JPH11272810A - コネクターに内蔵されていてスマートカードの有無を検出する小型電気スイッチ - Google Patents

コネクターに内蔵されていてスマートカードの有無を検出する小型電気スイッチ

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JPH11272810A
JPH11272810A JP10363179A JP36317998A JPH11272810A JP H11272810 A JPH11272810 A JP H11272810A JP 10363179 A JP10363179 A JP 10363179A JP 36317998 A JP36317998 A JP 36317998A JP H11272810 A JPH11272810 A JP H11272810A
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switch
fixed contact
contact
fixed
central
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JP10363179A
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Herve Bricaud
エルベ・ブリコード
Fabrice Valcher
ファブリス・バルシェール
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ITT Manufacturing Enterprises LLC
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0013Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
    • G06K7/0056Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers housing of the card connector
    • G06K7/0069Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers housing of the card connector including means for detecting correct insertion of the card, e.g. end detection switches notifying that the card has been inserted completely and correctly
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06K7/0013Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
    • G06K7/0021Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers for reading/sensing record carriers having surface contacts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ機能を果たす能動部分を含めて全体
が従来のものに比べて非常に薄く、引き外しの信頼性及
び正確性に秀でたスイッチを提供する。 【解決手段】 固定接点(38, 148) 及び点状の中央固定
接点(40, 150) が配置されていて、引き外し機構を収容
する空洞が形成されているスイッチユニットから成るス
イッチを提供する。このスイッチは、側方の固定接点(3
8, 148) 及び中央の固定接点(40, 150) が同一の伝導性
材料板(160) から切り出した2本の細長い条片(38, 40)
から形成され、両条片の下面(164, 175)が共面で、中央
の固定接点条片(40)は点状の中央固定接点(150) を有し
ていて、中央部が下方に向かって垂直に湾曲して、中央
固定接点(150) を側方の接点(148) に対して垂直方向下
方にずらし、絶縁材料の支持体(100) の成形後に折り曲
げることにより自由な接続端が形成されることを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コネクターに内
蔵されていて、読み書き装置内に接触型集積回路カード
とも呼ばれるスマートカードが存在しているか否かを検
出する小型電気スイッチに関する。
【0002】この発明は、文書WO−A−95/332
44に記載されている種類のスイッチに特に関連してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、ス
イッチ機能を果たす能動部分を含めて全体が従来のもの
に比べて非常に薄く、引き外しの信頼性及び正確性に秀
でたスイッチを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、固定接点を
支える支持体を構成するスイッチユニットが設けられて
いる種類のスイッチである接触式スイッチに特に関連し
ている。支持体は上面で開口している空洞を有してい
て、底面に細長い固定接点と中央の点状固定接点とを有
している。支持体は半球形の引き外し機構を収容する。
半球形の引き外し機構は作動装置の働きで作用位置に向
かって弾性変形する。作動装置は引き外し機構の中央部
に作用して、側方の固定接点と中央の固定接点とを電気
的に接続する。即ち、引き外し機構は下面が側方の固定
接点に常に摺動接触していて、作用位置に到達すると、
中央部が中央の固定接点に接触する。支持体はモールデ
ィングにより固定接点を被覆するように絶縁材料で形成
されている。固定接点はこの絶縁材料性の支持体内を長
手方向に延びていて、支持体から突出した部分がスイッ
チの接続端を構成している。
【0005】公知の接触式スイッチの用途では、作動装
置はほぼ垂直方向に押圧するもので、この動作が正確で
ある必要はない。
【0006】接触式スイッチをスマートカードコネクタ
ーに内蔵し、作動装置に弾性変形制御刃を設ける場合、
弾性変形制御刃は一端がコネクターに属するスイッチの
カバーに埋め込まれていて、他端が引き外し機構に係合
している。この他端には弾性変形制御刃と一体に形成さ
れていて、弾性変形制御刃に作用する作動レバーが設け
られている。作動レバーはスマートカードにより加えら
れる作動力に応じてスマートカードの面に平行な軸を中
心に揺動する。スイッチの引き外し動作に関する許容誤
差及び精度は非常に厳しい。誘導手段の取り付けや、ス
マートカードのコネクターに対する位置が、特に、垂直
方向にずれている場合、カードの位置がコネクターの上
面に対して0.45mmの範囲を超えて上方にずれてい
ても、スイッチの引き外しが保証されなければならな
い。
【0007】更に、スイッチ及びコネクターの厚さは、
せいぜい1.25mmであることが望ましい。即ち、ス
イッチ及びコネクターは、様々なコンポーネントと共に
プリント回路基板に取り付けられるが、他のコンポーネ
ントの最大の厚さ未満であることが望ましい。
【0008】この目的のために、この発明では次のよう
なコネクターが提供される。側方固定接点及び中央固定
接点が共に同一の伝導板から切り取った2本の細長い条
片から形成される。両条片の下面は共面である。中央の
固定接点片は中央部に点状の中央固定接点を有してい
て、垂直方向を下方に向かって湾曲し、点状の中央固定
接点を側方接点に対して垂直下方にずらす。未使用接続
端は絶縁材料のモールディングにより支持体が形成され
てから両接点を折り曲げることにより形成される。
【0009】上記以外のこの発明の特徴を以下に列挙す
る。
【0010】(a) 側方接点条片及び中央接点条片は、厚
さがいずれも0.17mmであり、中央接点条片は側方
接点条片に対して0.1mmだけ垂直にずれている。
【0011】(b) 絶縁材料製の支持体の下面から側方接
点の頂点までの距離は0.4mmである。
【0012】(c) 引き外し装置は、休止時の厚さが0.
