JPH11272089A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11272089A
JPH11272089A JP7917098A JP7917098A JPH11272089A JP H11272089 A JPH11272089 A JP H11272089A JP 7917098 A JP7917098 A JP 7917098A JP 7917098 A JP7917098 A JP 7917098A JP H11272089 A JPH11272089 A JP H11272089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
intermediate transfer
image forming
width
transfer material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7917098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3687334B2 (ja
Inventor
Kunio Shigeta
邦男 重田
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
Hisayoshi Nagase
久喜 永瀬
Satoru Haneda
哲 羽根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP7917098A priority Critical patent/JP3687334B2/ja
Publication of JPH11272089A publication Critical patent/JPH11272089A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3687334B2 publication Critical patent/JP3687334B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無端ベルト状の中間転写体の端部の破損を防
止するとともに、中間転写体の端部へのトナー付着によ
る中間転写体の背面へのトナーの回り込みを防止し、中
間転写体の安定走行を図った画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 中間転写体の移動方向に直交する方向の
幅BDを、像形成体の移動方向に直交する方向の幅PD
よりも小さくするとともに、中間転写体の内周面の両端
部に寄り止め部材を設け、さらに、該寄り止め部材間の
距離をA、第1の転写手段、第2の転写手段および第3
の転写手段による中間転写体の移動方向に直交する方向
の帯電幅をそれぞれB1、B2、B3とするとき、B1
<AおよびB2<AおよびB3<Aとすることを特徴と
する画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像形成体の周辺に
帯電手段と画像書込手段と現像手段とを配置して像形成
体に形成したトナー像を転写材上に転写、定着する複写
機、プリンタ、FAX等の電子写真方式の画像形成装置
に関し、特に転写材の両面に画像を形成することができ
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面画像形成においては、像形成
体上に形成した一方の面の画像を転写材上に転写、定着
し、これを一旦両面反転給送装置に収納し、再び像形成
体上に形成された画像とタイミングを合わせて両面反転
給送装置より転写材を給送し、転写材上に他方の面の画
像を転写、定着する方法がとられている。
【0003】この両面画像形成装置では、上記の如く、
両面反転給送装置への給送や定着装置を2度通す等の転
写材の搬送が行われるので、転写材搬送の信頼性が低
く、転写材のジャムやしわ等を引き起こす原因となって
いた。
【0004】これに対し、特公昭49−37538号公
報、同54−28740号公報、特開平1−44457
号公報や同4−214576号公報等により、像形成体
と中間転写体とを用いて転写材の両面にトナー像を形成
後、1回で定着を行うものが提案されている。
【0005】また、本願発明者らは、感光体ドラム(像
形成体)の周りに帯電手段、画像書込手段、現像手段等
よりなるトナー像形成手段を複数組配置し、感光体ドラ
ム上に形成した重ね合わせカラートナー像を一旦第1の
転写手段により中間転写ベルト(無端ベルト状の中間転
写体)に一括して転写(1次転写)した後、再度感光体
ドラム上に重ね合わせカラートナー像を形成し、感光体
ドラム上のトナー像及び中間転写ベルト上のトナー像と
タイミングを合わせて給送される転写材を転写材帯電手
段により帯電して中間転写体に静電的に密着させ、中間
転写ベルトにより搬送される転写材の両面にそれぞれ、
感光体ドラム上のトナー像を表面画像として第2の転写
手段(第1の転写手段と同一のものを用いる)により転
写(2次転写)し、また中間転写ベルト上のトナー像を
裏面画像として第3の転写手段により転写(3次転写)
した後、定着装置(定着手段)側に設けられ中間転写ベ
ルトを張架するローラ部材の曲率と、必要に応じて設け
られる転写材分離手段による除電とにより中間転写ベル
トから転写材を分離し、転写材上のトナー像を定着装置
により定着して両面カラー画像を形成する画像形成装置
や画像形成方法を特開平9−258492号公報や特開
平9−258516号公報にて開示した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き像形成体と無端ベルト状の中間転写体を用いて転写
材の両面にトナー像を転写して両面画像を形成する両面
画像形成装置において、ベルト状の中間転写体の幅が像
形成体の幅より大きいと、像形成体の両端位置で中間転
写体に傷がつき、長期に使用すると中間転写体の端部が
破損されるという問題が生じる。また第1、第2、第3
の転写手段の帯電幅を中間転写体の幅より大きくする
と、中間転写体の端部へトナーが付着し、付着したトナ
ーが中間転写体の背面へ回り込み、中間転写体の安定し
た走行が得られないという問題が生じる。
【0007】本発明は上記の問題点を改良し、無端ベル
ト状の中間転写体の端部の破損を防止するとともに、中
間転写体の端部へのトナー付着による中間転写体の背面
へのトナーの回り込みを防止し、中間転写体の安定走行
を図った画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体
と、該像形成体上にトナー像を形成する手段と、前記像
形成体上のトナー像が転写され、転写された該トナー像
を表面に担持するとともに、転写材を搬送する無端ベル
ト状の中間転写体と、前記像形成体上のトナー像を前記
中間転写体に転写する第1の転写手段と、前記像形成体
上のトナー像を前記転写材の表面に転写する第2の転写
手段と、前記中間転写体上のトナー像を前記転写材の裏
面に転写する第3の転写手段と、対となって回動する定
着部材により前記転写材を挟持搬送し、前記転写材上の
トナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置に
おいて、前記中間転写体の移動方向に直交する方向の幅
を、前記像形成体の移動方向に直交する方向の幅よりも
小さくするとともに、前記中間転写体の内周面の両端部
に寄り止め部材を設け、さらに、該寄り止め部材間の距
離をA、前記第1の転写手段、前記第2の転写手段およ
び前記第3の転写手段による前記中間転写体の移動方向
に直交する方向の帯電幅をそれぞれB1、B2、B3と
