JP3269980B2 - 光送信器 - Google Patents

光送信器

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JP3269980B2
JP3269980B2 JP00377597A JP377597A JP3269980B2 JP 3269980 B2 JP3269980 B2 JP 3269980B2 JP 00377597 A JP00377597 A JP 00377597A JP 377597 A JP377597 A JP 377597A JP 3269980 B2 JP3269980 B2 JP 3269980B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光送信器に関し、
特に誘導ブリルアン散乱(以下「SBS」と呼ぶ)の影
響を抑制するために、レーザーダイオード(以下「L
D」と呼ぶ)に微少な周波数変調を与える手段を有し、
なおかつその変調量を光ファイバへの入力光パワーの変
化に対応して自動的に制御する回路を備えた光送信器に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超高速外部変調器および高出力エ
ルビウム添加光ファイバ増幅器の開発により、周波数チ
ャーピングが少なく、かつ、出力20dBm以上の送信
光源が実現可能になった。このような送信光源からのコ
ヒーレントな高パワー信号光を光ファイバにより伝送さ
せる場合、SBSが生じることがある。
【0003】SBSは、光ファイバにおいては、入力信
号光の伝搬方向と反対方向に発生する。さらに、このS
BSによる反射光は、入力光パワーが大きくなるほど増
大してしまう。この結果、SBSが生じると、反射光パ
ワーが大きくなり、いかに入力光パワーを大きくして
も、光ファイバ出力端に到達する透過光パワーは、ある
一定値以上には増えなくなる。また、反射光の影響によ
り、受信器側で誤り率が顕著に劣化する。
【0004】この現象は、光ファイバヘの入力光パワー
が大きいほど顕著に現われる。この現象が現われ始める
ときの入力光パワーは、SBSしきい値と定義される。
入力光パワーは、このSBSしきい値以下に設定しなけ
ればならない。即ち、このSBSしきい値が入力光パワ
ーの限界となり、入力光パワーをそれ以上に大きくする
と、前記問題が発生する。(参考文献:電子情報通信学
会、光通信システム研究会OCS91−49)。
【0005】しかしながら、このSBSしきい値の限界
は、LDに微少な周波数変調を加えることにより、改善
することができる。即ち、SBSしきい値を高くするこ
とができる。例えば、従来の光送信器(電子情報通信学
会、光通信システム研究会OCS91−49および19
94年電子情報通信学会秋季大会 B‐975)では、
LDに微少な周波数変調を加えるために、図2に示すよ
うな構成をとっている。なお、図2は従来の光送信器の
構成を示すブロック図である。
【0006】図中の1は定電流源4によりバイアスされ
る光源LDである。この光源LD1から出力された光
は、外部光変調器2に入力され、データ入力信号により
変調される。外部光変調器2の出力光信号は、光増幅器
3により高出力の光信号に増幅され、伝送路光ファイバ
6ヘ出力される。
【0007】このとき、SBSしきい値を高くする目的
で、光源LD1に微少な周波数変調を加えるが、その手
段は、電流変調を与えることにより行われる。即ち、光
源LD1に対する定電流源4からのバイアス電流に対し
て、周波数変調用信号源5から、予め設定された微少な
電流変調を与える。
【0008】LD1へのバイアス電流に対して電流変調
を与えたときの、ファイバ入力パワーと、透過光、反射
光パワーとの関係を図3に示す。ここでは、周波数変調
の変調電流振幅をパラメータとし、5段階に変化させて
実測されている。この図から分かるように、5段階に変
調電流振幅を変えた場合、その振幅を大きくするほど改
善されている。即ち、SBSしきい値は、周波数変調を
かけない場合に+6dBmであったのが、変調電流振幅
を大きくするほど改善され、8mAppまで増加させる
と、+17dBmまで改善されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の光送信器では、次のような課題があった。
【0010】変調電流振幅を大きくしすぎると、残留強
度変調成分が無視できなくなり、伝送波形のアイ開口度
