JPH03677B2 - - Google Patents

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JPH03677B2
JPH03677B2 JP56125451A JP12545181A JPH03677B2 JP H03677 B2 JPH03677 B2 JP H03677B2 JP 56125451 A JP56125451 A JP 56125451A JP 12545181 A JP12545181 A JP 12545181A JP H03677 B2 JPH03677 B2 JP H03677B2
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Hideo Oohara
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Omron Corp
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Publication of JPH03677B2 publication Critical patent/JPH03677B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/04Billing or invoicing

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  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小売店舗等において用いられる電子
式キヤツシユレジスタ(以下ECRという)に関
するものである。
〔従来の技術〕 最近マイクロプロセツサの発達と記憶素子の低
価格化に伴い、ECRには種々の取引情報を記憶
させておくようになつている。このようにECR
に記憶されている取引情報を人が認識できるよう
に、種々のレポート、例えば現金や掛け売り等の
取引の種類を表す取引別レポート、プリセツトさ
れた商品部門の内容を表す部門レポート等が
ECRから出力できるようになつている。
又特開昭55−63472号公報に示されているよう
に、レシートやジヤーナルに印字する項目をあら
かじめ夫々独立して定めておき、取引時に、定め
られている項目を夫々レシートやジヤーナルに印
字するようにした第1のECRも知られている。
更に特開昭56−17463号公報に示されているよ
うに、複数部門の売上件数や売上データ等の集計
データを記憶する複数の集計データ記憶領域、及
び個々の集計データ記憶領域に対応してレポート
出力後にその集計データ記憶領域をクリアするか
否かを定めた命令データ領域を有し、レポート出
力時には集計データ記憶領域のデータを順次出力
して1つのレポートを作成し、命令データ領域に
記憶されているデータに基づいて集計データ記憶
領域のデータを消去又はそのままにする処理をす
るようにした第2のECRも知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなECRにおいては、レポートを出力
した後、出力したレポートに関する取引情報を記
憶手段から消去する場合と、消去せずにそのまま
取引情報を記憶手段に記憶しておく場合とがあ
る。出力したレポートに関する取引情報を記憶手
段から消去する場合を指示するために精算モード
が設けられ、消去せずにそのまま取引情報を記憶
手段に記憶しておく場合のために点検モードが設
けられ、夫々モード設定手段によつて選択設定さ
れるようになつている。
従来のECRにおいては複数種類のレポートを
続けて作成する場合には、オペレータは作成する
レポート毎にそのレポートの種類を入力すると共
に、モード設定手段を操作して精算モード又は点
検モードを選択設定しなければならず、長時間
ECRに付きつきりでレポートを作成しなければ
ならないという不都合があつた。
特に第1のECR及び第2のECRによれば、出
力すべきレポートの種類を選択することもでき
ず、又複数種類のレポートを一度に連続して出力
した連結レポートを作成することもできないとい
う不都合がある。
本発明は以上の従来のECRにおける不都合を
解消して、あらかじめ選択した種類のレポートを
あらかじめ定めた順序で出力して連結レポートを
作成することができるようにすると共に、作成し
たレポートの種頼に対応してそのレポートに関す
る取引情報を消去するかそのままにするかの処理
もECRに付きつきりになつて行う必要のない
ECRを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は複数の操作モードのうちの一つを選択
的に設定するためのモード設定手段と、種々の情
報を入力するための入力手段と、この入力手段か