2mmである。
【0013】(d) 引き外し装置は底面が長方形状の輪郭
をしている半球状の角錐台であり、長辺はスイッチの長
手方向軸を横切る方向に位置している。
【0014】(e) スイッチは上面に開口を有していて、
作動レバーは作動位置ではこの開口内に退避する。
【0015】(f) 絶縁材料製の支持体の上面には開口し
た複数の空洞が隣接して形成されていて、粘着性の密閉
膜により閉じられている。
【0016】(g) カバーは後部と、この後部に隣接した
前部とから成る空洞が上部壁により内部に形成されてい
る。絶縁支持体の孔を貫通して垂直に延びる締め付けス
タッドをかしめることによりスイッチユニットがこの空
洞の後部に固定されている。後端の孔を貫通して垂直に
延びるスタッドをかしめることにより、作動装置の後端
を埋め込む後端が空洞の前部に固定されている。ここか
ら作動装置が後部から前部にスイッチユニットの上面の
上で長手方向に延びている。
【0017】(h) カバーはスマートカードを読み書き装
置に接続する電気コネクターの固定接点を有する絶縁製
の支持体の一部である。
【0018】(i) スイッチの両接続端子は、コネクター
の接点刃の接続端に平行であり、接点刃の接続端相互間
に設けられた横方向の間隔に等しい間隔で互いに横方向
に離隔している。スイッチの一方の接続端は隣接した接
点刃の接続端から横方向に離隔している。
【0019】(j) 作動レバーの未使用端はスイッチの一
方の接続端の上方に延びていて、作動装置が導体材料で
形成されていて、接続タブが作動レバーの未使用端と一
直線上にあり、しかも長手方向で対向しているので、作
動装置がコネクターの付加的な接点刃を構成している。
【0020】この発明の前記以外の特徴及び長所は、添
付図面を参照して以下の詳細な説明を読めば明らかであ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図18には、図示していな
いスマートカードが読み書き装置内の挿入路終端位置で
ある作動位置に存在しているか否かを検出する常開電気
スイッチ30が示されている。
【0022】スイッチ30は個別部品として図示されて
いる。即ち、このスイッチ30には、例えば、文書WO
−A−95/33243に記載されているように、スイ
ッチ30自体がスマートカード接続用コネクターに組み
込まれると、コネクターの固定接点を支持する必須不可
欠の部分になる絶縁材料製のカバー32が設けられてい
る。
【0023】以下では簡明のために、スイッチ30をカ
バー32と共に単独で説明し、コネクターの説明はこれ
を省略する。
【0024】スイッチ30は主に下部のスイッチユニッ
ト34から成る。このスイッチユニット34は、引き外
し機構36を有している。この引き外し機構36は、下
部のスイッチユニット34と上部のカバー32との間に
垂直に挟まっている作動装置42の作動により、2本の
固定接点条片38、40の一部を構成する2個の固定接
点148、150に係合する。
【0025】図1〜図5に示されているように、カバー
32はほぼ直方体の形状をした中空の絶縁プラスチック
片である。カバー32は平らな上面44と、陥没した前
端部46とを有している。この段のある構成により、チ
ップの接点パッドを有するスマートカード(図示せず)
の面が前端部46を通過して平らな上面44の上に載
り、スマートカード自体の前端部の横断面が平らな上面
44から垂直に突出している肩部50の横断面48に当
接して、スイッチ30に対するスマートカードの長手方
向の位置が決まる。
【0026】スマートカードを垂直に挿入する装置にこ
のスイッチを用いる場合、即ち、スマートカードをスイ
ッチの面に対して垂直に挿入する装置にこのスイッチを
用いる場合には、肩部50は不要であり、スイッチはカ
ードの有無を検出する機能と、挿入行程の終わりを検出
する機能とを有していれば良い。
【0027】カバー32の上面には肩部50の近くに長
方形の開口52が形成されている。開口52は下方に向
かって垂直に延びて、内部空間64、66に連通してい
る。内部空間64、66は、図5に示したように、垂直
に下に向かって開口していて、平行な長手方向の両側壁
56と、これを横切る前端壁58及び後端壁60とによ
り形成されている。
【0028】内部空間64、66は、後端壁60と中間
リブ62との間に形成されている後部の内部空間64、
中間リブ62と前端壁58との間に形成されている前部
の内部空間66から成り、後部の内部空間64はカバー
の長手方向に沿った寸法がカバーの長手方向を横断する
方向の寸法よりも大きく、前部の内部空間66はカバー
の長手方向に沿った寸法がカバーの長手方向を横断する
方向の寸法よりも小さい。
【0029】後部の内部空間64はスイッチユニット3
4を収容し、前部の内部空間66は作動装置42を固定
するための固定部67を収容している。
