JPH11272618A - 電子計算機及び計算処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子計算機及び計算処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11272618A
JPH11272618A JP10070610A JP7061098A JPH11272618A JP H11272618 A JPH11272618 A JP H11272618A JP 10070610 A JP10070610 A JP 10070610A JP 7061098 A JP7061098 A JP 7061098A JP H11272618 A JPH11272618 A JP H11272618A
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JP
Japan
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key
calculation
constant
input
date
Prior art date
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Application number
JP10070610A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Nakayama
人氏 中山
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH11272618A publication Critical patent/JPH11272618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある基準値に対して種々の数値を繰り返し加
算等するといった処理において、繰り返し行う「〔定
数〕,〔+〕」のキー操作を不要とする。 【解決手段】 少なくとも数値キー、演算子キー、
〔=〕または〔%〕キー、定数キー、計算種別キーを備
えた各種計算機能を有する電子計算機において、計算種
別キーの入力後にその種別の計算によって求めた値を、
定数キーを入力することによって記憶する定数メモリ3
34と、この定数メモリ334への記憶後の計算を、定
数キーと、演算子キーと、計算の対象となる対象値と、
〔=〕または〔%〕キーとを入力することによって定数
メモリ334に記憶されている値と入力された対象値と
で行い、その後の計算を、対象値と、〔=〕または
〔%〕キーとを入力することによって定数メモリ334
に記憶されている値と入力された対象値とで行う計算処
理部(CPU)31とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日数(期日または
期間)計算機能、時間計算機能、金額計算機能(税計算
機能)を備えた電子計算機(例えば、電子卓上計算機)
に係り、より詳細には、各種計算処理操作を効率化した
電子計算機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、日数(期日または期間)計算
機能、時間計算機能、金額計算機能(税計算機能)など
を備えた電子卓上計算機が種々提案されている(例え
ば、特開昭51−75357号公報参照)。
【0003】このような従来の電子卓上計算機において
は、例えば日数計算機能において、ある日付を基準とし
て、その日付から何日目といった計算を繰り返し行う場
合、その基準日付を〔定数〕キーを用いて定数メモリに
記憶させ、計算時には、「〔定数〕,〔+〕,具体的数
値,〔=〕」のキー操作を繰り返し行うことによって計
算している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
子卓上計算機では、例えばある基準値(基準日付)に対
して任意の数値を繰り返し加算する場合、その都度
「〔定数〕,〔+〕,具体的数値,〔=〕」のキー操作
を行うことになる。つまり、〔定数〕,〔+〕のキー操
作を何度も繰り返し行う必要があるため、キー操作性が
悪いといった問題があった。
【0005】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、その目的は、ある基準値に対して種々の数値
を繰り返し加算等するといった処理において、繰り返し
行う「〔定数〕,〔+〕」のキー操作を不要とした定数
計算が可能な電子計算機及び計算処理プログラムを記録
した記録媒体を提供することにある。
【0006】つまり、定数計算とは、上記のキー操作で
いえば、〔定数〕キーを操作して定数メモリに定数を記
憶後は、数値キー(テンキー)を用いた置数と〔=〕ま
たは〔%〕キーとの入力のみで、上記計算式を実行する
機能のことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の電子計算機は、少なくと
も数値キー、演算子キー、〔=〕または〔%〕キー、定
数キー、計算種別キーを備えた各種計算機能を有する電
子計算機において、計算種別キーの入力後にその種別の
計算によって求めた値を、定数キーを入力することによ
って記憶する定数メモリと、この定数メモリへの記憶後
の計算を、定数キーと、演算子キーと、計算の対象とな
る対象値と、〔=〕または〔%〕キーとを入力すること
によって前記定数メモリに記憶されている値と入力され
た対象値とで行い、その後の計算を、対象値と、〔=〕
または〔%〕キーとを入力することによって前記定数メ
モリに記憶されている値と入力された対象値とで行う計
算処理部とを備えた構成とする。つまり、任意の計算種
別によって計算した値を定数キーの操作によって定数メ
モリに記憶させることで、その後は定数キーと演算子キ
ーとの入力を省略し、対象値と〔=〕または〔%〕キー
との入力のみで計算(すなわち、定数計算)を行うこと
が可能となる。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の電子計算
機は、請求項1に記載のものにおいて、前記計算種別キ
ーが日数キーであり、前記定数メモリは、この日数キー
の入力後に求めた任意の日数を、定数キーを入力するこ
とによって記憶し、前記計算処理部は、前記定数メモリ
への記憶後の期日計算を、定数キーと、演算子キーと、
計算の対象となる対象日付と、〔=〕キーとを入力する
ことによって前記定数メモリに記憶されている日数と入
力された対象日付とで行い、その後の期日計算を、対象
日付と、〔=〕キーとを入力することによって前記定数
メモリに記憶されている日数と入力された対象日付とで
行うものである。つまり、期日計算によって求めた日数
を定数キーの操作によって定数メモリに記憶させること
で、その後は定数キーと演算子キーとの入力を省略し、
対象日付と〔=〕キーとの入力のみで計算(すなわち、
定数計算)を行うことが可能となる。
【0009】また、本発明の請求項3に記載の電子計算
機は、請求項1に記載のものにおいて、前記計算種別キ
ーが日数キーであり、前記定数メモリは、前記日数キー
の入力後に求めた任意の日付を、定数キーを入力するこ
とによって記憶し、前記計算処理部は、前記定数メモリ
への記憶後の期日計算を、定数キーと、演算子キーと、
前後させる日数(前後日数)と、〔=〕キーとを入力す
ることによって前記定数メモリに記憶されている日付と
入力された前後日数とで行い、その後の期間計算を、前
後日数と、〔=〕キーとを入力することによって前記定
数メモリに記憶されている日付と入力された前後日数と
で行うものである。つまり、期日計算によって求めた日
付を定数キーの操作によって定数メモリに記憶させるこ
とで、その後は定数キーと演算子キーとの入力を省略
し、前後日数と〔=〕キーとの入力のみで計算(すなわ
ち、定数計算)を行うことが可能となる。
【0010】また、本発明の請求項4に記載の電子計算
機は、請求項1に記載のものにおいて、前記計算種別キ
ーが日数キーであり、前記定数メモリは、前記日数キー
の入力後に求めた任意の日付を、定数キーを入力するこ
とによって記憶し、前記計算処理部は、前記定数メモリ
への記憶後の期間計算を、定数キーと、演算子キーと、
別の日付と、〔=〕キーとを入力することによって前記
定数メモリに記憶されている日付と入力された別の日付
とで行い、その後の期間計算を、別の日付と、〔=〕キ
ーとを入力することによって前記定数メモリに記憶され
ている日付と入力された別の日付とで行うものである。
つまり、期間計算によって求めた日付を定数キーの操作
によって定数メモリに記憶させることで、その後は定数
キーと演算子キーとの入力を省略し、別の日付と〔=〕
キーとの入力のみで計算(すなわち、定数計算)を行う
ことが可能となる。
【0011】また、本発明の請求項5に記載の電子計算
機は、請求項1に記載のものにおいて、前記計算種別キ
ーが時間キーであり、前記定数メモリは、前記時間キー
の入力後に求めた任意の時刻を、定数キーを入力するこ
とによって記憶し、前記計算処理部は、前記定数メモリ
への記憶後の時間計算を、定数キーと、演算子キーと、
計算の対象となる対象時間と、〔=〕キーとを入力する
ことによって前記定数メモリに記憶されている時刻と入
力された対象時間とで行い、その後の時間計算を、対象
時間と、〔=〕キーとを入力することによって前記定数