するとき、B1<AおよびB2<AおよびB3<Aとす
ることを特徴とする画像形成装置によって達成される
(第1の発明)。
【0009】また上記目的は、第1及び第2の像形成体
と、前記第1、第2の像形成体上にトナー像を形成する
第1、第2のトナー像形成手段と、前記第2の像形成体
上のトナー像が転写され、転写された該トナー像を表面
に担持するとともに、転写材を搬送する無端ベルト状の
中間転写体と、前記第2の像形成体上のトナー像を前記
中間転写体に転写する第1の転写手段と、前記第1の像
形成体上のトナー像を前記転写材の表面に転写する第2
の転写手段と、前記中間転写体上のトナー像を前記転写
材の裏面に転写する第3の転写手段と、対となって回動
する定着部材により前記転写材を挟持搬送し、前記転写
材上のトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成
装置において、前記中間転写体の移動方向に直交する方
向の幅を、前記像形成体の移動方向に直交する方向の幅
よりも小さくするとともに、前記中間転写体の内周面の
両端部に寄り止め部材を設け、さらに、該寄り止め部材
間の距離をA、前記第1の転写手段、前記第2の転写手
段および前記第3の転写手段による前記中間転写体の移
動方向に直交する方向の帯電幅をそれぞれB1、B2、
B3とするとき、B1<AおよびB2<AおよびB3<
Aとすることを特徴とする画像形成装置によって達成さ
れる(第2の発明)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。なお以下の実施形態の説明におい
て、転写域において像形成体に対向する側の転写材の面
を表面、転写材の他方の面すなわち中間転写体に対向す
る側の転写材の面を裏面といい、転写材の表面に転写さ
れる画像を表面画像、転写材の裏面に転写される画像を
裏面画像という。
【0011】各請求項の発明に共通する画像形成装置の
一実施形態の画像形成プロセス、各機構について、図1
ないし図3を用いて説明する。図1は、各請求項の発明
に共通する画像形成装置の一実施形態を示すカラー画像
形成装置の断面構成図であり、図2は、図1の像形成体
の側断面図であり、図3は、図1の画像形成装置におけ
るトナー像形成状態を示す図であり、図3(A)は、像
形成体に形成した裏面画像を中間転写体上に転写すると
きのトナー像形成状態を示す図であり、図3(B)は、
中間転写体上の裏面画像と同期して像形成体に表面画像
を形成するときのトナー像形成状態を示す図であり、図
3(C)は、転写材上への両面画像形成を示す図であ
る。
【0012】図1において、10は像形成体である感光
体ドラム、11は各色毎の帯電手段であるスコロトロン
帯電器、12は各色毎の画像書込手段である露光光学
系、13は各色毎の現像手段である現像器、14aは中
間転写体である中間転写ベルト、14cは第1及び第2
の転写手段である転写器、14gは第3の転写手段であ
る裏面転写器、150は転写材帯電手段である紙帯電
器、14hは転写材分離手段である紙分離AC除電器、
160は爪部材である分離爪210と拍車部材である拍
車162とを有する搬送部、17は定着手段である定着
装置である。
【0013】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、光学ガラスや透明アクリル樹脂等の透明部材によっ
て形成される円筒状の基体の外周に、透明の導電層、a
−Si層あるいは有機感光層(OPC)等の感光層(光
導電層ともいう)を形成したものであり、導電層を接地
した状態で図1の矢印で示す時計方向に回転される。
【0014】感光体ドラム10は、図2に示すように、
それを係合固定する両端部のフランジ部材10A及び1
0Bに嵌込まれたベアリングBE1,BE2により、装
置本体に架設固定されるドラム軸30に対し軸受けされ
て回転自在に支持され、フランジ部材10Bの一体とす
る歯車Gが装置本体側の不図示の駆動歯車と噛合して駆
動されることにより所定の方向に定速で回転される。
【0015】各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電
器11、各色毎の画像書込手段である露光光学系12及
び各色毎の現像手段である現像器13は、これらを1組
として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)および黒色(K)の各色の画像形成プロセス用と
して4組設けられ、図1の矢印にて示す感光体ドラム1
0の回転方向に対して、Y,M,C,Kの順に配置され
る。
【0016】各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電
器11は、それぞれ所定の電位に保持された制御グリッ
ドと例えば鋸歯状電極からなる放電電極11aとを有
し、感光体ドラム10の感光層と対峙して取付けられ、
トナーと同極性のコロナ放電によって帯電作用(本実施
形態においてはマイナス帯電)を行い、感光体ドラム1
0に対し一様な電位を与える。放電電極11aとして
は、その他ワイヤ電極や針状電極を用いることも可能で
ある。
【0017】各色毎の画像書込手段である露光光学系1
2は、感光体ドラム10上での露光位置が、前述した各
色毎のスコロトロン帯電器11に対して感光体ドラム1
0の回転方向下流側に位置するようにして感光体ドラム
10の内部に配置される。図2に示すように、それぞれ
の露光光学系12は、ドラム軸30と平行に主走査方向
に配列された像露光光の発光素子としてのLED(発光
ダイオード)を複数個アレイ状に並べた線状の露光素子
12aと、結像素子としての光集束性光伝送体(商品
名:セルフォックレンズアレイ)12bと、レンズホル
ダ12cとで構成される露光用ユニットであり、保持部
材20に取付けられる。保持部材20には各色毎の露光
光学系12の他に転写同時露光器12d及び一様露光器
12eが取付けられ、一体となって感光体ドラム10の
透光性の基体内部に収容される。各色毎の露光光学系1
2は、別体の画像読み取り装置によって読み取られメモ
リに記憶された各色の画像データに従って感光体ドラム
10の感光層を裏面から像露光し、感光体ドラム10上
に静電潜像を形成する。露光素子12aとしては、LE
Dの他、FL(蛍光体発光),EL(エレクトロルミネ
ッセンス),PL(プラズマ放電)等の複数の発光素子
をアレイ状に並べたものを用いることも可能である。像
露光光発光素子の発光波長は、通常Y,M,Cのトナー
に対して透過性の高い780〜900nmの範囲のもの
が用いられるが、本実施形態においては裏面から像露光
を行う方式であるため、カラートナーに対して透過性を
十分に有しないこれより短い400〜780nmの波長
でもよい。なお図2において、WAは像露光光の発光素
子(LED)よりのリード線である。
【0018】各色毎の現像手段である現像器13は、感
光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保ち、感光体
ドラム10の回転方向と順方向に回転する例えば厚み
0.5〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性
のステンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリー
ブ131と、現像ケーシング138とを有し、現像ケー
シング138の内部には、各々イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)および黒色(K)の一成分或い
は二成分現像剤を収容している。それぞれの現像器13
