JPH04124767U - プリント基板用端子 - Google Patents

プリント基板用端子

Info

Publication number
JPH04124767U
JPH04124767U JP4025591U JP4025591U JPH04124767U JP H04124767 U JPH04124767 U JP H04124767U JP 4025591 U JP4025591 U JP 4025591U JP 4025591 U JP4025591 U JP 4025591U JP H04124767 U JPH04124767 U JP H04124767U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
terminal
hole
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4025591U
Other languages
English (en)
Inventor
健能 池浦
Original Assignee
株式会社村田製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社村田製作所 filed Critical 株式会社村田製作所
Priority to JP4025591U priority Critical patent/JPH04124767U/ja
Publication of JPH04124767U publication Critical patent/JPH04124767U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板の穴の寸法公差が大きくても、
挿入部を当該穴に容易に挿入することができ、しかも挿
入後の固定を確実に行なえるプリント基板用端子を提供
する。 【構成】 端子22の挿入部6から本体部4にかけて縦
方向にスリット24を設け、かつ挿入部6から左右に張
り出した抜け止め部26を設け、更にこの抜け止め部2
6の上辺28を斜め下に下がるテーパ状にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば高圧電源等の電気機器を構成するプリント基板に挿入され て、同プリント基板と他とを接続すること等に利用されるプリント基板用端子に 関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のプリント基板用端子の従来例を図3および図4に示す。
【0003】 このような端子2、12は、タブ端子とも呼ばれるものであるが、いずれも、 相手側(雌側)の端子が挿入される本体部4と、それにつながっていてプリント 基板の穴に挿入される挿入部6と、この挿入部6の根本から左右に張り出された 止め部8、8とを有し、全体として板状をしている。挿入部6は、例えば図5あ るいは図6に示すように、プリント基板14の穴16に挿入された後、同プリン ト基板14の裏面に設けられた配線パターン18に半田付け(20はその半田を 示す)される。
【0004】 この内、図3の端子2の場合は、挿入部6に縦長の凸部10(これの側面図は 図5等を参照)を有しており、この部分をプリント基板の穴に圧入して、固定の 強度を上げるようにしている。
【0005】 一方、図4の端子12は、挿入部6の幅Wの部分をプリント基板の穴に圧入し て、固定の強度を上げるようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記いずれの端子2、12の場合も、挿入部6をプリント基板の穴に圧入する ものであるため、プリント基板の穴の寸法公差の設定が難しく、例えば公差が0 〜+0.1mmでは不可に近く、圧入力大またはガタが生じる、のどちらかにな る。
【0007】 圧入力大の場合は、例えば図5に示すように、挿入部6をプリント基板14の 穴16に十分に圧入できず、その止め部8とプリント基板14の表面との間に隙 間Gが残り、最悪の場合は、本体部4に相手側の端子を挿入するときの力により 、配線パターン18の剥離が起こるという問題がある。また、圧入力大のため作 業性が悪く、作業時間が長くかかるという問題もある。
【0008】 一方、ガタの場合は、例えば図6に示すように、端子2の傾きや抜けが発生し 、また圧入力大の場合と同様に配線パターン18の剥離が起こるという問題があ る。
【0009】 そこでこの考案は、プリント基板の穴の寸法公差が大きくても、挿入部を当該 穴に容易に挿入することができ、しかも挿入後の固定を確実に行なえるプリント 基板用端子を提供することを主たる目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案のプリント基板用端子は、前述したような 挿入部から本体部にかけて縦方向にスリットを設け、かつ同挿入部から左右に張 り出した抜け止め部を設け、更にこの抜け止め部の上辺を斜め下に下がるテーパ 状にしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
上記構成によれば、スリットによって挿入部に、その幅方向に撓むバネ性が生 じるので、プリント基板の寸法公差が大きくても、挿入部を当該穴に容易に挿入 することができる。また挿入後は、挿入部はそのバネ性によって、プリント基板 の穴内で広がろうとし、その力によって抜け止め部がプリント基板に密着するの で、固定が確実に行われる。
【0012】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例に係るプリント基板用端子を示す正面図である。 図3および図4の従来例と同一または相当する部分には同一符号を付し、以下に おいては当該従来例との相違点を主に説明する。
【0013】 この実施例の端子22は、その前述したような挿入部6から本体部4にかけて 縦方向にスリット24を設けている。また、挿入部6の先端部から中間部にかけ ての部分に、同挿入部6から左右に張り出していて下に尖った抜け止め部26、 26を設けている。そして、各抜け止め部26の上辺28を、斜め下に下がるテ ーパ状にしている。
【0014】 これらの端子22を、前述したようなプリント基板14に挿入した状態を図2 に示す。即ち、この端子22においては、スリット24によって挿入部6に、そ の幅方向に撓むバネ性が生じるので、プリント基板14の穴16の寸法公差が大 きくても、挿入部6を穴16に容易に(即ち大きな圧入力を要することなく)挿 入することができる。その結果、当該端子挿入の作業性が向上し、作業時間を短 縮することができる。
【0015】 挿入後は、挿入部6はそのバネ性によって、プリント基板14の穴16内で、 幅方向外向きに(図2中の矢印A方向に)広がろうとし、その力によって抜け止 め部26がプリント基板14に押し付けられて密着する。より詳細に見ると、抜 け止め部26の上辺28がプリント基板14の穴16の角部に斜めに押し付けら れるので、それによって当該端子22をプリント基板14側に押し付ける力(図 2中の矢印B方向の力)が働き、これによって当該端子22の固定が一層確実に 行われる。その結果、プリント基板14の穴16の寸法公差が大きくても、当該 端子22の抜け、浮き、傾き等を防止することができ、ひいてはプリント基板1 4の配線パターン18の剥離を防止することができる。
【0016】 また、上記のようにプリント基板14の穴16の寸法公差が大きくても良いの で、プリント基板設計が容易になるという効果も得られる。
【0017】 なお、挿入部6の先端部は、必ずしもこの実施例のように尖っている必要はな く、例えば図3の例のように丸くなっていても良い。
【0018】 また、本体部4と挿入部6の幅の大小関係もこの実施例のようなものに限定さ れるものではなく、例えば図3の例のように両者がほぼ等しくても良い。また、 本体部4へ他のリード線等をどのようにして接続するかも任意である。
【0019】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、プリント基板の穴の寸法公差が大きくても、 挿入部を当該穴に容易に挿入することができるので、当該端子のプリント基板へ の挿入の作業性が向上し、作業時間を短縮することができる。また、当該端子の プリント基板への挿入後の固定を確実に行なえるので、プリント基板の配線パタ ーンの剥離を防止することができる。しかも、プリント基板の穴の寸法公差が大 きくても良いので、プリント基板設計が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例に係るプリント基板用端
子を示す正面図である。
【図2】 図1の端子をプリント基板に挿入した状態を
示す正面図である。
【図3】 従来のプリント基板用端子の一例を示す正面
図である。
【図4】 従来のプリント基板用端子の他の例を示す正
面図である。
【図5】 図3の端子をプリント基板に挿入した状態の
一例を示す側面図である。
【図6】 図3の端子をプリント基板に挿入した状態の
他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
4 本体部 6 挿入部 8 止め部 14 プリント基板 16 穴 22 実施例のプリント基板用端子 24 スリット 26 抜け止め部 28 上辺