メモリに記憶されている時刻と入力された対象時間とで
行うものである。つまり、時間計算によって求めた時刻
を定数キーの操作によって定数メモリに記憶させること
で、その後は定数キーと演算子キーとの入力を省略し、
対象時間と〔=〕キーとの入力のみで計算(すなわち、
定数計算)を行うことが可能となる。
【0012】また、本発明の請求項6に記載の電子計算
機は、前記計算種別キーが金額計算キーであり、前記定
数メモリは、前記金額計算キーの入力後に求めた任意の
金額を、定数キーを入力することによって記憶し、前記
計算処理部は、前記定数メモリへの記憶後の金額計算
を、定数キーと、演算子キーと、計算の対象となる割引
率と、〔%〕キーとを入力することによって前記定数メ
モリに記憶されている金額と入力された割引率とで行
い、その後の金額計算を、割引率と、〔%〕キーとを入
力することによって前記定数メモリに記憶されている金
額と入力された割引率とで行うものである。つまり、時
間計算によって求めた金額を定数キーの操作によって定
数メモリに記憶させることで、その後は定数キーと演算
子キーとの入力を省略し、割引率と〔%〕キーとの入力
のみで計算(すなわち、定数計算)を行うことが可能と
なる。
【0013】また、本発明の請求項7に記載の電子計算
機は、請求項1に記載のものにおいて、前記計算種別キ
ーが金額計算キーであり、前記定数メモリは、前記金額
計算キーの入力後に求めた任意の金額を、定数キーを入
力することによって記憶し、前記計算処理部は、前記定
数メモリへの記憶後の金額計算を、定数キーと、演算子
キーと、計算の対象となる対象金額と、〔=〕キーとを
入力することによって前記定数メモリに記憶されている
金額と入力された対象金額とで行い、その後の金額計算
を、対象金額と、〔=〕キーとを入力することによって
前記定数メモリに記憶されている金額と入力された対象
金額とで行うものである。つまり、金額計算によって求
めた金額を定数キーの操作によって定数メモリに記憶さ
せることで、その後は定数キーと演算子キーとの入力を
省略し、対象金額と〔=〕キーとの入力のみで計算(す
なわち、定数計算)を行うことが可能となる。
【0014】また、本発明の請求項8に記載の電子計算
機は、請求項1、2、3、4、5、6または7のいずれ
かに記載のものにおいて、個々の計算種別専用のフォー
マットを設け、前記計算処理部は、演算子キーの処理に
おいて、演算子キーの前に入力した置数がどの計算種別
であるのかの判別とその後の演算子キーの入力状態とに
基づいてその後の計算処理の種別を決定するものであ
る。つまり、四則計算モード、日数計算モード、期間計
算モード、金額計算モードというようにモード分けしな
くても、各モードを明確に区別して実行し、定数メモリ
に記憶させることが可能となる。そのため、例えば定数
メモリに日付または日数が入力されていれば、日数計算
式を入力することによって日数計算が実行され、定数メ
モリに10進数が入力されていれば、四則計算式を入力
することによって四則計算が実行される。
【0015】また、本発明の請求項9に記載の電子計算
機は、請求項1、2、3、4、5、6、7または8のい
ずれかに記載のものにおいて、前記定数キーとこれに対
応する前記定数メモリとを複数個設け、前記計算処理部
は、1つの定数キーの入力によって1つの計算種別の計
算時に、別の計算種別の定数キーを入力することによっ
て、別の計算種別の計算を連続して行うものである。
【0016】また、本発明の請求項10に記載の電子計
算機に実行させる計算処理プログラムを記録した記録媒
体は、計算種別キーの入力後にその種別の計算によって
求めた値を、定数キーを入力することによって定数メモ
リに記憶する手順と、この定数メモリへの記憶後の計算
を、定数キーと、演算子キーと、計算の対象となる対象
値と、〔=〕または〔%〕キーとを入力することによっ
て前記定数メモリに記憶されている値と入力された対象
値とで行う第1の計算処理手順と、第1の計算処理手順
後の計算を、対象値と、〔=〕または〔%〕キーとを入
力することによって前記定数メモリに記憶されている値
と入力された対象値とで行う第2の計算処理手順とを備
えた構成とする。つまり、それぞれの定数メモリに記憶
されている値をそれぞれの定数キーを入力することで呼
び出し、数値キーの操作による置数と〔=〕または
〔%〕キーのみの入力で定数計算が実行されるので、何
種類もの定数計算を連続して行うことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0018】図11は、本発明の一実施形態である電子
卓上計算機の外観図であり、この電子卓上計算機1は、
大別すると、LCD表示部2、スイッチ3、及びキーボ
ード4を備えている。
【0019】LCD表示部2は、入力された数値、演算
結果等を表示する数値表示部21、状態表示シンボルを
表示するシンボル表示部22を備えている。
【0020】スイッチ3は、計算時の結果の丸め位置を
指定するTABスイッチ31、計算時の結果の丸め方法
を指定するラウンドスイッチ32を備えている。
【0021】キーボード4は、置数のために使用される
数値キーと小数点キー、四則計算、日数(期日および期
間)計算、時間計算、金額計算などにおける計算方法を
指定する演算子キー、〔=〕キーや〔%〕キー等の計算
実行キー、メモリの入力、削除、読み出しといったメモ
リ(CM,RM,M−,M+)キー、定数キー、日数
(月・日)キー、時間(時分秒)キー、税率設定キー、
税込キー等により構成されている。ここで、日数キーは
1桁削除キーとの兼用となっており、時間キーはルート
キーとの兼用となっており、税率設定キーは〔+/−〕
キーとの兼用となっている。
【0022】図12は、電子卓上計算機1の電気的構成
を示すブロック図であり、大別すると、CPU31、R
OM32、RAM33を備えており、CPU31に、L
CD表示部2、スイッチ3、キーボード4が接続されて
いる。
【0023】CPU31は、キーの読み込み処理、四則
計算、期日計算、期間計算、時間計算、金額計算(税計
算)の計算処理、計算結果の表示処理などの制御を行
う。
【0024】ROM32は、四則計算、期日計算、期間
計算、時間計算、金額計算(税計算)などの制御を行う
ためのプログラムや、表示のための各種キャラクタデー
タなどを記憶している。
【0025】RAM33は、各種データの一時保持を行
うためのブロックであり、Xreg331、Yreg3
32、メモリ333、定数メモリ334、演算子フラグ
335、状態フラグ336の6つのエリアが設けられて
いる。
【0026】Xreg331は、置数値、演算結果等の
値を記憶する。この値は、LCD表示部2に表示され
る。
【0027】Yreg332は、被演算子数(演算子キ
ーの操作前に入力された数)を記憶する。
【0028】メモリ333には税率メモリが設けられて
おり、本例では5%が設定されている。
【0029】定数メモリ334は、定数キーが入力され
たとき、LCD表示部2に表示されている値を記憶す
る。
【0030】また、Xreg331、Yreg332、
メモリ333、定数メモリ334の各レジスタのそれぞ
れには、記憶した値が、四則計算、期日計算、期間計
算、時間計算、金額計算(税計算)のいずれであるのか
を示すフラグを記憶するエリアが設けられている。そし
て、あるレジスタの内容が別のレジスタへ転送されると
き、このフラグも同時に転送され、各レジスタ内がクリ
アされるとき、このフラグもクリアされて10進数を示
すフラグ(値0)に設定される。
【0031】演算子フラグ335は、四則計算と時間計
算のときは+、−、×、÷、期日計算と期間計算のとき
は+、−、〜の各演算子のどれが指定されたかを示すフ
ラグを記憶する。なお、四則計算か、時間計算か、期日
計算または期間計算かは、Yreg332に記憶した値
が、10進数であるのか、時間であるのか、日付である
のかで判定できる。つまり、四則計算であるのか、時間
計算であるのか、期日計算または期間計算であるのか
は、Yreg332のフラグによって判定可能であるた
め、これらの計算に対応した別々のフラグを特に用意す
る必要はない。
【0032】状態フラグ336は、演算子キーが入力さ
れて計算が行われる前の状態であるのかどうか、または
置数状態であるのかどうかの区別を示すフラグを記憶す
る。
【0033】次に、上記構成の電子計算機において、各
請求項に対応した具体的な計算処理について説明する
が、その前に、各計算処理に共通している事項について
説明する。
【0034】まず、期日計算及び期間計算の共通事項に
ついて説明する。ある日付から、ある日数後の日付を求
める期日計算は、「日付,〔+〕,日数,〔=〕」のキ
ー操作を行う。また、ある日付から、ある日数前の日付
を求める期日計算は、「日付,〔−〕,日数,〔=〕」
のキー操作を行う。また、ある日付から、別の日付まで
の間の日数を求める期間計算は、「日付,〔−〕,日
数,〔=〕」のキー操作を行う。
【0035】次に、時間計算の共通事項について説明す
る。ある時間から、ある時間までの経過時間の計算は、
「時間,〔−〕,時間,〔=〕」のキー操作を行う。ま
た、ある時間にある時間を加える計算は、「時間,
〔+〕,時間,〔=〕」のキー操作を行う。
【0036】なお、以下に説明する各計算処理では、
「課題を解決するための手段」の最後で説明した定数計
