JPH11278701A - トルクリミッタ及びシート給送装置及び画像処理装置 - Google Patents

トルクリミッタ及びシート給送装置及び画像処理装置

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JPH11278701A
JPH11278701A JP10053566A JP5356698A JPH11278701A JP H11278701 A JPH11278701 A JP H11278701A JP 10053566 A JP10053566 A JP 10053566A JP 5356698 A JP5356698 A JP 5356698A JP H11278701 A JPH11278701 A JP H11278701A
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JP
Japan
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magnetic body
generating means
force generating
torque limiter
magnetic force
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Application number
JP10053566A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takahashi
昌弘 高橋
Akimasa Nishimura
明政 西村
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝達トルク値を変更することができるトルク
リミッタ及びこれを用いたシート給送装置及び画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 ヒステリシストルクによって一定範囲の
トルクを伝達するトルクリミッタにおいて、回転可能な
磁力発生手段と、前記磁力発生手段と略同一の中心軸を
中心に回転可能であり、且つ前記磁力発生手段に対して
間隙をもって対向する磁性体とを有し、前記磁力発生手
段と磁性体とが対向可能な領域内における前記間隙が回
転軸方向に沿って複数通りの異なる寸法となるよう構成
すると共に、前記磁力発生手段と前記磁性体とを回転軸
方向へ相対的に移動可能に構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一定範囲のトルクを
伝達するためのトルクリミッタ、これを用いたシート給
送装置及び画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒステリシストルクを利用したトルクリ
ミッタは、複写機、プリンター、ファクシミリ等のシー
ト給送装置などに用いられている。
【0003】シート給送装置として使われている例を図
11及び図12に示す。図においてリタードローラ100 はフ
ィードローラ101 に所定圧で押し付けられており、不図
示のピックアップローラによって送られてきたシート束
がニップ部に挟みこまれる。リタードローラ100 には、
トルクリミッタ102 を介してシート103 を戻す方向に常
に一定のトルクTが与えられている。ここで、図11に示
すように、フィードローラ101 とリタードローラ100 と
の間に2枚以上のシートが挟み込まれたときには2枚目
以降のシートは1枚目と分離されてシートの進行方向と
は逆の方向に戻される。
【0004】しかし、フィードローラ101 とリタードロ
ーラ100 とが直接接しているか、或いは図12に示すよう
に、1枚だけのシートを挟み込んでいる時には、リター
ドローラ100 はフィードローラ101 と一緒にシートを送
り出す方向に連れ回りする。従って、シート103 を1枚
ずつ確実に送り出すためには、トルクリミッタ102 によ
ってリタードローラ100 に与えられる逆方向の回転トル
クTによって生じるシート搬送力は、シート同士の摩擦
力より大きいが、フィードローラ101 のシート搬送力よ
りは小さくなければならない。そして、トルクリミッタ
102 によってリタードローラ100 に与えられるトルクT
と、リタードローラ100 をフィードローラ101 に押し付
ける押し圧力は、給紙されるシートの種類や環境条件、
或いはローラ100 ,101 の材質によって適正値が微妙に
異なる。
【0005】上記したようなトルクリミッタの発明の例
としては特開平6-221341 号がある。この発明によれ
