JP2001234980A - ホイール用バランスウエイト - Google Patents
ホイール用バランスウエイトInfo
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- JP2001234980A JP2001234980A JP2000042640A JP2000042640A JP2001234980A JP 2001234980 A JP2001234980 A JP 2001234980A JP 2000042640 A JP2000042640 A JP 2000042640A JP 2000042640 A JP2000042640 A JP 2000042640A JP 2001234980 A JP2001234980 A JP 2001234980A
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- Japan
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- weight
- clip
- main body
- wheel
- weight body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウエイト本体を鋼鉄製としながら、ウエイト
本体とクリップとを容易に一体化することができるよう
にする。 【解決手段】 ホイール用バランスウエイト１１は、鋼
鉄製のウエイト本体１２と、ばね鋼製のクリップ１３と
からなり、クリップ１３に、ほぼ円筒状の取付部１６を
形成し、この取付部１６にウエイト本体１２を挿入して
嵌着する。このとき、取付部１６の突条部１７がウエイ
ト本体１２の溝１４に係合し、ウエイト本体１２を抜け
止めする。
本体とクリップとを容易に一体化することができるよう
にする。 【解決手段】 ホイール用バランスウエイト１１は、鋼
鉄製のウエイト本体１２と、ばね鋼製のクリップ１３と
からなり、クリップ１３に、ほぼ円筒状の取付部１６を
形成し、この取付部１６にウエイト本体１２を挿入して
嵌着する。このとき、取付部１６の突条部１７がウエイ
ト本体１２の溝１４に係合し、ウエイト本体１２を抜け
止めする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などのタイ
ヤホイールに取り付けられるホイール用バランスウエイ
トに係り、特に、ウエイト本体とクリップとの一体化構
成に関するものである。
ヤホイールに取り付けられるホイール用バランスウエイ
トに係り、特に、ウエイト本体とクリップとの一体化構
成に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】例えば、自動車のタイ
ヤホイールに取り付けられるホイール用バランスウエイ
トは、従来、鉛、或いは鉛合金からなるウエイト本体
に、そのウエイト本体をタイヤホイールに固定するため
のばね鋼製のクリップを一体化して構成されている。こ
の従来のホイール用バランスウエイトにおいて、ウエイ
ト本体とクリップとを一体化するには、インサート成
形、すなわちウエイト本体を鋳造（ダイキャスト）によ
り製造する際、クリップを型内にセットしてクリップの
一部をウエイト本体内に埋め込むことによって行ってい
た。しかしながら、このインサート成形によりウエイト
本体とクリップとを一体化する方式では、ウエイト本体
の鋳造時にクリップを型内にセットしなければならない
ため、製造性が悪いという問題がある上、ウエイト本体
を構成する鉛や鉛合金は自然環境に悪影響を及ぼすとい
う問題があった。
ヤホイールに取り付けられるホイール用バランスウエイ
トは、従来、鉛、或いは鉛合金からなるウエイト本体
に、そのウエイト本体をタイヤホイールに固定するため
のばね鋼製のクリップを一体化して構成されている。こ
の従来のホイール用バランスウエイトにおいて、ウエイ
ト本体とクリップとを一体化するには、インサート成
形、すなわちウエイト本体を鋳造（ダイキャスト）によ
り製造する際、クリップを型内にセットしてクリップの
一部をウエイト本体内に埋め込むことによって行ってい
た。しかしながら、このインサート成形によりウエイト
本体とクリップとを一体化する方式では、ウエイト本体
の鋳造時にクリップを型内にセットしなければならない
ため、製造性が悪いという問題がある上、ウエイト本体
を構成する鉛や鉛合金は自然環境に悪影響を及ぼすとい
う問題があった。
【０００３】そこで、鉛や鉛合金を用いることなくホイ
ール用バランスウエイトを構成するために、図４に示す
ようにウエイト本体１を厚鋼板からの打ち抜きによって
製造し、そしてウエイト本体１にプレスの打ち出しによ
って形成した突起２をクリップ３に形成された小孔４に
嵌め込んでかしめによって固着一体化することが考えら
れている。しかしながら、このものでも、ウエイト本体
１の突起２をクリップ３の小孔４に嵌め込む作業が面倒
で、生産性に劣るものであった。
ール用バランスウエイトを構成するために、図４に示す
ようにウエイト本体１を厚鋼板からの打ち抜きによって
製造し、そしてウエイト本体１にプレスの打ち出しによ
って形成した突起２をクリップ３に形成された小孔４に
嵌め込んでかしめによって固着一体化することが考えら
れている。しかしながら、このものでも、ウエイト本体
１の突起２をクリップ３の小孔４に嵌め込む作業が面倒
で、生産性に劣るものであった。
【０００４】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ウエイト本体を鋼鉄製としながら、ウ
