JPH11278406A - 低細菌レベル状態での包装容器充填装置 - Google Patents
低細菌レベル状態での包装容器充填装置Info
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- JPH11278406A JPH11278406A JP11040359A JP4035999A JPH11278406A JP H11278406 A JPH11278406 A JP H11278406A JP 11040359 A JP11040359 A JP 11040359A JP 4035999 A JP4035999 A JP 4035999A JP H11278406 A JPH11278406 A JP H11278406A
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- B65B55/02—Sterilising, e.g. of complete packages
- B65B55/027—Packaging in aseptic chambers
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- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67C—CLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
- B67C3/00—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
- B67C3/02—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus
- B67C3/22—Details
- B67C2003/228—Aseptic features
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
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- B67C3/02—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus
- B67C3/22—Details
- B67C3/26—Filling-heads; Means for engaging filling-heads with bottle necks
- B67C2003/2688—Means for filling containers in defined atmospheric conditions
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミルク等の充填装置において清潔な状態で包
装容器の中に充填し、更にクリーニングを容易にできる
装置を提供する。 【解決手段】 低細菌レベル状態で製品ライン26、充
填弁11及びクリーンルームに突出する充填パイプ8を
有するクリーンルーム9で流動可能な製品を包装容器1
0に充填する装置において、包装容器10へ充填パイプ
に結露がなく、かつ好ましくは装置のクリーニングも簡
単な組立作業で行うため、クリーンルーム9の頂部表面
14の吸気開口15のその吸気口領域の充填パイプ8
と、間隔をおいて同軸に取付けられた、乾燥しかつ低細
菌レベルの空気用流入開口29を備えたスリーブパイプ
28を配置し、かつ乾燥しかつ低細菌レベルの空気を生
成しかつ供給する手段2〜7が流入開口に設けられた装
置。
装容器の中に充填し、更にクリーニングを容易にできる
装置を提供する。 【解決手段】 低細菌レベル状態で製品ライン26、充
填弁11及びクリーンルームに突出する充填パイプ8を
有するクリーンルーム9で流動可能な製品を包装容器1
0に充填する装置において、包装容器10へ充填パイプ
に結露がなく、かつ好ましくは装置のクリーニングも簡
単な組立作業で行うため、クリーンルーム9の頂部表面
14の吸気開口15のその吸気口領域の充填パイプ8
と、間隔をおいて同軸に取付けられた、乾燥しかつ低細
菌レベルの空気用流入開口29を備えたスリーブパイプ
28を配置し、かつ乾燥しかつ低細菌レベルの空気を生
成しかつ供給する手段2〜7が流入開口に設けられた装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低細菌レベル状態で
製品ライン、充填弁及びクリーンルームに突出する充填
パイプを有するクリーンルームで流動可能な製品を包装
容器に充填する装置に関するものである。
製品ライン、充填弁及びクリーンルームに突出する充填
パイプを有するクリーンルームで流動可能な製品を包装
容器に充填する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】充填弁及び充填パイプを備えたボトル等
の包装容器への充填装置は公知であるが、この装置は低
細菌レベル状態では作動しないものである。流動可能な
製品、例えば、ミルク、ジュースなどの食品材料もこの
ような装置を使用して充填される。
の包装容器への充填装置は公知であるが、この装置は低
細菌レベル状態では作動しないものである。流動可能な
製品、例えば、ミルク、ジュースなどの食品材料もこの
ような装置を使用して充填される。
【0003】食品産業界には、液体内容物を充填した包
装容器をより長持ちさせたい要望がある。このため、例
えばミルクを殺菌する装置や装置内へ無菌状態で充填す
る設備がすでに存在している。このために使用される公
知の充填装置には各種の見知から改良の余地があるが、
この種の公知装置は全く複雑で、かつ製造コストが高価
であり、そして操作が複雑で故障の原因にもなってい
る。
装容器をより長持ちさせたい要望がある。このため、例
えばミルクを殺菌する装置や装置内へ無菌状態で充填す
る設備がすでに存在している。このために使用される公
知の充填装置には各種の見知から改良の余地があるが、
この種の公知装置は全く複雑で、かつ製造コストが高価
であり、そして操作が複雑で故障の原因にもなってい
る。
【0004】例えば、ミルクなどの充填される製品が輸
送され周囲の大気より低温で充填されるため、従来の充
填装置では大気との温度差により充填パイプの外面に結
露を生ずる欠点がある。雰囲気と充填パイプとの温度差
が5℃〜10℃でも充填パイプの表面に十分に結露する
ので、液体製品を低レベル細菌状態で充填する必要があ
る場合はこの結露を生じさせてはならない。即ち、この
結露中には外気中の水分と共にバクテリアを必然的に含
んでおり、これが包装容器の中に滴下する場合があるか
らである。
送され周囲の大気より低温で充填されるため、従来の充
填装置では大気との温度差により充填パイプの外面に結
露を生ずる欠点がある。雰囲気と充填パイプとの温度差
が5℃〜10℃でも充填パイプの表面に十分に結露する
ので、液体製品を低レベル細菌状態で充填する必要があ
る場合はこの結露を生じさせてはならない。即ち、この
結露中には外気中の水分と共にバクテリアを必然的に含
