JPH1127644A - リアルタイムマルチメディア通信端末装置 - Google Patents

リアルタイムマルチメディア通信端末装置

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JPH1127644A
JPH1127644A JP9173387A JP17338797A JPH1127644A JP H1127644 A JPH1127644 A JP H1127644A JP 9173387 A JP9173387 A JP 9173387A JP 17338797 A JP17338797 A JP 17338797A JP H1127644 A JPH1127644 A JP H1127644A
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JP9173387A
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Inventor
Seiichiro Kitaoka
正一朗 北岡
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチメディア情報を送受信するリアルタイ
ムマルチメディア通信端末装置の資源を有効に活用す
る。 【解決手段】 ISDNインタフェース部24を介して
受信した画像情報と音声情報とを、多重/分離部25は
画像符号化データS25aと音声用符号化データS25
bとに分離する。RAM31はデータS25a,S25
bを格納する。このRAM31に格納されたデータS2
5a,S25bを再生する場合、RAM31から各デー
タS25a,S25bが読出され、セレクタ35,36
に与えられる。セレクタ35はRAM31からのデータ
S25aを選択して画像用符号/復号化部26に与え、
セレクタ36はRAM31からのデータS25bを選択
して音声用符号/復号化部27に与える。各符号/復号
化部26,27が、データS25a,S25bから再生
用の画像信号と音声信号をそれぞれ生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービス統合ディ
ジタル網(ISDN;Integrated Service Digital Net
work)等の回線に接続され、画像及び音声を表すデータ
をリアルタイムで送受信するリアルタイムマルチメディ
ア通信端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の通信端末装置の構成図で
ある。ITU(International Telecommunication Unio
n )−Tの勧告H.320に準拠した従来の通信端末装
置は、テレビ電話等に代表されるように、リアルタイム
通信を目的としている。図2の通信端末装置は、この勧
告H.320に準拠した通信端末装置であり、装置全体
を制御するCPU(中央処理ユニット)1を備えてい
る。CPU1は、バスBを介してROM(Read Only Me
mory)2とRAM(Randam Access Memory)3とに接続
されている。ROM2はCPU1上で動作するシステム
プログラムを格納するものであり、RAM3はCPU1
が使用する制御データ等を格納するものである。バスB
には、さらに、ISDNインタフェース部4、多重/分
離部(MUX/DMUX)5、画像用符号/復号化部
(CODEC )6、音声用符号/復号化部(CODEC )7が接
続され、これらがCPU1によって制御される構成にな
っている。ISDNインタフェース部4は、ISDN回
線に信号をインタフェースするものであり、このISD
Nインタフェース部4に、多重/分離部5が接続されて
いる。多重/分離部5は、ITU−Tの勧告H.221
に対応してマルチメディア通信の多重と分離を行うもの
であり、該多重/分離部5に符号/復号化部6,7が接
続されている。画像用符号/復号化部6は、ITU−T
の勧告H.261に示されるビデオ符号/復号化の規則
に従って符号化と復号化を行うものであり、該画像用符
号/復号化部6には、モニタ8とカメラ9とが接続され
ている。音声用符号/復号化部7は、ITU−Tの勧告
G.711やG.728に示される音声符号/音声復号
化の規則に従って符号化と復号化を行うものであり、該
符号/復号化部7には、スピーカ10とマイク11とが
接続されている。
【0003】この通信端末装置は、ISDNの基本イン
タフェースである例えば2B+D(Bは、ユーザ情報を
転送するBチャネルを表し、Dは制御情報を転送するD
チャネルを表す)方式でリアルタイム通信を行う装置で
あり、音声情報と画像情報からなるマルチメディア情報
を受信する場合には、ISDNインタフェース部4が、
ISDN回線から2組のBチャネルの信号S1,S2を
受信し、シリアルデータS4a,4bにして多重/分離
