JPH11274679A - 基板ホルダ - Google Patents
基板ホルダInfo
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- JPH11274679A JPH11274679A JP7808598A JP7808598A JPH11274679A JP H11274679 A JPH11274679 A JP H11274679A JP 7808598 A JP7808598 A JP 7808598A JP 7808598 A JP7808598 A JP 7808598A JP H11274679 A JPH11274679 A JP H11274679A
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Abstract
補助するための基板ホルダを提供する。 【解決手段】 側面視略U字状をなし底部13の一側に
所定の間隔14を存して挟持部15、16が立設形成さ
れ、他側に挟持部15、16の間に臨んで係止爪17d
が形成された支持部11と、底部13に下方に延出して
形成され第1の基板4に固定されて支持部11を固定す
る脚部12、12とを備え、挟持部15、16により第
1の基板4に装着される第2の基板1の側部1aを挟持
して垂直に支持すると共に、係止爪17dにより係止し
て逸脱を防止する。
Description
を立設して取り付ける際にサブ基板の自立を補助する基
板ホルダに関する。
部品の実装密度の高密度化が図られており、主基板(マ
ザーボード)にサブ基板(サブボード)を設けるように
したものがある。図12及び図13は、従来の主基板に
サブ基板を設ける場合の説明図である。図12は、サブ
基板1に雄型のコネクタ2を実装し、主基板4に実装さ
れている雌型のコネクタ5に装着して主基板4にサブ基
板1を着脱可能に接続すると共に、コネクタ2とコネク
タ5との結合により、主基板4にサブ基板1を垂直に支
持するようにしたものである。
型のコネクタ2の各接続端子3を主基板4に設けた各ス
ルーホール4aに挿通して裏面に形成されている回路パ
ターンにハンダ付けにより接続する即ち、主基板4にサ
ブ基板1を直接接続し、且つ接続端子3と回路パターン
とのハンダ付けにより主基板4にサブ基板1を垂直に支
持するようにしたものである。
に示すサブ基板1と主基板4とをコネクタ2と5とによ
り接続するものにおいては、これらのコネクタ2と5と
の間にロック機構が設けられていない場合サブ基板1の
振動等によりサブ基板1のコネクタ2が主基板4のコネ
クタ5から抜けて、サブ基板1が主基板4から外れる虞
がある。また、コネクタ2、5の強度が弱い場合にはサ
ブ基板1に実装されている多数の電子部品の重みや振動
等により、サブ基板1が倒れる虞がある。
ネクタ2を主基板4に直接接続するものにおいては、サ
ブ基板1は、コネクタ2の複数本の接続端子3のみで主
基板4に垂直に支持されるために振動し易く、振動によ
る荷重が接続端子3と主基板4の回路パターンとのハン
ダ付けの部分に集中してハンダが剥離したり、或いはサ
ブ基板1に実装されている多数の電子部品の重みや振動
等により当該サブ基板1が倒れる虞があり、信頼性の低
下を来す等の問題がある。
接続端子3のみで主基板4に垂直に支持されるために、
主基板4にサブ基板1を実装してコネクタ2の接続端子
3を主基板4の回路パターンにハンダ付けする工程に搬
送する場合、搬送途中において、サブ基板1がぐらつい
たり、或いは実装されている電子部品の重さにより傾い
たりする。そこで、サブ基板1が傾いた状態で主基板4
にハンダ付けされて固定されることを防止するために、
サブ基板1が傾かないようにテープ等で仮止めしてハン
ダ付けラインに流すようにしており、手間が掛かるとい
う問題がある。
で、第1の基板に第2の基板を立設する際に自立を補助
するための基板ホルダを提供することを目的とする。
に本発明では、側面視略U字状をなし底部の一側に所定
の間隔を存して挟持部が立設形成され、他側に前記挟持
部に臨んで係止爪が形成された支持部と、前記底部に下
方に延出して形成され第1の基板に固定されて前記支持
部を固定する脚部とを備え、前記挟持部により前記第1
の基板に装着される第2の基板の側部を挟持して支持す
ると共に前記係止爪により係止することを特徴とする基
板ホルダが提供される。
れ、支持部が当該第1の基板に垂設される。第1の基板
