待機状態に遷移したことに応答して、前記通信モジュ
ールはパケット受信待機状態に遷移し、パケット受信を
一時停止する過程を備えることが好ましい。
AVAアプリケーションに擬似ビジー制御確認応答を送
信する過程と、前記擬似ビジー制御確認応答を受信した
後、前記JAVAアプリケーションが、パケット受信の
一時停止を検知し、前記ユーザーにパケット通信を続行
するか否かの問い合わせを行う過程と、前記JAVAア
プリケーションが前記ユーザーによるパケット通信の続
行を検知した場合には、前記通信モジュールに対して、
擬似ビジー制御解除要求を送信する過程と、前記通信モ
ジュールが、前記移動機基地局に対して、ビジー制御解
除要求を送信する過程と、をさらに備えることが好まし
い。
AVAアプリケーションに擬似ビジー制御確認応答を送
信する過程と、前記擬似ビジー制御確認応答を受信した
後、前記JAVAアプリケーションが、パケット受信の
一時停止を検知し、前記ユーザーにパケット通信を続行
するか否かの問い合わせを行う過程と、前記JAVAア
プリケーションが前記ユーザーによるパケット通信の中
段を検知した場合には、前記通信モジュールに対して、
パケット通信終了要求を送信する過程と、前記通信モジ
ュールが、前記移動機基地局に対して、パケット通信終
了要求を送信する過程と、をさらに備えることが好まし
い。
かつ、パケット情報を受信可能な第1の端末器と、パケ
ット情報を提供する第2の端末器と、前記第1の端末器
と前記第2の端末器との間におけるパケット送受信を中
継する移動機基地局と、からなるパケット通信システム
において、前記第1の端末器と前記第2の端末器との間
のパケット通信を規制するパケット通信規制方法であっ
て、前記第1の端末器が、パケット情報を受信する前
に、他の通信セッションにおいてパケット受信処理が行
われているか否かを判断する第1の過程と、他の通信セ
ッションにおいてパケット受信処理が行われている場合
に、通信要求されている通信セッションの優先度が通信
中の通信セッションの優先度よりも高いか否かを判定す
る第2の過程と、現在要求されている通信セッションの
優先度が通信中の通信セッションの優先度よりも高い場
合に、現在通信中の通信セッションの通信路に擬似ビジ
ー制御を実行し、この通信を一時停止状態にする第3の
過程と、通信要求されている通信セッションにおいてパ
ケット通信を開始する第4の過程と、を備えるパケット
通信規制方法を提供する。
要求されている通信セッションの優先度が通信中の通信
セッションの優先度よりも低い場合に、前記第1の端末
器がパケット通信待機状態に遷移する過程と、現在通信
が要求されている通信セッションがパケット待機状態か
ら通信可能状態になったときに、前記第1の過程を繰り
返して実行する過程と、を備えることが好ましい。
て図面を参照しながら説明する。
制システムの全体的な利用イメージを表す概略図であ
る。
ット通信規制システムは、パケット情報を受信する端末
器であるパケット情報受信端末1と、パケット情報受信
端末1にパケット情報を送信する端末器であるパケット
情報送信端末3と、パケット情報受信端末1とパケット
情報送信端末3との間のパケット通信を中継する移動機
基地局2と、からなっている。
求した情報を別の端末から受信する端末器である。パケ
ット情報送信端末3は、パケット情報受信端末1から移
動機基地局2を介して送信されてくる情報送信要求に応
答して、要求に応じたデータをパケット情報受信端末1
に送信する端末器である。すなわち、パケット情報送信
端末3はいわゆるサーバとしての機能を果たす端末器で
ある。移動機基地局2は、パケット情報受信端末1とパ
ケット情報送信端末3との間におけるデータの送受信を
中継する。
受信端末1が情報送信要求を移動機基地局2の中継によ
りパケット情報送信端末3に送信し、この要求に応答し
て、パケット情報送信端末3が、要求されたパケット情
報を移動機基地局2の中継によりパケット情報受信端末
1に送信している。
モリ(図示せず)に格納しているソフトウェアの構成図
である。
ェアは、オペレーティングシステム(OS)4と、通信