ら入力された取引情報を記憶する取引情報記憶領
域を有する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
ている情報を人が認識し得る形態で順次出力する
ための出力手段とを備え、操作モードとして、商
品の取引時に入力手段より入力された商品取引情
報を記憶手段に記憶する登録モードと、記憶手段
に記憶されている情報から複数の情報を集めて順
次出力することによりレポートを作成するレポー
ト作成モードとを準備した電子式キヤツシユレジ
スタであつて、操作モードとして、出力すべきレ
ポートの種類を出力順に設定するためのプリセツ
トモードを準備し、記憶手段は、連続して出力す
べきレポートの種類をあらかじめプリセツトして
おくための連結プリセツト領域を有し、連結プリ
セツト領域には、レポートの種類を示す符号と、
そのレポートに関する取引情報を記憶手段から消
去すべきか否かを示す符号との対が複数記憶され
るようになつており、モード設定手段によりプリ
セツトモードが選択されているとき、入力手段よ
り入力されたレポートの種類を示す符号とそのレ
ポートに関する取引情報を記憶手段から消去すべ
きか否かを示す符号との対を連結プリセツト領域
に記憶するプリセツト制御手段を設け、モード設
定手段によりレポート作成モードが選択されてい
るとき、連結プリセツト領域に記憶されているレ
ポートの種類を示す符号によりその種類のレポー
トを出力手段により出力させ、消去すべきか否か
を示す符号によりその符号と対の符号が示すレポ
ートに関する取引情報を取引情報記憶領域から消
去するか又はそのままにするかの処理を行い、連
結プリセツト領域の対の符号の数に応じた数のレ
ポートを出力手段により連続して一度に出力させ
ることにより連結レポートを作成させるレポート
作成制御手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
本発明によれば、モード設定手段によりプリセ
ツトモードが選択され、入力手段よりレポートの
種類を示す符号とそのレポートに関する取引情報
を記憶手段から消去すべきか否かを示す符号との
対が入力されると、その対の符号はプリセツト制
御手段により連結プリセツト領域に記憶される。
連結プリセツト領域には複数対の符号が記憶でき
るので、対の符号が入力される毎に、レポートの
種類を示す符号とそのレポートに関する取引情報
を記憶手段から消去すべきか否かを示す符号との
対が順次連結プリセツト領域に記憶されていく。
モード設定手段によりレポート作成モードが選
択されているとき、レポート作成制御手段は、連
結プリセツト領域に記憶されているレポートの種
類を示す符号によりその種類のレポートを出力手
段により出力させ、消去すべきか否かを示す符号
によりその符号と対の符号が示すレポートに関す
る取引情報を取引情報記憶領域から消去するか又
はそのままにするかの処理を行い、連結プリセツ
ト領域の前記対の符号の数に応じた数のレポート
を前記出力手段により連続して一度に出力させる
ことにより連結レポートを作成させる。
〔実施例〕
まず、以下に説明する本発明の実施例で用いる
用語について説明しておく。
レポートとはある目的のもとに複数の取引情報
を集めてプリンタ等の出力手段によつて人が認識
できる形態で順次出力したものをいう。レポート
には、上記目的に応じて、取引別レポート、商品
レポート、PLUレポート、仕入れレポート、現
金残高レポート等の守類がある。取引別レポート
は、商品取引の種類を示すレポートである。商品
レポートは、商品部門の内容を示すレポートであ
る。PLUレポートは、単価呼出し機能のついた
ECRにおける商品単価のレポートである。仕入
れレポートは、商品の仕入れ先を示すレポートで
ある。現金残高レポートは、ECR内にある現金
残高を示すレポートである。
連結レポートとは、複数種類のレポートを連続
して一度に出力手段によつて人が認識できる形態
で順次出力したものをいう。
精算モードでは、レポートの作成後、そのレポ
ートに関する取引情報は取引情報記憶領域から消
去される。一方、点検モードでは、取引情報は消
去されない。
精算モードと点検モードとを総称してレポート
作成モードと呼ぶ。
以下、本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
第1図aはECRを示す斜視図で、第1図bは
ECRの操作パネル面を示す図である。
1は複数モードのうちの一つを選択的に設定す
るためのモード設定手段の一例を示すモードスイ
ツチである。操作モードには、商品の取引時に入
力手段より入力された商品取引情報を後述する記
憶手段に記憶する登録モードと、記憶手段に記憶
されている情報から複数の情報を集めて順次出力
することによりレポートを作成するレポート作成
モードと、出力すべきレポートの種類を出力順に
設定するためのプリセツトモードとがある。レポ