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、それにつながっていてプリン
    ト基板の穴に挿入される挿入部と、この挿入部の根本か
    ら左右に張り出された止め部とを有し、全体が板状をし
    たプリント基板用端子において、前記挿入部から本体部
    にかけて縦方向にスリットを設け、かつ同挿入部から左
    右に張り出した抜け止め部を設け、更にこの抜け止め部
    の上辺を斜め下に下がるテーパ状にしたことを特徴とす
    るプリント基板用端子。
JP4025591U 1991-04-30 1991-04-30 プリント基板用端子 Pending JPH04124767U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4025591U JPH04124767U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 プリント基板用端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4025591U JPH04124767U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 プリント基板用端子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04124767U true JPH04124767U (ja) 1992-11-13

Family

ID=31921358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4025591U Pending JPH04124767U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 プリント基板用端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04124767U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308618A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 絶縁放熱板
JP2009170310A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Denso Corp 保持部材、電子部品、及び電子装置
JP2015082423A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 古河電気工業株式会社 端子金具
JP2016201234A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 ヒロセ電機株式会社 同軸コネクタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576171B2 (ja) * 1974-12-04 1982-02-03
JPS6332478B2 (ja) * 1981-09-18 1988-06-30 Tokyo Shibaura Electric Co

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576171B2 (ja) * 1974-12-04 1982-02-03
JPS6332478B2 (ja) * 1981-09-18 1988-06-30 Tokyo Shibaura Electric Co

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308618A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 絶縁放熱板
JP2009170310A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Denso Corp 保持部材、電子部品、及び電子装置
JP4591514B2 (ja) * 2008-01-17 2010-12-01 株式会社デンソー 保持部材、電子部品、及び電子装置
JP2015082423A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 古河電気工業株式会社 端子金具
JP2016201234A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 ヒロセ電機株式会社 同軸コネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0424612Y2 (ja)
JPH0597063U (ja) 電気コネクタ
JPS5988883U (ja) フラツトケ−ブル用ソケツト型コネクタ−
US5462443A (en) Plug-type connector
EP1109259A3 (de) Elektrischer Steckverbinder für Leiterplatte
JPH04124767U (ja) プリント基板用端子
JP2580051B2 (ja) プリント基板用端子
JPH051174U (ja) コネクタのピン構造
JPH052385U (ja) コネクタの接続構造
JPH0224222Y2 (ja)
JPH0314782Y2 (ja)
JPS62145282U (ja)
JPH086371Y2 (ja) コネクタ並びにコネクタ取付構体
JPH10199595A (ja) プリント基板用接続端子
JP3443864B2 (ja) スタッキングコネクタ
JP2552970Y2 (ja) プリント基板への電気部品の取付構造
JPH0648181U (ja) サーフェスマウントコネクタ装置
JPH064607Y2 (ja) プリント基板と可撓性基板との接続構造
KR950012752B1 (ko) 비 납땜용 커넥터 핀
JPS60147188U (ja) フレキシブル基板の電気的接続器具
JPH09266037A (ja) 基板接続用コネクタ
JP2518637Y2 (ja) 液晶表示装置
JPH0511662Y2 (ja)
JPH0317410Y2 (ja)
JPH0548235U (ja) 電気コネクタ構造