JP2006308618A - 絶縁放熱板 - Google Patents

絶縁放熱板 Download PDF

Info

Publication number
JP2006308618A
JP2006308618A JP2005127418A JP2005127418A JP2006308618A JP 2006308618 A JP2006308618 A JP 2006308618A JP 2005127418 A JP2005127418 A JP 2005127418A JP 2005127418 A JP2005127418 A JP 2005127418A JP 2006308618 A JP2006308618 A JP 2006308618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
insulating heat
terminal
circuit board
insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005127418A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuo Tsujimoto
悦夫 辻本
Nobuyuki Matsui
信之 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005127418A priority Critical patent/JP2006308618A/ja
Publication of JP2006308618A publication Critical patent/JP2006308618A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】本発明は絶縁放熱板に関するもので、回路基板などへの接続の際に必要となるはんだ接続の作業効率の向上を目的としたものである。
【解決手段】放熱用金属板104と絶縁樹脂103とリードフレーム1とからなる絶縁放熱板5において、前記絶縁放熱板5とは別に設けられた回路基板107とを接続する前記リードフレーム1に備えられた端子2の先端に切り込み2aを設けたことを特徴とする絶縁放熱板5とすることにより課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器における高電力回路などに使用される絶縁放熱板に関するものである。
従来の絶縁放熱板を図6〜図8に示す。
図6において、101は銅板からなるリードフレームであり、102はリードフレーム101を折り曲げられて構成された端子である。リードフレーム101の下には電気的絶縁を確保するため、絶縁樹脂103がシート状に形成され、その下にはアルミなどの放熱用金属板104が配置され、絶縁放熱板105が構成されている。
絶縁放熱板105には半導体やトランスなどの発熱の多い電子部品106が塔載され、リードフレーム101と電子部品106とで回路を構成した上で端子102を介して回路基板107に接続されている。
電子部品106からの発熱はリードフレーム101、絶縁樹脂103を通じて下方の放熱用金属板104へ伝えられる。絶縁樹脂103には放熱性も備えているため電子部品106からの発熱の大半は下方の放熱用金属板104へと伝えられることとなる。
図7は従来の絶縁放熱板105に回路基板107を接続させた状態の斜視図である。
図7において、絶縁放熱板105からの端子102は回路基板107上で形成されている回路(図示せず)へ接続されている。なお、接続に際しては図8(b)のようにはんだ接続部108によって接続されるが、図7においてはんだ接続部108は省略している。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては例えば特許文献1が知られている。
特開2004−254397号公報
しかし従来の絶縁放熱板105では高い放熱性を発揮するリードフレーム101を折り曲げて構成された端子102も同様に放熱性が高く、はんだ接続の際には端子102の温度が上がらず、効率の悪いものとなるという問題を有していた。
そこで本発明ははんだ接続の効率のよい絶縁放熱板を提供することを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、回路基板への接続をする端子の先端に該回路基板の厚み以上の大きさの切り込みを入れた絶縁放熱板とするものである。
本発明によれば、端子の先端部分の切り込みにより、端子の断面積が小さくなることで、はんだ接続の際に熱を保持できるとともに、切り込み部分にはんだが流れ込んでたまることによって、はんだ接続の効率向上を図ることができるものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態における絶縁放熱板について図面を参照しながら説明する。なお、従来の図6〜図8と同一構成部分には同一符号を付して説明を簡略化する。
