JP6323193B2 - 光送信装置および故障判断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光送信装置および故障判断方法に関する。
近年の通信トラフィックの増大に伴い、光通信網等の通信ネットワークの維持管理が重要になっている。例えば、送信側の装置において、光信号の送信電力を測定し、測定した送信電力が所定の範囲となるように、光源からの光の増幅率を制御することで、送信される光信号の品質を一定に保つ技術が知られている。
特開2003−234703号公報 特開2002−023119号公報
ところで、通信ネットワークの維持管理では、通信ネットワークに異常が発生した場合に、迅速な復旧が求められる。例えば、受信側の装置において、LOS(Loss Of Signal)やLOF(Loss Of Frame)等の受信不良が発生した場合、伝送路の異常なのか、送信側の装置の異常なのかを迅速に切り分けることが求められる。送信側の装置では、LD(Laser Diode) Back PowerやLD Front Powerの異常、LD上位のバイアス異常、LD波長外れ、およびLN(Lithium Niobate)バイアス異常等の検出が可能である。しかし、送信側の装置の光変調器が故障した場合には、送信側の装置では光変調器の故障を検出することができない。
そのため、受信側の装置において、LOS等の受信不良が発生した場合、通信ネットワーク上の伝送路や中継装置の故障なのか、送信側の装置の故障なのかを迅速に切り分けることができない。
本願に開示の技術は、光送信装置の光変調器の故障を迅速に検出する。
1つの側面では、光送信装置は、光源と、光変調器と、測定部と、判定部と、出力部とを有する。光変調部は、送信データに応じた電気信号に基づいて光源からの光を変調する。測定部は、光変調器から出力された光信号の電力を、変調された光信号の周波数帯域よりも狭い複数の異なる測定帯域毎に測定する。判定部は、測定帯域毎に、測定部が測定した電力が所定範囲内か否かを判定する。出力部は、測定部が測定した電力が所定範囲内にない場合に、光変調器の故障を示す情報を出力する。
1実施形態によれば、光送信装置の光変調器の故障を迅速に検出することができる。
図1は、通信ネットワークの一例を示す図である。 図2は、通信装置の一例を示すブロック図である。 図3は、送信部の一例を示すブロック図である。 図4は、判定テーブルの一例を示す図である。 図5は、NRZの送信信号の波形の一例を示す図である。 図6は、NRZにおける測定帯域毎の基準値の一例を示す図である。 図7は、CS−RZの送信信号の波形の一例を示す図である。 図8は、CS−RZにおける測定帯域毎の基準値の一例を示す図である。 図9は、光変調器が故障した場合の測定帯域毎のADCの出力値の一例を示す図である。 図10は、送信部の動作の一例を示すフローチャートである。
以下に、本願の開示する光送信装置および故障判断方法の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[通信ネットワーク10の構成]
図1は、通信ネットワーク10の一例を示す図である。本実施例における通信ネットワーク10は、OADM(Optical Add-Drop Multiplexer)12−1〜nおよび通信装置13−1〜2を有する。なお、以下では、OADM12−1〜nおよび通信装置13−1〜2のそれぞれを区別することなく総称する場合に、それぞれOADM12および通信装置13と記載する。
それぞれのOADM12は、光ファイバ等のケーブル11によって接続される。図1に示す例では、OADM12は、ケーブル11によって接続され、リングネットワークを形成する。それぞれの通信装置13は、いずれかのOADM12に接続される。それぞれの通信装置13は、1つ以上のOADM12を経由して、他の通信装置13との間で、光信号を送信および受信する。それぞれの通信装置13は、光送信装置の一例である。
ここで、図1に例示した通信ネットワーク10において、通信装置13−1が送信した光信号は、例えばOADM12−1〜4を経由して通信装置13−2によって受信される。通信装置13−2において、LOSやLOF等の受信不良が発生した場合、受信不良を迅速に復旧するためには、障害の発生原因を迅速に特定することが求められる。本実施例の通信装置13は、自装置内の光変調器が故障した場合に、その旨を通信装置13に接続されたコンピュータ等に出力する。これにより、送信側の通信装置13の光変調器の故障により受信側の通信装置13で受信不良が発生した場合に、通信ネットワーク10の管理者等は、その原因を迅速に特定することができる。