部5へ与える。多重/分離部5は、ISDNインタフェ
ース部4から与えられたシルアルデータS4a,S4b
からなるフレームを画像符号化データS5aと音声符号
化データS5bとに分離し、画像符号化データS5aを
画像用符号/復号化部6に与えるとともに、音声符号化
データS5bを音声用符号/復号化部7に与える。画像
用符号/復号化部6は、画像符号化データS5aをデコ
ードし、結果を画像表示手段であるディスプレイ8に出
力する。音声用符号/復号化部7は、音声符号化データ
S5bをデコードし、結果を音声出力手段であるスピー
カ10に出力する。音声情報と画像情報とを送信する場
合に、カメラ9から入力された画像信号が画像用符号/
復号化部6に与えられ、マイク11から入力された音声
信号が音声用符号/復号化部7に与えられる。画像用符
号/復号化部6は画像信号をエンコードし、このエンコ
ードによって形成された画像符号化データS6を多重/
分離部5に出力する。音声用符号/復号化部7は音声信
号をエンコードし、このエンコードによって形成された
音声符号化データS7を多重/分離部5に出力する。多
重/分離部5は、各符号/復号化部6,7から与えられ
た各符号化データS6,S7を多重化して勧告H.22
1に対応するフレームS5c、S5dを形成してISD
Nインタフェース部4に与える。ISDNインタフェー
ス部4がISDNインタフェース回線に音声情報と画像
情報を伝達する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リアルタイムマルチメディア通信端末では、次のような
課題があった。図2のような通信端末装置は、テレビ電
話等に代表されるような画像情報と音声情報とを含むマ
ルチメディア情報をリアルタイムに通信することを目的
としているので、特には、画像情報や音声情報を蓄積す
る機能を持たない。よって、通信端末装置の資源が必ず
しも有効に利用されていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、画像情報及び音声情
報を含むマルチメディア情報をディジタル回線上へ出力
すると共に、該ディジタル回線上のマルチメディア情報
から画像情報及び音声情報を入力するインタフェース部
と、前記インタフェース部を介して与えられた前記画像
情報及び音声情報を該画像情報に対応する第1の画像符
号化データと該音声情報に対応する第1の音声符号化デ
ータとに分離して出力すると共に、与えられ第2の画像
符号化データと第2の音声符号化データとを多重化して
該画像情報及び音声情報を生成して該インタフェース部
へ与える多重/分離部と、前記第1の画像符号化データ
を復号化して画像信号を生成すると共に、入力された画
像信号を符号化して前記第2の画像符号化データを生成
する画像用符号/復号化部と、前記第1の音声符号化デ
ータを復号化して音声信号を生成すると共に、入力され
た音声信号を符号化して前記第2の音声符号化データを
生成する音声用符号/復号化部とを備え、前記画像情報
及び音声情報を含むマルチメディア情報を前記ディジタ
ル回線を介してリアルタイムに送受信するリアルタイム
マルチメディア通信端末装置において、次のような第1
の記憶手段、第1の画像用セレクタ及び第1の音声用セ
レクタを設けている。
【0006】前記第1の記憶手段は、前記多重/分離部
で分離した第1の画像符号化データと第1の音声符号化
データとを格納するものである。前記第1の画像用セレ
クタは、前記第1の記憶手段から読出した第1の画像符
号化データまたは前記多重/分離部が分離して出力する
第1の画像符号化データを選択して前記画像用符号/復
号化部へ与えるものである。前記第1の音声用セレクタ
は、前記第1の記憶手段から読出した第1の音声符号化
データまたは前記多重/分離部が分離して出力する第1
の音声符号化データを選択して前記音声用符号/復号化
部へ与えるものである。第2の発明は、リアルタイムマ
ルチメディア通信端末装置において、次のような第2の
記憶手段、第2の画像用セレクタ及び第2の音声用セレ
クタを設けている。第2の記憶手段は、前記画像用符号
/復号化部で生成された第2の画像符号化データと前記
音声用符号/復号化部で生成された第2の音声符号化デ
ータとを格納するものである。第2の画像用セレクタ
は、前記第2の記憶手段から読出された第2の画像符号
化データまたは前記画像用符号/復号化部で生成された
第2の画像符号化データを選択して前記多重/分離部へ
与えるものである。第2の音声用セレクタは、前記第2
の記憶手段から読出された第2の音声符号化データまた
は前記音声用符号/復号化部で生成された第2の音声符
号化データを選択して前記多重/分離部へ与えるもので
ある。
【0007】第1の発明によれば、以上のようにリアル
タイムマルチメディア通信端末装置を構成したので、リ
アルタイムで受信したマルチメディア情報を一旦格納す