んでおり、これが包装容器の中に滴下する場合があるか
らである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実際の充填装置の操作
には、外気と充填製品との間に温度差が発生するのは不
可避である。従って、本発明の目的とするところは、液
体内容物の低細菌レベルでの包装容器への充填を、充填
パイプ上への凝結を生ずることなく可能にし、かつ好ま
しくは装置のクリーニングも直接所定の位置で多量の組
立作業を必要とすることなくできるように低無菌レベル
状態で充填するため、前記した種類の装置構造を提供す
ることにある。
には、外気と充填製品との間に温度差が発生するのは不
可避である。従って、本発明の目的とするところは、液
体内容物の低細菌レベルでの包装容器への充填を、充填
パイプ上への凝結を生ずることなく可能にし、かつ好ま
しくは装置のクリーニングも直接所定の位置で多量の組
立作業を必要とすることなくできるように低無菌レベル
状態で充填するため、前記した種類の装置構造を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の技術の欠点を
解決するための本発明にかかる充填装置は、充填パイプ
が、クリーンルームの頂部表面に形成されている吸気開
口の吸気口領域に離れて同軸に取付けられた、乾燥しか
つ低細菌レベル空気用流入開口を備えたスリーブパイプ
によって包囲され、かつ乾燥しかつ低細菌レベル空気を
生成しかつ供給する手段を流入開口に設けて構成されて
いる。
解決するための本発明にかかる充填装置は、充填パイプ
が、クリーンルームの頂部表面に形成されている吸気開
口の吸気口領域に離れて同軸に取付けられた、乾燥しか
つ低細菌レベル空気用流入開口を備えたスリーブパイプ
によって包囲され、かつ乾燥しかつ低細菌レベル空気を
生成しかつ供給する手段を流入開口に設けて構成されて
いる。
【0007】本発明に係る充填装置によれば、低細菌レ
ベルの空気を、冷たい充填パイプを通って流れる時に結
露することがないよう十分に乾燥する。その結果、充填
は凝結することなく、かつ低細菌レベル状態で行なわれ
る。
ベルの空気を、冷たい充填パイプを通って流れる時に結
露することがないよう十分に乾燥する。その結果、充填
は凝結することなく、かつ低細菌レベル状態で行なわれ
る。
【0008】本発明に係る充填装置によれば、低細菌レ
ベル状態に殺菌した充填包装容器に充填作動中、この包
装容器をクリーンルームに保持して単位体積当たりのバ
クテリアを、所定のしきい値以下に包装容器が封止され
るまで保持できる。また、この包装容器それ自体内の充
填製品が低細菌レベルであることも前提条件になってい
る。
ベル状態に殺菌した充填包装容器に充填作動中、この包
装容器をクリーンルームに保持して単位体積当たりのバ
クテリアを、所定のしきい値以下に包装容器が封止され
るまで保持できる。また、この包装容器それ自体内の充
填製品が低細菌レベルであることも前提条件になってい
る。
【0009】本発明に係る充填装置では、流動可能製品
だけが流れる部位、特に充填弁や製品の供給ライン及び
充填パイプも低細菌レベル状態に保持されている。そし
てこの充填パイプ及び包装容器はクリーンルームに保持
され、これに低細菌レベルの空気が本発明で適用した新
規なスリーブパイプを介して供給され、その結果、クリ
ーンルーム内の空気を単位体積当たりのバクテリア量の
許容値以下に保持することができるのである。
だけが流れる部位、特に充填弁や製品の供給ライン及び
充填パイプも低細菌レベル状態に保持されている。そし
てこの充填パイプ及び包装容器はクリーンルームに保持
され、これに低細菌レベルの空気が本発明で適用した新
規なスリーブパイプを介して供給され、その結果、クリ
ーンルーム内の空気を単位体積当たりのバクテリア量の
許容値以下に保持することができるのである。
【0010】本発明に係る充填装置の特徴は、スリーブ
パイプを採用することであり、このスリーブパイプは充
填パイプの周囲に間隙をもって同軸に包囲している。こ
のスリーブパイプは流入開口を有し、この流入開口内で
は乾燥し、かつ低細菌レベルの空気をスリーブパイプと
充填パイプの上方部分の環状ギャップに供給するように
なっている。そして前記スリーブパイプは充填パイプよ
り短く、少なくとも、このスリーブパイプの下方縁部は
充填パイプの下流端部の上方に離れた位置に端部を有し
ている。
パイプを採用することであり、このスリーブパイプは充
填パイプの周囲に間隙をもって同軸に包囲している。こ
のスリーブパイプは流入開口を有し、この流入開口内で
は乾燥し、かつ低細菌レベルの空気をスリーブパイプと
充填パイプの上方部分の環状ギャップに供給するように
なっている。そして前記スリーブパイプは充填パイプよ
り短く、少なくとも、このスリーブパイプの下方縁部は
充填パイプの下流端部の上方に離れた位置に端部を有し
ている。
【0011】更に、この充填パイプはその上流で充填弁
と接合する必要があり、この充填パイプはクリーンルー
ムの外側で、ほぼ垂直でクリーンルーム上方に配置され
ており、その結果、重力で流下する液体製品が、少なく
ともある垂直成分をもって上から下へ充填パイプの中に
流入し、ここから好ましくはその真下に配置された空の
包装容器の中に充填できる。
と接合する必要があり、この充填パイプはクリーンルー
ムの外側で、ほぼ垂直でクリーンルーム上方に配置され
ており、その結果、重力で流下する液体製品が、少なく
ともある垂直成分をもって上から下へ充填パイプの中に
流入し、ここから好ましくはその真下に配置された空の
包装容器の中に充填できる。
【0012】本発明に係る充填装置においては、包装容
器は頂部に形成されている開口から液体製品が充填さ
れ、そして離れて完全に密閉される。この開口は無菌的
に封止され、最終使用者による使用の際に開放される。
器は頂部に形成されている開口から液体製品が充填さ
れ、そして離れて完全に密閉される。この開口は無菌的
に封止され、最終使用者による使用の際に開放される。
【0013】そして充填装置の製造コストを安価にする
ため、充填弁及び流入側のこれに取付けられた充填パイ
プの領域も、公知の充填装置の場合クリーンルーム外側
に配置される。
ため、充填弁及び流入側のこれに取付けられた充填パイ
プの領域も、公知の充填装置の場合クリーンルーム外側
に配置される。
【0014】それ故、本発明によれば、充填パイプを流
入領域でバクテリアの多い、かつ細菌を含む外部大気か
ら隔離しながら、クリーンルームへ移送している間は充
填パイプを封止状態に保持する。詳しくは、この充填パ
イプが配置される領域では、本発明で適用した新規なス
リーブパイプが、充填パイプの外部をある間隔をおいて
包囲し、そしてこの充填パイプと共にクリーンルーム頂
部の吸気開口を通過するように挿入されている。
入領域でバクテリアの多い、かつ細菌を含む外部大気か
ら隔離しながら、クリーンルームへ移送している間は充
填パイプを封止状態に保持する。詳しくは、この充填パ
イプが配置される領域では、本発明で適用した新規なス
リーブパイプが、充填パイプの外部をある間隔をおいて