が劣化する。一方、SBSしきい値は、光ファイバの長
さや実行断面積等の諸パラメータやファイバ入力パワー
に依存する。また、周波数変調量と変調電流振幅の関
係、即ちFM変調効率は光源LD1によってばらつく。
このため、各光送信器ごとに個別に、SBSによる反射
光パワーをモニターしながら変調電流振幅を調整しなけ
ればならないという課題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明は、光ファイバから反射してくる反射光
の増加を抑えるために光源に対して周波数変調を与える
周波数変調用信号源を備えた光送信器において、光源か
ら光ファイバへの入力光と光ファイバからの反射光とを
モニターする光ファイバ入力光/反射光モニター部と、
この光ファイバ入力光/反射光モニター部でモニターし
た入力光と反射光とを比較してこれらの比が基準値に近
づくように前記周波数変調用信号源での周波数変調量を
制御する周波数変調量制御部とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】前記構成により、光ファイバ入力光/反射
光モニター部でモニターされた入力光と反射光とが、周
波数変調量制御部で比較されてこれらの比が算出され
る。この算出値は基準値と比較され、算出値が基準値に
近づくように、周波数変調用信号源での周波数変調量が
制御される。
【0013】第2の発明は、前記基準値が可変であるこ
とを特徴とする。
【0014】基準値を可変にすることにより、分岐比や
変換効率等にばらつきがあっても、この基準値を変えて
最適な周波数変調量を与えるように調整することができ
る。
【0015】第3の発明は、前記反射光の増加にかかわ
らず、前記光源に流れる電流値が一定値以上になると前
記周波数変調処理を停止する周波数変調制限部を備えた
ことを特徴とする。
【0016】周波数変調制限部によって、周波数変調処
理が光源の許容限度を越えてなされるのを防止する。こ
れにより、光源が破壊されるのを防止することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]図1は、本発明の第1の実施形態に
係る光送信器の構成を示すブロック図である。なおここ
では、図2に示す従来の光送信器と同一の部分には同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0018】本実施形態の光送信器9は、光源LD1、
外部光変調器2、光増幅器3、定電流源4、周波数変調
用信号源5を有する点で従来の光送信器と同様である。
さらに、本実施形態の光送信器9では、光ファイバ入力
光/反射光モニター部10および周波数変調量制御部2
0を付加している。
【0019】光ファイバ入力光/反射光モニター部10
は、光増幅器3と伝送路光ファイバ6との間に設けられ
ている。具体的には、光増幅器3側から伝送路光ファイ
バ6への入力光及び伝送路光ファイバ6からのSBSに
よる反射光をモニター光として取り出す光カプラ11
と、この光カプラ11で取り出したモニター光を電気信
号に変換するフォトダイオード(以下「PD」という)
12,13とから構成されている。光増幅器3の光出力
信号P0は光カプラ11の第1人力端子11Aに入力さ
れ、第1出力端子11Bから光出力信号P01が伝送路光
ファイバ6ヘ出力される。光カプラ11の第2出力端子
11Cからは、光増幅器3の光出力信号P0の一部がモ
ニター光として取り出され、光出力信号P02としてPD
13に入力される。光カプラ11の第2人力端子11D
からは、SBSによる反射光が、光出力信号Prとして
取り出され、PD12に入力される。
【0020】周波数変調量制御部20は、光ファイバ入
力光/反射光モニター部10と周波数変調用信号源5と
の間に設けられている。具体的には、除算器21と演算
増幅器(以下「オペアンプ」という)22と基準電圧源
23とから構成される。PD12の電気出力は除算器2
1の第1入力端子21Aに接続され、PD13の電気出
力は第2入力端子21Bに接続されている。除算器21
の出力端子21Cはオペアンプ22の第1入力端子22
Aに接続されている。オペアンプ22の第2入力端子2
2Bは基準電圧源23に接続され、出力端子22Cは周
波数変調用信号源5の入力端子に接続されている。
【0021】[動作]次に、前記構成の光送信器9の動
作を説明する。
【0022】まず、定電流源4から光源LD1に電流が