ば、図13に示すように、同軸上で相対的に回転可能な2
つの回転体から構成されており、一方の回転体104 には
円筒状の永久磁石105 が固定され、もう片方の回転体10
6 には永久磁石105 とある一定の間隔をもって対向する
円筒状の半硬質磁性体107 が固定されているため、永久
磁石105 と半硬質磁性体107 との間に生じるヒステリシ
ストルクにより、両回転体間で一定トルクを伝達する構
造するのが一般的であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
トルクリミッタ102 では、永久磁石105 と半硬質磁性体
107 との間隔によりトルクリミッタのトルクが決定され
るため、一定の空転トルク値となる。したがって、シー
トの種類によって例えば、OHTシート等のフィードロ
ーラ101 の寿命に対しては有利であるものの、シート間
の摩擦抵抗が大きいために空転トルク値を大きく設定し
なければならない場合、また特殊シートの場合、特殊シ
ート部材中に含まれている添加剤によりシート間の摩擦
抵抗は小さいものの、フィードローラ101 の寿命がもち
にくいため空転トルク値を小さく設定しなければならい
ない場合等、それぞれのシート部材にあった空転トルク
値のトルクリミッタを準備しなければならなかった。
【0007】また、使用するシート部材の種類がに応
じ、あるいは使用環境等の違いにより、設定トルクの異
なったトルクリミッタが必要となるため、組立て時にお
ける組立て性が悪いのと同時にコストアップの原因とな
っていた。
【0008】本発明は従来の上記点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、伝達トルク値を変
更することができるトルクリミッタ及びこれを用いたシ
ート給送装置及び画像形成装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、ヒステリシストルクに
よって一定範囲のトルクを伝達するトルクリミッタにお
いて、回転可能な磁力発生手段と、前記磁力発生手段と
略同一の中心軸を中心に回転可能であり、且つ前記磁力
発生手段に対して間隙をもって対向する磁性体とを有
し、前記磁力発生手段と磁性体とが対向可能な領域内に
おける前記間隙が回転軸方向に沿って複数通りの異なる
寸法となるよう構成すると共に、前記磁力発生手段と前
記磁性体とを回転軸方向へ相対的に移動可能に構成した
ことを特徴とする。
【0010】上記構成にあっては、磁力発生手段と磁性
体との相対位置を変えることにより、両者間に発生する
ヒステリシストルクが変化するため、伝達トルクを変更
することができる。
【0011】従って、前記構成のトルクリミッタをシー
ト給送装置に用いることにより、種々のシートに対して
適正なトルク伝達によってシート分離することが可能と
なり、重送することなくシートを給送して画像処理する
ことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明を適用したトルクリミ
ッタ及びシート給送装置、更には画像処理装置の実施形
態について、図面を参照して説明する。
【0013】〔第1実施形態〕図1乃至図5を用いて第
1実施形態に係るトルクリミッタ等について具体的に説
明する。尚、図1は伝達トルクを最小にした状態のトル
クリミッタの側断面説明図であり、図2は伝達トルクを
最大にした状態のトルクリミッタの側断面説明図であ
る。また、図3は画像処理装置の1例である複写機の全
体模式説明図であり、図4はシート給送装置の全体模式
説明図、図5はシート給送手段への駆動伝達構成の説明
図である。
【0014】ここでは、説明の順序としてまず画像処理
装置としての複写機の全体構成について説明し、次にシ
ート給送装置及びトルクリミッタについて説明する。
【0015】{画像処理装置の全体構成}本実施形態に
係る画像処理装置は、図3に示すように、画像処理装置
本体1の一側部に多量のシートSを積載収納した給送デ
ッキ2を備えるほか、画像処理装置本体1内の下部に所
定量のシートSを積載収納した複数の給送カセット3,
4を備えている。
【0016】そして、シートSを給送するための給送部
としての給送デッキ2、及び各給送カセット3,4の設
置部位にはそれぞれリタード分離方式のシート給送装置
5,6,7が備えられている。尚、この給送装置につい
ては後で詳しく説明する。
【0017】給送デッキ2、及び給送カセット3,4内
のシートSはそれぞれのシート給送装置5,6,7によ
って給送されると、まず回転停止しているレジストロー