包囲し、そしてこの充填パイプと共にクリーンルーム頂
部の吸気開口を通過するように挿入されている。
【0015】流動可能な製品の流れの方向で見ると、ク
リーンルームの頂部表面に設けた吸気開口を充填パイプ
が通過した後、開放環状空間で終っており、この構成に
よって上方から吸気開口を通って吹き付けられた、乾燥
しかつ低細菌レベルの空気が充填パイプとスリーブパイ
プとの間の下方の環状空間であるこの開口から噴出する
ことになる。このように充填パイプ等を乾燥した低細菌
レベルの空気で包囲することによって、この充填パイプ
上への有害な結露の発生がもはや生じないことが明らか
である。また、スリーブパイプの周りの乾燥空気は充填
パイプの温度より低い露点を有している。
リーンルームの頂部表面に設けた吸気開口を充填パイプ
が通過した後、開放環状空間で終っており、この構成に
よって上方から吸気開口を通って吹き付けられた、乾燥
しかつ低細菌レベルの空気が充填パイプとスリーブパイ
プとの間の下方の環状空間であるこの開口から噴出する
ことになる。このように充填パイプ等を乾燥した低細菌
レベルの空気で包囲することによって、この充填パイプ
上への有害な結露の発生がもはや生じないことが明らか
である。また、スリーブパイプの周りの乾燥空気は充填
パイプの温度より低い露点を有している。
【0016】スリーブパイプは、充填パイプの長さのほ
ぼ1/2又は1/3あるいは1/4に形成してあるの
で、この充填パイプの吸気口側端部から測定した場合、
本発明による充填装置の充填パイプは、新規に適用した
スリーブパイプが包装容器の開口の直径の不利益を与え
ることなく、包装容器との相対運動によってこの包装容
器の中へも移動できる。さらに、スリーブパイプの製造
にあたってその機能、即ち結露を含む細菌の回避になん
ら影響を与えることなく材料の節約ができる。
ぼ1/2又は1/3あるいは1/4に形成してあるの
で、この充填パイプの吸気口側端部から測定した場合、
本発明による充填装置の充填パイプは、新規に適用した
スリーブパイプが包装容器の開口の直径の不利益を与え
ることなく、包装容器との相対運動によってこの包装容
器の中へも移動できる。さらに、スリーブパイプの製造
にあたってその機能、即ち結露を含む細菌の回避になん
ら影響を与えることなく材料の節約ができる。
【0017】本発明による手段により、乾燥しかつ低細
菌レベルの空気を生成し、好ましくは充填作業中継続的
な方法で、クリーンルームの全容積を含めて全包装容器
を、この乾燥しかつ低細菌レベルの空気で充填して、充
填パイプ(スリーブパイプ内の環状空間のみでなく)が
低細菌レベルの乾燥空気で一様に充填されるようにす
る。
菌レベルの空気を生成し、好ましくは充填作業中継続的
な方法で、クリーンルームの全容積を含めて全包装容器
を、この乾燥しかつ低細菌レベルの空気で充填して、充
填パイプ(スリーブパイプ内の環状空間のみでなく)が
低細菌レベルの乾燥空気で一様に充填されるようにす
る。
【0018】低細菌レベル状態で充填する従来の装置に
おいては、充填パイプの容積を低細菌レベルの空気で充
填状態に保持できる可能性のない構造のものであり、こ
れも決定的なこととは考えられなかった。
おいては、充填パイプの容積を低細菌レベルの空気で充
填状態に保持できる可能性のない構造のものであり、こ
れも決定的なこととは考えられなかった。
【0019】しかしながら、これは包装容器の充填後、
充填パイプが包装容器の頭部空間から完全に引き抜かれ
た時、以前頭部空間に浸漬されていた充填パイプ内部容
積を外部から流入する空気で交換する必要があることが
分かった。しかし、この方法では、細菌を含む外気は包
装容器を開口した際に頭部空間に侵入して製品の寿命を
かなり短くする原因になる。頭部空間のほぼ50%が細
菌を含む外気が流入して充填されることが明らかになっ
た。これは、以前より計算されていたものより大きな数
値である。
充填パイプが包装容器の頭部空間から完全に引き抜かれ
た時、以前頭部空間に浸漬されていた充填パイプ内部容
積を外部から流入する空気で交換する必要があることが
分かった。しかし、この方法では、細菌を含む外気は包
装容器を開口した際に頭部空間に侵入して製品の寿命を
かなり短くする原因になる。頭部空間のほぼ50%が細
菌を含む外気が流入して充填されることが明らかになっ
た。これは、以前より計算されていたものより大きな数
値である。
【0020】本発明においては、生成した低細菌レベル
の空気を環状ギャップからスリーブパイプ、及び結果的
には充填包装容器の頭部空間にも供給するため、今日ま
で誤って軽視されてきた細菌を含む外気の供給が防止さ
れる。そして本発明の教示に従ってこの方法で充填され
た製品の寿命を、このように延長することができる利点
を有している。
の空気を環状ギャップからスリーブパイプ、及び結果的
には充填包装容器の頭部空間にも供給するため、今日ま
で誤って軽視されてきた細菌を含む外気の供給が防止さ
れる。そして本発明の教示に従ってこの方法で充填され
た製品の寿命を、このように延長することができる利点
を有している。
【0021】本発明において、低細菌レベルの空気を生
成し、供給する手段として、供給ラインに配置された換
気器、除湿器、殺菌空気濾過器及び外部大気から密封さ
れた供給ラインが充填パイプの流入開口に接続されるよ
うになっている。
成し、供給する手段として、供給ラインに配置された換
気器、除湿器、殺菌空気濾過器及び外部大気から密封さ
れた供給ラインが充填パイプの流入開口に接続されるよ
うになっている。
【0022】本明細書中に記載した低細菌レベルの空気
を生成するための手段を使用することによって、本発明
による充填装置は殆ど何処でも、かつ何時でも作動させ
ることができる。
を生成するための手段を使用することによって、本発明
による充填装置は殆ど何処でも、かつ何時でも作動させ
ることができる。
【0023】恐らく細菌と湿気を含む外気は、換気器に
より吸気され、それと共に供給ラインに配置された除湿
器が十分な乾燥を確実に行い、かつそれに続いて配置さ
れた殺菌空気濾過器が単位体積当たりの細菌量をそれぞ
れの許容値以下に低下させることができる。その結果と
して、上記の供給ライン、スリーブパイプ及び特にそこ
の流入開口を通して導かれる、乾燥しかつ低細菌レベル
の空気が生成される。
より吸気され、それと共に供給ラインに配置された除湿
器が十分な乾燥を確実に行い、かつそれに続いて配置さ
れた殺菌空気濾過器が単位体積当たりの細菌量をそれぞ
れの許容値以下に低下させることができる。その結果と
して、上記の供給ライン、スリーブパイプ及び特にそこ
の流入開口を通して導かれる、乾燥しかつ低細菌レベル
の空気が生成される。
【0024】本発明によると、乾燥しかつ低細菌レベル
の空気が充填パイプの外面に沿ってクリーンルーム内、
更に空の包装容器内でも、また、適当な準備があれば充
填パイプ内においても得ることができる。クリーンルー
ムは概ね外気から密封されるけれども、如何なる方法で
も気密封止されてはいない。
の空気が充填パイプの外面に沿ってクリーンルーム内、
更に空の包装容器内でも、また、適当な準備があれば充