[通信装置13の構成]
図2は、通信装置13の一例を示すブロック図である。通信装置13は、クライアントフレーマ14、FEC(Forward Error Correction)フレーマ15、受信部16、および送信部20を有する。
クライアントフレーマ14は、イーサネット(登録商標)等のクライアントネットワークから受信したデータを、例えばOTU(Optical Transport Network)フレームにフレーム化してFECフレーマ15へ送る。また、クライアントフレーマ14は、FECフレーマ15から受け取ったOTNフレームを、イーサネット等のクライアントネットワークのデータフォーマットに変換して、クライアントネットワークへ送出する。
FECフレーマ15は、クライアントフレーマ14から受け取ったOTNフレームのデータに、誤り訂正符号を付加してFECフレームを生成する。そして、FECフレーマ15は、生成したFECフレームを送信部20へ送る。また、FECフレーマ15は、受信部16から受け取ったFECフレームに、FECフレームに含まれるFEC符号に基づいて誤り訂正を行う。そして、FECフレーマ15は、訂正後のデータを含むOTNフレームをクライアントフレーマ14へ送る。
受信部16は、光ファイバ等のケーブルを介してOADM12から受信した光信号を電気信号に変換して、FECフレームを生成する。そして、受信部16は、生成したFECフレームをFECフレーマ15へ送る。
送信部20は、FECフレーマ15から受け取ったFECフレームを、FECフレームに含まれるデータに応じた変調が施された光信号に変換する。そして、送信部20は、変調された光信号を、ケーブルを介してOADM12へ出力する。
[送信部20の構成]
図3は、送信部20の一例を示すブロック図である。送信部20は、MUX/プリコーダ200、ドライバ201、チューナブル送信光源202、光変調器203、カプラ204、測定部205、判定部206、出力部207、保持部208、制御部209、電力算出部210、および電力調整部211を有する。
保持部208は、判定テーブル2080を保持する。図4は、判定テーブル2080の一例を示す図である。判定テーブル2080には、例えば図4に示すように、それぞれの変調方式2081に対応付けて、測定帯域毎の電力の基準値2082が格納される。「#1」〜「#9」は、それぞれの測定帯域を識別する情報である。それぞれの測定帯域は、変調された光信号の周波数スペクトラムの周波数帯域よりも狭い帯域である。本実施例において、測定帯域は、例えば6GHzである。
なお、送信部20内に光変調器203が一つのみ設けられている場合には、送信部20内に設けられた光変調器203によって実現される変調方式は1つに特定される。そのため、送信部20内に光変調器203が一つのみ設けられている場合には、判定テーブル2080内には、一つの光変調器203によって実現される変調方式に対応する測定帯域毎の電力の基準値2082が格納されていればよい。その場合には、判定テーブル2080内には、他の変調方式に対応する基準値が格納されていなくてもよく、保持部208が保持するデータ量を少なくすることができる。
MUX/プリコーダ200は、FECフレーマ15から受け取ったFECフレーム内のデータを多重化して高ビットレートのデータ信号を生成すると共に、データ信号のビットレートに対応した周波数のクロック信号を生成する。そして、MUX/プリコーダ200は、生成したデータ信号を用いて、1ビット前の符号と現在の符号との差分を用いた符号化処理を行い、データに対応した変調信号およびクロック信号をドライバ201−1〜4へそれぞれ出力する。
チューナブル送信光源202は、発生させる光の波長および電力の変更が可能な光源である。チューナブル送信光源202は、例えばチューナブルレーザダイオードである。チューナブル送信光源202は、図示しないチャネル制御部から指示された波長の光を発生させる。また、チューナブル送信光源202は、電力調整部211からの制御信号に応じた電力の光を発生させる。
本実施例における光変調器203は、位相変調器220−1〜4およびPBC(Polarization Beam Combiner)221を有する。チューナブル送信光源202からの光は、光変調器203の内部で二つに分岐され、2組の位相変調器220にそれぞれ入力される。それぞれの位相変調器220には、ドライバ201から変調電圧が印加される。それぞれの組の位相変調器220は、ドライバ201からの変調電圧に基づいて、チューナブル送信光源202からの光を4値位相変調光に変換する。PBC221は、それぞれの組の位相変調器220によって変調された光信号を、直交する偏波状態に多重化して出力する。なお、図3では、QPSK変調方式を用いた変調を行う光変調器203が例示されている。光変調器203が他の変調方式を用いた変調を行う場合、光変調器203は、用いられる変調方式に応じた構成となる。例えば、BPSK変調方式を用いた変調を行う光変調器203の場合には、2つのドライバ201と、2つの位相変調器220とが光変調器203内に設けられる。
