JPH11280845A - ホイールバランスウェイト - Google Patents
ホイールバランスウェイトInfo
- Publication number
- JPH11280845A JPH11280845A JP10086414A JP8641498A JPH11280845A JP H11280845 A JPH11280845 A JP H11280845A JP 10086414 A JP10086414 A JP 10086414A JP 8641498 A JP8641498 A JP 8641498A JP H11280845 A JPH11280845 A JP H11280845A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- locking member
- main body
- wheel
- rim
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 挿着時に係止部材に過大な変形を必要としな
いホイールバランスウェイトを提供すること。 【解決手段】 本発明のホイールバランスウェイトは、
ウェイト本体１と、ウェイト本体１に一端部が固定され
他端部がホイールのリム部の周縁部を挟み込むように開
口する係止部材３と、からなるホイールバランスウェイ
トであって、係止部材３は金属板をプレス成形して、少
なくとも他端部が断面弧状に曲成されたもので係止部材
３の一端部はウェイト本体１の側面あるいは下面に固定
され、開口はウェイト本体１の上面と係止部材の他端部
間に形成され、リム部の周縁部はウェイト本体１の上面
と係止部材３の他端部の弧状内周面間に挟持されること
を特徴とする。本発明のホイールバランスウェイトは、
係止部材の断面弧状部分のリムとの当接部が変化するこ
とによりリム部の高さの変化に対応できるとともに、係
止金具がたわむことでリム部の高さの変化に対応できる
効果を有する。
いホイールバランスウェイトを提供すること。 【解決手段】 本発明のホイールバランスウェイトは、
ウェイト本体１と、ウェイト本体１に一端部が固定され
他端部がホイールのリム部の周縁部を挟み込むように開
口する係止部材３と、からなるホイールバランスウェイ
トであって、係止部材３は金属板をプレス成形して、少
なくとも他端部が断面弧状に曲成されたもので係止部材
３の一端部はウェイト本体１の側面あるいは下面に固定
され、開口はウェイト本体１の上面と係止部材の他端部
間に形成され、リム部の周縁部はウェイト本体１の上面
と係止部材３の他端部の弧状内周面間に挟持されること
を特徴とする。本発明のホイールバランスウェイトは、
係止部材の断面弧状部分のリムとの当接部が変化するこ
とによりリム部の高さの変化に対応できるとともに、係
止金具がたわむことでリム部の高さの変化に対応できる
効果を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のタイヤホ
イールに取り付けるホイールバランスウェイトに関す
る。
イールに取り付けるホイールバランスウェイトに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】自動車などのタイヤをリムに組み込んだ
ホイールアッセンブリ状態において、ホイールアッセン
ブリの回転軸まわりの周方向および回転軸方向のアンバ
ランスが大きくなると、走行時に振動、騒音等の発生と
いうような不具合が生じるようになる。この振動や騒音
はホイールのアンバランスに起因するものであり、この
アンバランスを打ち消すためにホイールにバランスウェ
イトが取り付けられている。
ホイールアッセンブリ状態において、ホイールアッセン
ブリの回転軸まわりの周方向および回転軸方向のアンバ
ランスが大きくなると、走行時に振動、騒音等の発生と
いうような不具合が生じるようになる。この振動や騒音
はホイールのアンバランスに起因するものであり、この
アンバランスを打ち消すためにホイールにバランスウェ
イトが取り付けられている。
【０００３】ホイールバランスウェイトは、あらかじめ
所定の重量に調整された鉛や鉛合金からなるウェイト本
体と、このウェイト本体をホイールに固定するクリップ
とが一体に鋳造されたものがある。ここで、ウェイト本
体に用いられる鉛や鉛合金は、比重が大きくかつタイヤ
のホイールの湾曲面になじみやすい材質であることなど
から選ばれていた。
所定の重量に調整された鉛や鉛合金からなるウェイト本
体と、このウェイト本体をホイールに固定するクリップ
