JPH11277519A - 水硬性無機質成形体の製造方法 - Google Patents
水硬性無機質成形体の製造方法Info
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- JPH11277519A JPH11277519A JP8193298A JP8193298A JPH11277519A JP H11277519 A JPH11277519 A JP H11277519A JP 8193298 A JP8193298 A JP 8193298A JP 8193298 A JP8193298 A JP 8193298A JP H11277519 A JPH11277519 A JP H11277519A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】製品寸法の精度がよく、しかも、端面が緻密で
滑らかな水硬性無機質成形体の製造方法を提供すること
を目的としている。 【解決手段】水硬性無機質成形材料を賦形して得た賦形
物を、未硬化状態で最終製品寸法より少し大きい外寸形
状の切断片に切断する工程と、この切断片をそのプレス
面を最終製品より全周にわたって外側にはみ出る大きさ
に形成されているとともに、上型および下型のうち１方
の型のプレス面の最終製品プレス部を含む周縁部が全周
にわたって他方の型のプレス面に徐々に近づくテーパ面
に形成されている上下型の間でプレスしてプレス成形体
を成形する工程と、プレス成形体を最終製品寸法に切断
して生成形体を得る工程とを備えた構成とした。
滑らかな水硬性無機質成形体の製造方法を提供すること
を目的としている。 【解決手段】水硬性無機質成形材料を賦形して得た賦形
物を、未硬化状態で最終製品寸法より少し大きい外寸形
状の切断片に切断する工程と、この切断片をそのプレス
面を最終製品より全周にわたって外側にはみ出る大きさ
に形成されているとともに、上型および下型のうち１方
の型のプレス面の最終製品プレス部を含む周縁部が全周
にわたって他方の型のプレス面に徐々に近づくテーパ面
に形成されている上下型の間でプレスしてプレス成形体
を成形する工程と、プレス成形体を最終製品寸法に切断
して生成形体を得る工程とを備えた構成とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、水硬性無機質成形
体の製造方法に関する。
体の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、建築資材として使用される板状の
水硬性無機質成形体は、以下のような製造方法で製造さ
れている。すなわち、まず、特開平６−３２０５１９号
公報に開示されているように、一方から他方に向かって
移動する透水性シート上にセメントスラリー等の水硬性
無機質成形材料を供給し、透水性シート下方から減圧脱
水しながら連続的に製造する、所謂フローオン方式等で
板状の生板を製造する。
水硬性無機質成形体は、以下のような製造方法で製造さ
れている。すなわち、まず、特開平６−３２０５１９号
公報に開示されているように、一方から他方に向かって
移動する透水性シート上にセメントスラリー等の水硬性
無機質成形材料を供給し、透水性シート下方から減圧脱
水しながら連続的に製造する、所謂フローオン方式等で
板状の生板を製造する。
【０００３】つぎに、得られた生板をほぼ製品の寸法
に切断した後、周縁が開放された上下型の間でこの切断
片をプレス成形して製品形状のプレス成形体を得る方法
（以下、「の方法」と記す）、上記生板を製品の寸
法より大きめの切断片に切断し、この切断片を切断刃が
設けられたプレス型でプレスしながら、所定の成形体寸
法に切断してプレス成形体を得る方法（以下、「の方
法」と記す）等を用いて製品形状の生成形体を得たの
ち、この生成形体を養生硬化させて製品とする。
に切断した後、周縁が開放された上下型の間でこの切断
片をプレス成形して製品形状のプレス成形体を得る方法
（以下、「の方法」と記す）、上記生板を製品の寸
法より大きめの切断片に切断し、この切断片を切断刃が
設けられたプレス型でプレスしながら、所定の成形体寸
法に切断してプレス成形体を得る方法（以下、「の方
法」と記す）等を用いて製品形状の生成形体を得たの
ち、この生成形体を養生硬化させて製品とする。
【０００４】しかし、上記の方法では、上下型の端部
が開放状態であるため、切断片を製品形状に予め切断し
てあっても、プレス時に切断片の端部が伸びてしまうた
め、得られる得られたプレス成形体、すなわち、生成形