に装着される第2の基板は、側部が前記挟持部に挟持さ
れて前記第1の基板に垂直に支持されると共に、係止爪
により逸脱不能に係止される。これにより第2の基板が
第1の基板に垂直に保持されて自立が補助される。
る。尚、図12と同一部材には同一符号を付してある。
図1乃至図4に示すように基板ホルダ10は、第1の基
板としての主基板に垂直に載置して直付けする第2の基
板としてのサブ基板の自立を補助するためのものであ
る。基板ホルダ10は、サブ基板を支持する支持部11
と、支持部11を主基板に固定する2本の脚部12とか
ら成り、支持部11は、底部13の両側部が上方に折曲
されて側面視略U字形状をなし、底部13の一側に間隙
14を介して左右2つの挟持部15、16が形成され、
他側の側部17は、その上部が外方に向かって拡がって
形成されている(図2)。脚部12、12は、底部13
の左右両端部に形成され、且つ底部13の中央から下方
に直角に折曲して形成されている(図3)。これは、自
動挿入機を使用する際に前後方向の対称性が要求される
ことによるものである。
部15a、16baが逆U字形状に折り曲げられて対向
する形状とされている。尚、上部15a、16aは、実
際にはプレス加工により図示のような逆U字形状に打ち
抜かれて形成される。これにより上部15a、16aに
弾性力が付与される。そして、これらの上部15a、1
6aの対向する先端の間隙14’は、サブ基板の板厚よ
りも僅かに狭く定されており、サブ基板を弾性的に挟持
可能とされている。これによりサブ基板の板厚のバラツ
キに良好に対応することが可能となる。また、挟持部1
5、16の下部15b、16bの対向する端面の間隙1
4は、前記サブ基板の板厚よりも僅かに幅広く設定され
ている。これにより挟持部15、16は、上部15a、
16aによりサブ基板の側部を両側から弾性的に挟持
し、下部15b、16bの間隙14がサブ基板の板厚よ
りも僅かに広く設定されていることで、サブ基板にコネ
クタが設けられている場合、主基板のスルーホールや受
側のコネクタへの嵌め合いが容易となる。
が僅かに内側(挟持部15、16側)に向かって傾斜
し、上部17bが挟持部15、16から離隔するように
外方に向かって斜め上方に僅かに傾斜し、上端部17c
が略垂直に上方に延出して外側に略クランク状をなして
拡がって形成されている。そして、上部17bの下端中
央には間隙14に向かって係止爪17dが当該上部17
bの傾斜に沿って斜め下方に向かって一体に形成されて
いる。この係止爪17dは、下部17aから切り起こし
て形成されている。側部17は、挟持部15、16によ
り挟持したサブ基板の側端面に僅かな弾性力で圧接可能
とされている。係止爪17dは、図6に示すように後述
するサブ基板1に形成された係合部としての凹部1dに
係合して当該サブ基板1を係止可能とされている。側部
17の上部17bの傾斜は、後述するサブ基板1の下端
面1cの隅部1eを斜めに切り欠くことにより、当該サ
ブ基板1の挿入をし易くしている。また、底部13と挟
持部15、16、側部17との各折曲部には夫々リブ1
5c、16c、17eが設けられており、これら挟持部
15、16、側部17の形状の安定及び補強が図られて
いる。
部材例えば、鉄板によりプレス加工で一体成形され、亜
鉛メッキが施されている。これにより基板ホルダ10
は、サブ基板を挟持する挟持部15、16の各上部15
a、16a、側部17、及び係止爪17dに弾性力が得
られ、且つ防錆、及び脚部12、12の主基板のランド
へのハンダ付けが容易となる。
12、12が長く形成され、これらの脚部12、12
は、下端が連設部12’により連設されている。そし
て、長い帯状の台紙20に長手方向に沿って所定の間隔
で多数(数百〜数千個)設けられて各脚部12、12の
下部が粘着テープ21により固定され、テーピングされ
た連続体としてのテーピング基板ホルダ22とされてい
る。尚、このテーピング基板ホルダ22は、台紙20が
適当な長さで交互に折り返されて所謂九十九折りとされ
る。
に装着され、台紙20が送り用の孔20aにより順次送
られる。基板ホルダ10は、前記自動挿入機にチャッキ
ングされて脚部12、12を所定の長さ位置で切断され
(図1)、台紙20から切り離されて後述するように主
基板4に装着される。図7に示すように主基板4は、サ
ブ基板1のコネクタ2と接続するコネクタ5が実装され
ており、サブ基板1の左右両側部1a、1bを挟持する
