JPH11278686A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Publication number
JPH11278686A
JPH11278686A JP8407998A JP8407998A JPH11278686A JP H11278686 A JPH11278686 A JP H11278686A JP 8407998 A JP8407998 A JP 8407998A JP 8407998 A JP8407998 A JP 8407998A JP H11278686 A JPH11278686 A JP H11278686A
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JP
Japan
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tray
paper
sheet
paper tray
support plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8407998A
Other languages
English (en)
Inventor
Noribumi Shishido
範文 宍戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP8407998A priority Critical patent/JPH11278686A/ja
Publication of JPH11278686A publication Critical patent/JPH11278686A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の積載枚数に拘らず用紙トレイの先端と
前面板との距離が広がることがない給紙装置を得る。 【解決手段】 用紙トレイ3の給紙方向下流側には、用
紙トレイ3に積載される用紙の先端を規制する前面板4
を設け、用紙トレイ3の側方には、用紙トレイ3に積載
される用紙の幅方向に直交する支持板を設ける。用紙ト
レイ3と支持板との間の二箇所には、レール11,15
とこれらのレール11,15にスライド自在に係合する
突起2,16とのスライド係合構造により用紙トレイ3
の先端と前面板4との距離を用紙トレイ3の傾きに拘ら
ず略一定に保つように用紙トレイ3を案内する案内部1
7を設ける。これにより、用紙トレイ3は、用紙の積載
枚数によって変化する傾きに応じて案内部17によって
案内され、用紙の積載枚数の変化に拘らず用紙トレイ3
の先端と前面板4との距離が略一定に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写機
などに設けられ、用紙を一枚ずつ給送する給紙装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の給紙装置1としては、図3に示す
ように、一端を支軸2により回動自在に支持された用紙
トレイ3と、用紙の先端を規制する前面板4とを有する
ものがある。前面板4の上端には、用紙の先端を当接さ
せ、摩擦力により用紙を分離する分離斜面5が設けられ
ている。また、用紙トレイ3は、図示しないバネなどの
付勢部材により上向きに付勢されており、用紙トレイ3
に積載された用紙の最上位紙は、用紙トレイ3の給紙方
向下流側上方に設けられているピックアップローラ6に
押し当てられている。
【0003】このような構造により、ピックアップロー
ラ6が図3における時計回り方向に回転することにより
用紙トレイ3上に積載された用紙の最上位紙が給紙方向
下流側へと繰り出される。このとき、最上位紙の下の用
紙が最上位紙とともに給紙方向下流側へ移動しても、用
紙の先端が分離斜面5に当接することにより捌かれて、
最上位紙のみが給紙装置1外へと送り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すような従来
の給紙装置1では、用紙の積載枚数によって変化する用
紙トレイ3の傾きに応じて用紙トレイ3の先端と前面板
4との距離が変化し、用紙の積載枚数が多いほど、用紙
トレイ3の先端が前面板4から離れてしまう。このた
め、用紙トレイ3上の用紙に安定した上向きの力が加わ
らず、用紙トレイ3に積載された用紙の最上位紙の分離
に悪影響を及ぼしているという不都合がある。
【0005】本発明は、用紙の積載枚数に拘らず用紙ト
レイの先端と前面板との距離が広がることがない給紙装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の給
紙装置は、用紙が積載される用紙トレイ、前記用紙トレ
イの給紙方向下流側上方に配置されたピックアップロー
ラ、前記用紙の最上位紙が前記ピックアップローラに接
するように前記用紙トレイを付勢する付勢部材、前記用
紙トレイに積載される用紙の先端を規制する前面板、前
記用紙トレイの側方に配置された前記用紙トレイに積載
される用紙の幅方向に直交する支持板、前記用紙トレイ
と前記支持板との間の二箇所に設けられたレールと前記
レールにスライド自在に係合する突起とのスライド係合
構造により前記用紙トレイの先端と前記前面板との距離
を前記用紙トレイの傾きに拘らず略一定に保つように前
記用紙トレイを案内する案内部を備える。
【0007】したがって、用紙トレイは、用紙の積載枚
数によって変化する傾きに応じて、傾きが変化しても先
端と前面板との距離が略一定に保たれるように案内部に
よって案内される。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の給
紙装置であって、案内部が備える二組のスライド係合構
造のうちの第一のスライド係合構造は、用紙トレイ又は
支持板の一方に立設された第一の突起と、前記用紙トレ
イ又は前記支持板の他方に形成され前記用紙トレイの後