ラ対8に送られて、ここで斜行状態の矯正が行われる。
【0018】次いで、読取手段21で光学的に読み取った
情報に基づき、処理手段である画像形成部を構成する感
光体ドラム9上に形成される潜像とのタイミングをとっ
て回転するレジストローラ対8により、感光体ドラム9
と転写帯電器10との間に送られて、ここで感光体ドラム
9上のトナー像が転写される。
【0019】この後、シートSは搬送ベルト11により定
着器12に送られて、ここで転写されたトナー像をシート
面に定着させるための定着処理がなされる。
【0020】本画像処理装置はシートSへの両面複写を
行う両面複写モードと多重複写を行う多重複写モードを
備えているが、通常複写モード(片面複写モード)の場
合、定着処理後のシートSは内排出ローラ対13及び外排
出ローラ14により機外の排出トレイ15上に排出される。
【0021】また、両面複写モード及び多重複写モード
の場合には、内排出ローラ対13又はスイッチバックロー
ラ対16により再給送パス17及び両面搬送パス18を介して
中間トレイ19上に一時的に積載収納される。
【0022】そして、中間トレイ19上に収納されたシー
トSは再給送装置20により再び画像形成のためにレジス
トローラ対8に搬送され、以後片面複写と同一のプロセ
スを経て機外に排出される。
【0023】{シート給送装置}次に前記シート給送装
置5,6,7について説明する。尚、ここでは、給送装
置5の構成を例示して説明するが、その他の給送装置
6,7についても適宜必要に応じて同様の構成としても
よいことは言うまでもない。
【0024】シート給送装置5は、前述した画像形成部
に向けてシートを一枚ずつ順次分離給送するものであ
り、図4に示すように、複数枚のシートSが積み重ねら
れて収納された給送デッキ2から最上層のシートSを一
枚ずつ給送するピックアップローラ22と、このピックア
ップローラ22により給送デッキ2から給送されたシート
Sを画像処理装置本体内へ搬送する分離ローラ対23と、
分離されたシートSを下流側へ搬送するレジストローラ
対8とが設けられている。
【0025】分離ローラ対23はシートを搬送する方向に
回転するフィードローラ24と、このフィードローラ24に
対して所定の圧で接触してシートを戻す方向に回転する
リタードローラ25からなる。ピックアップローラ22と、
分離ローラ対23のフィードローラ24とリタードローラ25
には、図5に示す動力伝達機構を介して画像処理装置本
体1内に設置された駆動源( 不図示) からの回転駆動が
伝達される。即ち、駆動源の回転動力は、駆動ベルト26
および電磁クラッチ27を介してフィードローラ24のロー
ラ軸28に伝達されている。
【0026】このフィードローラ24のローラ軸28に伝達
された回転動力はプーリ29、タイミングベルト30、プー
リ31を介してピックアップローラ22のピックアップロー
ラ軸32に1:1に伝達されている。また、ローラ軸28か
ら回転動力がプーリ33、タイミングベルト34、プーリ35
を介して中継軸36に伝達され、更に後述するトルクリミ
ッタ37及びカップリング38を介してリタードローラ25の
ローラ軸39上に伝達されている。
【0027】電磁クラッチ27は電圧がかけられると駆動
源の回転動力がローラ軸28に伝えられ、フィードローラ
24はシートを搬送する方向(矢印A方向)に回転する。
また、ピックアップローラ22もタイミングベルト30を介
して、シートを搬送する方向(矢印C方向)に回転す
る。ローラ軸28の回転はタイミングベルト34を介して中
継軸36に伝えられる。これにより、リタードローラ25は
フィードローラ24の回転に同期してシートSを戻す方向
(矢印B方向)に回転する。しかし、リタードローラ25
にはトルクリミッタ37を介して回転動力が伝達されるた
めに設定値以上のトルクがかかると、リタードローラ25
は空転状態となり、フィードローラ24に従動回転する。
【0028】上記のようにして分離ローラ対23のニップ
部へピックアップローラ22により給送されたシートが1
枚のみはいると、リタードローラ25は空転状態になり、
フィードローラ24に従動回転してシートを下流に搬送す
る。また、ピックアップローラ22により給送された複数
枚のシートが入ると、リタードローラ25が矢印Bの方向
に回転することにより、最上層以外のシートはリタード
ローラ25に戻され、フィードローラ24により最上層のみ
1枚分離されて下流へ搬送される。
【0029】{トルクリミッタ}次に前記トルクリミッ
タ37の構成について、図1を参照して説明する。図にお
いて、トルクリミッタ37は円筒状外周部40を有する第一
