JP2001199659A - エレベータ及びその綱車装置 - Google Patents

エレベータ及びその綱車装置

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JP2001199659A
JP2001199659A JP2000003967A JP2000003967A JP2001199659A JP 2001199659 A JP2001199659 A JP 2001199659A JP 2000003967 A JP2000003967 A JP 2000003967A JP 2000003967 A JP2000003967 A JP 2000003967A JP 2001199659 A JP2001199659 A JP 2001199659A
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elevator
cover
sheave
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car
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JP2000003967A
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Hisao Kuraoka
尚生 倉岡
Hiroshige Miyamoto
浩成 宮本
Takenobu Honda
武信 本田
Tsunehiro Higashinaka
恒裕 東中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、昇降路内に配置された綱車からか
ご内や乗場に伝わる騒音を低減することを目的とするも
のである。 【解決手段】 頂部支持梁24に支持された返し車27
を防音カバー29で覆い、防音カバー29のロープ出入
口には、主ロープ6を囲繞する防音ダクト30を接続し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇降路上部に機
械室を設けず、駆動装置等の機器が昇降路内に配置され
ているエレベータ及びそのエレベータに使用される綱車
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建物の利用効率を高めるため、昇
降路上部に専用の機械室を設けず、昇降路内のスペース
を利用して駆動装置や制御盤などを設置するエレベー
タ、いわゆる機械室レスエレベータが提案されている。
図13は従来の機械室レスタイプのエレベータの一例を
示す概略の構成図である。
【0003】図において、昇降路1の底部には、駆動綱
車2aを有する巻上機2が設置されている。昇降路1内
の上部には、回転自在の第1ないし第3の返し車3〜5
が配置されている。駆動綱車2a及び第1ないし第3の
返し車3〜5には、主ロープ6が巻き掛けられている。
主ロープ6の両端部は、昇降路1内の上部に固定されて
いる。
【0004】かご7は、主ロープ6の一端部と第1の返
し車3との間に吊り下げられている。かご7の下部に
は、主ロープ6が巻き掛けられている回転自在の一対の
かご吊り車8が設けられている。釣合重り9は、主ロー
プ6の他端部と第3の返し車5との間に吊り下げられて
いる。釣合重り9の上部には、主ロープ6が巻き掛けら
れている回転自在の重り吊り車10が設けられている。
【0005】次に、図14は図13の主ロープの構造を
示す説明図である。主ロープ6は、芯綱11と、この芯
綱11の外周部に設けられているストランド12とを有
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエレベータでは、駆動綱車2a、第3の返し車
3〜5、かご吊り車8及び重り吊り車10などの綱車を
主ロープ6が通過する際に、ストランド12の撚りピッ
チに応じた振動による騒音が発生する。また、主ロープ
6が振動することにより、主ロープ6自体からも騒音が
発生する。さらに、主ロープ6には潤滑油が塗布されて
いるため、綱車との離合の際に粘着性の騒音も発生す
る。
【0007】これに対し、全ての綱車が昇降路1内に配
置されているタイプのエレベータでは、綱車とかご7と
が同じ昇降路1内に配置されているため、騒音がかご7
内及び通過する乗場に伝わる恐れがあった。また、返し
車3〜5が昇降路1内の上部に配置されているため、こ
れらからの騒音が最上階乗場13に伝わる恐れもあっ
た。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、かご内や乗場
に伝わる騒音を低減することができるエレベータ及びそ