【0030】スイッチユニット34を固定するために、
3本のスタッド68が後部の内部空間64の底から下に
向かって垂直に延びている。これらのスタッド68は三
角形に配置されていて、スイッチユニット34の絶縁材
料で形成された支持体100に設けられた3つの相補的
な貫通孔70に挿入される。挿入後にスタッド68の未
使用端をホットクリンプする(かしめる)ことによりス
イッチユニット34は後部の内部空間64内の正規の位
置に固定される(図15及び図17参照)。
【0031】同様に、3本のスタッド72が前部の内部
空間66の底71から下方に向かって垂直に延びてい
る。これらのスタッドは三角形に配置されていて、作動
装置42の固定部67に設けられた3つの相補的な孔7
3に挿入されて、位置調整締め付けスタッド72の未使
用端をホットクリンプする(かしめる)ことにより作動
装置42は固定されている(図17参照)。
【0032】後部の内部空間64内のスイッチユニット
34の位置を調整する支持面は、後部の内部空間64の
底と共面である3つの平面区域74から成る。スタッド
68はこの区域から延出している。
【0033】作動装置42は、固定部67の上面69が
平らな底71に支えられるように、固定部67が前部の
内部空間66内に垂直に填め込まれる。
【0034】このようにして作動装置42を前部の内部
空間66内に固定してから、スイッチユニット34を後
部の内部空間64に取り付けて、固定する。
【0035】作動装置42は、図6及び図7に特に詳し
く示したように、例えば、文書WO−A−95/332
44により知られている一般的な形状をしているが、固
定部67だけは別である。固定部67は90°折り曲げ
ないで済むように特別に設計されているので、スイッチ
の高さを低くすることができるだけでなく、容易に曲げ
ることができるようになっている。作動装置42は、金
属板のように弾性変形可能な材料の板を切断してから折
り曲げて形成された単一要素である。
【0036】作動装置42は固定部67の他に制御刃8
0を有している。制御刃80は固定部67の面に平行に
前方に向かって長手方向に延びている。但し、制御刃8
0はカバー32に形成されている陥没した前端部46に
対応して根本がS字形状に折れ曲がっているので、固定
部67の面に対して上方に垂直にずれている。この湾曲
部86は湾曲形状が傾斜面45の部分の断面形状に一致
していて、凸状作動部84のある未使用端82で終了し
ている。凸状作動部84の凸面は、スイッチユニット3
4に向かって垂直に下方を向いている。
【0037】図6に関して、制御刃80の下方に向かう
垂直運動は湾曲部86のたわみにより生じる。たわみは
スマートカードの挿入時にスマートカードが作動ペダル
88に作用することにより生じる。作動ペダル88は傾
斜板90を有している。傾斜板90は長手方向アーム9
2の前部未使用端に配置されている。作動ペダル88、
傾斜板90、長手方向アーム92が作動レバーを構成し
ている。作動レバーは分岐部94により制御刃80の中
央部に接続されている。
【0038】図1に示す取り付け位置では、傾斜板90
を有する作動ペダル88は、開口52を垂直に貫通し
て、カバー32の平らな上面44から突出している。
【0039】以上にこの発明に固有の特徴に限って作動
装置42を説明したが、作動装置42が有する上記以外
の特徴及び長所は、文書WO−A95/33244に記
載されているので、詳細についてはこの文書を参照のこ
と。
【0040】3本のスタッド72をホットクリンプして
(かしめて)固定部67を留めることにより、埋め込む
場合と同様に固定部67を決まった位置にしっかりと固
定することができるので、制御刃80と長手方向アーム
92とから成るアセンブリは、弾性ビームのように湾曲
する。
【0041】図6及び図7に示すように、固定部67に
は湾曲部86の両側に長手方向スロット96が形成され
ているので、作動装置42の全長を延長させることな
く、作動装置42の弾性的に湾曲する部分の長さを延ば
すことができる。3個の孔73の内の2個の孔には長手
方向に延びた平坦部が形成されている。この平坦部は、
3本のスタッド72の内の2本に形成されている長手方
向に延びた平坦部(図5参照)に対応している。
【0042】図21及び図22を参照して以下に説明す
るように、常閉スイッチでは、作動揺動機構が揺動する
ように、後部の内部空間64の底には開口52の近くに
ヨーク98が2個形成されている。
【0043】以下に図8〜図11を参照してスイッチユ
ニット34を詳述する。
【0044】スイッチユニット34は、固定接点を支持
する絶縁材料製の支持体100から成る。支持体100
は平らで平行な上面102及び下面104により垂直方
向が制限された薄い長方形状の板である。
【0045】支持体100は、長手方向の両側部が2枚