る場合、ディジタル回線を介して入力された画像情報及
び音声情報は、多重/分離部によって、第1の画像符号
化データと第1の音声符号化データとに分離される。第
1の記憶手段により、その多重/分割部から出力される
第1の画像符号化データと第1の音声符号化データとが
格納される。その格納された第1の画像符号化データと
第1の音声符号化データとを再生するときには、該第1
の画像符号化データと第1の音声符号化データとが第1
の記憶手段から読出される。第1の画像用セレクタは、
第1の記憶手段から読出された第1の画像符号化データ
を選択して画像用符号/復号化部に与える。第1の記憶
手段から読出された第1の画像符号化データは、画像用
符号/復号化部によってデコードされて再生用の画像信
号に変換される。一方、第1の音声用セレクタは、第1
の記憶手段から読出された第1の音声符号化データを選
択して音声用符号/復号化部に与える。第1の記憶手段
から読出された第1の音声符号化データは、音声用符号
/復号化部によってデコードされて再生用の音声信号に
変換される。
【0008】第2の発明によれば、マルチメディア情報
を格納しておき、後で送信する場合、画像信号が画像用
符号/復号化部で符号化されて第2の画像符号化データ
が生成される。音声信号が音声用符号/復号化部で符号
化されて第2の音声符合化データが生成される。第2の
画像符号化データと第2の音声符号化データとが第2の
記憶手段に格納される。第2の記憶手段に格納された第
2の画像符号化データと第2の音声符号化データとを送
信するときには、該第2の画像符号化データと第2の音
声符号化データとが読出される。第2の画像用セレクタ
は、第2の記憶手段から読出された第2の画像符号化デ
ータを選択して多重/分離部に与える。第2の音声用セ
レクタは、第2の記憶手段から読出された音声符号化デ
ータを選択して多重/分離部に与える。多重/分離部に
より、第2の画像符号化データと第2の音声符号化デー
タとが多重化され、インタフェース部を介してディジタ
ル回線に出力される。従って、前記課題を解決できるの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示すリアルタイムマ
ルチメディア通信端末装置の構成図である。このリアル
タイムマルチメディア通信端末装置は、テレビ電話等に
代表されるようなマルチメディア情報のリアルタイム通
信を行う装置であり、装置全体を制御するCPU21
と、該CPU21にバスBを介して接続されたROM2
2と、RAM23とを備えている。ROM22及びRA
M23は、従来のROM2及びRAM3と同様のもので
ある。バスBには、ISDNインタフェース部24、多
重/分離部25、画像用符号/復号化部(CODEC )2
6、及び音声用符号/復号化部(CODEC )27が、従来
と同様に接続され、これらがCPU21によって制御さ
れる構成になっている。ISDNインタフェース部24
は、ISDN回線に画像情報及び音声情報を含むマルチ
メディア情報を入出力するものであり、このISDNイ
ンタフェース部24に多重/分離部25が接続されてい
る。多重/分離部25は、ITU−Tの勧告H.221
に対応してマルチメディア情報の多重と分離を行うもの
であり、画像用符号/復号化部26側に対して分離の結
果の第1の画像符号化データS25a、音声用符号/復
号化部27側に対して第1の音声符号化データS25b
を出力すると共に、その画像用符号/復号化部26から
の第2の画像符号化データS26と、音声用符号/復号
化部27からの第2の音声符号化データS27とを入力
するようになっている。
【0010】画像用符号/復号化部26は、ITU−T
の勧告H.261に示されるビデオ符号/復号化の規則
に従って符号化と復号化を行うものであり、該画像用符
号/復号化部26には、モニタ28とカメラ29とが接
続されている。音声用符号/復号化部27は、ITU−
Tの勧告G.711やG.728に示される音声符号/
音声復号化の規則に従って符号化と復号化を行うもので
あり、該音声用符号/復号化部27には、スピーカ30
とマイク31とが接続されている。このリアルタイムマ
ルチメディア通信端末装置には、さらに、バスBに接続
された第1の記憶手段であるRAM31と、受信用蓄積
変換部32と、受信用再生変換部33と、第1の画像用
セレクタ35と、第1の音声用セレクタ36とが、設け
られている。受信用蓄積変換部32は、多重/分離部2
5が出力する画像符号化データS25a及び音声符号化
データS25bをパラレル変換し、バスBを介してRA
M31に格納するものである。受信用再生変換部33
は、RAM31からバスBを介して読出したデータを変
換して、シリアルな画像符号化データS25aとシリア
ルな音声符号化データS25bに戻し、これらをセレク
タ35,36にそれぞれ与えるものである。
