JPH11274780A - 情報機器の放熱装置 - Google Patents
情報機器の放熱装置Info
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- JPH11274780A JPH11274780A JP9405498A JP9405498A JPH11274780A JP H11274780 A JPH11274780 A JP H11274780A JP 9405498 A JP9405498 A JP 9405498A JP 9405498 A JP9405498 A JP 9405498A JP H11274780 A JPH11274780 A JP H11274780A
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- heat
- heat pipe
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 放熱部周辺の温度上昇を避けることができる
ようにして熱源の冷却効果を増大させることができる情
報機器の放熱装置を提供する。 【解決手段】 情報機器内部の熱源を冷却する情報機器
の放熱装置において、熱源2に密接した受熱板3と、上
記受熱板3に片端側を固定した第1のヒートパイプ4
と、上記第1のヒートパイプ4と同じ軸方向を有し、軸
方向に摺動可能に上記第1のヒートパイプ4の他端側に
片端側を接合させた第2のヒートパイプ5と、上記第2
のヒートパイプ5の他端側に固定した放熱板6とを備え
た構成にした。
ようにして熱源の冷却効果を増大させることができる情
報機器の放熱装置を提供する。 【解決手段】 情報機器内部の熱源を冷却する情報機器
の放熱装置において、熱源2に密接した受熱板3と、上
記受熱板3に片端側を固定した第1のヒートパイプ4
と、上記第1のヒートパイプ4と同じ軸方向を有し、軸
方向に摺動可能に上記第1のヒートパイプ4の他端側に
片端側を接合させた第2のヒートパイプ5と、上記第2
のヒートパイプ5の他端側に固定した放熱板6とを備え
た構成にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノートブック型パー
ソナルコンピュータなど情報機器の内部の熱源を冷却す
る放熱装置に係わり、特に、受熱部と放熱部とを分離し
て冷却効果を向上させた放熱装置に関する。
ソナルコンピュータなど情報機器の内部の熱源を冷却す
る放熱装置に係わり、特に、受熱部と放熱部とを分離し
て冷却効果を向上させた放熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなどの情報機器
では、半導体技術の進歩によりCPUの動作周波数が高
くなるにつれて動作時のCPUなどが高温になり、CP
Uなどの熱源となる回路部品を冷却させる必要が生じて
いる。そのため、従来技術の一つでは熱源となる部品に
放熱器を取り付けて放熱させているが、放熱効果を上げ
るため、熱源に取り付けた受熱板と上記受熱板から離れ
た位置にある放熱板とをヒートパイプで連結するように
した従来技術も提供されるようになった。例えば、特開
平8-87354 号公報に示されたノートブック型パソコンの
冷却構造では、図7に示すように、熱源であるCPU12
に取り付けたアルミブロック(受熱板)13と表示部内に
設けられたアルミ製ノイズ遮蔽板16とをヒートパイプ14
により連結し、CPU12で発生した熱をアルミ製ノイズ
遮蔽板16から放熱させている。また、特開平8-204373号
公報に示された放熱装置では、図8に示すように、発熱
体22に取り付けられた受熱部23と表示部内に設けられた
金属板26とをヒートパイプ24により連結し、発熱体22で
発生した熱を金属板26から放熱させている。
では、半導体技術の進歩によりCPUの動作周波数が高
くなるにつれて動作時のCPUなどが高温になり、CP
Uなどの熱源となる回路部品を冷却させる必要が生じて
いる。そのため、従来技術の一つでは熱源となる部品に
放熱器を取り付けて放熱させているが、放熱効果を上げ
るため、熱源に取り付けた受熱板と上記受熱板から離れ
た位置にある放熱板とをヒートパイプで連結するように
した従来技術も提供されるようになった。例えば、特開
平8-87354 号公報に示されたノートブック型パソコンの
冷却構造では、図7に示すように、熱源であるCPU12
に取り付けたアルミブロック(受熱板)13と表示部内に
設けられたアルミ製ノイズ遮蔽板16とをヒートパイプ14
により連結し、CPU12で発生した熱をアルミ製ノイズ
遮蔽板16から放熱させている。また、特開平8-204373号
公報に示された放熱装置では、図8に示すように、発熱
体22に取り付けられた受熱部23と表示部内に設けられた
金属板26とをヒートパイプ24により連結し、発熱体22で