の長手方向に延びる平行な対向壁106により形成され
ていて、前後の端面が後端面108及び前端面110に
より形成されている。
【0046】図10に示すように、後部の一点鎖線A−
A及び前部の一点鎖線B−Bの間にスイッチユニット3
4の中心部が形成されている。
【0047】3個の貫通孔70の内の2個は、スイッチ
ユニット34を後部の内部空間64内に取り付けるもの
で、線A−Aと後端面108とにより長手方向が規定さ
れている支持体100の後部に形成されていて、第三番
目の貫通孔70は線B−Bと円筒状の突出部112を有
する前端面110とにより長手方向が規定されている支
持体100の前部に形成されていている。円筒状の突出
部112は、この第三番目の貫通孔70を取り囲むよう
にして長手方向に突出している。
【0048】スイッチユニット34、即ち、支持体10
0は、線A−Aと線B−Bとに挟まれた中央部に空洞1
14を有している。空洞114は底が平らな水平底11
6で形成されていて、この底から垂直に上に向かって延
び、上面104で開口している。
【0049】上から見ると、空洞114は外形がほぼ長
方形状をしていて、2個の長い横断端である後端壁11
8及び前端壁119と2枚の短い側端壁120とにより
形成されている。
【0050】公知の一般的な構成に従って、固定接点1
48、150が空洞114の中に配置されている。
【0051】この実施形態では、空洞114に公知の形
状の引き外し機構36が収納されている。引き外し機構
36は底面が長方形をしている角錐台の単安定ドームで
あり、未使用な状態では、図12に示すように、全体の
厚さがほぼ0.2mm、底面の外形37が空洞114の
四辺を構成する壁118、119、120、120と相
補的である。
【0052】支持体100は上面104に空けられた小
さな空洞124を空洞114の前端壁119の近くに有
している。この小さな空洞124は線B−Bと前端壁1
19との間の領域に形成されている。
【0053】小さな空洞124の目的は、カードが適切
に位置してカバー32の平らな上面44に支えられたと
きに、作動位置にある作動ペダル88を退避させること
にある。
【0054】止まり穴である空洞114及び124は、
いずれも線A−Aと線B−Bとの間に位置し、相互に連
通していて、スイッチユニット34の電気的に作動する
部品、即ち、固定接点148、150、引き外し機構3
6を収容している。一方、貫通孔70は線A−Aと線B
−Bとで挟まれた中央領域から外れて配置されている。
線A−Aと線B−Bとで挟まれた中央領域から外れた
前方及び後方の両共面端部領域は、スイッチユニット3
4の設置面として機能する。スイッチユニット34は、
カバー32の後部の内部空間64の底に形成された平面
区域74である両共面端部領域により支えられる。従っ
て、引き外し機構36の組み込みの際には、接着剤皮膜
126の厚さの許容範囲を考慮する必要がないから、こ
の構成により寸法の安定性が増す。
【0055】従って、スイッチユニット34の中央の作
動領域を、図8に示す張り合わせ位置で接着剤皮膜12
6により確実に密封することができる。この接着剤皮膜
126は幅が線A−Aと線B−Bとの間の距離にほぼ等
しい。
【0056】この構成により接着剤皮膜126を正確な
形状に切断する必要がなくなるので、製造及び組立を容
易に自動化することができる。
【0057】空洞114を形成する上面104の両側方
条片128は幅が狭いので、接着剤皮膜126をウエブ
から切断する際には支持体100の幅よりも長めにし、
支持体100の両側からはみ出した部分をそれぞれ折り
曲げて折り曲げ側部130を構成し、この折り曲げ側部
130を平らな長手方向の側部106に接着することが
好ましい。
【0058】折り曲げ側部130が長手方向の側部10
6と、スイッチユニット31を収容する後部の内部空間
64の側部を構成する長手方向に形成された内側面13
1とにより機械的に締め付けられることにより密封の信
頼性が確保される。
【0059】図15〜図18に示すように、カバー32
から突出した部分のスタッド68、72の未使用端をか
しめて、カバー32と、スイッチユニット34及び作動
装置42とを固定するので、スイッチ全体の厚さを最適
にすることができる。
【0060】スイッチ30の全体的な厚さは主にスイッ
チユニット34の全体的な厚さにより決まるのである
が、スイッチユニット34の厚さ自体は、引き外し機構
36の厚さと、この引き外し機構36と協働して能動切
り替え機能を果たす固定接点条片38、40を支持する
支持体100の厚さとにより決まる。
【0061】この発明によれば、引き外し機構36及び
支持体100は、いずれも厚さを最小にすることができ
る。
【0062】以上に述べたように、引き外し機構36は
静止位置では厚さは僅か0.2mmである。
【0063】固定接点条片38、40は厚さが僅か0.
