JPH1064638A - 電子メモリカードの接続のための電気コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、小型でコンタクトの高さを正確に
制御できる電子メモリカードを接続するための電気コネ
クタを提供すること目的とする。 【解決手段】 カードの挿入方向Ｉに平行に延在する弾
性変形可能なコンタクトブレード16を備え、各コンタク
トブレードはカード上のパッドの１つと接触する支持体
の表面20から突出している内側に湾曲したコンタクト部
分30a を有するコンタクト端部部分30と、ブレード16を
支持体12に結合する中央接続部分38と、ブレード16を処
理回路に接続する第２の端部部分34とを有しており、中
央接続部分38はヘアピン形状に折曲げられており、中央
接続部分38のＵ字形の折曲げ部分44はそのＵ字の底部が
コネクタの中央Ｐに向くように曲げられ、カードが挿入
されているときカードのパッドの中心と実質上整列して
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、読取り／書込み装
置へのカードの挿入方向と平行に主表面の１つの表面上
に整列された複数の電気コンタクトパッドを含む電子メ
モリカードと接続するための電気コネクタに関する。

【０００２】本発明は、特に、絶縁材料をモールドして
作られ、カードの挿入方向に平行な平面を有する支持体
と、カードの挿入方向に平行に延在する弾性を有する変
形可能なブレードの形状の複数の電気導体とを具備し、
各コンタクトブレードがカード上のパッドの１つと接触
するための支持体の平面から突出している第１の内側に
湾曲したコンタクト部分を有する第１のコンタクト端部
部分と、ブレードを支持体に接続する中央部分と、ブレ
ードを読取り／書込み装置の処理回路に接続するための
第２の接続端部部分とを有し、各コンタクトブレードは
挿入方向に平行に延在するタイプのコネクタに関する。

【０００３】

【従来の技術】例えば、フランス国特許FR-A-2,638,293
号明細書に記載されている既知の設計によると、各コン
タクトブレードは、絶縁材料で作られた支持体にその一
端を埋設され、この端部から長手方向に延在して内側に
湾曲した自由コンタクト端部において終端するビームの
形状である。この設計は、カード上の対応するパッドと
接触するための定められた力を与えるのに十分な弾性を
有するために必要な各コンタクトブレードの長さが大き
いために大型になる欠点を有している。

【０００４】また、ＥＰＡ０５２００８０号に記載され
たコネクタでは、各ブレードの中央部分は支持体の平面
に実質上平行に延在するヘアピン形状に折曲げられた部
分であり、自由端部がブレードの接続端部まで延在し、
支持体にブレードを固定する手段を有する第１のブラン
チと、自由端部がブレードの内側に湾曲したコンタクト
端部まで延在する第２のブランチとを備え、それら第１
と第２のブランチはＵ形の中央の折曲げ部分によって互
いに連結されている。この文献に記載された設計によれ
ば、中央の折曲げ部分はコネクタの横方向の縁部近くに
位置し、ブレードを固定する手段がコネクタの中央に向
かって配置されている。この構造は満足すべきものでは
なく、それは特に高い生産量に適合しない固定作業が必
要だからである。ＣＭＳ技術によって印刷回路板上にコ
ネクタを取り付けることはできない。

【０００５】この欠点を回避するために、フランス国特
許FR-A-2,587,549号明細書には別のコネクタ装置が記載
されているが、この装置ではブレードは第３のブランチ
を設けられ、したがって、製造および組立て作業が複雑
である。この構造は支持体の上面から上方に突出するブ
レードの内側に湾曲したコンタクト部分の高さを正確に
制御することができない欠点を有している。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電子
メモリカードを接続するための前述のような欠点を除去
した、小型で、支持体の上面から上方に突出するブレー
ドの内側に湾曲したコンタクト端部の高さを正確に制御
することのできる電気コネクタを提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この目的は、本発明の電
気コネクタによって達成される。本発明の電気コネクタ
においては、中央の折曲げ部分はコネクタの中央の方向
を向いて形成され、カードが書込み／読取り位置にある
ときカードのコンタクトパッドの中心と実質上整列して
延在するように構成されている。

