JPH11283458A - 押しボタン構造 - Google Patents

押しボタン構造

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Publication number
JPH11283458A
JPH11283458A JP8207198A JP8207198A JPH11283458A JP H11283458 A JPH11283458 A JP H11283458A JP 8207198 A JP8207198 A JP 8207198A JP 8207198 A JP8207198 A JP 8207198A JP H11283458 A JPH11283458 A JP H11283458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressed
switch
push button
button
side wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP8207198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Shishido
謙太郎 宍戸
Hiroshi Shirofuru
寛 代古
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中心からずれた位置を押圧しても、確実にス
イッチを押圧駆動することができる押しボタン構造を提
供する。 【解決手段】 被押圧面10aとこれに垂直な周縁部の
側壁11とからなるボタン本体10と、このボタン本体
を前記被押圧面と垂直方向に移動可能に取付けたパネル
1と、前記ボタン本体の内面側に設けた押圧リブ14に
より押圧駆動されるスイッチ7とからなり、前記スイッ
チ7は、前記被押圧面の中心からずれた位置に設けられ
た押しボタン構造において、前記ボタン本体10の押圧
駆動中に前記側壁11が当接するストップリブ12を、
前記被押圧面10aの中心に関し前記スイッチ7と反対
側の前記パネル1側に設け、前記ボタン本体10は、前
記側壁11が前記ストップリブ12と当接した後、この
当接部の側壁端部を中心に回転するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器等に用いる
押しボタン構造に関する。より詳しくは、押しボタンの
内面側に設けた押圧リブによりスイッチを押圧駆動する
押しボタン構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD装置やMD装置を搭載したオーディ
オ機器やAV機器のフロントパネルには各種操作のため
の押しボタンが設けられている。この押しボタンの内面
側にはスイッチが配設され、押しボタンを押すとその内
面側に設けた押圧リブによりスイッチを押圧駆動する。
【0003】このような押しボタンの被押圧面(指で押
される面)には通常数字や記号等の文字が表示される。
このような文字はボタン内面側に設けたLEDにより照
射されて識別される照光文字である。この文字はデザイ
ン上の要求により押しボタンの中央に形成される。この
ため、ボタン内面側のLEDも中央に設けなければなら
ず、したがってスイッチは中央からずれて端に片寄った
位置に配設される。
【0004】また、押しボタンは、被押圧面に垂直方向
に移動動作する構造である。この移動ストロークは、
0.8mm程度が要求されている。この場合、スイッチ
自体のストロークは通常0.3mm程度であるため、
0.5mm程度の遊びのクリアランスが必要になる。す
なわち、押しボタンを押してから0.5mmのストロー
クまでは押しボタンがスイッチに達せずスイッチを押圧
しない。押しボタンを0.5mm以上押圧すると初めて
スイッチが押圧されその後0.3mmのストロークだけ
スイッチが押し込まれる。
【0005】図7は、従来の押しボタン構造の要部断面
図である。フロントパネル41に押しボタンを構成する
ボタン本体42が装着され、その下側の基板43上にス
イッチ44が設けられる。このスイッチ44は、前述の
ように、ボタン本体の中心よりずれた位置に設けられて
いる。ボタン本体42の内面側には、スイッチ44を押
圧駆動するための押圧リブ45が一体形成されている。
このような構成により、ボタン本体42の被押圧面42
aを指で押すと押圧リブ45がスイッチ44を押し下げ
てスイッチ動作させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
押しボタン構造では、前述のように0.8mmのストロ
ーク中に0.5mmの遊びのストロークがあるため、図
8の矢印Fに示すようにスイッチ44と反対側に片寄っ
た位置を押圧すると、このストロークの間にボタン本体
42が図示したように傾いて押圧片45がスイッチ44
を押せなくなる。このため円滑なスイッチ動作が得られ
なくなる。
【0007】本発明はこのような点に対処するものであ
って、中心からずれた位置を押圧しても、確実にスイッ
チを押圧駆動することができる押しボタン構造の提供を
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、被押圧面とこれに垂直な周縁部の側壁
とからなるボタン本体と、このボタン本体を前記被押圧
面と垂直方向に移動可能に取付けたパネルと、前記ボタ
ン本体の内面側に設けた押圧リブにより押圧駆動される
スイッチとからなり、前記スイッチは、前記被押圧面の
中心からずれた位置に設けられた押しボタン構造におい
て、前記ボタン本体の押圧駆動中に前記側壁が当接する
ストップリブを、前記被押圧面の中心に対し前記スイッ
チと反対側の前記パネル側に設け、前記ボタン本体は、