モジュール5と、JAVA管理モジュール6と、JAV
AVM(JAVA Virtual Machine:
JAVA仮想マシン)7およびJAVAアプリケーショ
ン8と、からなる。
して開発されたインタープリンタ型のオブジェクト指向
言語であり、マルチプラットフォーム性、すなわちプラ
ットフォームに依存しないという特性を有しており、移
動可能なプログラムの実現に優れたものである。JAV
A言語は、特に、一度書いたアプリケーションがどこで
も実行可能になるという性質を有しているため、モバイ
ル環境において多用される傾向にある。
プログラムの実行を制御するソフトウェアであって、資
源割振り、スケジューリング、入出力制御、データ管理
などのサービスを提供するものであり、プラットフォー
ムを意味する。本実施形態において、オペレーティング
システム4は、後述するJAVA言語によるアプリケー
ションを制御するものであるが、上述したように、JA
VAがプラットフォームに依存しないという利点を有す
るものであることから、その種類は特に限定されない。
JAVA言語によるアプリケーションを制御することが
できるものであれば、いかなるオペレーティングシステ
ムを採用してもよい。
末1においてパケット通信データを送受信するためのモ
ジュールである。また、通信モジュール5は、後に説明
する端末間の通信のビジー制御を管理するモジュールと
しても機能する。
AVA VM7の動作等の制御を管理するためのモジュ
ールである。このJAVA管理モジュール6が、パケッ
ト情報受信端末1上におけるJAVAアプリケーション
8の動作(後述)を制御する。
JAVAアプレットと呼ばれるプログラムを利用するた
めに、JAVAアプレットをJAVAコンパイラし(す
なわち、実効形式に変換し)、JAVAインタープリン
タを行う(すなわち、解釈と実効を行う)ものである。
すなわち、JAVA VM7は、インタープリンタと実
効時システム環境との組み合わせを意味し、このJAV
A VM7を端末に組み込むことにより、普通のブラウ
ザをプログラム言語処理可能なコンピュータに変換する
ことを可能にするものである。
いが、本実施形態においては、パケット情報受信端末1
を使用する限りにおいて必要な機能のみを有しているも
のとする。なぜならば、例えば、現在パーソナルコンピ
ュータに含まれているJAVA VMをそのままパケッ
ト情報受信端末1に格納すると、JAVA VMを実装
するメモリの容量が不足することが多いからである。
ョン8は、パケット情報受信端末1に常駐する常駐型ア
プリケーションであり、パケット情報受信端末1の通信
を監視する機能を有するモジュールである。
ト情報を受信する際の動作を表すフローチャートであ
る。以下、図3を参照して、パケット情報受信端末1の
動作を説明する。
報送信端末2からパケット情報受信端末1に送信されて
くると、パケット情報受信端末1においてパケット通信
初期判定が行われる(ステップS301)。すなわち、
ユーザーがパケット情報受信端末1に予め設定したパケ
ット通信料の値と、現在までのパケット通信料の値とが
比較され、パケット通信料が予め設定されたパケット通
信料を既に超過しているか否かが判断される。このパケ
ット通信初期判定(ステップS301)は、ユーザーが
許容可能な通信料として設定したパケット通信料を超え
て、パケット通信が行われる可能性があることを防ぐた
めに実行される。
ているパケット通信料の値を超過していない場合には
(ステップS301のNO)、パケット通信要求が開始
される(ステップS304)。
ている通信料の値を既に超過している場合には(ステッ
プS301のYES)、ユーザーに対して、パケット通
信を開始するかどうかの問い合わせが行われる(ステッ
プS302)。
開始を拒否した場合には(ステップS302のNO)、
パケット受信処理を終了する。
には(ステップS302のYES)、パケット情報受信
端末1はパケット通信を行う状態に設定される。すなわ
ち、パケット通信アクセスフラグがONにされる(ステ
ップS303)。
スフラグは、パケット通信料が設定値を超過しているに