の綱車装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るエ
レベータは、巻上機に設けられている駆動綱車を含む複
数の綱車が昇降路内に配置されているものにおいて、複
数の綱車のうちの少なくとも1つの綱車が、防音カバー
により覆われており、防音カバーには、綱車に巻き掛け
られた主ロープが引き出されるロープ出入口が設けられ
ているものである。
【0010】請求項2の発明に係るエレベータは、防音
カバーの内面に吸音材を設けたものである。
【0011】請求項3の発明に係るエレベータは、第1
のカバー部分と、この第1のカバー部分に対して着脱可
能な第2のカバー部分とを有する防音カバーを用い、綱
車の保守点検時に第2のカバー部分が取り外され、防音
カバー内が開放されるようにしたものである。
【0012】請求項4の発明に係るエレベータは、昇降
路内の上部に設けられている頂部支持梁に第1のカバー
部分を固定し、第2のカバー部分をかご上から取り外し
可能としたものである。
【0013】請求項5の発明に係るエレベータは、側面
開口部、上面開口部、正面開口部の両側に設けられてい
る取付面、及びこれらの取付面に取り付けられた複数の
ボルトとを有する第1のカバー部分を用い、上面開口部
を覆う上面部、この上面部の一端部から直角に延び、側
面開口部を覆うとともに取付面に対向する側面部、この
側面部に設けられ、ボルトが貫通するボルト穴、及び上
面部の他端部から直角に延び、第1のカバー部分の側面
開口部に対向する面の上端部に係合する係合部を有する
第2のカバー部分を用い、ボルトの頭部が通過可能な大
径部と、この大径部の上部に連続して設けられている小
径部とを有するボルト穴としたものである。
【0014】請求項6の発明に係るエレベータは、昇降
路の底部に設置されたピット部綱車を覆う防音カバーを
用いたものである。
【0015】請求項7の発明に係るエレベータは、防音
カバーを釣合重りに搭載し、釣合重りの上部に設けられ
ている重り吊り車を覆うようにしたものである。
【0016】請求項8の発明に係るエレベータは、主ロ
ープを囲繞する防音ダクトをロープ出入口に接続したも
のである。
【0017】請求項9の発明に係るエレベータは、防音
ダクトの内面に吸音材を設けたものである。
【0018】請求項10の発明に係るエレベータは、防
音カバーをかごに搭載し、かごの下部に設けられている
かご吊り車を覆うようにしたものである。
【0019】請求項11の発明に係るエレベータは、昇
降路の底部に設置された緩衝器に当接される緩衝器受け
との干渉を避けるための緩衝器受け通過口を、防音カバ
ーに設けたものである。
【0020】請求項12の発明に係るエレベータは、昇
降路内で複数のガイドレールの上端部に支持されている
一対の頂部支持梁、これらの頂部支持梁上に搭載されて
いる巻上機、この巻上機の駆動綱車の両側からそれぞれ
一対の頂部支持梁間を通って下方へ延びている主ロー
プ、及びこの主ロープの一側及び他側を共に囲むように
一対の頂部支持梁の側面部間に設けられている一対の側
面遮音板を備えたものである。
【0021】請求項13の発明に係るエレベータは、昇
降路内で複数のガイドレールの上端部に支持されている
一対の頂部支持梁、これらの頂部支持梁上に搭載されて
いる回転自在の返し車、この返し車の両側からそれぞれ
一対の頂部支持梁間を通って下方へ延びている主ロー
プ、及びこの主ロープの一側及び他側を共に囲むように
一対の頂部支持梁の側面部間に設けられている一対の側
面遮音板を備えたものである。
【0022】請求項14の発明に係るエレベータは、主
ロープの一側と他側との間で一対の頂部支持梁の下面間
に設けられている下部遮音板を備えたものである。
【0023】請求項15の発明に係るエレベータは、複
数のガイドレールの上端部にそれぞれ固定されている複
数の支持台、これらの支持台間に架設され、巻上機及び
綱車の少なくともいずれか一方が搭載される頂部支持
梁、及び支持台と頂部支持梁との間にそれぞれ介在され
ている複数の防振部材を備えたものである。
【0024】請求項16の発明に係るエレベータは、複
数の防振部材の材料及び形状が、それぞれにかかる荷重
による変形量が互いに等しくなるように選択されている
ものである。
【0025】請求項17の発明に係るエレベータの綱車
装置は、昇降路内に配置され、かごを吊り下げるための
主ロープが巻き掛けられるとともに、主ロープが入れら
れるロープ溝が外周部に設けられている綱車本体、及び
ロープ溝内に設けられ、主ロープが接触する緩衝材を備
えたものである。
【0026】請求項18の発明に係るエレベータの綱車
装置は、ポリウレタン製の緩衝材を用いたものである。
【0027】請求項19の発明に係るエレベータの綱車
装置は、硬度90〜95度のポリエーテルウレタン製の