17mmなので、接続用の突出部は最小の剛性しか有し
ていない。両接続部はスイッチを収容しているプリント
回路基板又はスイッチを内蔵しているコネクターに半田
付けされている。
【0064】空洞114の内部に配置されている固定接
点条片38の側方の固定接点148(図13参照)と固
定接点条片40の中央のディスク状固定接点150との
高さの差に応じて、両固定接点条片38、40の周囲を
覆ってモールドされる絶縁プラスチック149(図17
参照)の最小の厚さが決まる。この例では固定接点14
8とディスク状固定接点150との高さの差は0.1m
mに等しいので、絶縁プラスチック149の最小の厚さ
は0.13mmである。
【0065】従って、下方の上面104から側方の固定
接点148の頂点までの高さは0.4mmに等しい
(0.13+0.17+0.1)。
【0066】休止状態のスイッチの「能動部」の全体的
な厚さ又は高さは、引き外し機構の高さに対応して、
0.4mm+0.2mm=0.6mmの高さに等しい。
【0067】能動部の全体がこの程度の厚さのスイッチ
を内蔵したコネクターであれば、コネクター全体の厚さ
をコネクター自体が載るプリント回路基板の上面からス
マートカードの下面までの厚さに等しくすることができ
る。従って、コネクター全体の厚さは、スイッチユニッ
ト34を収容するコネクターの絶縁支持体の空洞が作動
装置42とスマートカードとの間に挿入される絶縁材料
製の上壁を有している場合には1.25mmであり、コ
ネクター内の空洞に上方の開口が設けられている場合
(即ち、スマートカードがコネクターの上を滑動する面
と作動装置42の頂点とが休止位置において面一である
場合)には1mmである。
【0068】前記のように最小の厚さにすることができ
ること以外にも、固定接点148、150は、非常に簡
単で、非常に正確で、寸法が安定であると言う長所を有
しているので、製造誤差を最小化することかできる。こ
れに対して、従来の技術では、側方及び中央の各接点の
折り曲げなどにより製造誤差が蓄積されていくので、ス
イッチを薄くすることかできない。
【0069】次に、図13、図14、図23〜図27を
参照して、固定接点条片38、40をスイッチユニット
34に取り付ける場合を含めて、両条片を詳しく説明す
る。
【0070】両固定接点条片38、40は、図23に示
したように、一枚の伝導性材料板160を切断し、切断
した板を折り曲げて製造する。
【0071】図13及び図14に示したように、側方の
固定接点条片38は上面162と下面164とが平行で
ある。
【0072】前方の長手方向未使用端166はスイッチ
を半田付けによりプリント回路基板に接続するための突
出タブを構成する。支持体100を形成してから、前方
の長手方向未使用端166を折り曲げて、プリント回路
基板の高さにする。
【0073】従って、前方の長手方向未使用端166
は、固定接点を支持する支持体100の製造処理には含
まれない。
【0074】引き外し機構36と固定接点148とが旨
く線接触するように、側方の固定接点条片38を切り取
る際に、打抜きにより丸みを帯びた部分168を形成し
ておくことが好ましい。
【0075】固定接点条片38の製造に含まれる唯一の
製造誤差は、固定接点条片38を切り出すための金属の
厚さの製造誤差だけであるから、僅かに数ミクロンであ
る。
【0076】中央の固定接点条片40の後方の長手方向
端170及び前方の長手方向端172は、共に側方の固
定接点条片38と同一面上に位置している。即ち、中央
の固定接点条片40の上面174及び下面175は、 側
方の固定接点条片38の上面162及び下面164と共
面である。上下の両面は両固定接点条片38、40を同
時に切り出した金属板の表裏の面に対応している。
【0077】中央の固定接点条片40は下方に曲がった
湾曲部176を有しているので、中央のディスク状固定
接点150の上面の水平面は側方の固定接点148の固
定接点169よりも下方に向かって垂直にずれている。
【0078】このずれにより引き外し機構36の撓みが
増大するので、引き外し機構36の適切な動きにとって
特に有利である。
【0079】ドーム状の引き外し機構36と中央のディ
スク状固定接点150との電気的接触を確実に達成する
ために、中央の固定接点条片40は中央部の上面領域1
82が他の部分よりも薄く形成されている。即ち、中央
の固定接点150の上面からその裏側の下面までの厚さ
は、正確に金属板の厚さに等しい。この非常に高い精度
は絞り加工により達成される。
【0080】領域182は平坦化されて薄くなっている
ので、引き外し機構36は静止状態では固定接点条片4
0、150から確実に離隔して、両者から電気的に絶縁
している。
【0081】中央の固定接点150の上面から領域18
2までの深さの製造誤差は、能動部やスイッチユニット
34の全体の厚さには含まれない。この平坦部の形成は
実際上一つの別工程である。
【0082】両条片を包んで成形された絶縁材料製の支
持体100から長手方向に突出している固定接点突出部
148は、この成形処理の後に折り曲げられるので、固
定接点突出部148の形成はスイッチユニット34の製
造処理には含まれない。
【0083】従って、中央の固定接点条片40の形成に
含まれる製造誤差は、湾曲部176の折り曲げ誤差と金
属の厚さの誤差のみであり、ほぼ1ミリメートルの数百
分の1である。
【0084】両接点条片、即ち、側方の固定接点条片3
8及び中央の固定接点条片40は共に同一金属板から同
時に切り出されるので、金属板の交換により金属板の厚
さが許容範囲内で変化したとしても、ある一つのスイッ
チに用いられる両条片間に厚さの差はない。スイッチユ
ニット34の能動部に関して両固定接点により導入され