もかかわらず、ユーザーによる判断に従って、パケット
通信が続行されているという意味を有するものである。
従って、パケット通信アクセスフラグがONになってい
る場合には、それ以降において、ユーザーに対して、上
述の問合せ、すなわち、パケット通信料が設定値を既に
超えているがパケット情報を受信するかどうかといった
問合せは行われない。
ているパケット通信料の値を超過していない場合(ステ
ップS301のNO)またはパケット通信アクセスフラ
グをONにした場合(ステップS303)には、パケッ
ト通信要求が開始される(ステップS304)。
ト情報受信端末1はパケット通信アクセスフラグがON
された状態とOFFのままの状態の2つのパターンを有
する可能性がある。パケット通信アクセスフラグがOF
Fの状態とは、ステップS303においてユーザーによ
り通信許諾を得たが、ステップS304以降の処理にお
いて、パケット通信の続行についての問合せを必要とす
る場合であり、一方、パケット通信アクセスフラグがO
Nの状態とは、上述したように、ステップS303にお
いて、ユーザーにより通信許諾を得て、パケット通信を
続行し、ステップS304以降の過程においてパケット
通信料に関する問合せを不要とする場合である。
4)に応答して、要求したパケットの受信処理が開始さ
れる(ステップS305)。パケット情報受信端末1
は、パケット情報を受信すると、予め設定されたパケッ
ト通信料の値と実際のパケット通信料とを比較し、実際
のパケット通信料が予め設定したパケット通信料を超過
しているか否かを判定する(ステップS306)。
合には(ステップS306のYES)、パケット通信ア
クセスフラグがON状態であるか否かが判定される(ス
テップS307)。
ある場合には(ステップS307のYES)、上述した
ように、パケット通信料が設定値を超過しているにも関
わらず、新しいパケット情報の受信が既にユーザーによ
り許諾されているため、最終のパケット情報を受信する
までパケット受信処理が行われる。
かの判定がなされる(ステップS312)。
テップS312のYES)、全ての処理が終了される。
パケット情報を全て受信していない場合には(ステップ
S312のNO)、ステップS305以降のステップが
繰り返される。
F状態である場合には(ステップS307のNO)、パ
ケット情報受信端末1は擬似ビジー制御を行う(ステッ
プS308)。すなわち、移動機基地局2を介してのパ
ケット情報送信端末3からのパケットデータ送信を一時
的に停止する処理が行われる。
停止されると、パケット情報受信端末1は、ユーザーに
対して、パケット通信を続行するか否かの問い合わせを
行う(ステップS309)。
合には(ステップS309のNO)、パケット通信処理
が終了される。
合には(ステップS309のYES)、パケット通信ア
クセスフラグをONにする(ステップS310)。
ップS311)、パケット通信が再開される。
かの判定がなされる(ステップS312)。
テップS312のYES)、全ての処理が終了される。
パケット情報を全て受信していない場合には(ステップ
S312のNO)、ステップS305以降のステップが
繰り返される。
末1内に常駐するJAVAアプリケーション8がパケッ
ト通信処理を監視することにより実行される。
明した擬似ビジー制御(ステップS308)において、
ユーザーによりパケット通信処理の続行が選択された場
合の処理について具体的に説明するフローチャートであ
る。
ケット情報受信端末1内に常駐するJAVAアプリケー
ション8が、パケット通信料が設定値を超過しているこ
とを検出すると(ステップS401)、JAVAアプリ
ケーション8は通信モジュール5に対して擬似ビジー制
御要求を送信する(ステップS402)。
パケット情報受信端末1から移動機基地局2に対してビ
ジー制御要求を送信する。
応答して、パケット送信状態からパケット送信待機状態
に遷移し、パケット情報受信端末1に対するパケットデ
ータの送信を一時停止する(ステップS404)。
遷移したことに応答して、パケット情報受信端末1の通