【０００８】本発明の別の特徴によれば、ブレードの中
央接続部分の第１のブランチの自由端部は支持体のハウ
ジング中に埋設して固定され、第１のブランチは支持体
の表面に実質的に垂直な方向に第１のブランチが屈曲す
ることができるように支持体の表面に面して形成され、
各ブレードのコンタクト端部部分は、中央接続部分の第
１のブランチの埋設された自由端部と実質上整列してお
り、ブレードの中央接続部分の第１のブランチと向かい
合って延在しているハウジングは第１のブランチの屈曲
を制限する底部を具備し、各ブレード(16)のコンタクト
端部部分(30)はノーズ(32)まで延在し、ノーズ(32)は停
止面(74)に対して弾性的に押し付けられて支持され、絶
縁材料で形成されたカバーを具備し、それは支持体の表
面上に支持され、一連の並列した開口を有し、そのそれ
ぞれを通ってブレードのコンタクト端部部分の内側に湾
曲したコンタクト部分が突出しており、停止面が支持体
の表面と対向するカバーの内面の一部に形成されてお
り、各ブレードの接続端部部分は、ブレードの中央接続
部分の第１のブランチから支持体の側面に沿って支持体
の表面に垂直な方向に延在し、各コンタクトブレードは
実質的に一定の厚さの切断され折り曲げられた金属スト
リップの形態で形成され、ブレードのコンタクト端部部
分と接続端部部分との間に延在する特に圧縮によって厚
さｅの薄くされた中間部分を有しており、厚さｅの薄く
された部分は、第１のブランチの自由端部と第２のブラ
ンチの自由端部との間に延在しており、内側に湾曲した
コンタクト部分を有するコンタクト端部部分は、長手方
向で中央接続部分の第１のブランチと第２のブランチを
一体に接続する中央の折曲げられたＵ字形の部分と接続
端部部分との間に位置されていることを特徴とする。

【０００９】

【発明の実施の形態】本発明のその他の特徴および利点
は添付図面を参照にした以下の詳細な説明によって明ら
かになるであろう。図１乃至５に示されているコネクタ
10は本質的に、絶縁材料で作られたケースまたは支持体
12と、モールドされたプラスティックで作られたカバー
14と、一連の電気導体16とによって構成されている。

【００１０】図に見られるように、ケースまたは支持体
12は、平らな表面20の範囲を定める水平板18と、実質的
に方形の外形の側壁22とで構成されている。方形の外形
の上部表面20は、板18の上部表面20に凹部として形成さ
れた一連のハウジング24を含む。図面に示された実施例
において、コネクタは、図３および４に示された垂直な
中央平面Ｐに関して対称な通常の設計を有しており、従
って、支持体12は、対で整列されている２組の４個のハ
ウジング24を備えている。

【００１１】各ハウジング24は、平行な側壁26を有する
溝の形状を有しており、ケース12の上部表面20に平行な
平面のハウジング底部28を有しており、各ハウジング24
は、弾性的に変形可能な導電材料に作られた電気導体素
子16を受けるように設計されている。各電気導体素子16
は、切断し、折曲げられて形成されたコンタクトブレー
ドである。それらの各コンタクトブレード16は、長手方
向に延在し、その長手方向の中心線は対応するハウジン
グ24の平行な側壁26に平行で、支持体12の表面20に垂直
な平面上に位置している。

【００１２】各コンタクトブレード16は、本発明による
コネクタ10を設けられた読取り／書込み装置（図示され
ていない）中へハウジング24に平行な方向Ｉで挿入され
ることのできる電子メモリカード上の対応するパッド
（図示されていない）と接触するように設けられた内側
に湾曲した凸形のコンタクト部分30a を有するコンタク
ト端部部分30を備えている。各ブレード16の内側に湾曲
したコンタクト部分30a を有するコンタクト端部部分30
の両側の部分では、図３において右側に向けて延在する
端部部分は支持体12の表面20に実質的に平行なノーズ32
が形成されている。この機能については後述する。

【００１３】各コンタクトブレード16のコンタクト端部
部分30の図３で左側の部分は下方に向けて延在してヘア
ピン形の中央接続部分38の端部と一体的に連結され、こ
の中央接続部分38の反対側の端部は接続端部部分34と一
体的に連結されており、この接続端部部分34は上部表面
20に垂直な方向に直角に折曲げられたリード線36におい
て終端し、このリード線36によって各ブレード16は例え
ば表面装着技術等によって印刷回路板（図示されていな
い）上の導電路と接続される。コンタクト端部部分30と
接続端部部分34とを接続している各ブレード16の中央接
続部分38は、支持体12の表面20に実質的に平行な方向に
延在する第１のブランチ40と、第１のブランチ40に関し
て鋭角をなす第２のブランチ42とを含み、これらのブラ
ンチはＵ字形の中央の折曲げ部分44によって一体に連結
されている。