前記側壁が前記ストップリブと当接した後、この当接部
の側壁端部を中心に回転するように構成したことを特徴
とする押しボタン構造を提供する。
【0009】この構成によれば、スイッチと反対側にず
れた位置を押圧してボタン本体が傾いて押圧片がスイッ
チからずれそうになった場合であっても、押された側の
側壁がストップリブに当接してこの当接部を中心にモー
メントが作用してボタン本体を反対側に傾斜するように
回転させる。これにより、押圧片がスイッチを押圧する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明に係る押しボ
タン構造が適用されるオーディオ装置のフロントパネル
部分の正面図である。フロントパネル1の下部に横一列
に並んで、それぞれ仕切リブ4で区切られた矩形の押し
ボタン2が設けられる。この押しボタン2の正面となる
被押圧面(指で押される面)の中央に照光文字3が表示
されている。
【0011】各押しボタン2をフロントパネル1に装着
するために、このフロントパネル1には後述のように、
押しボタンの形状に対応した溝が形成されている。
【0012】図2、図3および図4は、押しボタン部分
の詳細図であり、図2は押しボタンを外した状態のフロ
ントパネルの正面図、図3および図4はそれぞれ押しボ
タンが装着された状態のIII−III断面図およびI
V−IV断面図である。
【0013】図2に示すように、フロントパネル1に
は、押しボタンを装着するためのほぼ矩形の溝5が形成
される。この溝5は押しボタンに対応して連続して形成
され、各押しボタンの境界部分には仕切リブ4が設けら
れる。フロントパネル1には押しボタン位置決め用の円
筒状ボス6が設けられる。このボス6に嵌入する円柱状
の位置合せピン(図示しない)が押しボタン側に設けら
れ、位置合せピンをボスに挿入して位置決めが行われ
る。
【0014】押しボタンは、ボタン本体10からなり、
このボタン本体10はその正面に被押圧面10aが形成
され、この被押圧面10aの中心位置に前述の照光文字
3(図1)が形成される。この被押圧面10aの周縁部
に側壁11が設けられ、全体として矩形の箱の蓋の形状
を形成している。
【0015】フロントパネル1の下側には基板9が設け
られる。この基板9上に、各押しボタン装着位置の中央
にある前述の照光文字を照明するためのLED8が設け
られ、これに隣接して図の左側にずれた位置にスイッチ
7が設けられる。このスイッチ7に対向する位置のボタ
ン本体10の内面に押圧リブ14が設けられる。押圧リ
ブ14の下端面とスイッチ7の上端面との間にはクリア
ランスDが設けられる。本実施例ではDは約0.5mm
である。
【0016】スイッチ本体10の内面側には、ほぼ対角
線上の位置に2つの弾性片17が設けられる。これらの
弾性片17には角穴17aが形成される。この角穴17
aにフロントパネル1の溝5の内縁13に設けた爪18
が係入してスイッチ本体10を角穴17aの範囲内で上
下に移動可能に保持する。爪18は上面が傾斜して、ス
イッチ本体の装着時に弾性片17がこの傾斜面に沿って
弾性変形しながら押し込まれ、角穴17aの下端で弾発
的に係止する。
【0017】フロントパネル1の下面には、板バネ15
が取り付けボス16に装着され固定されている。この板
バネ15は、ボタン本体10に一体に固定された部材
(この図では弾性片17の下端部)に係合してボタン本
体10を常に上方に付勢し、ボタン本体が押圧されたと
きの復帰バネとして作用する。この場合、角穴17aに
係合する爪18が上限ストッパとして作用する。
【0018】前述のように、スイッチ7は、ボタン本体
10の中心から外れて左側にずれた位置に配置される
が、このスイッチ7と反対側の、即ち図の右側の側壁1
1に対向する位置で、仕切リブ4と内縁13との間の溝
5にストップリブ12が設けられる。このストップリブ
12の上面は、内側を向くように傾斜している。このよ
うなストップリブ12は、フロントパネル1と一体形成
したものであってもよいし、別部材として装着したもの
であってもよい。
【0019】上記構成の押しボタン構造において、ボタ
ン本体10の中心から外れた片寄った位置を押圧する
と、図5に示すように、押圧した側の側壁11がストッ
プリブ12に当接する。この場合、側壁11端部のスト
ップリブ12との当接点から、押圧力Fが作用する押圧
中心位置までの距離をaとすれば、モーメントFaが作
用してボタン本体10が矢印Aのように回転する。これ
により、押圧リブ14がスイッチ7に当接してこれを押
圧駆動することができる。このとき、板バネ15は弾性
片17に押し下げられ弾性変形するため、押圧力Fを解
除すると板バネ15の弾性力により元の位置(図2の状
態)に復帰する。
【0020】図6は本発明の別の実施の形態の断面図で
ある。この実施形態は、ストップリブ12の上面が平坦
で、これに当接する側壁11の端部がナイフエッジ状の
傾斜面として形成されている。この傾斜面はボタン本体
10の内側を向くように傾斜している。このような構成
においても、図5の例と同様に、中心から片寄った位置
を押圧すると、モーメントFaが作用して矢印Aのよう
にボタン本体が回転して押圧リブ14によりスイッチ7
を押圧駆動することができる。その他の構成および作用
効果は前述の図2〜図5の実施形態と同様である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、片寄
って配置されたスイッチと反対側にずれた位置を押圧し
てスイッチが押し切れなくなりそうになった場合であっ
ても、押された側の側壁がストップリブに当接してこの
当接部を中心にモーメントが作用してボタン本体を反対
側に傾斜するように回転させる。これにより、押圧リブ
がスイッチを押圧することができ、円滑なスイッチ動作