とが一体に鋳造されたものがある。ここで、ウェイト本
体に用いられる鉛や鉛合金は、比重が大きくかつタイヤ
のホイールの湾曲面になじみやすい材質であることなど
から選ばれていた。
【０００４】また、鉛系の材料は自然環境への負荷等の
問題を有することから、ウェイト本体をスチール系材料
とするホイールバランスウェイトが開発されつつある。
具体的には、従来のホイールバランスウエイトは、ウェ
イト本体と該ウェイト本体に一端部が固定され他端部が
ホイールのリム部の周縁部を挟み込むように開口する係
止部材とから構成されている。
問題を有することから、ウェイト本体をスチール系材料
とするホイールバランスウェイトが開発されつつある。
具体的には、従来のホイールバランスウエイトは、ウェ
イト本体と該ウェイト本体に一端部が固定され他端部が
ホイールのリム部の周縁部を挟み込むように開口する係
止部材とから構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のホイールバラン
スウェイトはその係止部材の開口にホイールのリム部の
周縁部を挿着して係止するものである。このためリム部
の周縁部を装着する際に係止部材の開口が大きく変形
し、係止部材の係止力が閉架する場合もあり得た。本発
明は上記実状に鑑みてなされたものであり、挿着時に係
止部材に過大な変形を必要としないホイールバランスウ
ェイトを提供することを課題とする。
スウェイトはその係止部材の開口にホイールのリム部の
周縁部を挿着して係止するものである。このためリム部
の周縁部を装着する際に係止部材の開口が大きく変形
し、係止部材の係止力が閉架する場合もあり得た。本発
明は上記実状に鑑みてなされたものであり、挿着時に係
止部材に過大な変形を必要としないホイールバランスウ
ェイトを提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明者らはホイールバランスウェイトのホイールへの
装着について検討を重ねた結果、ウェイト本体の上面と
ウェイト本体をリム部に係止する係止部材とでホイール
のリム部を挟持するようにし、係止部材の一端部をウェ
イト本体の側面あるいは下面に固定されるようにするこ
とで挿着時の係止部材の変形を少なくすることができる
ことを見出し、本発明を完成したものである。
本発明者らはホイールバランスウェイトのホイールへの
装着について検討を重ねた結果、ウェイト本体の上面と
ウェイト本体をリム部に係止する係止部材とでホイール
のリム部を挟持するようにし、係止部材の一端部をウェ
イト本体の側面あるいは下面に固定されるようにするこ
とで挿着時の係止部材の変形を少なくすることができる
ことを見出し、本発明を完成したものである。
【０００７】すなわち、本発明のホイールバランスウェ
イトは、ウェイト本体と、ウェイト本体に一端部が固定
され他端部がホイールのリム部の周縁部を挟み込むよう
に開口する係止部材と、からなるホイールバランスウェ
イトであって、係止部材は金属板をプレス成形して、少
なくとも他端部が断面弧状に曲成されたもので係止部材
の一端部はウェイト本体の側面あるいは下面に固定さ
れ、開口はウェイト本体の上面と係止部材の他端部間に
形成され、リム部の周縁部はウェイト本体の上面と係止
部材の他端部の弧状内周面間に挟持されることを特徴と
する。
イトは、ウェイト本体と、ウェイト本体に一端部が固定
され他端部がホイールのリム部の周縁部を挟み込むよう
に開口する係止部材と、からなるホイールバランスウェ
イトであって、係止部材は金属板をプレス成形して、少
なくとも他端部が断面弧状に曲成されたもので係止部材
の一端部はウェイト本体の側面あるいは下面に固定さ
れ、開口はウェイト本体の上面と係止部材の他端部間に
形成され、リム部の周縁部はウェイト本体の上面と係止
部材の他端部の弧状内周面間に挟持されることを特徴と
する。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明のホイールバランスウェイ
トは、ウェイト本体と、一端部がウェイト本体の側面あ
るいは下面に固定されかつ他端部が断面弧状に曲成され
た係止部材と、から構成され、リム部の周縁部がウェイ
ト本体の上面と係止部材の弧状内周面との間で挟持され
るように装着される。
トは、ウェイト本体と、一端部がウェイト本体の側面あ
るいは下面に固定されかつ他端部が断面弧状に曲成され
た係止部材と、から構成され、リム部の周縁部がウェイ
ト本体の上面と係止部材の弧状内周面との間で挟持され
るように装着される。
【０００９】ウェイト本体は、主としてウェイト量を調
