JPH11278768A - エレベータへの浸入雨水処理構造 - Google Patents
エレベータへの浸入雨水処理構造Info
- Publication number
- JPH11278768A JPH11278768A JP7577598A JP7577598A JPH11278768A JP H11278768 A JPH11278768 A JP H11278768A JP 7577598 A JP7577598 A JP 7577598A JP 7577598 A JP7577598 A JP 7577598A JP H11278768 A JPH11278768 A JP H11278768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoistway
- elevator
- rainwater
- entrance
- water block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、雨水を簡単に除去することが可能
なエレベータへの浸入雨水処理構造を提供する。 【解決手段】 昇降路2と、この昇降路2内を昇降する
乗りかご3と、この乗りかご3内に出入するために前記
昇降路2に設けた出入口4と、この出入口4に設けた乗
場ドア5とを有しているエレベータ1であって、大雨時
に、このエレベータ1の前記出入口4の前方乗場床面8
に、第1のウォーターブロック9を敷き詰め、かつ、前
記昇降路2のピット内底2aに第2のウォーターブロッ
ク10を敷き詰めることにより達成される。
なエレベータへの浸入雨水処理構造を提供する。 【解決手段】 昇降路2と、この昇降路2内を昇降する
乗りかご3と、この乗りかご3内に出入するために前記
昇降路2に設けた出入口4と、この出入口4に設けた乗
場ドア5とを有しているエレベータ1であって、大雨時
に、このエレベータ1の前記出入口4の前方乗場床面8
に、第1のウォーターブロック9を敷き詰め、かつ、前
記昇降路2のピット内底2aに第2のウォーターブロッ
ク10を敷き詰めることにより達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータへの浸
入雨水処理構造に関するものである。
入雨水処理構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの乗場が屋外に面して
いるところでは、大雨時に雨水が乗場に流れ込み、その
乗場に流れ込んだ雨水は、乗場ドアと敷居との隙間など
から昇降路のピット内に流れ込んでしまい、エレベータ
運転停止や昇降路内に設置した機器類の電気絶縁不良な
どの事故の発生が多くなっていた。
いるところでは、大雨時に雨水が乗場に流れ込み、その
乗場に流れ込んだ雨水は、乗場ドアと敷居との隙間など
から昇降路のピット内に流れ込んでしまい、エレベータ
運転停止や昇降路内に設置した機器類の電気絶縁不良な
どの事故の発生が多くなっていた。
【0003】そこで、雨水が昇降路に浸入するのを阻止
するのに、乗場ドア手前の乗場床面に、ウェスやタオル
を敷き詰めていた。
するのに、乗場ドア手前の乗場床面に、ウェスやタオル
を敷き詰めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウェス
やタオルを敷き詰めても、昇降路内への雨水の浸入を完
全に阻止することができず、昇降路内のピット内底に雨
水が溜ってしまうことが多かった。ピット内底に溜った
雨水は、塵取りやバケツなどでくみだす必要があり、保
守作業が大変であるとともに、エレベータの停止時間が
長くなってしまうという問題点があった。
やタオルを敷き詰めても、昇降路内への雨水の浸入を完
全に阻止することができず、昇降路内のピット内底に雨
水が溜ってしまうことが多かった。ピット内底に溜った
雨水は、塵取りやバケツなどでくみだす必要があり、保
守作業が大変であるとともに、エレベータの停止時間が
長くなってしまうという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解決しえる
エレベータへの浸入雨水処理構造を提供するにある。
エレベータへの浸入雨水処理構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、昇降路と、
この昇降路内を昇降する乗りかごと、この乗りかご内に
出入するために前記昇降路に設けた出入口と、この出入
口に設けた乗場ドアとを有しているエレベータであっ
て、大雨時に、このエレベータの前記出入口の前方乗場
床面に第1のウォーターブロックを敷き詰め、かつ、前
記昇降路のピット内そこに第2のウォーターブロックを
敷き詰めることにより達成される。
この昇降路内を昇降する乗りかごと、この乗りかご内に
出入するために前記昇降路に設けた出入口と、この出入
口に設けた乗場ドアとを有しているエレベータであっ
て、大雨時に、このエレベータの前記出入口の前方乗場
床面に第1のウォーターブロックを敷き詰め、かつ、前
記昇降路のピット内そこに第2のウォーターブロックを
敷き詰めることにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0008】図1において、エレベータ1は、昇降路2
と、この昇降路2内を昇降する乗りかご3と、この乗り
かご3内に出入するために、昇降路2に設けた出入口4