本実施の形態に用いられる絶縁放熱板を図1に示す。
図1において、1は銅板からなるリードフレームである。リードフレーム1を折り曲げられて構成された端子2の先端には切り込み2aが設けられ、その他は従来例の構成と同一構成で絶縁放熱板5が構成されている。
図2は本発明の実施の形態における絶縁放熱板5を回路基板107に接続させた状態の斜視図である。図2において、絶縁放熱板5からの端子2は回路基板107上で形成されている回路(図示せず)へ接続されている。なお、接続については図3のようにはんだ接続部8によって接続されるが、図2においてはんだ接続部8は省略している。
図3(a)、(b)は本発明の実施の形態における絶縁放熱板5からの端子2が回路基板107に接続されている状態の要部の斜視図である。まず、図3(a)において、回路基板107上に形成された回路(図示せず)による銅パターン9で囲まれた貫通孔9aに端子2が挿入される。
次に、端子2と銅パターン9がはんだごてなどで熱せられてはんだ接続が行われ、はんだ接続部8が形成される。このとき、従来であれば熱せられる際に端子2に加えられた熱は下方の絶縁放熱板5へと放熱されてしまい、端子2が必要な温度に加熱されるのに相当時間経過していた。しかし、本実施の形態によれば、端子2は切り込み2aを設けられたことにより断面積が減少しているので、必要な温度まで加熱される時間は短くなる。さらに、熱せられて溶けたはんだが切り込み凹部2bの部分に流れ込んでたまることにより、後から溶けて流れるはんだを物理的に保持することによって、はんだ接続部8をすばやく形成し、はんだ接続の作業効率が飛躍的に向上するものである。このように、端子2に切り込み2aを設ける点が本発明における技術的特徴である。
図4は本実施の形態における端子部分の断面図である。図4において、切り込み2aの大きさは回路基板107の厚み以上とするとよい。このようにし、切り込み凹部2bの位置を回路基板107の上面より下にすることが重要である。これにより、はんだの流れ込みが容易になり、はんだ接続部8の形成も容易になるものである。
また、切り込み2aを入れることによって端子2の断面積を小さくすることが必要であることから、切り込み2aを複数個設け、端子2をさらに細くしてもよいものとする。
これらのことによって、一体となったはんだ接続部8から複数の端子2の先端が現れた形状となるものである。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態で用いられるプラズマディスプレイ(PDP)用パネルの斜視図である。
図5において10はPDP用パネルを構成するアルミなどからなるシャーシである。放熱とともにパネル本体を保持するシャーシ10に面接触するように絶縁放熱板5を取り付ける。
絶縁放熱板5をシャーシ10に取り付ける場合には回路基板107に絶縁放熱板5を事前にはんだ接続させてからシャーシ10に取り付けられる場合もあるが、絶縁放熱板5をシャーシ10に仮止めした後に回路基板107に取り付ける場合がある。
このような場合、従来であればはんだ接続の際に端子2に加えられた熱は絶縁放熱板5とシャーシ10が面接触しているため、絶縁放熱板5を通じてシャーシ10へと放熱されてしまい、必要な温度まで端子2を加熱した熱はシャーシ10からパネル本体へ伝わって画像表示に悪影響を及ぼしていた。しかし、本実施の形態によればパネル本体へと不必要な熱を伝えることなく、はんだ接続に必要な熱を端子2の先端に集め、はんだ接続を効率よく行うことができるものである。
以上のように、本発明にかかる絶縁放熱板によれば、はんだ接続の効率のよい絶縁放熱板を作ることが可能となるので、絶縁放熱板の低コスト化が実現できる。
本発明の実施の形態における絶縁放熱板の斜視図 本発明の実施の形態における絶縁放熱板を回路基板に接続した状態の斜視図 (a)、(b)はそれぞれ本発明の実施の形態における端子の接続部分の斜視図 (a)、(b)はそれぞれ本発明の実施の形態における端子の接続部分の断面図 本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ用パネルの斜視図 従来の絶縁放熱板の斜視図 従来の絶縁放熱板を回路基板に接続した状態の斜視図 (a)、(b)はそれぞれ従来の端子の接続部分の斜視図
符号の説明
1 リードフレーム
2 端子
2a 切り込み
2b 切り込み凹部
5 絶縁放熱板
8 はんだ接続部
9a 貫通孔
10 シャーシ
101 リードフレーム
102 端子
103 絶縁樹脂
104 放熱用金属板
105 絶縁放熱板
106 電子部品
107 回路基板
108 はんだ接続部

