JP2004203523A - エレベータの油飛散防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、周囲への油の飛散をより確実に防止することができるエレベータの油飛散防止装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】駆動シーブ6及びそらせ車8は、カバー9により覆われている。カバー9は、カバー本体10と、カバー本体10から下方へ延びるロープダクト11,12とを有している。カバー本体10には、カバー9内の空気を排気する排気装置13が連結ダクト14を介して接続されている。排気装置13には、排気装置13から排出される空気を浄化するフィルタ15が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】駆動シーブ6及びそらせ車8は、カバー9により覆われている。カバー9は、カバー本体10と、カバー本体10から下方へ延びるロープダクト11,12とを有している。カバー本体10には、カバー9内の空気を排気する排気装置13が連結ダクト14を介して接続されている。排気装置13には、排気装置13から排出される空気を浄化するフィルタ15が設けられている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータロープに含浸された油が綱車の周囲に飛散するのを防止するためのエレベータの油飛散防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベータロープでは、鋼製素線を含む複数本の子縄が麻縄からなる芯子縄の周囲に撚り合わされている。また、芯子縄には油が含浸されている。芯子縄に含浸された油は、駆動シーブやそらせ車等の綱車を通過する際に遠心力や振動により周囲に飛散する。特に、高速エレベータでは、2:1ローピング方式が適用されており、ロープ速度がかご速度の2倍となるため、油の飛散が著しくなってしまう。
一方、巻上機の騒音を低減するために巻上機をカバーにより覆う構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−226173号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、巻上機をカバーにより覆えば、油滴として飛散した油がカバー外に飛散するのを防止できるものの、霧状に飛散した油はカバー内の空中を漂い、ロープ出入口等のカバー開口部から機械室や昇降路へ流出してしまう。特に、展望用エレベータなど、昇降路内の温度が高い場合には、エレベータロープに含浸された油の温度が高くなる。このため、油は霧状に飛散し易くなり、昇降路やかごの展望窓が油で汚れる可能性が高くなってしまう。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、周囲への油の飛散をより確実に防止することができるエレベータの油飛散防止装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータの油飛散防止装置は、ロープ出入口を有し、エレベータロープが巻き掛けられる綱車を覆うカバー、カバーに接続され、カバー内の空気を排気する排気装置、及び排気装置に設けられ、排気装置から排出される空気を浄化するフィルタを備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの油飛散防止装置を示す正面図である。図において、昇降路の上部には、機械室1が設けられている。機械室1内には、機械台3が設置されている。
【0008】
機械台3には、かご及び釣合おもり(いずれも図示せず)を昇降させる巻上機4が搭載されている。巻上機4は、モータを含む巻上機本体5と、巻上機本体5により回転される綱車である駆動シーブ6とを有している。駆動シーブ6には、かご及び釣合おもりを吊り下げる複数本のエレベータロープ7が巻き掛けられている。エレベータロープ7には、油が含浸されている。機械台3には、エレベータロープ7を釣合おもりに導く綱車としてのそらせ車8が搭載されている。
【0009】
駆動シーブ6及びそらせ車8は、カバー9により覆われている。カバー9は、駆動シーブ6及びそらせ車8を一括で覆うカバー本体10と、カバー本体10からエレベータロープ7に沿って下方へ延び、エレベータロープ7の一部を囲繞する第1及び第2のロープダクト11,12とを有している。
【0010】
ロープダクト11,12の下端部には、ロープ出入口11a,12aがそれぞれ設けられている。エレベータロープ7は、ロープ出入口11a,12aからカバー9外へ引き出されている。
【0011】
カバー本体10には、カバー内の空気を排気する排気装置13が連結ダクト14を介して接続されている。排気装置13としては、例えばファン装置が使用される。排気装置13の下部には、排気装置13から排出される空気を浄化するフィルタ15が設けられている。フィルタ15は、空気を通しつつ空気中の油を回収可能なものであり、例えばフェルト等が用いられる。
なお、実施の形態1による油飛散防止装置は、カバー9、排気装置13、連結ダクト14及びフィルタ15を有している。
【0012】
このような油飛散防止装置では、排気装置13を駆動することにより、カバー9内の空気が空気中の油とともにカバー9外へ強制的に引き出される。また、排気装置13から排出される空気中の油はフィルタ15により回収される。従って、エレベータロープ7に含浸された油が駆動シーブ6やそらせ車8の周囲に霧状に飛散した場合であっても、飛散した油がロープ出入口11a,12a等からカバー9外へ流出するのが防止され、周囲への油の飛散をより確実に防止することができる。
【0013】
また、カバー9には、第1及び第2のダクト11,12を設けたので、駆動シーブ6やそらせ車8から下方へ延びるエレベータロープ7の周辺の空気も排気装置13によりフィルタ15を通される。従って、駆動シーブ6やそらせ車8からやや離れた位置で飛散した油もフィルタ15に回収することができ、周囲への油の飛散をより確実に防止することができる。
【0014】
実施の形態2.