る誤差は、金属板の厚さと湾曲部176の折り曲げの二
つの範囲でしか生じない。
【0085】更に、前方の長手方向未使用端166、1
84及び後方の長手方向未使用端170、173は、切
断前は図23に示したようにいずれも伝導性材料の板1
60の前端又は後端のいずれかに連通しているので、各
長手方向未使用端が確実に面一になるようにスイッチユ
ニット34を成形することができるだけでなく、以後の
製造処理(コーティング、成形、組立、突出部の仕上
げ、コネクターの組立、その他)のための切断後でも各
長手方向未使用端は確実に面一になる。
【0086】スマートカードコネクター用挿入完了スイ
ッチは、厚さの点で、カードの凹凸による制約をも満た
さなければならない。カードの凹凸はISO7811−
A標準により規定されている。
【0087】即ち、横断面48から薄い前端部46を規
定する傾斜面45までの長手方向の最大距離Dがほぼ8
mm、平らな上面44から前端部46までの垂直方向の
差が0.6mmでなければならない(図4参照)。
【0088】この8mmの長さの長手方向に沿って、作
動装置42、スイッチユニット34の前部付属装置、引
き外し機構36を収容する空洞114、後部付属装置、
接着剤皮膜126の接着要領域が配置される。
【0089】これらの配置を最適化するために、引き外
し機構36の長手方向の軸A1を横断面48に平行に、
即ち、作動装置42及びスイッチユニット34の長手方
向軸に垂直に配置して、長方形の引き外し機構36の短
辺が距離Dに含まれるようにする。この配置により、ス
イッチの突出部の軸がカードの止めとして機能する横断
面48に垂直になり、関連したコネクターの接点の突出
部に平行になるので、前方の長手方向未使用端166、
184の最適な構成となる(図19及び図20の実施例
では166′、184′)。
【0090】引き外し機構36を収容する空洞114
は、外形が長方形であり、引き外し機構36が載ってい
る固定接点148の上面までの深さが0.2mmであ
る。
【0091】従って、線A−A及び線B−Bに挟まれた
領域における上面104の周辺部は、0.6mmと言う
スイッチユニットの能動部の最大の高さを増加させるこ
となく機械的に強化されている。
【0092】図19及び図20に示す別の実施例では、
固定接点条片38、40を包んで成形されるスイッチユ
ニット34の支持体100は、接続用に前方の長手方向
未使用端166′、184′を有している。
【0093】この目的のために、突出部がどの向きに配
置されていようとも、標準的なコンポーネントを使用で
きるように、前端壁58の下面には図5に示すように切
欠き200が形成されている。
【0094】図21及び図22に常閉スイッチの実施例
を示す。
【0095】これまでに説明してきた常開スイッチとの
主な違いは、作動装置42の作動レバーがWO−A−F
R−95/93244に教示されているように作動ペダ
ル90を構成する揺動機構200により作動することで
ある。揺動機構200の形状及び作動の詳細と、常開常
閉の両スイッチの一般的な作動様式については、WO−
A−FR−95/93244を参照のこと。
【0096】この発明では、幅が非常に短いスイッチを
用いることができる。スイッチの幅は短いだけでなく、
引き外し機構36の長方形状の外形の最大寸法よりも僅
かに大きいだけである。
【0097】スイッチの幅全体は、側壁56の側面を含
めて、5.08mm未満であるから、前方の長手方向未
使用端166、184を配置する際に2.54mmの標
準的な間隔「p」を両者間に設けることができる。即
ち、スイッチを内蔵するコネクターの接点刃の接続端相
互の間隔で前方の長手方向未使用端166、184を配
置することができる。
【0098】幅が小さく、前方の長手方向未使用端16
6と184との間隔が2.54mmであるから、スイッ
チユニットを図28〜図31に示すようにしてコネクタ
ー300に内蔵することができる。従って、前方の長手
方向未使用端166、184はコネクターの接点刃30
4の接続端302と共に同じ間隔で横に並んで配置され
るから、空間の損失はない。
【0099】殆どの用途では、対になってスマートカー
ドに配置された5個又は6個又は7個の接点領域が用い
られている。
【0100】一般に、カード上には8個の標準的な接点
領域がある他に、「未使用」の接点領域が少なくとも1
個ある。この未使用の接点領域の反対側にはコネクター
の接点刃を設けることができない。この構成により、ス
イッチを内蔵し、5個又は7個の接点刃を有するコネク
ターを提供することが可能になる。「未使用」領域の側
でカード上に並んでいる残りの接点領域は、スイッチを
介してプリント配線基盤のトラックに電気的に接続され
る。
【0101】作動装置42が導体で形成されている限
り、固定部67を接続タブ306により延長して、スイ
ッチを有するコネクターの付加的接点である作動装置4
2を用いることかできる。この構成により、作動装置4
2はスイッチを作動させる装置としての第一の機能を果
たす他に、いわゆるMICROSIM標準に基づくカー
ドが垂直に挿入されて、チップ上の接点領域が作動ペダ
ル88を「押圧」すると、チップ上の接点領域に接続す
る接点刃としての第二の機能を果たす。
【0102】付加的な突起も接続端302相互と同じ間
隔で横方向に並んで設けられている。
【0103】この発明により、6個又は8個の信号接点
刃が2.54mmの間隔で対になって並んでいる従来の
コネクターの全体的なサイズに厚さ以外が対応している
非常に小さいスイッチを内蔵し、従来のコネクターとは
異なり側方に突出部を有していないコネクターが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の教示に基づくスイッチの実施例の前