填パイプ内においても得ることができる。クリーンルー
ムは概ね外気から密封されるけれども、如何なる方法で
も気密封止されてはいない。
【0025】クリールームの外部の大気と比較して、ク
リールーム内の圧力が一定以上高くなると、このクリー
ンルーム内に供給された乾燥しかつ低細菌レベルの空気
が、吸気開口より継続的に流出することになる。充填パ
イプの外壁部分を通過する、この乾燥しかつ低細菌レベ
ルの空気は大気がクリーンルーム内へ侵入することを防
止し、充填パイプの近傍を乾燥状態に保持して問題の結
露の発生を防止する。この方法は、液体製品の充填量を
計測しながら包装容器内に充填する場合の正確度に寄与
する。この点については、空気冷却器が、乾燥しかつ低
細菌レベル空気用供給ラインに配置される場合には本発
明による別の利点となる。
リールーム内の圧力が一定以上高くなると、このクリー
ンルーム内に供給された乾燥しかつ低細菌レベルの空気
が、吸気開口より継続的に流出することになる。充填パ
イプの外壁部分を通過する、この乾燥しかつ低細菌レベ
ルの空気は大気がクリーンルーム内へ侵入することを防
止し、充填パイプの近傍を乾燥状態に保持して問題の結
露の発生を防止する。この方法は、液体製品の充填量を
計測しながら包装容器内に充填する場合の正確度に寄与
する。この点については、空気冷却器が、乾燥しかつ低
細菌レベル空気用供給ラインに配置される場合には本発
明による別の利点となる。
【0026】所定位置での作動や、換気器により吸気さ
れた空気より5℃から10℃低温の液体製品を充填しな
ければならない時、殺菌空気濾過器及び除湿器を通して
導かれた外気が充填パイプ表面に接触すると、外気がこ
の充填パイプやこの充填パイプ内にある流動可能な食材
を加熱することが容易に考えられる。
れた空気より5℃から10℃低温の液体製品を充填しな
ければならない時、殺菌空気濾過器及び除湿器を通して
導かれた外気が充填パイプ表面に接触すると、外気がこ
の充填パイプやこの充填パイプ内にある流動可能な食材
を加熱することが容易に考えられる。
【0027】この加熱の欠点を防止するため、上記空気
冷却器を低細菌レベル空気用供給ラインに接続する。こ
の空気冷却器は供給ラインの除湿器の後に続いて接続す
るため、クリーンルームの外部の大気の温度に関係な
く、本発明の充填装置においては、都合良く、乾燥しか
つ低細菌レベルの空気が充填パイプ内の製品とほぼ同温
度になるように作動させることができる。
冷却器を低細菌レベル空気用供給ラインに接続する。こ
の空気冷却器は供給ラインの除湿器の後に続いて接続す
るため、クリーンルームの外部の大気の温度に関係な
く、本発明の充填装置においては、都合良く、乾燥しか
つ低細菌レベルの空気が充填パイプ内の製品とほぼ同温
度になるように作動させることができる。
【0028】本発明に係る別の充填装置の構成による
と、スリーブパイプが、このスリーブパイプの流入開口
と、外部大気から密封され、そして乾燥しかつ低細菌レ
ベル空気用供給ラインとに包囲され、かつ封止部がクリ
ーンルームの頂部表面と分配器パイプとの間に取外し可
能に設けられている。
と、スリーブパイプが、このスリーブパイプの流入開口
と、外部大気から密封され、そして乾燥しかつ低細菌レ
ベル空気用供給ラインとに包囲され、かつ封止部がクリ
ーンルームの頂部表面と分配器パイプとの間に取外し可
能に設けられている。
【0029】一方、この構造により細菌を含む外部大気
に対する良好な封止部が確実に形成され、そこでは低細
菌レベル空気用供給ラインから外側分配器パイプへの移
送が直接行なわれ、外側分配器パイプはスリーブパイプ
と共に外部から密封され、その結果、乾燥しかつ低細菌
レベルの空気が外側分配器パイプから直接流入パイプの
中にかつここからクリーンルームの中に押し込まれる。
に対する良好な封止部が確実に形成され、そこでは低細
菌レベル空気用供給ラインから外側分配器パイプへの移
送が直接行なわれ、外側分配器パイプはスリーブパイプ
と共に外部から密封され、その結果、乾燥しかつ低細菌
レベルの空気が外側分配器パイプから直接流入パイプの
中にかつここからクリーンルームの中に押し込まれる。
【0030】一方、この構造により、所定位置での全装
置をクリーニングする非常に実用的で好適な可能性が存
在する。乾燥かつ冷却した低細菌レベルの空気は空間を
スリーブパイプ周りに及び充填パイプ周りに凝結させず
にかつ低細菌レベルで保持するので、従って、製品に接
触するライン、特に充填パイプの内部は所定位置でクリ
ーニングが行なわれる必要がある。
置をクリーニングする非常に実用的で好適な可能性が存
在する。乾燥かつ冷却した低細菌レベルの空気は空間を
スリーブパイプ周りに及び充填パイプ周りに凝結させず
にかつ低細菌レベルで保持するので、従って、製品に接
触するライン、特に充填パイプの内部は所定位置でクリ
ーニングが行なわれる必要がある。
【0031】有利なことには、停止弁がクリーニング中
は閉鎖可能な外側分配器パイプへの吸気口の前に、低細
菌レベル空気用供給ラインの流出端部に設けられ、その
結果、空間すべてにそれらに加えられたクリーニング液
が、乾燥しかつ低細菌レベルの空気の生成時に殺菌空気
濾過器、空気冷却器又は他の装置が損傷されることなく
保持される。
は閉鎖可能な外側分配器パイプへの吸気口の前に、低細
菌レベル空気用供給ラインの流出端部に設けられ、その
結果、空間すべてにそれらに加えられたクリーニング液
が、乾燥しかつ低細菌レベルの空気の生成時に殺菌空気
濾過器、空気冷却器又は他の装置が損傷されることなく
保持される。
【0032】クリーンルームの頂部表面へスリーブパイ
プ等を取外し可能に取付けることにより、クリーンルー
ム用のハウジングは、クリーニングのため多くの組立作
業を要せず短時間にハウジングと製品ラインとの間を切
り離してクリーニングをすることができる。
プ等を取外し可能に取付けることにより、クリーンルー
ム用のハウジングは、クリーニングのため多くの組立作
業を要せず短時間にハウジングと製品ラインとの間を切
り離してクリーニングをすることができる。
【0033】外側分配器パイプがクリーンルーム外側で
頂部表面の吸気開口に配置される場合には、それは本発
明による別の利点となる。充填弁がクリーンルーム外側
に配置され、かつその下流に分配器パイプが配置され、
その結果、分配器パイプがクリーンルーム外側にも存在
する。しかし頂部表面の吸気開口にも配置されるのも利
点である。
頂部表面の吸気開口に配置される場合には、それは本発
明による別の利点となる。充填弁がクリーンルーム外側
に配置され、かつその下流に分配器パイプが配置され、
その結果、分配器パイプがクリーンルーム外側にも存在
する。しかし頂部表面の吸気開口にも配置されるのも利
点である。
【0034】外側分配器パイプ内部にスリーブパイプを
配置することにより、充填弁の下流側面に充填パイプ
を、クリーンルーム外部からの外部大気との接触を断つ
ことが可能となる。この構成により、乾燥しかつ低細菌
レベルの空気がスリーブパイプ内部及び外側分配器パイ
プ内部の空間を通れるので、結露は生じない。