ート作成モードには、点検モードと精算モードと
がある。これらの各種モードは、モードスイツチ
1によつて選択設定される。
2は1〜20の部門の中から一つを選んで入力
するための部門キーである。3は、テンキーであ
る。4は、フアンクシヨンキーである。フアンク
シヨンキー4として、主に登録モードのときに使
われる名称をキートツプに書いた小計キー、クレ
ジツトキー、掛売キー、預り/現金キーが設けら
れている。部門キー2、テンキー3、フアンクシ
ヨンキー4により、種々の情報を入力するための
入力手段が構成されている。5は、モードスイツ
チ1、部門キー2、テンキー3、フアンクシヨン
キー4から成るキーボードである。
6は、部門キー2及びテンキー3により入力さ
れたコードや金額、あるいは小計キーや預り/現
金キー等のフアンクシヨンキー4の操作によつて
演算された演算値を表示する表示器である。7
は、後述する記憶手段に記憶されている情報を人
が認識し得る形態で順次出力するための出力手段
の一例を示すプリンタである。
第2図は、ECRの電気的回路のブロツク図で
ある。8は、中央演算装置(以下CPUという)
である。9は、CPU8の制御プログラムを記憶
しているリードオンリメモリ(以下ROMとい
う)である。10は、前述の入力手段から入力さ
れた取引情報を記憶する取引情報記憶領域(図示
せず)、連続して出力すべきレポートの種類をあ
らかじめプリセツトしておくための連結プリセツ
ト領域10a、連結レポートのためのフラグ及び
入力値を一時記憶するための置数レジスタ等のレ
ジスタの記憶領域10bとを有するランダムアク
セスメモリ(以下RAMという)で、記憶手段の
一例を成している。
連結プリセツト領域10aには、レポートの種
類を示す符号(ここでは、最初の2桁の数字で示
す)と、そのレポートに関する取引情報をRAM
10の取引情報記憶領域から消去すべきか否かを
示す符号(ここでは、レポートの種類を示す符号
に続く2桁の数字で示す)との対が複数記憶され
るようになつている。連結プリセツト領域10a
に記憶できる対の数は、連結レポートとして出力
されるレポートの最大数に合わせて、あらかじめ
決められている。
レポートの種類を示す符号は、レポートの種類
毎に一つずつ与えられている。ここでは、商品取
引の種類を示す取引別レポートに「01」が与えら
れ、商品部門の内容を示す商品レポートに「02」
が与えられている。以下同様に、単価呼出し機能
のついたECRにおける商品単価のレポートであ
るPLUレポート、商品の仕入れ先を示す仕入れ
レポート、ECR内にある現金残高を示す現金残
高レポートには、夫々「03」,「04」,「05」が与え
られている。
これらのレポートに関する取引情報をRAM1
0の取引情報記憶領域から消去すべきか否かを示
す符号として、「消去する」に対して「01」、「消
去しない」に対して「00」が与えられている。こ
れらの符号「01」及び「00」は一種類ずつ個々に
レポートを出力(作成)する場合に選択される精
算モードにおける「消去する」符号「01」、点検
モードにおける「消去しない」符号「00」と同じ
符号である。
記憶領域10bの最初のレジスタはポインタと
呼ばれ、その記憶値は連結プリセツト領域10a
のアドレスを示す。FCONEフラグは、連結レポー
トの出力時か否かを示す。FCONEフラグが1のと
きは連結レポートの出力時を示し、0のときは
個々のレポートの出力時であることを示す。FCL
フラグは、レポート出力後、そのレジスタに関す
る取引情報を取引情報記憶領域から消去するか否
かを示すフラグで、連結プリセツト領域から転送
される符号を記憶するようになつている。置数レ
ジスタは、主として、テンキー3によつて入力さ
れた数字を一時保持する。
第3図は、プリセツトモードにおけるCPU8
の動作を示すフローチヤートで、モード設定手段
によりプリセツトモードが選択されているとき、
入力手段より入力されたレポートの種類を示す符
号とレポートに関する取引情報を記憶手段から消
去すべきか否かを示す符号との対を連結プリセツ
ト領域に記憶するプリセツト制御手段の一例を示
す。
フローチヤートにおいて、引出線を用いて示す
番号は、CPU8により実行されるステツプを示
す。プリセツト時には、オペレータは、まずモー
ドスイツチ1をプリセツトモードにし、テンキー
3を使つてレポートの種類を示す符号と取引情報
をRAM10の取引情報記憶領域から消去すべき
か否かを示す符号との対を入力する。入力された
対の符号は、置数レジスタに記憶される(ステツ
プ30)。
続いて、オペレータは、掛売キーを操作する。
このとき、掛売キーは対の符号の入力の確認のた
めに用いられ、掛売という情報を入力するために
用いられるのではない。CPU8は、掛売キーの
操作を検出する(ステツプ31)と、モードスイツ
チ1の状態をチエツクする(ステツプ32)。ここ