体の寸法精度が悪い。すなわち、製品の寸法精度が悪く
なってしまう。
が開放状態であるため、切断片を製品形状に予め切断し
てあっても、プレス時に切断片の端部が伸びてしまうた
め、得られる得られたプレス成形体、すなわち、生成形
体の寸法精度が悪い。すなわち、製品の寸法精度が悪く
なってしまう。
【０００５】一方、の方法では、製品の寸法精度は確
保できるが、切断刃が上下する構造上、切断終了時に刃
が上昇する際に、切断面の成形材料が刃先に引っ掛か
り、得られる生成形体の端面が荒れたり、層間で剥離す
るなどして組織が粗なものになる。したがって、製品に
なった時に端部から水分を吸収し易くなり、その結果耐
久性が低下するといった問題がある。
保できるが、切断刃が上下する構造上、切断終了時に刃
が上昇する際に、切断面の成形材料が刃先に引っ掛か
り、得られる生成形体の端面が荒れたり、層間で剥離す
るなどして組織が粗なものになる。したがって、製品に
なった時に端部から水分を吸収し易くなり、その結果耐
久性が低下するといった問題がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、製品寸法の精度がよく、しかも、端面が
緻密で滑らかな水硬性無機質成形体の製造方法を提供す
ることを目的としている。
事情に鑑みて、製品寸法の精度がよく、しかも、端面が
緻密で滑らかな水硬性無機質成形体の製造方法を提供す
ることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる水硬性無
機質成形体の製造方法は、このような目的を達成するた
めに、水硬性無機質成形材料を賦形して得た賦形物を、
未硬化状態で最終製品寸法より少し大きい外寸形状の切
断片に切断する工程と、この切断片をそのプレス面を最
終製品より全周にわたって外側にはみ出る大きさに形成
されているとともに、上型および下型のうち１方の型の
プレス面の最終製品プレス部を含む周縁部が全周にわた
って他方の型のプレス面に徐々に近づくテーパ面に形成
されている上下型の間でプレスしてプレス成形体を成形
する工程と、プレス成形体を最終製品寸法に切断して生
成形体を得る工程とを備えた構成とした。
機質成形体の製造方法は、このような目的を達成するた
めに、水硬性無機質成形材料を賦形して得た賦形物を、
未硬化状態で最終製品寸法より少し大きい外寸形状の切
断片に切断する工程と、この切断片をそのプレス面を最
終製品より全周にわたって外側にはみ出る大きさに形成
されているとともに、上型および下型のうち１方の型の
プレス面の最終製品プレス部を含む周縁部が全周にわた
って他方の型のプレス面に徐々に近づくテーパ面に形成
されている上下型の間でプレスしてプレス成形体を成形
する工程と、プレス成形体を最終製品寸法に切断して生
成形体を得る工程とを備えた構成とした。
【０００８】上記本発明の構成において、賦形物の製造
方法は、特に限定されないが、たとえば、フローオン方
式や、ハチェック法等の抄造法が挙げられる。テーパ面
の寸法は、得ようとする製品の形状によっても異なる
が、図６に示すような形状とした時、各部の寸法割合
は、以下の表１に示すように設定することが好ましい。
方法は、特に限定されないが、たとえば、フローオン方
式や、ハチェック法等の抄造法が挙げられる。テーパ面
の寸法は、得ようとする製品の形状によっても異なる
が、図６に示すような形状とした時、各部の寸法割合
は、以下の表１に示すように設定することが好ましい。
【０００９】
【表１】
【００１０】プレス成形体を製品形状に切断する方法と
しては、特に限定されず、たとえば、回転刃を用いた切
断方法やウォータージェット式の切断方法等が挙げられ
るが、仕上げ精度や切断面の綺麗さを考慮すると、ウォ
ータージェット式の切断方法が好ましい。
しては、特に限定されず、たとえば、回転刃を用いた切
断方法やウォータージェット式の切断方法等が挙げられ
るが、仕上げ精度や切断面の綺麗さを考慮すると、ウォ
ータージェット式の切断方法が好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図１は、本発明にか
かる水硬性無機質成形体の製造装置の１例をあらわして
いる。
図面を参照しつつ詳しく説明する。図１は、本発明にか
かる水硬性無機質成形体の製造装置の１例をあらわして
いる。
【００１２】図１に示すように、この製造装置Ａは、生
板製造装置Ｂと、プレス成形装置Ｃとを備えている。生
板製造装置Ｂは、透水性シート１と、原料供給装置２