算が特徴的な計算方法となるが、この定数計算の具体例
について説明しておく。
【0037】1回目の計算である「定数(例えば10)
+45=55」の計算は、「〔定数〕,〔+〕,45,
〔=〕」のキー操作で行い、2回目の計算である「定数
+55=65」の計算は、「55,〔=〕」のキー操作
で行い、3回目の計算である「定数+65=75」の計
算は、「65,〔=〕」のキー操作で行う。つまり、2
回目以降の計算では、〔定数〕,〔+〕のキー操作を省
略して連続計算ができることを定数計算といっている。
【0038】次に、請求項2の発明に対応した期日計算
の一実施形態について、図1に示す期日計算処理のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0039】ある日付D1から、別の日付D2までの日
数を求めるに際し、まず日付D1を基準日からの通算日
数(基準とする日付より何日目か)に変換し、日数E1
とする(ステップS1)。基準日は予め設定されてお
り、例えば年初の日付となっている。次に、日付D2を
同様に基準日からの通算日数に変換し、日数E2とする
(ステップS2)。そして、日数E2−日数E1を求め
て、その結果を日付D1から日付D2までの日数とする
(ステップS3)。
【0040】この状態で、〔定数〕キーが入力されると
(ステップS4)、日数を定数メモリ334に記憶する
(ステップS5)。このとき定数メモリ334は、日数
を示すフラグに設定される。なお、〔定数〕キーが入力
されなければ、この時点で処理は終了する。
【0041】次に、〔定数〕キーが入力されると(ステ
ップS6)、定数メモリ334に記憶されていた日数が
Yreg332に転送される。このとき、日数を示すフ
ラグも同時にYreg332に転送される(ステップS
7)。
【0042】この後、演算子キーの〔+〕キーまたは
〔−〕キーが入力されたかを判断し(ステップS8)、
入力されなければエラー処理する。また、〔+〕キーま
たは〔−〕キーが入力された場合には、次のキー入力に
よってXreg331に記憶された内容が10進数か日
付かを判断し(ステップS9)、10進数であればエラ
ー処理する。一方、記憶している内容が日付である場合
には、Yreg332に記憶されている日数(定数メモ
リ334に記憶されている日数)とXreg331に記
憶されている日付とに基づいて期日計算を行う(ステッ
プS10)。すなわち、Xreg331に記憶されてい
る日付からYreg332に記憶されている日数後の日
付を求める。その結果は、Xreg331に記憶される
(ステップS11)。
【0043】この後、演算子キーが入力されずに〔=〕
キーが入力されたかを判断し(ステップS12)、入力
されなければエラー処理する。また、〔=〕キーが入力
された場合には、Yreg332に記憶されている日数
と演算子フラグ335とはそのまま保存し(ステップS
13)、次のキー入力によってXreg331に記憶さ
れた内容が10進数か日付かを判断し(ステップS1
4)、10進数であればエラー処理する。一方、記憶し
ている内容が日付である場合には、Yreg332に記
憶されている日数(定数メモリ334に記憶されている
日数)とXreg331に記憶されている日付とに基づ
いて期日計算を行う(ステップS15)。すなわち、X
reg331に記憶されている日付からYreg332
に記憶されている日数後の日付を求める。その結果は、
Xreg331に記憶される(ステップS11)。
【0044】以後、演算子キーが入力されるたびに、ス
テップS11からステップS15の処理を繰り返すこと
によって、期日の定数計算を行うことができる。
【0045】次に、上記ステップS1〜ステップS15
の処理を、具体的数字を用いて説明する。図2は、ステ
ップS1〜ステップS15の処理に対応したキー操作と
表示内容との関係を一覧にまとめた形で示した説明図で
ある。
【0046】ここでは、最初の期間計算として、6月3
0日(日付1)から9月13日(日付2)までの日数を
求め、その日数の定数計算をした場合の操作例について
説明する。
【0047】6月30日から9月13日までの日数を求
めるため、まず〔C〕キーを入力して電源オンとし、次
に〔日数〕キーを入力して期間計算のモードに設定す
る。この後、「6,〔日数〕,30,〔〜〕,9,〔日
数〕,13,〔=〕」のキー操作を行うと、LCD表示
部2には、最初の「6,〔日数〕,30,〔〜〕」のキ
ー操作によって「6月30日」が表示され、次の「9,
〔日数〕,13,〔=〕」のキー操作によって、計算結
果である「75日」が表示される(符号101)。この
「75日」を表示した状態で、〔定数〕キーを操作する
と、定数メモリ334に「75日」が定数として記憶さ
れる。このときLCD表示部2には、同じ「75日」が
表示されている(符号102)。ここまでのキー操作は
ステップS1〜ステップS5に対応している。
【0048】この状態で、次に6月17日から75日後
は何月何日かを求めることとする。すなわち、「〔定
数〕,〔+〕,6,〔日数〕,17,〔=〕」のキー操
作を行うと、LCD表示部2には、その計算結果である
「8月31日」が表示される(符号103)。ここまで
のキー操作は、ステップS6〜ステップS10に対応し
ている。
【0049】次に、7月17日から75日後は何月何日
かを求めるため、「7,〔日数〕,17,〔=〕」のキ
ー操作を行うと、LCD表示部2には、その計算結果で
ある「9月30日」が表示される(符号104)。この
キー操作は、ステップS11〜ステップS15に対応し
ている。
【0050】すなわち、〔定数〕キーと〔=〕キーとを
用いて期日計算(符号103)を行った後は、Yreg
332及び演算子フラグ335をクリアせずにそのまま
残すことによって(ステップS12参照)、その後は
〔定数〕キーと〔+〕キーとの入力を省略し、対象とな
る日付(7月17日)と〔=〕との入力のみで、保存し
ていたYreg332の値(定数:75日)とXreg
331に入力(記憶)された日付(7月17日)とで期
日計算(定数計算)を実行することになる。
【0051】同様に、8月10日から75日後は何月何
日かを求めるため、「8,〔日数〕,17,〔=〕」の
キー操作を行うと、LCD表示部2には、その計算結果
である「10月24日」が表示される(符号105)。
【0052】次に、6月17日から75日前は何月何日
かを求めるため、「〔定数〕,〔−〕,6,〔日数〕,
17,〔=〕」のキー操作を行うと、LCD表示部2に
は、その計算結果である「4月3日」が表示される(符
号106)。この場合、演算子キーが先程と異なるた
め、〔定数〕キーからのキー操作となっている。つま
り、このキー操作は、ステップS6〜ステップS10に
対応している。
【0053】次に、7月17日から75日前は何月何日
かを求めるため、「7,〔日数〕,17,〔=〕」のキ
ー操作を行うと、LCD表示部2には、その計算結果で
ある「5月3日」が表示される(符号107)。このキ
ー操作は、ステップS11〜ステップS15に対応して
いる。
【0054】すなわち、〔定数〕キーと〔=〕キーとを
用いて期日計算(符号106)を行った後は、Yreg
332及び演算子フラグ335をクリアせずにそのまま
残すことによって(ステップS13参照)、その後は
〔定数〕キーと〔−〕キーとの入力を省略し、対象とな
る日付(7月17日)と〔=〕との入力のみで、保存し
ていたYreg332の値(定数:75日)とXreg
331に入力(記憶)された日付(7月17日)とで期
日計算(定数計算)を実行することになる。
【0055】同様に、8月10日から75日前は何月何
日かを求めるため、「8,〔日数〕,10,〔=〕」の
キー操作を行うと、LCD表示部2には、その計算結果
である「5月27日」が表示される(符号108)。
【0056】次に、請求項3及び請求項4の発明に対応
した期日計算及び期間計算の一実施形態について、図3
に示す期日及び期間計算処理のフローチャートを参照し
て説明する。
【0057】ある日付から、ある日数を引くまたは加え
る期日計算を行い(ステップS20)、必要があれば正
しい日付に補正する(ステップS21)。例えば、2月
1日−1日=2月0日だと正しい日付にならないので、
この場合には1月31日にしなければならない。このよ
うに、日が0以下の場合には正しい月日に補正する処理
を行う。また、1月31日+1日=1月32日だと正し
い日付にならないので、この場合には2月1日にしなけ
ればならない。このように、日がその月の日数を超える
場合には正しい月日に補正する処理を行う。
【0058】この状態で、〔定数〕キーが入力されると
(ステップS22)、求めた日付を定数メモリ334に
記憶する(ステップS23)。このとき定数メモリ33
4は、日付を示すフラグに設定される。なお、〔定数〕
キーが入力されなければ、この時点で処理は終了する。
【0059】次に、〔定数〕キーが入力されると(ステ
ップS24)、定数メモリ334に記憶されていた日付
がYreg332に転送される。このとき、日付を示す
フラグも同時にYreg332に転送される(ステップ
S25)。
【0060】この後、演算子キーの〔+〕キーまたは
〔−〕キーが入力されたか、〔〜〕キーが入力されたか
で処理を分岐する(ステップS26)。
【0061】ここで、〔〜〕キーが入力された場合に
は、次のキー入力によってXreg331に記憶された