節するものであり、鉄鋼等のスチールで形成できる。こ
のウエイト本体は断面が一定の線材を所定長さに切断す
ることにより容易に製造できる。係止部材は、鉄鋼板等
の金属板をプレス成形により曲成したものである。この
係止部材はウエイト本体に固定される一端部と開口を形
成する他端部とからなる。他端部は、一端部から少なく
ともウェイト本体の側面に沿って上方に延びる中間部
と、ウェイト本体の上面を覆うように湾曲し、ウェイト
本体の上面と他端部との開口を区画する先端部とから構
成するのが好ましい。リムの高さが高い場合において
も、この中間部および先端部がたわむことでリムの高さ
に対応できるようになる。
節するものであり、鉄鋼等のスチールで形成できる。こ
のウエイト本体は断面が一定の線材を所定長さに切断す
ることにより容易に製造できる。係止部材は、鉄鋼板等
の金属板をプレス成形により曲成したものである。この
係止部材はウエイト本体に固定される一端部と開口を形
成する他端部とからなる。他端部は、一端部から少なく
ともウェイト本体の側面に沿って上方に延びる中間部
と、ウェイト本体の上面を覆うように湾曲し、ウェイト
本体の上面と他端部との開口を区画する先端部とから構
成するのが好ましい。リムの高さが高い場合において
も、この中間部および先端部がたわむことでリムの高さ
に対応できるようになる。
【００１０】係止部材の一端部は、ウェイト本体の側面
の上端より１／３以上下方で係止されることが好まし
い。ウェイト本体の側面の上端より１／３以上下方とす
ることで中間部および先端部のたわみ量を多く取ること
ができるようになり、リムの高さの変化に対応できるよ
うになる。係止部材の他端部は、ウェイト本体に固定さ
れたウェイト本体のホイールと対向した内側面の側面か
らウェイト本体の下面および外側面に沿って上方に延
び、ウェイト本体の上面を覆うように湾曲し、ウェイト
本体の上面と他端部との開口を区画する先端部とからな
ることが好ましい。
の上端より１／３以上下方で係止されることが好まし
い。ウェイト本体の側面の上端より１／３以上下方とす
ることで中間部および先端部のたわみ量を多く取ること
ができるようになり、リムの高さの変化に対応できるよ
うになる。係止部材の他端部は、ウェイト本体に固定さ
れたウェイト本体のホイールと対向した内側面の側面か
らウェイト本体の下面および外側面に沿って上方に延
び、ウェイト本体の上面を覆うように湾曲し、ウェイト
本体の上面と他端部との開口を区画する先端部とからな
ることが好ましい。
【００１１】ホイール本体への係止部材の係止はホイー
ル本体に設けた係止穴に一端部を挿着固定する方法、ホ
イール本体と係止部材の一端部を加締めて固定する方
法、溶接する方法等の公知の手段を採用できる。本発明
のホイールバランスウェイトは、その表面に塗膜層を有
することが好ましい。塗膜層を有することで、ウェイト
本体や係止部材が錆の発生等の劣化を生じることを防ぐ
ことができる。
ル本体に設けた係止穴に一端部を挿着固定する方法、ホ
イール本体と係止部材の一端部を加締めて固定する方
法、溶接する方法等の公知の手段を採用できる。本発明
のホイールバランスウェイトは、その表面に塗膜層を有
することが好ましい。塗膜層を有することで、ウェイト
本体や係止部材が錆の発生等の劣化を生じることを防ぐ
ことができる。
【００１２】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を説明する。な
お、本実施例における係止金具は、鋼板（ＳＫ７、６、
５、Ｓ６０ＣＭ、Ｓ６５ＣＭおよびそれら相当品）を曲
げることで形成されており、ウェイト本体は棒鋼（Ｓ５
４００、Ｓ１０Ｃ）を所定長さに着ることにより形成さ
れている。なお、実施例のホイールバランスウェイトに
は、亜鉛クロメート処理、ダクロ処理、銀粉塗装による
表面処理が施されている。
お、本実施例における係止金具は、鋼板（ＳＫ７、６、
５、Ｓ６０ＣＭ、Ｓ６５ＣＭおよびそれら相当品）を曲
げることで形成されており、ウェイト本体は棒鋼（Ｓ５
４００、Ｓ１０Ｃ）を所定長さに着ることにより形成さ
れている。なお、実施例のホイールバランスウェイトに
は、亜鉛クロメート処理、ダクロ処理、銀粉塗装による
表面処理が施されている。
【００１３】（実施例１）本実施例は、図１の斜視図お
よび図２の断面図に示されるホイールバランスウェイト
である。このホイールバランスウェイトは、ウェイト本
体１と、一端がウェイト本体のホイールと対向しない面
である外側面の中央部に固定された係止金具３とからな