緩衝材を用いたものである。
【0028】請求項20の発明に係るエレベータの綱車
装置は、アルミニウムを主材とする金属製の緩衝材を用
いたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるエ
レベータの昇降路内の上部を示す構成図である。図にお
いて、昇降路1内には、かご7又は釣合重り9(図13
参照)の昇降を案内する複数のガイドレール21が設置
されている。これらのガイドレール21は、それぞれ複
数のレールブラケット22により昇降路壁1aに対して
固定されている。
【0030】ガイドレール21の上端部には、複数の支
持台23が固定されている。これらの支持台23間に
は、水平に延びる頂部支持梁24が架設されている。支
持台23と頂部支持梁24との間には、防振部材として
の防振ゴム25が介在されている。頂部支持梁24に
は、主ロープ6の端部を固定するためのロープ端固定装
置26が設けられている。
【0031】また、頂部支持梁24には、主ロープ6が
巻き掛けられている綱車としての返し車27が回転自在
に支持されている。返し車27には、主ロープ6が外れ
るのを防止する外れ止め28が設けられている。返し車
27は、頂部支持梁24上に取り付けられた防音カバー
29により覆われている。防音カバー29の下部には、
主ロープ6が引き出されるロープ出入口(図示せず)が
設けられている。ロープ出入口には、主ロープ6を囲繞
する複数の防音ダクト30が接続されている。
【0032】このように、昇降路1内に配置された綱車
の1つである返し車27を防音カバー29で覆うことに
より、かご7内や最上階乗場13(図13)に伝わる騒
音を低減することができ、乗り心地を向上させることが
できる。また、防音カバー29には、ロープ出入口が必
要であるが、このロープ出入口に防音ダクト30を接続
することにより、ロープ出入口からの騒音の漏れも低減
することができる。
【0033】また、支持台23と頂部支持梁24との間
に防振ゴム25を介在させたので、返し車27の振動
が、頂部支持梁24及びガイドレール21を介してかご
7内に伝わるのを防止することができ、乗り心地を向上
させることができる。
【0034】なお、実施の形態1では、頂部支持梁24
に返し車27が設けられており、この返し車27が防音
カバー29により覆われているが、頂部支持梁24に巻
上機(図示せず)が搭載されているエレベータでは、こ
の巻上機の少なくとも駆動綱車を覆うように防音カバー
29を設けてもよく、駆動綱車からかご内や最上階乗場
に伝わる騒音を低減することができる。
【0035】実施の形態2.次に、図2はこの発明の実
施の形態2による防音カバーを示す分解斜視図である。
図において、返し車27(図1)を覆う防音カバーは、
頂部支持梁24(図1)に固定される第1のカバー部分
31と、この第1のカバー部分31に対して着脱可能な
第2のカバー部分32とを有している。また、第2のカ
バー部分32は、かご7上から取り外し可能になってい
る。
【0036】第1のカバー部分31は、返し車27をほ
ぼ3方向から囲むものである。また、第1のカバー部分
31は、かご7上からの作業時に正面となる側面に設け
られた側面開口部31a、上面開口部31b、側面開口
部31aの両側に設けられている取付面31c、及びこ
れらの取付面31cに取り付けられた複数のボルト33
とを有している。
【0037】第2のカバー部分32は、第1のカバー部
分31に上から被せられるものである。また、第2のカ
バー部分32は、上面開口部31bを覆う上面部32
a、この上面部32aの一端部から直角に延び、側面開
口部31aを覆うとともに取付面31cに対向する側面
部32b、この側面部32bに設けられ、ボルト33が
貫通するボルト穴32c、及び上面部32aの他端部か
ら直角に延び、第1のカバー部分31の側面開口部31
aに対向する面の上端部に係合する係合部32dを有し
ている。
【0038】また、ボルト穴32cは、ボルト33の頭
部が通る大径部32eと、この大径部32eの上部に連
続して設けられている小径部32fとを有する、いわゆ
るダルマ穴である。さらに、防音カバーの内面には、複
数の吸音材34が取り付けられている。吸音材34とし
ては、例えばガラス繊維等が使用される。
【0039】このような防音カバーでは、第2のカバー
部分32を取り外すことにより、防音カバー内を開放す
ることができ、返し車27及び外れ止め28の保守点検
を容易に行うことができる。また、第2のカバー部分3
2は、かご7上から外すことができるので、保守作業の
作業性を向上させることができる。
【0040】また、第2のカバー部分32を取り外す際
には、まずボルト33を完全に取り外さずに緩める。こ
の状態でも、係合部32dが第1のカバー部分31に係