回転体41と、円筒状内周部42を有する第二回転体43とか
らなっており、更に第二回転体43は有底円筒状の本体部
43aと蓋体43bとから構成されている。このトルクリミ
ッタ37は、第二回転体43の本体部43a中に第一回転体41
を挿入し、次に蓋体43bを取り付ける手順で組み立てら
れている。そして前記第一回転体41は金属製、或いは樹
脂の中継軸36を通して駆動機構と連結しており、また第
二回転体43は底部でカップリング38と嵌合している。ま
た、第一回転体41の他端側は中継軸36と同期して回転さ
せるために、一部或いは全体を中継軸36に固着されてい
る。
【0030】そして、前記第一回転体41の円筒状外周部
40には円筒状の磁力発生手段としての永久磁石48が接着
剤により固着されている。本実施形態における永久磁石
48はNd −Fe −B系樹脂磁石でNd −Fe −B系磁石
粉末とエポキシ樹脂とからなる樹脂磁石粉末を所定の金
型に投入し、圧縮成形した後、加熱して硬化させ、更に
防錆のために表面を樹脂コーティングした後、着磁ヨー
クを用いて外周に着磁を行ったものを用いている。
【0031】また第二回転体43の円筒状内周部42には、
円筒状の磁性体49が前記永久磁石48と所定の間隙を有す
るように圧入によって固着されている。この磁性体49は
Fe−Cr −Co 系合金製であり、その面長は永久磁石4
8の磁力を有効に利用するために永久磁石48と調整用の
スライド量の合計よりも若干(0.5mm 〜2mm)程度長く
してある。
【0032】前記磁性体49の内周面の径は第一回転体41
の回転軸方向で、異なる寸法で形成されており、後述す
るように永久磁石48との間に2通りの間隙が形成され
る。
【0033】これにより、第一回転体41が回転すると、
第一回転体41と第二回転体43との間には、永久磁石48の
発生する磁力によってヒステリシストルクが発生し、駆
動機構からの駆動のうち、一定範囲の伝達トルクをカッ
プリング38を介してリタードローラ25に伝達する。
【0034】ここで、前記永久磁石48と磁性体49とは間
隙をもって対向いるが、この間隙は永久磁石48と磁性体
49とが対向している領域内において、距離t1 の第一間
隙50aと距離t2 (t1 >t2 )の第二間隙50bとの2
通りに形成されている。
【0035】また、前記第一回転体41と第二回転体43と
は同軸上に設置されており、摺動部44a,44bでの当接
によって回転半径方向の位置決めがなされており、且つ
互いに摺動回転可能となっている。また回転軸方向につ
いては、発生させるヒステリシストルクを調整可能なよ
うに、第一回転体と第二回転体とは任意の量だけ相対的
に移動可能に構成されている。
【0036】尚、第二回転体43に対する第一回転体41の
最大スライド可能範囲を規制するため、第一回転体41上
には前記摺動部44a,44bより内側にストッパ45が設け
られている。また、第二回転体43に対して第一回転体41
をスライド調整した任意の位置で両者の回転軸方向の位
置決めをするために、固定手段としてのスライドストッ
パ46a,46bが取り付けられている。このスライドスト
ッパ46a,46bは第一回転体41に対して圧入、或いはグ
リップリングによって取り付け固定される。また、第一
回転体41支持部である摺動部44a,44bには回転負荷軽
減及び位置精度の向上のため、ベアリング47が圧入され
ている。
【0037】前記間隙50a,50bと発生するヒステリシ
ストルクとの関係は、永久磁石48と磁性体49とが対向し
ている領域内において、間隙が小さいほど発生するヒス
テリシストルクは大きく、間隙が大きくなると発生する
ヒステリシストルクは小さくなる。このため、シートに
含まれる添加剤によって重送し難いが、ローラの寿命が
もち難いためにトルクを小さく設定する必要がある場合
には、図1に示すように、永久磁石48と磁性体49との対
向領域が、第二間隙50bよりも第一間隙50aの領域が多
くなるように永久磁石48の位置を調整する。これによ
り、スリップ状態になりはじめるヒステリシストルクが
小さくなってローラの寿命がもつようになる。
【0038】一方、特殊シートを給送するために設定ト
ルク値が大きくなるように変更する場合には、図2に示
すように、前記と逆に永久磁石48と磁性体49との対向領
域が、第一間隙50aよりも第二間隙50bの領域が多くな
るように永久磁石48の位置を調整する。これにより、ス
リップ状態になりはじめるヒステリシストルクが大きく
なるためにシートSが重送しないようになる。
【0039】尚、永久磁石48と磁性体49との相対位置
は、図1及び図2で示す両位置間において無段式にスラ