配置することにより、充填弁の下流側面に充填パイプ
を、クリーンルーム外部からの外部大気との接触を断つ
ことが可能となる。この構成により、乾燥しかつ低細菌
レベルの空気がスリーブパイプ内部及び外側分配器パイ
プ内部の空間を通れるので、結露は生じない。
【0035】本発明による充填装置では、分配器パイプ
とクリーンルーム間の封止部が、分配器パイプの下方に
取付けられように構成されるのも別の利点であり、かつ
クリーンルームの頂部表面上方に離れて終端する滴下縁
部を有するのも利点である。
とクリーンルーム間の封止部が、分配器パイプの下方に
取付けられように構成されるのも別の利点であり、かつ
クリーンルームの頂部表面上方に離れて終端する滴下縁
部を有するのも利点である。
【0036】さらに有利な方法で下記する迷宮封止部と
して構成される装置は、滴下縁部が外側分配器パイプの
下方に取付けられ、かつクリーンルームの頂部表面に結
露を発散してこの結露のクリーンルームへの、又は幾分
かの包装容器への滴下を良好に遮断するので、細菌を含
む外気からいかなる結露した液体をも排出することが可
能となる。
して構成される装置は、滴下縁部が外側分配器パイプの
下方に取付けられ、かつクリーンルームの頂部表面に結
露を発散してこの結露のクリーンルームへの、又は幾分
かの包装容器への滴下を良好に遮断するので、細菌を含
む外気からいかなる結露した液体をも排出することが可
能となる。
【0037】迷宮封止部としての構成は、低細菌レベル
の空気の過剰圧力が適当な手段により維持されると、乾
燥しかつ低細菌レベルの空気の排気口はクリーンルーム
からその吸気口開口を通して放出される。この封止部は
一種のラビリンスパッキンのような作用するもので、非
接触ではなるが空気の流れを利用して外気の侵入を防止
するものである。
の空気の過剰圧力が適当な手段により維持されると、乾
燥しかつ低細菌レベルの空気の排気口はクリーンルーム
からその吸気口開口を通して放出される。この封止部は
一種のラビリンスパッキンのような作用するもので、非
接触ではなるが空気の流れを利用して外気の侵入を防止
するものである。
【0038】所定位置でのクリーニングのため、充填パ
イプ周りに、そこから離れて同軸に、本発明による充填
パイプを包囲するための封止パイプが取外し可能にさら
に取付けられ、更にその下端部には使用済みクリーニン
グ剤の流出開口が設けられている。
イプ周りに、そこから離れて同軸に、本発明による充填
パイプを包囲するための封止パイプが取外し可能にさら
に取付けられ、更にその下端部には使用済みクリーニン
グ剤の流出開口が設けられている。
【0039】このように、多くの組立作業を必要とせ
ず、外側分配器パイプ及び例えば、スリーブパイプの下
部外面のクリップリングに全体にわたって係合させるよ
うに構成することにより、押付けて嵌合された封止パイ
プとの封止部から取外すのはクリーンルームのハウジン
グのみでよい。
ず、外側分配器パイプ及び例えば、スリーブパイプの下
部外面のクリップリングに全体にわたって係合させるよ
うに構成することにより、押付けて嵌合された封止パイ
プとの封止部から取外すのはクリーンルームのハウジン
グのみでよい。
【0040】そして、環状空間が充填パイプ周りに作成
され、この環状空間は充填パイプの外側のクリーニング
液の通過と充填パイプの下部排気口端部からの排出、及
び充填パイプの内部のクリーニング液の流れとを重要構
成部品及び充填弁を清浄にすることができる。
され、この環状空間は充填パイプの外側のクリーニング
液の通過と充填パイプの下部排気口端部からの排出、及
び充填パイプの内部のクリーニング液の流れとを重要構
成部品及び充填弁を清浄にすることができる。
【0041】この構成により、隣接して間隔をおいて配
置された多数の充填パイプをクリーンルームの頂部表面
に配置し、それらすべてを同一外側分配器パイプを介し
て接続すると多連供給器が形成される。
置された多数の充填パイプをクリーンルームの頂部表面
に配置し、それらすべてを同一外側分配器パイプを介し
て接続すると多連供給器が形成される。
【0042】本発明による充填装置は実際には、単一供
給器として構成できるが、多数の単一供給器を隣接して
配置することも可能である。しかしながら、高容量機で
は、多数のステーションを隣接して又は任意に配置し、
それらを並列方式で制御すると上記装置は非常に実用的
でかつ低費用で動作が可能となり有利である。
給器として構成できるが、多数の単一供給器を隣接して
配置することも可能である。しかしながら、高容量機で
は、多数のステーションを隣接して又は任意に配置し、
それらを並列方式で制御すると上記装置は非常に実用的
でかつ低費用で動作が可能となり有利である。
【0043】例えば、乾燥しかつ低細菌レベルの空気を
生成しかつ供給する手段を複数の充填ステーションに使
用でき、かつ各充填ステーションに対して除湿器、冷却
器などを省略することができる。同様のことが所定位置
での簡単なクリーニングに対しても当てはまる。さら
に、機械に充填パイプを取付けることに構造を簡単にす
ることができ、多連供給器を使用することによってかな
りの量の材料及び組立作業を節約することができる。
生成しかつ供給する手段を複数の充填ステーションに使
用でき、かつ各充填ステーションに対して除湿器、冷却
器などを省略することができる。同様のことが所定位置
での簡単なクリーニングに対しても当てはまる。さら
に、機械に充填パイプを取付けることに構造を簡単にす
ることができ、多連供給器を使用することによってかな
りの量の材料及び組立作業を節約することができる。
【0044】本発明の別の構成においては、外側分配器
パイプ上流を低細菌レベル空気用供給ラインへ接続し、
下流を複数のスリーブパイプの流入開口へ接続している
ように、流出開口が排出路と共に設けられた共通収集パ
イプ内の多数の封止パイプに通ずるように構成すること
によってクリーニングは簡単化される。
パイプ上流を低細菌レベル空気用供給ラインへ接続し、
下流を複数のスリーブパイプの流入開口へ接続している
ように、流出開口が排出路と共に設けられた共通収集パ
イプ内の多数の封止パイプに通ずるように構成すること
によってクリーニングは簡単化される。
【0045】クリーニング後、封止パイプすべて及びそ
れらに接続された空間すべてが収集パイプを介して排出
路へ接続され、使用済みクリーニング剤は収集かつ排出
れることになる。従って、極めて重要な部分すべてが簡
単かつ全体的にこの方法でクリーニング可能である。本
発明の応用のためのさらなる利点、特徴及び可能性は添
付図面を参照して好ましい実施の形態の次の説明から明
らかになろう。
れらに接続された空間すべてが収集パイプを介して排出
路へ接続され、使用済みクリーニング剤は収集かつ排出
れることになる。従って、極めて重要な部分すべてが簡
単かつ全体的にこの方法でクリーニング可能である。本
発明の応用のためのさらなる利点、特徴及び可能性は添
付図面を参照して好ましい実施の形態の次の説明から明
らかになろう。
【0046】
【発明の実施の形態】図1に製品ライン及び乾燥したか
つ低細菌レベルの空気用供給ラインが接続されている包
