JP2007299874A - 熱伝導性基板及び電気伝導性基板 - Google Patents

熱伝導性基板及び電気伝導性基板 Download PDF

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Nobuyuki Matsui
信之 松井
Etsuo Tsujimoto
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Abstract

【課題】本発明は、複数のランド間を電気的に接続する熱伝導性基板において、ランド間の接続信頼性を向上させることを目的とする。
【解決手段】そして、この目的を達成するために本発明は、ベースプレート9と、このベースプレート9の上面に設けられた熱伝導性樹脂10と、この熱伝導性樹脂10の内部あるいは上面と熱的に接触された導電パターン11と、この導電パターン11に設けたランド13、14とを備え、このランド13、14間を、導電パターン11と一体に成形されるとともにベースプレート9よりも外方に突出された導電パターン延長部15により電気的に接続した熱伝導性基板としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、産業機器や電気自動車ユニット等の大電流を伴う機器において特に有用である熱伝導性基板及び電気伝導性基板に関するものである。
従来この種の熱伝導性基板は、図11に示されるように、ベースプレート1と、このベースプレート1の上面に設けた熱伝導性樹脂2と、この熱伝導性樹脂2の上面に設けた導電パターン3と、この導電パターン3の上面に形成したレジスト4とを備え、導電パターン3におけるレジスト4非形成部であるランド5とランド6とを、ジャンパー7を用いて半田8接続により電気的に接続していた。
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2005−50987号公報
このような従来の熱伝導性基板は、ランド5、6間が半田8を用いて電気的に接続されていたために、その接続信頼性が悪いことが問題となっていた。
すなわち、低温、高温を繰り返すような熱衝撃が熱伝導性基板に加わることによる半田組成の局部的変化、あるいは、各部品の熱膨張率、熱収縮率の違いに起因する引張り、圧縮により、半田にクラックが生じ、その結果としてランド5、6間の接続信頼性が悪くなっていた。
そこで本発明は、複数のランド間を電気的に接続する熱伝導性基板において、ランド間の接続信頼性を向上させることを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、ベースプレートと、このベースプレートの上面に設けた熱伝導性樹脂と、この熱伝導性樹脂の内部あるいは上面と熱的に接触された導電パターンと、この導電パターンに設けられた第1、第2のランドとを備え、この第1、第2のランド間を、前記導電パターンと一体に成形されるとともに前記ベースプレートよりも外方に突出された導電パターン延長部により電気的に接続した熱伝導性基板としたものである。
本発明の熱伝導性基板は、第1のランドと第2のランドとを、導電パターンと一体に成形されるとともにベースプレートよりも外方に突出された導電パターン延長部により電気的に接続する構成としたため、第1、第2のランド間を半田によらず接続することができ、その接続信頼性を向上させることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における熱伝導性基板について図面を参照しながら説明する。
図1において、ベースプレート9の上面には熱伝導性樹脂10を形成し、この熱伝導性樹脂10の上面には導電性の導電パターン11を設け、この導電性の導電パターン11の上面にはレジスト12を形成し、導電パターン11におけるレジスト12非形成部の一部であるランド13と、その他の一部であるランド14とを、導電パターン11と一体に成形されるとともにベースプレート9よりも外方に突出された導電パターン延長部15により電気的に接続して構成している。
そして、ランド13、14の上面には各種電子部品16、17を実装している。
このように、導電パターン11と一体に成形された導電パターン延長部15により、ランド13とランド14とを接続する構成としたため、半田を用いることなく複数のランド13、14間を接続することができ、接続信頼性の高い熱伝導性基板を実現することができる。
さらに、複数のランド13、14をベースプレート9の外方に突出した導電パターン延長部15により接続するため、クロス配線等、自由な配線が可能となる。
また、外部から冷却ファンによる送風を行うような場合においては、導電パターン延長部15がベースプレート9よりも外方に突出することにより形成された導電パターン開口部20を送風が通過することにより、この導電パターン延長部15が冷却ファンとしての機能を果たし、熱伝導性基板内部の熱を放熱することができるため、より一層の放熱効果を得ることができる。
次に、このような熱伝導性基板の製造方法について説明する。
