JP3503007B2 - ホイールバランスウエイトおよびその製造方法 - Google Patents
ホイールバランスウエイトおよびその製造方法Info
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Description
イヤとともに構成するホイールのアンバランスが起因と
して発生する自動車走行時の振動、騒音などを抑えるこ
とを目的として用いられるホイールバランスウエイトお
よびその製造方法に関する。
スウエイト1Eは、予め所定の重量に調整された鉛製の
ウエイト2eと、一端側に形成されホイール4のリム部
40に係止される係止部30eと他端側に形成されウエ
イト2e内部にインサートされた埋め込み部31eとを
もつ取り付け金具3eと、よりなる。
エイト2eの重量を所定のg単位(一般的には2.5
g、5g、10gなど)の間隔で増減、調整された複数
種類が製造され、それらから、使用目的とする重量のも
のを選択し、ホイール4のリム部40に取り付けられ
る。すなわち、ホイールバランスウエイト1Eは、ホイ
ール4の材質および形状、大きさなどにより、それぞれ
異なるアンバランスを解消するために最適な重量のウエ
イト2eをもつものが選択され、リム部40に取り付け
られる。 (2)また例えば、前記ホイールバランスウエイト1E
の製造方法としては、予め用意された鋳型(図示せず)
のキャビィテイに取り付け金具3eの埋め込み部31e
を配置した後、溶融した鉛(あるいは鉛を主成分とする
合金、以下同じ)を流し込み、冷却、固化しウエイト2
eを形成し、かつウエイト2eに前記埋め込み部31e
を埋め込むことによって、取り付け金具3eとウエイト
2eとを一体的に連結したホイールバランスウエイト1
Eを製造することが知られている。
バランスウエイト1Eは、ウエイト2eとして高価な鉛
を用いているため、製造コストが高いものとなる。ま
た、前記従来のホイールバランスウエイト1Eの製造方
法は、ウエイト2eの重量を種々のg単位の間隔で増
減、調整された複数種類を製造する場合、複数種類の鋳
型を必要とするため、製造コストが高いものとなる。
イト1Eは、ホイール4のリム部40への取り付け時
に、取り付け金具3eを木ハンマーなどの打撃工具によ
る打ち込み操作に伴う衝撃で鉛製のウエイト2eの一部
が欠損(いわゆる欠肉)し、本来のバランス機能を損な
い不良品となる。この場合には、新たな良品に取り替え
るなど、余分な工数を必要とする。
で、材料費が低廉ですみ、かつ製造コストを低減でき、
またウエイトが前記打ち込み操作に伴う衝撃で欠損(欠
肉)することのないホイールバランスウエイトおよびそ
の製造方法を提供することを課題とする。
ルバランスウエイトの製造方法は、一定の断面形状をも
つ鉄線材を引き抜きにより製造し所定の曲率半径とする
鉄線材製造工程と、該鉄線材を所定の長さに切断して所
定の重量に調整した重量調整済のウエイトを形成する切
断工程と、一端側に形成されたホイールのリム部に係止
される係止部と他端側に形成され該ウエイトの一部に連
結される連結部とをもつ取り付け金具の該連結部を、該
ウエイトに一体的に連結する連結工程と、よりなること
を特徴とする。
がホイールのリム部と当接し、その中央部が取り付け金
具によりホイールのリム部に付勢されているホイールバ
ランスウエイトであって、一定の断面形状をもつ鉄線材
を引き抜きにより製造しさらに所定の曲率半径とした鉄
線材を所定の長さに切断して所定の重量に調整した重量
調整済のウエイトと、一端側に形成されたホイールのリ
ム部に係止される係止部と他端側に形成され該ウエイト
の中央部に連結される連結部とをもつ取り付け金具と、
よりなることを特徴とする。
ホイールバランスウエイトにおいて、ホイールのリム部
の曲率半径より大きい曲率半径をもつことを特徴とす
る。請求項4のウエイトは、請求項2記載のホイールバ
ランスウエイトにおいて、その両端にホイールのリム部
の円弧状内面に当接する突起を持つことを特徴とする。
ホイールバランスウエイトにおいて、その表面に塗膜層
をもつことを特徴とする。