エイト本体とクリップとを容易に一体化することができ
るホイール用バランスウエイトを提供するにある。
で、その目的は、ウエイト本体を鋼鉄製としながら、ウ
エイト本体とクリップとを容易に一体化することができ
るホイール用バランスウエイトを提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のホイール用バランスウエイトは、鋼鉄製
のウエイト本体と、ばね鋼製のクリップとからなり、ク
リップに、ほぼ筒状の取付部を形成し、この取付部に対
し前記ウエイト本体を挿入により嵌着したことを特徴と
するものである。この構成によれば、ウエイト本体とク
リップとを、取付部へのウエイト本体の挿入によって容
易に一体化できる。この場合、ウエイト本体および取付
部のうち、一方に凹部を形成すると共に、他方に凸部を
形成し、これら凹部と凸部との係合によってウエイト本
体を取付部から抜け止めすることができる。
めに、本発明のホイール用バランスウエイトは、鋼鉄製
のウエイト本体と、ばね鋼製のクリップとからなり、ク
リップに、ほぼ筒状の取付部を形成し、この取付部に対
し前記ウエイト本体を挿入により嵌着したことを特徴と
するものである。この構成によれば、ウエイト本体とク
リップとを、取付部へのウエイト本体の挿入によって容
易に一体化できる。この場合、ウエイト本体および取付
部のうち、一方に凹部を形成すると共に、他方に凸部を
形成し、これら凹部と凸部との係合によってウエイト本
体を取付部から抜け止めすることができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車のタイヤホ
イールに取り付けられるホイール用バランスウエイトに
適用した一実施例につき、図１〜図３を参照しながら説
明する。図１に示すように、ホイール用バランスウエイ
ト１１は、ウエイト本体１２とクリップ１３とから構成
されている。上記ウエイト本体１２は、炭素鋼を例えば
冷間鍛造することによって例えば丸棒状に形成したもの
で、図３に示すように、その中間部分の外周部には、こ
れを一周するほぼＵ字状の溝１４が２本形成されてい
る。なお、ウエイト本体１２は、図２に示すタイヤホイ
ールのリム１５の外周部、即ちウエイト本体１２を取り
付ける部位の円弧に合わせて円弧状に曲げられている。
イールに取り付けられるホイール用バランスウエイトに
適用した一実施例につき、図１〜図３を参照しながら説
明する。図１に示すように、ホイール用バランスウエイ
ト１１は、ウエイト本体１２とクリップ１３とから構成
されている。上記ウエイト本体１２は、炭素鋼を例えば
冷間鍛造することによって例えば丸棒状に形成したもの
で、図３に示すように、その中間部分の外周部には、こ
れを一周するほぼＵ字状の溝１４が２本形成されてい
る。なお、ウエイト本体１２は、図２に示すタイヤホイ
ールのリム１５の外周部、即ちウエイト本体１２を取り
付ける部位の円弧に合わせて円弧状に曲げられている。
【０００７】一方、クリップ１３は、ばね鋼板からなる
もので、一方側にほぼ円筒状の取付部１６が形成されて
いる。この取付部１６はウエイト本体１２の外径より小
なる内径に形成されおり、その周囲部には、ウエイト本
体１２の溝１４に対応して内方に突出するする突条部１
７が２本形成されている。
もので、一方側にほぼ円筒状の取付部１６が形成されて
いる。この取付部１６はウエイト本体１２の外径より小
なる内径に形成されおり、その周囲部には、ウエイト本
体１２の溝１４に対応して内方に突出するする突条部１
７が２本形成されている。
【０００８】上記ウエイト本体１２とクリップ１３との
一体化は、取付部１６内にウエイト本体１２を挿入する
ことによって行われる。これにより、取付部１６が自身
の弾発力によりウエイト本体１２に巻き締まり、ウエイ
ト本体１２とクリップ１３とが一体化される。また、取
付部１６の凸部としての突条部１７がウエイト本体１２
の凹部としての溝１４内に嵌り込んで係合し、これによ
ってウエイト本体１２が取付部１６からの抜け止めされ
る。以上のように構成されたホイール用バランスウエイ
ト１１は、図２に示すように、クリップ１３によりリム
１５に挟むことによってタイヤホイールに取り付けられ
る。なお、クリップ１３に形成された孔１８は、ホイー
ル用バランスウエイト１１をタイヤホイール１５から取
り外すときにドライバなどを引っ掛けるためのものであ
る。
一体化は、取付部１６内にウエイト本体１２を挿入する
ことによって行われる。これにより、取付部１６が自身
の弾発力によりウエイト本体１２に巻き締まり、ウエイ
ト本体１２とクリップ１３とが一体化される。また、取
付部１６の凸部としての突条部１７がウエイト本体１２
の凹部としての溝１４内に嵌り込んで係合し、これによ
ってウエイト本体１２が取付部１６からの抜け止めされ
る。以上のように構成されたホイール用バランスウエイ
ト１１は、図２に示すように、クリップ１３によりリム
１５に挟むことによってタイヤホイールに取り付けられ
る。なお、クリップ１３に形成された孔１８は、ホイー
ル用バランスウエイト１１をタイヤホイール１５から取
り外すときにドライバなどを引っ掛けるためのものであ
る。
【０００９】ここで、ホイール用バランスウエイト１１
は、タイヤを取り付けた状態でタイヤホイールのアンバ
ランス量を測定した結果により、そのアンバランス量に
応じた重量のものが選択される。そのために重量の異な
るウエイト本体１２が多数用意されている。本実施例で
は、クリップ１３を共通に使用できるようにするため
に、ウエイト本体１２の重量はその長さを変えることに