と、サクション手段３と、加圧ロール４とを備えてい
る。
板製造装置Ｂと、プレス成形装置Ｃとを備えている。生
板製造装置Ｂは、透水性シート１と、原料供給装置２
と、サクション手段３と、加圧ロール４とを備えてい
る。
【００１３】透水性シート１は、透水性を有し、無端ベ
ルト状になっていて、駆動ロール１１と多数のガイドロ
ール１２を介して図１の矢印Ｘ方向に一定速度で回転す
るようになっている。サクション手段３は、減圧ボック
ス３１と多数のサクションボックス３２とを備えてい
る。
ルト状になっていて、駆動ロール１１と多数のガイドロ
ール１２を介して図１の矢印Ｘ方向に一定速度で回転す
るようになっている。サクション手段３は、減圧ボック
ス３１と多数のサクションボックス３２とを備えてい
る。
【００１４】多数のサクションボックス３２は、環状に
なったチェーン（図示せず）を介して無端ベルト状に連
結されていて、このチェーンが掛けられたスプロケット
３３，３３が回転駆動することによって透水性シート１
と同じ回転方向に等速度で回転するようになっていると
ともに、透水性シート１の上側平行部分と平行になった
時に、各サクションボックス３２の上面であるサクショ
ン面が透水性シート１の下面に密着するようになってい
る。
なったチェーン（図示せず）を介して無端ベルト状に連
結されていて、このチェーンが掛けられたスプロケット
３３，３３が回転駆動することによって透水性シート１
と同じ回転方向に等速度で回転するようになっていると
ともに、透水性シート１の上側平行部分と平行になった
時に、各サクションボックス３２の上面であるサクショ
ン面が透水性シート１の下面に密着するようになってい
る。
【００１５】また、サクションボックス３２は、図示し
ていないが、サクション面が断面波形になっていて、こ
のサクション面に多数の吸水孔が穿設されている。
ていないが、サクション面が断面波形になっていて、こ
のサクション面に多数の吸水孔が穿設されている。
【００１６】減圧ボックス３１は、真空ポンプやブロア
ーなどの減圧手段に接続されているとともに、減圧孔
（図示せず）がその上面に設けられ、かつ、サクション
ボックス３２を下側から受けるようになっている。そし
て、スプロケット３３の回転駆動によって減圧ボックス
３１上に移動してきたサクションボックス３２の底に設
けられた孔（図示せず）が前記減圧孔に一致し、孔およ
び減圧孔を介してサクションボックス３２内が減圧さ
れ、吸水孔から透水性シート１越しに原料中の余剰水分
を搾水できるようになっている。
ーなどの減圧手段に接続されているとともに、減圧孔
（図示せず）がその上面に設けられ、かつ、サクション
ボックス３２を下側から受けるようになっている。そし
て、スプロケット３３の回転駆動によって減圧ボックス
３１上に移動してきたサクションボックス３２の底に設
けられた孔（図示せず）が前記減圧孔に一致し、孔およ
び減圧孔を介してサクションボックス３２内が減圧さ
れ、吸水孔から透水性シート１越しに原料中の余剰水分
を搾水できるようになっている。
【００１７】原料供給装置２は、原料ボックス２１と断
面略瓢箪形をした展開ロール２２，２２とを備え、透水
性シート１の進行方向に前後動しながら、ダイヤフラム
ポンプ（図示せず）から原料ボックス２１に供給された
水硬性無機質原料４ａを原料ボックス２１の下端から透
水性シート１上に供給し、展開ロール２２，２２によっ
て所定の厚みの展開賦形物４ｂに展開賦形するようにな
っている。
面略瓢箪形をした展開ロール２２，２２とを備え、透水
性シート１の進行方向に前後動しながら、ダイヤフラム
ポンプ（図示せず）から原料ボックス２１に供給された
水硬性無機質原料４ａを原料ボックス２１の下端から透
水性シート１上に供給し、展開ロール２２，２２によっ
て所定の厚みの展開賦形物４ｂに展開賦形するようにな
っている。
【００１８】加圧ロール４は、断面略瓢箪形をしてい
て、脱水された展開賦形物４ｂを押圧賦形し、展開ロー
ル２２によって展開賦形物４ｂの表面に生じたローピン
グ等を取り除くようになっている。
て、脱水された展開賦形物４ｂを押圧賦形し、展開ロー
ル２２によって展開賦形物４ｂの表面に生じたローピン
グ等を取り除くようになっている。
【００１９】すなわち、この生板製造装置Ｂは、原料供
給装置２から透水性シート１上に供給された水硬性無機
質原料４ａを展開ロール２２とサクションボックス３２
との間の空間形状、すなわち、断面波形に展開賦形しつ
つサクション手段３によって透水性シート１越しに水硬
性無機質原料４ａ中の余剰水分を吸引脱水して連続的に