端の移動方向を略水平に規制する第一のレールとからな
り、第二のスライド係合構造は、前記用紙トレイ又は前
記支持板の一方に突設された第二の突起と、前記用紙ト
レイ又は前記支持板の他方に形成され前記用紙トレイの
先端と前記前面板との距離を略一定に保つように前記第
二の突起を案内する形状に形成された第二のレールとか
らなる。
【0009】したがって、用紙の積載枚数によって変化
する用紙トレイの傾きに応じて第二の突起が第二のレー
ルに沿って移動することによって、用紙トレイの傾きが
変化しても用紙トレイの先端と前面板との距離が略一定
に保たれ、第一の突起の移動方向が第一のレールで規制
されることによって、用紙トレイの後端の高さが略一定
に規制される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の給紙装置の実施の一形態
について、図1及び図2に基づいて説明する。なお、従
来例で説明した部分と同一部分は同一符号を用い、詳細
な説明も省略する。
【0011】用紙トレイ3は、底板7と用紙の両側端を
規制する二枚の側板8とを備えており、用紙トレイ3の
両脇には、支持板9が側板8に平行に設けられている。
用紙トレイ3は、第一のスライド係合構造10によって
後端の移動方向を略水平に規制されている。第一のスラ
イド係合構造10は、側板8に形成された第一のレール
である長孔11と、支持板9に立設された第一の突起で
ある支軸2とからなる。長孔11の長手方向は、底板7
に略平行であって、支軸2は長孔11の長手方向に回動
自在且つスライド自在に長孔11に係合している。
【0012】ピックアップローラ6は、用紙トレイ3の
給紙方向下流側の上方に配設されている。ピックアップ
ローラ6の回転軸12の両端は、支持板9に支持されて
おり、回転軸12は図示しないモータの駆動力が伝達さ
れることによって回転する。
【0013】底板7の下面における第一のスライド係合
構造10よりも給紙方向下流側には、付勢部材であるバ
ネ13が設けられている。バネ13は、用紙トレイ3を
上方へ付勢し、用紙トレイ3に積載された用紙の最上位
紙をピックアップローラ6に圧接させる。
【0014】本実施の形態では、側板8及び支持板9の
第一のスライド係合構造10よりも給紙方向下流側に
は、第二のスライド係合構造14が設けられている。第
二のスライド係合構造14は、側板8に形成された第二
のレールであるガイド溝15と、支持板9に形成された
第二の突起である凸部16とからなる。ガイド溝15
は、第一のスライド係合構造10側から用紙トレイ3の
先端側へ膨らむように湾曲して形成されており、このガ
イド溝15に凸部16が回動自在且つスライド自在に係
合している。
【0015】ガイド溝15の形状は、用紙トレイ3の傾
きが変化しても用紙トレイ3の先端と前面板4との距離
が略一定に保たれて、用紙トレイ3の先端が前面板4か
ら離れることがないように、用紙トレイ3の傾きに応じ
て用紙トレイ3を前面板4に対して近接離反させる方向
に案内するように設定されている。
【0016】ここで、上記の第一のスライド係合構造1
0と第二のスライド係合構造14とにより、案内部17
が構成されている。
【0017】このような構成において、用紙トレイ3の
傾きは、用紙の積載枚数によって変化し、用紙トレイ3
の傾きの変化に応じて、ガイド溝15内で凸部16が移
動する。ガイド溝15内で凸部16が移動すると、ガイ
ド溝15の湾曲形状により、用紙トレイ3が前面板4に
対して近接離反する方向に変位する。
【0018】図2に、用紙の積載枚数毎に変化する用紙
トレイ3の傾き及び位置を示す。図2(a)は、用紙ト
レイ3に用紙が最大に積載された状態、図2(b)は、
用紙トレイ3が略水平な状態、図2(c)は、用紙トレ
イ3に用紙が殆ど無くなった状態をそれぞれ示してい
る。
【0019】図2に示すように、本実施の形態では、用
紙の積載枚数が多いほど用紙トレイ3の先端と支軸2と
の距離が大きくなるように、また、用紙の積載枚数が少
ないほど用紙トレイ3の先端と支軸2との距離が小さく
なるように、第二のスライド係合構造14によって用紙
トレイ3が案内されている。また、用紙トレイ3の傾き
に応じて、支軸2は長孔11に対して長孔11の長手方
向に相対移動する。したがって、用紙トレイ3の傾きに
拘らず、用紙トレイ3の先端と前面板4との距離が略一
定に保たれ、用紙トレイ3の先端は前面板4に近接した
状態を保つ。
【0020】本実施の形態によれば、用紙の積載枚数の
変化によって用紙トレイ3の傾きが変わっても、用紙ト
レイ3の先端が前面板4から離れることがないので、用
紙の積載枚数の変化に拘らず用紙トレイ3上の用紙に安
定した上向きの力が加わるため、常に良好な状態で分離
給紙が行われる。
【0021】なお、本実施の形態では、第一のスライド
係合構造10をなす支軸2を支持板9に形成し、長孔1
1を側板8に形成しているが、実施にあたっては、支軸
2が側板8に形成され、長孔11が支持板9に形成され
ていてもよい。また、本実施の形態では、第二のスライ
ド係合構造14をなす凸部16を支持板9に形成し、ガ
イド溝15を側板8に形成しているが、実施にあたって
は、凸部16が側板8に形成され、ガイド溝15が支持
板9に形成されていてもよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、用紙が積載さ
れる用紙トレイ、前記用紙トレイの給紙方向下流側上方
に配置されたピックアップローラ、前記用紙の最上位紙
が前記ピックアップローラに接するように前記用紙トレ
イを付勢する付勢部材、前記用紙トレイに積載される用
紙の先端を規制する前面板、前記用紙トレイの側方に配
置された前記用紙トレイに積載される用紙の幅方向に直
交する支持板、前記用紙トレイと前記支持板との間の二
箇所に設けられたレールと前記レールにスライド自在に
係合する突起とのスライド係合構造により前記用紙トレ
イの先端と前記前面板との距離を前記用紙トレイの傾き
に拘らず略一定に保つように前記用紙トレイを案内する