装容器と充填パイプ等の概略図を示し、図2に供給ライ
ンがその端面で外側分配パイプの中に開口し、かつ5ケ
所の充填ステーションが設けられている供給器の側面図
を示している。
つ低細菌レベルの空気用供給ラインが接続されている包
装容器と充填パイプ等の概略図を示し、図2に供給ライ
ンがその端面で外側分配パイプの中に開口し、かつ5ケ
所の充填ステーションが設けられている供給器の側面図
を示している。
【0047】そして図3にクリーンルームのハウジング
を外し、排気口で排出路を有する収集パイプに接続され
ている密封パイプに交換した図1と同様な概略図を示
し、更に図4に5ケ所の充填ステーションが排出路を有
する共通収集パイプに接続されている図2と同様な供給
器の側面図を示している。
を外し、排気口で排出路を有する収集パイプに接続され
ている密封パイプに交換した図1と同様な概略図を示
し、更に図4に5ケ所の充填ステーションが排出路を有
する共通収集パイプに接続されている図2と同様な供給
器の側面図を示している。
【0048】前記図に示す充填装置において、約4℃の
温度の例えば、ミルクなどの流動可能な製品を充填する
包装容器10(ボトル)がクリーンルーム9のハウジン
グ(詳細には図示していない)の基底部上に置かれてい
る(図1)。また、このクリーンルーム9の頂部表面1
4には吸気開口15が開口されている。
温度の例えば、ミルクなどの流動可能な製品を充填する
包装容器10(ボトル)がクリーンルーム9のハウジン
グ(詳細には図示していない)の基底部上に置かれてい
る(図1)。また、このクリーンルーム9の頂部表面1
4には吸気開口15が開口されている。
【0049】本実施の形態においては、図2及び図4に
示すようにそれぞれが充填パイプ8を有する5箇所の充
填ステーションを備える多数の供給器を構成している。
そしてこれらの充填パイプ8は、クリーンルーム9の外
側から吸気開口15を通じて下方に挿入されており、こ
の充填パイプ8は動作中は包装容器10の充填開口16
上方に離れて停止している。
示すようにそれぞれが充填パイプ8を有する5箇所の充
填ステーションを備える多数の供給器を構成している。
そしてこれらの充填パイプ8は、クリーンルーム9の外
側から吸気開口15を通じて下方に挿入されており、こ
の充填パイプ8は動作中は包装容器10の充填開口16
上方に離れて停止している。
【0050】図2に示すように5本の充填パイプ8は、
別の1本のパイプの背後にあって1本の列をなすように
配置されている。その理由は、吸気開口15が最前方の
充填パイプ8から最後方の充填パイプ8まで直線状に拡
大かつ延長されて配列されるからである。この構成に対
応して細長い封止部17(図1,図3)が設けられてい
る。
別の1本のパイプの背後にあって1本の列をなすように
配置されている。その理由は、吸気開口15が最前方の
充填パイプ8から最後方の充填パイプ8まで直線状に拡
大かつ延長されて配列されるからである。この構成に対
応して細長い封止部17(図1,図3)が設けられてい
る。
【0051】また、図2及び図4には、例えば、充填作
業中にクリーンルーム9の頂部表面14の対向縁部を挿
入する、細長く形成された溝部18がレール状の封止部
17に形成されている構造が示されている。
業中にクリーンルーム9の頂部表面14の対向縁部を挿
入する、細長く形成された溝部18がレール状の封止部
17に形成されている構造が示されている。
【0052】図1及び図3に示すように、封止部17の
屋根状に傾斜する上方部分19の外周部に滴下縁部20
が形成され、この滴下縁部20はクリーンルーム9の頂
部表面14の上に僅かに間隙を持たせて保持されてい
る。そして前記封止部17の上方部分19は、長方形断
面の外側分配器パイプ21の下方に固定される。
屋根状に傾斜する上方部分19の外周部に滴下縁部20
が形成され、この滴下縁部20はクリーンルーム9の頂
部表面14の上に僅かに間隙を持たせて保持されてい
る。そして前記封止部17の上方部分19は、長方形断
面の外側分配器パイプ21の下方に固定される。
【0053】また、前記溝部18(図2)を形成する封
止部17の上方部分19は、クリーンルーム9の頂部表
面14に着脱可能に構成されており、外側分配器パイプ
21及び封止部17も5本の充填パイプ8の上方に延長
されている。
止部17の上方部分19は、クリーンルーム9の頂部表
面14に着脱可能に構成されており、外側分配器パイプ
21及び封止部17も5本の充填パイプ8の上方に延長
されている。
【0054】図1に示すの実施の形態においては、供給
パイプ22が外側分配パイプ21に対して横方向に配置
されているが、図2及び図4の実施の形態では、乾燥し
かつ低細菌レベルの空気用供給パイプ22は充填装置の
端部で終わっている。
パイプ22が外側分配パイプ21に対して横方向に配置
されているが、図2及び図4の実施の形態では、乾燥し
かつ低細菌レベルの空気用供給パイプ22は充填装置の
端部で終わっている。
【0055】図1及び図3に示すように、充填パイプ8
は全体として参照番号11と表示された充填弁に接続さ
れているが、これの構造は当業者にとって公知であるの
で、その個別部品はより詳細には説明しない。そしてこ
の充填弁11の制御は図2及び図4に示され、かつこの
圧縮空気を導く円筒形支持体23の圧力室24、ライン
25に供給された圧縮空気により行なわれる構造の概略
が示されている。上記のように構成された充填弁11を
駆動することにより、充填パイプ8の内部と製品ライン
26間の接続部が開閉される。
は全体として参照番号11と表示された充填弁に接続さ
れているが、これの構造は当業者にとって公知であるの
で、その個別部品はより詳細には説明しない。そしてこ
の充填弁11の制御は図2及び図4に示され、かつこの
圧縮空気を導く円筒形支持体23の圧力室24、ライン
25に供給された圧縮空気により行なわれる構造の概略
が示されている。上記のように構成された充填弁11を
駆動することにより、充填パイプ8の内部と製品ライン
26間の接続部が開閉される。
【0056】充填弁11の下流端部27には、垂直に延
びる充填パイプ8ばかりでなく、その周囲に規則的に配
置した流入開口29を有するいわゆるスリーブパイプ2
8が内部に固定されてる(図3)。このスリーブパイプ
28は充填パイプ8より短く、充填パイプ8の長さの約
10〜30%であるが、充填パイプ8より大径であり、
開放環状空間30がスリーブパイプ28の下端部に形成
されている。そして低細菌レベルの空気が頂部に開口し
た流入開口29から、このスリーブパイプ28に確実に
流入する場合、スリーブパイプ28を介して乾燥しかつ
低細菌レベルの空気が図1に矢印13で示すようにらク
リーンルーム9へ流出する。なお、このスリーブパイプ
28は頂部で閉鎖されている。
びる充填パイプ8ばかりでなく、その周囲に規則的に配
置した流入開口29を有するいわゆるスリーブパイプ2
8が内部に固定されてる(図3)。このスリーブパイプ
28は充填パイプ8より短く、充填パイプ8の長さの約
10〜30%であるが、充填パイプ8より大径であり、
