JPH11283856A - 巻線装置および巻線方法 - Google Patents

巻線装置および巻線方法

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JPH11283856A
JPH11283856A JP10085514A JP8551498A JPH11283856A JP H11283856 A JPH11283856 A JP H11283856A JP 10085514 A JP10085514 A JP 10085514A JP 8551498 A JP8551498 A JP 8551498A JP H11283856 A JPH11283856 A JP H11283856A
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Koji Narita
孝司 成田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の線材を巻芯外周に一度に巻線し得る巻
線装置および巻線方法において、巻線に用いられる線材
の径や巻芯の電極形状が変更された場合でも、ノズル周
辺の構成の変更を最小限にできるものを提供する。 【解決手段】 巻治具20に装着されたワーク1を巻治
具20とともに回転させ、複数のノズル32a、32b
から繰り出された線材4a、4bをワーク1外周に巻回
する巻線装置において、ノズル32a、32bを保持す
るノズル保持部31を、ノズル32a、32bと平行な
回転軸の回りで回転可能とし、制御手段によりこのノズ
ル保持部31の回転を制御しつつ巻線することにより、
線材4a、4bをワーク1外周に隙間なく整列巻きし、
また巻終わり端および巻始め端の線材4a、4bをワー
ク1の電極2a、2bおよび3a、3b上に正しく配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻芯に複数の線材
を並列に整列巻きし得る巻線装置および巻線方法に関
し、巻線に使用される線材の径が変わったときにも容易
に適用できるための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コイルボビンに複数の線材が
並列して巻き付けられたコイル(特にチップコイル)が
知られている。
【0003】図13、図14には、このようなチップコ
イルを示す。
【0004】図示されるように、図13のチップコイル
用の巻芯(チップコア)1は、フランジ状の端部6、7
を備える。そして、2本の線材4a、4bは、これらの
端部6、7の間の部分の巻芯外周に並列に整列して巻き
付けられるとともに、線材4a、4bの巻始め端は、そ
れぞれ端部6に設けられた電極2a、2b配置され、巻
終わり端は、それぞれ反対側の端部7に設けられた電極
3a、3bに配置されるようになっている。
【0005】また、図14のチップコイル用の巻芯1の
外周にも、図13と同様に、巻芯端部6の電極2a、2
b、2cから、端部7の電極3a、3b、3cに至るよ
うに、3本の線材4a、4b、4cが並列に整列して巻
き付けられている。
【0006】そして、このようなチップコイルにおける
複数巻きは、従来から、線材4の径に対応する所定の間
隔で固定された複数のノズルを備えた巻線装置により、
これらのノズルのそれぞれから繰り出された線材4を、
巻芯1の外周に一度に巻線することにより行われてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の複数巻き用の巻線装置では、巻線に用いられ
る線材4の径や電極2、3の形状が変更されると、この
線材径の変化に対応して複数のノズルの間隔を変更する
必要がある。このため、ノズルが固定される治具自体を
交換するなど、面倒な作業が必要となっていた。
【0008】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、複数の線材を巻芯外周に一度に巻線し得
る巻線装置および巻線方法において、巻線に用いられる
線材の径や巻芯の電極形状が変更された場合でも、ノズ
ル周辺の構成の変更を最小限にできる巻線装置および巻
線方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数のノ
ズルからそれぞれ繰り出される複数の線材を、軸回りで