次に、図2はこの発明の実施の形態2によるエレベータの油飛散防止装置を示す正面図、図3は図2の油飛散防止装置を示す斜視図である。図において、フィルタ15の下方には、フィルタ15で回収されて滴下する油を受けるフィルタ油受け(オイルパン)16が配置されている。フィルタ油受け16は、複数のボルト17により機械台3に着脱可能に取り付けられている。また、排気装置13からの空気は、下方へ向けて、即ちフィルタ油受け16へ向けて排出される。
【0015】
ロープダクト11,12の下端部には、ロープダクト11,12の内壁面に沿って流下する油を回収するダクト油受け18,19がそれぞれ設けられている。
【0016】
図4は図2のダクト油受け18,19を示す斜視図、図5は図4のダクト油受け18,19の断面図である。ロープダクト11,12の下端部側面には、複数のフック(ボルト)20が固定されている。ダクト油受け18,19には、フック20が挿通される複数の係合孔(ダルマ孔)21が設けられている。ダクト油受け18,19は、係合孔21をボルト20に係合させることによりロープダクト11,12に取り付けられ、ロープダクト11,12に対して着脱可能になっている。
【0017】
ロープダクト11,12の下端面は、ダクト油受け18,19側が低くなるように傾斜している。また、ロープダクト11,12の下端部には、ロープダクト11,12の内壁面に沿って流下する油をダクト油受け18,19に導く樋部22,23が設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0018】
このような油飛散防止装置では、フィルタ15に回収された油がフィルタ15から染み出て滴下した場合、滴下した油がフィルタ油受け16により受けられる。従って、フィルタ15から滴下した油により機械室や昇降路が汚れるのが防止される。また、フィルタ15を頻繁に清掃したり交換したりする必要がなくなり、保守の手間を軽減することができる。
【0019】
また、カバー9の内壁面に付着した油がロープダクト11,12の内壁面を伝って流下した場合、流下した油は、樋部22,23を介して、又は直接ダクト油受け18,19に流入し回収される。従って、カバー9の内壁面に付着した油により機械室や昇降路が汚れるのが防止される。
【0020】
なお、実施の形態2では、ロープダクト11,12の下端面を傾斜させたが、下端面は水平とし、樋部のみを傾斜させてもよい。
また、実施の形態1、2例では、巻上機4が機械室1内に設置される場合を示したが、巻上機が昇降路内に設置される場合、即ち機械室レスエレベータにも、この発明は適用できる。
また、実施の形態1、2では、駆動シーブ6及びそらせ車8を覆うカバー9を示したが、例えばそらせ車8を用いない場合には駆動シーブ6のみを覆うようにしてもよい。
さらに、駆動シーブ6及びそらせ車8を個別に覆う2つのカバーを設け、各カバーに排気装置を接続してもよい。
さらにまた、カバーにより覆う綱車は駆動シーブ6及びそらせ車8に限定されるものではなく、例えば2:1ローピング方式のエレベータで昇降路の上部に配置される返し車であってもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のエレベータの油飛散防止装置は、綱車を覆うカバーに、カバー内の空気を排気する排気装置を接続し、排気装置から排出される空気を浄化するフィルタを排気装置に設けたので、周囲への油の飛散をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるエレベータの油飛散防止装置を示す正面図である。
【図2】この発明の実施の形態2によるエレベータの油飛散防止装置を示す正面図である。
【図3】図2の油飛散防止装置を示す斜視図である。
【図4】図2のダクト油受けを示す斜視図である。
【図5】図4のダクト油受けの断面図である。
【符号の説明】
6 駆動シーブ(綱車)、7 エレベータロープ、8 そらせ車(綱車)、9カバー、10 カバー本体、11 第1のロープダクト、12 第2のロープダクト、11a,12a ロープ出入口、13 排気装置、15 フィルタ、16 フィルタ油受け、18,19 ダクト油受け、22,23 樋部。
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータロープに含浸された油が綱車の周囲に飛散するのを防止するためのエレベータの油飛散防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベータロープでは、鋼製素線を含む複数本の子縄が麻縄からなる芯子縄の周囲に撚り合わされている。また、芯子縄には油が含浸されている。芯子縄に含浸された油は、駆動シーブやそらせ車等の綱車を通過する際に遠心力や振動により周囲に飛散する。特に、高速エレベータでは、2:1ローピング方式が適用されており、ロープ速度がかご速度の2倍となるため、油の飛散が著しくなってしまう。