ではモードスイツチ1はプリセツトモードに設定
してあるので、CPU8は、置数レジスタの記憶
値である一対の符号をRAM10の連結プリセツ
ト領域10aに転送する(ステツプ33)。これに
よりレポートの種類を示す符号が連結プリセツト
領域10aの最初のアドレスに記憶され、そのレ
ポートに関する取引情報をRAM10の取引情報
記憶領域から消去すべきか否かを示す符号が連結
プリセツト領域10aの2番目のアドレスに記憶
されたことになる。
2回目のステツプ30〜33の処理を行うと、連結
プリセツト領域10aの3番目と4番目のアドレ
スに一対の符号が記憶される。以下、同様にし
て、ステツプ30〜33を繰り返すことにより、連結
プリセツト領域10aの5番目と6番目、7番目
と8番目のアドレスに符号が記憶される。
第2図に示す例では、連結プリセツト領域10
aとして、10個のアドレスが与えられている。取
引別レポートを示す符号「01」が最初のアドレス
に記憶され、取引別レポートの出力後そのレポー
トに関係する取引情報を消去するという符号
「01」が2番目のアドレスに記憶されている。連
結プリセツト領域10aの3〜8番目のアドレス
には、夫々部門レポートを示す符号「02」、消去
を示す符号「01」、PLUレポートを示す「03」、
消去を示す符号「01」、仕入れレポートを示す符
号「04」、消去しないことを示す符号「00」が記
憶されている。この例によれば、取引別レポー
ト、部門レポート、PLUレポート、仕入れレポ
ートの4種類のレポートが連結レポートとして、
一度に連続して出力すると共に、仕入れレポート
を除く残りの3つのレポートに関しては、取引情
報を消去することが、プリセツトされていること
になる。
次にレポート作成モードにおける動作について
説明する。
第4図はレポート作成モードにおけるCPU8
の動作を示すフローチヤートで、レポート作成制
御手段の一例を示す。レポート作成モードには、
点検モードと精算モードとがある。
まず点検モードにおける動作について説明す
る。点検モードでは、レポートは個々に作成され
るものとする。オペレータは、モードスイツチ1
を点検モードにし、テンキー3に操作してレポー
トの種類を示す符号を入力し、小計キーを操作す
る。このとき、小計キーは入力金額の小計演算を
するために用いられるのではなく、レポートの種
類を示す符号の入力の終了をCPU8に知らせる
ために用いられる。
入力されたレポートの種類を示す符号は、記憶
領域10bの置数レジスタに一時記憶される(ス
テツプ40)。続いて、CPU8は、小計キーが操作
されたことを検出して(ステツプ41)、モードス
イツチ1の状態を調べる(ステツプ42)。モード
スイツチ1は点検モードに設定されているので、
CPU8は、置数レジスタに数字が記憶されてい
るか否かを調べる(ステツプ43)。置数レジスタ
にはレポートの種類を示す符号が記憶されている
ので、CPU8はFCONEフラグを0にセツトし、FCL
フラグを1にする(ステツプ58)。このステツプ
は、フラグの初期設定のステツプに相当する。
FCLフラグの1は積算モードの意味をもつが、後
述するステツプ52においてFCLフラグを0にして
点検モードに戻すので、ここではフラグの初期設
定と考えるのが妥当である。
続いてCPU8は、モードスイツチ1が精算モ
ードに設定されているか否かを調べる(ステツプ
51)。モードスイツチ1は点線モードに設定され
ているので、CPU8は、FCLフラグを0セツトし
(ステツプ52)、ステツプ53及び54の処理を実行し
てレポートを作成する。
ステツプ53の説明を行う前に、一般に行われて
いるレポートの作成の仕方について説明する。レ
ポートの作成の仕方には、2種類の仕方がある。
その一つとして、顧客とオペレータとの間で商品
と金銭の授受が行われる登録モード時に、入力さ
れた取引情報を取引順に取引情報記憶領域に記憶
していき、レポート作成時にレポートの種類に合
わせてデータの演算及び文字情報の編集をし、印
字していく仕方がある。もう一つは、レポートの
種類に合わせて、取引情報の記憶領域をあらかじ
め決めておき、登録モード時に情報の入力がある
毎に、あらかじめ決められている記憶領域の記憶
データと入力データとの演算を行いながらその記
憶領域に記憶していき、レポート作成時に記憶領
域データを順次印字する仕方である。ECRのよ
うに顧客とオペレータというように人が介在して
いる場合には、CPUの遊び時間が比較的長くな
るので、レポート作成に要する時間が短い後者が
よく採用されている。この実施例でも、後者を採
用している。
RAM10の取引情報記憶領域には、レポート
の種類毎に取引情報がレポートの出力形態に合わ
せて連続的に記憶されている。このため、ステツ
プ53及び54では、CPU8は置数レジスタに記憶
されているレポートの種類を示す符号を調べ、そ
