JPH11275617A - 構内電話交換機に接続されるphs端末およびそのphs端末を用いる構内電話交換機 - Google Patents

構内電話交換機に接続されるphs端末およびそのphs端末を用いる構内電話交換機

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JPH11275617A
JPH11275617A JP10070345A JP7034598A JPH11275617A JP H11275617 A JPH11275617 A JP H11275617A JP 10070345 A JP10070345 A JP 10070345A JP 7034598 A JP7034598 A JP 7034598A JP H11275617 A JPH11275617 A JP H11275617A
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JP10070345A
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Inventor
Shoichiro Yamazaki
正一郎 山崎
Naoki Yanai
直樹 谷内
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人対応に電話番号を統一し、単一の内線番
号により個人対応の多機能電話機またはPHS端末を選
択して呼出しできると共に、この結果、PHS端末およ
び音声案内装置の利用により個人の在席状態などを通知
できる。 【解決手段】 PHS端末のPS5、6に構内電話交換
機1の内線端末としてこの内線に登録する一つの内線番
号を割り当て、PHSテーブル17に内線番号・PS番
号・接続状態・使用可否・転送先などを記録し、PS
5、6は、PSコネクタ51、61によりPS接続用コ
ネクタ31、41と接続した際には内線端末となり、制
御部18は、コネクタ接続した情報および電源オフの情
報によりそのPS5、6の所持者を社内には不在とし、
更に、PHS端末の使用状態に対応した転送先が設定さ
れた場合には行先の電話または所定の音声で案内する音
声案内装置16に転送している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RCR((財)電
波システム開発センター)の規格に準拠するPHS(パ
ーソナルハンディホンシステム)端末およびその端末を
用いる構内電話交換機に関し、特に、PHS端末が構内
電話交換機の内線端末として単一の内線番号により呼出
しできるPHS端末およびその端末を用いる構内電話交
換機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のPHS端末を用いる構内
電話交換機におけるPHS端末は、移動端末として個別
のPHS端末番号を有し、内線の電話端末に付与される
内線番号とは別の番号体系で運用されている。この理由
は、RCRのSTD−28に定義されるPHS端末であ
るPS(パーソナルステーション)の規格によれば、公
衆網用と構内交換用とには区分があり、両者に相違する
事項が存在するからである。
【0003】構内交換機が構成する自営の企業内交換シ
ステムにおいて使用される構内用のPSは、個人対応で
使用される場合が多い。また、PSは携帯用の移動端末
のため内蔵電源の充電が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のPHS
端末を用いる構内電話交換機では、例えば管理職に対し
て個人対応に多機能電話機およびPHS端末を貸与して
いるにも拘らず、多機能電話機およびPHS端末それぞ
れに呼出し用の番号が登録されており、保持者の居場所
が移動する面からは呼出しにはPHS端末を専ら使用す
るような傾向も見られ、使い勝ってが悪いという問題点
がある。
【0005】本発明の課題は、個人対応に電話番号を統
一し、単一の内線番号により個人対応の多機能電話機ま
たはPHS端末を選択して呼出しできると共に、この結
果、PHS端末および音声案内装置の利用により個人の
在席状態などを通知できるPHS端末およびその端末を
用いる構内電話交換機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるPHS端末