は不図示の突き当てコロにより感光体ドラム10と所定
の間隙、例えば100〜500μmをあけて非接触に保
たれており、現像スリーブ131に対して直流電圧と交
流電圧を重畳した現像バイアスを印加することにより、
非接触の反転現像を行い、感光体ドラム10上にトナー
像を形成する。
【0019】中間転写体である中間転写ベルト14aは
体積抵抗率が1012〜1015Ω・cmの無端ベルトであ
り、例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレ
ンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリ
デン、ナイロンアロイ等のエンジニアリングプラスチッ
クに導電材料を分散した、厚さ0.1〜1.0mmの半
導電性フィルム基体の外側に、好ましくはトナーフィル
ミング防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティ
ングを行った、2層構成のシームレスベルトである。ベ
ルトの基体としては、この他に、シリコンゴム或いはウ
レタンゴム等に導電材料を分散した厚さ0.5〜2.0
mmの半導電性ゴムベルトを使用することもできる。中
間転写ベルト14aは、それぞれローラ部材である駆動
ローラ14dと従動ローラ14eとテンションローラ1
4iとに内接して張架され、図1の矢印で示す反時計方
向に回転される。従動ローラ14e及び駆動ローラ14
dは固定して回転され、テンションローラ14iは不図
示のバネ等の弾力により移動可能に支持されて回転され
る。不図示の駆動モータよりの駆動をうけて駆動ローラ
14dが、回転され、中間転写ベルト14aを駆動して
回転させる。中間転写ベルト14aの回転により従動ロ
ーラ14e及びテンションローラ14iが従動して回転
される。回転中の中間転写ベルト14aのベルト弛みが
テンションローラ14iにより緊張される。中間転写ベ
ルト14aはトナー像を担持するとともに、転写材であ
る記録紙Pを搬送する。記録紙Pは中間転写ベルト14
aが従動ローラ14eに張架される位置に供給され、駆
動ローラ14dに張架される中間転写ベルト14aの定
着装置17側の端部の曲率部KTにおいて中間転写ベル
ト14aから分離される。
【0020】第1及び第2の転写手段である転写器14
cは、中間転写ベルト14aを挟んで感光体ドラム10
に対向して設けられるコロナ放電器であり、中間転写ベ
ルト14aと感光体ドラム10との間に転写域14bを
形成する。転写器14cにはトナーと反対極性(本実施
形態においてはプラス極性)の直流電圧が印加され、感
光体ドラム10上のトナー像を中間転写ベルト14a上
または転写材である記録紙Pの表面に転写する。
【0021】第3の転写手段である裏面転写器14gは
好ましくはコロナ放電器により構成され、中間転写ベル
ト14aを挟んで接地された駆動ローラ14dに対向し
て設けられ、トナーと反対極性(本実施形態においては
プラス極性)の直流電圧が印加され、中間転写ベルト1
4a上のトナー像を記録紙Pの裏面に転写する。
【0022】転写材帯電手段である紙帯電器150は好
ましくはコロナ放電器により構成され、中間転写ベルト
14aを挟んで接地された従動ローラ14eと対向して
設けられ、トナーと同極性(本実施形態においてはマイ
ナス極性)の直流電圧が印加され、記録紙Pを帯電して
中間転写ベルト14aに吸着させる。紙帯電器150と
してはコロナ放電器の他に、中間転写ベルト14aに当
接および当接解除可能な紙帯電ブラシや紙帯電ローラ等
を用いることも可能である。
【0023】転写材分離手段である紙分離AC除電器1
4hは好ましくはコロナ放電器により構成され、必要に
応じて中間転写ベルト14aの定着装置17側端部に中
間転写ベルト14aを挟んで接地された駆動ローラ14
dに対向して設けられ、必要に応じてトナーと同極性ま
たは逆極性の直流電圧を重畳した交流電圧が印加され、
中間転写ベルト14aにより搬送される記録紙Pを除電
して中間転写ベルト14aから分離する。
【0024】搬送部160は爪部材である分離爪210
と拍車部材である拍車162とを有し、中間転写ベルト
14aの定着装置17側の端部の曲率部KTと定着装置
17との間に設けられる。搬送部160は、定着装置1
7からの熱により、中間転写ベルト14aが変形した
り、中間転写ベルト14aに担持されるトナー像が融着
気味になって転写しにくくなったり、中間転写ベルト1
4a上にトナーが固着したりすることを防止する。
【0025】爪部材である分離爪210は中間転写ベル
ト14aの曲率部KTに近接し、中間転写ベルト14a
と所定の間隔、好ましくは0.1〜2.0mmを空けて
支持軸221に固定されて設けられ、記録紙Pが中間転
写ベルト14aより分離される際に、中間転写ベルト1
4aの移動方向へ曲がって搬送されようとする記録紙P
の先端部に当接し、記録紙Pの分離を補助する。
【0026】拍車部材である拍車162は、周面に複数
の突起部162aを有し、回転支持軸165を中心とし
て回転自在に設けられる。拍車162は、記録紙Pの裏
面側をガイドして記録紙Pを搬送し、両面にトナー像を
有する記録紙Pの裏面トナー像の乱れを防止するととも
に、記録紙Pの定着装置17への進入方向を一定にしな
がら記録紙Pを安定して定着装置17へと搬送する。
【0027】分離爪210と拍車162とは、中間転写
ベルト14aの転写材搬送面或いはその延長面PL1
(以降転写材搬送面PL1という)に対し、感光体ドラ
ム10の反対側に配設される。転写材搬送面PL1の両
側に拍車部材である拍車162を設けることも可能であ
る。
【0028】定着手段である定着装置17は、内部にヒ
ータを有する第1定着ローラ17aと第2定着ローラ1
7bとの2本のローラ状の定着部材で構成され、第1定
着ローラ17aと第2定着ローラ17bとの間のニップ
部Tで記録紙Pを挟持し、熱と圧力とを加えることによ
り記録紙P上のトナー像を定着する。
【0029】次に画像形成プロセスを説明する。
【0030】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により感光体ドラム10が図1の矢印
で示す時計方向へ回転され、同時にイエロー(Y)のス
コロトロン帯電器11の帯電作用により感光体ドラム1
0に電位の付与が開始される。
【0031】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光光学系12によって第1の色信号すなわち
Yの画像データに対応する電気信号による画像書込が開
始され、感光体ドラム10の表面に原稿画像のYの画像
に対応する静電潜像が形成される。
【0032】前記の潜像はYの現像器13により非接触
の状態で反転現像され、感光体ドラム10上にイエロー
(Y)のトナー像が形成される。
【0033】次いで感光体ドラム10は、Yのトナー像
の上からマゼンタ(M)のスコロトロン帯電器11の帯
電作用により電位が付与され、Mの露光光学系12によ
って第2の色信号すなわちMの画像データに対応する電
気信号による画像書込が行われ、Mの現像器13による
非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナ
ー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が重ね合わせて形
成される。
【0034】同様のプロセスにより、シアン(C)のス
コロトロン帯電器11、Cの露光光学系12およびCの
現像器13によってさらに第3の色信号に対応するシア
ン(C)のトナー像が重ね合わせて形成され、更にその
上に黒色(K)のスコロトロン帯電器11、Kの露光光