流される。これにより、光源LD1から光が外部光変調
器2に出力される。外部光変調器2では、光源LD1か
らの出力光がデータ入力信号により変調される。外部光
変調器2の出力光信号は、光増幅器3により高出力の光
信号に増幅され、光ファイバ入力光/反射光モニター部
10を介して伝送路光ファイバ6ヘ出力される。
【0023】一方、図3において、SBSしきい値以下
の領域では、伝送路光ファイバ6ヘの入力光パワーと伝
送路光ファイバ6からの反射光パワーの比は、入力光パ
ワーの変化に対して一定(比例関係)である。SBSし
きい値以上の領域になると、入力光パワーと反射光パワ
ーとの比は小さくなる。従って、SBSの発生を抑え、
残留強度変調の影響を最小限にするためには、入力光と
反射光の比がある一定値になるように、周波数変調量を
制御すればよい。この周波数変調量の制御を、光ファイ
バ入力光/反射光モニター部10と周波数変調量制御部
20とで行う。
【0024】図1において、光ファイバ入力光/反射光
モニター部10により、伝送路光ファイバ6でSBSに
よって発生する反射光と、光増幅器3からの入射光とを
モニターする。具体的には、伝送路光ファイバ6からの
反射光は、光ファイバ入力光/反射光モニター部10の
光カプラ11の第2人力端子11Dからモニター光とし
て取り出され、光出力信号PrとしてPD12に入力さ
れる。PD12では、光出力信号Prが電気信号に変換
され、除算器21の第1入力端子21Aに入力される。
また、光増幅器3からの入力光に対しても、その一部が
モニター光として光カプラ11の第2出力端子11Cか
ら取り出され、光出力信号P02としてPD13に入力さ
れる。PD13では、光出力信号P02が電気信号に変換
され、除算器21の第2入力端子21Bに入力される。
【0025】除算器21では、各PD12,13からの
入力信号が比較されて反射光と入力光の比が算出され、
その比に対応する電気信号がオペアンプ22の第1入力
端子22Aに入力される。オペアンプ22では、除算器
21からの信号と基準電圧源23からの基準電圧とが比
較され、基準電圧に対する差分が周波数変調量制御信号
として、周波数変調用信号源5に出力される。
【0026】周波数変調用信号源5では、周波数変調量
制御部20からの周波数変調量制御信号によって、周波
数変調用信号の変調振幅が制御される。これにより、光
源LD1からの出力光(外部光変調器2及び光増幅器3
を介して伝送路光ファイバ6に入力する入力光)が、S
BSによる反射光パワーに応じて制御される。この結
果、入力光と反射光の比が、基準電圧源23で決まる一
定値に収束していく。
【0027】[効果]以上、詳細に説明したように、本
実施形態の光送信器9によれば、伝送路光ファイバ6の
諸パラメータや伝送路光ファイバ6ヘの入力光パワー及
び光源LD1のFM変調効率によらず、自動的に周波数
変調量を制御することができるようになる。
【0028】さらに、残留強度変調の影響も最小限に抑
えることが可能になる。
【0029】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態を図4に基づいて説明する。
【0030】図4は、第2の実施形態に係る光送信器の
構成を示すブロック図である。なお、本実施形態に係る
光送信器25の全体構成は、前記第1の実施形態に係る
光送信器9とほぼ同様であるため、同一の部分には同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0031】本実施形態の光送信器25は、第1の実施
形態の光送信器9の基準電圧源23を可変にしたもので
ある。即ち、オペアンプ22の第2入力端子22Bに
は、可変基準電圧源26が接続され、各種条件に応じて
基準電圧を調整するようになっている。
【0032】[動作]第1の実施形態の光送信器9にお
ける基準電圧源23の基準電圧は、伝送路光ファイバ6
ヘの入力光パワーと伝送路光ファイバ6からの反射光パ
ワーとの比を決定する。ここで、基準電圧と比較される
電気信号は、入力光及び反射光を光カプラ11で分岐さ
せ、PD12,13及び除算器21で処理されて得る信
号である。
【0033】ところで、光カプラ11での分岐比やPD
12,13での光/電気変換効率にはばらつきがある。
このため、入力光パワーと反射光パワーとの比も、常に
一定になるとは限らない。
【0034】そこで、可変基準電圧源26によって基準
電圧を変えることにより、入力光パワーと反射光パワー