発生した熱を金属板26から放熱させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、特開平8- 87354号公報に示された従来技術
にしろ、特開平8-204373号公報に示された従来技術にし
ろ、発熱部品からの熱を機器内部に放熱する構造である
ため、放熱部周辺の温度が上昇し、温度上昇と共に放熱
効果が減少してしまうという問題がある。本発明の課題
は、上記のような従来技術の問題を解決し、放熱部周辺
の温度上昇を避けることができるようにして熱源の冷却
効果を増大させることができるようにした情報機器の放
熱装置を提供することにある。
従来技術は、特開平8- 87354号公報に示された従来技術
にしろ、特開平8-204373号公報に示された従来技術にし
ろ、発熱部品からの熱を機器内部に放熱する構造である
ため、放熱部周辺の温度が上昇し、温度上昇と共に放熱
効果が減少してしまうという問題がある。本発明の課題
は、上記のような従来技術の問題を解決し、放熱部周辺
の温度上昇を避けることができるようにして熱源の冷却
効果を増大させることができるようにした情報機器の放
熱装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、情報機器内部の熱源を
冷却する情報機器の放熱装置において、熱源に密接した
受熱板と、上記受熱板に片端側を固定した第1のヒート
パイプと、上記第1のヒートパイプと同じ軸方向を有
し、軸方向に摺動可能に上記第1のヒートパイプの他端
側に片端側を接合させた第2のヒートパイプと、上記第
2のヒートパイプの他端側に固定した放熱板とを備え
た。また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発
明において、第2のヒートパイプを摺動させて放熱板を
熱源から遠ざけたとき、上記放熱板または上記放熱板を
覆う放熱ケースが本体の外側に引き出される構造にし
た。また、請求項3記載の発明では、請求項2記載の発
明において、第2のヒートパイプを自身の中心軸または
第1のヒートパイプの中心軸を回転軸として回転可能な
構造にした。
めに、請求項1記載の発明では、情報機器内部の熱源を
冷却する情報機器の放熱装置において、熱源に密接した
受熱板と、上記受熱板に片端側を固定した第1のヒート
パイプと、上記第1のヒートパイプと同じ軸方向を有
し、軸方向に摺動可能に上記第1のヒートパイプの他端
側に片端側を接合させた第2のヒートパイプと、上記第
2のヒートパイプの他端側に固定した放熱板とを備え
た。また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発
明において、第2のヒートパイプを摺動させて放熱板を
熱源から遠ざけたとき、上記放熱板または上記放熱板を
覆う放熱ケースが本体の外側に引き出される構造にし
た。また、請求項3記載の発明では、請求項2記載の発
明において、第2のヒートパイプを自身の中心軸または
第1のヒートパイプの中心軸を回転軸として回転可能な
構造にした。
【0005】
【作用】上記のような手段にしたので、請求項1記載の
発明では、熱源の熱を放熱させる放熱板を必要に応じて
熱源から遠ざけることができる。請求項2記載の発明で
は、請求項1記載の発明において、放熱板または上記放
熱板を覆う放熱ケースを本体の外側に引き出すことがで
きる。請求項3記載の発明では、本体の外側に引き出し
た放熱板または放熱ケースを回転させることができる。
発明では、熱源の熱を放熱させる放熱板を必要に応じて
熱源から遠ざけることができる。請求項2記載の発明で
は、請求項1記載の発明において、放熱板または上記放
熱板を覆う放熱ケースを本体の外側に引き出すことがで
きる。請求項3記載の発明では、本体の外側に引き出し
た放熱板または放熱ケースを回転させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図6は、本発明の放熱装置を備
えたノートブック型情報機器(例えばパーソナルコンピ
ュータ)の斜視図であり、放熱装置の一部である放熱ケ
ース1が、図示のように、その一部を外気にさらすよう
に配設されている。図1は本発明の一形態例を示す放熱
装置の側面から見た断面図(a図)および底面から見た
断面図(b図)である。図示したように、この形態例の
放熱装置は、プリント基板P上の熱源(例えばCPU)
2に密接させた受熱板(受熱プレート)3、上記受熱板
3にカシメにより片端側を固定させた第1のヒートパイ
プ4、上記第1のヒートパイプ4と同じ軸方向を有し、
軸方向に摺動可能に上記第1のヒートパイプ4の他端側
に片端側を係合させた第2のヒートパイプ5、上記第2
のヒートパイプ5の他端側にカシメにより固定させた放
熱板(放熱プレート)6などを備えている。なお、上記