学系12およびKの現像器13によって第4の色信号に
対応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成
され、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にイ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および黒
色(K)の4色の重ね合わせカラートナー像が形成され
る(トナー像形成手段)。
【0035】これらY,M,C及びKの露光光学系12
による感光体ドラム10の感光層に対する画像書込はド
ラムの内部より前述した透光性の基体を通して行われ
る。従って第2、第3および第4の色信号に対応する画
像の書込は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く
受けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と
同等の静電潜像を形成することが可能となる。
【0036】上記の画像形成プロセスによって像形成体
である感光体ドラム10上に形成された裏面画像となる
重ね合わせカラートナー像は、転写域14bにおいて、
第1の転写手段としての転写器14cによって、中間転
写体である中間転写ベルト14a上に一括して転写(1
次転写)される(図3(A))。この際、良好な転写が
なされるように、感光体ドラム10の内部に設けた転写
同時露光器12dによる一様露光が行われるようにして
もよい。
【0037】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは感光体ドラムAC除電器16により除電を受
けた後、像形成体クリーニング手段であるクリーニング
装置19にいたり、感光体ドラム10に当接したゴム材
から成るクリーニングブレード19aによってクリーニ
ングされ、スクリュウ19bによって不図示の排トナー
容器に回収される。また、感光体ドラム10の周面は、
例えば発光ダイオードを用いた帯電前の一様露光器12
eによる露光によって先の画像形成における感光体ドラ
ム10の履歴が解消される。
【0038】以上のようにして中間転写ベルト14a上
に裏面画像となる重ね合わせカラートナー像が形成され
た後、感光体ドラム10上には上記のカラー画像形成プ
ロセスと同様にして、引続き表面画像となる重ね合わせ
カラートナー像が形成される(図3(B))。この際、
感光体ドラム10上に形成される表面画像は、前記感光
体ドラム10上に形成した裏面画像に対して鏡像となる
ように画像データが変更される。
【0039】感光体ドラム10上への表面画像形成にと
もなって転写材である記録紙Pが転写材収納手段である
給紙カセット15より、送り出しローラ15aにより送
り出され、転写材給送手段としてのタイミングローラ1
5bへ搬送され、タイミングローラ15bの駆動によっ
て、感光体ドラム10上に形成される表面画像のカラー
トナー像と、中間転写ベルト14aに担持されている裏
面画像のカラートナー像との同期がとられて転写域14
bへ給送される。この際、給送される記録紙Pは、記録
紙Pの表面側に設けられる転写材帯電手段である紙帯電
器150によりトナーと同極性に帯電され、中間転写ベ
ルト14aに吸着されて転写域14bへ給送される。ト
ナーと同極性に紙帯電を行うことにより、中間転写ベル
ト14a上のトナー像や感光体ドラム10上のトナー像
と引き合うことを防止して、トナー像の乱れを防止して
いる。
【0040】転写域14bではトナーと反対極性(本実
施形態においてはプラス極性)の電圧が印加される第2
の転写手段としての転写器14cによって感光体ドラム
10上の表面画像が一括して記録紙Pの表面に転写(2
次転写)される。このとき、中間転写ベルト14a上の
裏面画像は記録紙Pに転写されないで中間転写ベルト1
4a上に存在する。第2の転写手段としての転写器14
cによる2次転写の際、良好な転写がなされるように、
転写域14bと対向して感光体ドラム10の内部に設け
られた、例えば発光ダイオードを用いた転写同時露光器
12dによる一様露光が行われるようにしてもよい。
【0041】表面にカラートナー像が転写された記録紙
Pは、トナーと反対極性(本実施形態においてはプラス
極性)の電圧が印加される第3の転写手段としての裏面
転写器14gへと搬送され、裏面転写器14gにより中
間転写ベルト14aの周面上の裏面画像が一括して記録
紙Pの裏面に転写(3次転写)される(図3(C))。
【0042】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pは、中間転写ベルト14aの曲率部KTの曲率と、中
間転写ベルト14aの端部に必要に応じて設けられる転
写材分離手段としての紙分離AC除電器14hによる除
電作用と、中間転写ベルト14aと所定の間隔を空けて
搬送部160に設けられる分離爪210とにより、中間
転写ベルト14aから分離され、搬送部160に設けら
れた拍車162を通して定着手段としての定着装置17
へと搬送され、第1定着ローラ17aと第2定着ローラ
17bとの間のニップ部Tで熱と圧力とを加えられるこ
とにより記録紙P上のトナー像が定着される。両面画像
記録がなされた記録紙Pは表裏を反転されて送られ、排
紙ローラ18により装置外部のトレイへ排出される。ま
た図1の一点鎖線で示すように、定着装置17の出口に
不図示の切替部材を設け、表裏を反転させずに装置外部
の不図示のトレイへ排出するようにしてもよい。
【0043】転写後の中間転写ベルト14aの周面上に
残ったトナーは、中間転写ベルト14aを挟んで従動ロ
ーラ14eに対向して設けられ、支軸142を回転支点
として中間転写ベルト14aに当接及び当接解除可能な
中間転写体クリーニングブレード141を有する中間転
写体クリーニング手段である中間転写体クリーニング装
置140によりクリーニングされる。
【0044】また、転写後の感光体ドラム10の周面上
に残ったトナーは、感光体ドラムAC除電器16により
除電を受けた後、クリーニング装置19によりクリーニ
ングされ、帯電前の一様露光器12eにより先の画像形
成における感光体ドラム10の履歴が解消されて、次の
画像形成サイクルにはいる。
【0045】上記の方法を用いることにより、重ね合わ
せカラートナー像を一括転写するので、中間転写ベルト
14a上のカラー画像の色ズレやトナーの散りやこすれ
等が起こりにくく、画像劣化が少ない良好な両面カラー
画像形成がなされる。
【0046】請求項1にかかわる発明について、図4及
び図5を用いて説明する。図4は、像形成体の幅と中間
転写体の幅との関係及び中間転写体に設けられる寄り止
め部材を示す図であり、図5は、寄り止め部材の間隔と
第1、第2、第3の転写手段による帯電幅との関係の好
ましくない設定を示す図である。
【0047】本発明では、図4に示すように、中間転写
体である中間転写ベルト14aの移動方向に直交する方
向の幅BD(以降中間転写ベルト幅BDという)を、像
形成体である感光体ドラム10の移動方向に直交する方
向の幅PD(以降感光体ドラム幅PDという)よりも小
さくする。これにより、中間転写ベルト14aの端部の
破損が防止される。中間転写ベルト幅BDを感光体ドラ
ム幅PDよりも大きくすると、前述したように感光体ド
ラム10の両端位置で中間転写ベルト14aに傷がつ
き、長期に使用すると中間転写ベルト14aの端部が破
損されるという問題が生じる。
【0048】また本発明では、中間転写ベルト14aの
内周面の両端部に、それぞれローラ部材である駆動ロー
ラ14dと従動ローラ14eとテンションローラ14i
の両端の段差部14C,14Dに係合する寄り止め部材