信モジュール5はパケット受信待機状態に遷移し、パケ
ット受信を一時停止する(ステップS405)。
ジュール5からJAVAアプリケーション8に送られる
(ステップS406)。
ビジー制御確認応答により、パケット受信の一時停止を
検知し、ユーザーにパケット通信を続行するか否かの問
い合わせを行う(ステップS407)。
よるパケット通信の続行を検知した場合には、通信モジ
ュール5に対して、擬似ビジー制御解除要求を送信する
(ステップS408)。
機基地局2に対して、ビジー制御解除要求を発行する
(ステップS409)。
ケット送信再開処理を行う(ステップS410)。同時
に、パケット情報受信端末1内の通信モジュール5もパ
ケット受信再開処理を行うことになる(ステップS41
1)。
が続行される。
明した擬似ビジー制御(ステップS308)において、
ユーザーによりパケット通信処理の中断が選択された場
合の処理について具体的に説明するフローチャートであ
る。
VAアプリケーション8が、パケット通信中に、パケッ
ト通信料が設定値を超過していることを検出した場合
(ステップS501)、JAVAアプリケーション8は
擬似ビジー制御要求を通信モジュール5に対して送信す
る(ステップS502)。
モジュール5は移動機基地局2に対してビジー制御要求
を送信する(ステップS503)。
地局2はパケット送信状態からパケット送信待機状態に
遷移し、パケット情報受信端末1に対するパケットデー
タの送信を一時停止する(ステップS504)。
遷移すると、パケット情報受信端末1内の通信モジュー
ル5もパケット受信待機状態に遷移し、パケット受信を
一時停止する(ステップS505)。
5から常駐型JAVAアプリケーション8に送られると
(ステップS506)、JAVAアプリケーション8
は、パケット受信の一時停止を検知し、ユーザーに対し
て、パケット通信を続行するか否かの問い合わせを行う
(ステップS507)。
によるパケット通信の中断を検知した場合には、通信モ
ジュール5に対してパケット通信終了要求を発する(ス
テップS508)。
ション8からパケット通信終了要求を受信すると、移動
機基地局2に対してパケット通信終了要求を発する(ス
テップS509)。
地局2は通信モジュール5に対してパケット通信終了応
答が送信し(ステップS510)、パケット通信受信処
理は終了する。
報受信端末1の動作の他の例を示すフローチャートであ
る。
1は複数の通信セッションを有しており、JAVAアプ
リケーション8による擬似ビジー制御が採用されてい
る。すなわち、本例においては、優先度の高い通信に通
信権が与えられ、優先度の低い通信が一時停止されるよ
うになっている。
を受信する前に、他の通信セッションにおいてパケット
受信処理が行われているかどうかを判断する(ステップ
S601)。
処理が行われていない場合には(ステップS601のN
O)、通常通りのパケット受信が開始される(ステップ
S604)。
ト受信処理が行われている場合には(ステップS601
のYES)、パケット通信路優先判定がなされる(ステ
ップS602)。すなわち、現在通信が実行されている
通信セッションと、通信要求されている通信セッション
との優先度が比較され、通信要求されている通信セッシ
ョンの優先度が通信中の通信セッションよりも高いか否
かが判定される。
度が、通信中の通信セッションよりも高い場合には(ス
テップS602のYES)、現在通信中の通信セッショ
ンの通信路に擬似ビジー制御要求を発することにより、
この通信を一時停止状態にする(ステップS603)。
ンにおいてパケット通信開始処理が行われ、パケット通
信を開始する(ステップS604)。
の優先度が、通信中の通信セッションよりも低い場合に
は(ステップS602のNO)、パケット情報受信端末
1はパケット通信待機状態に遷移する(ステップS60
5)。この段階以後、パケット情報受信端末1は、現在
通信が要求されている通信セッションがパケット待機状
態から通信可能状態になるまで待機することになる。通
信可能状態になれば、ステップS601に戻り、それ以
降の手順が反復される。