受熱板3、第1のヒートパイプ4、第2のヒートパイプ
5、放熱板6は例えばアルミ製であり、熱源2と受熱板
3の間には熱伝導性の良いシリコングリスが塗布されて
いる。また、図示したように、放熱板6は放熱ケース1
内に収納されている。
形態を詳細に説明する。図6は、本発明の放熱装置を備
えたノートブック型情報機器(例えばパーソナルコンピ
ュータ)の斜視図であり、放熱装置の一部である放熱ケ
ース1が、図示のように、その一部を外気にさらすよう
に配設されている。図1は本発明の一形態例を示す放熱
装置の側面から見た断面図(a図)および底面から見た
断面図(b図)である。図示したように、この形態例の
放熱装置は、プリント基板P上の熱源(例えばCPU)
2に密接させた受熱板(受熱プレート)3、上記受熱板
3にカシメにより片端側を固定させた第1のヒートパイ
プ4、上記第1のヒートパイプ4と同じ軸方向を有し、
軸方向に摺動可能に上記第1のヒートパイプ4の他端側
に片端側を係合させた第2のヒートパイプ5、上記第2
のヒートパイプ5の他端側にカシメにより固定させた放
熱板(放熱プレート)6などを備えている。なお、上記
受熱板3、第1のヒートパイプ4、第2のヒートパイプ
5、放熱板6は例えばアルミ製であり、熱源2と受熱板
3の間には熱伝導性の良いシリコングリスが塗布されて
いる。また、図示したように、放熱板6は放熱ケース1
内に収納されている。
【0007】また、図1(b) および図2に示すように、
第1のヒートパイプ4と第2のヒートパイプ5とは熱伝
導性の良い硬質のゴム製リング7(樹脂でもよい)によ
り束ねられている。但し、図2に示したように、第2の
ヒートパイプ5とゴム製リング7とは密着状態で、ゴム
製リング7が第2のヒートパイプ5に固定されているの
に対して、第1のヒートパイプ4とゴム製リング7との
間にはわずかな空隙があり、上記空隙および第1のヒー
トパイプ4と第2のヒートパイプ5との間の空隙には熱
伝導性の良いシリコングリスが充填されている。つま
り、第2のヒートパイプ5は第1のヒートパイプ4の軸
に沿って軸方向に摺動可能なのである。また、第1のヒ
ートパイプ4の回りを回転させることもできる。なお、
ゴム製リング7を第1のヒートパイプ4に固定し、第2
のヒートパイプ4とゴム製リング7との間にわずかな空
隙ができるようにしてもよい。また、第2のヒートパイ
プ5自体をリング7により回動自在に支持してもよい。
一方のヒートパイプを軸として他方を回動させる場合に
は軸となるヒートパイプは断面形状が円形であることが
好ましいが、軸方向にスライドするだけの係合関係であ
る場合には、各ヒートパイプの断面形状は多角形等の任
意の形状でよい。この形態例の放熱装置では、熱源2で
発生した熱が受熱板3へ伝わり、受熱板3から第1のヒ
ートパイプ4へ伝わり、第1のヒートパイプ4から第2
のヒートパイプ5へ伝わり、第2のヒートパイプ5から
放熱板6へ伝わり、放熱板6から放熱ケース1へ伝わ
り、放熱ケース1から機器の外部へ放熱される。したが
って、放熱板6の周辺温度の上昇は小さくなり、熱源2
の冷却効果が増大する。
第1のヒートパイプ4と第2のヒートパイプ5とは熱伝
導性の良い硬質のゴム製リング7(樹脂でもよい)によ
り束ねられている。但し、図2に示したように、第2の
ヒートパイプ5とゴム製リング7とは密着状態で、ゴム
製リング7が第2のヒートパイプ5に固定されているの
に対して、第1のヒートパイプ4とゴム製リング7との
間にはわずかな空隙があり、上記空隙および第1のヒー
トパイプ4と第2のヒートパイプ5との間の空隙には熱
伝導性の良いシリコングリスが充填されている。つま
り、第2のヒートパイプ5は第1のヒートパイプ4の軸
に沿って軸方向に摺動可能なのである。また、第1のヒ
ートパイプ4の回りを回転させることもできる。なお、
ゴム製リング7を第1のヒートパイプ4に固定し、第2
のヒートパイプ4とゴム製リング7との間にわずかな空
隙ができるようにしてもよい。また、第2のヒートパイ
プ5自体をリング7により回動自在に支持してもよい。
一方のヒートパイプを軸として他方を回動させる場合に
は軸となるヒートパイプは断面形状が円形であることが
好ましいが、軸方向にスライドするだけの係合関係であ
る場合には、各ヒートパイプの断面形状は多角形等の任
意の形状でよい。この形態例の放熱装置では、熱源2で
発生した熱が受熱板3へ伝わり、受熱板3から第1のヒ
ートパイプ4へ伝わり、第1のヒートパイプ4から第2
のヒートパイプ5へ伝わり、第2のヒートパイプ5から
放熱板6へ伝わり、放熱板6から放熱ケース1へ伝わ
り、放熱ケース1から機器の外部へ放熱される。したが
って、放熱板6の周辺温度の上昇は小さくなり、熱源2
の冷却効果が増大する。
【0008】また、可動側の第2のヒートパイプ5が機
器に固定された第1のヒートパイプ4に対して、図1