案内部を備えるので、用紙トレイは、用紙の積載枚数に
よって変化する傾きに応じて案内部によって案内され、
用紙の積載枚数の変化に拘らず用紙トレイの先端と前面
板との距離が略一定に保たれるため、用紙トレイ上の用
紙に安定した上向きの力を加えることができ、常に良好
な状態で分離給紙を行うことができる。
【0023】請求項2記載の発明では、案内部が備える
二組のスライド係合構造のうちの第一のスライド係合構
造は、用紙トレイ又は支持板の一方に立設された第一の
突起と、前記用紙トレイ又は前記支持板の他方に形成さ
れ前記用紙トレイの後端の移動方向を略水平に規制する
第一のレールとからなり、第二のスライド係合構造は、
前記用紙トレイ又は前記支持板の一方に突設された第二
の突起と、前記用紙トレイ又は前記支持板の他方に形成
され前記用紙トレイの先端と前記前面板との距離を略一
定に保つように前記第二の突起を案内する形状に形成さ
れた第二のレールとからなるので、用紙の積載枚数によ
って変化する用紙トレイの傾きに応じて第二の突起が第
二のレールに沿って移動することによって、用紙トレイ
の傾きが変化しても用紙トレイの先端と前面板との距離
を略一定に保つことができ、第一の突起の移動方向が第
一のレールで規制されることによって、用紙トレイの後
端の高さを略一定に規制できるため、簡単な構造によっ
て用紙トレイ上の用紙に安定した上向きの力を加えるこ
とができ、常に良好な状態で分離給紙を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給紙装置の実施の一形態を示す斜視図
である。
【図2】用紙の積載枚数による用紙トレイの位置の変化
を示す説明図である。
【図3】従来の給紙装置の一例であって、用紙の積載枚
数による用紙トレイの位置の変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 給紙装置 2 第一の突起 3 用紙トレイ 4 前面板 6 ピックアップローラ 9 支持板 10 第一のスライド係合構造 11 第一のレール 13 付勢部材 14 第二のスライド係合構造 15 第二のレール 16 第二の突起 17 案内部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙が積載される用紙トレイ、 前記用紙トレイの給紙方向下流側上方に配置されたピッ
    クアップローラ、 前記用紙の最上位紙が前記ピックアップローラに接する
    ように前記用紙トレイを付勢する付勢部材、 前記用紙トレイに積載される用紙の先端を規制する前面
    板、 前記用紙トレイの側方に配置された前記用紙トレイに積
    載される用紙の幅方向に直交する支持板、 前記用紙トレイと前記支持板との間の二箇所に設けられ
    たレールと前記レールにスライド自在に係合する突起と
    のスライド係合構造により前記用紙トレイの先端と前記
    前面板との距離を前記用紙トレイの傾きに拘らず略一定
    に保つように前記用紙トレイを案内する案内部、を備え
    ることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 案内部が備える二組のスライド係合構造
    のうちの第一のスライド係合構造は、用紙トレイ又は支
    持板の一方に立設された第一の突起と、前記用紙トレイ
    又は前記支持板の他方に形成され前記用紙トレイの後端
    の移動方向を略水平に規制する第一のレールとからな
    り、第二のスライド係合構造は、前記用紙トレイ又は前
    記支持板の一方に突設された第二の突起と、前記用紙ト
    レイ又は前記支持板の他方に形成され前記用紙トレイの
    先端と前記前面板との距離を略一定に保つように前記第
    二の突起を案内する形状に形成された第二のレールとか
    らなることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
JP8407998A 1998-03-30 1998-03-30 給紙装置 Pending JPH11278686A (ja)

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JP8407998A JPH11278686A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 給紙装置

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JP8407998A JPH11278686A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 給紙装置

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Family

ID=13820493

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JP8407998A Pending JPH11278686A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 給紙装置

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JP (1) JPH11278686A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007217153A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007217153A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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