およびそのPHS端末を用いる構内電話交換機では、前
記PHS端末それぞれが、所定の一つの内線とコネクタ
を介して接続し内線端末となる手段および前記コネクタ
の接続により電源供給を受ける手段を有しかつこの内線
に対応するPHS用端末番号を予め付与されており、前
記構内電話交換機は、着呼に際し、受ける内線に予め付
与された内線番号に基づいて、前記コネクタを介して前
記PHS端末に電源供給中の場合にはこのPHS端末を
内線端末として呼出す手段と、前記PHS端末が前記コ
ネクタにより内線と分離中で移動端末として使用する場
合には受ける内線番号を前記PHS用端末番号に変換
し、接続するPHS交換装置との間の無線チャネルを介
して呼出す手段とを備えている。
【0007】また、この具体的な手段の一つでは、前記
PHS端末それぞれは、この構内電話交換機の所定の内
線と接続するコネクタと、国際規格のPHSに準拠する
携帯端末の機能を有するPHS部と、前記コネクタを介
して外部電源を受け内部電源を充電すると共に内部回路
に給電する充電回路部と、前記PHS部の給電をオンオ
フする電源スイッチと、前記コネクタが外部コネクタと
接続完成した際には前記PHS部を無線チャネルから前
記コネクタを介する内線回線に接続を切り替える切替部
とを有し、かつ前記構内電話交換機において接続する所
定の一つの内線に対応するPHS端末番号を予め付与さ
れ、前記構内電話交換機は、内線番号が予め付与された
内線に接続されかつ前記PHS端末それぞれに対応して
設けられて前記コネクタと接続するPHS端末接続用コ
ネクタを有しこのPHS端末接続用コネクタを介して前
記PHS端末の充電回路に給電中には電源供給信号を発
生するPHS端末用接続台と、国際規格のPHSに準拠
する前記PHS端末と前記PHS端末番号により無線チ
ャネルを介して接続するPHS交換装置とを収容接続
し、着呼に際しては受ける内線番号に基づき、前記PH
S端末接続用コネクタを介して前記PHS端末に電源供
給中の場合にはこのPHS端末を内線端末として呼出
し、前記PHS端末に電源非供給で移動端末として使用
中の場合には受ける内線番号を前記PHS端末番号に変
換し、接続するPHS交換装置との間の無線チャネルを
介して呼出す制御部とを備えている。
【0008】また、これとは別の具体的な構成の一つで
は、前記構内電話交換機は、上記PHS端末用接続台の
代わりに、内線番号が予め付与された内線に接続されか
つ所定の多機能電話回路、および前記PHS端末それぞ
れに対応して設けられ前記コネクタと接続するPHS端
末接続用コネクタを有し、このPHS端末接続用コネク
タを介して前記PHS端末の充電回路に給電中には電源
供給信号を発生するPHS端末格納多機能電話回路を備
えている。
【0009】これらの構成により、一つの内線番号に対
応し、PHS端末がコネクタを介して内線に接続されて
いる場合、内線に接続されていることを検出して内線電
話機として作動する一方、PHS端末がコネクタを分離
して移動端末となっている場合には呼出しの内線番号を
この内線番号に対応して予め付与されているPHS端末
番号に変換してPHS端末の接続に移行できる。
【0010】また、本発明による前記PHS端末は、前
記コネクタを介して電源のオフを前記構内電話交換機に
通知する手段を有し、かつ、前記構内電話交換機は、前
記PHS端末から電源のオフ通知を受けている内線に着
呼があった際には所定の不在処理を行う手段を備えてい
る。更に、この構内電話交換機の前記不在処理を行う手
段は、着呼の際、着呼先PHS端末に転送先設定があっ
た場合にはその転送先へ転送処理する一方、着呼先PH
S端末に転送先不設定の場合には所定の音声案内へ接続
処理してもよい。
【0011】この構成により、帰宅、会議中、出張中な
ど、個人の勤務状態を発呼者に伝えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の一形
態を示す機能ブロック図である。図1では本発明に関す
る機能のみを示し、他の交換システムとして必要な機能
は図示を省略してある。
【0013】図1に示されるように、PHS端末(P
S)およびその端末を用いる構内電話交換機では、構内
電話交換機1が、局線、一つのPHS交換装置2、複数
のPS用接続台3および複数のPS格納多機能TEL