回転する巻芯の外周に巻回する巻線装置において、前記
複数のノズルを略平行に保持する保持手段と、この保持
手段を前記複数のノズルと略平行な回転軸の回りで回転
させる回転駆動手段と、この回転駆動手段による前記保
持手段の回転を制御する制御手段とを備え、この制御手
段は、前記巻芯の外周に前記複数の線材を巻回するとき
に、前記複数のノズルが前記巻芯の軸方向に対して前記
線材の径と略等しい幅ずつずれた状態で並ぶように、前
記保持手段の回転を制御する。
【0010】第2の発明では、複数のノズルからそれぞ
れ繰り出される複数の線材を、軸回りで回転するととも
に前記複数の線材に対応する電極を備えた巻芯の外周に
巻回する巻線装置において、前記複数のノズルを略平行
に保持する保持手段と、この保持手段を前記複数のノズ
ルと略平行な回転軸の回りで回転させる回転駆動手段
と、この回転駆動手段による前記保持手段の回転を制御
する制御手段とを備え、この制御手段は、前記複数のノ
ズルから繰り出された線材がそれぞれ対応する前記電極
上に配置されるように、前記保持手段の回転を制御す
る。
【0011】第3の発明は、保持手段に略平行に保持さ
れた複数のノズルからそれぞれ繰り出される複数の線材
を、軸回りで回転する巻芯の外周に巻回する巻線方法に
おいて、前記複数のノズルが前記巻芯の軸方向に対して
前記線材の径と略等しい幅ずつずれた状態で並ぶよう
に、前記保持手段を前記ノズルと略平行な回転軸の回り
で回転させた状態で、前記巻芯の外周に前記複数の線材
を巻回する。
【0012】第4の発明は、保持手段に略平行に保持さ
れた複数のノズルからそれぞれ繰り出される複数の線材
を、軸回りで回転するとともに前記複数の線材に対応す
る電極を備えた巻芯の外周に巻回する巻線方法におい
て、前記複数のノズルから繰り出された線材がそれぞれ
対応する前記電極上に配置されるように、前記ノズルと
略平行な回転軸の回りで前記保持手段を回転させる。
【0013】
【発明の作用および効果】第1の発明の巻線装置および
第3の発明の巻線方法では、複数の線材が巻芯外周に巻
回されるときには、ノズル保持部の回転により、複数の
ノズルは巻芯の軸方向に対して線材の径と等しい幅ずつ
ずれた状態で並ぶようにされるので、これらのノズルか
ら繰り出された複数の線材は、巻芯の外周に並列に隙間
なく整列状態で巻線される。したがって、本発明によれ
ば、線材の径の変更に対しても、ノズル保持部などのノ
ズル機構の構成の変更はほとんど必要はなく、容易に対
応することができる。
【0014】第2の発明の巻線装置および第4の発明の
巻線方法では、ノズル保持部の回転により、複数のノズ
ルから繰り出された線材は、それぞれ対応する電極に接
する位置に正しく配置することができる。したがって、
本発明によれば、巻芯に設けられる電極の形態の変更
(例えば複数の電極間の幅の変更)に対しても、ノズル
保持部などのノズル機構の構成の変更は一切必要なく、
容易に対応することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0016】図1には、本実施の形態の巻線装置の全体
構成を示す。
【0017】図示されるように、巻線装置の円柱形のイ
ンデックステーブル10の外周側面には、複数の巻治具
20が備えられる。このインデックステーブル10は中
心軸の回りで回転可能となっている。そして、各巻治具
20は、このインデックステーブル10のインデックス
方向(本実施の形態では反時計回転方向)への1単位づ
つの回転により、インデックステーブル10を取り囲む
ように配置された各種ユニット(パーツフィーダ11、
ワーク装着ユニット12、巻線ユニット13、溶着ユニ
ット14A、14B、排出ユニット15)の正面に順次
正対させられて行く。このようにして、巻治具20のイ
ンデックスがなされ、各インデックス位置でチップコイ
ルの製造の各工程がなされるようになっている。
【0018】パーツフィーダ11は、搬送路11Aに沿
ってワーク(チップコイル用の巻芯(チップコア))1
を順次搬送するものであり、インデックステーブル10
のワーク供給用インデックス位置Aに正対して配置され
る。このパーツフィーダ11の搬送路11Aは、パーツ
フィーダ11上端の凹部11Aの内周面からインデック
ス位置Aに至る。ワーク1は、搬送路11Aの先端か
ら、インデックス位置Aにインデックスされて来た巻治
具10へと供給される。