スト量を調整可能であり、調整範囲内における任意のス
ラスト位置にて両回転体の位置決めが可能であるため
に、任意の発生トルクの設定が可能である。
【0040】このように永久磁石48と磁性体49の相対位
置を移動させるだけでトルクリミッタ37のトルクを変更
することができるものである。
【0041】〔第2実施形態〕次にトルクリミッタの第
2実施形態について、図6及び図7を参照して説明す
る。尚、図6は第2実施形態に係るトルクリミッタの伝
達トルクを最小にした状態の側断面説明図であり、図7
は伝達トルクを最大にした状態のトルクリミッタの側断
面説明図である。また、この実施形態では前述した第1
実施形態と永久磁石と磁性体の間隙及び磁性体の厚さが
異なり、他の構成は同一であるために同一部材は同一符
号を付して重複する説明を省略する。
【0042】前述した第1実施形態では磁性体の厚さは
均一であったが、この実施形態では、図6に示すよう
に、厚さd1 の第一磁性体49aと、厚さd2 (d1 >d
2 )の第二磁性体49bとによって構成され、磁性体の厚
さが永久磁石48の移動領域内において2通りになるよう
に構成されている。そして、磁力発生手段としての永久
磁石48と磁性体49a,49bとの間隙50は、両者が対向し
ている領域内において均一になるように構成されてい
る。
【0043】このため、図6に示すように、永久磁石48
と磁性体との対向領域が、第二磁性体49bよりも第一磁
性体49aの領域が多くなるように永久磁石48の位置を調
整すると、スリップ状態になりはじめるヒステリシスト
ルクが小さくなる。一方、図7に示すように、永久磁石
48と磁性体との対向領域が、第一磁性体49aよりも第二
磁性体49bの領域が多くなるように永久磁石48の位置を
調整する。これにより、スリップ状態になりはじめるヒ
ステリシストルクが大きくなる。
【0044】従って、この実施形態にあっても永久磁石
48と磁性体49a,49bの相対位置を移動させるだけでト
ルクリミッタ37のトルクを容易に変更することができる
ものである。
【0045】尚、本実施形態では磁性体49の中に永久磁
石48を配置しているが、逆に永久磁石の中に磁性体を配
置してもよい。
【0046】〔第3実施形態〕次に前記トルクリミッタ
37の第3実施形態について、図8乃至図10を参照して説
明する。図8(b) に示すように、トルクリミッタ37は、
外径寸法の異なった外周面51a,51b,51cをもった円
筒状の磁力発生手段としての永久磁石51を固着した駆動
側回転体52と、従動側回転体53とからなっており、従動
側回転体53にはシャフト貫通用の孔53aが形成され、ま
た他端は中央に軸受孔54aを形成した蓋体54が従動側回
転体53に固着されている。
【0047】従動側回転体53の内周面には軸方向に移動
可能な円筒状の半硬質磁性体55が設けられており、円筒
状半硬質磁性体55は外周に固着されたピン56と従動側回
転体53に設けられた溝53bとによって従動側回転体53と
一体的に回転する。また従動側回転体53の内周面には、
一端を従動側回転体53に当接し、他端を円筒状半硬質磁
性体55に当接している圧縮バネ57が配置されている。円
筒状半硬質磁性体55は圧縮バネ57によって図8(b) の右
方向に付勢されている。駆動側回転体52と中継軸36はピ
ン部材58と切欠部52aとにより結合しており、前述した
駆動機構と連結している。
【0048】また、図8(a) に示すように、従動側回転
体53に形成された溝53bには係止用溝53b1 ,53b2 が
設けられている。円筒状半硬質磁性体55の軸方向の幅は
円筒状の永久磁石51の外径寸法の異なった外周面51a,
51b,51cそれぞれの軸方向の幅とほぼ同じ長さを有す
る。
【0049】上記構成において、円筒状半硬質磁性体55
は係止部を構成するピン56と溝53bとによって従動側回
転体53の軸方向に移動可能であり、図8では圧縮バネ57
に付勢されて円筒状の永久磁石51の外周面51aに対向可
能であり、この状態で圧縮バネ57に付勢されて円筒状永
久磁石51の外周面51aに対向する位置にある。この場
合、円筒状永久磁石51と円筒状半硬質磁性体55との間隙
はAとなり、両者間にはその間隙に応じたヒステリシス
トルクTa が発生し、駆動機構からの駆動を中継軸36を
介してリタードローラ25に伝達する。
【0050】また、図9では円筒状半硬質磁性体55は圧
縮バネ57の付勢に抗して移動させられ、ピン56が係合溝
53b1 に係合して円筒状永久磁石51の外周面51bに対向
する位置にある。この場合、円筒状永久磁石51と円筒状
