JPH1127210A - 光出力断検出回路 - Google Patents

光出力断検出回路

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JPH1127210A
JPH1127210A JP9177023A JP17702397A JPH1127210A JP H1127210 A JPH1127210 A JP H1127210A JP 9177023 A JP9177023 A JP 9177023A JP 17702397 A JP17702397 A JP 17702397A JP H1127210 A JPH1127210 A JP H1127210A
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signal
output
circuit
optical output
optical
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JP9177023A
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Munetoshi Suzuki
宗俊 鈴木
Masaaki Furukawa
雅昭 古川
光広 ▲高▼野
Mitsuhiro Takano
Takateru Arai
貴輝 荒井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バースト信号の光伝送において、光送信回路
における発光素子光出力の劣化に対して瞬時に光出力断
検出を行う。 【解決手段】 バースト状の送信信号8が入力される発
光素子駆動回路1により駆動される発光素子2からの光
出力信号9は、発光素子光出力モニタ検出器3に受光さ
れる。その出力信号10は、モニタ信号瞬時ピーク検出
回路4により、送信期間と非送信期間とで極性が反転さ
れた出力信号11として出力される。増幅識別回路5
は、前記出力信号11と基準電圧源6の設定値とを比較
し、出力信号11のレベルが基準電圧源6の設定値より
大きい場合に、一定振幅の出力信号12を出力する。こ
の出力信号12と、送信期間をローレベル、非送信期間
をハイレベルと出力するバーストゲート信号13とは、
ナンド(NAND)回路7に入力されて論理判定され、
その出力が光出力断検出信号14となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光送信回路におけ
る光出力断検出回路に係り、特に、光送信回路のデータ
入力が信号を送信する送信期間と信号を送信しない非送
信期間とに分けられ、非送信期間でローレベルとなり、
送信期間でハイレベルとなるバースト信号である入力信
号を光信号に変換して送信する光送信回路において、発
光素子の光出力量の劣化を検出し警報を発出する光出力
断検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光送信回路から出力されるバースト信号
の光出力量の低減を検出する光出力断検出回路に関する
従来技術として、例えば、電子情報通信学会技術報告資
料 CS96−41,OCS96−18(平成8年6月)
として発表されている技術が知られている。
【0003】図7は従来技術による光出力断検出回路を
含む光送信回路の回路構成を示すブロック図、図8は従
来技術の動作を説明する信号波形図であり、以下、図
7、図8を参照して従来技術による光出力断検出回路に
ついて説明する。図7において、31は発光素子駆動回
路、32はレーザダイオード(LD)、33はモニタフ
ォトダイオード(モニタPD)、34は前置増幅器、3
5はピーク検出回路、36は光出力断検出回路、37は
LD変調電流制御回路である。
【0004】図7に示す従来技術による光出力断検出回
路を含む光送信回路は、発光素子駆動回路31と、駆動
回路31により駆動される発光素子であるLD32と、
LD32からの送信光出力42をモニタするモニタPD
33と、モニタPD33の電流を電圧信号へ変換する前
置増幅器34と、前置増幅器34の出力のピーク値を検
出するピーク検出回路35と、ピーク検出回路35の出
力から光出力量の劣化を検出する光出力断検出回路36
と、ピーク検出回路36の出力によりLD32の光出力
を制御するLD変調電流制御回路37とを備えて構成さ
れている。
【0005】次に、図7に示す従来技術による光出力断
検出回路の動作を、図8に示す信号波形図を参照しなが
ら説明する。
【0006】発光素子駆動回路31は、図8に示すよう
なバースト状の入力信号41を受けて、LD32を駆動
する。LD32からの光出力42は、モニタPD33に
入力されその光電流信号43が前置増幅器34に入力さ
れて電圧信号に変換される。図8に示す例では、LD3
2からの光出力42が、最初の送信期間で正常のレベル
を持つが、次の送信期間からLD32等の障害により正
常レベルの半分以下になったとして示している。そし
て、前置増幅器34の出力信号は、モニタPD33の出
力である光電流信号43がそのままの波形で電圧信号に
変換されたものとなる。この前置増幅器34の出力信号