最終製品の幅より少し広い幅を有する断面波形の生板４
ｃを連続的に得ることができるようになっている。
給装置２から透水性シート１上に供給された水硬性無機
質原料４ａを展開ロール２２とサクションボックス３２
との間の空間形状、すなわち、断面波形に展開賦形しつ
つサクション手段３によって透水性シート１越しに水硬
性無機質原料４ａ中の余剰水分を吸引脱水して連続的に
最終製品の幅より少し広い幅を有する断面波形の生板４
ｃを連続的に得ることができるようになっている。
【００２０】プレス成形装置Ｃは、図２および図３に示
すように、上型５および下型６を備えている。 上型５
および下型６は、最終成形品７より全周にわたって大き
なプレス面５１，６１をそれぞれ備え、上型５のプレス
面５１の最終成形品プレス部５２を含む周縁部が全周に
わたって下型６のプレス面６１に徐々に近づくテーパ面
５３に形成されている。
すように、上型５および下型６を備えている。 上型５
および下型６は、最終成形品７より全周にわたって大き
なプレス面５１，６１をそれぞれ備え、上型５のプレス
面５１の最終成形品プレス部５２を含む周縁部が全周に
わたって下型６のプレス面６１に徐々に近づくテーパ面
５３に形成されている。
【００２１】また、下型６のプレス面６１には、外部の
吸引脱水手段（図示せず）に連通している搾水孔６２が
穿設されている。
吸引脱水手段（図示せず）に連通している搾水孔６２が
穿設されている。
【００２２】この製造装置Ａを用いた水硬性無機質成形
体の製造方法は、まず、図１に示すように、生板製造装
置Ｂによって連続的に波板状の生板４ｃを得たのち、こ
の生板４ｃをカッター８によって得ようとする製品形状
より少し大きめの切断片７１に切断する。
体の製造方法は、まず、図１に示すように、生板製造装
置Ｂによって連続的に波板状の生板４ｃを得たのち、こ
の生板４ｃをカッター８によって得ようとする製品形状
より少し大きめの切断片７１に切断する。
【００２３】つぎに、この切断片７１を、プレス成形装
置Ｃに供給し、上下型５，６の間でプレス成形する。
置Ｃに供給し、上下型５，６の間でプレス成形する。
【００２４】すなわち、プレス成形装置Ｃは、上下型
５，６のプレス面５１，６１が最終成形品より全周にわ
たって外側にはみ出る大きさに形成されていて、上型５
のプレス面５１の最終製品プレス部５２を含む周縁部が
全周にわたって下型６のプレス面６１に徐々に近づくテ
ーパ面５３に形成されているので、このプレス成形によ
って、中央部が均一な厚みで、最終製品部分の周縁部か
ら耳部７３にかけての部分が徐々に薄くなった図４に示
すようなプレス成形品７４が得られる。
５，６のプレス面５１，６１が最終成形品より全周にわ
たって外側にはみ出る大きさに形成されていて、上型５
のプレス面５１の最終製品プレス部５２を含む周縁部が
全周にわたって下型６のプレス面６１に徐々に近づくテ
ーパ面５３に形成されているので、このプレス成形によ
って、中央部が均一な厚みで、最終製品部分の周縁部か
ら耳部７３にかけての部分が徐々に薄くなった図４に示
すようなプレス成形品７４が得られる。
【００２５】そして、このプレス成形体７４の耳部７３
をウォータージェット式切断法で切断して、図５に示す
ような生成形体７を得る。最後に、この生成形体７を養
生硬化させて水硬性無機質成形体を得るようになってい
る。
をウォータージェット式切断法で切断して、図５に示す
ような生成形体７を得る。最後に、この生成形体７を養
生硬化させて水硬性無機質成形体を得るようになってい
る。
【００２６】すなわち、この製造方法によれば、上型５
のプレス面５１がテーパ面５３を備えているので、最終
製品部分の周縁部から耳部７３にかけての部分が徐々に
薄くなる断面楔形にかつ緻密にプレス成形される。した
がって、耳部７３を切断しても、切断面が荒れたり、層
間で剥離するなどすることがなく、寸法精度のよい生成
形体７を得ることができる。
のプレス面５１がテーパ面５３を備えているので、最終
製品部分の周縁部から耳部７３にかけての部分が徐々に
薄くなる断面楔形にかつ緻密にプレス成形される。した
がって、耳部７３を切断しても、切断面が荒れたり、層
間で剥離するなどすることがなく、寸法精度のよい生成
形体７を得ることができる。
【００２７】そして、この生成形体７を養生硬化させて
得た最終製品は、端部が緻密で端面が滑らかであるので
端面から水分を吸収しにくく、耐久性に優れたものとな
る。
得た最終製品は、端部が緻密で端面が滑らかであるので
端面から水分を吸収しにくく、耐久性に優れたものとな
る。