一方、巻上機の騒音を低減するために巻上機をカバーにより覆う構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−226173号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、巻上機をカバーにより覆えば、油滴として飛散した油がカバー外に飛散するのを防止できるものの、霧状に飛散した油はカバー内の空中を漂い、ロープ出入口等のカバー開口部から機械室や昇降路へ流出してしまう。特に、展望用エレベータなど、昇降路内の温度が高い場合には、エレベータロープに含浸された油の温度が高くなる。このため、油は霧状に飛散し易くなり、昇降路やかごの展望窓が油で汚れる可能性が高くなってしまう。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、周囲への油の飛散をより確実に防止することができるエレベータの油飛散防止装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータの油飛散防止装置は、ロープ出入口を有し、エレベータロープが巻き掛けられる綱車を覆うカバー、カバーに接続され、カバー内の空気を排気する排気装置、及び排気装置に設けられ、排気装置から排出される空気を浄化するフィルタを備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの油飛散防止装置を示す正面図である。図において、昇降路の上部には、機械室1が設けられている。機械室1内には、機械台3が設置されている。
【0008】
機械台3には、かご及び釣合おもり(いずれも図示せず)を昇降させる巻上機4が搭載されている。巻上機4は、モータを含む巻上機本体5と、巻上機本体5により回転される綱車である駆動シーブ6とを有している。駆動シーブ6には、かご及び釣合おもりを吊り下げる複数本のエレベータロープ7が巻き掛けられている。エレベータロープ7には、油が含浸されている。機械台3には、エレベータロープ7を釣合おもりに導く綱車としてのそらせ車8が搭載されている。
【0009】
駆動シーブ6及びそらせ車8は、カバー9により覆われている。カバー9は、駆動シーブ6及びそらせ車8を一括で覆うカバー本体10と、カバー本体10からエレベータロープ7に沿って下方へ延び、エレベータロープ7の一部を囲繞する第1及び第2のロープダクト11,12とを有している。
【0010】
ロープダクト11,12の下端部には、ロープ出入口11a,12aがそれぞれ設けられている。エレベータロープ7は、ロープ出入口11a,12aからカバー9外へ引き出されている。
【0011】
カバー本体10には、カバー内の空気を排気する排気装置13が連結ダクト14を介して接続されている。排気装置13としては、例えばファン装置が使用される。排気装置13の下部には、排気装置13から排出される空気を浄化するフィルタ15が設けられている。フィルタ15は、空気を通しつつ空気中の油を回収可能なものであり、例えばフェルト等が用いられる。
なお、実施の形態1による油飛散防止装置は、カバー9、排気装置13、連結ダクト14及びフィルタ15を有している。
【0012】
このような油飛散防止装置では、排気装置13を駆動することにより、カバー9内の空気が空気中の油とともにカバー9外へ強制的に引き出される。また、排気装置13から排出される空気中の油はフィルタ15により回収される。従って、エレベータロープ7に含浸された油が駆動シーブ6やそらせ車8の周囲に霧状に飛散した場合であっても、飛散した油がロープ出入口11a,12a等からカバー9外へ流出するのが防止され、周囲への油の飛散をより確実に防止することができる。
【0013】
また、カバー9には、第1及び第2のダクト11,12を設けたので、駆動シーブ6やそらせ車8から下方へ延びるエレベータロープ7の周辺の空気も排気装置13によりフィルタ15を通される。従って、駆動シーブ6やそらせ車8からやや離れた位置で飛散した油もフィルタ15に回収することができ、周囲への油の飛散をより確実に防止することができる。
【0014】
実施の形態2.
次に、図2はこの発明の実施の形態2によるエレベータの油飛散防止装置を示す正面図、図3は図2の油飛散防止装置を示す斜視図である。図において、フィルタ15の下方には、フィルタ15で回収されて滴下する油を受けるフィルタ油受け(オイルパン)16が配置されている。フィルタ油受け16は、複数のボルト17により機械台3に着脱可能に取り付けられている。また、排気装置13からの空気は、下方へ向けて、即ちフィルタ油受け16へ向けて排出される。