内容が10進数か日付かを判断し(ステップS27)、
10進数であればエラー処理する。一方、記憶している
内容が日付である場合には、Yreg332に記憶され
ている日付(定数メモリ334に記憶されている日付)
とXreg331に記憶されている日付とに基づいて期
間計算を行う(ステップS28)。すなわち、Yreg
332に記憶されている日付からXreg331に記憶
されている日付までの期間を求める。その結果は、Xr
eg331に記憶される(ステップS29)。
【0062】この後、演算子キーが入力されずに〔=〕
キーが入力されたかを判断し(ステップS30)、入力
されなければ処理を終了する。また、〔=〕キーが入力
された場合には、Yreg332に記憶されている日付
と演算子フラグ335とはそのまま保存し(ステップS
31)、次のキー入力によってXreg331に記憶さ
れた内容が10進数か日付かを判断し(ステップS3
2)、10進数であればエラー処理する。一方、記憶し
ている内容が日付である場合には、Yreg332に記
憶されている日付(定数メモリ334に記憶されている
日付)とXreg331に記憶されている日付とに基づ
いて期間計算を行う(ステップS33)。すなわち、Y
reg332に記憶されている日付からXreg331
に記憶されている日付までの期間を求める。その結果
は、Xreg331に記憶される(ステップS29)。
【0063】以後、演算子キーが入力されるたびに、ス
テップS29からステップS33の処理を繰り返すこと
によって、期間の定数計算を行うことができる。
【0064】一方、ステップS26において、〔+〕キ
ーまたは〔−〕キーが入力された場合には、次のキー入
力によってXreg331に記憶された内容が10進数
であれば期日計算が実行できないので、自動的に日数の
形に変換する(ステップS34)。そして、Yreg3
32に記憶されている日付(定数メモリ334に記憶さ
れている日付)とXreg331に記憶されている日数
とに基づいて期日計算を行う(ステップS35)。すな
わち、Yreg332に記憶されている日付からXre
g331に記憶されている日数後の日付を求める。その
結果は、Xreg331に記憶される(ステップS3
6)。
【0065】この後、演算子キーが入力されずに〔=〕
キーが入力されたかを判断し(ステップS37)、入力
されなければ処理を終了する。また、〔=〕キーが入力
された場合には、Yreg332に記憶されている日付
と演算子フラグ335とはそのまま保存し(ステップS
38)、次のキー入力によってXreg331に記憶さ
れた内容が10進数であれば、自動的に日数の形に変換
する(ステップS39)。そして、Yreg332に記
憶されている日付(定数メモリ334に記憶されている
日付)とXreg331に記憶されている日数とに基づ
いて期日計算を行う(ステップS40)。すなわち、Y
reg332に記憶されている日付からXreg331
に記憶されている日数後の日付を求める。その結果は、
Xreg331に記憶される(ステップS36)。
【0066】以後、演算子キーが入力されるたびに、ス
テップS36からステップS40の処理を繰り返すこと
によって、期日の定数計算を行うことができる。
【0067】次に、上記ステップS20〜ステップS4
0の処理を、具体的数字を用いて説明する。図4は、ス
テップS20〜ステップS40の処理に対応したキー操
作と表示内容との関係を一覧にまとめた形で示した説明
図である。
【0068】ここでは、期日計算として、6月17日か
ら50日前は何月何日かを求め、その日付の定数計算を
した場合の操作例について説明する。
【0069】6月17日から50日前の日付を求めるた
め、まず〔C〕キーを入力して電源オンとし、次に〔日
数〕キーを入力して期日計算のモードに設定する。この
後、「6,〔日数〕,17,〔−〕,50,〔=〕」の
キー操作を行うと、LCD表示部2には、最初の「6,
〔日数〕,17,〔−〕」のキー操作によって「6月1
7日」が表示され、次の「50,〔=〕」のキー操作に
よって、計算結果である「4月28日」が表示される
(符号201)。この「4月28日」を表示した状態
で、〔定数〕キーを操作すると、定数メモリ334に
「4月28日」が定数として記憶される。このときLC
D表示部2には、同じ「4月28日」が表示されている
(符号202)。ここまでのキー操作はステップS20
〜ステップS24に対応している。
【0070】この状態で、次に4月28日から45日後
は何月何日かを求めることとする。すなわち、「〔定
数〕,〔+〕,45,〔=〕」のキー操作を行うと、L
CD表示部2には、その計算結果である「6月12日」
が表示される(符号203)。このキー操作は、ステッ
プS24〜ステップS26に対応している。
【0071】次に、4月28日から50日後は何月何日
かを求めるため、「50,〔=〕」のキー操作を行う
と、LCD表示部2には、その計算結果である「6月1
7日」が表示される(符号204)。このキー操作は、
ステップS36〜ステップS40に対応している。
【0072】すなわち、〔定数〕キーと〔=〕キーとを
用いて期日計算(符号203)を行った後は、Yreg
332及び演算子フラグ335をクリアせずにそのまま
残すことによって(ステップS38参照)、その後は
〔定数〕キーと〔+〕キーとの入力を省略し、対象とな
る日数と〔=〕との入力のみで、保存していたYreg
332の値(定数:4月28日)とXreg331に入
力(記憶)された日数とで期日計算(定数計算)を実行
することになる。
【0073】同様に、4月28日から65日後は何月何
日かを求めるため、「65,〔=〕」のキー操作を行う
と、LCD表示部2には、その計算結果である「7月2
日」が表示される(符号205)。
【0074】次に、4月28日から7月28日までの日
数を求めるため、「〔定数〕,〔〜〕,7,〔日数〕,
28,〔=〕」のキー操作を行うと、LCD表示部2に
は、その計算結果である「91日」が表示される(符号
206)。この場合、演算子キーが先程と異なるため、
〔定数〕キーからのキー操作となっている。このキー操
作は、ステップS24〜ステップS28に対応してい
る。
【0075】次に、4月28日から8月18日までの日
数を求めるため、「8,〔日数〕,18,〔=〕」のキ
ー操作を行うと、LCD表示部2には、その計算結果で
ある「112日」が表示される(符号207)。このキ
ー操作は、ステップS29〜ステップS33に対応して
いる。
【0076】すなわち、〔定数〕キーと〔=〕キーとを
用いて期日計算(符号206)を行った後は、Yreg
332及び演算子フラグ335をクリアせずにそのまま
残すことによって(ステップS31参照)、その後は
〔定数〕キーと〔〜〕キーとの入力を省略し、対象とな
る日付(8月18日)と〔=〕との入力のみで、保存し
ていたYreg332の値(定数:4月28日)とXr
eg331に入力(記憶)された日付(8月18日)と
で期間計算(定数計算)を実行することになる。
【0077】同様に、4月28日から9月23日までの
日数を求めるため、「9,〔日数〕,23,〔=〕」の
キー操作を行うと、LCD表示部2には、その計算結果
である「148日」が表示される(符号208)。
【0078】次に、請求項5の発明に対応した時間計算
の一実施形態について、図5に示す時間計算処理のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0079】ある時間T1に、ある時間T2を引くまた
は加える時間計算を行い(ステップS41)、この状態
で〔定数〕キーが入力されると(ステップS42)、求
めた時間を定数メモリ334に記憶する(ステップS4
3)。このとき定数メモリ334は、時間を示すフラグ
に設定される。なお、〔定数〕キーが入力されなけれ
ば、この時点で処理は終了する。
【0080】次に、〔定数〕キーが入力されると(ステ
ップS44)、定数メモリ334に記憶されていた時間
がYreg332に転送される。このとき、時間を示す
フラグも同時にYreg332に転送される(ステップ
S45)。
【0081】この後、演算子キーの〔+〕キーまたは
〔−〕キーが入力されたか、〔×〕または〔÷〕キーが
入力されたかで処理を分岐する(ステップS46)。
【0082】ここで、〔+〕または〔−〕キーが入力さ
れた場合には、次のキー入力によってXreg331に
記憶された内容が10進数か時間かを判断し(ステップ
S47)、10進数であれば後述するステップS54へ
と動作を進める。一方、記憶している内容が時間である
場合には、Yreg332に記憶されている時間(定数
メモリ334に記憶されている時間)とXreg331
に記憶されている時間とに基づいて時間計算を行う(ス
テップS48)。すなわち、Xreg331に記憶され
ている時間にYreg332に記憶されている時間を加
えるか引くかして時間を求める。その結果は、Xreg
331に記憶される(ステップS49)。
【0083】この後、演算子キーが入力されずに〔=〕
キーが入力されたかを判断し(ステップS50)、入力
されなければ処理を終了する。また、〔=〕キーが入力
された場合には、Yreg332に記憶されている時間
と演算子フラグ335とはそのまま保存し(ステップS
51)、次のキー入力によってXreg331に記憶さ
れた内容が10進数か時間かを判断し(ステップS5
2)、10進数であればエラー処理する。一方、記憶し