14A,14Bを設け、中間転写ベルト14aの寄りを
防止する。
【0049】寄り止め部材14A,14Bは、硬度50
〜90度のゴム材にて構成することが好ましく、寄り止
め部材14A,14Bの幅L1を5〜10mm、高さL
2を2〜8mmとし、また寄り止め部材14A,14B
と係合する段差部14C,14Dの幅L3を0〜15m
m程度、高さL4を寄り止め部材14A,14Bの高さ
L2よりも0.1〜0.5mm大きくし、さらに段差部
14C,14D間の距離を寄り止め部材14A,14B
間の距離Aよりも0.1〜0.5mm小さくすることが
中間転写ベルト14aがローラ部材より外れず、中間転
写ベルト14aの寄り止めを確実にし、中間転写ベルト
14aが安定して走行されるので好ましい。
【0050】さらに本発明では、第1の転写手段として
の転写器14c、第2の転写手段としての転写器14
c、第3の転写手段である裏面転写器14gによる中間
転写ベルト14aの移動方向に直交する方向の帯電幅B
1、B2、B3(以降1次転写幅B1、2次転写幅B
2、3次転写幅B3という)を中間転写ベルト14aの
寄り止め部材14A,14B間の距離Aより小さく(B
1<A、B2<A、B3<A)設定する。これにより、
中間転写ベルト14a端部へのトナー付着が防止され
る。1次転写幅B1、2次転写幅B2、3次転写幅B3
を寄り止め部材14A,14B間の距離Aより大きくす
ると、図5に示すように、中間転写ベルト14aの端部
へトナーが付着し、やがては付着したトナーが中間転写
ベルト14aの背面へ回り込み、長期に亘って使用する
とローラ部材の段差部14C,14Dや中間転写ベルト
14aの寄り止め部材14A,14Bにトナーが蓄積
し、中間転写ベルト14aの安定した走行が得られなく
なってしまうという問題が生じる。
【0051】上記の如く、中間転写体の幅を像形成体の
幅より小さくすることにより、ベルト端部の破損が防止
され、また中間転写体の内周面の両端部に寄り止め部材
を設けることにより、中間転写体の寄りが防止され、さ
らに第1、第2、第3の転写手段による帯電幅を中間転
写体の寄り止め部材間の距離より小さくすることによ
り、ベルト端部へのトナー付着により生じるベルト背面
へのトナーの回り込みが防止され、ベルトの安定した走
行が図られる。
【0052】請求項2の発明について、図6ないし図9
を用いて説明する。図6は、中間転写体への転写材の供
給と転写材帯電手段による転写材の帯電を説明する図で
あり、図7は、転写材帯電手段による帯電幅と第1の転
写手段による帯電幅との関係を示す説明図であり、図7
(A)は、請求項2の発明の設定を示す図であり、図7
(B)は、好ましくない設定を示す図であり、図8は、
第2の転写手段による表面トナー像の転写(2次転写)
を説明する図であり、図9は、転写材帯電手段による帯
電幅と第2の転写手段による帯電幅との関係の好ましく
ない設定を示す図である。
【0053】第1の転写手段としての転写器14cによ
る帯電によって像形成体である感光体ドラム10より中
間転写体である中間転写ベルト14aに裏面トナー像が
転写(1次転写)された後、図6に示すように、中間転
写ベルト14a上に担持された裏面トナー像の先端部と
同期して転写材である記録紙Pが中間転写ベルト14a
に給送され、転写材帯電手段である紙帯電器150の帯
電により記録紙Pが中間転写ベルト14a上の裏面トナ
ー像と同極性に帯電され、裏面トナー像を介して中間転
写ベルト14aに吸着されて搬送される。この際本発明
では、図7(A)に示すように、1次転写幅B1を紙帯
電器150による中間転写ベルト14aの移動方向に直
交する方向の帯電幅C(以降転写材帯電幅Cという)以
下(B1≦C)に設定する。これにより記録紙Pの端部
のトナーを中央に押さえ込み、トナーを両端部に散らな
いようにさせる。図7(B)に示すように、1次転写幅
B1が転写材帯電幅Cよりも大きいと、裏面トナー像の
極性と紙帯電器150との極性が同じ(本実施形態にお
いてはマイナス極性)であるので、記録紙P上の端部の
トナーが両端に散って中間転写ベルト14aの端部に付
着する。
【0054】紙帯電器150の帯電によって帯電された
記録紙Pは裏面トナー像を介して中間転写ベルト14a
に吸着されて搬送された後、図8に示すように、第2の
転写手段としての転写器14cによる帯電によって、像
形成体である感光体ドラム10上に担持された表面トナ
ー像が、記録紙Pの表面に転写される(2次転写)。こ
の際本発明では、感光体ドラム10より記録紙Pへ表面
トナー像を転写する2次転写幅B2を紙帯電器150に
よる転写材帯電幅C以下(B2≦C)に設定する。これ
により感光体ドラム10上や記録紙P上の端部のトナー
を中央に押さえ込み、トナーを両端部に散らないように
させることができ、中間転写体のベルト端部へのトナー
付着がより防止され、ベルト端部へのトナー付着による
ベルト背面へのトナーの回り込みが防止され、ベルトの
安定した走行がより図られる。
【0055】図9に示すように、2次転写幅B2が転写
材帯電幅Cよりも大きいと、表面トナー像の極性と紙帯
電器150による帯電極性とは同じ(本実施形態におい
てはマイナス極性)であるので、感光体ドラム10上の
端部のトナーが、中間転写ベルト14a裏面の2次転写
のプラス極性の電荷に引き寄せられ、中間転写ベルト1
4aの両端にもトナーが転写されるか、或いは一旦転写
された記録紙P上のトナーが紙帯電器150による電荷
と反発して両端部に散って中間転写ベルト14aの端部
に付着するという問題が生じる。
【0056】請求項3の発明について、図10及び図1
1を用いて説明する。図10は、像形成体の斜視図であ
り、図11は、光導電層の幅と転写材帯電手段の帯電幅
との関係の好ましくない設定を示す図である。
【0057】図10に示すように、像形成体である感光
体ドラム10は接地された導電層の外周に光導電層を形
成したものであり、通常感光体ドラム10の移動方向に
直交する方向の光導電層の幅D(以降光導電層幅Dとい
う)は感光体ドラム幅PDより小さく設定されるため、
感光体ドラム10の両端部に露出した導電層が中間転写
ベルト14aと接触した場合、中間転写ベルト14a上
の電荷をリークさせてしまうことになる。そこで本発明
では光導電層幅Dを転写材帯電幅Cよりも大きく(C<
D)設定する。これにより中間転写体のベルト端部への
トナー付着がより防止され、ベルト端部へのトナー付着
によるベルト背面へのトナーの回り込みが防止され、ベ
ルトの安定した走行がより図られる。図11に示すよう
に、感光体ドラム10の光導電層幅Dが転写材帯電幅C
よりも小さい場合、図に太線で示す紙帯電器150によ
る中間転写ベルト14a上の両端部の電荷が、感光体ド
ラム10の導電層にリークして消失してしまい、結局転
写材帯電幅Cを小さくしたと同じとなり、図7(B)や
図9にて説明したと同様に中間転写ベルト14a上の裏
面トナー像や感光体ドラム10上の表面トナー像が両端
部に散って中間転写ベルト14aの端部に付着するとい
う問題が生じる。
【0058】請求項4の発明について、図12及び図1
3を用いて説明する。図12は、第3の転写手段による
裏面トナー像の転写(3次転写)を説明する図であり、
図13は、転写材帯電手段による帯電幅と第3の転写手
段による帯電幅との関係の好ましくない設定を示す図で
ある。
【0059】図12に示すように、転写材帯電手段であ
る紙帯電器150によりトナー像と同極性に帯電された
後、表面トナー像を転写されて搬送される記録紙Pの裏
面に、中間転写ベルト14a上に担持された裏面トナー
像が第3の転写手段である裏面転写器14gによる帯電
により転写される(3次転写)。この際本発明では、中
間転写ベルト14aより記録紙Pへ裏面トナー像を転写