【００１４】この中央の折曲げ部分44は、コネクタの中
央に向けられ、すなわち、電子メモリカードが読取り／
書込み位置にあるときに実質的にチップカード上のチッ
プと一線に整列して位置される。この幾何学的配置によ
って、本発明によるコネクタは非常に小型になり、それ
が設置される印刷回路カード上で占めるスペースを非常
に小さくすることができる。すなわち、ブレード16の長
手方向におけるコネクタの長さは可能な限り短くするこ
とができる。

【００１５】第１のブランチ40の自由端部46（中央の折
曲げ部分44と反対側の端部）はブレード16の接続端部部
分34の一方の端部と連結され、中央接続部分38の第２の
ブランチ42の自由端部はコンタクト端部部分30の一方の
端部と連結されている。

【００１６】各ブレード16の第１のブランチ40の自由端
部46は埋設されて保持され、その部分を支点として中央
接続部分38、特に第１のブランチ40は、支持体12の平面
に実質的に垂直な方向Ｄに弾性的に屈曲されることがで
きる。この目的のために、端部46は、支持体の表面20に
平行であるがこの表面20に関して垂直に下方にずらされ
ている支持体12の平面部分48と、それに対向しているカ
バー14の内面52の表面部分50との間に挟まれている。

【００１７】実際に、図３および４に見られるように、
カバー14は、カバー14と共に形成され、下部表面52から
下方に垂直に延在し、また、支持体12の平坦な上部壁18
に形成された２個の対応する穴56中に受けられる２個の
スタッド54のヘッドを熱クリンプすることによってケー
ス12に固定される。スタッド54のヘッド58が熱クリンプ
された後、カバー14は支持体12上に堅固に固定され、そ
れによってブレード16の中央接続部分38の第１のブラン
チ40の自由端部46が挟まれ、その結果、それが表面48お
よび50によって限定されたハウジングにおいて埋設され
るという効果が得られる。

【００１８】ブレード16のコンタクト部分30a を含むコ
ンタクト端部部分30の通路および部分的に中央接続部分
38の第２のブランチ42の通路を構成するために、カバー
14は、ハウジング24およびブレード16と向かい合った一
連の整列された露出開口60を備えている。図１乃至５に
示されている実施例において、コネクタ10は、８個のハ
ウジング24を有するが、コンタクトブレード16は６個し
か設けられていない形式のコネクタであり、それ故、カ
バー14は平行で互いに向かい合っている対となっている
６個の露出開口60しか有していない。

【００１９】カバー14を設置する前に、各コンタクトブ
レード16は、横方向、すなわち挿入方向Ｉにほぼ平行な
方向に挿入されることによって支持体12中に設置され
る。この横方向の挿入の期間中に、各コンタクトブレー
ド16に第１のブランチ40と並列して設けられた銛型の捕
捉脚部62が支持体12の対応する溝64に押込まれる。これ
らの各捕捉脚部62は、交差部片65によって中央接続部分
38の第１のブランチ40と一体的に結合され、第１のブラ
ンチ40と実質的に平行に延在している。

【００２０】各溝64は、図５に示されているように、支
持体12と一体にモールドされた横断橋絡部66によって上
部方向が限定されている。各捕捉脚部62は、カバー14上
の周縁フランジ72の内部表面70と向かい合って、ブレー
ド16の接続端部部分34を越えて外方に突出するヒール部
分68を有し、それによって、コンタクトブレード16が不
慮に横方向に外れることを防ぐ。

【００２１】設置位置において、特に図３に見られるよ
うに、各コンタクト端部部分30のノーズ32は、カバー14
の下部表面52の対向部分74を弾性的に圧迫して保持さ
れ、それによって各ブレード16の内側に湾曲したコンタ
クト部分30a の正確な幾何学的形状および位置が決定さ
れ、その結果、この内側に湾曲したコンタクト部分30a
は支持体12に関して定められた正確な幾何学的位置を占
めるようになる。従って、カバー14によって、全てのブ
レード16が正確な幾何学的位置において弾性を有して予
めわずかな応力を与えられた状態で保持される。この設
計には、コネクタ10のカバー14の上部表面76を越えて突
出している内側に湾曲したコンタクト部分30a の突出部
分の寸法を正確に維持しながら、電子メモリカード上の
接触区域のパッドに対してコンタクト部分を押付ける力
を、中央接続部分38の折曲げ部分の実際の幾何学的形状
に応じて変化させることを可能にするという利点があ
る。