開放環状空間30がスリーブパイプ28の下端部に形成
されている。そして低細菌レベルの空気が頂部に開口し
た流入開口29から、このスリーブパイプ28に確実に
流入する場合、スリーブパイプ28を介して乾燥しかつ
低細菌レベルの空気が図1に矢印13で示すようにらク
リーンルーム9へ流出する。なお、このスリーブパイプ
28は頂部で閉鎖されている。
【0057】スリーブパイプ28はクリーンルーム9の
頂部表面14の上部領域で外側分配器パイプ21に、外
部大気からクリーンルーム9を封止するように態様で包
囲されている。そして頂部表面14に開口した吸気開口
15の下部領域では、封止部17が外部大気を密閉して
いる。このように構成してあるのでスリーブパイプ28
は内外部とも外部大気に接触しないようになっている。
頂部表面14の上部領域で外側分配器パイプ21に、外
部大気からクリーンルーム9を封止するように態様で包
囲されている。そして頂部表面14に開口した吸気開口
15の下部領域では、封止部17が外部大気を密閉して
いる。このように構成してあるのでスリーブパイプ28
は内外部とも外部大気に接触しないようになっている。
【0058】また、外側分配器パイプ21の内部は乾燥
しかつ低細菌レベル空気用供給ライン22へ封止弁31
(図1)を介して接続されている。通常の充填作業中、
この封止弁31は開放されており、低細菌レベルの空気
がスリーブパイプ28の流入開口29を介して外側分配
器パイプ21に流入するようになっている。
しかつ低細菌レベル空気用供給ライン22へ封止弁31
(図1)を介して接続されている。通常の充填作業中、
この封止弁31は開放されており、低細菌レベルの空気
がスリーブパイプ28の流入開口29を介して外側分配
器パイプ21に流入するようになっている。
【0059】この乾燥しかつ低細菌レベルの空気は、通
常の空気、例えば、湿ったかつ細菌を含む空気であって
も吸気口1より換気器2により吸引され、続く除湿器4
を通して空気冷却器6に圧入されることにより生成され
る。参照番号3は除湿器4の空気吸気口を示し、かつ矢
印5は冷却水の空気冷却器6への入口を表わしている。
常の空気、例えば、湿ったかつ細菌を含む空気であって
も吸気口1より換気器2により吸引され、続く除湿器4
を通して空気冷却器6に圧入されることにより生成され
る。参照番号3は除湿器4の空気吸気口を示し、かつ矢
印5は冷却水の空気冷却器6への入口を表わしている。
【0060】本明細書に示した図1を参照して説明した
実施の形態では、殺菌空気濾過器7が空気冷却器6に続
いて取付けられ、従って、供給ライン22の下方の曲折
部を流れる空気は、「乾燥した低細菌レベルの空気」と
して説明している。
実施の形態では、殺菌空気濾過器7が空気冷却器6に続
いて取付けられ、従って、供給ライン22の下方の曲折
部を流れる空気は、「乾燥した低細菌レベルの空気」と
して説明している。
【0061】例えば、約4℃の製品温度のミルクを矢印
12により供給する場合、約30℃から35℃の温度で
除湿器4より排出される乾燥空気は、空気冷却器6によ
り約3℃から4℃の温度に冷却され、その温度で乾燥空
気は殺菌空気濾過器7へ流入し、外側分配パイプ21内
に供給されるようになっている。
12により供給する場合、約30℃から35℃の温度で
除湿器4より排出される乾燥空気は、空気冷却器6によ
り約3℃から4℃の温度に冷却され、その温度で乾燥空
気は殺菌空気濾過器7へ流入し、外側分配パイプ21内
に供給されるようになっている。
【0062】図1に示した充填装置の通常動作は本明細
書の上記した手段を使用して、乾燥しかつ低細菌レベル
の空気が供給ライン22を介してスリーブパイプ28の
内部に導入される。そしてこの低細菌レベルの乾燥し冷
却された空気は矢印13に示すようにクリーンルーム9
へ流入し、充填パイプ8の外部表面周りを流れながら、
前記クリーンルーム9内を充填すると共に包装容器10
内に充填され、必然的に存在する非密封箇所を通って迷
宮封止部17から外部空間へ放出される。
書の上記した手段を使用して、乾燥しかつ低細菌レベル
の空気が供給ライン22を介してスリーブパイプ28の
内部に導入される。そしてこの低細菌レベルの乾燥し冷
却された空気は矢印13に示すようにクリーンルーム9
へ流入し、充填パイプ8の外部表面周りを流れながら、
前記クリーンルーム9内を充填すると共に包装容器10
内に充填され、必然的に存在する非密封箇所を通って迷
宮封止部17から外部空間へ放出される。
【0063】そしてミルクの充填は公知の方法で充填弁
11を駆動することにより行なわれる。また、図2に示
すように多数の供給器を用いた場合も前記と同様の方法
で行なわれる。
11を駆動することにより行なわれる。また、図2に示
すように多数の供給器を用いた場合も前記と同様の方法
で行なわれる。
【0064】流動可能な製品及び低細菌レベルの空気を
凝結させるラインで行うように包装容器10が前もって
クリーニングされ、かつ殺菌されていることは常に前提
条件である。そして充填作業においては、一連の充填弁
11が交互に開閉されると同時に、封止弁31が低細菌
レベル空気のため開放される。
凝結させるラインで行うように包装容器10が前もって
クリーニングされ、かつ殺菌されていることは常に前提
条件である。そして充填作業においては、一連の充填弁
11が交互に開閉されると同時に、封止弁31が低細菌
レベル空気のため開放される。
【0065】図3及び図4に示すように、所定位置での
クリーニングのため、封止パイプ32が取外し可能に充
填パイプ8周りに充填パイプ8と同心円状に離れて取付
けられている。
クリーニングのため、封止パイプ32が取外し可能に充
填パイプ8周りに充填パイプ8と同心円状に離れて取付
けられている。
【0066】例えば、クリーンルーム9のハウジングの
頂部表面14を、封止部17の溝部18から押し出して
このハウジングを取外した後、充填パイプ8全体にわた
って下から、クリップリング33で頂部を止めている封
止パイプ32を保持するまで押圧する。
頂部表面14を、封止部17の溝部18から押し出して
このハウジングを取外した後、充填パイプ8全体にわた
って下から、クリップリング33で頂部を止めている封
止パイプ32を保持するまで押圧する。
【0067】すると、封止パイプ32と充填パイプ8の
両下端部で、流出開口34により使用済みのクリーニン
グ剤を排出する収集パイプ35との接続が確実に行なわ
れ、そして使用済みクリーニング剤は封止可能排出路3
6を通って排出される。
両下端部で、流出開口34により使用済みのクリーニン
グ剤を排出する収集パイプ35との接続が確実に行なわ
れ、そして使用済みクリーニング剤は封止可能排出路3
6を通って排出される。
【0068】クリーニング作業では、乾燥しかつ低細菌
レベルの空気用封止弁31(図1)が閉鎖され、クリー
ニング剤が製品ライン26を介して矢印12の方向に供
給される。この供給されたクリーニング剤はスリーブパ
イプ28の流入開口29から外側分配器パイプ21とス
リーブパイプ28の両方に流入し、その結果、充填パイ
プ8周りの外側を矢印37で示す方向に流れて下部排気
