JPH11279733A - 黒変抵抗をもつ溶融亜鉛基めっき鋼板 - Google Patents
黒変抵抗をもつ溶融亜鉛基めっき鋼板Info
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Abstract
抑制する。 【解決手段】 4.0重量%以上のAlと1.0重量%を
超えるMgを含有する溶融亜鉛基めっきを施した溶融亜
鉛基めっき鋼板の該めっき層表面にクロメート処理を施
してなる黒変抵抗をもつ溶融亜鉛基めっき鋼板。
Description
亜鉛基めっき鋼板に関する。
る。特に,Alを含有したZn−Al系合金めっき鋼板
では黒変する傾向が強く,クロメート処理するとその傾
向は一層顕著になることがある。
板を主にコイル状で保管したときや,該鋼板が高温多湿
な環境にさらされたときに,めっき表面が灰黒色に変色
する現象を言う。この黒変現象が発生しても,めっき本
来の目的である耐食性には直接悪い影響を与えないが,
見栄えが悪くなって表面外観が損なわれる。
lを添加したZn−Al系合金めっき鋼板で起きやすい
が,これは,例えば「鉄と鋼」第72年(1986),第8号,
P.1013〜1020によれば,めっき表層部に生成した亜鉛酸
化物(ZnO)からその酸素の一部がAlによって奪わ
れ, ZnO1-X 系の酸化物が最表層部に形成するからで
あるとされている。また,クロメート処理した場合に
は,活性化されためっき表面に形成されたクロメート皮
膜によって,該めっき表面は酸素の供給が抑制された状
態となり,いっそうZnOが酸素欠乏型のZnO1-X に
変化しやすく,すなわち,黒変しやすくなる。
ても,Alを含有するZn−Al系溶融めっき鋼板にお
いて,さらには,これにクロメート処理した鋼板におい
て,黒変現象が起き易いことは事実であり,その根本的
な解決策は見い出されていないというのが実情である。
課題は,Alを含有するZn−Al系溶融めっき鋼板,
さらにはこれにクロメート処理した鋼板において,黒変
現象の発生を防止することにある。
溶融亜鉛めっき浴に1.0重量%を超えるMgを添加し
ためっき浴組成とすることによって解決できることがわ
かった。より具体的には,4.0重量%以上のAlを含
有する溶融亜鉛めっき浴に1.0重量%を超えるMgを
添加し,このAl・Mg含有溶融亜鉛基めっき浴に鋼板
を浸漬してAl・Mg含有溶融亜鉛基めっき鋼板を製造
し,このめっき鋼板にクロメート処理を施した場合に
は,前述のような黒変の発生が抑制されることがわかっ
た。
上のAlおよび1.0重量%を超えるMgを含有する溶
融亜鉛基めっきを施した溶融亜鉛基めっき鋼板の該めっ
き層表面にクロメート処理を施してなる黒変抵抗をもつ
溶融亜鉛基めっき鋼板を提供する。めっき層の好ましい
Al含有量は4.0〜10重量%,めっき層の好ましい
Mg含有量は1.0超え〜4.0重量%である。
表面における〔Al/Zn/Zn2Mgの三元共晶組
織〕の面積率が70%以上である金属組織を有する場合
には,これにクロメート処理を施しても,黒変発生を顕
著に抑制できる。当該めっき浴中に適量のTiとBを含
有させておくと,より具体的には0.002〜0.1重量
%のTiおよび0.001〜0.045重量%のBを含有
させておくと,前記のようなZn2Mg系の三元共晶組
織を得やすくなる。
めっき鋼板ではAlの含有量の多少に拘わらず黒変が発
生しやすく,この場合,めっき層にさらにMgを含有す
ると,Mg量が0.5重量%程度では,Mgを含有しな
い場合よりも黒変が発生しやすくなる。例えば前掲の
「鉄と鋼」第72年(1986),第8号,P.1013〜1020には,
0.18〜13%Al−Zn合金めっき鋼板において,
0.1%および0.5%のMgを添加した場合の黒変発生
状況が報告されており,めっき層へのMgの添加は無添
加の場合に比べて,Alの含有量に拘わらず,黒変を発
生しやすくなることが示されている。
処理を施すと,一般に,黒変が促進される。例えば前掲
文献においても,めっき層中のAlおよびMgの含有率
の増加と共に,これにクロメート処理した場合には黒変
化が促進することが実験的に示されている。ただし,こ
の文献でのめっき層中のMg含有量は最大で0.5重量
%である。
重量%を超えるMgを含有する溶融亜鉛基めっき鋼板の
場合には,クロメート処理しても,黒変が発生し難くな
ることを本発明者らは見い出した。とくに,4.0重量
%以上のAlと1.0重量%を超えるMgを含有させ且
つ〔Al/Zn/Zn2Mgの三元共晶組織〕を晶出さ
せた金属組織としためっき層の場合には,この三元共晶
組織の量が多いほど,黒変が発生し難くなることがわか
った。本発明のめっき鋼板では,Mgはむしろ黒変を抑