り、この係止金具３は、固定部３１とこの固定部３１か
らウェイト本体の外側面に沿って上方に延びる中間部３
２と、この中間部３２の上部がウェイト本体１の上面側
に向かって凸となっている凸部３３と、この凸部３３か
らウェイト本体１の上面を覆うように湾曲した湾曲部３
４より構成される。なお、ウェイト本体１は、ホイール
の周方向の湾曲面に沿って湾曲し、その角が丸められた
板状の形状をしている。
よび図２の断面図に示されるホイールバランスウェイト
である。このホイールバランスウェイトは、ウェイト本
体１と、一端がウェイト本体のホイールと対向しない面
である外側面の中央部に固定された係止金具３とからな
り、この係止金具３は、固定部３１とこの固定部３１か
らウェイト本体の外側面に沿って上方に延びる中間部３
２と、この中間部３２の上部がウェイト本体１の上面側
に向かって凸となっている凸部３３と、この凸部３３か
らウェイト本体１の上面を覆うように湾曲した湾曲部３
４より構成される。なお、ウェイト本体１は、ホイール
の周方向の湾曲面に沿って湾曲し、その角が丸められた
板状の形状をしている。
【００１４】なお、本実施例のホイールバランスウェイ
トは、取り付けや取り外しを容易とするためにホイール
のリム部と当接する湾曲部３４に開口する小孔５を有す
る。 （実施例２）本実施例は、図３の断面図に示されるホイ
ールバランスウェイトである。このホイールバランスウ
ェイトは、ウェイト本体１と、一端がウェイト本体１の
下面に固定された係止金具３とからなり、この係止金具
３は、固定部３１からウェイト本体１のホイールと対向
しない外側面に沿って上方に延びる中間部３２と、この
中間部３２の上部がウェイト本体１の上面側に凸となっ
ている凸部３３と、この凸部３３からウェイト本体１の
上面を覆うように湾曲した湾曲部３４より構成される。
なお、ウェイト本体１は、ホイールの周方向の湾曲面に
沿って湾曲し、その角が丸められた板状の形状をしてい
る。
トは、取り付けや取り外しを容易とするためにホイール
のリム部と当接する湾曲部３４に開口する小孔５を有す
る。 （実施例２）本実施例は、図３の断面図に示されるホイ
ールバランスウェイトである。このホイールバランスウ
ェイトは、ウェイト本体１と、一端がウェイト本体１の
下面に固定された係止金具３とからなり、この係止金具
３は、固定部３１からウェイト本体１のホイールと対向
しない外側面に沿って上方に延びる中間部３２と、この
中間部３２の上部がウェイト本体１の上面側に凸となっ
ている凸部３３と、この凸部３３からウェイト本体１の
上面を覆うように湾曲した湾曲部３４より構成される。
なお、ウェイト本体１は、ホイールの周方向の湾曲面に
沿って湾曲し、その角が丸められた板状の形状をしてい
る。
【００１５】また、本実施例のホイールバランスウェイ
トは、取り付けや取り外しを容易とするためにホイール
のリム部と当接する湾曲部３４に開口する小孔５を有す
る。 （実施例３）本実施例は、図４の断面図に示されるホイ
ールバランスウェイトである。このホイールバランスウ
ェイトは、ウェイト本体１と、一端がウェイト本体１の
ホイールと対向した内側面の側面中央に固定された係止
金具３とからなり、この係止金具３は、この側面中央の
固定部３１から内側面に沿って下方に延び、ウェイト本
体１の下面から外側面に沿って上方に延びる中間部３２
と、この中間部３２の上部がウェイト本体１の上面側に
凸となっている凸部３３と、この凸部３３からウェイト
本体１の上面を覆うように湾曲した湾曲部３４より構成
される。なお、ウェイト本体１は、ホイールの周方向の
湾曲面に沿って湾曲し、その角が丸められた板状の形状
をしている。
トは、取り付けや取り外しを容易とするためにホイール
のリム部と当接する湾曲部３４に開口する小孔５を有す
る。 （実施例３）本実施例は、図４の断面図に示されるホイ
ールバランスウェイトである。このホイールバランスウ
ェイトは、ウェイト本体１と、一端がウェイト本体１の
ホイールと対向した内側面の側面中央に固定された係止
金具３とからなり、この係止金具３は、この側面中央の
固定部３１から内側面に沿って下方に延び、ウェイト本
体１の下面から外側面に沿って上方に延びる中間部３２
と、この中間部３２の上部がウェイト本体１の上面側に
凸となっている凸部３３と、この凸部３３からウェイト
本体１の上面を覆うように湾曲した湾曲部３４より構成
される。なお、ウェイト本体１は、ホイールの周方向の
湾曲面に沿って湾曲し、その角が丸められた板状の形状
をしている。
【００１６】また、本実施例のホイールバランスウェイ