する3次転写幅B3を紙帯電器150による転写材帯電
幅C以上(C≦B3)に設定する。これにより中間転写
体のベルト端部へのトナー付着がより防止され、ベルト
端部へのトナー付着によるベルト背面へのトナーの回り
込みが防止され、ベルトの安定した走行がより図られ
る。図13に示すように、転写材帯電幅Cが3次転写幅
B3よりも大きいと、記録紙P上の表面トナー像が裏面
転写器14gを通過する際に、裏面転写器14gの放電
により反対極性(本実施形態においてはプラス極性)に
変換された表面トナー像は両端部に残っている紙帯電器
150の帯電電荷(マイナス極性)に引き寄せられ両端
部に散って、中間転写ベルト14aの端部に付着すると
いう問題が生じる。
【0060】請求項5の発明について説明する。裏面転
写器14gの放電によって記録紙Pの裏面に裏面トナー
像が転写(3次転写)された後、記録紙Pの表面および
中間転写ベルト14a上の3次転写による電荷は転写材
除電手段としての紙分離AC除電器14hの除電により
除電される。この際本発明では、転写材除電手段として
の紙分離AC除電器14hによる中間転写ベルト14a
の移動方向に直交する方向の除電幅をE(以降転写材除
電幅Eという)とするとき、転写材除電幅Eを3次転写
幅B3以上(B3≦E)とし、記録紙Pの表面および中
間転写ベルト14aの両端部の電荷を確実に除電するよ
うにする。これにより、中間転写体のベルト端部へのト
ナー付着がより防止され、ベルト端部へのトナー付着に
よるベルト背面へのトナーの回り込みが防止され、ベル
トの安定した走行がより図られる。転写材除電幅Eが3
次転写幅B3よりも小さいと、中間転写ベルト14aの
両端部の3次転写の電荷は除電されないため、記録紙P
が紙分離AC除電器14hを通過する際に、裏面トナー
像(マイナス極性)が中間転写ベルト14aの両端部に
残っている3次転写の帯電電荷(プラス極性)に引き寄
せられて両端部に散って、中間転写ベルト14aの端部
に付着するという問題が生じる。
【0061】また中間転写体クリーニング手段である中
間転写体クリーニング装置140の中間転写ベルト14
a移動方向に直交する方向のクリーニング幅をF(以降
クリーニング幅Fという)とするとき、上記中間転写ベ
ルト14aの帯電或いは除電による荷電により、中間転
写ベルト14aにトナーが付着する可能性のある部分を
すべてクリーニングするように、クリーニング幅Fを1
次転写幅B1、2次転写幅B2、3次転写幅B3、転写
材帯電幅C及び転写材除電幅Eより大きく(B1<F、
B2<F、B3<F、C<F、E<F)とすることが好
ましい。これにより中間転写ベルト14a上のトナーが
確実にクリーニングされる。
【0062】画像形成装置の他の例について図14にて
説明する。図14は、画像形成装置の他の例を示すカラ
ー画像形成装置の概要説明図である。
【0063】前記画像形成装置では、まず感光体ドラム
10(像形成体)上にイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)および黒色(K)の4組の現像器
13(現像手段)、スコロトロン帯電器11(帯電手
段)、露光光学系12(画像書込手段)とよりなるトナ
ー像形成手段により、裏面画像となるトナー像を形成し
て一旦中間転写ベルト14a(中間転写体)上に転写
し、引き続いて同一の感光体ドラム10上に表面画像と
なるトナー像を形成して、感光体ドラム10上のトナー
像を記録紙P(転写材)の表面に、中間転写ベルト14
a上のトナー像を記録紙Pの裏面にそれぞれ転写して両
面画像を得るものであるが、本例の画像形成装置では、
図14に示すように、裏面画像となるトナー像を形成す
る第2の像形成体である感光体ドラム10bと表面画像
となるトナー像を形成する第1の像形成体である感光体
ドラム10aとをそれぞれ別々に設け、感光体ドラム1
0bに形成した裏面トナー像を、トナーと反対極性(本
実施形態においてはプラス極性)の電圧が印加される第
1の転写手段である1次転写器114bにより中間転写
体である中間転写ベルト114a上に転写(1次転写)
した後、感光体ドラム10bと感光体ドラム10aとの
間で中間転写ベルト114a上に転写材である記録紙P
を供給し、紙帯電器150の帯電により記録紙Pを中間
転写ベルト114aに吸着させて搬送し、感光体ドラム
10a上に形成した表面トナー像を、トナーと反対極性
(本実施形態においてはプラス極性)の電圧が印加され
る第2の転写手段である2次転写器114cにより記録
紙Pの表面に転写(2次転写)した後、中間転写ベルト
114a上の裏面トナー像を、トナーと反対極性(本実
施形態においてはプラス極性)の電圧が印加される第3
の転写手段である3次転写器114gにより記録紙Pの
裏面に転写(3次転写)し、表裏のトナー像が転写され
た記録紙Pを転写材分離手段である紙分離AC除電器1
4hにより分離後、不図示の定着手段にて定着し両面画
像を得るようにするものである。感光体ドラム10a,
10bや中間転写ベルト114aは、前記画像形成装置
にて説明した感光体ドラム10や中間転写ベルト14a
と同様な機能、構造のものが用いられ、前述したと同様
に中間転写ベルト114aは、それぞれローラ部材であ
る駆動ローラ14dと従動ローラ14eとテンションロ
ーラ14iとに内接して張架される。
【0064】裏面画像となるトナー像を第2の像形成体
である感光体ドラム10bに形成するトナー像形成手段
(第2のトナー像形成手段)と表面画像となるトナー像
を第1の像形成体である感光体ドラム10aに形成する
トナー像形成手段(第1のトナー像形成手段)とには、
図1にて前述した画像形成装置にて用いられたと同様
な、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)お
よび黒色(K)の4組の現像器13(現像手段)、スコ
ロトロン帯電器11(帯電手段)、露光光学系12(画
像書込手段)が感光体ドラム10a,10bのそれぞれ
に対して用いられ、表面画像のトナー像と裏面画像のト
ナー像とをそれぞれ形成する。
【0065】前記図4にて説明したように、中間転写体
である中間転写ベルト114aの移動方向に直交する方
向の幅BD(以降中間転写ベルト幅BDという)を、第
1、第2の像形成体であるかかわる感光体ドラム10
a,10bの移動方向に直交する方向の幅PD(以降感
光体ドラム幅PDという)よりも小さくする。また図4
にて前述したと同様に、中間転写ベルト114aの内周
面の両端部に、それぞれローラ部材である駆動ローラ1
4dと従動ローラ14eとテンションローラ14iの両
端の段差部14C,14D(図4参照)に係合する寄り
止め部材14A,14B(図4参照)を設け、中間転写
ベルト114aの寄りを防止する。
【0066】さらに図5にて説明したと同様に、第1の
転写手段である1次転写器114b、第2の転写手段で
ある2次転写器114c、第3の転写手段である3次転
写器114gによる中間転写ベルト14aの移動方向に
直交する方向の帯電幅B1、B2、B3(以降1次転写
幅B1、2次転写幅B2、3次転写幅B3という)を中
間転写ベルト14aの両端部に設けられる寄り止め部材
14A,14B間の距離A(図5参照)より小さく(B
1<A、B2<A、B3<A)設定する。
【0067】上記の如く、中間転写体のベルト幅を像形
成体の幅より小さくすることにより、ベルト端部の破損
が防止されるとともに、第1、第2、第3の転写手段の
幅を中間転写体の寄り止め部材間の距離より小さくする
ことにより、ベルト端部へのトナー付着により生じるベ
ルト背面へのトナーの回り込みが防止され、ベルトの安
定した走行が図られる。
【0068】また、1次転写幅B1を紙帯電器150に