部を斜め上から見た平行透視上面図である。
【図2】図1のスイッチの平行透視底面図である。
【図3】図1及び図2に示したスイッチの3つの主要コ
ンポーネントを分解して示す平行透視図である。
【図4】図1及び図3に示したスイッチのカバーの平行
透視上面図である。
【図5】図4のカバーの平行透視底面図である。
【図6】スイッチの作動装置を拡大して示す平行透視上
面図である。
【図7】図6の作動装置の平行透視底面図である。
【図8】スイッチのスイッチユニットを拡大して示す平
行透視上面図である。
【図9】スイッチユニットの平行透視底面図である。
【図10】図8のスイッチユニットからスイッチの引き
外し機構を収容するハウジングを密閉して保護する膜を
取り除いて示す平行透視上面図である。
【図11】図10のスイッチユニットから引き外し機構
を取り除いて示す平行透視上面図である。
【図12】スイッチの引き外し機構の平行透視図であ
る。
【図13】スイッチユニットの2個の固定接点を前方の
斜め上から見た拡大平行透視上面図である。図13B
は、図13Aの線13A−13Aに沿った断面図であ
る。図13Cは、図13Aの線13B−13Bに沿った
断面図である。
【図14】図13の2個の固定接点の平行透視底面図で
ある。
【図15】この発明のスイッチの作動装置の作動レバー
の長手方向軸に沿った休止位置にあるこの発明のスイッ
チの断面を拡大して示す図である。
【図16】作動位置にある図15のスイッチの断面を拡
大して示す図である。
【図17】スイッチの作動装置の制御刃の長手方向の中
心軸に沿った休止位置にあるこの発明のスイッチの断面
を拡大して示す図である。
【図18】作動位置にある図17のスイッチの断面を拡
大して示す図である。
【図19】この発明に基づくスイッチの別の実施例の拡
大底面図であり、これまでの図に示した実施例とは突出
部である接続タブの向きが相違している、
【図20】図19の線20−20に基づく断面図であ
る。
【図21】前記のスイッチの別の実施例を示す図15及
び図16に類似して、通常は閉じているスイッチの休止
位置及び開いている作動位置を示す図である。
【図22】前記のスイッチの別の実施例を示す図15及
び図16に類似して、通常は閉じているスイッチの休止
位置及び開いている作動位置を示す図である。
【図23】固定接点の周囲にスイッチユニットの絶縁体
を成形している状態を示す上面図である。
【図24】図23の線27−27に沿った断面図であ
る。
【図25】図23の線27−27に沿った断面図であ
る。
【図26】図23の線27−27に沿った断面図であ
る。
【図27】図23の線27−27に沿った断面図であ
る。
【図28】非常に小さいコネクターに内蔵される、この
発明に基づくスイッチの例を示す上面図である。
【図29】図28のコネクターの投射図である。
【図30】図28のコネクターの底面図である。
【図31】スイッチユニットが示されていない図30に
非常に類似している。
【符号の説明】
30 … スイッチ 31、34 … スイッチユニット 32 … カバー 36 … 引き外し機構 37 … 底面の外形 38、40 … 固定接点条片 42 … 作動装置 44 … 上面 45 … 傾斜面 46 … 前端部 48 … 横断面 50 … 肩部 52 … 側壁 58 … 前端壁 60 … 後端壁 62 … 中間リブ 64 … 後部の内部空間 66 … 前部の内部空間 67 … 固定部 68、72 … スタッド 69、104、162、174 … 上面 70 … 貫通孔 71 … 底 73 … 孔 74 … 平面区域 80 … 制御刃 82 … 自由端 84 … 凸状作動部 86 … 湾曲部 88 … 作動ペダル 90 … 傾斜板 92 … 長手方向アーム 94 … 分岐部 98 … ヨーク 100 … 支持体 106 … 長手方向の側部 108 … 後端面 110 … 前端面 112 … 円筒状の突出部 114 … 空洞 116 … 平らな水平底 118 … 後端壁 119 … 前端壁 120 … 側端壁 124 … 小さな空洞 126 … 接着剤皮膜 128 … 側方条片 130 … 折り曲げ側部 131 … 内側面 148 … 固定接点 149 … 絶縁プラスチック 150 … 固定接点 160 … 伝導性材料の板 164、175 … 下面 166、184 … 前方の長手方向自由端 168 … 丸みを帯びた部分 169 … 固定接点 170、173 … 後方の長手方向端 172 … 前方の長手方向端 176 … 湾曲部 182 … 領域 200 … 切欠き 300 … コネクター 302 … 接続端 304 … 接点刃 306 … 接続タブ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気コネクターに内蔵されていてスマー
    トカードが読み書き装置内に存在しているか否かを検出
    する電気スイッチであり、この電気スイッチがスイッチ
    ユニット(34)を有し、このスイッチユニット(34)が固定
    コンタクト(148, 150)を支持する支持体(100) を構成
    し、この支持体(100) は上面(102) で開口している空洞
    (144) の境界を定め、底には細長い固定接点(38, 148)
    と点状の中央固定接点(40, 150) とが載置され、作動装
    置(42)の働きにより作用位置に向かって弾性変形するド
    ーム状の引き外し機構(36)を収容し、作動装置(42)は引
    き外し機構(36)の中央部に作用して、側方の固定接点と