と、この出入口4に設けた乗場ドア5と、昇降路2のピ
ット内底2aに設けたバッファ6とを備えている。
と、この昇降路2内を昇降する乗りかご3と、この乗り
かご3内に出入するために、昇降路2に設けた出入口4
と、この出入口4に設けた乗場ドア5と、昇降路2のピ
ット内底2aに設けたバッファ6とを備えている。
【0009】エレベータ1の出入口4には、図2に示す
ように、乗場ドア5が設けられている。乗場ドア5の手
前の乗場床面8には、第1のウォーターブロック9が敷
き詰められている。昇降路2のピット内底2aには、図
3及び図4に示すように、第2のウォーターブロック1
0が敷き詰められている。図3及び図4において、符号
11は、乗りかご3用のガイドレール、符号12は、カ
ウンターウェイト用のガイドレールを示している。
ように、乗場ドア5が設けられている。乗場ドア5の手
前の乗場床面8には、第1のウォーターブロック9が敷
き詰められている。昇降路2のピット内底2aには、図
3及び図4に示すように、第2のウォーターブロック1
0が敷き詰められている。図3及び図4において、符号
11は、乗りかご3用のガイドレール、符号12は、カ
ウンターウェイト用のガイドレールを示している。
【0010】第1のウォーターブロック9及び、第2の
ウォーターブロック10は、袋状体と、この袋状体内に
詰め込まれた吸水材とからなり、吸水材に水が吸い込ま
れると脹らみ、かつ、その吸水材に吸い込まれた水は袋
状体表面にはでてこないようになっている。
ウォーターブロック10は、袋状体と、この袋状体内に
詰め込まれた吸水材とからなり、吸水材に水が吸い込ま
れると脹らみ、かつ、その吸水材に吸い込まれた水は袋
状体表面にはでてこないようになっている。
【0011】第1のウォーターブロック9は、水を吸い
込んで脹らんだとき、傾斜面9a、9bが形成されるよ
うな構成になっている。この傾斜面9a、9bで、乗場
床面8を流れる雨水を乗場ドア5から離れる方向に、流
れの方向を変えるようにしている。
込んで脹らんだとき、傾斜面9a、9bが形成されるよ
うな構成になっている。この傾斜面9a、9bで、乗場
床面8を流れる雨水を乗場ドア5から離れる方向に、流
れの方向を変えるようにしている。
【0012】第2のウォーターブロック10は、図3に
示すように、バッファ6と出入口4との間のピット内底
2a部分に配設される。第2のウォーターブロック10
は、図5に示すように、冠水対策中であることを乗客等
に知られる表示10aがしてある。また、第2のウォー
ターブロック10は、脹らんだ後も必要に応じて小さく
分離できるように、複数個の分離帯体11、11a、1
1bが形成されている。
示すように、バッファ6と出入口4との間のピット内底
2a部分に配設される。第2のウォーターブロック10
は、図5に示すように、冠水対策中であることを乗客等
に知られる表示10aがしてある。また、第2のウォー
ターブロック10は、脹らんだ後も必要に応じて小さく
分離できるように、複数個の分離帯体11、11a、1
1bが形成されている。
【0013】第1のウォーターブロック9にも分離帯体
12、12aが形成されている。
12、12aが形成されている。
【0014】以上の構成によれば、乗場床面8を乗場ド
ア5に向かって流れる雨水は、第1のウォーターブロッ
ク9内に吸い込まれる。すると、第1のウォーターブロ
ック9が脹らんで、雨水が乗場ドア5側に浸入しようと
するのを完全に阻止する。そして、第1のウォーターブ
ロック9は、雨水を吸い込んでも、その表面はさらさら
しており、しかも、第1のウォーターブロック9に吸い
込まれた雨水は表面にでてこないので、見栄えもよい
し、取扱性も向上する。
ア5に向かって流れる雨水は、第1のウォーターブロッ
ク9内に吸い込まれる。すると、第1のウォーターブロ
ック9が脹らんで、雨水が乗場ドア5側に浸入しようと
するのを完全に阻止する。そして、第1のウォーターブ
ロック9は、雨水を吸い込んでも、その表面はさらさら
しており、しかも、第1のウォーターブロック9に吸い
込まれた雨水は表面にでてこないので、見栄えもよい
し、取扱性も向上する。
【0015】万一、ピット内底2a内に、雨水が流れ込
んだ場合には、バッファ6の手前に第2のウォーターブ
ロック10が設置されているので第2のウォーターブロ
ック10が雨水を吸い込んで脹らみ、バッファ6、及び
ガイドレール11、12側への雨水の浸水が完全に阻止
されるため、バッファ6及びガイドレール11、12が
雨水でぬれてしまうことがない。
んだ場合には、バッファ6の手前に第2のウォーターブ
ロック10が設置されているので第2のウォーターブロ
ック10が雨水を吸い込んで脹らみ、バッファ6、及び
ガイドレール11、12側への雨水の浸水が完全に阻止
されるため、バッファ6及びガイドレール11、12が
雨水でぬれてしまうことがない。
【0016】第1のウォーターブロック9及び第2のウ
ォーターブロック10は、沢山、雨水を吸い込んで、重
くなった場合は、使用後運搬時等において、分離帯体1
1、11a、11bあるいは分離帯体12、12aで複
数個に分離してから運搬するようにすればよい。
ォーターブロック10は、沢山、雨水を吸い込んで、重
くなった場合は、使用後運搬時等において、分離帯体1
1、11a、11bあるいは分離帯体12、12aで複
数個に分離してから運搬するようにすればよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ウォー