制する作用を果たすのである。
明のめっき鋼板ではめっき最表層部に薄く且つ安定なM
gの酸化皮膜が均一に形成するので,この状態でクロメ
ート処理を施すと,このMg酸化皮膜が亜鉛の酸化その
ものを抑制し,結果として酸素欠乏型のZnO1-X の生
成を抑制するからであろうと考えられる。そのさい,前
記の三元共晶組織が充分に晶出していると,Mgの分布
が緻密且つ均一となり,一層,均一で且つ安定なMg酸
化皮膜の生成を促すものと考えられる。この三元共晶組
織はめっき層中のMgが1重量%を超えると充分な量晶
出する。その際Al量が4重量%未満であると,すなわ
ち初晶にZnが晶出すると,その部分でZnO1-X が生
成し,充分な黒変抵抗が得られない。
ましい形態を述べる。
に4.0重量%以上のAlと1.0重量%を超えるMgを
含有させた溶融めっき浴に鋼板を浸漬することによって
製造されるものであるが,このようなAlとMgを含有
するAl−Mg系の溶融亜鉛基めっき鋼板は良好な耐食
性を示す。
面に均一な腐食生成物を生成させ,これが当該めっき鋼
板の耐食性を著しく高める作用を供する。Mg含有量が
1.0重量%以下ではかような腐食生成物を均一に生成
させる作用が十分ではなく,他方,Mg含有量が4.0
重量%を越えてもMgによる耐食性向上効果は飽和し,
かえってめっき浴中にMg酸化物系のドロスが発生しや
すくなるので,Mg含有量は1.0〜4.0重量%とする
のがよい。好ましいMg含有量は1.5〜4.0重量%,
さらに好ましいMg含有量は2.0〜3.5重量%,一層
好ましいMg含有量は2.5〜3.5重量%である。
板の耐食性を向上させる作用を供するとともにめっき浴
中のAlはめっき浴表面にMg酸化物系のドロスが発生
するのを抑制する作用を供する。Al含有量が4.0重
量%未満では該鋼板の耐食性向上効果が十分ではなく,
Mg酸化物系のドロス発生を抑制する効果も低い。他
方,Al含有量が10重量%を越えると,めっき層と母
材鋼板との界面でFe−Al合金層の成長が著しくな
り,めっき密着性が悪くなる。好ましいAl含有量は
4.0〜9.0重量%,更に好ましいAl含有量は5.0
〜8.5重量%,一層好ましいAl含有量は5.0〜7.
0重量%である。
Zn−Al−Mgの三元組成において,めっき層表面に
おける〔Al/Zn/Zn2Mgの三元共晶組織〕の面
積率が大きいほどクロメート処理後の黒変を抑制する作
用が増す。
晶組織〕は,〔Al/Zn/Zn11Mg2の三元共晶組
織〕とは区別される。Zn−Al−Mgの三元平衡状態
図上では,Alが約4重量%付近でMgが約3重量%近
傍において,融点が最も低くなる三元共晶点(融点=3
43℃)が見られる。したがって,この三元共晶点近傍
の浴組成を採用した場合に,めっき層の金属組織中に,
後者の〔Al/Zn/Zn11Mg2の三元共晶組織の素
地自体或いはこの素地中に〔初晶Al相〕または〔初晶
Al相〕と〔Zn単相〕が混在したもの或いは〔初晶A
l相〕と〔Al/Zn11Mg2共晶〕が混在したもの
(Zn11Mg2系の相という)が局部的に晶出する現象
が起きやすいが,この局部的に晶出したZn11Mg2系
の相は,他の相(Zn2Mg系の相)よりも変色しやす
く,放置しておくと,この部分が非常に目立った色調と
なり,表面外観を著しく悪くするので好ましくない。し
たがってZn11Mg2系の相が局部的に晶出するのを防
止し,Zn2Mg系の相を多くすることによって表面外
観に優れた且つ耐食性にも優れたものとすることができ
るが,このような組織制御は,めっき浴から引き上げら
れるめっき鋼板の冷却速度を調整することによって行な
い得る。
0℃未満とし且つ溶融めっき層の凝固完了までの冷却速
度を10℃/秒以上に制御するか,或いは該めっき浴の
浴温を470℃以上とし且つ溶融めっき層の凝固完了ま
での冷却速度を0.5℃/秒以上に制御すれば,Zn11
Mg2系の相の局部的な晶出を防止し,Zn2Mg系の相
を多くすることができる。
を添加しておくと一層容易となる。例えば0.002〜
0.1重量%のTiおよび0.001〜0.045重量%
のBを含有させておくと,該めっき浴の浴温を融点以上
410℃未満とし且つめっき後の冷却速度を7℃/秒以
上に制御するか,或いはめっき浴の浴温を410℃以上
とし且つめっき後の冷却速度を0.5℃/秒以上に制御
すればZn11Mg2系の相の局部的な晶出を防止しなが
らZn2Mg系の三元共晶組織を得ることができる。
相,すなわち〔Al/Zn/Zn2Mgの三元共晶組
織〕の素地中に〔初晶Al相〕,または〔初晶Al相〕
と〔Zn単相〕,或いは〔初晶Al相〕と〔Al/Zn
2Mg共晶組織〕が混在した金属組織を有するめっき鋼