合しているため、第2のカバー部分32が脱落すること
はない。この後、第2のカバー部分32を持ち上げ、係
合部32dの係合を解除し、大径部32eからボルト3
3の頭部を抜けばよい。取付作業は、逆の手順である。
【0041】このように、第2のカバー部分32に係合
部32dを設け、かつボルト穴32cをダルマ穴とした
ことにより、第2のカバー部分32の着脱作業時にボル
ト33や第2のカバーの落下を防止することができ、作
業性を向上させることができる。
【0042】また、防音カバーの内面には、吸音材34
が設けられているため、かご7や最上階乗場13に伝わ
る騒音をさらに低減することができる。なお、吸音材3
4は、主ロープ6から飛散する潤滑油やゴミで汚れ、性
能が低下する恐れがあるが、防音カバーに対する吸音材
34の取付を、例えばねじ等で行えば、吸音材34のみ
容易に交換可能とすることができる。
【0043】実施の形態3.次に、図3はこの発明の実
施の形態3によるエレベータの要部を示す分解斜視図で
ある。図において、一対の頂部支持梁24は、図1と同
様に、昇降路1内で複数のガイドレール21の上端部に
支持されている。これらの頂部支持梁24上には、巻上
機(図示せず)又は返し車27(図1)が搭載されてい
る。かごを吊り下げる複数本の主ロープ6は、巻上機の
駆動綱車(図示せず)又は返し車27の両側からそれぞ
れ一対の頂部支持梁24間を通って下方へ延びている。
【0044】頂部支持梁24上には、巻上機又は返し車
27を覆う防音カバー29が取り付けられる。一対の頂
部支持梁24の側面部間には、主ロープ6の一側6a及
び他側6bを共に囲むように一対の側面遮音板35が固
定されている。また、主ロープ6の一側6aと他側6b
との間で一対の頂部支持梁24の下面間には、下部遮音
板36が固定されている。下部遮音板36の寸法は、主
ロープ6と干渉しない範囲で、できるだけ大きく設定さ
れている。
【0045】このようなエレベータでは、巻上機や返し
車27が一対の頂部支持梁24間に配置されている場合
に、防音カバー29を被せることで周囲に伝わる騒音が
低減されるだけではなく、側面遮音板35を設けること
により、一対の頂部支持梁24間からの騒音の漏れが防
止される。従って、かご内や乗場に伝わる騒音をさらに
低減することができる。
【0046】また、実施の形態3では、側面遮音板35
に加えて、下部遮音板36が設けられているので、一対
の頂部支持梁24間から漏れる騒音は、より一層低減さ
れることになる。
【0047】実施の形態4.次に、図4はこの発明の実
施の形態4によるエレベータのかごを示す概略の構成
図、図5は図4のエレベータの全体を示す構成図であ
る。図において、かご7の下部には、非常止め梁37、
吊り車梁38及び緩衝器受け39が設けられている。緩
衝器受け39は、昇降路1の底部に設置された緩衝器
(図示せず)に当接するものである。
【0048】吊り車梁38には、綱車である複数のかご
吊り車8が取り付けられている。これらのかご吊り車8
には、主ロープ6が巻き掛けられている。また、かご7
の下部には、かご吊り車8を覆う防音カバー40が搭載
されている。
【0049】図6は図4の防音カバー40を示す分解斜
視図である。防音カバー40は、保守点検時に分解可能
な第1及び第2のカバー部分41,42を組み合わせて
構成されている。第1及び第2のカバー部分41,42
は、それぞれ非常止め梁37に取り付けられる。また、
第1及び第2のカバー部分41,42の内面には、吸音
材34がねじ止めされている。さらに、防音カバー40
の下部には、緩衝器受け39との干渉を避けるための緩
衝器受け通過口40aが設けられている。
【0050】このようなエレベータでは、かご吊り車8
が防音カバー40により覆われているため、かご吊り車
8からかご7内や最寄りの乗場に伝わる騒音を低減する
ことができる。また、防音カバー40内には、吸音材3
4が取り付けられているため、外部への騒音の漏れをさ
らに低減することができる。
【0051】さらに、防音カバー40は、第1及び第2
のカバー部分41,42に分解可能であるため、保守点
検時にはロープ外れ止め(図示せず)等の調整作業を容
易に行うことができる。さらにまた、防音カバー40の
下部に緩衝器受け通過口40aを設けたので、緩衝器受
け39との干渉を容易に避けることができる。
【0052】実施の形態5.次に、図7はこの発明の実
施の形態5によるエレベータの昇降路の底部を示す概略
の構成図である。図において、昇降路1の底部には、基
台43が設置されている。ガイドレール21は、基台4
3上に設置されている。また、基台43上には、綱車と
してのピット部綱車44が設置されている。ピット部綱
車44には、主ロープ6が巻き掛けられており、かつ主
