JPH064607Y2 - プリント基板と可撓性基板との接続構造 - Google Patents

プリント基板と可撓性基板との接続構造

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JPH064607Y2
JPH064607Y2 JP5759087U JP5759087U JPH064607Y2 JP H064607 Y2 JPH064607 Y2 JP H064607Y2 JP 5759087 U JP5759087 U JP 5759087U JP 5759087 U JP5759087 U JP 5759087U JP H064607 Y2 JPH064607 Y2 JP H064607Y2
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JP
Japan
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slit
circuit board
flexible substrate
printed
printed circuit
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JP5759087U
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義久 増田
智 深尾
光政 加古
俊郎 高村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、プリント基板と可撓性基板との接続構造に
関する。
[従来技術] 従来、印刷配線されたに応じたプリント基板に形成され
たスリット内に、導体パターンの接続部が印刷配線され
た可撓性基板のテール部を挿入した後、前記プリント基
板の接続部と可撓性基板の接続部とのはんだ付けにより
プリント基板と可撓性基板とを電気的に接続している。
然し乍、この接続構造にあっては、可撓性基板に対して
スリットに対するテール部の挿入方向と交差する方向へ
応力が作用したとき、プリント基板と可撓性基板とのは
んだ付け部分に引張応力或いは圧縮応力が直接作用して
亀裂が発生する恐れを有している。この結果、プリント
基板と可撓性基板との接続が電気的に不良になる問題を
有している。このため、例えば特公昭58−19153
号公報に示す結合方法にあっては、基板に形成されたス
リット内に、可撓性基板の両端部を位置決めする突部及
びスリットからの抜けを防止する脚部が夫々形成された
補助部材を挿入して該補助部材と基板とにより可撓性基
板を挟持した後、両者の接続部相互をはんだ付けするこ
とにより両者が電気的に接続されている。そして可撓性
基板に対して挿入方向と交差する方向への応力が作用し
たとき、可撓性基板を支持する補助部材により前記応力
がはんだ付け部分に直接作用することを回避している。
[考案が解決しようとする問題点] 然し乍、上記した結合方法にあっては、補助部材に弾性
変形可能な2本の第1及び第2の脚部を形成し、第1の
脚部にて可撓性基板をスリットの一側面へ押圧するとと
もに第2の脚部にてスリットの他側面を押圧することに
より可撓性基板を挟持するため、該可撓性基板の挟持力
は前記第1及び第2の脚部の弾性力に大きく依存し、前
記可撓性基板を強固に保持することが出来なかった。ま
た、前記補助部材には少なくとも2個の脚部を必要とす
るとともにこれら脚部が前記スリットの長さ方向の全体
にわたって形成されるため、形状の複雑化及び多くの合
成樹脂を必要とし、高コスト化する問題を有している。
また、前記スリット幅が異なる場合にあっては、各スリ
ット幅に応じた間隔で第1及び第2の脚部が形成された
補助部材を必要とするため、両者の接続作業性が悪かっ
た。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、各種幅の
スリットに対応して挿入される可撓性基板を強固に固定
することが可能であるとともに可撓性基板に作用する応
力が直接はんだ付け部分に直接作用するのを回避して電
気的な接続不良を防止し得るプリント基板と可撓性基板
との接続構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このため本考案は、第1導電パターンが印刷配線された
プリント基板に形成された所定幅のスリット内に前記第