トは、取り付けや取り外しを容易とするためにホイール
のリム部と当接する湾曲部３４に開口する小孔５を有す
る。 （取り付け）ここで、実施例１のホイールバランスウェ
イトを用いて、ホイールのリム部７に取り付け、この取
り付けの断面図を図５に示した。図５の断面図は、リム
の高さが低いときであり、実施例１のウェイトは、湾曲
部３４と、ウェイト本体１の上面でリム部の周縁部７１
を挟み込むように取り付けられている。また、図６に示
すように、リムの高さが高い場合には、中間部３２がた
わむことでリムの高さに対応して取り付けられている。
トは、取り付けや取り外しを容易とするためにホイール
のリム部と当接する湾曲部３４に開口する小孔５を有す
る。 （取り付け）ここで、実施例１のホイールバランスウェ
イトを用いて、ホイールのリム部７に取り付け、この取
り付けの断面図を図５に示した。図５の断面図は、リム
の高さが低いときであり、実施例１のウェイトは、湾曲
部３４と、ウェイト本体１の上面でリム部の周縁部７１
を挟み込むように取り付けられている。また、図６に示
すように、リムの高さが高い場合には、中間部３２がた
わむことでリムの高さに対応して取り付けられている。
【００１７】
【発明の効果】本発明のホイールバランスウェイトは、
ウェイト本体の上面と、ウェイト本体を係止する係止部
材の断面弧状に曲成された部分とで挟み込むように取り
付けられる。つまり、係止部材の断面弧状部分のリムと
の当接部が変化することによりリム部の高さの変化に対
応できる。さらに、係止金具にもうけられた中間部がた
わむことでリム部の高さの変化に対応できる。このた
め、本発明のホイールバランスウェイトは、リムへのフ
ィット性にすぐれている。
ウェイト本体の上面と、ウェイト本体を係止する係止部
材の断面弧状に曲成された部分とで挟み込むように取り
付けられる。つまり、係止部材の断面弧状部分のリムと
の当接部が変化することによりリム部の高さの変化に対
応できる。さらに、係止金具にもうけられた中間部がた
わむことでリム部の高さの変化に対応できる。このた
め、本発明のホイールバランスウェイトは、リムへのフ
ィット性にすぐれている。
【図１】 実施例１のホイールバランスウェイトの斜視
図である。
図である。
【図２】 実施例１のホイールバランスウェイトの断面
図である。
図である。
【図３】 実施例２のホイールバランスウェイトの断面
図である。
図である。
【図４】 実施例３のホイールバランスウェイトの断面
図である。
図である。
【図５】 実施例１のホイールバランスウェイトをホイ
ールのリム部に取り付けるときの断面図である。
ールのリム部に取り付けるときの断面図である。
【図６】 実施例１のホイールバランスウェイトをホイ
ールのリム部に取り付けるときの断面図である。
ールのリム部に取り付けるときの断面図である。
１…ウェイト本体 ３…係止金具 ３１…固定
部 ３２…中間部 ３３…凸部 ３４…湾
曲部 ５…小孔 ７…リム部 ７１…リム
部の周縁部
部 ３２…中間部 ３３…凸部 ３４…湾
曲部 ５…小孔 ７…リム部 ７１…リム
部の周縁部
Claims (3)
- 【請求項１】 ウェイト本体と該ウェイト本体に一端部
が固定され他端部がホイールのリム部の周縁部を挟み込
むように開口する係止部材とからなるホイールバランス
ウェイトであって、 該係止部材は金属板をプレス成形して少なくとも該他端
部が断面弧状に曲成されたもので該係止部材の該一端部
は該ウェイト本体の側面あるいは下面に固定され、該開
口は該ウェイト本体の上面と該係止部材の該他端部間に
形成され、該リム部の該周縁部は該ウェイト本体の上面
と該係止部材の該他端部の弧状内周面間に挟持されるホ
イールバランスウェイト。 - 【請求項２】 前記係止部材の前記他端部は前記ウェイ
ト本体に固定された部分から少なくとも該ウェイト本体
の側面に沿って上方に延びる中間部と該ウェイト本体の
該上面を覆うように湾曲して延び前記開口を区画する先
端部とからなる請求項１記載のホイールバランスウェイ
ト。 - 【請求項３】 前記係止部材の前記他端部は前記ウェイ
ト本体の前記側面の上端より１／３以上下方である請求