カプラ204は、光変調器203から出力された光信号の一部を分岐させて測定部205に供給する。
測定部205は、BPF(Band Pass Filter)230、PD(Photo Diode)231、およびADC(Analog to Digital Converter)232を有する。BPF230は、指定された周波数帯域または波長帯域の波長の光信号を通過させる波長可変フィルタである。BPF230は、カプラ204から分岐した光信号の中で、制御部209から指定された周波数帯域の光信号をPD231へ通過させる。BPF230がPD231へ通過させる光信号の帯域幅は、光変調器203によって変調された光信号の周波数帯域よりも狭い。
PD231は、BPF230を通過した光信号の電力に応じた電圧をADC232へ出力する。PD231は、光電変換素子の一例である。ADC232は、PD231が出力した電圧のアナログ値をディジタル値に変換する。そして、PD231は、変換したディジタル値を判定部206および電力算出部210へそれぞれ出力する。
制御部209は、図示しないチャネル制御部から、送信信号の周波数チャネルを通知された場合に、送信信号の周波数帯域を、送信信号の周波数帯域よりも狭い周波数帯域(例えば6GHz)毎の複数の測定帯域に分割する。そして、制御部209は、分割した測定帯域を1つずつ選択し、選択した測定帯域をBPF230、判定部206、および電力算出部210へそれぞれ指示する。また、制御部209は、光変調器203の変調方式の情報を判定部206に通知する。
判定部206は、保持部208内の判定テーブル2080を参照して、制御部209から通知された変調方式に対応付けられている測定帯域毎の基準値を取得する。そして、判定部206は、制御部209から通知されたそれぞれの測定帯域について、ADC232から出力された値が、所定範囲内の値であるか否かを判定する。所定範囲とは、例えば、基準値−2以上、かつ、基準値+2以下の範囲である。
ADC232から出力された値が所定範囲内の値ではない場合、判定部206は、所定範囲外の値が出力された測定帯域の情報を出力部207に通知する。出力部207は、判定部206から受け取った測定帯域の情報を、光変調器203の異常を示す情報と共に、ディスプレイ等の出力装置へ出力する。
ここで、変調方式がNRZ(Non Return to Zero)である場合、光変調器203によって変調された光信号は、例えば図5に示すような波形となる。図5は、NRZの送信信号の波形の一例を示す図である。そして、それぞれの測定帯域における基準値は、例えば図6のようになる。図6は、NRZにおける測定帯域毎の基準値の一例を示す図である。
変調方式がNRZである場合、例えば以下の(1)および(2)がいずれも満たされる場合に、判定部206は、ADC232からの出力値が、基準値から所定範囲内の値と判定する。(1)測定帯域#1〜#4および#7〜#9におけるADC232からの出力値が、0以上かつ2以下の範囲内である。(2)測定帯域#5および#6におけるADC232からの出力値が、12以上かつ16以下の範囲内である。
また、変調方式がCS−RZ(Carrier-Suppressed-Return to Zero)である場合、光変調器203から送信される光信号は、例えば図7に示すような波形となる。図7は、CS−RZの送信信号の波形の一例を示す図である。そして、それぞれの測定帯域における基準値は、例えば図8のようになる。図8は、CS−RZにおける測定帯域毎の基準値の一例を示す図である。
変調方式がCS−RZである場合、例えば、以下の(3)〜(5)がいずれも満たされる場合に、判定部206は、ADC232からの出力値が、基準値から所定範囲内の値と判定する。(3)測定帯域#1および#9におけるADC232からの出力値が、8以上かつ12以下の範囲内である。(4)測定帯域#2〜#4および#6〜#8におけるADC232からの出力値が、0以上かつ3以下の範囲内である。(5)測定帯域#5におけるADC232からの出力値が、0以上かつ4以下の範囲内である。