は、ピーク検出回路35入力され、モニタ信号のピーク
値が検出される。検出されたモニタ信号のピーク値信号
45は、LD変調電流制御回路37に与えられ、LD変
調電流制御回路37は、モニタ信号のピーク値を一定に
保持するように発光素子駆動回路を制御する。
【0007】前述において、ピーク値検出回路35は、
バースト信号のピーク値を検出するため、充放電時間に
大きなコントラストをつけており、充電時間に対して、
放電時間が例えば10万倍に設定され、かつ、放電時間
は送信期間と非送信期間とを合わせたバースト周期の1
0倍以上に設定されている。これにより、ピーク検出回
路35の出力であるピーク値信号45は、図8に示すよ
うに連続化された波形となる。図8に示す例では、最初
の送信期間でLD32が正常なレベルを持った光信号4
2を出力しているとしているので、ピーク検出回路35
からのピーク値信号45は、モニタPD33の出力レベ
ルに対応する値を示す。
【0008】しかし、前述したように、ピーク値検出回
路35は、放電時間が大きく設定されているので、その
出力45は、その後の送信期間においてモニタPD33
の出力レベルが低下しても、直ちにそのレベルに対応す
るものとはならず、図8に示すようになだらかに低下し
ていく波形となる。このピーク検出回路35の出力信号
45は、前述したように、LD変調電流制御回路37へ
入力され帰還ループを形成することにより、LDの光出
力を一定に保持し、バースト送信期間先頭での光出力波
形歪を抑制することができる。
【0009】また、ピーク検出回路35の出力信号45
は、光出力断検出回路36へも入力され、光出力断検出
回路36は、出力信号45の電圧値が予め設定されてい
る任意の設定値信号44以下になったとき、光出力断検
出信号46を発出する。ピーク検出回路35は、入力信
号41の非送信期間でも、次の送信期間までその出力信
号45の放電時間を十分に長く設定されているため、非
送信期間に出力信号45のレベルが急激に下がることが
ない。このため、光出力断検出回路36は、入力信号4
1の非送信期間に光出力断検出信号を発出することはな
い。
【0010】前述した従来技術による光出力断検出回路
は、前述したような構成を備えることにより、バースト
信号入力により、光出力を検出すると光出力断検出信号
を解除し、バースト非送信期間でも規定のバースト周期
内で、かつ、発光素子に劣化がなければ、次の送信期間
がくるまで、光出力断検出信号を発出しないという利点
を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
技術は、モニタ信号のピーク検出回路35の出力信号
を、光出力断検出回路36の入力信号と、LD変調電流
制御回路37へ帰還を掛けている信号とに併用している
ため、バースト信号の非送信期間でも一旦ピーク値を検
出すると、モニタ信号ピーク検出回路の時定数の分だけ
放電時間を要してしまうので、瞬時に光出力断を検出で
きないという問題点を有している。すなわち、かりに、
任意の設定値が正常動作時のピーク値の半分に設定して
あるとし、LD32の光出力が瞬時に半分未満になった
とする。この場合、ピーク検出回路35の出力信号45
は、ピーク検出回路の放電能力により、光出力断検出回
路36が光出力断を検出できるレベルにまで下がるまで
に、放電時間の約半分要することとなり、光出力断検出
回路36は、瞬時に光出力断を検出することができな
い。
【0012】一般に、前述したような光送信回路を具備
した光伝送装置は、運用系と保守系と(正常動作時は、
運用系のみ使用)の2重系の伝送系により伝送網を構築
しており、運用系が故障した際に保守系へ切り換える機
能を有している。その故障を知らせる警報の1つとし
て、光出力断検出信号も用いるため、安定した伝送網を
提供するためには、LDが劣化したと同時に伝送系を保
守系へ切り換える動作が要求される。従来技術の場合、
LD劣化等の障害時に、瞬時に光出力断の検出を行うこ
とができないために、故障した状態のままで通信を行
い、光出力断検出を行うまでの間、通信不良のまま通信
を行う可能性があるという問題点を有している。
【0013】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、バースト伝送用光送信回路における発光素
子の光出力の劣化に対して瞬時に光出力断の検出ができ
るようにし、かつ、伝送品質を一定に保つことが可能な
光出力断検出回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、信号を送信する送信期間と信号を送信しない非送信
期間とに分けられる光通信系の光送信回路に使用される
光出力断検出回路において、光送信回路のバースト信号
送信期間における発光素子からの光出力バースト信号を
モニタするモニタ手段と、送信期間におけるモニタ信号
が任意の設定値以下となったときに光出力劣化を判定す
る光出力劣化判定手段とを備えることにより達成され
る。
【0015】また、前記目的は、前記光出力劣化判定手
段からの出力信号とバースト信号入力領域を示すバース
トゲート信号とのレベルを論理判定する論理回路をさら
に備え、前記論理回路が、前記モニタ手段の出力信号が