【００２２】上述のコネクタ10は、非常に小型であり、
同時に、本発明によるコネクタと共に設けられる読取り
／書込み装置に挿入されるカード上の接触区域に対する
ブレード16の最適な電気接触特性を提供する。ブレード
16は、予めモールドされた支持体またはケース12にブレ
ードが機械的に組立てられる際に銛型の捕捉脚部62をロ
ックすることによって支持体12に機械的に設置され、固
定される。

【００２３】図６の別の実施例について以下説明する。
そこにおいて、前述の素子と同一または類似した素子
は、前述のものと同じ参照番号で示されている。図６で
は埋設された部分46から内側に湾曲したコンタクト部分
を有するコンタクト端部部分30まで延在する各コンタク
トブレード16の第１のブランチ40の中間部分は、図に厚
さ“ｅ”で示されるように薄くされている。このように
厚さが減少されると各コンタクトブレードの弾性変形能
力が増加し、それによってコネクタの全体の高さが特に
小さいにも関わらず、各コンタクトブレードの屈曲程度
が増加する。さらに、各コンタクトブレード16の屈曲の
程度を増加させるために、ブレードの埋設された部分46
に孔（図示されていない）を設けることが可能であり、
この孔は、ブレードが屈曲位置にあるときにノーズの自
由端部を受ける。各ブレードの中間部分を薄くするため
に、ブレードを切断する前に局部的に圧縮する処理が行
われる。この方法で厚さｅをに薄くするによって、圧縮
で加工硬化されることによりこの区域の材料の機械的特
性が改善される効果がある。

【００２４】これらの種々の実施例において、コンタク
トブレード16を受けるハウジング24を限定する底部18お
よび側壁26を有している絶縁材料で作られた支持体12の
構造は、コンタクトが互いに電気的に非常に良好に分離
されるという点で特に有効である。この分離はカバー14
における開口60の補足的な設計によってさらに強化され
る。さらに、カードがその使用位置にあるときに、全て
のハウジング24は半密封的に密閉され、塵埃その他の異
物がハウジング24内に侵入するのを防止する。

【００２５】“ヘアピン”型のコンタクトブレードを有
するタイプのコネクタのこれらの実施例において、コン
タクトブレード16の中央のループまたは折曲げ部分44
は、コネクタの“中心”方向、すなわち、カードが使用
位置にあるときにマイクロ回路カード上の接触パッドの
中心と実質的に一列に整列して延在する中央平面Ｐに向
けられる。この幾何学的設計によって、図３に関しては
幅の方向におけるコネクタ全体の長さは非常に短くな
り、したがってこのコネクタは、それを受ける印刷回路
カード上で非常に狭い空間を占めるだけである。

【００２６】本発明の技術的範囲から逸脱せずに、上述
されたコネクタは、読取り／書込み装置において使用さ
れることができ、そこにおいて、電子メモリカードは、
その装置の通常の平面に垂直であり、表面20の面に平行
な方向に、コネクタに関して移動される。そのような用
途において、コンタクトブレード16の設計によって、内
側に湾曲したコンタクト部分30a とカード上の導電路と
が後者の最終的な装着の期間中に相互作用するので自浄
効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の１実施形態のコネクタの側面
図。