板にクロメート処理を施した場合,めっき層表面におけ
る〔Al/Zn/Zn2Mgの三元共晶組織〕の含有割
合と黒変との間に所定の関係があることを見い出した。
元共晶組織〕の晶出量が多いほど,クロメート処理後の
黒変発生頻度が低くなり,具体的には該三元共晶組織が
めっき層の表面の70%以上であれば黒変発生をほぼ抑
制できることがわかった。
処理には,大きく分けて反応型のものと塗布型のものが
ある。反応型のものはエッチング機能を有するもので,
液中にF-, Cl-, SO4 2+, NO3 -, PO3 -, CH3C
OO-, しゅう酸イオンなどを含むのが通常であるのに
対し,塗布型のものでは,このようなイオンを通常は含
有しない。本発明で適用するクロメート処理としては反
応型クロメート処理を採用することもできるが,塗布型
のクロメート処理を採用した場合には一層顕著に黒変抵
抗を有するものとなる。
っきラインを想定した条件で,中炭素鋼の熱延鋼板(厚
み:2.3mm)を,最高到達板温が600℃,炉内雰
囲気の露点が−40℃のもとで熱処理したあと,各種組
成と浴温(表1に示す)の溶融亜鉛基めっき浴に3秒間
浸漬し,該浴から引き上げたあとの冷却速度(浴温から
めっき層凝固温度までの平均値)を表1のように種々変
化させて溶融めっきを施した。
採取し,電子顕微鏡像でめっき層表面の金属組織を調査
し,〔Al/Zn/Zn2Mgの三元共晶組織〕の占め
る割合(面積率%)を評価した。その結果を表1に示し
た。
施した。処理液は日本パーカライジング株式会社製の商
品名ジンクロム3387Nのもの(塗布型クロメート
液)を用いた。処理条件は次のとおりである。
60%,温度50℃の炉内に25日間保持し,黒変の発
生状況を次のようにして調べた。すなわち,試験後の黒
変の程度を分光光度計を用いてLab法のL値で測定
し,試験前のL値との差ΔLを指標とした。ΔL値が5
以下では目視で変色が殆んど分からないことからΔL≦
5を合格とする。その結果を表1に示した。
代えた以外は,実施例1を繰り返した。 〔適用したクロメート処理〕処理液:ジンクロム338
7Nにフッ化ジルコニウムを1g/L添加した液 処理方法:実施例1に同じ クロム付着量:40mg/m2
施例1と同様の黒変評価を行ない,表2に示す結果を得
た。
代えた以外は,実施例1を繰り返した。 〔適用したクロメート処理〕 処理液:CrO3 水溶液 処理条件:スプレーリンガーロール方式 液中トータルCr濃度:18g/L クロム付着量:18mg/m2
施例1と同様の黒変評価を行ない,表3に示す結果を得
た。
重量%以上のAlと1.0重量%を超えるMgを含有す
る溶融亜鉛基めっき鋼板にクロメート処理を施したもの
は優れた黒変抵抗を有することがわかる。また,めっき
層表面における〔Al/Zn/Zn2Mgの三元共晶組
織〕の面積率が70%以上において優れた黒変抵抗を有
することがわかる。
Claims (5)
- 【請求項1】 4.0重量%以上のAlと1.0重量%を
超えるMgを含有する溶融亜鉛基めっきを施した溶融亜
鉛基めっき鋼板の該めっき層表面にクロメート処理を施
してなる黒変抵抗をもつ溶融亜鉛基めっき鋼板。 - 【請求項2】 溶融亜鉛基めっき鋼板は,Zn中に4.
0〜10重量%のAlおよび1.0〜4.0重量%のMg
を含有した溶融亜鉛基めっき浴に浸漬して製造されたも
のである請求項1に記載の溶融亜鉛基めっき鋼板。 - 【請求項3】 溶融亜鉛基めっき浴は,さらに0.00
2〜0.1重量%のTiおよび0.001〜0.045重
量%のBを含有する請求項2に記載の溶融亜鉛基めっき
鋼板。 - 【請求項4】 溶融亜鉛基めっき層は,めっき層表面に
おける〔Al/Zn/Zn2Mgの三元共晶組織〕の面
積率が70%以上である請求項1,2または3に記載の
溶融亜鉛基めっき鋼板。 - 【請求項5】 クロメート処理は塗布型クロメート処理
である請求項1,2,3または4に記載の溶融亜鉛基め
っき鋼板。
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JP10175898A JP3729233B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 黒変抵抗をもつ溶融亜鉛基めっき鋼板 |
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- 1998-03-31 JP JP10175898A patent/JP3729233B2/ja not_active Expired - Lifetime
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