半硬質磁性体55との間隙はBとなり、その間隙に応じた
ヒステリシストルクTb が発生する。
【0051】同様に図10ではピン56が係合溝53b2 に係
合して間隙Cに相当するヒステリシストルクTc が発生
する。
【0052】円筒状永久磁石51と円筒状半硬質磁性体55
との間隙と発生するヒステリシストルクとの関係は、間
隙が狭いほどヒステリシストルクは大きくなる。従っ
て、Ta >Tb >Tc となる。
【0053】従って、特殊シートを給送するために設定
トルク値を変更する場合には、ピン56を係止用溝53b1
,53b2 のいずれにも係止しない状態でセットする。
これにより、スリップ状態になりはじめるヒステリシス
トルクが大きくなる(伝達トルクが大きくなる)ために
シートSが重送しないようになる。
【0054】一方、シートに含まれる添加剤によって重
送し難いが、ローラの寿命がもち難いためにトルクを小
さく設定する必要がある場合には、ピン56を係止用溝53
b1又は53b2 にセットする。これにより、スリップ状
態になりはじめるヒステリシストルクが小さくなって
(伝達トルクが小さくなる)ローラの寿命がもつように
なる。
【0055】このように円筒状半硬質磁性体55を移動さ
せるだけでトルクリミッタ37のトルクを変更することが
できる。また円筒状半硬質磁性体55の移動はトルクリミ
ッタ37を解体しなくても行うことが出来、トルクリミッ
タ37が機械本体に組み込まれた状態でも容易に行うこと
ができる。
【0056】尚、円筒状永久磁石51は、フェライト磁石
や希土類磁石( いずれも焼結磁石及び樹脂磁石を含む)
が用いられるが、トルクリミッタの小型化、高トルク化
の点からは希土類磁石を用いるのが望ましい。希土類磁
石としては、Nd −Fe −B系磁石、Sm −Fe −N系
磁石、Sm −Co 系磁石などが挙げられる。
【0057】また円筒状半硬質磁性体55は、残留磁束密
度とある程度(10 〜10000 e) の保磁力をもち、ヒステ
リシスが角形である金属材料が用いられるが、トルクリ
ミッタの小型化、高トルク化の観点から、Fe −Co 系
合金、Fe −Cr −Co 系合金等を用いるのが好まし
い。
【0058】〔他の実施形態〕前述した第1及び第2実
施形態では、第一回転体41に永久磁石48を設けると共
に、第二回転体43に磁性体49を設けた例を示したが、永
久磁石48と磁性体49の位置は入れ替わっても構わない。
即ち、第一回転体41に磁性体49を固着し、第二回転体43
に永久磁石48を固着してもよい。
【0059】これは前述した第3実施形態においても同
様であり、第3実施形態では磁性体55の中に永久磁石51
を配置しているが、逆に永久磁石の中に磁性体を配置し
てもよい。
【0060】また、前述した第1実施形態では永久磁石
48と磁性体49との間隙が2通りの例を示したが、3通り
以上の複数設けるようにしてもよい。これは第2実施形
態の場合も同様であり、磁性体49の厚さが3通り以上と
なるように形成してもよい。更に、第3実施形態におい
てもトルクの大きさを3種類に調整できるものを示した
がこれに限定されるものではない。
【0061】また前述した第3実施形態では、複数の外
径寸法の異なる外周面を有する円筒状永久磁石51を単一
部材に示したが、外径寸法毎に別々の円筒状永久磁石で
構成しても構わない。
【0062】また第3実施形態では磁性体55を永久磁石
51の各外周面51a,51b,51cに対して移動させるよう
にしたが、磁性体55と外周面51a,51b,51cとは相対
的に移動すればよく、円筒状永久磁石51を移動させるよ
うに構成してもよい。
【0063】また第3実施形態において、円筒状永久磁
石51の外径は同一にし、磁性体55が異なる径寸法の周面
を有するようにしても同様の効果を得ることができる。
【0064】更に前述した各実施形態では磁力発生手段
として、永久磁石を用いた例を示したが、これは永久磁
石のみならず、電磁石等を用いるようにしてもよい。
【0065】更に前述した実施形態ではトルクリミッタ
をシート給送装置に用いた例を示したが、このトルクリ
ミッタはシート給送装置以外の回転トルクを変更して伝
達する装置にも好適に用いることができる。
【0066】また、前述した実施形態ではシート給送装
置を複写機の記録シートを給送する場合で説明したが、
このシート給送装置は他にも複数枚セットした原稿を一
枚ずつ分離給送し、原稿記載情報を読み取る画像読取装
置等にも好適に用いることが可能である。そのため、画
像処理装置としては複写機やプリンタ等の画像形成装置
のみならず、スキャナ等の画像読取装置であってもよ
い。