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るオーディオ機器の
フロントパネル部分の正面図。
【図2】 図1のフロントパネルの押しボタンを外した
状態の要部正面図。
【図3】 図2のフロントパネルに押しボタンを装着し
た状態のIII−III線に沿った断面図。
【図4】 図2のフロントパネルに押しボタンを装着し
た状態のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】 本発明の実施形態の作用説明図。
【図6】 本発明の別の実施形態の構成および作用説明
図。
【図7】 従来の押しボタン構造の構成および作用説明
図。
【符号の説明】 1:フロントパネル、2:押しボタン、3:照光文字、
4:仕切リブ、5:溝、6:位置決めボス、7:スイッ
チ、8:LED、9:基板、10:ボタン本体、11:
側壁、12:ストップリブ、13:内縁、14:押圧リ
ブ、15:板バネ、16:取り付けボス、17:弾性
片、17a:角穴、18:爪。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るオーディオ機器の
フロントパネル部分の正面図。
【図2】 図1のフロントパネルの押しボタンを外した
状態の要部正面図。
【図3】 図2のフロントパネルに押しボタンを装着し
た状態のIII−III線に沿った断面図。
【図4】 図2のフロントパネルに押しボタンを装着し
た状態のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】 本発明の実施形態の作用説明図。
【図6】 本発明の別の実施形態の構成および作用説明
図。
【図7】 従来の押しボタン構造の構成および作用説明
図。
【図8】 従来技術の動作説明図。
【符号の説明】 1:フロントパネル、2:押しボタン、3:照光文字、
4:仕切リブ、5:溝、6:位置決めボス、7:スイッ
チ、8:LED、9:基板、10:ボタン本体、11:
側壁、12:ストップリブ、13:内縁、14:押圧リ
ブ、15:板バネ、16:取り付けボス、17:弾性
片、17a:角穴、18:爪。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被押圧面とこれに垂直な周縁部の側壁とか
    らなるボタン本体と、 このボタン本体を前記被押圧面と垂直方向に移動可能に
    取付けたパネルと、 前記ボタン本体の内面側に設けた押圧リブにより押圧駆
    動されるスイッチとからなり、 前記スイッチは、前記被押圧面の中心からずれた位置に
    設けられた押しボタン構造において、 前記ボタン本体の押圧駆動中に前記側壁が当接するスト
    ップリブを、前記被押圧面の中心に対し前記スイッチと
    反対側の前記パネル側に設け、 前記ボタン本体は、前記側壁が前記ストップリブと当接
    した後、この当接部の側壁端部を中心に回転するように
    構成したことを特徴とする押しボタン構造。
  2. 【請求項2】前記ストップリブの前記側壁との当接面
    は、前記ボタン本体の内部側を向くように傾斜している
    ことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン構造。
  3. 【請求項3】前記ストップリブと当接する側壁の端面
    は、前記ボタン本体の内部側を向くように傾斜している
    ことを特徴とする請求項1に記載の押しボタン構造。
JP8207198A 1998-03-27 1998-03-27 押しボタン構造 Pending JPH11283458A (ja)

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JP8207198A JPH11283458A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 押しボタン構造

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JP8207198A JPH11283458A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 押しボタン構造

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JPH11283458A true JPH11283458A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13764262

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JP8207198A Pending JPH11283458A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 押しボタン構造

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JP (1) JPH11283458A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100452268C (zh) * 2004-08-06 2009-01-14 乐金电子(天津)电器有限公司 控制器组装体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100452268C (zh) * 2004-08-06 2009-01-14 乐金电子(天津)电器有限公司 控制器组装体

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