【0015】
ロープダクト11,12の下端部には、ロープダクト11,12の内壁面に沿って流下する油を回収するダクト油受け18,19がそれぞれ設けられている。
【0016】
図4は図2のダクト油受け18,19を示す斜視図、図5は図4のダクト油受け18,19の断面図である。ロープダクト11,12の下端部側面には、複数のフック(ボルト)20が固定されている。ダクト油受け18,19には、フック20が挿通される複数の係合孔(ダルマ孔)21が設けられている。ダクト油受け18,19は、係合孔21をボルト20に係合させることによりロープダクト11,12に取り付けられ、ロープダクト11,12に対して着脱可能になっている。
【0017】
ロープダクト11,12の下端面は、ダクト油受け18,19側が低くなるように傾斜している。また、ロープダクト11,12の下端部には、ロープダクト11,12の内壁面に沿って流下する油をダクト油受け18,19に導く樋部22,23が設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0018】
このような油飛散防止装置では、フィルタ15に回収された油がフィルタ15から染み出て滴下した場合、滴下した油がフィルタ油受け16により受けられる。従って、フィルタ15から滴下した油により機械室や昇降路が汚れるのが防止される。また、フィルタ15を頻繁に清掃したり交換したりする必要がなくなり、保守の手間を軽減することができる。
【0019】
また、カバー9の内壁面に付着した油がロープダクト11,12の内壁面を伝って流下した場合、流下した油は、樋部22,23を介して、又は直接ダクト油受け18,19に流入し回収される。従って、カバー9の内壁面に付着した油により機械室や昇降路が汚れるのが防止される。
【0020】
なお、実施の形態2では、ロープダクト11,12の下端面を傾斜させたが、下端面は水平とし、樋部のみを傾斜させてもよい。
また、実施の形態1、2例では、巻上機4が機械室1内に設置される場合を示したが、巻上機が昇降路内に設置される場合、即ち機械室レスエレベータにも、この発明は適用できる。
また、実施の形態1、2では、駆動シーブ6及びそらせ車8を覆うカバー9を示したが、例えばそらせ車8を用いない場合には駆動シーブ6のみを覆うようにしてもよい。
さらに、駆動シーブ6及びそらせ車8を個別に覆う2つのカバーを設け、各カバーに排気装置を接続してもよい。
さらにまた、カバーにより覆う綱車は駆動シーブ6及びそらせ車8に限定されるものではなく、例えば2:1ローピング方式のエレベータで昇降路の上部に配置される返し車であってもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のエレベータの油飛散防止装置は、綱車を覆うカバーに、カバー内の空気を排気する排気装置を接続し、排気装置から排出される空気を浄化するフィルタを排気装置に設けたので、周囲への油の飛散をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるエレベータの油飛散防止装置を示す正面図である。
【図2】この発明の実施の形態2によるエレベータの油飛散防止装置を示す正面図である。
【図3】図2の油飛散防止装置を示す斜視図である。
【図4】図2のダクト油受けを示す斜視図である。
【図5】図4のダクト油受けの断面図である。
【符号の説明】
6 駆動シーブ(綱車)、7 エレベータロープ、8 そらせ車(綱車)、9カバー、10 カバー本体、11 第1のロープダクト、12 第2のロープダクト、11a,12a ロープ出入口、13 排気装置、15 フィルタ、16 フィルタ油受け、18,19 ダクト油受け、22,23 樋部。
Claims (4)
- ロープ出入口を有し、エレベータロープが巻き掛けられる綱車を覆うカバー、
上記カバーに接続され、上記カバー内の空気を排気する排気装置、及び
上記排気装置に設けられ、上記排気装置から排出される空気を浄化するフィルタ
を備えていることを特徴とするエレベータの油飛散防止装置。 - 上記カバーは、カバー本体と、上記カバー本体から上記エレベータロープに沿って延び、上記エレベータロープの一部を囲繞するロープダクトとを有し、上記ロープ出入口は、上記ロープダクトに設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの油飛散防止装置。