との比を調整し、所望の状態に安定化させる。
【0035】[効果]以上のように、光カプラ11での
分岐比やPD12,13での光/電気変換効率にばらつ
きがあっても、基準電圧を変えることにより、最適な周
波数変調量を与えるように調整することができる。
【0036】[第3の実施形態]以下、本発明の第3の
実施形態を図5に基づいて説明する。
【0037】図5は、第3の実施形態に係る光送信器の
構成を示すブロック図である。なお、本実施形態に係る
光送信器29の全体構成は、前記第1の実施形態に係る
光送信器9とほぼ同様であるため、同一の部分には同一
の符号を付してその説明を省略する。
【0038】本実施形態の光送信器29は、第1の実施
形態に係る光送信器9に周波数変調制限部30を付加し
たものである。この周波数変調制限部30は、光源LD
1の破壊防止のための装置である。即ち、何らかの原因
で反射光が増大して周波数変調用信号源5による周波数
変調量が大きくなった場合に、この周波数変調量を一定
値以上にならないように制限して、光源LD1が破壊さ
れるのを防止するためのものである。具体的には、抵抗
31とオペアンプ32,34と第2基準電圧源33とか
ら構成されている。
【0039】抵抗31は、周波数変調用信号源5の加算
部5Aと光源LD1との間に設けられている。抵抗31
の一方は、光源LD1のカソードに接続されると共に第
1オペアンプ32の非反転入力端子にも接続されてい
る。抵抗31の他方は、定電流源4に接続されると共に
第1オペアンブ32の反転入力端子にも接続されてい
る。第1オペアンプ32の出力端子は、第2オペアンプ
34の反転入力端子に接続されている。第2オペアンプ
34の非反転入力端子には、第2基準電圧源33が接続
されている。第2オペアンプ34の出力端子は周波数変
調用信号源5の制御端子に接続されている。
【0040】周波数変調用信号源5では、第2オペアン
プ34からの出力電圧値が、通常の値からある一定値以
下に下がった場合に、加算部5Aへ出力される周波数変
調用信号が遮断されるようになっている。なお、前記あ
る一定値(しきい値)は、光源LD1の許容値に合わせ
て設定される。
【0041】[動作]次に、前記構成の光送信器29の
動作を説明する。
【0042】まず、定電流源4から光源LD1に電流が
流される。これにより、光源LD1から光が外部光変調
器2に出力される。その後の外部光変調器2、光増幅器
3、光ファイバ入力光/反射光モニター部10、周波数
変調量制御部20及び周波数変調用信号源5での処理
は、前記第1実施形態の光送信器9と同様である。
【0043】周波数変調制限部30の第1オペアンプ3
2では、抵抗31を介して光源LD1に流される電流を
電圧に変換して検出し、電流の変化をモニターしてい
る。抵抗31を流れる電流が増加すると、それに比例し
て抵抗31間の電圧が高くなり、第1オペアンプ32の
出力端子からの出力信号は、この電圧の変動に比例して
変動し、第2オペアンプ34の反転入力端子に入力す
る。そして、この第2オペアンプ34で、第2基準電圧
源33の基準電圧と比較され、第1オペアンプ32から
の出力電圧が基準電圧値よりも低い状態では、通常値の
出力信号が周波数変調用信号源5に出力されている。周
波数変調用信号源5では、第2オペアンプ34からの出
力信号が通常値の場合は、通常通り動作する。
【0044】ここで、通常動作中に、何らかの原因で反
射光が増大した場合を考える。この原因としては、次の
ようなものが考えられる。例えば、光カプラ11の出力
コネクタが外されて伝送路光ファイバ6が接続されてい
ない場合がある。この場合、反射光パワーが増大する
が、いくら周波数変調量を大きくしても反射光パワーは
改善されず、非常に大きい周波数変調量で光源LD1が
変調されることになる。その他、光ファイバ入力光/反
射光モニター部10のPD12,13の故障や光カプラ
11とPD12,13との間の接続不良等により、正常
に周波数変調量の制御ができなくなるような場合にも、
周波数変調量が増大することがある。
【0045】このような原因によって、周波数変調量が
増大すると、抵抗31を流れる電流が増加する。そし
て、第2オペアンプ34で、第1オペアンプ32からの
出力電圧が第2基準電圧源33の基準電圧値よりも高く
なると、周波数変調用信号源5への出力信号値が低下す
る。この出力信号値が一定値よりも下がると、即ち光源
LD1への電流がしきい値を越えると、周波数変調用信