【図２】図２は、図１に示されたコネクタの上面図。

【図３】図３は、図１および２に示されたコネクタの図
４の線３−３に沿った部分的断面の拡大したスケールの
側面図。

【図４】図４は、図３のコネクタのカバーの半分を切り
取った状態の平面図。

【図５】図５は、図４の線５−５に沿った半分の断面
図。

【図６】図６は、図１の上部右側部分に類似し、ヘアピ
ン型のコンタクトブレードを含む本発明によるコネクタ
の別の実施例の側面図。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 絶縁材料から構成され、読取り／書込み
   装置中への電子メモリカードの挿入方向（Ｉ）に平行な
   表面(20)を有する支持体(12)と、電子メモリカードの挿
   入方向（Ｉ）に平行に延在する弾性的に変形可能なブレ
   ード(16)の形態の複数の電気導体(16)とを具備してい
   る、整列された複数の電気コンタクトパッドを主表面の
   １つに有する電子メモリカードと接続する電気コネクタ
   (10)において、 各コンタクトブレード(16)はカード上のパッドの１つと
   接触するための支持体(12)の表面(20)から突出している
   内側に湾曲したコンタクト部分(30a) を有するコンタク
   ト端部部分(30)と、ブレード(16)を支持体(12)に結合す
   る中央部分(38)と、ブレード(16)を読取り／書込み装置
   の処理回路に接続するための接続端部部分(34)とを有し
   ており、各ブレード(16)の中央接続部分(38)はヘアピン
   形状に折曲げられた形状を有し、その折曲げられたＵ字
   形の折曲げ部分(44)から支持体の表面(20)に実質上平行
   に延在してＵ字形の折曲げ部分(44)と反対側に位置する
   自由端部(46)がブレード(16)の接続端部部分(34)に一体
   的に連結されている第１のブランチ(40)と、Ｕ字形の折
   曲げ部分(44)からブレード(16)のコンタクト端部部分(3
   0)まで延在している第２のブランチ(42)とを具備し、 中央接続部分(38)のＵ字形の折曲げ部分(44)はそのＵ字
   の底部がコネクタの中央に向くように折曲げられてお
   り、電子メモリカードが読取り／書込み位置に挿入され
   ているとき電子メモリカードのパッドの中心と実質上整
   列していることを特徴とする電気コネクタ。
2. 【請求項２】 ブレード(16)の中央接続部分(38)の第１
   のブランチ(40)の自由端部(46)は支持体(12)のハウジン
   グ(24)中に埋設して固定され、第１のブランチ(40)は支
   持体(12)の表面(20)に実質的に垂直な方向に第１のブラ
   ンチ(40)が屈曲することができるように支持体の表面(2
   0)に面して形成されているハウジング(24)に対向して延
   在していることを特徴とする請求項１記載の電気コネク
   タ。
3. 【請求項３】 各ブレード(16)のコンタクト端部部分(3
   0)は、中央接続部分(38)の第１のブランチ(40)の埋設さ
   れた自由端部(46)と実質上整列している請求項２記載の
   電気コネクタ。
4. 【請求項４】 ブレード(16)の中央接続部分(38)の第１
   のブランチ(40)と向かい合って延在しているハウジング
   (24)は第１のブランチ(40)の屈曲を制限する底部(28)を
   有していることを特徴とする請求項２または３記載の電
   気コネクタ。
5. 【請求項５】 各ブレード(16)のコンタクト端部部分(3
   0)はノーズ(32)まで延在し、ノーズ(32)は停止面(74)に
   対して弾性的に押し付けられて支持されていることを特
   徴とする請求項１乃至４のいずれか１項記載の電気コネ
   クタ。
6. 【請求項６】 絶縁材料で形成されたカバー(14)を具備
   しており、それは支持体(12)の表面(20)上に支持され、
   一連の並列した開口(60)を有し、そのそれぞれを通って
   ブレード(16)のコンタクト端部部分(30)の内側に湾曲し
   たコンタクト部分が突出していることを特徴とする請求
   項１乃至５のいずれか１項記載の電気コネクタ。
7. 【請求項７】 停止面は支持体の表面(20)と対向してい
   るカバー(14)の内面の一部に形成されていることを特徴
   とする請求項６記載の電気コネクタ。
8. 【請求項８】 各ブレード(16)の接続端部部分(34)は、
   ブレード(16)の中央接続部分(38)の第１のブランチ(40)
   から支持体(12)の側面(22)に沿って支持体の表面(20)に
   垂直な方向に延在していることを特徴としている請求項
   １乃至７のいずれか１項記載の電気コネクタ。
9. 【請求項９】 各コンタクトブレード(16)は、実質的に
   一定の厚さの切断され折り曲げられた金属ストリップの
   形態で形成され、ブレードのコンタクト端部部分(30)と
   接続端部部分(34)との間に延在する特に圧縮によって厚
   さ（ｅ）の薄くされた中間部分を有していることを特徴
   とする請求項１乃至８のいずれか１項記載の電気コネク
   タ。
10. 【請求項１０】 厚さ（ｅ）の薄くされた部分は、第１
    のブランチ(40)の自由端部(46)と第２のブランチ(42)の
    自由端部との間に延在していることを特徴とする請求項
    ９記載の電気コネクタ。
11. 【請求項１１】 内側に湾曲したコンタクト部分(30a)
    を有するコンタクト端部部分(30)は、長手方向で中央接
    続部分(38)の第１のブランチ(40)と第２のブランチ(42)
    を一体に接続する中央のＵ字形の折曲げ部分(44)と接続
    端部部分(34)との間に位置されていることを特徴とする
    請求項１乃至１０のいずれか１項記載の電気コネクタ。