1導電パターンに接続される第2導電パターンが印刷配
線された可撓性基板を、前記スリットに対する前記可撓
性基板の挿入方向へ延びる支持部及び前記可撓性基板を
湾曲案内する湾曲部を有する挟持部材とともに圧入した
後、前記第1及び第2導電パターンを電気的に接続する
接続構造において、前記支持部における可撓性基板の非
支持面に、複数の突部を挿入方向へ延びるように設け、
前記突部を、挿入側から離れるに従って徐々に大きくな
り、その一部が前記スリットへの圧入時に該スリット幅
より大きくなるように形成してプリント基板と可撓性基
板との接続構造が構成される。
[考案の作用] 本考案は上記のように構成されるため、挟持部材の支持
部をスリット内に挿入して該支持部とプリント基板とに
より可撓性基板を挟持する際、突部がテーパ状に形成さ
れているため、スリット側面に応じたプリント基板に当
接する突部の楔効果により前記可撓性基板がプリント基
板に向って強固に押圧され、前記プリント基板と可撓性
基板とが固定される。そして上記状態でプリント基板の
第1導電パターンに第2導電パターンが接続された可撓
性基板に挿入方向と交差する方向の応力が作用したと
き、該応力が挟持部材の湾曲部に作用されるため、両者
のはんだ付け部分に直接作用することを回避して電気的
接続状態を強固に保持することが可能である。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本考案に係るプリント基板と可撓性基板との接
続構造の概略を示す略体分解斜視図であり、プリント基
板1の上面には電気回路に応じて印刷配線された銅箔等
の第1の導電パターン3に接続された多数の接続部3a
が、相互に平行するように印刷配線されている。そして
各接続部3aの末端に応じたプリント基板1には各接続
部3aにわたる長さで所要の幅からなるスリット5が形
成されている。一方、前記プリント基板1に接続される
可撓性基板7には電気回路に応じた銅箔等の導電パター
ン9が印刷配線され、前記スリット5内に挿入されるテ
ール部7aには前記導電パターン9に接続された多数の
接続部9aが、相互に平行して各接続部3aと対応する
ように印刷配線されている。
挟持部材11は合成樹脂製にて、上方に起立して前記ス
リット5内に挿入される支持部13と、下端が外方に向
って湾曲した湾曲部14とを有した縦断面がほぼJ形に
成形されている。そして前記支持部13の背面(前記可
撓性基板7の非電極面を支持する面と反対側)中央部に
は下端が背面側に向って突出し、スリット5側縁に応じ
たプリント基板1上面に係止する弾性変形可能な爪部1
3aが一体成形されている。また、前記支持部13背面
には上下方向へ延び、挿入側から離れるに従って突出幅
が徐々に大きくなるとともにその一部が前記スリット5
幅より大きくなるテーパ状の複数の突部13bが長手方
向へ所要の間隔をおいて一体成形されている。前記湾曲
部14の両端部にはスリット5両端縁のプリント基板1
下面に係止する係止段部14aが一体成形され、各係止
段部14aが形成された湾曲部14両端には透孔14b
が夫々形成されている。前記挟持部材11には上端がス
リット5側縁に応じたプリント基板1下面に当接し、か
つ下端が前記湾曲部14と反対側に向って湾曲した支持
部材15が取付けられる。即ち、前記支持部材15の両
端部には弾性変形可能なフック部15aが夫々形成さ
れ、透孔14b内に挿入されたフック部15aと湾曲部
14背面との係合により支持部材15が挟持部材11に
取付けられる。
次に、上記のように構成されたプリント基板1と可撓性
基板7との接続方法を接続状態を示す第2図に従って説
明する。
先ず、スリット5内に可撓性基板7のテール部7aがそ
の接続部9aと第1の導電パターン3の接続部3aとが
ほぼ一致するように挿入された後、挟持部材11の支持
部13が可撓性基板7の非電極面を支持するようにスリ
ット5内に圧入される。このとき、突部13bの突出幅
がその挿入端から徐々に大きくなるとともにその一部が
前記スリット5幅より大きくなるテーパ状に形成されて
いるため、可撓性基板7は前記突部13bとプリント基
板1に対する当接による楔効果により前記スリット5の
側面に押圧される。また、上記スリット5に対する支持
部13の圧入に伴って爪部13aは弾性変形しながらス
リット5を通過した後、弾性復帰してプリント基板1上
面に係止されるとともに係止段部14aはプリント基板