【0011】セレクタ35は、多重/分離部25から出
力された画像符号化データS25aと受信用再生変換部
33から与えられた画像符号化データS25aとを選択
し、画像用符号/復号化部26に与える機能を有してい
る。セレクタ36は、多重/分離部25から出力された
音声符号化データS25bと受信用再生変換部33から
与えられた音声符号化データS25bとを選択し、音声
用符号/復号化部27に与える機能を有している。次
に、このリアルタイムマルチメディア通信端末装置の動
作を説明する。ISDN回線を介して、通常のリアルタ
イム通信を行う場合、ユーザの指定による選択信号で、
セレクタ35が多重/分離部25の出力する画像用符号
化データS25aを選択し、セレクタ36が多重/分離
部25の出力する音声用符号化データS25bを選択す
るようにしておく。この状態では、CPU21の制御に
より、ISDNインタフェース部24、多重/分離部2
5、画像用符号/復号化部26、及び音声用符号/復号
化部27が、図2のISDNインタフェース部4、多重
/分離部5、画像用符号/復号化部6及び音声用符号/
復号化部7と同様に動作し、リアルタイム受信の場合に
は、画像信号をモニタ28に与えると共に、音声信号を
スピーカ30に与える。また、送信の場合にも、従来と
同様に、カメラ29から入力された画像信号とマイク3
1から入力された音声信号に対応するマルチメディア情
報を生成してISDNインタフェース部24からISD
N回線に出力する。
【0012】このリアルタイムマルチメディア通信端末
装置は、RAM31及びセレクタ35,36を有するの
で、留守番電話機能と同様に、不在時にもISDN回線
を介して通信相手から受信したマルチメディア情報を格
納し、必要に応じてそれを再生することが可能になって
いる。以下に、このISDN回線を介して通信相手から
受信したマルチメディア情報を格納する場合の動作と、
それを再生する場合の動作を説明する。ISDNインタ
フェース部24は、ISDN回線から2組のBチャネル
の信号S24a,S24bを受信し、それぞれシリアル
データにして多重/分離部25へ与える。多重/分離部
25は、ISDNインタフェース部24から与えられた
シリアルデータS24a,S24bをシリアルな画像符
号化データS25aとシリアルな音声符号化データS2
5bとに分離して出力する。受信用蓄積変換部32は、
RAM31に格納するために、画像符号化データS25
a及び音声符号化データS25bをパラレルデータに変
換し、RAM31がCPU21の制御によって、該画像
符号化データS25a及び音声符号化データS25bを
逐次セーブして格納する。
【0013】RAM31に格納された画像符号化データ
S25a及び音声符号化データS25bに基づいた再生
を行う場合、CPU21の制御によって、RAM31か
ら画像符号化データS25a及び音声符号化データS2
5bが読出され、受信用再生変換部33に与えられる。
受信用再生変換部33は、画像符号化データS25aと
音声符号化データS25bとをそれぞれセレクタ35,
36に送る。各セレクタ35,36は、ユーザーからの
指定に応じた選択信号にって、RAM31から再生用に
読出された画像符号化データS25aと音声符号化デー
タS25bとを選択し、画像符号化データS25aを画
像用符号/復号化部26へ、音声符号化データS25b
を音声用符号/復号化部27へそれぞれ送る。画像用符
号/復号化部26は、画像符号化データS25aをデコ
ードして画像信号を生成し、モニタ28を介して出力す
る。音声符号/復号化部27は、音声符号化データS2
5bをデコードして音声信号を生成し、スピーカ30を
介して出力する。以上のように、この第1の実施形態で
は、多重/分離部25から出力される画像符号化データ
25a及び音声符号化データ25bを格納するRAM3
1と、セレクタ35,36とを設けたので、従来ではリ
アルタイムマルチメディア通信端末装置にはなかったマ
ルチメディア通信の留守番電話機能が実現できる。しか
も、RAM31には、符号化された状態の画像符号化デ
ータ25a及び音声符号化データ25bが格納されるの
で、受信した情報を蓄積する際のデータ量を抑えること
が可能になっている。
【0014】第2の実施形態 図3は、本発明の第2の実施形態を示すリアルタイムマ
ルチメディア通信端末装置の構成図であり、図1中の要
素と共通する要素には共通の符号が付されている。この
リアルタイムマルチメディア通信端末装置は、第1の実
施形態のリアルタイムマルチメディア通信端末装置に、
さらに、バスBに接続された第2の記憶手段であるRA
M37と、送信用蓄積変換部38と、送信用再生変換部
39と、第2の画像用セレクタ40と、第2の音声用セ
レクタ41とを設けたものであり、他の構成は図1と同
様になっている。送信用蓄積変換部38は、画像用符号
/復号化部26の生成する第2の画像符号化データS2