よる中間転写ベルト114aの移動方向に直交する方向
の帯電幅C(以降転写材帯電幅Cという)以下(B1≦
C)に設定し、記録紙Pの端部のトナーを中央に押さえ
込み、トナーを両端部に散らないようにさせる。
【0069】さらに、2次転写幅Bを紙帯電器150に
よる転写材帯電幅C以下(B2≦C)に設定し、感光体
ドラム10上や記録紙P上の端部のトナーを中央に押さ
え込み、トナーを両端部に散らないようにさせる。
【0070】上記により、中間転写体のベルト端部への
トナー付着がより防止され、ベルト端部へのトナー付着
によるベルト背面へのトナーの回り込みが防止され、ベ
ルトの安定した走行がより図られる。
【0071】また、表面画像のトナー像を形成する感光
体ドラム10aの移動方向に直交する方向の光導電層の
幅D1(不図示、以降光導電層幅D1という)を転写材
帯電幅Cよりも大きく(C<D1)設定する。
【0072】上記により、中間転写体のベルト端部への
トナー付着がより防止され、ベルト端部へのトナー付着
によるベルト背面へのトナーの回り込みが防止され、ベ
ルトの安定した走行がより図られる。
【0073】また、3次転写幅B3を転写材帯電幅C以
上(C≦B3)に設定する。
【0074】上記により、中間転写体のベルト端部への
トナー付着がより防止され、ベルト端部へのトナー付着
によるベルト背面へのトナーの回り込みが防止され、ベ
ルトの安定した走行がより図られる。
【0075】また転写材除電手段としての紙分離AC除
電器14hによる中間転写ベルト14aの移動方向に直
交する方向の除電幅をE(以降転写材除電幅Eという)
とするとき、転写材除電幅Eを3次転写幅B3以上(B
3≦E)とし、中間転写ベルト14aの両端部の電荷を
確実に除電するようにする。
【0076】上記により、中間転写体のベルト端部への
トナー付着がより防止され、ベルト端部へのトナー付着
によるベルト背面へのトナーの回り込みが防止され、ベ
ルトの安定した走行がより図られる。
【0077】
【発明の効果】請求項1または6によれば、中間転写体
のベルト幅を像形成体の幅より小さくすることにより、
ベルト端部の破損が防止され、また中間転写体の内周面
の両端部に寄り止め部材を設けることにより、中間転写
体の寄りが防止され、さらに、第1、第2、第3の転写
手段による帯電幅を中間転写体の寄り止め部材間の距離
より小さくすることにより、中間転写体のベルト端部へ
のトナー付着により生じるベルト背面へのトナーの回り
込みが防止され、ベルトの安定した走行が図られる。
【0078】請求項2〜5、または7〜10によれば、
中間転写体のベルト端部へのトナー付着がより防止さ
れ、ベルト端部へのトナー付着によるベルト背面へのト
ナーの回り込みが防止され、ベルトの安定した走行がよ
り図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各請求項の発明に共通する画像形成装置の一実
施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】図1の像形成体の側断面図である。
【図3】図1の画像形成装置におけるトナー像形成状態
を示す図である。
【図4】像形成体の幅と中間転写体の幅との関係及び中
間転写体に設けられる寄り止め部材を示す図である。
【図5】寄り止め部材の間隔と第1、第2、第3の転写
手段による帯電幅との関係の好ましくない設定を示す図
である。
【図6】中間転写体への転写材の供給と転写材帯電手段
による転写材の帯電を説明する図である。
【図7】転写材帯電手段による帯電幅と第1の転写手段
による帯電幅との関係を示す説明図である。
【図8】第2の転写手段による表面トナー像の転写(2
次転写)を説明する図である。
【図9】転写材帯電手段による帯電幅と第2の転写手段
による帯電幅との関係の好ましくない設定を示す図であ
る。
【図10】像形成体の斜視図である。
【図11】光導電層の幅と転写材帯電手段の帯電幅との
関係の好ましくない設定を示す図である。
【図12】第3の転写手段による裏面トナー像の転写
(3次転写)を説明する図である。
【図13】転写材帯電手段による帯電幅と第3の転写手
段による帯電幅との関係の好ましくない設定を示す図で
ある。
【図14】画像形成装置の他の例を示すカラー画像形成
装置の概要説明図である。
【符号の説明】
10,10a,10b 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14A,14B 寄り止め部材 14a,114a 中間転写ベルト 14c 転写器 14g 裏面転写器 14h 紙分離AC除電器 17 定着装置 114b 1次転写器 114c 2次転写器 114g 3次転写器 150 紙帯電器 P 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽根田 哲 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体と、 該像形成体上にトナー像を形成する手段と、 前記像形成体上のトナー像が転写され、転写された該ト
    ナー像を表面に担持するとともに、転写材を搬送する無
    端ベルト状の中間転写体と、 前記像形成体上のトナー像を前記中間転写体に転写する
    第1の転写手段と、 前記像形成体上のトナー像を前記転写材の表面に転写す
    る第2の転写手段と、 前記中間転写体上のトナー像を前記転写材の裏面に転写
    する第3の転写手段と、 対となって回動する定着部材により前記転写材を挟持搬
    送し、前記転写材上のトナー像を定着する定着手段とを
    有する画像形成装置において、 前記中間転写体の移動方向に直交する方向の幅を、前記
    像形成体の移動方向に直交する方向の幅よりも小さくす
    るとともに、 前記中間転写体の内周面の両端部に寄り止め部材を設
    け、 さらに、該寄り止め部材間の距離をA、前記第1の転写
    手段、前記第2の転写手段および前記第3の転写手段に
    よる前記中間転写体の移動方向に直交する方向の帯電幅
    をそれぞれB1、B2、B3とするとき、 B1<A および B2<A および B3<A とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写材を前記中間転写体に供給する
    位置において前記転写材を帯電して前記中間転写体に静
    電的に密着させる転写材帯電手段を有し、 該転写材帯電手段による前記中間転写体の移動方向に直
    交する方向の帯電幅をCとするとき、 B1≦C および B2≦C とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記像形成体は接地された導電層の外周
    に光導電層を形成したものであり、 該光導電層の前記像形成体の移動方向に直交する方向の
    幅をDとするとき、 C<D とすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第3の転写手段による帯電幅B3お
    よび前記転写材帯電手段による帯電幅Cを C≦B3 とすることを特徴とする請求項2または3に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写材を前記中間転写体から分離す
    る位置において前記転写材を除電して前記中間転写体か
    ら静電的に分離する転写材除電手段を有し、 該転写材除電手段による前記中間転写体の移動方向に直
    交する方向の除電幅をEとするとき、 B3≦E とすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 第1及び第2の像形成体と、 前記第1、第2の像形成体上にトナー像を形成する第
