JPH11278326A - クローラ式走行体のゴムパッドシュー - Google Patents

クローラ式走行体のゴムパッドシュー

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JPH11278326A
JPH11278326A JP10010298A JP10010298A JPH11278326A JP H11278326 A JPH11278326 A JP H11278326A JP 10010298 A JP10010298 A JP 10010298A JP 10010298 A JP10010298 A JP 10010298A JP H11278326 A JPH11278326 A JP H11278326A
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Japan
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rubber pad
crawler
shoe
ground
adapter
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JP10010298A
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Yoshiyuki Kono
義行 河野
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のゴムパッドシューの構造では、ゴムパ
ッドの接地圧が高く、ゴムパッドの耐磨耗性はよくなか
った。 【解決手段】 クローラシュー本体11には、地面に平
行な平坦部11a、および地面から遠ざかる方向に湾曲
した,平坦部11aに連なる湾曲部11bが形成されて
いる。アダプタ12は、この平坦部11aおよび湾曲部
11bの地面対向面を覆っており、クローラクレーンの
走行方向Xおよびこれに直交する方向Yにおいてクロー
ラシュー本体11に係合する突起部12a,12bを有
する。ゴムパッド13は、アダプタ12の平坦な地面対
向面12cに接着されている。従って、アダプタ12に
より、ゴムパッド13はクローラシュー本体11の平坦
部11aに加え、湾曲部11bにもわたって取り付けら
れる。このため、ゴムパッドシューの接地面積B×H
は、従来のものより大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクローラ式走行体の
クローラベルト(履帯)を構成するゴムパッドシュー
(履板)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゴムパッドシューとして
は、例えば、図3に示すクローラクレーンのゴムパッド
シューがある。同図(a)はこのゴムパッドシューの一
部破断側面図であり、同図(b)は同図(a)の底面図
である。また、同図(c)は同図(b)のc−c線破断
矢視断面図、同図(d)は同図(b)のd−d線破断矢
視断面図である。
【0003】ゴムパッドシューは、シュー本体1と、こ
のシュー本体1の接地面側に設けられているゴムパッド
2とから構成されている。ゴムパッド2の裏面にはプレ
ート3が接着している。シュー本体1は、地面に平行な
平坦部1aと、地面から遠ざかる方向に湾曲した、平坦
部1aに連なる湾曲部1bとを有している。平坦部1a
の周囲にはプレート枠4が溶接されており、平坦部1a
はこのプレート枠4によって全周囲が囲まれている。ゴ
ムパッド2は、プレート枠4によって形成された枠の中
にプレート3が嵌め込まれ、このプレート3がボルト5
およびナット6によってシュー本体1に取り付けられる
ことにより、シュー本体1に固定されている。
【0004】このようなゴムパッドシューは、各穴7
が、隣接するゴムパッドシューの各穴7に合わせられ、
ピンが挿入されることにより、隣接するゴムパッドシュ
ーに連結されていく。最終的にゴムパッドシューは輪状
に連結され、無限軌道を形成するクローラベルトが構成
される。クローラ式走行体の走行時、ゴムパッド2には
走行方向および走行方向に直交する方向に地面から反力
がかかる。この反力は、ゴムパッド2に接着したプレー
ト3を介してプレート枠4に受けられ、ゴムパッド2の
前後、左右方向の動きが拘束される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のゴムパッドシューの構造では、ゴムパッド2の大き
さはシュー本体1の平坦部1aの面積に限定され、シュ
ーの接地面積はH×Bと小さかった。従って、上記従来
のゴムパッドシューの構造では、ゴムパッド2の単位面
積当たりに加わる地面からの反力が大きくなり、接地圧
が高かった。このため、ゴムパッド2の耐磨耗性はよく
なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、地面に平行な平坦部
および地面から遠ざかる方向に湾曲した,平坦部に連な
る湾曲部を有するクローラシュー本体と、このクローラ
シュー本体の接地面側に設けられるゴムパッドとから構
成されるクローラ式走行体のゴムパッドシューにおい
て、上記平坦部および湾曲部の地面対向面を覆い、クロ
ーラ式走行体の走行方向およびこの走行方向に直交する
方向においてクローラシュー本体に係合する突起部を有
するアダプタを備え、上記ゴムパッドを、このアダプタ
の平坦な地面対向面に設ける構成とした。
【0007】本構成によれば、アダプタにより、ゴムパ
ッドは、クローラシュー本体の平坦部に加え、湾曲部に
もわたって取り付けられる。また、クローラ式走行体の
走行時、地面からの反力によるゴムパッドの動きは、ア