よって変更するように構成している。
は、タイヤを取り付けた状態でタイヤホイールのアンバ
ランス量を測定した結果により、そのアンバランス量に
応じた重量のものが選択される。そのために重量の異な
るウエイト本体１２が多数用意されている。本実施例で
は、クリップ１３を共通に使用できるようにするため
に、ウエイト本体１２の重量はその長さを変えることに
よって変更するように構成している。
【００１０】このように本実施例によれば、ウエイト本
体１２を炭素鋼によって構成したので、鉛或いは鉛合金
によって構成するとは異なり、自然環境に悪影響を及ぼ
すおそれがない。また、取付部１６内にウエイト本体１
２を挿入することによってウエイト本体１２とクリップ
１３とを容易に一体化することができるので、製造コス
トの低減化を図ることができる。しかも、取付部１６内
にウエイト本体１２を挿入すると、突条部１７が溝１４
内に嵌合してウエイト本体１２の抜け止めがなされるの
で、抜け止めのための加工を別途行わずとも済み、より
一層製造コストを低減できる。
体１２を炭素鋼によって構成したので、鉛或いは鉛合金
によって構成するとは異なり、自然環境に悪影響を及ぼ
すおそれがない。また、取付部１６内にウエイト本体１
２を挿入することによってウエイト本体１２とクリップ
１３とを容易に一体化することができるので、製造コス
トの低減化を図ることができる。しかも、取付部１６内
にウエイト本体１２を挿入すると、突条部１７が溝１４
内に嵌合してウエイト本体１２の抜け止めがなされるの
で、抜け止めのための加工を別途行わずとも済み、より
一層製造コストを低減できる。
【００１１】尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例
に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変
更が可能である。ウエイト本体１２の抜け止めはろう付
けで行っても良い。ウエイト本体１２の抜け止めは取付
部１６に爪を設け、この爪をウエイト本体１２に食い込
ませることによって行うようにしても良い。ウエイト本
体１２からの取付部１６の抜け止めを行うための凹凸
は、上記実施例とは逆に、ウエイト本体１２に凸部を形
成し、取付部１６に凹部を形成するようにしても良い。
に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変
更が可能である。ウエイト本体１２の抜け止めはろう付
けで行っても良い。ウエイト本体１２の抜け止めは取付
部１６に爪を設け、この爪をウエイト本体１２に食い込
ませることによって行うようにしても良い。ウエイト本
体１２からの取付部１６の抜け止めを行うための凹凸
は、上記実施例とは逆に、ウエイト本体１２に凸部を形
成し、取付部１６に凹部を形成するようにしても良い。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図
【図２】側面図
【図３】ウエイト本体の正面図
【図４】従来のホイール用バランスウエイトの分解斜視
図
図
図中、１２はウエイト本体、１３はクリップ、１４は溝
（凹部）、１６は取付部、１７は突条部（凸部）であ
る。
（凹部）、１６は取付部、１７は突条部（凸部）であ
る。
Claims (2)
- 【請求項１】 鋼鉄製のウエイト本体と、ばね鋼製のク
リップとからなり、前記クリップに、ほぼ筒状の取付部
を形成し、この取付部に前記ウエイト本体を挿入により
嵌着したことを特徴とするホイール用バランスウエイ
ト。 - 【請求項２】 前記ウエイト本体および前記取付部のう
ち、一方に凹部を形成すると共に、他方に凸部を形成
し、これら凹部と凸部との係合によって前記ウエイト本
体を取付部から抜け止めすることを特徴とする請求項１
記載のホイール用バランスウエイト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000042640A JP2001234980A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | ホイール用バランスウエイト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000042640A JP2001234980A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | ホイール用バランスウエイト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001234980A true JP2001234980A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18565688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000042640A Pending JP2001234980A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | ホイール用バランスウエイト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001234980A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008022781A1 (de) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | Dionys Hofmann Gmbh | Ausgleichsgewicht für den unwuchtausgleich eines fahrzeugrades |