ターブロックを利用することで簡単にエレベータへの浸
入雨水処理構造がえられる。
ターブロックを利用することで簡単にエレベータへの浸
入雨水処理構造がえられる。
【図1】本発明に係るエレベータの概略説明図である。
【図2】本発明に係るエレベータの出入口部分の要部斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明に係るエレベータの昇降路の要部平面図
である。
である。
【図4】図3の矢印P視図である。
【図5】本発明に係る第2のウォーターブロックの斜視
図である。
図である。
1 エレベータ 2 昇降路 2a ピット内底 3 乗りかご 4 出入口 5 乗場ドア 6 バッファ 8 乗場床面 9 第1のウォーターブロック 10 第2のウォーターブロック 10a 表示 11 複数個の分離帯体 11a 複数個の分離帯体 11b 複数個の分離帯体 12 分離帯体 12a 分離帯体
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降路と、この昇降路内を昇降する乗り
かごと、この乗りかご内に出入するために前記昇降路に
設けた出入口と、この出入口に設けた乗場ドアとを有し
ているエレベータであって、大雨時に、このエレベータ
の前記出入口の前方乗場床面に第1のウォーターブロッ
クを敷き詰め、かつ、前記昇降路のピット内底に第2の
ウォーターブロックを敷き詰めてなることを特徴とする
エレベータへの浸入雨水処理構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7577598A JPH11278768A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | エレベータへの浸入雨水処理構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7577598A JPH11278768A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | エレベータへの浸入雨水処理構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11278768A true JPH11278768A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13585935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7577598A Pending JPH11278768A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | エレベータへの浸入雨水処理構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11278768A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009249127A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ用空調装置 |
JP2010006542A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベア及び乗客コンベアの駆動装置リニューアル方法 |
JPWO2008090593A1 (ja) * | 2007-01-22 | 2010-05-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご天井装置 |
JP2010202316A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータかご天井上巾木装置 |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP7577598A patent/JPH11278768A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008090593A1 (ja) * | 2007-01-22 | 2010-05-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご天井装置 |
JP5188989B2 (ja) * | 2007-01-22 | 2013-04-24 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご天井装置 |
JP2009249127A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ用空調装置 |
JP2010006542A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベア及び乗客コンベアの駆動装置リニューアル方法 |
JP2010202316A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータかご天井上巾木装置 |
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