の符号に対応する記憶領域の先頭アドレスを算出
し、図示しないカウンタにセツトし、そのカウン
タが示すアドレスの記憶領域のデータを読み出し
て、プリンタ7により印字し、カウンタを進めな
がら順次データを読み出してプリンタ7により印
字していき、レポートを作成する。
指定された1種類のレポートの作成が終了する
と、CPU8はFCLフラグが1になつているか否か
を調べる(ステツプ55)。FCLフラグはステツプ52
で0にされているから、CPU8は、0を検出し、
FCONEフラグが1か否かを調べる(ステツプ57)。
FCONEフラグは、0になつているので、点検モー
ドの一連の動作を終了する。他の種類のレポート
を点検モードで作成する場合には、以上の動作を
繰り返す。
次に、精算モードにおいて、レポートを個別作
成する場合について説明する。
この動作は点検モードにおける動作とほとんど
同じである。ただ、オペレータによつてモードス
イツチ1で精算モードが設定されるので、CPU
8は、ステツプ51の判断の結果ステツプ52を飛ば
して、ステツプ53を実行する。又、CPU8は、
ステツプ55の判断の結果ステツプ56において、レ
ポート作成に用いた記憶領域の取引情報を消去す
る。以上の2点が、点検モードにおける動作と相
違しているだけである。
次に、連結レポートの作成について、説明す
る。いま、連結プリセツト領域10aには、第2
図に示す符号「01」、「01」、「02」、「01」、「03」

「01」、「04」、「00」、「00」、「00」が記憶されて

るものとする。
連結レポートを作成する場合には、この実施例
では、オペレータは、モードスイツチ1を精算モ
ードに設定し、置数キーを操作しないで、いきな
り小計キーを操作する。すると、CPU8は、ス
テツプ41,42,43を経て、ステツプ44の処理を実
行する。
ステツプ44において、CPU8は、記憶領域1
0bのポインタに連結プリセツト領域10aの先
頭アドレスをセツトする。続いて、CPU8は、
ポインタの記憶値が連結プリセツト領域外のアド
レス値に成つていないかどうかを調べる(ステツ
プ45)。このステツプ45は、レポートの種類を示
す符号及びそのレポートに関する取引情報を取引
情報記憶領域から消去するかどうかを示す符号の
対が、連結プリセツト領域10aの全体に渡つて
記憶されている場合(この実施例では、5対の符
号が記憶されている場合)に、5種類のレポート
の印字後、連結レポート作成の処理を終了するた
めに、設けられている。
いま、ポインタは連結プリセツト領域10aの
先頭アドレスを示しているので、CPU8は、ポ
インタが示すアドレスに記憶されているデータの
値が00であるかどうかを調べる(ステツプ46)。
このステツプ46は、5種類未満のレポートを連結
して連結レポートを作成する際、連結するレポー
トの数のレポート作成後、すぐに連結レポート作
成の処理を終了するために、設けられている。
いま、連結プリセツト領域10aの先頭アドレ
スには第2図に示すように符号「01」が記憶され
ているので、CPU8は、その符号を置数レジス
タへ転送セツトする(ステツプ48)。そして先頭
アドレスに続くアドレスに記憶されている符号
「01」即ち1をFCLフラグの記憶領域へ転送セツト
(ステツプ47)し、ポインタの値に2を加え(ス
テツプ49)、FCONEフラグを1にする(ステツプ
50)。ステツプ49で、ポインタの値に2を加える
のは、ポインタが連結プリセツト領域10aの3
番目のアドレスを指すようにし、最初のレポート
作成に続いて2番目のレポートの作成の準備を行
つていることを示す。
ステツプ50に続いて、CPU8は、前述と同様
に、ステツプ51,53,54の処理を実行し、取引別
レポートを作成し、ステツプ55の処理を実行す
る。このとき、FCLフラグはプリセツトデータに
対応して1となつているので、CPU8は、ステ
ツプ56の処理を実行してから、ステツプ57の判断
を行う。FCONEフラグはステツプ50の実行時に1
となつているので、CPU8は、ステツプ45に戻
つて、次のレポートの作成を開始する。
このとき、ポインタは2番目のレポートの種類
「02」の記憶領域のアドレスを記憶している。従
つて、CPU8は、ステツプ45〜51,53〜57を実
行して部門レポートを作成する。
以下、同様にして、PLUレポート、仕入れレ
ポートが連結して作成される。仕入れレポートを
除く他の3つのレポート作成時には、CPU8は
ステツプ56を実行する。しかし、仕入れレポート
の作成時には、FCLフラグが0になつていること
により、ステツプ56がスキツプされ、仕入れレポ
ートに関する取引情報は消去されない。
仕入れレポートの作成後のステツプ46の実行時
に、CPU8は、ポインタが示すアドレスの記憶
値が「00」であることを検出するので、一連の動
作を終了する。
〔発明の効果〕