1の下面に当接される。これによりスリット5内に挿入
された可撓性基板7のテール部7aが挟持固定されると
ともに挟持部材11がプリント基板1から抜け止めされ
る。尚、スリット5内に対する支持部13の圧入に伴っ
て突部13bの一部が削り取られる。
そしてプリント基板1に取付けられた挟持部材11に対
してフック部15aと透孔14bとが一致するように支
持部材15が押圧されると、該フック部15aは弾性変
形しながら透孔14bを通過した後に弾性復帰して湾曲
部14背面に係止される。これにより挟持部材11に対
して支持部材15が取付けられる。
上記状態にてテール部7aの接続部9aと該接続部9a
に対応するプリント基板1の接続部3aとのはんだ付け
により両者が電気的に接続される。尚、第2図において
符号17は接続部9aと接続部3aとのはんだ付け部分
を示す。
そしてテール部7aが湾曲された可撓性基板7に対して
第2図に示す実線矢印のA方向に向う応力が作用したと
き、該応力がテール部7aの非電極面を支持する湾曲部
14に作用するため、はんだ付け部分17に直接作用す
ることが回避される。同様に第2図に一点鎖線で示すよ
うにテール部7aが湾曲された可撓性基板7に対して第
2図に示す実線矢印のB方向に向う応力が作用したと
き、該応力がテール部7aの電極面を支持する支持部材
15の湾曲面に作用するため、はんだ付け部分17に直
接作用することが回避される。
このように本実施例は、プリント基板1のスリット5内
に圧入される挟持部材11により可撓性基板7のテール
部7aを前記挟持部材11とプリント基板1とにより挟
持する際、突部13bがテーパ状に形成されているた
め、前記前記スリット5に対する支持部13の圧入に伴
ってスリット5側面に応じたプリント基板1に当接する
突部13bの楔効果によりテール部7aが前記スリット
5側面に応じたプリント基板1へ強固に押圧され、前記
プリント基板1と可撓性基板7とを強固に固定すること
が可能である。また、前記突部13bの一部が前記スリ
ット5の幅より大きく形成されているため、スリット5
幅が異なる場合であってもプリント基板1と可撓性基板
7とを強固に固定することが出来る。
[考案の効果] このため本考案は、各種幅のスリットに対応して挿入さ
れる可撓性基板を強固に固定することが可能であるとと
もに可撓性基板に作用する応力が直接はんだ付け部分に
直接作用するのを回避して電気的な接続不良を防止し得
るプリント基板と可撓性基板との接続構造を提供するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプリント基板と可撓性基板との接
続構造の概略を示す略体分解斜視図、第2図はプリント
基板と可撓性基板との接続状態を示す説明図である。 図中1はプリント基板、3は第1導電パターン、5はス
リット、7は可撓性基板、9は第2導電パターン、11
は挟持部材、13は支持部、13bは突部、14は湾曲
部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電パターンが印刷配線されたプリン
    ト基板に形成された所定幅のスリット内に前記第1導電
    パターンに接続される第2導電パターンが印刷配線され
    た可撓性基板を、前記スリットに対する前記可撓性基板
    の挿入方向へ延びる支持部及び前記可撓性基板を湾曲案
    内する湾曲部を有する挟持部材とともに圧入した後、前
    記第1及び第2導電パターンを電気的に接続する接続構
    造において、 前記支持部における可撓性基板の非支持面に、複数の突
    部を挿入方向へ延びるように設け、 前記突部を、挿入側から離れるに従って徐々に大きくな
    り、その一部が前記スリットへの圧入時に該スリット幅
    より大きくなるように形成したことを特徴とするプリン
    ト基板と可撓性基板との接続構造。
JP5759087U 1987-04-15 1987-04-15 プリント基板と可撓性基板との接続構造 Expired - Lifetime JPH064607Y2 (ja)

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JPS63164270U JPS63164270U (ja) 1988-10-26
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