常に優先度の高い通信処理を実行できるようになる。従
って、JAVAアプリケーション8の監視により、無駄
のない通信処理を行うことができるようになる。
のパケット通信を監視し、パケット通信料を算出でき、
この実際のパケット通信料と、予めユーザーが設定した
パケット通信料限度額とを比較することにより、実際の
パケット通信料が設定されたパケット通信料限度額を超
えている場合には、パケット通信の受信を規制すること
ができる。
移動機基地局に対してパケット通信のビジー制御を行う
ことにより、パケット通信の規制を行うことができる。
パケット情報を受信するたびに、ユーザーが予め設定し
たパケット通信料限度額を超えないようにパケット情報
を受信することができ、たとえ、パケット通信料がパケ
ット通信料限度額を超えていた場合であっても、ユーザ
ーの判断によりパケット情報受信を継続することができ
る。
ョンを有する場合には、JAVAアプリケーションによ
る擬似ビジー制御を採用することにより、パケットの通
信回線を意図的に制御でき、常に、優先度の高い通信セ
ッションの通信を行うことが可能になる。
の他の不要なパケット情報を拒否することができる。
的な利用イメージを表す概略図である。
するためのパケット情報受信端末に含まれるソフトウェ
アの構成図である。
るパケット情報受信端末のパケット受信時の動作を表す
フローチャートである。
るパケット情報受信端末が擬似ビジー制御を実行する際
に、ユーザーがパケット通信続行を決定したときの処理
を表すフローチャートである。
るパケット情報受信端末が擬似ビジー制御を実行する際
に、ユーザーがパケット通信中断を決定したときの処理
を表すフローチャートである。
ートである。
Claims (26)
- 【請求項1】 パケット情報を受信可能な第1の端末器
と、パケット情報を提供する第2の端末器と、前記第1
の端末器と前記第2の端末器との間におけるパケット送
受信を中継する移動機基地局と、からなり、 前記第1の端末器は、前記第2の端末器から前記移動機
基地局を介して前記第1の端末器に送られてくるパケッ
ト通信を監視し、パケット通信料を算出し、このパケッ
ト通信料と、前記第1の端末器のユーザーにより予め設
定されたパケット通信料限界額とを比較し、前記パケッ
ト通信料が前記パケット通信料限度額を超えている場合
には、前記パケット通信を規制するものであるパケット
通信規制システム。 - 【請求項2】 前記第1の端末器は、前記移動機基地局
に対して、パケット通信のビジー制御を行うことによ
り、前記パケット通信を規制するものであることを特徴
とする請求項1に記載のパケット通信規制システム。 - 【請求項3】 前記第1の端末器は、 前記第1の端末器と前記第2の端末器との間でパケット
通信データを送受信するとともに、このデータ通信中の
ビジー制御を行う通信モジュール手段と、 前記第1の端末器のパケット通信状態を監視するJAV
Aアプリケーション手段と、 を備えており、 前記JAVAアプリケーション手段が、前記第2の端末
器と前記第1の端末器との間のパケット通信を監視し、
前記パケット通信料と前記パケット通信料限界額とを比
較し、前記パケット通信料が前記パケット通信料限度額
を超えている場合には、前記パケット通信を規制するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のパケット通信
規制システム。 - 【請求項4】 前記第1の端末器は、 プラットフォームとなるオペレーティングシステム(O
S)手段と、 前記JAVAアプリケーション手段の動作を管理するJ
AVA管理モジュール手段と、 前記JAVA管理モジュール手段により制御されるJA
VA仮想マシンと、 をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のパケ
ット通信規制システム。 - 【請求項5】 前記第1の端末器は、前記パケット通信
料が前記パケット通信料限度額を超えている場合に、前
記ユーザーに対して、パケット受信の継続または中止の
問合せを行うものであることを特徴とする請求項1乃至