電力算出部210は、制御部209から指示された測定帯域毎に、ADC232から出力された電力のディジタル値を取得し、取得したディジタル値を送信信号全体の周波数帯域について合計し、送信信号全体の電力を算出する。そして、電力算出部210は、算出した電力のディジタル値を、電力調整部211へ送る。
電力調整部211は、電力算出部210から受け取った送信信号全体の電力のディジタル値と、基準となる電力のディジタル値とを比較する。そして、電力調整部211は、送信信号全体の電力と、基準となる電力との差が小さくなるようにチューナブル送信光源202が発生させる光の電力を制御する制御信号を生成する。そして、電力調整部211は、生成した制御信号をチューナブル送信光源202に供給する。これにより、電力調整部211は、送信部20から送信される光信号の電力を、所望の値に保つ。
なお、電力調整部211は、送信電力を調整するための制御信号が正常な動きでないと判定した場合に、送信部20の異常を、通信装置13に設けられたディスプレイ等の出力装置へ出力したり、通信回線を介して他の装置へ出力する機能を有する。送信電力を調整するための制御信号が正常な動きでない場合とは、例えば、最大値または最小値から変化しなくなった場合などが挙げられる。
ここで、例えば光変調器203が故障し、光変調器203から無変調の光信号が出力された場合、測定帯域毎のADC232の出力値は、例えば図9のようになる。図9は、光変調器203が故障した場合の測定帯域毎のADC232の出力値の一例を示す図である。
光変調器203が故障したとしても、送信信号全体の電力が、電力調整部211によって所望の値に制御されていれば、送信電力を調整するための制御信号は正常な動きとなるため、電力調整部211は、送信部20の異常を検出することができない。
これに対し、本実施例の判定部206は、変調方式毎に、各測定帯域において測定された電力のディジタル値と、基準値とを比較する。そして、測定帯域において測定された電力のディジタル値が、基準値から所定範囲内にないと判定部206が判定した場合に、出力部207が、その旨を外部に出力する。
例えば、測定帯域毎のADC232の出力値が、図9に示すような値となった場合、判定部206は、いずれの変調方式においても、測定帯域毎のADC232からの出力値が、基準値から所定範囲内にないと判定する。そして、出力部207は、光変調器203の異常を示す情報を、ディスプレイ等の出力装置へ出力する。
これにより、通信装置13や通信ネットワーク10の管理者等は、光変調器203が故障した場合に、その事実を迅速に認識することができる。そのため、通信装置13や通信ネットワーク10の管理者等は、受信側の通信装置13における受信不良の原因をより迅速に究明することができる。
[送信部20の動作]
図10は、送信部20の動作の一例を示すフローチャートである。例えば、光信号の送信開始時に、送信部20は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、制御部209は、図示しないチャネル制御部から、周波数チャネルおよび変調方式の情報を取得する(S100)。そして、制御部209は、変調方式の情報を判定部206に通知する。判定部206は、保持部208内の判定テーブル2080を参照して、制御部209から通知された変調方式に対応付けられている測定帯域毎の基準値を取得する(S101)。
次に、チューナブル送信光源202は、図示しないチャネル制御部から指示された周波数チャネルに対応する波長の光を発生させる。光変調器203は、チューナブル送信光源202からの光を、ドライバ201から供給される変調電圧に応じて変調し、変調した光信号の送信を開始する(S102)。
次に、制御部209は、送信信号の周波数帯域を複数の測定帯域に分割する。そして、制御部209は、複数の測定帯域の中で、未選択の測定帯域を1つ選択し(S103)、選択した測定帯域の情報を判定部206、電力算出部210、およびBPF230へ送る。
次に、BPF230は、判定部206から受け取った測定帯域の情報に基づいて、通過帯域を測定帯域に合わせる(S104)。そして、BPF230は、カプラ204から分岐した光信号の中で、制御部209から指定された測定帯域の光信号をPD231へ通過させる。
PD231は、BPF230を通過した光信号の電力に応じた電圧をADC232へ出力することにより、BPF230を通過した光信号の電力を測定する(S105)。ADC232は、PD231が出力した電圧のアナログ値を、アナログ値に応じたディジタル値に変換し、変換したディジタル値を判定部206および電力算出部210へそれぞれ出力する。