- 上記フィルタで回収されて滴下する油を受けるフィルタ油受けをさらに備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの油飛散防止装置。
- 上記ロープダクトの下端部に設けられているダクト油受け、及び
上記ロープダクトに設けられ、上記ロープダクトの内壁面に沿って流下する油を上記ダクト油受けに導く樋部
をさらに備えていることを特徴とする請求項2記載のエレベータの油飛散防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002372527A JP2004203523A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | エレベータの油飛散防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002372527A JP2004203523A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | エレベータの油飛散防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004203523A true JP2004203523A (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=32811112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002372527A Pending JP2004203523A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | エレベータの油飛散防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004203523A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007246187A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの巻上装置 |
CN104860152A (zh) * | 2014-02-24 | 2015-08-26 | 株式会社日立制作所 | 电梯设备 |
CN105565123A (zh) * | 2014-10-31 | 2016-05-11 | 株式会社日立制作所 | 电梯装置用卷扬机 |
CN107000995A (zh) * | 2014-12-09 | 2017-08-01 | 三菱电机株式会社 | 电梯用曳引机 |
JP2018017001A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 日立住友重機械建機クレーン株式会社 | アースドリル |
JP2020063117A (ja) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 東芝エレベータ株式会社 | 防音装置 |
JP2020165302A (ja) * | 2016-07-27 | 2020-10-08 | 住友重機械建機クレーン株式会社 | アースドリル |
-
2002
- 2002-12-24 JP JP2002372527A patent/JP2004203523A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007246187A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの巻上装置 |
CN104860152A (zh) * | 2014-02-24 | 2015-08-26 | 株式会社日立制作所 | 电梯设备 |
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JP2018017001A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 日立住友重機械建機クレーン株式会社 | アースドリル |
JP2020165302A (ja) * | 2016-07-27 | 2020-10-08 | 住友重機械建機クレーン株式会社 | アースドリル |
JP2020063117A (ja) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 東芝エレベータ株式会社 | 防音装置 |
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