4の何れか一項に記載のパケット通信規制システム。 - 【請求項6】 前記第1の端末器は、前記パケット通信
料が前記パケット通信料限度額を超えている場合であっ
て、前記ユーザーがパケット受信の継続を選択したとき
には、パケット通信アクセスフラグをON状態にし、以
後、前記ユーザーに対して、パケット受信の継続または
中止の問合せは行わないことを特徴とする請求項5に記
載のパケット通信規制システム。 - 【請求項7】 前記第1の端末器は、前記パケット通信
料が前記パケット通信料限度額を超えている場合であっ
て、前記ユーザーがパケット受信の中止を選択したとき
には、パケット通信アクセスフラグをOFF状態にし、
前記移動機基地局に対して通信ビジー制御要求を発する
ことにより、パケット通信を待機状態にし、パケット通
信を一時停止させるものであることを特徴とする請求項
5に記載のパケット通信規制システム。 - 【請求項8】 前記第1の端末器は、前記パケット通信
料が前記パケット通信料限度額を超えている場合であっ
て、前記ユーザーがパケット受信の中止を選択したとき
には、パケット通信アクセスフラグをOFF状態にし、
前記JAVAアプリケーションが前記通信モジュールに
対してパケット通信擬似ビジー制御要求を発し、これに
応じて、前記通信モジュールが前記移動機基地局に対し
て通信ビジー制御要求を発することにより、パケット通
信を待機状態にし、パケット通信を一時停止させるもの
であることを特徴とする請求項3に記載のパケット通信
規制システム。 - 【請求項9】 前記パケット通信が一時停止した後、前
記第1の端末器は、前記ユーザーに対して、パケット受
信の続行または中断の問い合わせを行うことを特徴とす
る請求項8に記載のパケット通信規制システム。 - 【請求項10】 前記ユーザーがパケット受信の続行を
選択した場合には、前記JAVAアプリケーションが前
記通信モジュールに対して擬似ビジー制御解除を要求
し、これに応じて、前記通信モジュールが前記移動機基
地局に対してビジー制御解除を要求し、通信パケット受
信処理が再開されることを特徴とする請求項9に記載の
パケット通信規制システム。 - 【請求項11】 前記ユーザーがパケット受信の中断を
選択した場合には、前記JAVAアプリケーションが前
記通信モジュールに対してパケット通信の終了要求を発
し、これに応じて、前記通信モジュールが前記移動機基
地局に対してパケット通信終了要求を発することによ
り、通信パケット受信処理が終了することを特徴とする
請求項9に記載のパケット通信規制システム。 - 【請求項12】 複数の通信セッションを有し、パケッ
ト情報を受信可能な第1の端末器と、パケット情報を提
供する第2の端末器と、前記第1の端末器と前記第2の
端末器との間におけるパケット送受信を中継する移動機
基地局と、からなるパケット通信規制システムであっ
て、 前記第1の端末器は、新しいパケット情報を受信する際
に、他の通信セッションにおいて他のパケット情報を現
在受信中であるか否かを判断し、前記他の通信セッショ
ンにおいて他のパケット情報を受信中である場合には、
前記新しいパケット情報と現在通信中のパケット情報と
の優先度を判断し、前記新パケット情報の優先度が前記
通信中のパケット情報よりも高い場合には、前記通信中
のパケット情報の通信路に擬似ビジー制御要求を発し、
前記通信中のパケット情報の通信を一時停止状態にする
ことにより、前記新しいパケット情報の受信処理を行う
ものであるパケット通信規制システム。 - 【請求項13】 前記第1の端末器は、 前記第1の端末器と前記第2の端末器との間でパケット
通信データを送受信するとともに、このデータ通信中の
ビジー制御を行う通信モジュール手段と、 前記第1の端末器のパケット通信状態を監視するJAV
Aアプリケーション手段と、 を備えており、 前記JAVAアプリケーション手段が、前記第2の端末
器と前記第1の端末器との間のパケット通信を監視し、
前記パケット通信料と前記パケット通信料限界額とを比
較し、前記パケット通信料が前記パケット通信料限度額