トの製造方法を実施する場合、金属線材製造工程、切断
工程、連結工程を順に実施する。そして、金属線材製造
工程では、金属線材として例えば、引き抜きあるいは転
造などによりー定の断面形状もつ長尺状の鉄線材、ステ
ンレス線材、銅線材、黄銅線材、アルミニュウム線材な
どのひとつが製造される。この金属線材は、曲げ加工さ
れて所定の曲率半径を付与される。
された曲げ加工済の金属線材を目的とする重量に相当す
る円弧長さに次々と切断する。すると、重量調整済のウ
エイトが多数、手軽に得られる。連結工程では、取り付
け金具の連結部を、前記ウエイトの中央部(両端の間)
に溶接、接着剤による接着、カシメ、ビス締め、などの
連結手段のひとつを用いてー体的に連結する。なお、前
記溶接手段としては、スポット溶接、アルゴン溶接、酸
素溶接、炭酸ガス溶接、レーザー溶接などを用いること
ができる。
り付け金具とよりなるホイールバランスウエイトを、鉛
製のウエイトと取り付け金具とよりなる場合に比べ多量
に、安価に製造できる。本発明、ホイールバランスウエ
イトは、前記製造方法により引き抜きあるいは転造など
によりー定の断面形状もつ長尺状の金属線材を、目的と
する長さに切断することにより金属線材製のウエイト
と、金属線材製のウエイトに連結部を、前記連結手段の
ひとつを用いて一体的に連結された取り付け金具とより
構成できる。
け金具の係止部をホイールのリム部に装着すると、取り
付け金具のもつ弾性(弾性変形に伴い発生する反力、以
下同じ)およびリム部に当接した金属線材製のウエイト
のもつ弾性により、前記ウエイトがリム部に付勢された
状態で確実に当接するとともに、固定、保持される。
その製造方法の実施例1を図1〜図6に基づいて説明す
る。実施例1のホイールバランスウエイトの製造方法
は、鉄製線材製造工程、切断工程、連結工程を順に実施
し、図1に斜視して示すホイールバランスウエイト1を
製造するために用いられる。
ルバランスウエイト1を説明する。ホイールバランスウ
エイト1は、鉄線材製のウエイト2(以下、鉄線材製ウ
エイト2称する)と、この鉄線材製ウエイト2に取り付
けられた取り付け金具3とよりなる。鉄線材製ウエイト
2は、図3、図4に示すように、ホイール4の円周方向
Pに一周するリム部40の曲率半径R1と同じ曲率半径
R2をもつ断面形状が一定の円弧形棒状体である。この
鉄線材製ウエイト2の周方向Pの全長L(図2参照)
は、使用目的とする重量〔所定のg単位(一般的には
2.5g、5g、10gなど)の間隔で増減、調整され
た複数種類〕毎に変化させた種々の値に設定される。
け対象とするホイール4の種類(材質および形状、大き
さなど)によって異なるアンバランスの大きさに対応で
きるように、必要とする重量が異なるため、各重量に相
当するように調整された全長Lに設定される。なお、前
記曲率半径R1、R2は、同じ値である。また、鉄線材
製ウエイト2は、その断面形状を図5、図6に示すよう
に、ホイール4のリム部40に対向する側の形状がリム
部40の円弧状内周面400(鉄線材製ウエイト2を収
容し、かつ係止する部分)の断面形状に相似するように
形成される。すなわち、取り付け金具3の連結部31に
対向する側に平坦な垂直面20が形成されるとともに、
ホイール4のリム部40の円弧状内周面400に対向す
る側に係止凸部21が形成される。さらに垂直面20と
係止凸部21との上方境界部および下方境界部を、ほぼ
同じ大きさの上方アール部R1および下方アール部R2
で接続した形状としている(図6参照)。なお、鉄線材
製ウエイト2の前記断面形状は、前記図6に示されるも
のに限定されるものではなく、ホイール4の種類毎に対
応可能に、種々変形できる。
ウエイト1の変形例1として図7に示すホイールバラン
スウエイト1aのように、鉄線材製ウエイト2aの垂直
面20と係止凸部21との上方境界部を上方斜面k1で
接続し、下方境界部を下方斜面k2と下方水平面k3で
接続した形状とすることができる。また、前記実施例1
のホイールバランスウエイト1の変形例2として図8に
示されるように、鉄線材製ウエイト2bの垂直面20と