まず、図2に示すごとく、ベースプレート9の上面に熱伝導性樹脂10を形成したものの上方から、例えば銅などの導電性の良い金属からなるリードフレーム18を張り合わせ、図3に示すような状態にする。このとき、リードフレーム18の上面とベースプレート9の下面とを金型でプレスすると同時に熱を加えることにより、熱伝導性樹脂10がベースプレート9の端まで押し伸ばされる。
次に、図4に示すごとく、レジスト12をリードフレーム18上に形成する。ここで、このレジスト12非形成部から露出したリードフレーム18の一部が、ランド13、ランド14となる。このとき、ランド13、14は互いに、リードフレーム18における導電パターン延長部形成部15A等により電気的に接続された状態となっている。
その後、銅からなるリードフレーム18全面に表面処理、例えば錫めっきを施す。これは、次の工程で示す部品実装工程において、ランド13、14とこのランド13、14に実装する電子部品の間の半田付け性を向上させるためである。その他、アルコール等からなるプリフラックス処理によっても、半田付け性を向上させることができる。
ここで、錫めっき工程をレジスト形成工程よりも後にしているのは、錫が半田に比べてその融点が低いためである。即ち、図5に示すごとく錫めっき19の上にレジスト12を印刷してしまうと、次の工程で示す部品実装時において、レジスト12が半田よりも融点の低い錫めっき19とともに流れてしまう。従って、錫めっき工程をレジスト形成工程よりも後にすることにより、図6に示すごとく、レジスト12が錫めっき19上に形成されることがないため、部品実装時において錫めっき19とともにレジスト12が流れてしまう心配がない。
次に、図7に示すごとく、各種電子部品16、17をランド13、14上に実装する。
その後、図7に示した切断部15Bをプレス金型等により切断することにより、図8に示すごとく導電パターン延長部15と最外周部18Aとを分離する。
このようにして、複数のランド13、14間の接続信頼性を向上させた熱伝導性基板を製造することができる。
なお、本実施の形態においては、図6に示すごとく、レジスト12をリードフレーム18上にのみ形成する方法を示したが、図9に示すごとく、熱伝導性樹脂10上にもレジスト12を形成することにより、熱伝導性樹脂10上におけるレジスト12間の隙間に埃などが溜まることに起因する電子部品間のショートを防ぐことができ望ましい。
さらに、この熱伝導性基板を他の基板に電気的に接続するような場合には、図10に示すごとく、熱伝導性基板外周からパターン端子21を基板上方に折り曲げるとともに、パターン延長部に付随するパターン延長部端子22も基板上方に折り曲げ、他の基板23に設けた端子穴24、25にパターン端子21、パターン延長部端子22を挿入し、基板23のパターンにおけるランド26、27にそれぞれ半田等により電気的に接続することができる。ここで、パターン延長部端子22はパターンを形成する金属板の不要部分を打ち抜いて形成したものであるから、パターン延長部端子22がない場合と比較して、金属板の使用効率を高めるとともに、新たにコネクタなどの電気的接続部品が不要になる。
本発明の熱伝導性基板は、複数のランド間の接続信頼性を向上させることができ、産業機器や電気自動車ユニット等の大電流を伴う機器において特に有用である。
本発明の実施の形態1における熱伝導性基板の斜視図 本発明の実施の形態1における熱伝導性基板の製造工程を示す斜視図 本発明の実施の形態1における熱伝導性基板の製造工程を示す斜視図 本発明の実施の形態1における熱伝導性基板の製造工程を示す斜視図 本発明の実施の形態1における熱伝導性基板の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1における熱伝導性基板の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1における熱伝導性基板の製造工程を示す斜視図 本発明の実施の形態1における熱伝導性基板の製造工程を示す斜視図 本発明の実施の形態1における熱伝導性基板の製造工程を示す断面図 本発明の実施の形態1における熱伝導性基板と他の基板との電気的接続方法を示す斜視図 従来の熱伝導性基板の斜視図
符号の説明
9 ベースプレート
10 熱伝導性樹脂
11 導電パターン
12 レジスト
13 ランド
14 ランド
15 導電パターン延長部

Claims (2)

  1. ベースプレートと、
    このベースプレートの上面に設けた熱伝導性樹脂と、
    この熱伝導性樹脂の内部あるいは上面と熱的に接触された導電パターンと、
    この導電パターンに設けられた第1、第2のランドとを備え、
    この第1、第2のランド間を、
    前記導電パターンと一体に成形され前記ベースプレートよりも外方に突出された導電パターン延長部により電気的に接続した
    熱伝導性基板。
  2. ベースプレートと、
    このベースプレートの上方に設けた導電パターンと、
    この導電パターンに設けた第1、第2のランドとを備え、
    この第1、第2のランド間を、
    前記導電パターンと一体に成形され前記ベースプレートよりも外方に突出された導電パターン延長部により電気的に接続した
    電気伝導性基板。
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