ている内容が時間である場合には、Yreg332に記
憶されている時間(定数メモリ334に記憶されている
時間)とXreg331に記憶されている時間とに基づ
いて時間計算を行う(ステップS53)。すなわち、X
reg331に記憶されている時間にYreg332に
記憶されている時間を加えるか引くかして時間を求め
る。その結果は、Xreg331に記憶される(ステッ
プS49)。
【0084】以後、演算子キーが入力されるたびに、ス
テップS49からステップS53の処理を繰り返すこと
によって、時間の定数計算を行うことができる。
【0085】一方、ステップS46において〔×〕キー
または〔÷〕キーが入力された場合には、次のキー入力
によってXreg331に記憶された内容が10進数か
時間かを判断し(ステップS54)、時間であればエラ
ー処理する。一方、10進数であれば、Yreg332
に記憶されている時間(定数メモリ334に記憶されて
いる時間)とXreg331に記憶されている10進数
とに基づいて時間計算を行う(ステップS55)。すな
わち、Yreg332に記憶されている時間をXreg
331に記憶されている10進数で加減乗除する。その
結果は、Xreg331に記憶される(ステップS5
6)。
【0086】この後、演算子キーが入力されずに〔=〕
キーが入力されたかを判断し(ステップS57)、入力
されなければ処理を終了する。また、〔=〕キーが入力
された場合には、Yreg332に記憶されている時間
と演算子フラグ335とはそのまま保存し(ステップS
58)、次のキー入力によってXreg331に記憶さ
れた内容が10進数か時間かを判断し(ステップS5
9)、時間であればエラー処理する。一方、記憶してい
る内容が10進数である場合には、Yreg332に記
憶されている時間(定数メモリ334に記憶されている
時間)とXreg331に記憶されている時間とに基づ
いて時間計算を行う(ステップS60)。すなわち、Y
reg332に記憶されている時間をXreg331に
記憶されている10進数で加減乗除する。その結果は、
Xreg331に記憶される(ステップS56)。
【0087】以後、演算子キーが入力されるたびに、ス
テップS56からステップS60の処理を繰り返すこと
によって、時間の定数計算を行うことができる。
【0088】次に、上記ステップS41〜ステップS6
0の処理を、具体的数字を用いて説明する。図6は、ス
テップS41〜ステップS60の処理に対応したキー操
作と表示内容との関係を一覧にまとめた形で示した説明
図である。
【0089】ここでは、時間計算として、4時15分2
0秒より3時間50分18秒後は何時間何分何秒かを求
め、その時間の定数計算をした場合の操作例について説
明する。
【0090】4時15分20秒より3時間50分18秒
後は何時間何分何秒かを求めるため、まず〔C〕キーを
入力して電源オンとし、次に〔時間〕キーを入力して時
間計算のモードに設定する。このときLCD表示部2に
は、「時(−)分(′)秒(.)」が表示される。この
後、「4,〔時間〕,15,〔時間〕,20,〔+〕,
3,〔時間〕,50,〔時間〕,18,〔=〕」のキー
操作を行うと、LCD表示部2には、最初の「4,〔時
間〕,15,〔時間〕,20,〔+〕」のキー操作によ
って「4−15′20.」が表示され、次の「3,〔時
間〕,50,〔時間〕,18,〔=〕」のキー操作によ
って、計算結果である「8−05′38.」が表示され
る(符号301)。
【0091】この「8−05′38.」を表示した状態
で、〔定数〕キーを操作すると、定数メモリ334に
「8−05′38.」が定数として記憶される。このと
きLCD表示部2には、同じ「8−05′38.」が表
示されている(符号302)。ここまでのキー操作はス
テップS41〜ステップS43に対応している。
【0092】この状態で、次に8時5分38秒より2時
間30分5秒後は何時間何分何秒かを求めることとす
る。すなわち、「〔定数〕,〔+〕,2,〔時間〕,3
0,〔時間〕,5,〔=〕」のキー操作を行うと、LC
D表示部2には、その計算結果である「10−35′4
3.」が表示される(符号303)。このキー操作は、
ステップS44〜ステップS48に対応している。
【0093】次に、8時5分38秒より4時間20′3
5秒後は何時間何分何秒かを求めるため、「4,〔時
間〕,20,〔時間〕,35,〔=〕」のキー操作を行
うと、LCD表示部2には、その計算結果である「12
−26′13.」が表示される(符号304)。このキ
ー操作は、ステップS49〜ステップS53に対応して
いる。
【0094】すなわち、〔定数〕キーと〔=〕キーとを
用いて時間計算(符号303)を行った後は、Yreg
332及び演算子フラグ335をクリアせずにそのまま
残すことによって(ステップS51参照)、その後は
〔定数〕キーと〔+〕キーとの入力を省略し、対象とな
る時間と〔=〕との入力のみで、保存していたYreg
332の値(定数:8時5分38秒)とXreg331
に入力(記憶)された時間とで時間計算(定数計算)を
実行することになる。
【0095】同様に、8時5分38秒より1時間35分
40秒後は何時間何分何秒かを求めるため、「1,〔時
間〕,35,〔時間〕,40,〔=〕」のキー操作を行
うと、LCD表示部2には、その計算結果である「9−
41′18.」が表示される(符号305)。
【0096】次に、時給1500円で8時5分38秒働
いたときの合計賃金を求めるため、「〔定数〕,
〔×〕,1500,〔=〕」のキー操作を行うと、LC
D表示部2には、その計算結果である「12,14
1.」が表示される(符号306)。この場合、演算子
キーが先程と異なるため、〔定数〕キーからのキー操作
となっている。このキー操作は、ステップS44〜ステ
ップS46およびステップS54、ステップS55に対
応している。
【0097】次に、時給2300円で8時5分38秒働
いたときの合計賃金を求めるため、「2300,
〔=〕」のキー操作を行うと、LCD表示部2には、そ
の計算結果である「18,616.」が表示される(符
号307)。このキー操作は、ステップS56〜ステッ
プS60に対応している。
【0098】すなわち、〔定数〕キーと〔=〕キーとを
用いて賃金計算(符号306)を行った後は、Yreg
332及び演算子フラグ335をクリアせずにそのまま
残すことによって(ステップS56参照)、その後は
〔定数〕キーと〔×〕キーとの入力を省略し、対象とな
る時給(2300円)と〔=〕との入力のみで、保存し
ていたYreg332の値(定数:8時5分38秒)と
Xreg331に入力(記憶)された時給(2300
円)とで賃金計算(定数計算)を実行することになる。
【0099】同様に、時給3200円で8時5分38秒
働いたときの合計賃金を求めるため、「2300,
〔=〕」のキー操作を行うと、LCD表示部2には、そ
の計算結果である「25,900.」が表示される(符
号308)。
【0100】次に、請求項6及び請求項7の発明に対応
した金額計算(税計算)の一実施形態について、図7に
示す金額計算処理のフローチャートを参照して説明す
る。
【0101】ある数値(金額)N1とある数値(金額)
N2との加減乗除を行う(ステップS61)。本実施形
態では、これが税抜価格となる。この状態で〔税込〕キ
ーが入力されると(ステップS62)、税込額が求めら
れる(ステップS63)。なお、〔税込〕キーが入力さ
れなければ、この時点で処理は終了する。また、再度
〔税込〕キーが入力されると(ステップS64)、税額
が求められる(ステップS65)。
【0102】この状態で〔定数〕キーが入力されると
(ステップS66)、求めた税込額または税額を定数メ
モリ334に記憶する(ステップS67)。このとき定
数メモリ334は、時間を示すフラグに設定される。な
お、〔定数〕キーが入力されなければ、この時点で処理
は終了する。
【0103】次に、〔定数〕キーが入力されると(ステ
ップS68)、定数メモリ334に記憶されていた税込
額または税額がYreg332に転送される。このと
き、税計算を示すフラグも同時にYreg332に転送
される(ステップS69)。
【0104】この後、演算子キーの〔+〕、〔−〕、
〔×〕、〔÷〕のいずれかのキーが入力された場合には
(ステップS70)、Yreg332に記憶されている
税込額または税額(定数メモリ334に記憶されている
税込額または税額)とXreg331に記憶されている
数値とに基づいて金額計算を行う(ステップS71)。
すなわち、Yreg332に記憶されている税込額また
は税額と、Xreg331に記憶されている数値との加
減乗除を行って金額計算を行う。その結果は、Xreg
331に記憶される(ステップS72)。なお、演算子
キーの〔+〕、〔−〕、〔×〕、〔÷〕のいずれかのキ
ーが入力されなければエラー処理する。
【0105】この後、演算子キーが入力されずに〔=〕
キーまたは〔%〕キーが入力されたかを判断し(ステッ
プS73)、入力されなければ処理を終了する。また、
〔=〕キーまたは〔%〕キーが入力された場合には、Y
reg332に記憶されている税込額または税額と演算
子フラグ335とはそのまま保存し(ステップS7
4)、Yreg332に記憶されている税込額または税
額(定数メモリ334に記憶されている税込額または税
額)とXreg331に記憶されている数値とに基づい