位置に、夫々基板ホルダ10の脚部12、12が挿通さ
れるスルーホール4bが穿設されている。基板ホルダ1
0は、脚部12、12が夫々孔4bに挿通され、図6に
示すように裏面に設けられているランド4cから突出し
た各先端部が折り曲げられてランド4cにハンダ付けさ
れて固定される。これにより基板ホルダ10は、主基板
20上に垂直に固定される。このようにして図7に示す
ように主基板4上に、2つの基板ホルダ10、10が対
向して実装される。
1の左右両側部1a、1bの各端面1a’1b’には、
両側部1a、1bが夫々基板ホルダ10の挟持部15、
16上部15a、16aの間に挿入され、下端面1cが
底部13に当接した状態において、各係止爪17d、1
7dと係合する係合部としての凹部1d、1dが設けら
れている。また、サブ基板1は、下端面1cの両隅部1
eが斜めに切り欠かれている。サブ基板1は、隅部1e
が切り欠かれていることで、前述したように基板ホルダ
10への挿入が容易になると共に、基板ホルダ10の側
部17の下部と底部13の間に形成されているリブ17
eとの干渉が防止される。
主基板4にサブ基板1を装着する場合、サブ基板1は、
左右両側部1a、1bを夫々左右の基板ホルダ10、1
0のスリット14、14に挿入されて矢印Aのように押
し下げられる。このとき左右の基板ホルダ10、10の
各側部17、17の傾斜せる上部17b、17b及び係
止爪17d、17dがサブ基板1の下端の隅部1e、1
e及び端面1a’、1b’により押されて外側に逃げ
る。これにより、サブ基板1の基板ホルダ10、10へ
の挿入が容易となる。サブ基板1の基板ホルダ10への
挿入に伴いコネクタ2の接続端子3が主基板4のコネク
タ5に挿入される。
は、サブ基板1の下端面1cが各底部13に当接する
と、各係止爪17dが夫々サブ基板1の各凹部1dに係
合する。この状態においてサブ基板1のコネクタ2は、
主基板4のコネクタ5に接続される。サブ基板1は、左
右の両側部1a、1bが左右の各基板ホルダ10の挟持
部15、16の上部15a、16aにより夫々弾性的に
挟持されて振らつくことなく主基板4に垂直に支持さ
れ、左右の端面1a’、1b’が夫々各側部17により
係止されて左右方向の位置ズレが防止され、且つ左右の
各係止爪17dにより抜け方向のずれが防止される。こ
のようにして左右の基板ホルダ10が、サブ基板1の主
基板4への自立を補助する。サブ基板1は、基板ホルダ
10により自立を補助されることで、実装されている電
子部品の重みや、振動等に起因して傾斜することが防止
される。
は、図9に示すように作業者が左右両側の基板ホルダ1
0、10の各上端部17c、17cを矢印B、B’で示
す外方に押し広げ、各係止爪17d、17dをサブ基板
1の凹部1d、1dから外して係合を解除し、矢印Cで
示すようにサブ基板1を上方に引き抜く。図10は、サ
ブ基板1のコネクタ2の各接続端子3を主基板4の回路
パターンにハンダ付けにより接続する場合を示す。この
場合、主基板4に左右の基板ホルダ10、10を装着し
て各脚部12、12の先端部を折り曲げてランド4cに
当接させて仮止めした状態(図6)でサブ基板1を装着
する。基板ホルダ10は、脚部12により主基板4に垂
直に支持され、サブ基板1は、両側部1a、1bが夫々
基板ホルダ10、10により主基板4に垂直に保持され
る。従って、サブ基板1は、ハンダ付け工程に搬送され
る途中において振らついたり、実装されている電子部品
の重みにより傾斜することが防止される。そして、ハン
ダ付けの工程において主基板4に実装されている電子部
品、基板ホルダ10の脚部12及びコネクタ2の接続端
子3等がハンダ付けされる。サブ基板1は、両側部1
a、1bが基板ホルダ10、10により垂直に支持され
るために振らつきが防止され、接続端子3のハンダが剥
離することが防止される。
載置され、これらサブ基板1と主基板4とが複数のリー
ド線25〜28により接続される場合を示す。この場合
もサブ基板1は、前述と同様に左右両側部1a、1bが
基板ホルダ10、10により垂直に支持される。これに
より、サブ基板1は、倒れや、左右方向の位置ずれ、上
方への動きが防止される。
凹部1dを形成して基板ホルダ10の側部17に形成し
た係止爪17dを係合させてサブ基板1の抜けを防止す
るようにしたが、サブ基板1に凹部1dを必ずしも設け
る必要はない。係止爪17dは、斜め下方に向かって形
成されているので、この係止爪17dをサブ基板1の端