ダプタの突起部によって拘束される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるクローラ式走
行体のゴムパッドシューをクローラクレーンに適用した
一実施形態について説明する。
【0009】図1(a)は本実施形態によるゴムパッド
シューの一部破断側面図であり、同図(b)は同図
(a)の底面図、同図(c)は同図(b)のc−c線破
断矢視断面図、同図(d)は同図(b)のd−d線破断
矢視断面図、同図(e)は同図(a)のe−e線破断矢
視断面図である。
【0010】本実施形態によるゴムパッドシューは、ク
ローラシュー本体11,アダプタ12およびゴムパッド
13から構成されている。クローラシュー本体11に
は、地面に平行な平坦部11a、および地面から遠ざか
る方向に湾曲した,平坦部11aに連なる湾曲部11b
が形成されている。アダプタ12は、この平坦部11a
および湾曲部11bの地面対向面を覆っており、また、
クローラクレーンの走行方向xにおいてクローラシュー
本体11に係合する突起部12aを有している。さら
に、アダプタ12は、走行方向Xに直交する方向Yにお
いてクローラシュー本体11に係合する突起部12bを
有する。
【0011】ゴムパッド13は、アダプタ12の平坦な
地面対向面12cに接着されている。アダプタ12は、
ボルト14およびナット15によってクローラシュー本
体11に固定され、ゴムパッド13がクローラシュー本
体11の接地面側に設けられている。
【0012】このようなゴムパッドシューは、各穴16
が、隣接するゴムパッドシューの各穴16に合わせら
れ、図2に示すようにピン17が挿入されることによ
り、隣接するゴムパッドシューに連結されていく。ここ
で、同図(a)はゴムパッドシューの連結状態を示す平
面図であり、同図(b)は同図(a)の底面図、同図
(c)は同図(a)のc−c線破断矢視断面図である。
なお、同図において図1と同一部分には同一符号を付し
てその説明は省略する。本実施形態においても、ゴムパ
ッドシューは最終的に輪状に連結され、無限軌道を形成
するクローラベルトが構成される。
【0013】このような本実施形態によるゴムパッドシ
ューによれば、アダプタ12により、ゴムパッド13
は、図1(a)に示すようにクローラシュー本体11の
平坦部11aに加え、湾曲部11bにもわたって取り付
けられる。このため、図1(b)に示すゴムパッドシュ
ーの接地面積B×Hは、従来のものより大きくなる。従
って、本実施形態によれば、ゴムパッド13の単位面積
当たりに加わる地面からの反力は小さくなり、接地圧は
従来のものより低減する。このため、ゴムパッド2の耐
磨耗性は向上する。
【0014】また、クローラクレーンの走行時、地面か
らの反力によるゴムパッド13の動きは、アダプタ12
の突起部12a,12bによって拘束される。つまり、
走行方向X(前後方向)にかかる力は、突起部12aを
介してクローラシュー本体11に受けられ、ゴムパッド
13の前後方向の動きが抑制される。また、走行方向に
直行する方向Y(左右方向)にかかる力は、突起部12
bを介してクローラシュー本体11に受けられ、ゴムパ
ッド13の左右方向の動きが抑制される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ゴ
ムパッドは、アダプタにより、クローラシュー本体の平
坦部に加え、湾曲部にもわたって取り付けられる。この
ため、ゴムパッドの接地面積が大きくなり、ゴムパッド
の耐磨耗性は向上する。また、クローラ式走行体の走行
時、地面からの反力によるゴムパッドの動きは、アダプ
タの突起部によって拘束される。このため、クローラ式
走行体の走行時、ゴムパッドはシュー本体に堅持され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態によるゴムパッド
シューの一部破断側面図、(b)は(a)の底面図、
(c)は(b)のc−c線破断矢視断面図、(d)は
(b)のd−d線破断矢視断面図、(e)は(a)のe
−e線破断矢視断面図である。
【図2】(a)は図1に示すゴムパッドシューが連結し
た状態を示す平面図、(b)は(a)の底面図、(c)
は(a)のc−c線破断矢視断面図である。
【図3】(a)は従来のゴムパッドシューの一部破断側
面図、(b)は(a)の底面図、(c)は(b)のc−
c線破断矢視断面図、(d)は(b)のd−d線破断矢
視断面図である。
【符号の説明】
11…クローラシュー本体 11a…平坦部 11b…湾曲部 12…アダプタ 12a,12b…突起部 12c…地面対向面 13…ゴムパッド 14…ボルト 15…ナット 16…穴 17…ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に平行な平坦部および地面から遠ざ
    かる方向に湾曲した前記平坦部に連なる湾曲部を有する
    クローラシュー本体と、このクローラシュー本体の接地
    面側に設けられるゴムパッドとから構成されるクローラ
    式走行体のゴムパッドシューにおいて、 前記平坦部および前記湾曲部の地面対向面を覆い、クロ
    ーラ式走行体の走行方向およびこの走行方向に直交する
    方向において前記クローラシュー本体に係合する突起部
    を有するアダプタを備え、 前記ゴムパッドは、このアダプタの平坦な地面対向面に
    設けられていることを特徴とするクローラ式走行体のゴ
    ムパッドシュー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014080067A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd クローラ及び建設機械

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