て金額計算を行う(ステップS75)。すなわち、Yr
eg332に記憶されている税込額または税額と、Xr
eg331に記憶されている数値との加減乗除を行って
金額計算を行う。その結果は、Xreg331に記憶さ
れる。なお、演算子キーの〔+〕、〔−〕、〔×〕、
〔÷〕のいずれかのキーが入力されなければ処理を終了
する。
【0106】以後、演算子キーが入力されるたびに、ス
テップS72からステップS75の処理を繰り返すこと
によって、金額(税)の定数計算を行うことができる。
【0107】次に、上記ステップS61〜ステップS7
5の処理を、具体的数字を用いて説明する。図8は、ス
テップS61〜ステップS75の処理に対応したキー操
作と表示内容との関係を一覧にまとめた形で示した説明
図である。
【0108】ここでは、税計算として、売価8500円
と2800円と外税商品(税抜表示)を販売するときの
税込額を求め、その価格の定数計算をした場合の操作例
について説明する。
【0109】まず〔C〕キーを入力して電源オンとし、
次に、「8500,〔+〕,2800,〔=〕」のキー
操作を行うと、LCD表示部2には、その計算結果であ
る「11,300.」が表示される(符号401)。こ
の後、〔税込〕キーが入力されると、LCD表示部2に
は、その計算結果である「11,865.」が表示され
る(符号401)。ただし、ここでは税率を5%として
いる。
【0110】この「11,865.」を表示した状態
で、〔定数〕キーを操作すると、定数メモリ334に
「11,865.」が定数として記憶される。このとき
LCD表示部2には、同じ「11,865.」が表示さ
れている(符号402)。ここまでのキー操作はステッ
プS61〜ステップS67に対応している。
【0111】この状態で、次に11865円の内税商品
(税込表示)を25%引きで販売するときの価格を求め
ることとする。すなわち、「〔定数〕,〔−〕,25,
〔%〕」のキー操作を行うと、LCD表示部2には、そ
の計算結果である「8,899.」が表示される(符号
403)。このキー操作は、ステップS68〜ステップ
S72に対応している。
【0112】次に、11865円の内税商品(税込表
示)を18%引きで販売するときの価格を求めるため、
「18,〔%〕」のキー操作を行うと、LCD表示部2
には、その計算結果である「9,729.」が表示され
る(符号404)。このキー操作は、ステップS72〜
ステップS75に対応している。
【0113】すなわち、〔定数〕キーと〔%〕キーとを
用いて価格計算(符号403)を行った後は、Yreg
332及び演算子フラグ335をクリアせずにそのまま
残すことによって(ステップS74参照)、その後は
〔定数〕キーと〔−〕キーとの入力を省略し、対象とな
る数値(税引率)と〔%〕との入力のみで、保存してい
たYreg332の値(11865円)とXreg33
1に入力(記憶)された数値(税引率)とで価格計算
(定数計算)を実行することになる。
【0114】同様に、11865円の内税商品(税込表
示)を13%引きで販売するときの価格を求めるため、
「13,〔%〕」のキー操作を行うと、LCD表示部2
には、その計算結果である「10,323.」が表示さ
れる(符号405)。
【0115】次に、11865円の内税商品(税込表
示)と1545円の内税商品を買ったときの支払い金額
を求めるため、「〔定数〕,〔+〕,1545,
〔=〕」のキー操作を行うと、LCD表示部2には、そ
の計算結果である「13,410.」が表示される(符
号406)。この場合、演算子キーが先程と異なるた
め、〔定数〕キーからのキー操作となっている。このキ
ー操作は、ステップS68〜ステップS71に対応して
いる。
【0116】次に、11865円の内税商品(税込表
示)と3200円の内税商品を買ったときの支払い金額
を求めるため、「3200,〔=〕」のキー操作を行う
と、LCD表示部2には、その計算結果である「15,
065.」が表示される(符号407)。このキー操作
は、ステップS72〜ステップS75に対応している。
【0117】すなわち、〔定数〕キーと〔=〕キーとを
用いて支払い金額計算(符号406)を行った後は、Y
reg332及び演算子フラグ335をクリアせずにそ
のまま残すことによって(ステップS73参照)、その
後は〔定数〕キーと〔+〕キーとの入力を省略し、対象
となる金額(3200円)と〔=〕との入力のみで、保
存していたYreg332の値(定数:11865円)
とXreg331に入力(記憶)された金額(3200
円)とで支払い金額計算(定数計算)を実行することに
なる。
【0118】同様に、11865円の内税商品(税込表
示)と2958円の内税商品を買ったときの支払い金額
を求めるため、「2958,〔=〕」のキー操作を行う
と、LCD表示部2には、その計算結果である「14,
823.」が表示される(符号408)。次に、請求項
8の発明に対応した実施の形態について説明する。
【0119】前記した各実施形態は、期日計算(図1お
よび図2)、期日および期間計算(図3および図4)、
時間計算(図5および図6)、金額(税)計算(図7お
よび図8)について個別に説明しているが、実際にはこ
れらの計算をキー操作に基づいて判断し、それぞれに対
応した適切な計算を実行するようになっている。そのた
め、月日の入力および表示のフォーマットは、月日の間
を空ける“月”,“日”のシンボルを設け、日数の入力
および表示のフォーマットは、日の後ろを空ける“日”
のシンボルを設け、時分秒の入力および表示のフォーマ
ットは、時分秒の間を空ける“時”,“分”,“秒”の
シンボルを設けるかまたは時(−),分(′),
秒(.)の表示フォーマットを設け、税込額または税額
の入力は〔税込〕キーで、表示のフォーマットは“税
込”,“税額”のシンボルを設けるなどして、いずれも
10進数のときとは明らかに異なるようにしている。
【0120】すなわち、図2、図4、図6および図8に
おいてすでに説明したように、月日の入力は、まず10
進数で月を入力し、〔日数〕キーで月日の入力フォーマ
ットにして日を入力するようにしている。また、日数の
入力は、まず10進数で入力してから〔日数〕キーで日
数のフォーマットにするようにしている。また、時分秒
の入力は、まず10進数で時間を入力し、〔時間〕キー
で時分秒のフォーマットにして分を入力し、〔時間〕キ
ーで時分秒のフォーマットにして秒を入力するようにし
ている。また、税込額または税額の入力は、まず10進
数で入力してから〔税込〕キーで税込額または税額のフ
ォーマットにするようにしている。
【0121】具体的には、日数(期日および期間)計算
においては、Yreg332(演算子の前に入力した数
が入っている)は常に日付となる。よって、日数計算で
使用する各キーの処理において、Yreg332の状態
により日数計算か否かを判断して日数計算を実行する処
理をつけ加えればよい。図1に示すフローチャートでは
ステップS7が、図3に示すフローチャートではステッ
プS25がこの処理となっている。また、時間計算にお
いては、Yreg332(演算子の前に入力した数が入
っている)は常に時分秒となる。よって、時間計算で使
用する各キーの処理において、Yreg332の状態に
より時間計算か否かを判断して時間計算を実行する処理
をつけ加えればよい。図5に示すフローチャートではス
テップS45がこの処理となっている。また、税込額ま
たは税額の計算においては、Yreg332(演算子の
前に入力した数が入っている)は常に10進数となる。
よって、税込額または税額の計算で使用する各キーの処
理において、Yreg332の状態により税込額または
税額の計算か否かを判断して、税込額または税額の計算
を実行する処理をつけ加えればよい。図7に示すフロー
チャートではステップS69がこの処理となっている。
【0122】図9は、上記で個々に説明した、期日計算
の処理(図1)、期日および期間計算の処理(図3)、
時間計算の処理(図5)、税込額または税額計算の処理
(図7)を、体系的にまとめたフローチャートを示して
いる。実際には、この図9に示すフローチャートに従っ
て、上記の各計算処理が行われることになる。
【0123】上記した個々の計算処理の説明と重複する
が、ここで簡単に説明しておくと、まず計算の種類によ
って処理を分岐する(ステップS81)。すなわち、1
0進数の場合は従来通りの四則計算を行い(ステップS
82)、時間計算の場合はYreg332が時分秒にな
るので時間計算を行い(ステップS85)、期間計算の
場合はYreg332が日付になるので演算子フラグが
〜であれば期間計算を行い(ステップS86)、期日計
算の場合はYreg332が日付になるので演算子フラ
グが+か−であれば期日計算を行う(ステップS8
7)。また、四則計算の場合には、四則計算後に〔税
込〕キーが入力されたか判断し(ステップS83)、入
力されている場合には再度〔税込〕キーが入力されたか
判断して(ステップS84)、入力されていない場合に
は税込額を、入力されている場合には税額を計算する。
【0124】次に、〔定数〕キーが入力されたか判断し
(ステップS88)、〔定数〕キーが入力されればその
計算結果を定数メモリ334に記憶する(ステップS8
9)。次に、演算子キーが入力されたか判断し(ステッ
プS90)、〔〜〕であれば期間計算を行い、〔×〕ま
たは〔÷〕であれば税計算を行う。また、〔+〕または
〔−〕であればXregが時間か、日数か、10進数か