(電話機)4を収容接続しているものとする。また、P
HS端末として、PS用接続台3のPS接続用コネクタ
31それぞれに対応して固定したPSコネクタ51のみ
を接続できるPS5と、PS格納多機能TEL4のPS
接続用コネクタ41それぞれに対応して固定したPSコ
ネクタ61のみを接続できるPS6とが備えられている
ものとする。
【0014】構内電話交換機1は、SW(スイッチネッ
トワーク)11、COI/F(局線インタフェース)1
2、PHSI/F13、内線PSI/F14、内線TE
LI/F15、音声案内装置16、PHSテーブル1
7、ならびにPHS接続判定機能および内線/PS番号
変換機能を含む制御部18を備えるものとする。
【0015】SW11は、COI/F12、PHSI/
F13、内線PSI/F14、内線TELI/F15お
よび音声案内装置16それぞれの通信回線を収容接続
し、制御部18の制御を受け、収容する通信回線を相互
接続する。COI/F12は局線を接続し、PHSI/
F13はPHS交換装置2を接続する。また、内線PS
I/F14はPS用接続台3、かつ内線TELI/F1
5はPS格納多機能TEL4のそれぞれを接続する。
【0016】音声案内装置16は複数にわたる各種の音
声メッセージを出力できるものとする。PHSテーブル
17は、複数のPS5それぞれおよび複数のPS6それ
ぞれに対応してPHS端末番号として登録されるPS番
号、これらPS番号それぞれに対して各PSがコネクタ
を介して接続できる内線の内線番号、この内線番号に対
するPSの接続状態、PSの使用可否状態、およびPS
使用不可の場合の転送先それぞれの設定領域を有し、制
御部18の制御を受けるものとする。
【0017】制御部18のPHS接続判定機能は、着呼
の際、PHSテーブル17を参照して接続処理をするも
のとし、移動端末となっているPS5、PS6への着呼
の際には内線/PS番号変換機能が内線番号をPS番号
に変換するものとする。制御部18の制御については、
後に図面を参照し動作手順にしたがって説明する。
【0018】PHS交換装置2は、PS5およびPS6
の移動端末としての接続位置認識機能を含むRCRによ
るPHSの規格における基地局(CS:セルステーショ
ン)と同等の機能を含むものとし、構内電話交換機1が
主装置に該当している。
【0019】PS用接続台3はPS5に対する専用の内
線接続用機器であり、PS格納多機能TEL4はPS6
に対する専用の内線接続用機器であるものとする。PS
5またはPS6はこのような内線接続用機器と一対とな
り、PHSテーブル17に登録された一組の内線番号お
よびPS番号を付与されているものとする。
【0020】次に、図1に図2を併せ参照してPS用接
続台3およびPS5について説明する。
【0021】PS用接続台3は、可撓コード30により
PS接続用コネクタ31を接続し、PHS電話回路変換
部32、PS電源供給部33、使用可否判定部34およ
びPHS切替スイッチ35を有するものとする。また、
このPS接続用コネクタ31にPSコネクタ51を接続
するPS5は、PHS部52、充電回路部53、電源ス
イッチ54および切替部55を有するものとする。
【0022】可撓コード30は、PS接続用コネクタ3
1によりPSコネクタ51を接続した場合、PS5を固
定接続される電話機のハンドセットとして使用可能とす
る。また、コネクタの接続により、PHS電話回路変換
部32がPHS部52、PS電源供給部33が充電回路
部53、使用可否判定部34が電源スイッチ54、およ
びPHS切替スイッチ35が切替部55それぞれに接続
されるものとする。
【0023】PHS電話回路変換部32はPHS部52
を構内電話交換機1と接続し電話機能の信号を変換転送
するものとする。PS電源供給部33は充電回路部53
に電源を接続し電流の供給により電源供給信号を、使用
可否判定部34は電源スイッチ54のオンオフ信号を受
けオン信号の場合に使用可とする使用可否信号を、ま
た、PHS切替スイッチ35はPS5がコネクタ接続さ
れた際に切替部55に内線切替信号を送り、PS電源供
給部33から電源供給中に操作された場合には切替部5
5への内線切替信号を切断する一方、PS切替信号を、
それぞれ構内電話交換機1の制御部18に内線PSI/
F14を介して送るものとする。
【0024】一方、PHS部52は、PS5がPHS端