| GB2479935A (en) * | 2010-04-30 | 2011-11-02 | Trax Jh Ltd | A clip and a weight for a wheel balance assembly and a method of manufacture of a wheel balance assembly |
| JP2013071720A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Hitachi Metals Ltd | 車両用アルミニウム合金ホイール |
| US8807663B2 (en) | 2011-03-08 | 2014-08-19 | Plombco Inc. | Overmolded wheel-balancing weight |
| USD737116S1 (en) | 2012-03-08 | 2015-08-25 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
| US9157501B2 (en) | 2002-07-15 | 2015-10-13 | Hennessy Industries, Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| US9169895B2 (en) | 2011-11-29 | 2015-10-27 | Hennessy Industries, Inc. | Vehicle wheel balance weights |
-
2000
- 2000-02-21 JP JP2000042640A patent/JP2001234980A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10288147B2 (en) | 2002-07-15 | 2019-05-14 | Plombco Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| US10704644B2 (en) | 2002-07-15 | 2020-07-07 | Plombco Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| US9157501B2 (en) | 2002-07-15 | 2015-10-13 | Hennessy Industries, Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| WO2008022781A1 (de) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | Dionys Hofmann Gmbh | Ausgleichsgewicht für den unwuchtausgleich eines fahrzeugrades |
| GB2479935A (en) * | 2010-04-30 | 2011-11-02 | Trax Jh Ltd | A clip and a weight for a wheel balance assembly and a method of manufacture of a wheel balance assembly |
| US8807663B2 (en) | 2011-03-08 | 2014-08-19 | Plombco Inc. | Overmolded wheel-balancing weight |
| US9341231B2 (en) | 2011-03-08 | 2016-05-17 | Plombco Inc. | Overmolded wheel-balancing weight with wheel-securing clip |
| JP2013071720A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Hitachi Metals Ltd | 車両用アルミニウム合金ホイール |
| US9169895B2 (en) | 2011-11-29 | 2015-10-27 | Hennessy Industries, Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| US9400032B2 (en) | 2011-11-29 | 2016-07-26 | Hennessy Industries, Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| USD762105S1 (en) | 2012-03-08 | 2016-07-26 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
| USD774872S1 (en) | 2012-03-08 | 2016-12-27 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
| USD737116S1 (en) | 2012-03-08 | 2015-08-25 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
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