本発明は、モード設定手段によりプリセツトモ
ードが選択されているとき、入力手段より入力さ
れたレポートの種類を示す符号とそのレポートに
関する取引情報を記憶手段から消去すべきか否か
を示す符号との対を連結プリセツト領域に記憶す
るプリセツト制御手段を設け、モード設定手段に
よりレポート作成モードが選択されているとき、
連結プリセツト領域に記憶されているレポートの
種類を示す符号によりその種類のレポートを出力
手段により出力させ、消去すべきか否かを示す符
号によりその符号の対の符号が示すレポートに関
する取引情報を取引情報記憶領域から消去するか
又はそのままにするかの処理を行い、連結プリセ
ツト領域の符号の対の数に応じた数のレポートを
出力手段により連続して一度に出力させることに
より連結レポートを作成させるレポート作成制御
手段を設けたことを特徴とするので、あらかじめ
選択した種類のレポートをあらかじめ定めた順序
で出力して連結レポートを作成することができ、
作成したレポートの種類に対応してそのレポート
に関する取引情報を消去するかそのままにするか
の処理もプリセツトデータに基づいて自動的に行
われ、オペレータがECRに付きつきりになる必
要がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の一実施例によるECRを示
す斜視図、第1図bはこのECRのパネル面を示
す正面図、第2図はこのECRの全体の構成を示
すブロツク図、第3図は連結レポートをプリセツ
トする場合のECRの動作を示すフローチヤート、
第4図はレポートを得る場合のECRの動作を示
すフローチヤートである。 1……モードスイツチ、3……テンキー、4…
…フアンクシヨンキー、8……CPU、10……
RAM、10a……連結プリセツト領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の操作モードのうちの一つを選択的に設
    定するためのモード設定手段と、種々の情報を入
    力するための入力手段と、この入力手段から入力
    された取引情報を記憶する取引情報記憶領域を有
    する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている
    情報を人が認識し得る形態で順次出力するための
    出力手段とを備え、前記操作モードとして、商品
    の取引時に前記入力手段より入力された商品取引
    情報を前記記憶手段に記憶する登録モードと、前
    記記憶手段に記憶されている情報から複数の情報
    を集めて順次出力することによりレポートを作成
    するレポート作成モードとを準備した電子式キヤ
    ツシユレジスタにおいて、 前記操作モードとして、出力すべきレポートの
    種類を出力順に設定するためのプリセツトモード
    を準備し、 前記記憶手段は、連続して出力すべきレポート
    の種類をあらかじめプリセツトしておくための連
    結プリセツト領域を有し、 前記連結プリセツト領域には、レポートの種類
    を示す符号と、そのレポートに関する取引情報を
    前記記憶手段から消去すべきか否かを示す符号と
    の対が複数記憶されるようになつており、 前記モード設定手段により前記プリセツトモー
    ドが選択されているとき、前記入力手段より入力
    されたレポートの種類を示す符号とそのレポート
    に関する取引情報を前記記憶手段から消去すべき
    か否かを示す符号との対を前記連結プリセツト領
    域に記憶するプリセツト制御手段を設け、 前記モード設定手段により前記レポート作成モ
    ードが選択されているとき、前記連結プリセツト
    領域に記憶されている前記レポートの種類を示す
    符号によりその種類のレポートを前記出力手段に
    より出力させ、前記消去すべきか否かを示す符号
    によりその符号と対の符号が示すレポートに関す
    る取引情報を前記取引情報記憶領域から消去する
    か又はそのままにするかの処理を行い、前記連結
    プリセツト領域の前記対の符号の数に応じた数の
    レポートを前記出力手段により連続して一度に出
    力させることにより連結レポートを作成させるレ
    ポート作成制御手段を設けたことを特徴とする電
    子式キヤツシユレジスタ。 2 前記出力手段は、プリンタであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の電子式キヤツ
    シユレジスタ。
JP56125451A 1981-08-10 1981-08-10 電子式キヤツシユレジスタ Granted JPS5827258A (ja)

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