末として稼働する際に必要な部分であり、切替部55の
切替指示を受け、構内電話交換機1との接続を無線チャ
ネルによるPHS交換装置2経由かまたはPS用接続台
3経由かに切り替えられるものとする。充電回路部53
は、接続コネクタ経由でPS電源供給部33から電源の
供給を受けPS5の内蔵電源を充電すると共に内部回路
にも供給するものとする。
【0025】電源スイッチ54は着呼を受諾する場合に
オンとするものであり、内線接続の場合には接続コネク
タを介して使用可の信号として使用可否判定部34に送
られる。切替部55は、コネクタの接続によりPHS切
替スイッチ35から内線切替信号を受けてPHS部52
の無線インタフェース部分を切離すものとする。
【0026】このように、可撓コードを適切な長さまた
はカールコードとすることにより、PS5は一般据置型
の内線電話機におけるハンドセットとして使用できる。
【0027】次に、図1および図2に図3を併せ参照し
て図1のPHSテーブル17の記録手順について説明す
る。PHSテーブル17では、上述したように、PS番
号およびこれに対応する内線番号が予め登録されてい
る。
【0028】まず、PS5のPSコネクタ51とPS接
続用コネクタ31とが完全に接続された際、PS電源供
給部33がPS5に電源供給を開始する(手順S1)と
共に電源供給信号を制御部18に送る。制御部18は、
電源供給信号を受けてPS5がPS用接続台3に接続さ
れたことを知り、該当するPS番号に対応するPHSテ
ーブル17の接続状態領域を「PHS」接続から「内
線」接続に変更する(手順S2)。
【0029】次いで、制御部18は、使用可否の調査を
使用可否判定部34から受ける使用可否信号により行い
(手順S3)、PS5からのオン信号をPS用接続台3
を介して使用可信号により受けた場合(手順S4のYE
S)には、該当するPS番号に対応するPHSテーブル
17の使用可否領域に「使用可」を記録する(手順S
5)。
【0030】次いで、制御部18は、受けている電源供
給信号の確認を行い(手順S6)、電源供給信号が
「断」に変化していた場合(手順S7のYES)には該
当するPS番号に対応するPHSテーブル17の接続状
態領域を「内線」接続から「PHS」接続に変更する
(手順S8)。
【0031】上記手順S4が“NO”でPS5からのオ
フ信号をPS用接続台3を介して使用不可信号により受
けた場合、制御部18は、該当するPS番号に対応する
PHSテーブル17の使用可否領域に「使用不可」を記
録し(手順S9)、受けている電源供給信号の確認を行
う手順S6に進む。
【0032】また、上記手順S7が“NO”で電源供給
が係属している場合、制御部18は使用可否の調査を使
用可否判定部34から受ける使用可否信号により行う
(手順S3に戻り、手順を繰り返す。
【0033】次に、図1および図2に図4を併せ参照し
て構内電話交換機1がPS5への着呼を受け付けた際の
処理手順について説明する。
【0034】構内電話交換機1がPS5への着呼を受け
付けた際(手順S11)、制御部18は、PHS接続判
定機能によりPHSテーブル17の接続状態を調査する
(手順S12)。PHS接続を読み取った場合(手順S
13のYES)には、制御部18は、内線/PS番号変
換機能により、受けた着呼先内線番号に基づいてPHS
テーブル17を再度調査してPS番号を読み取ることに
より、内線番号をPS番号に番号変換する(手順S1
4)。
【0035】次いで、制御部18は、変換されたPS番
号をPHSI/F13を介してPHS交換装置2に送り
この着呼の処理を要求する(手順S15)。PHS交換
装置2は、PS5との通信が可能な場合(手順S16の
YES)、番号変換されたPS番号により着呼処理を行
い(手順S17)、着呼処理手順を終了する。
【0036】上記手順S16が“NO”でPSの電源ス
イッチオフまたは通信圏外などのためPHS交換装置2
により通信不可能な場合、制御部18は、PHS交換装
置2から通信不能の通知を受けて、例えば「通信圏外の
ため接続できません」との接続不能音声案内を発呼者に
行う音声案内装置16にSW11を制御して接続する
(手順S18)。
【0037】一方、上記手順S13が“NO”で着呼先
のPS5の接続状態を内線と読み取った場合、制御部1
8は、PHSテーブル17を再度調査して使用可否の状