で処理を分岐する(ステップS91)。すなわち、日数
であれば期日計算を行い、時間であれば時間計算を行
い、10進数であれば税計算を行う。
【0125】次に、請求項9の発明に対応した実施の形
態について説明する。本実施の形態では、電子卓上計算
機1に〔定数1〕キー及び〔定数2〕キーの2つの定数
キーを設けるとともに、RAM33にこれらに対応した
定数1メモリ及び定数2メモリを設けたものである。つ
まり、例えば〔定数1〕キーの入力によって1つの計算
種別の計算時に、別の計算種別である〔定数2〕キーを
入力することによって、別の計算種別の計算を連続して
行えるようにしたものである。
【0126】以下、図10に示すフローチャートを参照
して動作の説明を行う。まず計算の種類によって処理を
分岐する(ステップS101)。すなわち、時間計算の
場合はYreg332が時分秒になるので時間計算を行
い(ステップS102)、10進数の場合は従来通りの
四則計算から税計算を行い(ステップS103)、期間
計算の場合はYreg332が日付になるので演算子フ
ラグが〜であれば期間計算を行い(ステップS10
4)、期日計算の場合はYreg332が日付になるの
で演算子フラグが+か−であれば期日計算を行う(ステ
ップS105)。なお、ステップS103においては、
四則計算後に〔税込〕キーが入力されたか判断し、入力
されている場合には再度〔税込〕キーが入力されたか判
断して、入力されていない場合には税込額を、入力され
ている場合には税額を計算する。
【0127】次に、〔定数1〕キーが入力されたか判断
し(ステップS106)、〔定数1〕キーが入力されれ
ば、その計算結果を定数1メモリに記憶する(ステップ
S107)。次に、演算子キーが入力されたか判断し
(ステップS108)、〔〜〕キーが入力された場合に
は期間計算を行った後(ステップS109)、定数1メ
モリに定数〜を格納する(ステップS110)。〔×〕
または〔÷〕キーが入力された場合には税計算を行った
後(ステップS111)、定数1メモリに定数×または
定数÷を記憶する(ステップS112)。〔+〕または
〔−〕キーが入力された場合にはXregが時間か、日
数か、10進数かで処理を分岐して計算を行った後(ス
テップS113)、定数1メモリに定数+または定数−
を記憶する(ステップS114)。
【0128】一方、ステップS106において、〔定数
1〕キーが入力されなければ、次にステップS115に
おいて、〔定数2〕キーが入力されたか判断し、〔定数
2〕キーが入力されれば、その計算結果を定数2メモリ
に記憶する(ステップS116)。次に、演算子キーが
入力されたか判断し(ステップS117)、〔〜〕キー
が入力された場合には期間計算を行った後(ステップS
118)、定数2メモリに定数〜を記憶する(ステップ
S119)。〔×〕または〔÷〕キーが入力された場合
には税計算を行った後(ステップS120)、定数2メ
モリに定数×または定数÷を記憶する(ステップS12
1)。〔+〕または〔−〕キーが入力された場合にはX
regが時間か、日数か、10進数かで処理を分岐して
計算を行った後(ステップS122)、定数2メモリに
定数+または定数−を記憶する(ステップS123)。
【0129】具体的に説明すると、例えば図2の期日計
算の符号102で〔定数1〕キーを操作し、定数1メモ
リに「75日」を記憶する。次に、同図の符号103で
「〔定数1〕,〔+〕,6,〔日数〕,17,〔=〕」
のキー操作を行うと、LCD表示部2には、その計算結
果である「8月31日」が表示される。
【0130】この後、例えば図6の時間計算を実施する
ため、図6の時間計算の符号302で[定数2]キーを
操作し、定数2メモリに「8−05′38.」を記憶す
る。次に、同図の符号303で「〔定数2〕,〔+〕,
2,〔時間〕,30,〔時間〕,5,〔=〕」のキー操
作を行うと、LCD表示部2には、その計算結果である
「10−35′43.」が表示される(符号303)。
【0131】この後、図2の期日計算(例えば、符号1
04)を続けて行う場合には、「〔定数1〕,〔+〕,
7,〔日数〕,17,〔=〕」のキー操作を行うと、L
CD表示部2には、その計算結果である「9月30日」
が表示される。
【0132】なお、上記の請求項9に対応した実施形態
では、定数キー及び定数メモリの数を共に2個として説
明しているが、2個に限定されるものではなく、例えば
計算種別の数だけ設けてもよい。
【0133】また、上記各実施形態による日数計算処
理、時間計算処理、金額計算処理等は、計算処理プログ
ラムにより実現され、このプログラムは記録媒体に記録
して提供される。
【0134】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の電子計算機
は、計算種別キーの入力後にその種別の計算によって求
めた値を、定数キーを入力することによって記憶する定
数メモリと、この定数メモリへの記憶後の計算を、定数
キーと、演算子キーと、計算の対象となる対象値と、
〔=〕または〔%〕キーとを入力することによって定数
メモリに記憶されている値と入力された対象値とで行
い、その後の計算を、対象値と、〔=〕または〔%〕キ
ーとを入力することによって定数メモリに記憶されてい
る値と入力された対象値とで行う構成としている。つま
り、任意の計算種別によって計算した値を定数キーの操
作によって定数メモリに記憶させることで、その後は定
数キーと演算子キーとの入力を省略し、対象値と〔=〕
または〔%〕キーとの入力のみで計算(すなわち、定数
計算)を行うことができるので、同一の値を用いた計算
を繰り返す場合、入力の手間を軽減することができる。
【0135】また、本発明の請求項2に記載の電子計算
機は、定数メモリへの記憶後の期日計算を、定数キー
と、演算子キーと、計算の対象となる対象日付と、
〔=〕キーとを入力することによって定数メモリに記憶
されている日数と入力された対象日付とで行い、その後
の期日計算を、対象日付と、〔=〕キーとを入力するこ
とによって定数メモリに記憶されている日数と入力され
た対象日付とで行う構成としている。つまり、同一の日
数を用いた期日計算を繰り返す場合、入力の手間を軽減
することができる。
【0136】また、本発明の請求項3に記載の電子計算
機は、定数メモリへの記憶後の期日計算を、定数キー
と、演算子キーと、前後させる日数(前後日数)と、
〔=〕キーとを入力することによって定数メモリに記憶
されている日付と入力された前後日数とで行い、その後
の期間計算を、前後日数と、〔=〕キーとを入力するこ
とによって定数メモリに記憶されている日付と入力され
た前後日数とで行う構成としている。つまり、同一の日
付を用いた期日計算を繰り返す場合、入力の手間を軽減
することができる。
【0137】また、本発明の請求項4に記載の電子計算
機は、定数メモリへの記憶後の期間計算を、定数キー
と、演算子キーと、別の日付と、〔=〕キーとを入力す
ることによって定数メモリに記憶されている日付と入力
された別の日付とで行い、その後の期間計算を、別の日
付と、〔=〕キーとを入力することによって定数メモリ
に記憶されている日付と入力された別の日付とで行う構
成としている。つまり、同一の日付を用いた期間計算を
繰り返す場合、入力の手間を軽減することができる。
【0138】また、本発明の請求項5に記載の電子計算
機は、定数メモリへの記憶後の時間計算を、定数キー
と、演算子キーと、計算の対象となる対象時間と、
〔=〕キーとを入力することによって定数メモリに記憶
されている時刻と入力された対象時間とで行い、その後
の時間計算を、対象時間と、〔=〕キーとを入力するこ
とによって定数メモリに記憶されている時刻と入力され
た対象時間とで行う構成としている。つまり、同一の時
刻を用いた時間計算を繰り返す場合、入力の手間を軽減
することができる。
【0139】また、本発明の請求項6に記載の電子計算
機は、定数メモリへの記憶後の金額計算を、定数キー
と、演算子キーと、計算の対象となる割引率と、〔%〕
キーとを入力することによって定数メモリに記憶されて
いる金額と入力された割引率とで行い、その後の金額計
算を、割引率と、〔%〕キーとを入力することによって
定数メモリに記憶されている金額と入力された割引率と
で行う構成としている。つまり、同一の金額を用いた割
引計算を繰り返す場合、入力の手間を軽減することがで
きる。
【0140】また、本発明の請求項7に記載の電子計算
機は、定数メモリへの記憶後の金額計算を、定数キー
と、演算子キーと、計算の対象となる対象金額と、
〔=〕キーとを入力することによって定数メモリに記憶
されている金額と入力された対象金額とで行い、その後
の金額計算を、対象金額と、〔=〕キーとを入力するこ
とによって定数メモリに記憶されている金額と入力され
た対象金額とで行う構成としている。つまり、同一の金
額を用いた金額計算を繰り返す場合、入力の手間を軽減
することができる。
【0141】また、本発明の請求項8に記載の電子計算
機は、個々の計算種別専用のフォーマットを設け、演算
子キーの処理において、演算子キーの前に入力した置数
がどの計算種別であるのかの判別とその後の演算子キー
の入力状態とに基づいてその後の計算処理の種別を決定
するように構成している。つまり、個々の計算種別ごと
に定数メモリを設ける必要がないので、式の入力操作が
簡潔になり、かつ結果も分かりやすいものとなる。