【0019】ワーク装着ユニット12は、同じくインデ
ックス位置Aの正面に、パーツフィーダ11に隣接して
配置される。このワーク装着ユニット12には、ワーク
押し込みシリンダ36、ワーク押さえシリンダ37、チ
ャック開放シリンダ38が備えられる。ここで、チャッ
ク開放シリンダ38は、後述するように、巻治具20の
ワーク保持部22A、23Bの開閉を行うための駆動手
段である。パーツフィーダ11により搬送されて来たワ
ーク1は、ワーク押し込みシリンダ36の押し込みロッ
ド38Aにより前方に押し出され、チャック開放シリン
ダ38の作動により開かれたワーク保持部22A、23
Bの間に押し込まれる。さらに、ワーク1は、ワーク押
さえシリンダ37の押さえ板37Aにより上方から押さ
え込まれ、チャック開放シリンダ38により閉じられた
ワーク保持部22A、23Bの間に挟み込まれ、巻治具
20に正しく装着されるようになっている。
【0020】巻線ユニット13は、インデックス位置A
のインデックス方向に1単位回転した位置である巻線用
インデックス位置Bに正対して配置されるもので、ノズ
ルアーム30と駆動スピンドル16を備えている。
【0021】ノズルアーム30は、インデックス位置B
の巻治具20上方に配置され、図示されない3次元駆動
手段により、3次元方向に移動自在となっている。
【0022】また、このノズルアーム30先端には、ノ
ズル保持部31が備えられる。このノズル保持部31
は、垂直方向に延びる中心軸を挟んで平行に、一対のノ
ズル32a、32bを備える。これらのノズル32a、
32bには、それぞれスプール18a、18bから繰り
出された線材4a、4bが挿通されている。
【0023】さらに、このノズル保持部31は、図示さ
れない回転駆動手段により、ノズルアーム30内部に収
容されたプーリ33およびベルト34を介して回転可能
となっている。
【0024】なお、ノズルアーム30の3次元移動およ
びノズル保持部31の回転は、図示されない制御手段
(例えばコンピュータ)により制御される。そして、本
発明では、後述するように、このノズル保持部31の回
転により、中心軸の両側のノズル32a、32bの配置
が変わり、線材4a、4bの径の変化およびワーク1の
電極の形態の変化に対応できるようになっている。
【0025】駆動スピンドル16は、図示されないスピ
ンドル回転手段により回転駆動されるもので、インデッ
クス位置Bにある巻治具20の下方に配置された従動ス
ピンドル17に相対するように配置され、互いの先端を
対向させている。
【0026】ここで、従動スピンドル17は、各巻治具
20ごとに設けられるものであり、インデックステーブ
ル10の側面から延び出すとともに、インデックステー
ブル10内に収容された図示されない連結機構により巻
治具20と連結され、巻治具20と同期回転するように
なっている。
【0027】また、駆動スピンドル16および従動スピ
ンドル17の先端には、それぞれ係合部16A、17A
が形成されている。これにより、図示されないスピンド
ル前進手段により駆動スピンドル16が前進すると、係
合部16A、17Aが同軸的に結合される。そして、駆
動スピンドル16が回転駆動したときには、従動スピン
ドル17が一体に回転する結果、巻治具20は駆動スピ
ンドル16と同期回転する。
【0028】溶着ユニット14A、14Bは、インデッ
クス位置Bからインデックス方向に1単位回転したイン
デックス位置に設けられる。この溶着ユニットにより、
インデックス位置Bでワーク1の外周に巻線された線材
4a、4bの巻始め端と巻終わり端が、それぞれ電極2
a、3aと2b、3b(図13参照)に溶着される。ま
た、この溶着ユニット14A、14Bには、図示されな
いカッタ装置が備えられ、溶着後のチップコイルから余
分な線材がカットされる。
【0029】なお、溶着ユニット14A、14Bの次の
インデックス位置には、図示されない導通チェックユニ
ットが配置され、溶着による導通が正しくなされたかが
チェックされるようになっている。
【0030】排出ユニット15は、ワーク排出用インデ
ックス位置Cの正面に配置され、この排出ユニット15
のパレット15Aに、完成したチップコイル(巻線およ
び溶着等がなされたワーク1)が排出されるようになっ
ている。なお、このインデックス位置Cは、インデック
ス位置Aに対して、インデックス方向と反対側に隣接す
るインデックス位置である。