態を読み取る(手順S21)。使用可能な場合(手順S
22のYES)、制御部18は、受けた内線番号に基い
てSW11を制御し内線PSI/F14を介してPS用
接続台3に直結された着呼先PS5に発呼者を接続する
着呼処理を行い(手順S23)、手順を終了する。
【0038】また、上記手順S22が“NO”で使用が
不可能な場合、すなわちPS用接続台3に内線接続して
いるにも拘らずPS5の電源がオフされている場合、制
御部18は、PHSテーブル17を再度調査して転送設
定の有無を調査する(手順S24)。転送設定のある場
合(手順S25のYES)、制御部18は設定されてい
る転送先に接続する着呼処理を行う(手順S26)。外
出などの移動先から転送先を変更可能な場合には、音声
案内を含む転送先設定が可能である。
【0039】上記手順S25が“NO”で転送設定がな
い場合、すなわち帰宅などでPS用接続台3に内線接続
されPS5の電源がオフされている場合、制御部18
は、例えば「只今、社内にはおりません」との社内不在
音声案内を発呼者に行う音声案内装置16にSW11を
制御して接続する(手順S27)。
【0040】次に、図1および図2に図5を併せ参照し
て、内線電話機のハンドセットとして通話中のPS5
を、コードレス電話機または移動端末に切替える際の処
理手順について説明する。
【0041】まず、PS5がPS用接続台3と直結して
内線TEL(電話機)として通話中の際(手順S3
1)、PHS用接続台3のPHS切替スイッチ35のオ
ン操作によりPS切替信号を受けた場合(手順S3
2)、制御部18は、PS切替信号発信元のPHS用接
続台3に対する内線番号に基いてPHSテーブル17か
ら対応するPS番号を索引して読み取る(手順S3
3)。
【0042】次いで、制御部18は、読み取ったPS番
号をPHSI/F13を介してPHS交換装置2に送り
この着呼の処理を要求する。PS5は、上記手順S32
のPHS切替スイッチ35のオン操作によりPS用接続
台3からの内線切替信号を切断されるので、PHS部5
2の無線インタフェースが生きる。したがって、PHS
交換装置2がPS5との通信を可能とするPHSチャネ
ルを確立する(手順S34)ので、PS5はPHSチャ
ネルで通話できる(手順S35)。
【0043】制御部18はPHS交換装置2からPHS
チャネルの確立通知を受け対応する内線接続を切断する
(手順S36)ので、PS5はPHS用接続台3のPS
接続用コネクタ31から取り外し(手順S37)、移動
端末として使用できる。
【0044】上記説明によるPS用接続台には多機能回
路を有していないが、多機能電話機が有しPSに含まれ
ない機能をこのPS用接続台に持たせ、内線電話におけ
る多機能化とPSの小型軽量化とを併せ図ることができ
る。
【0045】次に、図1に図6を併せ参照して多機能T
EL(電話機)にPS6をコネクタ接続する実施例につ
いて説明する。この例では、PS6はPS格納多機能T
EL4のPS接続用コネクタ41にPSコネクタ61を
接続して内部電源を充電し、かつPS6を使用する登録
者の社内での在不在が識別表示できるものである。
【0046】図示されるように、PS格納多機能TEL
4は、PS接続用コネクタ41の他に多機能TEL部4
2、PS電源供給部43、使用可否判定部44およびP
HS切替スイッチ45を備えるものとし、PS6は、P
Sコネクタ61の他にPHS部62、充電回路部63、
電源スイッチ64および切替部65を有しているものと
する。
【0047】多機能TEL部42は構内電話交換機1と
接続し電話機能の信号を授受するものとする。PS電源
供給部43は上述のPS5と同様、充電回路部63に電
源を接続し電流の供給により電源供給信号を、また使用
可否判定部44は電源スイッチ64のオンオフ信号を受
けオン信号の場合に使用可とする使用可否信号を、それ
ぞれ構内電話交換機1の制御部18に内線TELI/F
15を介して送るものとする。また、PHS切替スイッ
チ45はPS電源供給部63から電源供給中に操作され
た場合にはPS切替信号を構内電話交換機1の制御部1
8に内線TELI/F15を介して送るものとする。
【0048】一方、PHS部62は、PS6がPHS端
末として稼働する際に必要な部分である。充電回路部6
3は接続コネクタ経由でPS電源供給部43から電源の