Claims (3)

  1. 金属放熱板と絶縁樹脂とリードフレームとからなる絶縁放熱板において、前記絶縁放熱板とは別に設けられた回路基板とを接続する前記リードフレームに備えられた端子の先端に切り込みを設けたことを特徴とする絶縁放熱板。
  2. リードフレームに備えられた端子の先端の切り込み長さは回路基板の厚み以上であることを特徴とする請求項1に記載の絶縁放熱板。
  3. プラズマディスプレイ用パネルに用いられたシャーシに面接触させた請求項1記載の絶縁放熱板。
JP2005127418A 2005-04-26 2005-04-26 絶縁放熱板 Pending JP2006308618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005127418A JP2006308618A (ja) 2005-04-26 2005-04-26 絶縁放熱板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005127418A JP2006308618A (ja) 2005-04-26 2005-04-26 絶縁放熱板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006308618A true JP2006308618A (ja) 2006-11-09

Family

ID=37475620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005127418A Pending JP2006308618A (ja) 2005-04-26 2005-04-26 絶縁放熱板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006308618A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023013664A1 (ja) * 2021-08-06 2023-02-09 株式会社デンソー 回転電機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124767U (ja) * 1991-04-30 1992-11-13 株式会社村田製作所 プリント基板用端子
JPH0555464U (ja) * 1991-12-26 1993-07-23 第一電子工業株式会社 プリント基板用固定ピン
JP2000347578A (ja) * 1999-06-01 2000-12-15 Pioneer Electronic Corp プラズマディスプレイの冷却構造
JP2005080382A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd パワー変換モジュールデバイスおよびそれを用いた電源装置
JP2006210517A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Densei Lambda Kk 端子実装構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124767U (ja) * 1991-04-30 1992-11-13 株式会社村田製作所 プリント基板用端子
JPH0555464U (ja) * 1991-12-26 1993-07-23 第一電子工業株式会社 プリント基板用固定ピン
JP2000347578A (ja) * 1999-06-01 2000-12-15 Pioneer Electronic Corp プラズマディスプレイの冷却構造
JP2005080382A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd パワー変換モジュールデバイスおよびそれを用いた電源装置
JP2006210517A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Densei Lambda Kk 端子実装構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023013664A1 (ja) * 2021-08-06 2023-02-09 株式会社デンソー 回転電機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6252871B2 (ja) 回路構成体及び電気接続箱
JP6652195B2 (ja) 導電部材、回路構成体、及び、導電部材の製造方法
JP2006351926A (ja) 回路基板、電子部品及び電気接続箱
JP2011108924A (ja) 熱伝導基板及びその電子部品実装方法
JP2010097963A (ja) 回路基板及びその製造方法、電子部品モジュール
JP2008218833A (ja) メタルコア基板の外部接続端子
US10674596B2 (en) Electronic component, electronic component manufacturing method, and mechanical component
JP2010080795A (ja) 発熱部品搭載回路基板
KR20180060572A (ko) 방열 구조를 갖는 소자 패키지 및 그 제조방법
JP2006005107A (ja) 回路構成体
JP2006308618A (ja) 絶縁放熱板
JP2007035843A (ja) 電子回路装置
JP2003318579A (ja) 放熱板付きfetの放熱方法
KR101690086B1 (ko) 방열판 구조
JP2007299874A (ja) 熱伝導性基板及び電気伝導性基板
JP2012023135A (ja) 半導体モジュール及び半導体モジュールの製造方法
JP2009238923A (ja) 電子機器
US7974097B2 (en) Printed circuit board and heat sink
KR101281043B1 (ko) 히트 싱크
JP2006006079A (ja) 電気接続箱
JP2011066281A (ja) 発熱デバイス
JPH11195747A (ja) 電子回路モジュール
JP4853276B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2009027043A (ja) 電子部品とその組立方法
JP5611724B2 (ja) 回路基板装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080416

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20080513

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Effective date: 20101028

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20101207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02