6及び音声符号/復号化部27が生成する第2の音声符
号化データS27をパラレル変換し、バスBを介してR
AM37に格納するものである。送信用再生変換部39
は、RAM37からバスBを介して読出したデータを変
換して、シリアルな画像符号化データS26とシリアル
な音声符号化データS27に戻し、これらをセレクタ4
0,41にそれぞれ与えるものである。セレクタ40
は、画像用符号/復号化部26が出力する画像符号化デ
ータS26と、送信用再生変換部39から与えられた画
像符号化データS26とを選択し、多重/分離部25に
与える機能を有している。セレクタ41は、音声用符号
/復号化部27が出力する音声符号化データS27と、
送信用再生変換部39から与えられた音声符号化データ
S27とを選択し、多重/分離部25に与える機能を有
している。
【0015】次に、このリアルタイムマルチメディア通
信端末装置の動作を説明する。ISDN回線を介して、
通常のリアルタイム通信を行う場合や、受信した情報を
格納してする動作は、従来及び第1の実施形態の動作と
同様であるが、図3のリアルタイムマルチメディア通信
端末装置は、RAM37と画像用セレクタ40と音声用
セレクタ41とを設けているので、予め、送信する音声
情報と画像情報とを格納しておき、所望のタイミングで
これらを送信できる。ここで、この音声情報と画像情報
の格納の動作とそれを送信するときの動作を説明する。
音声情報と画像情報を格納する場合、カメラ9から入力
した画像信号に対し、画像用符号/復号化部26はエン
コードによって画像符号化データS26を生成する。マ
イク11から入力した音声信号に対し、音声用符号/復
号化部26はエンコードによって音声符号化データS2
7を生成する。送信用蓄積変換部38は、これら生成さ
れた画像符号化データS26及び音声符号化データS2
7を、RAM37に格納するためにパラレルデータに変
換する。RAM37がCPU21の制御によって、該画
像符号化データS26及び音声符号化データS27を逐
次セーブして格納する。RAM37に格納された画像符
号化データS26及び音声符号化データS27を送信す
るとき、CPU21の制御によってRAM37から画像
符号化データS26及び音声符号化データS27が読出
され、送信再生変換部39に与えられる。送信用再生変
換部39は、画像符号化データS26と音声符号化デー
タS27とをシリアル変換してそれぞれセレクタ40,
41に送る。
【0016】各セレクタ40,41はユーザの指定に応
じた選択信号によって、RAM37から送信用に読出さ
れた画像符号化データS26と音声符号化データ27と
を選択し、多重/分離部25へ与える。多重/分離部2
5が画像符号化データS26と音声符号化データ27と
を多重化してISDNインタフェース部24に与える。
ISDNインタフェース部24がISDN回線に画像情
報と音声情報を出力する。以上のように、この第2の実
施形態では、第1の実施形態に、さらにRAM37とセ
レクタ40とセレクタ41とを設けたので、画像情報と
音声情報とをリアルタイム通信ばかりでなく、所望の時
に伝送することが可能になっている。そのうえ、RAM
37には、符号化された画像符号化データS26及び音
声符号化データS27が格納されるので、格納するデー
タ量を抑えることが可能になっている。なお、本発明
は、上記実施形態に限定されず種々の変形が可能であ
る。例えば、図1及び図3では、RAM23とは別に、
RAM31或いはRAM37を設けているが、RAM2
3で兼用する構成にしてもよい。また、音声情報や画像
情報を格納する記憶手段としては、RAM以外にフロッ
ピー等の記憶媒体を用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、リアルタイムマルチメディア通信端末装置
に、多重/分離部で分離した第1の画像符号化データと
第1の音声符号化データとを格納する第1の記憶手段
と、第1の画像用セレクタと第1の音声用セレクタとを
設けたので、リアルタイムに画像情報や音声情報を受信
するばかりでなく、留守番電話等のように、受信した画
像情報や音声情報を格納して所望の時間帯に再生でき
る。しかも、その第1の記憶手段に記憶される情報は符
号化されたデータなので、格納するデータ量を抑制でき
る。第2の発明によれば、画像用符号/復号化部で生成
された第2の画像符号化データと音声用符号/復号化部
で生成された第2の音声符号化データとを格納する第2
の記憶手段と、第2の画像用セレクタと、第2の音声用
セレクタとを設けたので、リアルタイムに画像情報や音
声情報を送信するばかりでなく、予め画像情報や音声情
報を格納し、それらを所望の時間帯に送信することがで
きる。しかも、その第2の記憶手段に記憶される情報は
符号化されたデータなので、格納するデータ量を抑制で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すリアルタイムマ