面に食い込ませることで、抜けを防止することが可能で
ある。
板ホルダは、脚部により第1の基板に固定され、支持部
が挟持部により第1の基板に装着されて接続される第2
の基板の側部を挟持し、且つ係止爪により逸脱不能に係
止して第2の基板の第1の基板への自立を補助すること
により、簡単な構造で前記第2の基板が傾くことを防止
して垂直に支持することができる。また、第1の基板に
第2の基板を実装した後、該第2の基板の振動を防止す
ることができ、ハンダ付により電気的に接続された部位
の振動に起因する剥離等を防止することができ、信頼性
の向上が図られる。更に、構造が簡単であり、安価な基
板ホルダを提供することができる。
る状態のテーピング基板ホルダの一部を示す正面図であ
る。
の一部切欠側面図である。
ダを実装してコネクタが実装されたサブ基板を支持する
場合の説明図である。
斜視図である。
明図である。
基板ホルダを実装してサブ基板を支持し、サブ基板と主
基板とを直接接続した場合の斜視図である。
基板ホルダを実装してサブ基板を支持してサブ基板と主
基板とをリード線により接続した場合の斜視図である。
し、サブ基板と主基板とをコネクタにより接続する場合
の斜視図である。
し、サブ基板を主基板に直接接続する場合の斜視図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 側面視略U字状をなし底部の一側に所定
の間隔を存して挟持部が立設形成され、他側に前記挟持
部の間に臨んで係止爪が形成された支持部と、 前記底部に下方に延出して形成され第1の基板に固定さ
れて前記支持部を固定する脚部とを備え、 前記挟持部により前記第1の基板に装着される第2の基
板の側部を挟持して支持すると共に前記係止爪により係
止することを特徴とする基板ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07808598A JP3963238B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 基板ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07808598A JP3963238B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 基板ホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11274679A true JPH11274679A (ja) | 1999-10-08 |
JP3963238B2 JP3963238B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=13652020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07808598A Expired - Fee Related JP3963238B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 基板ホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3963238B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156993A (ja) * | 2010-12-30 | 2012-08-16 | Telekom Malaysia Berhad | 450MHz折返しダイポールアンテナ |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP07808598A patent/JP3963238B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156993A (ja) * | 2010-12-30 | 2012-08-16 | Telekom Malaysia Berhad | 450MHz折返しダイポールアンテナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3963238B2 (ja) | 2007-08-22 |
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