【００２８】本発明にかかる水硬性無機質成形体の製造
方法は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、
上記の実施の形態では、波形の成形体を得るようになっ
ていたが、平板状等他の形状でも構わない。また、上記
の実施の形態では、原料供給装置２が透水性シート１の
進行方向に前後動するようになっていたが、減圧ボック
スの基端部側に固定したままにしておいても構わない。
方法は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、
上記の実施の形態では、波形の成形体を得るようになっ
ていたが、平板状等他の形状でも構わない。また、上記
の実施の形態では、原料供給装置２が透水性シート１の
進行方向に前後動するようになっていたが、減圧ボック
スの基端部側に固定したままにしておいても構わない。
【００２９】
【発明の効果】本発明にかかる水硬性無機質成形体の製
造方法は、以上のように構成されているので、製品寸法
の精度がよく、しかも、端面が緻密で滑らかな水硬性無
機質成形体を得ることができる。
造方法は、以上のように構成されているので、製品寸法
の精度がよく、しかも、端面が緻密で滑らかな水硬性無
機質成形体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかる水硬性無機質成形体の製造方法
に用いる製造装置を模式的にあらわした模式図である。
に用いる製造装置を模式的にあらわした模式図である。
【図２】図１の製造装置のプレス成形装置の上下型部分
をあらわす側面図である。
をあらわす側面図である。
【図３】図２の要部拡大図である。
【図４】図１のプレス成形装置で得られるプレス成形体
の斜視図である。
の斜視図である。
【図５】図１の製造装置で得られる最終製品の斜視図で
ある。
ある。
【図６】テーパ面の寸法割合を説明する説明図である。
【符号の説明】 ４ａ 水硬性無機質成形材料 ４ｂ 展開賦形物 ５ 上型 ５１ プレス面 ５２ 最終製品プレス部 ５３ テーパ面 ６ 下型 ６１ プレス面 ７ 生成形体 ７１ 切断片 ７４ プレス成形体
Claims (1)
- 【請求項１】水硬性無機質成形材料を賦形して得た賦形
物を、未硬化状態で最終製品寸法より少し大きい外寸形
状の切断片に切断する工程と、この切断片をそのプレス
面を最終製品より全周にわたって外側にはみ出る大きさ
に形成されているとともに、上型および下型のうち１方
の型のプレス面の最終製品プレス部を含む周縁部が全周
にわたって他方の型のプレス面に徐々に近づくテーパ面
に形成されている上下型の間でプレスしてプレス成形体
を成形する工程と、プレス成形体を最終製品寸法に切断
して生成形体を得る工程とを備えた水硬性無機質成形体
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193298A JPH11277519A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 水硬性無機質成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193298A JPH11277519A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 水硬性無機質成形体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277519A true JPH11277519A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13760263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8193298A Pending JPH11277519A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 水硬性無機質成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11277519A (ja) |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8193298A patent/JPH11277519A/ja active Pending
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