【0031】図2には、インデックス位置Aにある巻治
具20を拡大して示す。また、図3、図4には、巻治具
20の平面図および正面図を示す。なお、この図3、図
4においては、巻治具20は3本の線材4a、4b、4
cの巻線に対応できるようになっており、後述するガイ
ドピンは3本ずつ設けられているが、これは構造上本質
的な相違点ではなく、図3、図4に示すような巻治具2
0を用いて3本の線材の並列巻きをするときには、スプ
ール18、線材4、ノズル32をそれぞれ3本に増やせ
ば容易に対応できる。
【0032】図2または図3、図4に示されるように、
巻治具20は中心軸の回りで回転可能な軸部21を備
え、この軸部21がインデックステーブル10の外周側
面に形成された巻治具収容穴10Aから延び出してい
る。
【0033】この軸部21の板状の先端部には、板部材
22とチャックレバー23が水平に並んで備えられる。
この場合、インデックス方向側(図2〜図4の右側)の
板部材22は、軸部21先端に固定される一方で、イン
デックス方向と反対側(図2〜図4の左側)のチャック
レバー23は、回動軸23Aを中心に板部材22に対し
て回動自在となっている。
【0034】また、板部材22とチャックレバー23の
相対する部分には、それぞれワーク保持部22A、23
Bが形成されている。そして、チャックレバー23の回
動により、これらワーク保持部22A、23Bの間隔は
変更可能となっている。
【0035】これらワーク保持部22A、23Bの間
に、パーツフィーダ11から供給されたワーク1の端部
6または7(図13、図14参照)が挟み込まれる。こ
れにより、ワーク1は、巻治具20のちょうど回転軸上
に同軸的に保持される。そして、前述した巻治具20の
回転とともに、ワーク1が中心軸の回りで回転し、線材
4がワーク1の外周に巻き付けられて行くようになって
いる。
【0036】また、軸部21先端部には、チャックレバ
ー23のすぐ後ろ側(インデックステーブル側)に位置
するように、板部材24が固定されている。そして、こ
の板部材24と、チャックレバー23の板部材22と反
対側の端部との間には、スプリング25が介装されてい
る。このスプリング25により、チャックレバー23
は、ワーク保持部22A、23Bの間隔を狭める回転方
向に付勢される。
【0037】また、チャックレバー23端部の正面に
は、チャック開放シリンダ38のロッド38Aが配置さ
れている。そして、チャック開放シリンダ38の作動に
より延び出したロッド38Aが、スプリング25に抗し
て、チャックレバー23端部をワーク保持部22A、2
3Bの間隔を広げる回転方向に押し出すことにより、ワ
ーク保持部22A、23Bの間隔を広げることができる
ようになっている。
【0038】これにより、ワーク1の端部6は、常態で
は、スプリング25のバネ力によりワーク保持部22
A、23Bの間に確実に保持される一方、巻治具20に
対するワーク1の着脱時には、チャック開放シリンダ3
8によりワーク保持部22A、23Bの間隔を広げら
れ、ワーク端部6が把持から解放されるようになってい
る。
【0039】また、軸部21の先端は、インデックス方
向に向かって延び出す延設部21Aを備える。この延設
部21Aには、線材チャック26が貫通するようにして
設けられている。
【0040】この線材チャック26は、延設部21Aの
上面に頭部26Aが引っ掛かるようになっているととも
に、線材チャック26下端部にはバネ座26Bが設けら
れ、このバネ座26Bと延設部21A下面との間にスプ
リング26Cが介装されている。これにより、線材チャ
ック26の頭部26Aは、常態では延設部21A上面に
押し付けられた状態となり、この頭部26Aと延設部2
1A上面の間に線材4が把持される。一方、図示されな
い線材チャック開放シリンダにより線材チャック26の
下端部を押し上げるようにすれば、頭部26Aと延設部
21A上面の間に隙間ができ、線材4が把持から解放さ
れるようになっている。
【0041】板部材22には、ガイドピン27a、27
b、27cが立設される。ノズル32から繰り出された
線材4a、4b、4cは、線材チャック26で把持され
た後、それぞれガイドピン27a、27b、27cに引
っ掛けられることにより案内され、これらのガイドピン
27a、27b、27cの先でワーク1に巻回される。
また、線材チャック26と溶着ユニット14Aの間に