次に、判定部206は、ステップS101において取得した測定帯域毎の基準値の中から、ステップS103において制御部209から受け取った測定帯域に対応する基準値を取得する。そして、判定部206は、ADC232からの出力値が、取得した基準値から所定範囲内の値か否かを判定する(S106)。ADC232からの出力値が、取得した基準値から所定範囲内の値である場合(S106:Yes)、電力算出部210は、ステップS108に示す処理を実行する。
一方、ADC232からの出力値が、取得した基準値から所定範囲内の値ではない場合(S106:No)、判定部206は、ステップS103において制御部209から受け取った測定帯域の情報を出力部207へ送る。出力部207は、判定部206から受け取った測定帯域の情報を、光変調器203の異常を示す情報と共に、ディスプレイ等の出力装置へ出力することにより、光変調器203の異常を通知する(S107)。
次に、電力算出部210は、ADC232からの出力値を積算することにより、送信信号全体の電力のディジタル値を積算する(S108)。そして、制御部209は、測定帯域を全て選択したか否かを判定する(S109)。未選択の測定帯域がある場合(S109:No)、制御部209は、ステップS111に示す処理を実行する。
一方、測定帯域を全て選択した場合(S109:Yes)、制御部209は、送信電力の調整を電力算出部210に指示する。電力算出部210は、積算した送信信号全体の電力のディジタル値を、電力調整部211へ送り、積算値を0にリセットする。電力調整部211は、電力算出部210から受け取った送信信号全体の電力のディジタル値と、基準となる電力のディジタル値との差が小さくなるようにチューナブル送信光源202が発生させる光の電力を制御する制御信号を生成する。そして、電力調整部211は、生成した制御信号をチューナブル送信光源202に供給することにより、チューナブル送信光源202からの光の電力を調整する(S110)。
次に、制御部209は、図示しないチャネル制御部から周波数チャネルの変更を指示されたか否かを判定する(S111)。周波数チャネルの変更を指示された場合(S111:Yes)、チューナブル送信光源202および光変調器203は、再びステップS102に示した処理を実行する。
一方、周波数チャネルの変更を指示されていない場合(S111:No)、チューナブル送信光源202および光変調器203は、図示しないチャネル制御部から送信終了が指示されたか否かを判定する(S112)。送信終了が指示されていない場合(S112:No)、制御部209は、再びステップS103に示した処理を実行する。一方、送信終了が指示された場合(S112:Yes)、送信部20は、本フローチャートに示した処理を終了する。
[実施例の効果]
上記したように、本実施例の通信装置13によれば、光変調器203の故障を迅速に検出することができる。また、これにより、通信装置13や通信ネットワーク10の管理者等は、受信側の通信装置13における受信不良の原因をより迅速に究明することができる。
また、本実施例の通信装置13によれば、光変調器203の故障と共に、基準値から所定範囲内にない電力が送信されている測定帯域の情報が出力されるので、通信装置13の管理者等は、光変調器203の故障の状態をより詳細に認識することができる。
また、本実施例の通信装置13によれば、BPF230の通過帯域を変えながら、それぞれの測定帯域の電力を測定するため、電力を測定するためのPD231を複数設けることなく、それぞれの測定帯域の電力を測定することができる。そのため、通信装置13の部品点数を少なくすることができ、通信装置13のコストの増加を低く抑えることができる。
また、本実施例の通信装置13によれば、それぞれの変調方式について、測定帯域毎の基準値を保持するため、変調方式が変更されたとしても、変更後の変調方式における送信信号について、光変調器203の故障を判定することができる。
また、本実施例の通信装置13によれば、測定帯域毎の送信信号の電力の測定値を用いてチューナブル送信光源202からの光の電力を調整するため、送信電力調整用のハードウェアと、光変調器203の故障検出用のハードウェアとを共通化することができる。これにより、通信装置13の部品点数を少なくすることができ、通信装置13のコストの増加を低く抑えることができる。
[変形例]