を超えている場合には、前記パケット通信を規制するこ
とを特徴とする請求項12に記載のパケット通信規制シ
ステム。 - 【請求項14】 前記第1の端末器は、 プラットフォームとなるオペレーティングシステム(O
S)手段と、 前記JAVAアプリケーション手段の動作を管理するJ
AVA管理モジュール手段と、 前記JAVA管理モジュール手段により制御されるJA
VA仮想マシンと、 をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のパ
ケット通信規制システム。 - 【請求項15】 パケット情報を受信可能な第1の端末
器と、パケット情報を提供する第2の端末器と、前記第
1の端末器と前記第2の端末器との間におけるパケット
送受信を中継する移動機基地局と、からなるパケット通
信システムにおいて、前記第1の端末器と前記第2の端
末器との間のパケット通信を規制するパケット通信規制
方法であって、 前記第1の端末器が、パケットデータを受信したとき
に、現在までのパケット通信料の値と、ユーザーが予め
設定したパケット通信料限度額の値とを比較し、前記パ
ケット通信料が前記パケット通信料限度額を既に超過し
ているか否かを判断する第1の過程と、 前記パケット通信料の値が前記パケット通信料限度額の
値を超過していない場合には、パケットデータの受信を
開始する第2の過程と、 必要に応じて、前記第1の過程を繰り返す第3の過程
と、 を備えることを特徴とするパケット通信規制方法。 - 【請求項16】 前記第1の過程において、前記パケッ
ト通信料の値が前記パケット通信料限度額の値を既に超
過している場合には、ユーザーに対して、パケット通信
を開始するかどうかの問い合わせを行う第4の過程をさ
らに備えることを特徴とする請求項15に記載のパケッ
ト通信規制方法。 - 【請求項17】 前記第4の過程において、前記ユーザ
ーが前記パケット通信の開始を選択した場合には、パケ
ット通信アクセスフラグをONに設定し、前記パケット
通信料が前記パケット通信料限度額を超過しているにも
かかわらず、前記ユーザーによる判断に従って、パケッ
ト通信が続行されていることを示す第5の過程をさらに
備えることを特徴とする請求項16に記載のパケット通
信規制方法。 - 【請求項18】 前記第3の過程が実行され、前記パケ
ット通信料が前記パケット通信料限度額を超過している
と判断された場合に、パケット通信アクセスフラグがO
N状態であるか否かを判定する第6の過程と、 前記パケット通信アクセスフラグがOFF状態である場
合に、前記移動機基地局を介しての前記パケット情報送
信端末からのパケットデータ送信を一時的に停止させる
疑似ビジー制御を行う第7の過程と、 をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載のパ
ケット通信規制方法。 - 【請求項19】 前記第7の過程を実行した後、前記ユ
ーザーに対して、パケット通信を続行するか否かの問い
合わせを行う第8の過程を備えることを特徴とする請求
項18に記載のパケット通信規制方法。 - 【請求項20】 前記第8の過程において、前記ユーザ
ーがパケット通信の続行を選択した場合に、パケット通
信アクセスフラグをONにする過程と、 前記擬似ビジー制御を解除し、前記パケット通信を再開
する過程と、 を備えることを特徴とする請求項19に記載のパケット
通信規制方法。 - 【請求項21】 前記第1の端末器は、 前記第1の端末器と前記第2の端末器との間でパケット
通信データを送受信するとともに、このデータ通信中の
ビジー制御を行う通信モジュール手段と、 前記第1の端末器のパケット通信状態を監視するJAV
Aアプリケーション手段と、 を備えており、 前記第7の過程は、 前記JAVAアプリケーションが、前記パケット通信料
が前記パケット通信料限度額を超過していることを検出
したときに、前記JAVAアプリケーションが通信モジ
ュール5に対して擬似ビジー制御要求を送信する過程
と、 前記疑似ビジー制御要求に応答して、前記通信モジュー
ルが前記移動機基地局に対してビジー制御要求を送信す