項１記載のホイールバランスウェイト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10086414A JPH11280845A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ホイールバランスウェイト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10086414A JPH11280845A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ホイールバランスウェイト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280845A true JPH11280845A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13886224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10086414A Pending JPH11280845A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ホイールバランスウェイト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280845A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020050613A (ko) * | 2000-12-21 | 2002-06-27 | 이계안 | 자동차용 밸런스웨이트의 설치구조 |
| US8807663B2 (en) | 2011-03-08 | 2014-08-19 | Plombco Inc. | Overmolded wheel-balancing weight |
| USD737116S1 (en) | 2012-03-08 | 2015-08-25 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
| US10288147B2 (en) | 2002-07-15 | 2019-05-14 | Plombco Inc. | Vehicle wheel balance weights |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10086414A patent/JPH11280845A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020050613A (ko) * | 2000-12-21 | 2002-06-27 | 이계안 | 자동차용 밸런스웨이트의 설치구조 |
| US10288147B2 (en) | 2002-07-15 | 2019-05-14 | Plombco Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| US10704644B2 (en) | 2002-07-15 | 2020-07-07 | Plombco Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| US8807663B2 (en) | 2011-03-08 | 2014-08-19 | Plombco Inc. | Overmolded wheel-balancing weight |
| US9341231B2 (en) | 2011-03-08 | 2016-05-17 | Plombco Inc. | Overmolded wheel-balancing weight with wheel-securing clip |
| USD737116S1 (en) | 2012-03-08 | 2015-08-25 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
| USD762105S1 (en) | 2012-03-08 | 2016-07-26 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
| USD774872S1 (en) | 2012-03-08 | 2016-12-27 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
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Legal Events
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| A02 | Decision of refusal |
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