ロープ6が外れるのを防止する外れ止め28が設けられ
ている。
【0053】ピット部綱車44及び外れ止め28は、防
音カバー45により覆われている。防音カバー45に
は、主ロープ6が引き出されるロープ出入口が設けられ
ており、このロープ出入口には、主ロープ6を囲繞する
複数の防音ダクト46が接続されている。
【0054】図8は図7の防音カバー45及び防音ダク
ト46を示す分解斜視図である。防音カバー45は、保
守点検時に分解可能な第1及び第2のカバー部分47,
48を有している。防音ダクト46は、第1のカバー部
分47に接続されている。防音カバー45及び防音ダク
ト46の内面には、複数の吸音材34がそれぞれねじ止
めされている。
【0055】このようなエレベータでは、ピット部綱車
44が防音カバー45により覆われているため、ピット
部綱車44からかご7内や乗場に伝わる騒音を低減する
ことができる。また、防音カバー45のロープ出入口に
防音ダクト46を接続したので、ロープ出入口からの騒
音の漏れも低減することができる。
【0056】さらに、防音カバー45及び防音ダクト4
6の内面には、吸音材34が取り付けられているため、
外部への騒音の漏れをさらに低減することができる。さ
らにまた、防音カバー45は、第1及び第2のカバー部
分47,48に分解可能であるため、保守点検時には外
れ止め28等の調整作業を容易に行うことができる。
【0057】実施の形態6.次に、図9はこの発明の実
施の形態6によるエレベータの昇降路内の上部を示す構
成図である。この例では、支持台23と頂部支持梁24
との間に介在されている複数の防振ゴム25a,25b
の大きさが、設置場所によって互いに異なっている。即
ち、防振ゴム25a,25bの大きさが、それぞれにか
かる荷重による変形量が互いに等しくなるように選択さ
れている。
【0058】例えば、図9では返し車27が頂部支持梁
24の長さ方向の中央ではなく、図の左寄りに支持され
ている。このため、防振ゴム25aにかかる荷重は、防
振ゴム25bにかかる荷重よりも大きくなり、両者のサ
イズを同一にすると、防振ゴム25aの変形量の方が大
きくなり、頂部支持梁24が傾いてしまう。
【0059】これに対し、防振ゴム25aの水平断面積
を防振ゴム25bのそれよりも大きくすることにより、
荷重による変形量が互いに同じになるようにしている。
これにより、返し車27が頂部支持梁24の中央からず
れた位置に配置されている場合でも、頂部支持梁24の
水平を保ちつつ、返し車27の振動が、頂部支持梁24
及びガイドレール21を介してかご7内に伝わるのを防
止できる。
【0060】なお、実施の形態6では、頂部支持梁24
の両端部で防振ゴム25a,25bの大きさを変えた
が、それぞれにかかる荷重に応じて変形量が互いに等し
くなるように材料を変えてもよい。
【0061】実施の形態7.次に、図10はこの発明の
実施の形態7によるエレベータを示す構成図、図11は
図10の要部を示す側面図である。この例では、昇降路
1内の上部に配置された返し車4に防音カバー49が被
せられている。返し車4からは、下方及び水平方向へ主
ロープ6が延びている。従って、防音カバー49には、
その下部及び側部にロープ出入口49a,49bが設け
られている。
【0062】このような防音カバー49によっても、返
し車4からかご7内や最上階乗場13に伝わる騒音が低
減される。
【0063】なお、防音カバーは、昇降路1内の他の綱
車に設けてもよい。例えば、重り吊り車10を覆うよう
に、釣合重り9の上部に防音カバーを搭載してもよい。
【0064】実施の形態8.次に、図12はこの発明の
実施の形態8によるエレベータの綱車装置の要部断面図
である。昇降路内に配置された綱車本体51の外周部に
は、主ロープ6が巻き掛けられている。また、綱車本体
51の外周部には、主ロープ6が入れられるロープ溝5
1aが設けられている。ロープ溝51a内には、主ロー
プ6が接触する緩衝材52が設けられている。
【0065】緩衝材52は、例えばポリウレタンにより
構成されており、接着剤によりロープ溝51aに沿って
接着されている。さらに具体的には、緩衝材52は、硬
度90〜95のポリエーテルウレタンにより構成されて
いる。
【0066】このような綱車装置では、主ロープ6との
衝突による振動・騒音が緩衝材52により緩和され、振
動・騒音の発生そのものが抑制される。従って、かごや
乗場へ伝わる振動・騒音も低減される。また、この実施
の形態8の綱車は、昇降路頂部の返し車、そらせ車、か
ご吊り車、重り吊り車、ピット部綱車、巻上機の駆動綱
車など、昇降路内のあらゆる箇所の綱車装置に適用する
ことができる。
【0067】なお、緩衝材の材料は、主ロープ6の衝突
による振動・騒音を緩和できれば、他のものであっても
よい。例えば、アルミニウムやアルミニウム合金など、
アルミニウムを主材とした金属を用いることもでき、耐
久性を増すことができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータは、昇降路内に配置されている綱車を、ロー
プ出入口を有する防音カバーで覆ったので、かご内や乗
場に伝わる騒音を低減することができる。
【0069】請求項2の発明のエレベータは、防音カバ
ーの内面に吸音材を設けたので、かご内や乗場に伝わる
騒音をさらに低減することができる。
【0070】請求項3の発明のエレベータは、第1のカ
バー部分と、この第1のカバー部分に対して着脱可能な
第2のカバー部分とを有する防音カバーを用い、綱車の
保守点検時に第2のカバー部分が取り外され、防音カバ
ー内が開放されるようにしたので、保守点検作業を容易
にすることができる。
【0071】請求項4の発明のエレベータは、昇降路内
の上部に設けられている頂部支持梁に第1のカバー部分
を固定し、第2のカバー部分をかご上から取り外し可能
としたので、保守点検作業をかご上から容易に行うこと
ができる。
【0072】請求項5の発明のエレベータは、第2のカ
バー部分に係合部を設け、かつボルト穴をダルマ穴とし
たので、第2のカバー部分の着脱作業時にボルトや第2
のカバーの落下を防止することができ、作業性を向上さ
せることができる。
【0073】請求項6の発明のエレベータは、昇降路の
底部に設置されたピット部綱車を覆う防音カバーを用い
たので、ピット部綱車からかご内や乗場に伝わる騒音を
低減することができる。
【0074】請求項7の発明のエレベータは、防音カバ
ーを釣合重りに搭載し、釣合重りの上部に設けられてい
る重り吊り車を覆うようにしたので、重り吊り車からか
ご内や乗場に伝わる騒音を低減することができる。
【0075】請求項8の発明のエレベータは、主ロープ
を囲繞する防音ダクトをロープ出入口に接続したので、
防音カバーからの騒音の漏れを抑制して、かご内や乗場
に伝わる騒音をさらに低減することができる。
【0076】請求項9の発明のエレベータは、防音ダク
トの内面に吸音材を設けたので、ロープ出入口からの騒
音の漏れをより効果的に低減することができる。
【0077】請求項10の発明のエレベータは、防音カ
バーをかごに搭載し、かごの下部に設けられているかご
吊り車を覆うようにしたので、かご吊り車からかご内や
乗場に伝わる騒音を低減することができる。
【0078】請求項11の発明のエレベータは、昇降路
の底部に設置された緩衝器に当接される緩衝器受けとの
干渉を避けるための緩衝器受け通過口を、防音カバーに
設けたので、簡単な構造で緩衝器受けとの緩衝を避け、
かご下部に防音カバーを搭載することができる。
【0079】請求項12の発明のエレベータは、駆動綱
車から下方へ延びる主ロープの一側及び他側を共に囲む
ように、一対の頂部支持梁の側面部間に一対の側面遮音
板を設けたので、頂部支持梁間から昇降路内に漏れる騒
音を低減することができる。
【0080】請求項13の発明のエレベータは、返し車
から下方へ延びる主ロープの一側及び他側を共に囲むよ
うに、一対の頂部支持梁の側面部間に一対の側面遮音板
を設けたので、頂部支持梁間から昇降路内に漏れる騒音
を低減することができる。
【0081】請求項14の発明のエレベータは、主ロー
プの一側と他側との間で一対の頂部支持梁の下面間に下
部遮音板を設けたので、一対の頂部支持梁間からの騒音
の漏れをさらに低減することができる。
【0082】請求項15の発明のエレベータは、ガイド
レールに固定された支持台と、その支持台上に支持され
た頂部支持梁との間にそれぞれ防振部材を介在させたの
で、巻上機や綱車の振動が、頂部支持梁及びガイドレー
ルを介してかご内に伝わるのを防止することができ、乗
り心地を向上させることができる。
【0083】請求項16の発明のエレベータは、複数の
防振部材の材料及び形状を、それぞれにかかる荷重によ
る変形量が互いに等しくなるように選択したので、頂部
支持梁の水平を保つことができる。
【0084】請求項17の発明のエレベータの綱車装置
は、綱車本体のロープ溝内に緩衝材を設けたので、主ロ
ープとの衝突による振動・騒音が緩衝材により緩和さ
れ、振動・騒音の発生そのものを抑制することができ、
従って、かごや乗場へ伝わる振動・騒音も低減すること
ができる。
【0085】請求項18の発明のエレベータの綱車装置
は、ポリウレタン製の緩衝材を用いたので、緩衝材を安
価に構成することができる。
【0086】請求項19の発明のエレベータの綱車装置
は、硬度90〜95度のポリエーテルウレタン製の緩衝
材を用いたので、緩衝材を安価に構成し、かつ十分な緩
衝効果を得ることができる。
【0087】請求項20の発明のエレベータの綱車装置