る過程と、 前記移動機基地局が、前記ビジー制御要求に応答して、
パケット送信状態からパケット送信待機状態に遷移し、
前記第1の端末器に対するパケットデータの送信を一時
停止する過程と、 を備えることを特徴とする請求項18に記載のパケット
通信規制方法。 - 【請求項22】 前記移動機基地局がパケット送信待機
状態に遷移したことに応答して、前記通信モジュールは
パケット受信待機状態に遷移し、パケット受信を一時停
止する過程を備えることを特徴とする請求項21に記載
のパケット通信規制方法。 - 【請求項23】 前記通信モジュールから前記JAVA
アプリケーションに擬似ビジー制御確認応答を送信する
過程と、 前記擬似ビジー制御確認応答を受信した後、前記JAV
Aアプリケーションが、パケット受信の一時停止を検知
し、前記ユーザーにパケット通信を続行するか否かの問
い合わせを行う過程と、 前記JAVAアプリケーションが前記ユーザーによるパ
ケット通信の続行を検知した場合には、前記通信モジュ
ールに対して、擬似ビジー制御解除要求を送信する過程
と、 前記通信モジュールが、前記移動機基地局に対して、ビ
ジー制御解除要求を送信する過程と、 をさらに備えることを特徴とする請求項22に記載のパ
ケット通信規制方法。 - 【請求項24】 前記通信モジュールから前記JAVA
アプリケーションに擬似ビジー制御確認応答を送信する
過程と、 前記擬似ビジー制御確認応答を受信した後、前記JAV
Aアプリケーションが、パケット受信の一時停止を検知
し、前記ユーザーにパケット通信を続行するか否かの問
い合わせを行う過程と、 前記JAVAアプリケーションが前記ユーザーによるパ
ケット通信の中段を検知した場合には、前記通信モジュ
ールに対して、パケット通信終了要求を送信する過程
と、 前記通信モジュールが、前記移動機基地局に対して、パ
ケット通信終了要求を送信する過程と、 をさらに備えることを特徴とする請求項22に記載のパ
ケット通信規制方法。 - 【請求項25】 複数の通信セッションを有し、かつ、
パケット情報を受信可能な第1の端末器と、パケット情
報を提供する第2の端末器と、前記第1の端末器と前記
第2の端末器との間におけるパケット送受信を中継する
移動機基地局と、からなるパケット通信システムにおい
て、前記第1の端末器と前記第2の端末器との間のパケ
ット通信を規制するパケット通信規制方法であって、 前記第1の端末器が、パケット情報を受信する前に、他
の通信セッションにおいてパケット受信処理が行われて
いるか否かを判断する第1の過程と、 他の通信セッションにおいてパケット受信処理が行われ
ている場合に、通信要求されている通信セッションの優
先度が通信中の通信セッションの優先度よりも高いか否
かを判定する第2の過程と、 現在要求されている通信セッションの優先度が通信中の
通信セッションの優先度よりも高い場合に、現在通信中
の通信セッションの通信路に擬似ビジー制御を実行し、
この通信を一時停止状態にする第3の過程と、 通信要求されている通信セッションにおいてパケット通
信を開始する第4の過程と、 を備えるパケット通信規制方法。 - 【請求項26】 前記第2の過程において、現在要求さ
れている通信セッションの優先度が通信中の通信セッシ
ョンの優先度よりも低い場合に、前記第1の端末器がパ
ケット通信待機状態に遷移する過程と、 現在通信が要求されている通信セッションがパケット待
機状態から通信可能状態になったときに、前記第1の過
程を繰り返して実行する過程と、 を備えることを特徴とする請求項25に記載のパケット
通信規制方法。
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JP2001293530A JP5068406B2 (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 携帯端末器のパケット通信規制システム及びパケット通信規制方法 |
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