光出力断検出条件になったとき、その出力信号の極性を
反転させて、光出力劣化を発出することにより達成され
る。
【0016】さらに、前記目的は、バースト信号領域生
成回路をさらに備え、該バースト信号領域生成回路が、
バースト信号を入力源とするバースト信号領域を示す信
号を前記バーストゲート信号として生成することによ
り、また、前記論理回路の出力側に、論理回路の出力を
保持するピークホールド回路を備えることにより、さら
にまた、前記モニタ手段を、ピーク値検出方式、また
は、瞬時平均値検出方式を使用して構成することにより
達成される。
【0017】本発明による光出力断検出回路は、前述し
た構成を具備することにより、光送信回路に入力される
バースト信号の送信期間毎に光出力の劣化を判定するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による光出力断検出
回路の実施形態を図面により詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施形態による光出
力断検出回路の構成を示すブロック図、図2は本発明の
第1の実施形態の動作を説明する信号波形図である。図
1において、1は発光素子駆動回路、2は発光素子、3
は発光素子光出力モニタ検出器、4はモニタ信号瞬時ピ
ーク検出回路、5は増幅識別回路、6はモニタ信号瞬時
ピーク検出回路出力を識別する基準電圧発生源、7はナ
ンド(NAND)回路である。
【0020】本発明の第1の実施形態による光出力断検
出回路は、図1に示すように、バースト状の送信信号8
が入力される発光素子駆動回路1と、発光素子駆動回路
1の出力が入力されて発光するレーザダイオード(L
D)等による発光素子2と、発光素子2の光出力をモニ
タするフォトダイオード(PD)等による発光素子光出
力モニタ検出器3と、発光素子光出力モニタ検出器3の
出力を入力とするモニタ信号の瞬時ピーク検出回路4
と、モニタ信号の瞬時ピーク検出回路4の出力信号が入
力された場合に、この入力信号と、任意の識別レベルに
設定された基準電圧発生源6の基準電圧とを比較し、入
力信号が基準電圧を越えている場合に一定の出力振幅の
出力信号12を出力する増幅率を持つ増幅識別回路(例
えば、トランジスタ−トランジスタ−ロジック;TTL
やエミッタ−カップルド−ロジック;ECL等により構
成される)5と、増幅識別回路5の出力12と、送信期
間と非送信期間とを区別するバーストゲート信号13と
が入力され、論理判定するNAND回路7とを備え構成
されている。
【0021】図1に示す本発明の第1の実施形態による
光出力断検出回路において、バースト状の送信信号8が
入力される発光素子駆動回路1により駆動される発光素
子2からの光出力信号9は、発光素子光出力モニタ検出
器3に受光される。発光素子光出力モニタ検出器3の出
力信号10は、モニタ信号瞬時ピーク検出回路4に入力
され、該回路4は、送信期間が非送信期間とは極性が反
転された出力信号11を生成する。
【0022】そして、モニタ信号瞬時ピーク検出回路4
からの出力信号11と、識別レベルを設定する基準電圧
発生源6の出力との比較により識別を行う増幅識別回路
5は、識別した出力信号12を出力する。NAND回路
7は、増幅識別回路5の出力信号12と、送信期間をロ
ーレベル、非送信期間をハイレベルとして出力するバー
ストゲート信号13とを入力として、これらの信号を論
理判定する。そして、NAND回路7の出力14が光出
力断検出信号となる。
【0023】次に、図1の各構成回路における入力信号
及び出力信号の波形により示す図2のタイミングチャー
トを参照して、各回路の動作を説明する。
【0024】図2において、送信信号8が発光素子駆動
回路1に入力されると、発光素子2からの光出力9が出
力され、この光出力9が発光素子光出力モニタ検出器3
に受光されて、発光素子光出力モニタ検出器3は、出力
信号10を出力する。モニタ信号瞬時ピーク検出回路4
は、信号が入力されると高速で充電を行ってピーク検出
を行い、送信期間が終了すると直ちに放電して、送信期
間と非送信期間との極性が反転する出力信号11を生成
する。
【0025】そして、モニタ信号瞬時ピーク検出回路4
からの出力信号11と、基準電圧源6の設定値とは増幅
識別回路5へ入力され、増幅識別回路5は、光出力が正
常あるいは異常と判定した結果を増幅識別回路出力12
として出力する。説明している実施形態の場合、増幅識
別回路出力12は、送信期間における光出力バースト信
号のレベルが正常なレベルを有する場合にはハイレベル
出力、送信期間における光出力バースト信号のレベルが
低下して異常なレベルとなっている場合にはローレベル
出力となる。この増幅識別回路出力12と、送信期間を
ローレベル、非送信期間をハイレベルとした信号である
外部制御のバーストゲート信号13は、それぞれNAN
D回路7に入力され、NAND回路7は、各バースト信
号の入力毎に増幅識別回路の出力12とバーストゲート
信号13との論理条件により、発光素子の光出力劣化を
判定する。NAND回路7は、発光素子の光出力が劣化
していると、各バースト信号入力時に光出力断検出信号