(b) に矢印で示した長手方向に摺動可能であるので、図
3に示すように、放熱ケース1を矢印aの方向、つま
り、情報機器の本体10の外部へと引き出すことができ
る。放熱ケース1に指を引っかけられる凹所、突起等を
設けて(図示していない)手動により引き出すのであ
る。したがって、受熱板3を熱源2に密接した状態で放
熱ケース1の一部または全部を本体10の外側へ引き出し
た状態にすることができ、放熱効果がさらに増大するの
で、熱源2の冷却効果はさらに増大する。また、第2の
ヒートパイプ5は第1のヒートパイプ4を回転軸とし
て、或は第2のヒートパイプ自体の中心軸を中心として
回転可能であるので、図4に矢印bで示すように放熱ケ
ース1(放熱ケースを備えない構成では放熱板6)を手
動により回転させることができる。したがって、この形
態例では、放熱ケース1(または放熱板6)を適切に傾
けて放熱ケース1を原稿などの載せ台として用いること
もできる。なお、本体10から引き出した放熱ケース1
は、マウスパッドとして用いることもできる。第1のヒ
ートパイプと第2のヒートパイプの接合は、ゴム製リン
グ7により束ねる代わりに、図5に示すように、第1の
ヒートパイプ4aの外径と第2のヒートパイプ5aの内径と
をほぼ同じ大きさにして、第1のヒートパイプ4aを第2
のヒートパイプ5aの筒内に挿入する方法(または、逆に
第2のヒートパイプを挿入する方法)によってもよい。
二つのヒートパイプ4a, 5aが重なった部分にはわずかな
間隙が形成され、この間隙に熱伝導性の良いシリコング
リスなどが塗布される。
器に固定された第1のヒートパイプ4に対して、図1
(b) に矢印で示した長手方向に摺動可能であるので、図
3に示すように、放熱ケース1を矢印aの方向、つま
り、情報機器の本体10の外部へと引き出すことができ
る。放熱ケース1に指を引っかけられる凹所、突起等を
設けて(図示していない)手動により引き出すのであ
る。したがって、受熱板3を熱源2に密接した状態で放
熱ケース1の一部または全部を本体10の外側へ引き出し
た状態にすることができ、放熱効果がさらに増大するの
で、熱源2の冷却効果はさらに増大する。また、第2の
ヒートパイプ5は第1のヒートパイプ4を回転軸とし
て、或は第2のヒートパイプ自体の中心軸を中心として
回転可能であるので、図4に矢印bで示すように放熱ケ
ース1(放熱ケースを備えない構成では放熱板6)を手
動により回転させることができる。したがって、この形
態例では、放熱ケース1(または放熱板6)を適切に傾
けて放熱ケース1を原稿などの載せ台として用いること
もできる。なお、本体10から引き出した放熱ケース1
は、マウスパッドとして用いることもできる。第1のヒ
ートパイプと第2のヒートパイプの接合は、ゴム製リン
グ7により束ねる代わりに、図5に示すように、第1の
ヒートパイプ4aの外径と第2のヒートパイプ5aの内径と
をほぼ同じ大きさにして、第1のヒートパイプ4aを第2
のヒートパイプ5aの筒内に挿入する方法(または、逆に
第2のヒートパイプを挿入する方法)によってもよい。
二つのヒートパイプ4a, 5aが重なった部分にはわずかな
間隙が形成され、この間隙に熱伝導性の良いシリコング
リスなどが塗布される。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載の発明では、熱源の熱を放熱させる放熱板
を必要に応じて熱源から遠ざけることができるので、熱
源を効果的に冷却することができるし、放熱板を遠ざけ
る必要がないときには放熱板を戻して機器をコンパクト
にまとめることもできる。また、請求項2記載の発明で
は、請求項1記載の発明において、放熱板または上記放
熱板を覆う放熱ケースを本体の外側に引き出すことがで
きるので、放熱効果が上がり、熱源をさらに効果的に冷
却することができる。また、請求項3記載の発明では、
本体の外側に引き出した放熱板または放熱ケースを回転
させることができるので、放熱板または放熱ケースを適
切に傾けてそれを原稿載せ台などとして利用することも
できる。
請求項1記載の発明では、熱源の熱を放熱させる放熱板
を必要に応じて熱源から遠ざけることができるので、熱
源を効果的に冷却することができるし、放熱板を遠ざけ
る必要がないときには放熱板を戻して機器をコンパクト
にまとめることもできる。また、請求項2記載の発明で
は、請求項1記載の発明において、放熱板または上記放
熱板を覆う放熱ケースを本体の外側に引き出すことがで
きるので、放熱効果が上がり、熱源をさらに効果的に冷
却することができる。また、請求項3記載の発明では、
本体の外側に引き出した放熱板または放熱ケースを回転
させることができるので、放熱板または放熱ケースを適
切に傾けてそれを原稿載せ台などとして利用することも
できる。