係止凸部21との上方境界部を上方斜面k1で接続し、
下方境界部を下方斜面k2と下方アール部R3で接続し
た形状とすることができる。
mの鉄板を所定の長さおよび所定の幅に設定した横長の
板をプレス装置により打ち抜き加工後、側面より見て略
J字状に曲げ加工し多量生産して得たもので、一端側を
小円弧状に屈曲するとともに、ホイール4のリム部40
の断面形状にほぼ相似する断面形状を備え、リム部40
に係止する係止凹部300を形成する係止部30と、他
端側にウエイト2aの垂直面20に連結される平坦な連
結部31をもつ。
1を備えている。この先端301は、取り付け金具3を
ホイール4のリム部40へ取り付ける際、タイヤ6(図
3〜図6参照)とリム部40との間にスムーズに進入す
るように配慮したものである。ホイール4には、装飾用
のホイールカバー5が装着される。なお、図8に示され
る変形例2の取り付け金具3bは、連結部31bの先端
に、鉄線材製ウエイト2bの前記下部アールR3部分に
沿って保持するアール保持部310が形成されている。
この場合には、取り付け金具3bをホイール4のリム部
40へ取り付けた際、鉄線材製ウエイト2bをより確実
にリム部40に係止した状態を保持することができる。
ト1を製造する場合を説明する。鉄製線材製造工程で
は、引き抜きあるいは転造などによりー定の断面形状も
つ長尺状の鉄(SC鋼材)線材A(図2鎖線参照)が製
造される。この鉄線材Aは、ベンダー装置や、プレス装
置により曲げ加工されて所定の曲率半径を付与される。
された曲げ加工済の鉄線材Aを目的とする重量に相当す
る円弧長さに次々と切断する。すると、重量調整済の鉄
線材製ウエイト2が多数、手軽に得られる。連結工程で
は、図2に示される取り付け金具3の連結部31を、前
記鉄線材製ウエイト2の中央部(両端の間)Sにスポッ
ト溶接により一体的に連結する。
付け金具3とよりなるホイールバランスウエイト1(図
1参照)を多量に、安価に製造できる。製造されたホイ
ールバランスウエイト1は、図6に示されるように、取
り付け金具3の係止部30をホイール4のリム部40の
外周面401に沿って押し込み、かつタイヤ6とリム部
40との間に先端301を差し込むとともに、係止部3
0の係止凹部300をリム部40に嵌め入れ取り付け
る。
21は、リム部40に対向する領域部分を、リム部40
の円弧状内周面400に当接した状態にあり、同時に、
リム部40の円周方向Pに沿って、鉄線材製ウエイト2
がその円周方向のほぼ全域で当接し、取り付け金具3の
弾性および鉄線材製ウエイト2の鉄材質のもつ弾性によ
って、リム部40に付勢された状態で確実に係止でき
る。
法によれば、安価な鉄線材を用いて形成した鉄線材製ウ
エイト2を使用できるため、従来、高価な鉛(あるいは
鉛を主成分とする合金)を用いて鉛製ウエイトを製造す
ることによる材料コストをほぼ1/2〜1/3に低減で
き、かつ量産時に大幅なコストダウンを実現できる。ま
た、実施例1のホイールバランスウエイ1によると、そ
の鉄線材製ウエイト2は、強靱であり、ホイール4のリ
ム部40への取り付け時に、取り付け金具3eを木ハン
マーなどの打撃工具による打ち込み操作に伴う衝撃が付
与された場合であっても、従来の鉛製のウエイト2e
(図11参照)のように、その一部が欠損(いわゆる欠
肉)し、本来のバランス機能を損ない不良品となること
を回避できる。
によって、鉛製のウエイト2eの場合のように、欠損に
よる不良品の発生および新たな良品に取り替えるなどの
余分な工数を必要とすることがない。さらに、鉛製のウ
エイト2eを用いないで済む利点として、製造工程時お
よび製造後の取扱時に人体への衛生上の影響や、車の走
行時および廃棄処分時などの環境衛生上の不都合を発生
することが皆無となる。
項7のようにその表面に図略の塗膜層を約1mmの厚さ
に形成することもできる。この塗膜層としては、アルミ
銀粉塗装を用いることができる。前記鉄線材製ウエイト
2の表面に塗膜層を形成した場合には、鉄線材製ウエイ
ト2の防錆効果や、鉄線材製ウエイト2が当接するホイ
ール4のリム部40が傷付きにくいことなどの効果を得
