JP2762986B2 - 光出力遮断回路 - Google Patents

光出力遮断回路

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JP2762986B2
JP2762986B2 JP8055251A JP5525196A JP2762986B2 JP 2762986 B2 JP2762986 B2 JP 2762986B2 JP 8055251 A JP8055251 A JP 8055251A JP 5525196 A JP5525196 A JP 5525196A JP 2762986 B2 JP2762986 B2 JP 2762986B2
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bias
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敬士 吉田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光出力遮断回路に関
し、特にレーザ発振器の発振光を外部変調器において外
部信号により変調して送信する光送信装置における光出
力遮断回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光出力遮断機能を有する従来の光送信装
置の例を図3に示す。図3において、半導体レーザ14
の発振レーザ光は外部変調器15へ入力され、変調器駆
動回路17からの入力信号に従って変調される。この外
部変調器15の変調光は出力光となって伝送路へ送信さ
れると共に、光カプラ16により一部分岐される。
【0003】この分岐光は受光素子18へ入力されて光
/電気変換が行われて、電気信号とされ、シャットダウ
ン回路20へ入力される。このシャットダウン回路20
の出力により自動出力安定化回路(APC)19が制御
されるようになっている。
【0004】また、半導体レーザ14には、その背面放
出光を入力として光/電気変換する受光素子13が設け
られており、この受光素子13の出力に従って半導体レ
ーザ14の出力光レベルを一定制御する様に、APC1
9が動作するものである。
【0005】この様に、外部変調器15の出力光を光分
岐によりモニタして、その有無の情報によってシャット
ダウン回路20がAPC19を制御することにより、信
号光の遮断停止を行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の光出力
遮断回路においては、外部変調器の出力光の有無のみを
検出して信号光の制御を行っているので、外部変調器へ
の駆動信号が遮断の異常となっても、信号光源の異常が
ない限り出力停止にはならないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、変調器駆動信号をもモニ
タすることにより、信号光源の異常のみならず変調器駆
動信号の異常でも出力光の停止をなすようにした光出力
遮断回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、レーザ
発振手段の発振光を変調手段において外部信号により変
調して送信する光送信装置における光出力遮断回路であ
って、前記変調器の駆動信号波形をモニタするモニタ手
段と、このモニタ出力のうち直流バイアス異常を検出す
るバイアス検出手段と、前記モニタ出力のうち前記外部
信号のマーク率異常を検出するマーク率検出手段と、変
調器の出力光異常を検出する出力光検出手段と、前記バ
イアス検出手段、前記マーク率検出手段及び前記出力光
検出手段の各出力に応じて前記レーザ発振手段の発振を
断制御する制御手段とを含むことを特徴とする光出力遮
断回路が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の作用について述べると、
変調器駆動信号の異常、すなわち直流出力バイアスやマ
ーク率の検出を行ってその異常を検出し、これ等に異常
があった場合にも出力光の停止を行うようにしている。
【0010】以下に、本発明の実施例について図面を用
いて説明する。
【0011】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、図3と同等部分は同一符号にて示している。図3と
相違する部分についてのみ述べる。図3において、外部
変調器15とマッハツェンダー型変調器を用いた例を示
している。このマッハツェンダー型外部変調器15には
変調器駆動波形をモニタ可能なモニタ端子が設けられて
いることから、このモニタ端子出力波形がモニタ回路1
にてモニタして取出される様になっている。
【0012】このモニタ出力のうち変調器駆動波形のマ
ーク率(1と0との単位時間に占める割合い)を検出し
て、このマーク率を所定閾値と比較して異常を検出する
マーク率検出回路2が設けられている。このマーク率は
伝送方式により異なるが、伝送方式が決定されていれ
ば、一意に定まるので、この一意に定まっている基準の
マーク率(閾値)と検出マーク率とを比較することで、
マーク率異常が検出できる。
【0013】尚、マーク率の検出方法は周知であるが、
例えば、ある一定期間の信号を平均化してその直流分を
検出することで、マーク率を検出することができる。
【0014】また、モニタ回路1によるモニタ出力のう
ち直流バイアス成分を検出してその異常を検出するバイ
アス検出回路3が設けられている。この直流バイアスに
ついても、図1の中に示している様に、正常値の範囲が
予め定められていることから、この範囲外であれば異常
と検出される。
【0015】マーク率検出回路2の出力と、バイアス検
出回路3の出力と、更には従来の受光素子18による出
力光の有無情報とは3入力オア回路4を介してシャット
ダウン回路20へ入力されている。従って、これ等いず
れかに異常検出がなされれば、シャットダウン回路20
はこれを検出してAPC19を介して半導体レーザ14
の光出力遮断制御をなすのである。
【0016】図2は本発明の他の実施例のブロック図で
あり、図1と同等部分は同一符号により示している。図
2の例では、外部変調器15としてEA(Electr
oAbsorption)変調器を用いたものであり、
このEA変調器のモニタ端子の出力をモニタ回路1にて
取出す様になっている。他の構成は図1の実施例と同一
である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、外部変調
器を用いた光送信装置において出力光を光分岐によりモ
ニタし、信号光の有無を監視するのみでなく、変調駆動
信号をモニタし、マーク率異常及びDCバイアス異常を
監視することで変調器駆動回路の異常も監視でき、主信
号に同期しないCW光が伝送路に出力されることが防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図3】従来の光送信装置の例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】 1 モニタ回路 2 マーク率検出回路 3 DCバイアス検出回路 4 オア回路 13,18 受光素子 14 半導体レーザ 15 外部変調器 16 光カプラ 17 変調器駆動回路 19 自動出力安定化回路 20 シャットダウン回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G02F 1/01 (56)参考文献 特開 平8−163043(JP,A) 特開 平5−323245(JP,A) 特開 平4−34986(JP,A) 特開 平3−24521(JP,A) 特開 平8−251815(JP,A) 特開 平7−58698(JP,A) 特開 平5−232412(JP,A) 特開 平8−163049(JP,A) 特開 平5−75547(JP,A) 特開 平3−34986(JP,A) 特開 平5−72505(JP,A) 特開 平6−125309(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 10/00 - 10/18 G02F 1/00 - 1/05 505 G11B 7/125 H01S 3/102 - 3/103 H01S 3/131 - 3/133

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振手段の発振光を変調手段にお
    いて外部信号により変調して送信する光送信装置におけ
    る光出力遮断回路であって、前記変調器の駆動信号波形
    をモニタするモニタ手段と、このモニタ出力のうち直流
    バイアス異常を検出するバイアス検出手段と、前記モニ
    タ出力のうち前記外部信号のマーク率異常を検出するマ
    ーク率検出手段と、変調器の出力光異常を検出する出力
    光検出手段と、前記バイアス検出手段、前記マーク率検
    出手段及び前記出力光検出手段の各出力に応じて前記レ
    ーザ発振手段の発振を断制御する制御手段とを含むこと
    を特徴とする光出力遮断回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記バイアス検出手
    段、前記マーク率検出手段及び前記出力光検出手段の各
    出力の少なくとも一つが異常を示したときに前記発振を
    断とするよう構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の光出力遮断回路。
  3. 【請求項3】 前記変調手段は、マッハツェンダー型外
    部変調器またはEA変調器であることを特徴とする請求
    項1または2記載の光出力遮断回路。
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