14を出力することができる。
【0026】前述した本発明の第1の実施形態によれ
ば、モニタ信号瞬時ピーク検出回路4が、モニタ信号の
レベルにほとんど追従する信号を出力し、また、光信号
の送信回路へ入力される制御信号を、送信信号とバース
トゲート信号との2信号により、各バースト送信信号入
力毎に光出力の劣化の判定を行うことができるので、光
出力が劣化している場合に、瞬時に光出力断検出信号を
発出することができる。
【0027】図3は本発明の第2の実施形態による光出
力断検出回路の構成を示すブロック図である。図3にお
いて、15はモニタ信号瞬時平均値検出回路であり、他
の符号は図1の場合と同一である。
【0028】図3に示す本発明の第2の実施形態は、第
1の実施形態におけるモニタ信号瞬時ピーク検出回路4
が、モニタ信号瞬時平均値検出回路15に変更となった
以外、図1により説明した第1の実施形態と同一に構成
されている。そして、発光素子光出力モニタ検出器出力
10は、ローパスフィルタにより構成することができ、
平均値を検出している。
【0029】前述したような本発明の第2の実施形態の
場合にも、前述の第1の実施形態と同様に動作し、同様
な効果を得ることができる。
【0030】図4は本発明の第3の実施形態による光出
力断検出回路の構成を示すブロック図である。図4にお
いて、17は送信信号用瞬時ピーク検出回路、19は送
信信号用基準電圧源、20は送信信号用増幅識別器であ
り、他の符号は図1の場合と同一である。
【0031】図4に示す本発明の第3の実施形態は、バ
ーストゲート信号を回路外部から入手するのではなく、
自己回路内で疑似バーストゲート信号を生成するように
構成されている点で、前述した本発明の第1の実施形態
と相違している。
【0032】図4において、図1におけるバーストゲー
ト信号13の代わりに追加となる回路ブロックは、送信
信号用瞬時ピーク検出回路17、送信信号用基準電圧源
19、送信信号用増幅識別器20である。そして、送信
信号入力8から、増幅識別回路出力11を得るまでの動
作は、前述した本発明の第1の実施形態の場合と同様に
行われる。従って、ここでは、疑似バーストゲート信号
の生成についてのみ説明する。
【0033】バースト状の送信信号8は、送信信号用瞬
時ピーク検出回路17に入力され、該送信信号用瞬時ピ
ーク検出回路17は、出力信号18を出力する。送信信
号用増幅識別回路20は、前述の出力信号18と、任意
の識別レベルを設定する送信信号用基準電圧源19から
の基準値とを入力として、これらの入力信号から、疑似
バーストゲート信号21を生成する。このとき、増幅識
別回路5の出力12と送信信号用増幅識別回路20の出
力21とは、同一の出力振幅(例えば、識別回路がTT
L等による出力段を持つ)が得られるものとする。NA
ND回路7は、増幅識別回路出力12と送信信号用増幅
識別回路出力21とを入力として、図1により説明した
と同様に光出力断検出信号14を出力することができ
る。
【0034】前述した本発明の第3の実施形態によれ
ば、光信号の送信回路へ入力される制御信号の送信信号
のみにより、各バースト送信信号入力毎に光出力の劣化
の判定を行うことができ、光出力が劣化していると、瞬
時に光出力断検出信号を発出することができる。
【0035】図5は本発明の第4の実施形態による光出
力断検出回路の構成を示すブロック図である。図5にお
いて、22はNAND回路出力用ピークホールド回路で
あり、他の符号は図1の場合と同一である。
【0036】図5に示す本発明の第4の実施形態は、N
AND回路7の出力をピークホールドするNAND回路
出力用ピークホールド回路22が設けられている点での
み、図1により説明した第1の実施形態と相違し、その
他は第1の実施形態と同一に構成されている。
【0037】図5に示す本発明の第4の実施形態におい
て、NAND回路7出力が光出力断検出信号を出力する
と、このNAND回路7出力がピークホールド回路22
の時定数の設定により、非送信期間となっても光出力断
検出信号を保持し続ける。これにより、確実に光出力断
検出を出力することができる。
【0038】前述したような本発明の第4の実施形態の
場合にも、基本動作は前述した本発明の第1の実施形態
と同様に動作し、同様な効果を得ることができる。そし
て、本発明の第4の実施形態によれば、光信号の送信回
路へ入力する制御信号を送信信号とバーストゲート信号
の2信号により、各バースト送信信号入力毎に光出力の
劣化を判定を行うことができ、光出力の劣化が生じてい
れば、瞬時に光出力断検出信号を発出し、非送信期間で
も光出力断検出信号を保持させておくことができる。
【0039】図6は本発明の第5の実施形態による光出
力断検出回路の構成を示すブロック図であり、図の符号
は図4、図5の場合と同一である。
【0040】図6に示す本発明の第5の実施形態は、前
述した本発明の第4の実施形態で使用したNAND回路
出力用ピークホールド回路22を、前述した本発明の第
3の実施形態に組み合わせて使用して構成したものであ
る。このような本発明の第5の実施形態の場合も、基本
動作は前述の本発明の第3の実施形態と同様であり、同
様の効果を得ることができる。
【0041】前述した本発明の第5の実施形態によれ