口で放出され、上方へ再び矢印37とは反対方向に充填
パイプ8の内部を流れ、そして充填弁11が開放状態で
あると、クリーニング剤は再び製品ライン26から排出
される。
レベルの空気用封止弁31(図1)が閉鎖され、クリー
ニング剤が製品ライン26を介して矢印12の方向に供
給される。この供給されたクリーニング剤はスリーブパ
イプ28の流入開口29から外側分配器パイプ21とス
リーブパイプ28の両方に流入し、その結果、充填パイ
プ8周りの外側を矢印37で示す方向に流れて下部排気
口で放出され、上方へ再び矢印37とは反対方向に充填
パイプ8の内部を流れ、そして充填弁11が開放状態で
あると、クリーニング剤は再び製品ライン26から排出
される。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、僅かな組立作業により、充填パイプ8からその外
方を覆っている封止パイプ32を取外し、外側分配器パ
イプ21の下方に配置されている封止部17に、クリー
ンルーム9を配置し、その後、通常の充填作業を始める
ことができる。当然、この作業に先だって、しばらくの
間循環するクリーニング剤を排出路36を開放して排出
させることができる。
ので、僅かな組立作業により、充填パイプ8からその外
方を覆っている封止パイプ32を取外し、外側分配器パ
イプ21の下方に配置されている封止部17に、クリー
ンルーム9を配置し、その後、通常の充填作業を始める
ことができる。当然、この作業に先だって、しばらくの
間循環するクリーニング剤を排出路36を開放して排出
させることができる。
【図1】製品ラインと、乾燥しかつ低細菌レベル空気用
供給ラインとが接続された充填パイプとクリーンルーム
内の包装容器との関係を示す断面図である。
供給ラインとが接続された充填パイプとクリーンルーム
内の包装容器との関係を示す断面図である。
【図2】供給ラインがその端面で外側分配パイプの中に
開口し、かつ5箇所の充填ステーションが設けられる多
数の供給器を示す側面図である。
開口し、かつ5箇所の充填ステーションが設けられる多
数の供給器を示す側面図である。
【図3】所定位置でのクリーニングのため、クリーンル
ームのハウジングが排気口で排出路を有する収集パイプ
に接続される密封パイプに交換されている図1に類似す
る断面図である。
ームのハウジングが排気口で排出路を有する収集パイプ
に接続される密封パイプに交換されている図1に類似す
る断面図である。
【図4】少なくとも5箇所の充填ステーションが排出路
を有する共通収集パイプに接続されているクリーニング
作業を示す図2に類似の側面図である。
を有する共通収集パイプに接続されているクリーニング
作業を示す図2に類似の側面図である。
1 吸気口 2 換気器 3 除湿器への空気吸気口 4 除湿器 6 空気冷却器 7 殺菌空気濾過器 8 充填パイプ 9 クリーンルーム 10 包装容器 11 充填弁 14 クリーンルームの頂部表面 15 吸気開口 16 包装容器の充填開口 17 封止部 18 溝部 19 封止部の上方部分 20 滴下縁部 21 外側分配器パイプ 22 低細菌レベル空気用供給ライン 23 円筒形支持体 24 圧力室 25 圧縮空気用ライン 26 製品ライン 27 充填弁の下流端部 28 スリーブパイプ 29 流入開口 30 開放環状空間 31 低細菌レベル空気用封止弁 32 封止パイプ 33 クリップリング 34 流出開口 35 収集パイプ 36 排出路 37 クリーニング剤の流れ方向
フロントページの続き (72)発明者 ペーテル サトラー ドイツ連邦共和国、デー−64673、ツビン ゲンベルク、ハイデルベルガー シュトラ ーセ、52アー
Claims (10)
- 【請求項1】 流動可能製品を低細菌レベル状態で製品
ライン(26)と、充填弁(11)と、クリーンルーム
(9)に突出する充填パイプ(8)とを有するクリーン
ルーム(9)中で包装容器(10)を充填する装置であ
って、 クリーンルーム(9)の頂部表面(14)の吸気開口
(15)のその吸気口領域の充填パイプ(8)が離れて
同軸に取付けられた、乾燥しかつ低細菌レベルの空気用
流入開口(29)を備えたスリーブパイプ(28)によ
って包囲され、かつ乾燥しかつ低細菌レベルの空気を生
成しかつ供給する手段(2−7)が流入開口(29)に
設けられることを特徴とする包装容器充填装置。 - 【請求項2】 乾燥しかつ低細菌レベルの空気を生成し
かつ供給する手段(2−7)に供給ライン(22)に配
置された換気器(2)、除湿器(4)、殺菌空気濾過器
(7)及び外気から密封された供給ライン(22)が充
填パイプ(28)の流入開口(29)に接続されること
を特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 空気冷却器が乾燥しかつ低細菌レベル空
気用供給ライン(22)に配置されることを特徴とする
請求項1又は2に記載の包装容器充填装置。 - 【請求項4】 スリーブパイプ(28)が、このスリー
ブパイプ(28)の流入開口(29)と外部大気から密
封された、乾燥しかつ低細菌レベル空気用供給ライン
(22)とに包囲され、かつ封止部(17)が封止部が
クリーンルーム(9)の頂部表面(14)と分配器パイ
プ(21)との間に取外し可能に設けられることを特徴
とする請求項1から3のいずれか1項に記載の包装容器
充填装置。 - 【請求項5】 外側分配器パイプ(21)がクリーンル
ーム(9)の外側で頂部表面(14)の吸気開口(1
5)に配置されることを特徴とする請求項1から4のい
ずれか1項に記載の包装容器充填装置。 - 【請求項6】 封止部(17)が分配器パイプ(21)
とクリーンルーム(9)との間に外側分配器パイプ(2
1)の底部で取付けられかつ好ましくはクリーンルーム
(9)の頂部表面(14)上方に離れて終端する滴下縁
部(20)を外部に有することを特徴とする請求項1か
ら請求項5のいずれか1項に記載の包装容器充填装置。 - 【請求項7】 封止部(17)が迷宮封止部として構成
されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項
に記載の包装容器充填装置。 - 【請求項8】 所定位置でのクリーニングのため、本発
明による封止パイプ(32)が充填パイプ(8)周り
に、そこから離れて同軸に取外し可能に取付けられ、そ
の下端部には使用済みクリーニング剤の流出開口(3
4)が設けられることを特徴とする請求項1から7のい
ずれか1項に記載の包装容器充填装置。 - 【請求項9】 多連供給器を形成をするため、多数の充
填パイプ(8)がクリーンルーム(9)の頂部表面(1
4)に隣接して間隔をおいて配置されかつすべて同一外
側分配器パイプ(21)を通して接続されることを特徴
とする請求項1から8のいずれか1項に記載の包装容器
充填装置。 - 【請求項10】 多数の封止パイプ32の流出開口(3
4)は排出路(36)が設けられた共通収集パイプ(3
5)に通ずることを特徴とする請求項9に記載の包装容
器充填装置。
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