ルチメディア通信端末装置の構成図である。
【図2】従来の通信端末装置の構成図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示すリアルタイムマ
ルチメディア通信端末装置の構成図である。
【符号の説明】
24 ISDNインタフェース部 25 多重/分離部 26 画像用符号/復号化部 27 音声用符号/復号化部 31 RAM(第1の記憶手段) 35,36 第1の画像用セレクタ,第1の音声用
セレクタ 37 RAM(第2の記憶手段) 40,41 第2の画像用セレクタ,第2の音声用
セレクタ S25a 第1の画像符号化データ S25b 第1の音声符号化データ S26 第2の画像符号化データ S27 第2の画像符号化データ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報及び音声情報を含むマルチメデ
    ィア情報をディジタル回線上へ出力すると共に、該ディ
    ジタル回線上のマルチメディア情報から画像情報及び音
    声情報を入力するインタフェース部と、 前記インタフェース部を介して与えられた前記画像情報
    及び音声情報を該画像情報に対応する第1の画像符号化
    データと該音声情報に対応する第1の音声符号化データ
    とに分離して出力すると共に、与えられ第2の画像符号
    化データと第2の音声符号化データとを多重化して該画
    像情報及び音声情報を生成して該インタフェース部へ与
    える多重/分離部と、 前記第1の画像符号化データを復号化して画像信号を生
    成すると共に、入力された画像信号を符号化して前記第
    2の画像符号化データを生成する画像用符号/復号化部
    と、 前記第1の音声符号化データを復号化して音声信号を生
    成すると共に、入力された音声信号を符号化して前記第
    2の音声符号化データを生成する音声用符号/復号化部
    とを備え、 前記画像情報及び音声情報を含むマルチメディア情報を
    前記ディジタル回線を介してリアルタイムに送受信する
    リアルタイムマルチメディア通信端末装置において、 前記多重/分離部で分離した第1の画像符号化データと
    第1の音声符号化データとを格納する第1の記憶手段
    と、 前記第1の記憶手段から読出した第1の画像符号化デー
    タまたは前記多重/分離部が分離して出力する第1の画
    像符号化データを選択して前記画像用符号/復号化部へ
    与える第1の画像用セレクタと、 前記第1の記憶手段から読出した第1の音声符号化デー
    タまたは前記多重/分離部が分離して出力する第1の音
    声符号化データを選択して前記音声用符号/復号化部へ
    与える第1の音声用セレクタとを、設けたことを特徴と
    するリアルタイムマルチメディア通信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインタフェース部、多重
    /分離部、画像用符号/復号化部及び音声用符号/復号
    化部を備え、前記画像情報及び音声情報を含むマルチメ
    ディア情報を前記ディジタル回線を介してリアルタイム
    に送受信するリアルタイムマルチメディア通信端末装置
    において、 前記画像用符号/復号化部で生成された第2の画像符号
    化データと前記音声用符号/復号化部で生成された第2
    の音声符号化データとを格納する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から読出された第2の画像符号化デ
    ータまたは前記画像用符号/復号化部で生成された第2
    の画像符号化データを選択して前記多重/分離部へ与え
    る第2の画像用セレクタと、 前記第2の記憶手段から読出された第2の音声符号化デ
    ータまたは前記音声用符号/復号化部で生成された第2
    の音声符号化データを選択して前記多重/分離部へ与え
    る第2の音声用セレクタとを、設けたことを特徴とする
    リアルタイムマルチメディア通信端末装置。
JP9173387A 1997-06-30 1997-06-30 リアルタイムマルチメディア通信端末装置 Withdrawn JPH1127644A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100359529B1 (ko) * 2000-10-12 2002-11-23 주식회사 윤텔 인터넷 음악 실시간 재생 및 저장용 오디오 단말장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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