【0142】また、本発明の請求項9に記載の電子計算
機は、定数キーとこれに対応する定数メモリとを複数個
設け、1つの定数キーの入力によって1つの計算種別の
計算時に、別の計算種別の定数キーを入力することによ
って、別の計算種別の計算を連続して行える構成として
いる。つまり、何種類もの定数計算を連続して実行でき
るので、何種類もの定数計算を行う場合の入力の手間を
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の発明に対応した期日計算処理動作を
説明するためのフローチャートである。
【図2】請求項2の発明に対応した期日計算処理動作に
対応したキー操作と表示内容との関係を一覧にまとめた
形で示した説明図である。
【図3】請求項3及び4の発明に対応した期日及び期間
計算処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】請求項3及び4の発明に対応した期日及び期間
計算処理動作に対応したキー操作と表示内容との関係を
一覧にまとめた形で示した説明図である。
【図5】請求項5の発明に対応した時間計算処理動作を
説明するためのフローチャートである。
【図6】請求項5の発明に対応した時間計算処理動作に
対応したキー操作と表示内容との関係を一覧にまとめた
形で示した説明図である。
【図7】請求項6及び7の発明に対応した金額計算処理
動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】請求項6及び7の発明に対応した金額計算処理
動作に対応したキー操作と表示内容との関係を一覧にま
とめた形で示した説明図である。
【図9】請求項8の発明に対応した各種計算処理動作を
説明するためのフローチャートである。
【図10】請求項9の発明に対応した各種計算処理動作
を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の一実施形態である電子卓上計算機の
外観図である。
【図12】本発明の一実施形態である電子卓上計算機の
電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電子卓上計算機 2 LCD表示歩 3 スイッチ 4 キーボード 31 CPU(計算処理部) 32 ROM 33 RAM 331 Xreg 332 Yreg 333 メモリ 334 定数メモリ 335 演算子フラグ 336 状態フラグ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも数値キー、演算子キー、
    〔=〕または〔%〕キー、定数キー、計算種別キーを備
    えた各種計算機能を有する電子計算機において、 計算種別キーの入力後にその種別の計算によって求めた
    値を、定数キーを入力することによって記憶する定数メ
    モリと、 この定数メモリへの記憶後の計算を、定数キーと、演算
    子キーと、計算の対象となる対象値と、〔=〕または
    〔%〕キーとを入力することによって前記定数メモリに
    記憶されている値と入力された対象値とで行い、その後
    の計算を、対象値と、〔=〕または〔%〕キーとを入力
    することによって前記定数メモリに記憶されている値と
    入力された対象値とで行う計算処理部とを備えたことを
    特徴とする電子計算機。
  2. 【請求項2】 前記計算種別キーが日数キーであり、 前記定数メモリは、この日数キーの入力後に求めた任意
    の日数を、定数キーを入力することによって記憶し、 前記計算処理部は、前記定数メモリへの記憶後の期日計
    算を、定数キーと、演算子キーと、計算の対象となる対
    象日付と、〔=〕キーとを入力することによって前記定
    数メモリに記憶されている日数と入力された対象日付と
    で行い、その後の期日計算を、対象日付と、〔=〕キー
    とを入力することによって前記定数メモリに記憶されて
    いる日数と入力された対象日付とで行うものである請求
    項1に記載の電子計算機。
  3. 【請求項3】 前記計算種別キーが日数キーであり、 前記定数メモリは、前記日数キーの入力後に求めた任意
    の日付を、定数キーを入力することによって記憶し、 前記計算処理部は、前記定数メモリへの記憶後の期日計
    算を、定数キーと、演算子キーと、前後させる日数(前
    後日数)と、〔=〕キーとを入力することによって前記
    定数メモリに記憶されている日付と入力された前後日数
    とで行い、その後の期間計算を、前後日数と、〔=〕キ
    ーとを入力することによって前記定数メモリに記憶され
    ている日付と入力された前後日数とで行うものである請
    求項1に記載の電子計算機。
  4. 【請求項4】 前記計算種別キーが日数キーであり、 前記定数メモリは、前記日数キーの入力後に求めた任意
    の日付を、定数キーを入力することによって記憶し、 前記計算処理部は、前記定数メモリへの記憶後の期間計
    算を、定数キーと、演算子キーと、別の日付と、〔=〕
    キーとを入力することによって前記定数メモリに記憶さ
    れている日付と入力された別の日付とで行い、その後の
    期間計算を、別の日付と、〔=〕キーとを入力すること
    によって前記定数メモリに記憶されている日付と入力さ
    れた別の日付とで行うものである請求項1に記載の電子
    計算機。
  5. 【請求項5】 前記計算種別キーが時間キーであり、 前記定数メモリは、前記時間キーの入力後に求めた任意
    の時刻を、定数キーを入力することによって記憶し、 前記計算処理部は、前記定数メモリへの記憶後の時間計
    算を、定数キーと、演算子キーと、計算の対象となる対
    象時間と、〔=〕キーとを入力することによって前記定
    数メモリに記憶されている時刻と入力された対象時間と
    で行い、その後の時間計算を、対象時間と、〔=〕キー
    とを入力することによって前記定数メモリに記憶されて
    いる時刻と入力された対象時間とで行うものである請求
    項1に記載の電子計算機。
  6. 【請求項6】 前記計算種別キーが金額計算キーであ
    り、 前記定数メモリは、前記金額計算キーの入力後に求めた
    任意の金額を、定数キーを入力することによって記憶
    し、 前記計算処理部は、前記定数メモリへの記憶後の金額計
    算を、定数キーと、演算子キーと、計算の対象となる割
    引率と、〔%〕キーとを入力することによって前記定数
    メモリに記憶されている金額と入力された割引率とで行
    い、その後の金額計算を、割引率と、〔%〕キーとを入
    力することによって前記定数メモリに記憶されている金
    額と入力された割引率とで行うものである請求項1に記
    載の電子計算機。
  7. 【請求項7】 前記計算種別キーが金額計算キーであ
    り、 前記定数メモリは、前記金額計算キーの入力後に求めた
    任意の金額を、定数キーを入力することによって記憶
    し、 前記計算処理部は、前記定数メモリへの記憶後の金額計
    算を、定数キーと、演算子キーと、計算の対象となる対
    象金額と、〔=〕キーとを入力することによって前記定
    数メモリに記憶されている金額と入力された対象金額と
    で行い、その後の金額計算を、対象金額と、〔=〕キー
    とを入力することによって前記定数メモリに記憶されて
    いる金額と入力された対象金額とで行うものである請求
    項1に記載の電子計算機。
  8. 【請求項8】 個々の計算種別専用のフォーマットを設
    け、前記計算処理部は、演算子キーの処理において、演
    算子キーの前に入力した置数がどの計算種別であるのか
    の判別とその後の演算子キーの入力状態とに基づいてそ
    の後の計算処理の種別を決定するものである請求項1、
    2、3、4、5、6または7のいずれかに記載の電子計
    算機。
  9. 【請求項9】 前記定数キーとこれに対応する前記定数
    メモリとを複数個設け、前記計算処理部は、1つの定数
    キーの入力によって1つの計算種別の計算時に、別の計
    算種別の定数キーを入力することによって、別の計算種
    別の計算を連続して行うものである請求項1、2、3、
    4、5、6、7または8のいずれかに記載の電子計算
    機。
  10. 【請求項10】 計算種別キーの入力後にその種別の計
    算によって求めた値を、定数キーを入力することによっ
    て定数メモリに記憶する手順と、 この定数メモリへの記憶後の計算を、定数キーと、演算
    子キーと、計算の対象となる対象値と、〔=〕または
    〔%〕キーとを入力することによって前記定数メモリに
    記憶されている値と入力された対象値とで行う第1の計
    算処理手順と、 第1の計算処理手順後の計算を、対象値と、〔=〕また
    は〔%〕キーとを入力することによって前記定数メモリ
    に記憶されている値と入力された対象値とで行う第2の
    計算処理手順と、を電子計算機に実行させる計算処理プ
    ログラムを記録した記録媒体。
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