供給を受けPS6の内蔵電源を充電すると共に内部回路
にも供給するものとする。
【0049】電源スイッチ64は着呼を受諾する場合に
オンとするものであり、内線接続の場合には接続コネク
タを介して使用可否判定部44に送られる。切替部65
は、コネクタの接続によりPHS切替スイッチ45から
内線切替信号を受けてPHS部62の無線インタフェー
ス部分を切離すものとする。
【0050】上述した電話機能信号、電源供給信号、使
用可否信号およびPS切替信号は、構内電話交換機1の
内線TELI/F15を介して制御部18と接続してい
る。これら信号に対応する機能は、上述したPS5の場
合と同様であり、PHSテーブルの記録手順は先に説明
した図3、着呼の受付手順は図4、また内線接続による
通話中から無線チャネルを介して移動端末となる手順は
図5、それぞれと同様なため説明を省略する。
【0051】次に、図1および図6に図7を併せ参照し
てPS6で通話中にPS格納多機能TEL4の通話に変
更する手順について説明する。
【0052】まず、PS6が無線チャネルを介して通話
中(手順S41)に、PS格納多機能TEL4でPHS
切替スイッチ45をオン操作した場合(手順S42)、
制御部18は、PHS切替スイッチ45からPS切替信
号を受けるので、PS切替信号を発信したPS格納多機
能TEL4の内線番号およびPS番号を知り、このPS
番号のPS6と通話中の回線をSW11を制御してこの
PS格納多機能TEL4の多機能TEL部42を通話中
の回線に二重接続する(手順S43)。
【0053】次いで、制御部18は、PS接続用コネク
タ41とPSコネクタ61との完全接続を調査して(手
順S44)、完了した際にPS格納多機能TEL4から
送られる電源供給信号を待つ。制御部18は、電源供給
信号を受けてPS6がPS格納多機能TEL4と接続を
完了したと確認した際(手順S45のYES)、SW1
1を制御してPHS交換装置2を介して通話していた無
線チャネルを解放切断し(手順S46)、PS格納多機
能TEL4による通話となる。
【0054】図6では電話回路を二重に備えるのでいず
れのTEL回路も通話機能を持ってよい。また、両者を
同時に通話可能にすることもできる。しかし、PSとP
S格納多機能TELとは同一内線であり、両者間での通
話はできない。多機能TEL部42とPHS部62との
間を図2に示されるように接続し、重複する装備の一部
を削除することもできる。
【0055】また、PSを自己が登録される内線以外の
内線でコネクタ接続した場合の処理が必要であるが、付
帯事項なのでここでは説明を省略する。
【0056】上記説明では、機能配備および動作手順を
図示して説明したが、機能の分離併合による配分または
手順の前後の入替えなどの変更は上記機能を満たす限り
自由であり、上記説明が本発明を限定するものではな
い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、個
人対応に電話番号を統一し、単一の内線番号により個人
対応の多機能電話機またはPHS端末を選択して呼出し
できると共に、この結果、PHS端末および音声案内装
置の利用により個人の在席状態などを通知できるという
効果を得ることができる。
【0058】その理由は、PHS端末に構内電話交換機
の内線端末としてこの内線に登録する一つの内線番号を
当て、PHS端末を所定のコネクタに接続した際には内
線端末となり、コネクタ接続した情報およびPHS端末
の電源オフ情報の二つの情報により外出または帰宅など
で社外にいることを示す不在情報とし、かつ、PHS端
末の使用状態に対応した音声案内への転送設定ができる
からである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1の部分詳細の一形態を示す機能ブロック図
である。
【図3】図1のPHSテーブル登録手順の一形態を示す
フローチャートである。
【図4】図1における着呼手順の一形態を示すフローチ
ャートである。
【図5】図1における内線端末から移動端末への移行手
順の一形態を示すフローチャートである。
【図6】図2とは相違する部分の詳細の一形態を示す機
能ブロック図である。
【図7】図6における移動端末から内線端末への移行手
順の一形態を示すフローチャートである。。
【符号の説明】
1 構内電話交換機 2 PHS(パーソナルハンディホンシステム)交換