は、線材切断部材28が設けられ、線材4a、4b、4
cは、線材チャック26から溶着ユニット14A側で切
断され、先に巻線がなされ溶着ユニット14Aへと進ん
だ巻治具20と分離されるようになっている。
【0042】さらに、巻治具20に対してインデックス
方向と反対側に隣接して、インデックステーブル10の
外周側面にL型のアーム40が備えられる。このアーム
40は、巻治具20に対して移動可能となっている。ま
た、アーム40の先端には、ガイドピン41a、41
b、41cが立設される一方、アーム40の屈曲部分に
は、線材チャック42が備えられる。
【0043】ここで、線材チャック42は、線材チャッ
ク26と同様な構成を持つもので、アーム40下面とバ
ネ座42Bの間に介装されたスプリング42Cの付勢力
により、頭部42Aとアーム40上面の間に線材4を挟
み込むようになっている。
【0044】ワーク1の外周に巻線された線材4a、4
b、4cの巻終わり端側は、それぞれガイドピン41
a、41b、41cに引っ掛けられた後、線材チャック
42に導かれて把持される。
【0045】つぎに、図5〜図11に基づいて、本実施
の形態の巻線装置による巻線方法について説明する。
【0046】巻線作業は、巻線装置の巻線作業用インデ
ックス位置Bにインデックスされた巻治具20のワーク
保持部22A、23Bに把持されたワーク1に対して実
行される。
【0047】この場合、まず図5に示すように、制御装
置に制御された3次元駆動手段によりノズル保持部31
を移動させて、ノズル32a、32bから繰り出された
線材4a、4bを線チャック26に導く。
【0048】そして、図6に示すように、線材4a、4
bを線チャック26に把持させた後、さらにノズル32
a、32bから繰り出された線材4a、4bを、ノズル
保持部31の3次元方向への移動によりガイドピン27
a、27bに引っ掛けてから、ワーク1まで導く。
【0049】続いて、図7に示すように、ノズル保持部
31を矢印で示すように回転させて、ガイドピン27
a、27bとノズル32a、32bの間に張られた線材
4a、4bが、ちょうどワーク端部1の電極2a、2b
に来るようにする。このように、電極2a、2bに線材
4a、4bを導くときには、ノズル保持部31を回転さ
せるので、電極2a、2bの幅などの形態が変わったと
きにも、容易に対応することができる。
【0050】続いて、図8に示すように、ワーク1のフ
ランジ状の端部6に線材4a、4bを引っ掛けるように
して、線材4a、4bを電極2a、2b上に固定する。
さらに、制御装置による制御により、ノズル保持部31
を、ノズル31a、32bがワーク1の軸方向にちょう
ど線材4a、4bの径の幅だけずれた配置となるよう
に、ワーク1に対して矢印で示すように回転させる。
【0051】この状態から、図9に示すように、巻治具
20とともにワーク1を矢印で示すように回転させ、ワ
ーク1外周の端部6と7の間の部分に線材4a、4bを
同時に並列に巻き付けて行く。この場合、ノズル保持部
31は、巻線の進行に伴い、3次元駆動手段によりワー
ク1の軸方向に移動して行く。このように、ノズル保持
部31をワーク1に対して所定の角度で傾かせた状態で
巻線することにより、線材4a、4bの径が変更された
としても、ワーク1外周には複数の線材4a、4bが整
列状態で隙間なく巻線される。
【0052】図10に示すように、巻線がワーク1の端
部7の手前まで進行したら、巻治具20の回転を終える
とともに、3次元駆動手段によりノズル保持部31を移
動させて、線材4a、4bを端部7に引っ掛ける。さら
に、ノズル保持部31を回転させながら移動することに
より、線材4a、4bをアーム先端のガイドピン41
a、41bに引っ掛けるとともに、線材4a、4bがち
ょうど端部7の電極3a,3bに重なるようにする。
【0053】さらに、図11に示すように、線材4a、
4bを、ガイドピン41a、41bから先で、線チャッ
ク42により把持される。その後、巻治具20は溶着作
業を行うインデックス位置にインデックスされ、線材4
a、4bは、それぞれ電極2a、2bおよび電極3a、
3bに溶着されて固定される。
【0054】なお、この図5〜図11に示した巻線手順
は、インデックス位置Bにインデックスされてきた巻治
具20に装着されたワーク1に対して、順次実行されて
行く。
【0055】以上のように、本実施の形態の巻線装置お
よび巻線方法によれば、線材4a、4bの径あるいは電