号源5から出力される周波数変調用信号が遮断され、周
波数変調制御が停止される。
【0046】[効果]以上により、周波数変調処理が、
光源LD1の許容限度を越えてなされるのを確実に防止
することができる。即ち、周波数変調量に対して制限が
かかり、光源LD1が破壊されるのを確実に防止するこ
とができる。
【0047】[変形例]前記各実施形態では、光源LD
1に印加される定電流源4の電流を変調したが、周波数
変調手段としては、電流源に限らず、電圧源から直接光
源LD1のバイアス電圧を変調するようにしてもよい。
これによっても前記各実施形態同様の効果を奏すること
ができる。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、伝送路光ファイバの諸パラメータや伝送路光フ
ァイバヘの入力光パワー及び光源LDのFM変調効率等
によらず、自動的に周波数変調量を制御することができ
るようになる。
【0049】さらに、残留強度変調の影響も最小限に抑
えることが可能になる。
【0050】また、基準値を可変にすることにより、分
岐比や変換効率等にばらつきがあっても、基準電圧を変
えることで最適な周波数変調量を与えることができる。
【0051】また、周波数変調制限部により、光源が破
壊されるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光送信器の構成
を示すブロック図である。
【図2】従来の光送信器の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】光源LDへのバイアス電流に対して電流変調を
与えたときの、ファイバ入力パワーと、透過光、反射光
パワーとの関係を示すグラフである。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る光送信器の構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る光送信器の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:光源LD、2:外部光変調器、3:光増幅器、4:
定電流源、5:周波数変調用信号源、6:伝送路光ファ
イバ、9,25,29:光送信器、10:光ファイバ入力
光/反射光モニタ部、11:光カプラ、12,13:フ
ォトダイオード、20:周波数変調量制御部、21:除
算器、22:オペアンプ、23:基準電圧源、26:可
変基準電圧源、30:周波数変調制限部、31:抵抗、
32,34:オペアンプ、33:第2基準電圧源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/26 10/28 (56)参考文献 特開 平4−293024(JP,A) 特開 平6−85751(JP,A) 特開 平5−83201(JP,A) 特開 平4−188686(JP,A) 特開 平8−234251(JP,A) 特開 平8−6078(JP,A) 特開 平10−65627(JP,A) 特開 平7−235903(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバから反射してくる反射光の増
    加を抑えるために光源に対して周波数変調を与える周波
    数変調用信号源を備えた光送信器において、 光源から光ファイバへの入力光と光ファイバからの反射
    光とをモニターする光ファイバ入力光/反射光モニター
    部と、 この光ファイバ入力光/反射光モニター部でモニターし
    た入力光と反射光とを比較してこれらの比が基準値に近
    づくように前記周波数変調用信号源での周波数変調量を
    制御する周波数変調量制御部とを備えたことを特徴とす
    る光送信器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光送信器において、 前記基準値が可変であることを特徴とする光送信器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光送信器において、 前記反射光の増加にかかわらず、前記光源に流れる電流
    値が一定値以上になると前記周波数変調処理を停止する
    周波数変調制限部を備えたことを特徴とする光送信器。
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