装置 3 PS用接続台 4 PS格納多機能TEL(多機能電話機) 5、6 PS(パーソナルステーション、移動端末) 13 PHSI/F(PHSインタフェース) 14 内線PSI/F(PSインタフェース) 15 内線TELI/F(TELインタフェース) 16 音声案内装置 17 PHSテーブル 18 制御部 30 可撓コード 31、41 PS接続用コネクタ 32 PHS電話回路変換部 33、43 PS電源供給部 34、44 使用可否判定部 35、45 PHS切替スイッチ 42 多機能TEL部 51、61 PSコネクタ 52、62 PHS部 53、63 充電回路部 54、64 電源スイッチ 55、65 切替部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/26 7/30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内電話交換機における所定の一つの内
    線とコネクタを介して接続し前記構内電話交換機の内線
    端末となる手段および前記コネクタの接続により電源供
    給を受ける手段を有し、かつ前記内線に対応するPHS
    (パーソナルハンディホンシステム)用端末番号を予め
    付与されることを特徴とする構内電話交換機に接続され
    るPHS端末。
  2. 【請求項2】 構内電話交換機の所定の内線と接続する
    コネクタと、国際規格のPHSに準拠する携帯端末の機
    能を有するPHS部と、前記コネクタを介して外部電源
    を受け内部電源を充電すると共に内部回路に給電する充
    電回路部と、前記PHS部の給電をオンオフする電源ス
    イッチと、前記コネクタが外部コネクタと接続を完成し
    た際には前記PHS部を無線チャネルから切り離す切替
    部とを有し、かつ前記構内電話交換機において接続する
    所定の一つの内線に対応するPHS端末番号を予め付与
    されることを特徴とする構内電話交換機に接続されるP
    HS端末。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のPHS端末は前記コネ
    クタを介して電源のオフを前記構内電話交換機に通知す
    る手段を有することを特徴とする構内電話交換機に接続
    されるPHS端末。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のPHS端末を用いる構
    内電話交換機において、前記PHS端末を内線に接続す
    るコネクタと、着呼に際し受ける内線に予め付与された
    内線番号に基づいて前記コネクタを介して前記PHS端
    末に電源供給中の場合にはこのPHS端末を内線端末と
    して呼出す手段と、前記PHS端末が前記コネクタによ
    り内線と分離中で移動端末として使用する場合には受け
    る内線番号を前記PHS用端末番号に変換し、接続する
    PHS交換装置との間の無線チャネルを介して呼出す手
    段とを備えることを特徴とするPHS端末を用いる構内
    電話交換機。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のPHS端末を用いる構
    内電話交換機であって、内線番号が予め付与された内線
    に接続されかつ前記PHS端末それぞれに有するコネク
    タと対応して設けられるPHS端末接続用コネクタを有
    しこのPHS端末接続用コネクタを介して前記PHS端
    末の充電回路に給電中には電源供給信号を発生するPH
    S端末用接続台と、国際規格のPHSに準拠する前記P
    HS端末と前記PHS端末番号により無線チャネルを介
    して接続するPHS交換装置とを収容接続し、着呼に際
    しては受ける内線番号に基づき、前記PHS端末接続用
    コネクタを介して前記PHS端末に電源供給中の場合に
    はこのPHS端末を内線端末として呼出す一方、前記P
    HS端末に電源非供給で移動端末として使用中の場合に
    は受ける内線番号を前記PHS端末番号に変換し、接続
    するPHS交換装置との間の無線チャネルを介して呼出
    す制御部とを備えることを特徴とするPHS端末を用い