    1、第2のトナー像形成手段と、 前記第2の像形成体上のトナー像が転写され、転写され
    た該トナー像を表面に担持するとともに、転写材を搬送
    する無端ベルト状の中間転写体と、 前記第2の像形成体上のトナー像を前記中間転写体に転
    写する第1の転写手段と、 前記第1の像形成体上のトナー像を前記転写材の表面に
    転写する第2の転写手段と、 前記中間転写体上のトナー像を前記転写材の裏面に転写
    する第3の転写手段と、 対となって回動する定着部材により前記転写材を挟持搬
    送し、前記転写材上のトナー像を定着する定着手段とを
    有する画像形成装置において、 前記中間転写体の移動方向に直交する方向の幅を、前記
    像形成体の移動方向に直交する方向の幅よりも小さくす
    るとともに、 前記中間転写体の内周面の両端部に寄り止め部材を設
    け、 さらに、該寄り止め部材間の距離をA、前記第1の転写
    手段、前記第2の転写手段および前記第3の転写手段に
    よる前記中間転写体の移動方向に直交する方向の帯電幅
    をそれぞれB1、B2、B3とするとき、 B1<A および B2<A および B3<A とすることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写材を前記中間転写体に供給する
    位置において前記転写材を帯電して前記中間転写体に静
    電的に密着させる転写材帯電手段を有し、該転写材帯電
    手段による前記中間転写体の移動方向に直交する方向の
    帯電幅をCとするとき、 B1≦C および B2≦C とすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1の像形成体は接地された導電層
    の外周に光導電層を形成したものであり、 該光導電層の前記像形成体の移動方向に直交する方向の
    幅をD1とするとき、 C<D1 とすることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第3の転写手段による帯電幅B3お
    よび前記転写材帯電手段による帯電幅Cを C≦B3 とすることを特徴とする請求項7または8に記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 前記転写材を前記中間転写体から分離
    する位置において前記転写材を除電して前記中間転写体
    から静電的に分離する転写材除電手段を有し、 該転写材除電手段による前記中間転写体の移動方向に直
    交する方向の除電幅をEとするとき、 B3≦E とすることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装
    置。
JP7917098A 1998-03-26 1998-03-26 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3687334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7917098A JP3687334B2 (ja) 1998-03-26 1998-03-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7917098A JP3687334B2 (ja) 1998-03-26 1998-03-26 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11272089A true JPH11272089A (ja) 1999-10-08
JP3687334B2 JP3687334B2 (ja) 2005-08-24

Family

ID=13682510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7917098A Expired - Fee Related JP3687334B2 (ja) 1998-03-26 1998-03-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3687334B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7400843B2 (en) 2005-06-30 2008-07-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Color image forming apparatus
JP2009015167A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Fuji Xerox Co Ltd ベルト搬送体及びこれを用いた画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7400843B2 (en) 2005-06-30 2008-07-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Color image forming apparatus
JP2009015167A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Fuji Xerox Co Ltd ベルト搬送体及びこれを用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3687334B2 (ja) 2005-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11231579A (ja) 両面画像形成装置
JP3687334B2 (ja) 画像形成装置
JP2000137421A (ja) 画像形成装置
JP3697906B2 (ja) 画像形成装置
JP2001356564A (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JP3826594B2 (ja) 画像形成装置
JP2000066530A (ja) 画像形成装置
JP4058844B2 (ja) 画像形成装置
JPH11231670A (ja) 画像形成装置
JPH11102124A (ja) 画像形成装置
JP3750297B2 (ja) 画像形成装置
JP3758363B2 (ja) 両面画像形成装置
JPH11272020A (ja) 画像形成装置
JP2000292988A (ja) 両面画像形成装置
JP2000039779A (ja) 画像形成装置
JP2000056588A (ja) 画像形成装置
JPH1184909A (ja) 画像形成装置
JPH11249454A (ja) 画像形成装置
JPH11288136A (ja) 画像形成装置
JP2001013799A (ja) 両面画像形成装置
JP2000035699A (ja) 画像形成装置
JPH11282276A (ja) 画像形成装置
JPH10268664A (ja) 画像形成装置
JP2000066527A (ja) 両面画像形成装置
JPH11231679A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050530

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130617

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees