JPH0676268U - エレベータの昇降路装置 - Google Patents
エレベータの昇降路装置Info
- Publication number
- JPH0676268U JPH0676268U JP1716793U JP1716793U JPH0676268U JP H0676268 U JPH0676268 U JP H0676268U JP 1716793 U JP1716793 U JP 1716793U JP 1716793 U JP1716793 U JP 1716793U JP H0676268 U JPH0676268 U JP H0676268U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sill
- plate
- hole
- dust
- hoistway
- Prior art date
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- Pending
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 敷居孔から落下するごみがハンガケースに溜
らないようにするために、このごみを自動的に昇降路に
排出し、清掃作業の手間を解消する。 【構成】 敷居の下方部に下方向に傾斜した板材１７を
フェッシャープレート１４に固定すると共に、この板材
１７の取付位置上方部のフェッシャープレート１４に開
口孔１９を設けたものである。その結果、ごみ１５は板
材１７に沿って開口孔１９より昇降路に落下する。
らないようにするために、このごみを自動的に昇降路に
排出し、清掃作業の手間を解消する。 【構成】 敷居の下方部に下方向に傾斜した板材１７を
フェッシャープレート１４に固定すると共に、この板材
１７の取付位置上方部のフェッシャープレート１４に開
口孔１９を設けたものである。その結果、ごみ１５は板
材１７に沿って開口孔１９より昇降路に落下する。
Description
【０００１】
本考案は乗場戸の敷居の敷居孔から排出されるごみを有効に昇降路に排出する エレベータの昇降路装置に関する。
【０００２】
従来のエレベータの昇降路に設けられているフェッシャープレート部付近の全 体構造図を図４を用いて説明する。図において、１はビルの乗場床で、この乗場 床１に敷居２が複数ブラケット３を介して昇降路壁４に固定され、敷居２には敷 居溝５が設けられ、この敷居溝５に入ったごみ１５あるいは、異物等を除くため 、複数個のごみ孔６が設けられている。７はハンガケースで、複数のブラケット ８を介して昇降路４に固定され、このハンガケース７には、戸レール９が設けら れ、この戸レール９にハンガ１０を介して、乗場戸１１が懸吊され、戸シュー１ ２が敷居溝５に案内されて、乗場戸１１は左右に開閉動作する。また、かごが途 中階に停止したとき、幼児等がかご１３と昇降路壁４との間から落下することが あるので、敷居２とハンガケース７間にフェッシャープレート１４が取付けられ ている。
【０００３】 なお、上記技術に関してはたとえば、実開昭６３−９３３７６号公報、特開昭 ５３−１８１４７号公報等が挙げられる。
【０００４】
上記従来装置において、敷居溝５に入ったごみ１５は、戸シュー１２により移 動し敷居孔６より落下する。そして、このごみ１５はハンガケース７に堆積物１ ６として溜る。ところで、この堆積物１６を除去するため、フェッシャープレー ト１４を外さなければならないので、長時間を要し、問題となっていた。
【０００５】 本考案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、その目的は、敷居孔から落下す るごみをハンガケースに溜めることを防止できるエレベータの昇降路装置を提供 することにある。
【０００６】
この目的は、ビルの乗場床に設けられたエレベータの乗場戸を案内する敷居と 、この敷居の敷居溝に溜ったごみを排出する敷居孔と、前記乗場床と１階床床下 の乗場戸の上部に設けられたハンガケースとの間にフェッシャープレートを設け たエレベータの昇降路装置において、前記敷居孔の下方部に下方向に傾斜した板 材を前記フェッシャープレートに固定するとともに、この板材の取付位置上方部 のフェッシャープレートに開口孔を設けたことにより達成される。
【０００７】
本考案によれば、敷居孔から落ちたごみは、板材に落下し、更にこの板材を滑 り落ち、開口孔より昇降路内に落下する。従ってごみは、ハンガケースの上部に は落下しないので清掃する手間がなくなり、保守効率が向上する。
【０００８】
以下、本考案の一実施例を図１〜図３を用いて説明する。
【０００９】 図１は本考案の一実施例を示すフェッシャープレート部付近の全体構造図であ る。なお、図４と同一符号は同一部分であるので説明を省略する。図において、 １７は敷居孔６の下方部に下方向に傾斜した板材で、フェッシャープレート１４ に固定されている。図２は板材の要部側面図、図３は板材の要部背面図である。 板材１７はボルト１８によりフェッシャープレート１４に固定され、ちょうど、 板材１７とフェッシャープレート１４が接している上部に開口孔１９を設け、こ の開口孔１９により、ごみ１５を排出する。
【００１０】 このような構造であるから敷居溝５に溜ったごみ１５は敷居孔６より落下し板 材１７に沿って開口孔１９より昇降路に排出され、ハンガケース７上には溜らな い。従って、このハンガケース７の清掃がなくなり、保守作業量の低減を図るこ とができる。
【００１１】
以上、述べたように、本考案によれば敷居溝の下方部に下方向に傾斜した板材 を設け、ごみをこの板材に沿って昇降路に排出するように構成したのでハンガケ ースにごみが落下しなくなり、そのためこの清掃が不要となり、作業量を著しく 低減できる効果がある。
【図１】本考案の一実施例を示すフェッシャープレート
部の全体構造図である。
部の全体構造図である。
【図２】図１の板材の要部側面図である。
【図３】図１の板材の要部背面図である。
【図４】従来の昇降路に設けられたフェッシャープレー
ト部の全体構造図である。
ト部の全体構造図である。
１ 乗場床 ２ 敷居 ５ 敷居溝 ６ 敷居孔 ７ ハンガケース １１ 乗場戸 １４ フェッシャープレート １７ 板材 １８ ボルト １９ 開口孔
Claims (1)
- 【請求項１】 ビルの乗場床に設けられたエレベータの
乗場戸を案内する敷居と、この敷居の敷居溝に溜ったご
みを排出する敷居孔と、前記乗場床と１階床床下の乗場
戸の上部に設けられたハンガケースとの間にフェッシャ
ープレートを設けたエレベータの昇降路装置において、
前記敷居孔の下方部に下方向に傾斜した板材を前記フェ
ッシャープレートに固定するとともに、この板材の取付
位置上方部のフェッシャープレートに開口孔を設けたこ
とを特徴とするエレベータの昇降路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1716793U JPH0676268U (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | エレベータの昇降路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1716793U JPH0676268U (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | エレベータの昇降路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676268U true JPH0676268U (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=11936407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1716793U Pending JPH0676268U (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | エレベータの昇降路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676268U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010265055A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの乗場装置 |
| JP2011520737A (ja) * | 2008-06-10 | 2011-07-21 | 韓国三菱エレベータ株式会社 | エレベータの乗場ドア離脱防止構造 |
| JP2018030662A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの昇降路への塵埃堆積防止装置 |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP1716793U patent/JPH0676268U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011520737A (ja) * | 2008-06-10 | 2011-07-21 | 韓国三菱エレベータ株式会社 | エレベータの乗場ドア離脱防止構造 |
| JP2010265055A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの乗場装置 |
| JP2018030662A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの昇降路への塵埃堆積防止装置 |
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