【0067】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
磁力発生手段と磁性体との相対位置を変えることによ
り、両者間に発生するヒステリシストルクが変化するた
め、伝達トルクを変更することができる。
【0068】従って、前記構成のトルクリミッタをシー
ト給送装置に用いることにより、種々のシートに対して
適正なトルク伝達によってシート分離することが可能と
なり、重送することなくシートを給送して画像処理する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝達トルクを最小にした状態のトルクリミッタ
の側断面説明図である。
【図2】伝達トルクを最大にした状態のトルクリミッタ
の側断面説明図である。
【図3】画像処理装置の1例である複写機の全体模式説
明図である。
【図4】シート給送装置の全体模式説明図である。
【図5】シート給送手段への駆動伝達構成の説明図であ
る。
【図6】第2実施形態に係るトルクリミッタの伝達トル
クを最小にした状態の側断面説明図である。
【図7】伝達トルクを最大にした状態のトルクリミッタ
の側断面説明図である。
【図8】トルクリミッタを示すものであり、(a) は外観
図であり、(b) は断面説明図である。
【図9】トルクリミッタのヒステリシストルクを変化さ
せるようにセットした状態を示すものであり、(a) は外
観図、(b) は断面説明図である。
【図10】トルクリミッタのヒステリシストルクを変化
させるようにセットした状態を示すものであり、(a) は
外観図、(b) は断面説明図である。
【図11】フィードローラとリタードローラで複数枚の
シートを分離給送する状態説明図である。
【図12】フィードローラとリタードローラで1枚のシ
ートを給送する状態説明図である。
【図13】従来技術に係るトルクリミッタの構成断面説
明図である。
【符号の説明】
S …シート 1 …画像処理装置本体 2 …給送デッキ 3,4…給送カセット 5,6,7…シート給送装置 8 …レジストローラ対 9 …感光体ドラム 10 …転写帯電器 11 …搬送ベルト 12 …定着器 13 …内排出ローラ対 14 …外排出ローラ 15 …排出トレイ 16 …スイッチバックローラ対 17 …再給送パス 18 …両面搬送パス 19 …中間トレイ 20 …再給送装置 21 …読取手段 22 …ピックアップローラ 23 …分離ローラ対 24 …フィードローラ 25 …リタードローラ 26 …駆動ベルト 27 …電磁クラッチ 28 …ローラ軸 29 …プーリ 30 …タイミングベルト 31 …プーリ 32 …ピックアップローラ軸 33 …プーリ 34 …タイミングベルト 35 …プーリ 36 …中継軸 37 …トルクリミッタ 38 …カップリング 39 …ローラ軸 40 …円筒状外周部 41 …第一回転体 42 …円筒状内周部 43 …第二回転体 43a …本体部 43b …蓋体 44a,44b…摺動部 45 …ストッパ 46a,46b…スライドストッパ 47 …ベアリング 48 …永久磁石 49 …磁性体 49a …第一磁性体 49b …第二磁性体 50 …間隙 50a …第一間隙 50b …第二間隙 51 …円筒状永久磁石 51a,51b,51c…外周面 52 …駆動側回転体 52a …切欠部 53 …従動側回転体 53a …孔 53b …溝 53b1 ,53b2 …係止用溝 54 …蓋体 54a …軸受孔 55 …円筒状半硬質磁性体 56 …ピン 57 …圧縮バネ 58 …ピン部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒステリシストルクによって一定範囲の
    トルクを伝達するトルクリミッタにおいて、 回転可能な磁力発生手段と、 前記磁力発生手段と略同一の中心軸を中心に回転可能で
    あり、且つ前記磁力発生手段に対して間隙をもって対向
    する磁性体と、 を有し、 前記磁力発生手段と磁性体とが対向可能な領域内におけ
    る前記間隙が回転軸方向に沿って複数通りの異なる寸法
    となるよう構成すると共に、前記磁力発生手段と前記磁
    性体とを回転軸方向へ相対的に移動可能に構成したこと
    を特徴とするトルクリミッタ。
  2. 【請求項2】 ヒステリシストルクによって一定範囲の
    トルクを伝達するトルクリミッタにおいて、 回転可能な磁力発生手段と、 前記磁力発生手段と略同一の中心軸を中心に回転可能で
    あり、且つ前記磁力発生手段に対して間隙をもって対向
    する磁性体と、 を有し、 前記磁力発生手段と磁性体とが対向可能な領域内におけ