【図1】(a) 及び(b) は本発明の一形態例を示す放熱装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図2】本発明の一形態例を示す放熱装置要部の断面図
である。
である。
【図3】本発明の一形態例を示す放熱装置の説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の一形態例を示す放熱装置の他の説明図
である。
である。
【図5】本発明の他の形態例を示す放熱装置要部の断面
図である。
図である。
【図6】本発明の一形態例を示す放熱装置を備えた情報
機器の斜視図である。
機器の斜視図である。
【図7】従来技術の一例を示す放熱装置を備えたノート
ブック型パソコンの断面図である。
ブック型パソコンの断面図である。
【図8】従来技術の他の例を示す放熱装置を備えた情報
機器の断面図である。
機器の断面図である。
1 放熱ケース、2 熱源、3 受熱板、4 第1のヒ
ートパイプ、5 第2のヒートパイプ、6 放熱板、7
ゴム製リング、10 本体
ートパイプ、5 第2のヒートパイプ、6 放熱板、7
ゴム製リング、10 本体
Claims (3)
- 【請求項1】 情報機器内部の熱源を冷却する情報機器
の放熱装置において、熱源に密接した受熱板と、上記受
熱板に片端側を固定した第1のヒートパイプと、上記第
1のヒートパイプと同じ軸方向に延び、該軸方向に摺動
可能に上記第1のヒートパイプの他端側に片端側を係合
させた第2のヒートパイプと、上記第2のヒートパイプ
の他端側に固定した放熱板と、を備えたことを特徴とす
る情報機器の放熱装置。 - 【請求項2】 請求項1の情報機器の放熱装置におい
て、第2のヒートパイプを摺動させて放熱板を熱源から
遠ざけたとき、上記放熱板または上記放熱板を覆う放熱
ケースが本体の外側に引き出されるように構成したこと
を特徴とする情報機器の放熱装置。 - 【請求項3】 請求項2の情報機器の放熱装置におい
て、第2のヒートパイプをそれ自身の中心軸または第1
のヒートパイプの中心軸を回転軸として回転可能な構造
にしたことを特徴とする情報機器の放熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9405498A JPH11274780A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 情報機器の放熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9405498A JPH11274780A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 情報機器の放熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11274780A true JPH11274780A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=14099843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9405498A Pending JPH11274780A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 情報機器の放熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11274780A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013004176A (ja) * | 2011-06-10 | 2013-01-07 | I-O Data Device Inc | ユニバーサルシリアルバス装置 |
JP2016184693A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | Necプラットフォームズ株式会社 | 放熱機構及び電子機器 |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP9405498A patent/JPH11274780A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013004176A (ja) * | 2011-06-10 | 2013-01-07 | I-O Data Device Inc | ユニバーサルシリアルバス装置 |
JP2016184693A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | Necプラットフォームズ株式会社 | 放熱機構及び電子機器 |
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