なお、本願に開示の技術は、上記した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記した実施例では、通過帯域の変更が可能なBPF230を用いて、測定帯域毎にBPF230の通過帯域を変更し、BPF230を通過した光信号の電力をPD231が検出したが、開示の技術はこれに限られない。例えば、通過帯域は固定であるが、測定帯域と同じ帯域幅の光信号を通過させるBPFを測定帯域毎に設け、PD231が、BPF毎に、通過した光信号の電力を測定するようにしてもよい。あるいは、測定帯域毎に、測定帯域の光信号の電力を測定可能な狭帯域のPDを複数設け、それぞれのPDにより、測定帯域毎の光信号の電力を測定するようにしてもよい。狭帯域のPDを複数設ける場合には、BPFは不要となる。
また、上記した実施例では、例えば6GHz毎の測定帯域において送信信号の電力を測定したが、測定帯域の帯域幅は、送信信号の帯域幅よりも狭ければ、6GHzより狭くてもよく、広くてもよい。例えば、測定帯域が6GHzよりも狭い場合、判定部206は、より高い周波数分解能により、送信信号の周波数スペクトラムの形状をより詳細に分析することができる。
また、例えば、測定帯域が6GHzよりも広い(例えば10〜20GHz程度)場合であっても、判定部206は、光変調器203の故障により送信信号が無変調信号となっているか否かを判定することは可能である。そのため、通過帯域が比較的広い安価なBPF230を用いることができ、通信装置13のコストの増加を抑えることができる。
12 OADM
13 通信装置
15 FECフレーマ
20 送信部
200 MUX/プリコーダ
201 ドライバ
202 チューナブル送信光源
203 光変調器
204 カプラ
205 測定部
206 判定部
207 出力部
208 保持部
209 制御部
210 電力算出部
211 電力調整部

Claims (6)

  1. 光源と、
    送信データに応じた電気信号に基づいて前記光源からの光を変調し、前記電気信号に基づく光信号を出力する光変調器と、
    前記光変調器から出力された光信号の電力を、変調された光信号の周波数帯域よりも狭い複数の異なる測定帯域毎に測定する測定部と、
    前記測定帯域毎に、前記測定部が測定した電力が所定範囲内か否かを判定する判定部と、
    前記測定部が測定した電力が前記所定範囲内にない場合に、前記光変調器の故障を示す情報を出力する出力部と
    を有することを特徴とする光送信装置。
  2. 前記出力部は、前記測定部が測定した電力が前記所定範囲内にない場合に、前記光変調器の故障を示す情報と共に、前記所定範囲内にない電力が測定された測定帯域の情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の光送信装置。
  3. 前記測定部は、
    透過させる波長帯域の変更が可能な波長可変フィルタと、
    前記波長可変フィルタを透過した光信号の電力に応じた信号を出力する光電変換素子と、
    前記波長可変フィルタを透過させる波長帯域を変えながら、前記測定帯域毎に前記光電変換素子が出力した信号に基づいて電力を測定する制御部と
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光送信装置。
  4. 変調方式に対応付けて、前記測定帯域毎の電力の基準値を保持する保持部をさらに有し、
    前記判定部は、前記保持部を参照して、前記変調器の変調方式に対応する前記測定帯域毎の電力の基準値を特定し、前記測定帯域毎に、前記測定部が測定した電力が、特定した前記基準値から前記所定範囲内にあるか否かを判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光送信装置。
  5. 前記光変調器から出力された光信号の電力に基づいて、前記光源が発する光の電力を調整する電力調整部をさらに有し、
    前記電力調整部は、前記測定部が前記測定帯域毎に測定した電力を合計することにより算出された前記光変調器から出力された光信号の電力に基づいて前記光源が発する光の電力を調整することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光送信装置。
  6. 光送信装置における故障判断方法において、
    前記光送信装置が、
    光変調器が送信データに応じた電気信号に基づいて光源からの光を変調した光信号の電力を、前記光信号の周波数帯域よりも狭い複数の異なる測定帯域毎に測定し、
    前記測定帯域毎に、測定した電力が所定範囲内か否かを判定し、
    測定した電力が、前記所定範囲内にない場合に、前記光変調器の故障を示す情報を出力する
    処理を実行することを特徴とする故障判断方法。
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