    る前記磁性体の厚さが回転軸方向へ沿って複数通りの異
    なる寸法となるよう構成すると共に、前記磁力発生手段
    と前記磁性体とを回転軸方向へ相対的に移動可能に構成
    したことを特徴とするトルクリミッタ。
  3. 【請求項3】 前記磁力発生手段と前記磁性体とをそれ
    ぞれ円筒形状に形成し、磁力発生手段と磁性体のいずれ
    か一方の中に他方を配置し、一方の円筒形状の内周面と
    他方の円筒形状の外周面との間に前記間隙が設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のト
    ルクリミッタ。
  4. 【請求項4】 前記磁力発生手段と前記磁性体との回転
    軸方向への相対的な移動を規制するストッパを設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載のトルクリミッタ。
  5. 【請求項5】 前記磁力発生手段と前記磁性体との相対
    位置を固定するための固定手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のトルクリ
    ミッタ。
  6. 【請求項6】 前記磁力発生手段と前記磁性体との摺動
    部分にベアリングを設けたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載のトルクリミッタ。
  7. 【請求項7】 前記磁性体を円筒形状に形成し、その内
    側に円筒形状で、前記磁性体の回転軸方向の長さよりも
    短く形成した前記磁力発生手段を配置し、前記磁性体の
    内周面と対向する磁力発生手段の外周面との間隙が回転
    軸方向で異なる寸法となるように磁性体の内径を回転軸
    方向に複数の異なる径で形成し、磁力発生手段を磁性体
    に対して回転軸方向に移動可能に設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のトルクリミッタ。
  8. 【請求項8】 前記磁力発生手段を円筒形状に形成し、
    その外側に円筒形状で、前記磁力発生手段の回転軸方向
    の長さよりも短く形成した前記磁性体を配置し、前記磁
    力発生手段の外周面と対向する磁性体の外周面との間際
    が回転軸方向で異なるように磁力発生手段の外径を回転
    軸方向に複数の異なる径で形成し、磁性体を磁力発生手
    段に対して回転軸方向に移動可能に設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のトルクリミッタ。
  9. 【請求項9】 前記磁性体を回転軸方向の所定の位置で
    係止するための係止手段を有し、該係止手段は、前記磁
    性体を回転軸方向の一方に向けて付勢する弾性部材と、
    該弾性部材の付勢力に抗して磁性体を所定の位置で係止
    する係止部とを有することを特徴とする請求項8に記載
    のトルクリミッタ。
  10. 【請求項10】 前記磁性体を円筒形状に形成し、その
    内側に円筒形状で、前記磁性体の回転軸方向の長さより
    も短く形成した前記磁力発生手段を配置し、前記磁性体
    の厚さを回転軸方向で異なるように形成し、磁力発生手
    段を磁性体に対して回転軸方向に移動可能に設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載のトルクリミッタ。
  11. 【請求項11】 シートを1枚ずつ分離給送するシート
    給送装置において、 シートを給送する方向へ回転する給送回転体と、 前記給送回転体にシートを押圧し、シートを戻す方向へ
    回転するリタード回転体と、 を有し、 前記リタード回転体へ請求項1乃至請求項10のいずれか
    に記載のトルクリミッタを介して回転力を伝達すること
    を特徴とするシート給送装置。
  12. 【請求項12】 シートを給送して画像処理を行う画像
    処理装置において、 請求項11記載のシート給送装置と、 前記シート給送装置で給送されたシートに画像処理を行
    う画像処理手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
JP10053566A 1998-01-30 1998-03-05 トルクリミッタ及びシート給送装置及び画像処理装置 Pending JPH11278701A (ja)

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