極2a、2bおよび3a、3bの形態が変更されたとし
ても、ノズル保持部31の回転動作により対応して、正
しく複数巻きを行うことができ、また線材4a、4bの
巻始めおよび巻終わりを正しく電極に配置することがで
きる。この場合、ノズル32a、32bの周辺の構成の
変更は、ノズル32a、32bのノズル径を変更するな
ど最小限の変更で済む。
【0056】なお、上記の実施の形態では、2本の線材
4a、4b(図3、図4の巻治具20においては3本の
線材4a、4b、4c)を同時に巻線するようにした
が、本発明はこのような形態に限られるものではなく、
3本以上の線材4の複数巻きに対しても、当然に適用可
能である。
【0057】また、上記の実施の形態では、本発明をチ
ップコイルの巻線装置に適用したが、本発明はこのよう
な形態に限られるものではなく、例えば、図12に示す
ような一般のコイルボビン用の巻線装置にも適用可能で
ある。
【0058】すなわち、この図12の巻線装置において
は、スピンドル50に同軸的に支持されたコイルボビン
51に巻線がなされる。この場合、まず、ノズル保持部
31に固定されたノズル32a、32bから繰り出され
る線材4a、4bは、ノズルアーム30の3次元方向の
移動とノズル保持部31の回転動作により、コイルボビ
ン51のスピンドル50側端部の端子52a、52b
に、それぞれ絡げられる。その後、制御装置による制御
により、ノズル保持部31を、ノズル32a、32bが
コイルボビン51の軸方向にちょうど線材4a、4bの
径の幅だけずれた配置となるように、コイルボビン51
に対して回転させる。この状態で、スピンドル50を回
転させて、コイルボビン51外周に巻線を行うことによ
り、複数の線材4a、4bが並列に正しく整列巻きされ
る。巻線がコイルボビン51のスピンドル50と反対側
端部まで行われたら、再びノズルアーム30の3次元方
向の移動とノズル保持部31の回転動作により、線材4
a、4bを、コイルボビン51のスピンドル50と反対
側側端部の端子53a、53bにそれぞれ絡げて、巻線
作業を終了する。
【0059】このように、図12に示すような一般のコ
イルボビン51の巻線装置においても、巻線時にノズル
保持部31の回転動作による調整を行うことにより、線
材4a、4bの径や、端子52a、52bおよび53
a、53bの間隔が変更されたとしても容易に対応する
ことができる。
【0060】なお、このような巻線装置においては、端
子52a、52bおよび53a、53bに絡げ作業を行
うとき、ノズル保持部31がコイルボビン51に対して
傾けられることがあるので、ノズル32a、32bが、
端子52a、52bおよび53a、53bの回りを楕円
軌道を動く場合があるが、このときでも、絡げ作業後
に、ノズル保持部31を移動させて線材4a、4bを引
っ張るようにすれば、絡げられた線材のたるみは解消で
きるので問題は生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同じく図1の一部拡大図である。
【図3】同じく巻治具を示す平面図である。
【図4】同じく正面図である。
【図5】同じく巻線方法の手順を示す説明図である。
【図6】同じく説明図である。
【図7】同じく説明図である。
【図8】同じく説明図である。
【図9】同じく説明図である。
【図10】同じく説明図である。
【図11】同じく説明図である。
【図12】一般のコイルボビンを巻線する巻線装置への
本発明の適用を示す斜視図である。
【図13】チップコイルを示す側面図である。
【図14】同じく側面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2a 電極 2b 電極 2c 電極 3a 電極 3b 電極 3c 電極 4a 線材 4b 線材 4c 線材 6 端部 7 端部 10 インデックステーブル 11 パールフィーダ 12 ワーク装着ユニット 13 巻線ユニット 14A 溶着ユニット 14B 溶着ユニット 15 ワーク排出ユニット 16 駆動スピンドル 17 従動スピンドル 18a スプール 18b スプール 20 巻治具 21 軸部 22 板部材 23 チャックレバー 24 板部材 25 スプリング 26 線材チャック 27a ガイドピン 27b ガイドピン 27c ガイドピン 28 線材切断部材 30 ノズルアーム 31 ノズル保持部 32a ノズル 32b ノズル 33 プーリ 34 ベルト 40 アーム 41a ガイドピン 41b ガイドピン 41c ガイドピン 42 線材チャック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】以下、このようなチップコイル(図3、図