は、アルミニウムを主材とする金属製の緩衝材を用いた
ので、緩衝材の耐久性を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエレベータの
昇降路内の上部を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による防音カバーを
示す分解斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるエレベータの
要部を示す分解斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるエレベータの
かごを示す概略の構成図である。
【図5】 図4のエレベータの全体を示す構成図であ
る。
【図6】 図4の防音カバーを示す分解斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態5によるエレベータの
昇降路の底部を示す概略の構成図である。
【図8】 図7の防音カバー及び防音ダクトを示す分解
斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態6によるエレベータの
昇降路内の上部を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態7によるエレベータ
を示す構成図である。
【図11】 図10の要部を示す側面図である。
【図12】 この発明の実施の形態8によるエレベータ
の綱車装置の要部断面図である。
【図13】 従来のエレベータの一例を示す概略の構成
図である。
【図14】 図13の主ロープの構造を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 昇降路、2a 駆動綱車(綱車)、6 主ロープ、
7 かご、8 かご吊り車(綱車)、10 重り吊り車
(綱車)、21 ガイドレール、23 支持台、24
頂部支持梁、25,25a,25b 防振ゴム(防振部
材)、27 返し車(綱車)、29,40,45,49
防音カバー、30,46 防音ダクト、31,41,
47 第1のカバー部分、32,42,48 第2のカ
バー部分、33 ボルト、34 吸音材、35 側面遮
音板、36 下部遮音板、40a緩衝器受け通過口、4
4 ピット部綱車(図示せず)、49a,49b ロー
プ出入口、51 綱車本体、51a ロープ溝、52
緩衝材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 武信 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 東中 恒裕 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3F306 AA12 AA13 BB12 BC04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻上機に設けられている駆動綱車を含む
    複数の綱車が昇降路内に配置されているエレベータにお
    いて、上記複数の綱車のうちの少なくとも1つの綱車
    が、防音カバーにより覆われており、上記防音カバーに
    は、上記綱車に巻き掛けられた主ロープが引き出される
    ロープ出入口が設けられていることを特徴とするエレベ
    ータ。
  2. 【請求項2】 防音カバーの内面には、吸音材が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  3. 【請求項3】 防音カバーは、第1のカバー部分と、こ
    の第1のカバー部分に対して着脱可能な第2のカバー部
    分とを有し、綱車の保守点検時には上記第2のカバー部
    分が取り外され、上記防音カバー内が開放されることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
  4. 【請求項4】 第1のカバー部分は、昇降路内の上部に
    設けられている頂部支持梁に固定されており、第2のカ
    バー部分は、かご上から取り外し可能になっていること
    を特徴とする請求項3記載のエレベータ。
  5. 【請求項5】 第1のカバー部分は、側面開口部、上面
    開口部、上記正面開口部の両側に設けられている取付
    面、及びこれらの取付面に取り付けられた複数のボルト
    とを有しており、第2のカバー部分は、上記上面開口部
    を覆う上面部、この上面部の一端部から直角に延び、上
    記側面開口部を覆うとともに上記取付面に対向する側面
    部、この側面部に設けられ、上記ボルトが貫通するボル
    ト穴、及び上記上面部の他端部から直角に延び、上記第