    る構内電話交換機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のPHS端末を用いる構
    内電話交換機において、前記PHS端末用接続台は内線
    接続により通話中のPHS端末を移動端末に切り替える
    際にオン操作するPHS切替スイッチを有し、前記制御
    部はこのPHS切替スイッチのオン信号を受けた際に接
    続中の内線に対応する前記PHS端末番号によりPHS
    チャネルを確立して前記PHS端末接続用コネクタの接
    続を切り離すことを特徴とするPHS端末を用いる構内
    電話交換機。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載のPHS端末を用いる構
    内電話交換機であって、内線番号が予め付与された内線
    に接続されかつ所定の多機能電話回路、および前記PH
    S端末それぞれに対応して設けられ前記コネクタと接続
    するPHS端末接続用コネクタを有しこのPHS端末接
    続用コネクタを介して前記PHS端末の充電回路に給電
    中には電源供給信号を発生するPHS端末格納多機能電
    話回路と、国際規格のPHSに準拠する前記PHS端末
    と前記PHS端末番号により無線チャネルを介して接続
    するPHS交換装置とを収容接続し、着呼に際しては受
    ける内線番号に基づき、前記PHS端末接続用コネクタ
    を介して前記PHS端末に電源供給中の場合にはこのP
    HS端末をコネクタ接続中の前記PHS端末格納多機能
    電話回路を内線端末として呼出す一方、前記PHS端末
    に電源非供給で移動端末として使用中の場合には受ける
    内線番号を前記PHS端末番号に変換し、接続するPH
    S交換装置との間の無線チャネルを介して呼出す制御部
    とを備えることを特徴とするPHS端末を用いる構内電
    話交換機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のPHS端末を用いる構
    内電話交換機において、前記PHS端末格納多機能電話
    回路は内線接続により通話中のPHS端末を移動端末に
    切り替える際にオン操作するPHS切替スイッチを有
    し、前記制御部はこのPHS切替スイッチのオン信号を
    受けた際には接続中の内線に対応する前記PHS端末番
    号によりPHSチャネルを確立して前記PHS端末接続
    用コネクタの接続を切り離すことを特徴とするPHS端
    末を用いる構内電話交換機。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載のPHS端末を用いる構
    内電話交換機であって、前記PHS端末から電源のオフ
    通知を受けている内線に着呼があった際には所定の不在
    処理を行う手段を備えることを特徴とするPHS端末を
    用いる構内電話交換機。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のPHS端末を用いる
    構内電話交換機において、前記不在処理を行う手段は、
    着呼の際、着呼先PHS端末に転送先設定があった場合
    にはその転送先へ転送処理する一方、着呼先PHS端末
    に転送先不設定の場合には所定の音声案内へ接続処理す
    ることを特徴とするPHS端末を用いる構内電話交換
    機。
JP10070345A 1998-03-19 1998-03-19 構内電話交換機に接続されるphs端末およびそのphs端末を用いる構内電話交換機 Withdrawn JPH11275617A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7590103B2 (en) 2002-11-28 2009-09-15 Nec Infrontia Corporation Adaptor serving for both mobile phone unit and private IP phone unit

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