ることができる。
ト2として鉄系のSC鋼材を用いた場合で説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば鉄系のSS鋼材
などの鋼材の他、ステンレス系線材、銅系線材、黄銅系
線材、アルミニュウム系線材などのひとつを金属線材素
材として用い前記鉄線材製ウエイト2と同じ形状のもの
を形成することもできる。
エイトの実施例2を図9に基づいて説明する。図9に示
す実施例2のホイールバランスウエイト1Aは、ホイー
ル4のリム部40の曲率半径R1および実施例1の鉄線
材製ウエイト2の曲率半径R2より大きい曲率半径R3
をもつ鉄線材製ウエイト2cをもつこと以外は、実施例
1のホイールバランスウエイト1と同じ構成である。従
って、ホイールバランスウエイト1と同じ構成部分に
は、同じ符号を付して説明を省略する。
は、鉄線材製ウエイト2cの曲率半径R3を、ホイール
4のリム部40の曲率半径R1より大きい値に設定され
る。このため、図9に示されるように、取り付け金具3
の係止部30をホイール4のリム部40に取り付け、係
止させる。すると鉄線材製ウエイト2cは、リム部40
の内周側凹部を形成する円弧状内周面400に対し、両
端23c、24cが2つの係止支点として当接し、かつ
前記曲率半径R1と曲率半径R3との差により、両端2
3c、24cの間の領域と前記円弧状内周面400との
間に形成される僅かな隙間を、少なくする方向に、取り
付け金具3により付勢された状態で固定、保持される。
は、実施例1と同じ効果を得られるとともに、鉄線材製
ウエイト2cが実施例1の鉄線材製ウエイト2の場合に
比べ、取り付け金具3により強く付勢され、より確実に
ホイール4のリム部40に係止することができる。 (実施例3)本発明のホイールバランスウエイトの実施
例3を図10に基づいて説明する。
ウエイト1Bは、鉄線材製ウエイト2dの両端23、2
4に突起23d、24dを形成したこと以外は、前記実
施例1のホイールバランスウエイト1と同じ構成であ
る。従って、ホイールバランスウエイト1と同じ構成部
分には、同じ符号を付して説明を省略する。実施例3の
ホイールバランスウエイト1Bは、鉄線材製ウエイト2
dの両端23、24に突起23d、24dを形成してい
る。なお、突起23d、24dは、ポンチ装置あるいは
プレス装置などを用いて鉄線材製ウエイト2bの内周面
側より、外周面側(ホイール4のリム部40の円弧状内
周面400に対向する側)に打ち出すことにより形成さ
れる。
け金具3の係止部31をホイール4のリム部40に係止
すると、鉄線材製ウエイト2bは、その曲率半径R2
と、前記リム部40に曲率半径R1との差がなくても、
その突起23d、24dがリム部40の円弧状内周面4
00に当接し、かつ突起23d、24dの間の領域と前
記円弧状内周面400との間に形成される僅かな隙間
を、少なくする方向に、取り付け金具3により付勢され
た状態で固定、保持される。
は、実施例1と同じ効果を得られるとともに、鉄線材製
ウエイト2bが実施例1の鉄線材製ウエイト2の場合に
比べ、前記取り付け金具3により強く付勢され、より確
実にホイール4のリム部40に係止することができる。
れば、安価な金属線材よりなるウエイトを使用できるた
め、従来、高価な鉛(あるいは鉛を主成分とする合金)
を用いてウエイトを製造することによる材料コストをほ
ぼ1/2〜1/3に低減でき、かつ量産時に大幅なコス
トダウンを実現できる。
り付け金具の係止部をホイールのリム部に取り付け、係
止すると、取り付け金具のもつ弾性(弾性反力)の他、
リム部に当接したウエイトは金属線材より製造されてい
ることにより、従来の鉛(あるいは鉛を主成分とする合
金)を用いて製造されたウエイトからでは期待できなか
った弾性(弾性反力)を備えている。
(弾性反力)と、金属線材製のウエイトのもつ弾性(弾
性反力)との相互作用によって、金属線材製のウエイト
がリム部に付勢された状態で確実に当接でき、かつ固
定、保持できる。また、前記製造方法で得られた本発明
のホイールバランスウエイトウェイによると、その金属