    1のカバー部分の上記側面開口部に対向する面の上端部
    に係合する係合部を有しており、上記ボルト穴は、ボル
    トの頭部が通る大径部と、この大径部の上部に連続して
    設けられている小径部とを有していることを特徴とする
    請求項4記載のエレベータ。
  6. 【請求項6】 防音カバーは、昇降路の底部に設置され
    たピット部綱車を覆うものであることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載のエレベータ。
  7. 【請求項7】 防音カバーは、釣合重りの上部に設けら
    れている重り吊り車を覆うように、上記釣合重りに搭載
    されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載のエレベータ。
  8. 【請求項8】 ロープ出入口には、主ロープを囲繞する
    防音ダクトが接続されていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項7のいずれかに記載のエレベータ。
  9. 【請求項9】 防音ダクトの内面には、吸音材が設けら
    れていることを特徴とする請求項8記載のエレベータ。
  10. 【請求項10】 防音カバーは、かごの下部に設けられ
    ているかご吊り車を覆うように、上記かごに搭載されて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載のエレベータ。
  11. 【請求項11】 防音カバーには、昇降路の底部に設置
    された緩衝器に当接される緩衝器受けとの干渉を避ける
    ための緩衝器受け通過口が設けられていることを特徴と
    する請求項10記載のエレベータ。
  12. 【請求項12】 昇降路内で複数のガイドレールの上端
    部に支持されている一対の頂部支持梁、これらの頂部支
    持梁上に搭載されている巻上機、この巻上機の駆動綱車
    の両側からそれぞれ上記一対の頂部支持梁間を通って下
    方へ延びている主ロープ、及びこの主ロープの一側及び
    他側を共に囲むように上記一対の頂部支持梁の側面部間
    に設けられている一対の側面遮音板を備えていることを
    特徴とするエレベータ。
  13. 【請求項13】 昇降路内で複数のガイドレールの上端
    部に支持されている一対の頂部支持梁、これらの頂部支
    持梁上に搭載されている回転自在の返し車、この返し車
    の両側からそれぞれ上記一対の頂部支持梁間を通って下
    方へ延びている主ロープ、及びこの主ロープの一側及び
    他側を共に囲むように上記一対の頂部支持梁の側面部間
    に設けられている一対の側面遮音板を備えていることを
    特徴とするエレベータ。
  14. 【請求項14】 主ロープの一側と他側との間で一対の
    頂部支持梁の下面間に設けられている下部遮音板を備え
    ていることを特徴とする請求項12又は請求項13に記
    載のエレベータ。
  15. 【請求項15】 複数のガイドレールの上端部にそれぞ
    れ固定されている複数の支持台、これらの支持台間に架
    設され、巻上機及び綱車の少なくともいずれか一方が搭
    載される頂部支持梁、及び上記支持台と上記頂部支持梁
    との間にそれぞれ介在されている複数の防振部材を備え
    ていることを特徴とするエレベータ。
  16. 【請求項16】 複数の防振部材の材料及び形状が、そ
    れぞれにかかる荷重による変形量が互いに等しくなるよ
    うに選択されていることを特徴とする請求項15記載の
    エレベータ。
  17. 【請求項17】 昇降路内に配置され、かごを吊り下げ
    るための主ロープが巻き掛けられるとともに、上記主ロ
    ープが入れられるロープ溝が外周部に設けられている綱
    車本体、及び上記ロープ溝内に設けられ、上記主ロープ
    が接触する緩衝材を備えていることを特徴とするエレベ
    ータの綱車装置。
  18. 【請求項18】 緩衝材は、ポリウレタンにより構成さ
    れていることを特徴とする請求項17記載のエレベータ
    の綱車装置。
  19. 【請求項19】 緩衝材は、ポリエーテルウレタンによ
    り構成され、その硬度が90〜95度であることを特徴
    とする請求項18記載のエレベータの綱車装置。
  20. 【請求項20】 緩衝材は、アルミニウムを主材とする
    金属により構成されていることを特徴とする請求項17
    記載のエレベータの綱車装置。
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