    中央の固定接点との間に電気接続を達成し、側方の固定
    接点には引き外し機構(36)が下方の外形により永久接続
    されていて、引き外し機構(36)の中央部が作用位置で中
    央の固定接点に接触し、支持体(100) が固定接点を包み
    込むようにして成形され、固定接点は絶縁支持体(100)
    を長手方向に貫通して延びてスイッチ(30)の2本の接続
    端(166, 184)を構成し、作動装置には弾性変形し、第一
    端がスイッチのカバー(32)に埋め込まれていて、第二端
    (84)が引き外し機構(36)に係合する制御刃(80)と、この
    制御刃と一体に形成された作動レバー(92)とが設けられ
    ていて、この作動レバー(92)が制御刃(80)に作用し、カ
    ードにより加えられる作動力に応じてカードの面に平行
    な軸を中心に揺動するものにおいて、側方の固定接点(3
    8, 148) 及び中央の固定接点(40, 150) が同一の伝導性
    材料板(160) から切り出した2本の細長い条片(38, 40)
    から形成され、両条片の下面(164, 175)が共面で、中央
    の固定接点条片(40)は点状の中央固定接点(150) を有し
    ていて、中央部が下方に向かって垂直に湾曲して、中央
    固定接点(150) を側方の接点(148) に対して垂直方向下
    方にずらし、絶縁材料の支持体(100) の成形後に折り曲
    げることにより自由な接続端が形成されることを特徴と
    する電気スイッチ。
  2. 【請求項2】 側方の接点条片(38)及び中央の接点条片
    (40)はいずれも厚さが0.17mmに等しく、 側方の
    接点(138) 及び中央の接点(150) の両接点の垂直方向の
    ずれは0.1mmに等しいことを特徴とする直前の請求
    項に記載のスイッチ。
  3. 【請求項3】 絶縁支持体(100) の平らな下面と側方の
    接点(148) の頂点との高さが0.4mmであることを特
    徴とする請求項1及び2のいずれかに記載のスイッチ。
  4. 【請求項4】 引き外し機構は休止状態では高さが0.
    2mmに等しいことを特徴とする請求項2及び3のいず
    れかに記載のスイッチ。
  5. 【請求項5】 引き外し機構は長方形の外周を有する角
    錐台のドームであり、最大寸法がスイッチ(30)の長手方
    向軸を横切る方向にあることを特徴とし、先行するいず
    れか一項の請求項に記載のスイッチ。
  6. 【請求項6】 スイッチユニット(34)は上面で開口して
    いる空洞(124) を有していて、作動レバー(92)の一部が
    作動位置で空洞に退避することを特徴とし、先行するい
    ずれか一項の請求項に記載のスイッチ。
  7. 【請求項7】 絶縁支持体(100) の上面(104) で開口し
    ている空洞(114, 124)は相互に隣接して形成されいて、
    接着剤皮膜(126) により上面の開口が閉じられているこ
    とを特徴とし、先行するいずれか一項の請求項に記載の
    スイッチ。
  8. 【請求項8】 カバーが上部壁(44)を有していて、この
    上部壁が後部(64)とこの後部(66)に隣接した前部(66)と
    を有する内部空洞の境界を定め、この内部空洞の後部に
    はスイッチユニット(32)が絶縁支持体(100) の孔(70)を
    垂直に貫通して延びる締め付けスタッド(68)をかしめる
    ことにより固定されていて、前部には作動装置の後端(4
    2, 80, 92)を埋め込むための固定部(67)が固定部(67)の
    孔(73)を垂直に貫通して延びるスタッド(72)をかしめる
    ことにより固定されていて、固定部(67)から作動装置(8
    0, 92)が垂直に延びて、スイッチユニット(34)の上面(1
    02) の上方を後ろから前に延びていることを特徴とし、
    先行するいずれか一項の請求項に記載のスイッチ。
  9. 【請求項9】 カバー(32)がスマートカードを読み書き
    装置に接続する電気コネクターの固定接点を支持する絶
    縁支持体の一部であることを特徴とし、先行するいずれ
    か一項の請求項に記載のスイッチ。
  10. 【請求項10】 スイッチの2本の接続突出端(166, 18
    4)が接点刃(304) の2つの接続端(302) に平行であり、
    接点刃(304) の両接続端(302) の間の横方向の離隔距離
    に等しい間隙(P) だけ横方向に離隔していて、スイッチ
    の一方の接続端(184) が隣接した接点刃(304) の接続端
    (302) から間隙(P) だけ横方向に離隔していることを特
    徴とする直前の請求項に記載のスイッチ。
  11. 【請求項11】 作動レバーの自由端(88)がスイッチの
    一方の接続端(184)の上方に延び、作動装置(42)が伝導
    材料製であり、接続タブ(306) を有していて、この接続
    タブが長手方向の反対側で一方の接続端(184) と並んで
    いて、作動装置がコネクター(300) の付加的な接続刃を
    構成していることを特徴とする直前の請求項に記載のス
    イッチ。
JP10363179A 1997-12-26 1998-12-21 コネクターに内蔵されていてスマートカードの有無を検出する小型電気スイッチ Withdrawn JPH11272810A (ja)

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