線材製のウエイトは、強靱であり、ホイールのリム部へ
の取り付け時に、取り付け金具を木ハンマーなどの打撃
工具による打ち込み操作に伴う衝撃が付与された場合で
あっても、従来の鉛製のウエイトのように、その一部が
欠損(いわゆる欠肉)し、本来のバランス機能を損ない
不良品となることを回避できる。
とによって、鉛製のウエイトの場合のように、欠損によ
る不良品の発生および新たな良品に取り替えるなどの余
分な工数を必要とすることがない。さらに、鉛製のウエ
イトを用いないで済む利点として、製造工程時および製
造後の取扱時に人体への衛生上の影響や、車の走行時お
よび廃棄処分時などの環境衛生上の不都合を発生するこ
とが皆無となる。
のリム部の曲率半径より大きい曲率半径をもつ金属線材
製のウエイトを用いた場合および請求項6の構成のよう
に、両端にホイールのリム部の円弧状内周面に当接する
突起をもつ金属線材製のウエイトを用いた場合では、金
属線材製のウエイトの両端をホイールのリム部に係止す
る2つの係止支点として利用できる。このため、請求項
8の構成のように、ウエイトの両端がホイールのリム部
と当接した状態で、ウエイトの中央部が取り付け金具に
よりホイールのリム部に付勢することができる。これら
の場合によると、前記2つの係止支点と、2つの係止支
点の間の領域でそれより半径方向で外周側でリム部に係
止する取り付け金具の係止部と、で形成される三角形状
にバランスされるため、ホイールのリム部に取り付けら
れたホイールバランスウエイトは、より安定して固定、
保持できる。
て示す斜視図である。
取り付け金具を連結する状態を示す斜視図である。
ールに取り付けた状態を示す概略正面図である。
である。
拡大して示す矢視図である。
である。
エイトの要部の一部を拡大して示す断面図である。
エイトの要部の一部を拡大して示す断面図である。
一部を拡大して示す正面図である。
の一部を拡大して示す正面図である。
に取り付けた状態を示す概略正面図である。
材製ウエイト 2a…鉄線材 3…固定用金具 30…連結部 31…
係止部 4…ホイール 40…リム部 6…タイヤ
Claims (5)
- 【請求項1】一定の断面形状をもつ鉄線材を引き抜きに
より製造し所定の曲率半径とする鉄線材製造工程と、 該鉄線材を所定の長さに切断して所定の重量に調整した
重量調整済のウエイトを形成する切断工程と、 一端側に形成されたホイールのリム部に係止される係止
部と他端側に形成され該ウエイトの一部に連結される連
結部とをもつ取り付け金具の該連結部を、該ウエイトに
一体的に連結する連結工程と、よりなることを特徴とす
るホイールバランスウエイトの製造方法。 - 【請求項2】ウエイトは、その両端がホイールのリム部
と当接し、その中央部が取り付け金具によりホイールの
リム部に付勢されているホイールバランスウエイトであ
って、 一定の断面形状をもつ鉄線材を引き抜きにより製造しさ
らに所定の曲率半径とした鉄線材を所定の長さに切断し
て所定の重量に調整した重量調整済のウエイトと、 一端側に形成されたホイールのリム部に係止される係止
部と他端側に形成され該ウエイトの中央部に連結される
連結部とをもつ取り付け金具と、よりなることを特徴と
するホイールバランスウエイト。 - 【請求項3】ウエイトは、ホイールのリム部の曲率半径
より大きい曲率半径をもつ請求項2記載のホイールバラ
ンスウエイト。 - 【請求項4】ウエイトは、その両端にホイールのリム部
の円弧状内面に当接する突起を持つ請求項2記載のホイ
ールバランスウエイト。 - 【請求項5】ウエイトは、その表面に塗膜層をもつ請求
項2記載のホイールバランスウエイト。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP20220595A JP3503007B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | ホイールバランスウエイトおよびその製造方法 |
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