7〜図11参照)について説明する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】ップコイル用の巻芯(チップコア)1
は、フランジ状の端部6、7を備える。そして、2本の
線材4a、4bは、これらの端部6、7の間の部分の巻
芯外周に並列に整列して巻き付けられるとともに、線材
4a、4bの巻始め端は、それぞれ端部6に設けられた
電極2a、2b配置され、巻終わり端は、それぞれ反対
側の端部7に設けられた電極3a、3bに配置されるよ
うになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、チップコイル用の巻芯1の外周に、
巻芯端部6の電極2a、2b、2cから、端部7の電極
3a、3b、3cに至るように、3本の線材4a、4
b、4cが並列に整列して巻き付けられているチップコ
イルもある
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】溶着ユニット14A、14Bは、インデッ
クス位置Bからインデックス方向に1単位回転したイン
デックス位置に設けられる。この溶着ユニットにより、
インデックス位置Bでワーク1の外周に巻線された線材
4a、4bの巻始め端と巻終わり端が、それぞれ電極2
a、3aと2b、3bに溶着される。また、この溶着ユ
ニット14A、14Bには、図示されないカッタ装置が
備えられ、溶着後のチップコイルから余分な線材がカッ
トされる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】これらワーク保持部22A、23Bの間
に、パーツフィーダ11から供給されたワーク1の端部
6または7が挟み込まれる。これにより、ワーク1は、
巻治具20のちょうど回転軸上に同軸的に保持される。
そして、前述した巻治具20の回転とともに、ワーク1
が中心軸の回りで回転し、線材4がワーク1の外周に巻
き付けられて行くようになっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図13
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図14
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数のノ
ズルからそれぞれ繰り出される複数の線材を、軸回りで
回転する巻芯の外周に巻回する巻線装置において、前記
複数のノズルを略平行に保持する保持手段と、この保持
手段を前記複数のノズルと略平行な回転軸の回りで回転
させる回転駆動手段と、前記複数のノズルの配置が前記
巻芯の軸方向に前記線材の径と略等しい幅ずつずれた状
態となるように前記線材の径に応じて前記回転駆動手段
による保持手段の回転を制御する制御手段とを備えた
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】第2の発明は、複数のノズルからそれぞれ
繰り出される複数の線材を、軸回りで回転するとともに
前記複数の線材に対応する電極を備えた巻芯の外周に巻
回する巻線装置において、前記複数のノズルを略平行に
保持する保持手段と、この保持手段を前記複数のノズル
と略平行な回転軸の回りで回転させる回転駆動手段と、
前記複数のノズルから繰り出された複数の線材がそれぞ
れ対応する前記電極上に配置されるように前記電極の形
態に応じて前記回転駆動手段による保持手段の回転を制
御する制御手段とを備えた
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】第3の発明は、保持手段に略平行に保持さ
れた複数のノズルからそれぞれ繰り出される複数の線材
を、軸回りで回転する巻芯の外周に巻回する巻線方法に
おいて、前記複数のノズルの配置が前記巻芯の軸方向
前記線材の径と略等しい幅ずつずれた状態となるように
前記線材の径に応じて前記保持手段前記ノズルと略平
行な回転軸の回りの回転を制御して巻線する