ば、光信号の送信回路へ入力される制御信号の送信信号
のみにより、各バースト送信信号入力毎に光出力の劣化
の判定を行うことができ、光出力が劣化していると、瞬
時に光出力断検出信号を発出することができ、しかも、
非送信期間でも光出力断検出信号を保持することができ
る。
【0042】なお、前述した本発明の実施形態のそれぞ
れは、発光素子駆動回路を制御する帰還ループを備えな
いものとして説明したが、本発明は、従来技術の場合と
同様に、発光素子の僅かの劣化に対してその光出力の補
正を行う帰還ループを設けて構成してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ースト信号の光伝送において、送信回路での光出力断検
出を行うために、送信信号とバーストゲート信号との2
つの信号により、送信期間、非送信期間を問わずに、各
バースト送信信号入力毎に光出力の劣化した時点で瞬時
に光出力断検出信号を発出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による光出力断検出回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の動作を説明する信号
波形図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による光出力断検出回
路の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施形態による光出力断検出回
路の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施形態による光出力断検出回
路の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第5の実施形態による光出力断検出回
路の構成を示すブロック図である。
【図7】従来技術による光出力断検出回路を含む光送信
回路の回路構成を示すブロック図である。
【図8】従来技術の動作を説明する信号波形図である。
【符号の説明】
1 発光素子駆動回路 2 発光素子 3 発光素子光出力モニタ検出器 4 モニタ信号瞬時ピーク検出回路 5 増幅識別器 6 基準電圧発生源 7 ナンド(NAND)回路 15 モニタ信号瞬時平均値検出回路 17 送信信号用瞬時ピーク検出回路 19 送信信号用基準電圧発生源 20 送信信号用増幅識別回路 22 NAND回路出力用ピークホールド回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/14 10/04 10/06 (72)発明者 荒井 貴輝 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を送信する送信期間と信号を送信し
    ない非送信期間とに分けられる光通信系の光送信回路に
    使用される光出力断検出回路において、光送信回路のバ
    ースト信号送信期間における発光素子からの光出力バー
    スト信号をモニタするモニタ手段と、送信期間における
    モニタ信号が任意の設定値以下となったときに光出力劣
    化を判定する光出力劣化判定手段とを備えることを特徴
    とする光出力断検出回路。
  2. 【請求項2】 前記光出力劣化判定手段からの出力信号
    とバースト信号入力領域を示すバーストゲート信号との
    レベルを論理判定する論理回路をさらに備え、前記論理
    回路は、前記モニタ手段の出力信号が光出力断検出条件
    になったとき、その出力信号の極性を反転させて、光出
    力劣化を発出することを特徴とする請求項1記載の光出
    力断検出回路。
  3. 【請求項3】 バースト信号領域生成回路をさらに備
    え、該バースト信号領域生成回路は、バースト信号を入
    力源とするバースト信号領域を示す信号を前記バースト
    ゲート信号として生成することを特徴とする請求項2記
    載の光出力断検出回路。
  4. 【請求項4】 前記論理回路の出力側に、論理回路の出
    力を保持するピークホールド回路を備えることを特徴と
    する請求項2または3記載の光出力断検出回路。
  5. 【請求項5】 前記モニタ手段は、ピーク値検出方式、
    または、瞬時平均値検出方式を使用して構成されること
    を特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1記載の
    光出力断検出回路。
JP9177023A 1997-07-02 1997-07-02 光出力断検出回路 Pending JPH1127210A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6731881B2 (en) 1999-12-01 2004-05-04 Nec Corporation Device for transmitting and receiving optical signals

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