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】第4の発明は、保持手段に略平行に保持さ
れた複数のノズルからそれぞれ繰り出される複数の線材
を、軸回りで回転するとともに前記複数の線材に対応す
る電極を備えた巻芯の外周に巻回する巻線方法におい
て、前記複数のノズルから繰り出された複数の線材がそ
れぞれ対応する前記電極上に配置されるように前記電極
の形態に応じて前記保持手段前記ノズルと略平行な回
転軸の回りの回転を制御して巻線する
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の作用および効果】第1の発明の巻線装置および
第3の発明の巻線方法では、複数の線材が巻芯外周に巻
回されるときには、線材の径に応じた保持手段(ノズル
保持部)の回転により、複数のノズルは巻芯の軸方向に
対して線材の径と等しい幅ずつずれた状態で並ぶように
されるので、これらのノズルから繰り出された複数の線
材は、巻芯の外周に並列に隙間なく整列状態で巻線され
る。したがって、本発明によれば、線材の径の変更に対
しても、ノズル保持部などのノズル機構の構成の変更は
ほとんど必要はなく、容易に対応することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】第2の発明の巻線装置および第4の発明の
巻線方法では、電極の形態に応じた保持手段(ノズル保
持部)の回転により、複数のノズルから繰り出された線
材は、それぞれ対応する電極に接する位置に正しく配置
することができる。したがって、本発明によれば、巻芯
に設けられる電極の形態の変更(例えば複数の電極間の
幅の変更)に対しても、ノズル保持部などのノズル機構
の構成の変更は一切必要なく、容易に対応することがで
きる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノズルからそれぞれ繰り出される複
    数の線材を、軸回りで回転する巻芯の外周に巻回する巻
    線装置において、 前記複数のノズルを略平行に保持する保持手段と、 この保持手段を前記複数のノズルと略平行な回転軸の回
    りで回転させる回転駆動手段と、 この回転駆動手段による前記保持手段の回転を制御する
    制御手段とを備え、 この制御手段は、前記巻芯の外周に前記複数の線材を巻
    回するときに、前記複数のノズルが前記巻芯の軸方向に
    対して前記線材の径と略等しい幅ずつずれた状態で並ぶ
    ように、前記保持手段の回転を制御することを特徴とす
    る巻線装置。
  2. 【請求項2】複数のノズルからそれぞれ繰り出される複
    数の線材を、軸回りで回転するとともに前記複数の線材
    に対応する電極を備えた巻芯の外周に巻回する巻線装置
    において、 前記複数のノズルを略平行に保持する保持手段と、 この保持手段を前記複数のノズルと略平行な回転軸の回
    りで回転させる回転駆動手段と、 この回転駆動手段による前記保持手段の回転を制御する
    制御手段とを備え、 この制御手段は、前記複数のノズルから繰り出された線
    材がそれぞれ対応する前記電極上に配置されるように、
    前記保持手段の回転を制御することを特徴とする巻線装
    置。
  3. 【請求項3】保持手段に略平行に保持された複数のノズ
    ルからそれぞれ繰り出される複数の線材を、軸回りで回
    転する巻芯の外周に巻回する巻線方法において、 前記複数のノズルが前記巻芯の軸方向に対して前記線材
    の径と略等しい幅ずつずれた状態で並ぶように、前記保
    持手段を前記ノズルと略平行な回転軸の回りで回転させ
    た状態で、前記巻芯の外周に前記複数の線材を巻回する
    ことを特徴とする巻線方法。
  4. 【請求項4】保持手段に略平行に保持された複数のノズ
    ルからそれぞれ繰り出される複数の線材を、軸回りで回
    転するとともに前記複数の線材に対応する電極を備えた
    巻芯の外周に巻回する巻線方法において、 前記複数のノズルから繰り出された線材がそれぞれ対応
    する前記電極上に配置されるように、前記ノズルと略平
    行な回転軸の回りで前記保持手段を回転させることを特
    徴とする巻線方法。
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