JPH11270713A - ガス流を制御するための弁 - Google Patents
ガス流を制御するための弁Info
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- JPH11270713A JPH11270713A JP10354475A JP35447598A JPH11270713A JP H11270713 A JPH11270713 A JP H11270713A JP 10354475 A JP10354475 A JP 10354475A JP 35447598 A JP35447598 A JP 35447598A JP H11270713 A JPH11270713 A JP H11270713A
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Abstract
でもって反復制御され得る弁を提供する。 【解決手段】閉鎖部材(8)の端部(9)の面と弁座
(12)の面(10)とが角度を形成しており、閉鎖部
材(8)の端部(9)が、該端部(9)が弁開口(6)
を連続的に閉鎖もしくは開放するように弁座(12)に
対して押圧され、もしくは弁座から離され得るように構
成されている。
Description
ための弁であって、制御すべきガスのための入口と制御
されたガスのための出口と、弁開口を持つ弁座と、制御
可能な軸を含む可動な閉鎖部材とを備える弁ケーシング
を有しており、閉鎖部材の端部が、閉鎖部材が弁開口を
閉鎖かつ開放し、並びに弁開口を通過するガス流を制御
するように、弁座と閉鎖部材との間に配置されたシール
部材に対して影響を与えることができるように構成され
た形式のものに関する。
594号明細書に図示され、かつ記載されている。呼吸
装置へ接続された患者へのガス供給の関係では、大小の
ガス量がこのような弁を用いて大きな精度と反復可能性
とで制御されることが重要である。これを達成するため
には、シール部材(上記の米国特許明細書では弁ケーシ
ングへ固定されたダイアフラム)が開放時に弁座から弁
座に平行に持ち上げられ、かつ閉鎖時には軸端部によっ
て均一に分配された力で弁座に対して押圧されることが
必要である。ダイアフラムがこのような軸(ここではこ
の軸はソレノイド軸)によって完璧に見えるこのような
運動パターンに従うとしても、ダイアフラムを弁座から
持ち上げなければならない場合には、問題が、特に弁開
口の開放に関係して生じることがある。例えばダイアフ
ラムが第1の運動モーメントにおいて弁座にくっついて
おり、次に突然開放する場合にダイアフラムの損耗また
はダイアフラムの老化と関係する問題が生じ、この場合
には流れの正確な反復される制御を達成するのは、特に
少量に係る場合には困難である。ソレノイド軸を作動す
る際にソレノイド軸を磁化する時に生じることがある遅
延またはヒステリシスもまた、上記の否定的な結果を伴
う弁開口の開放に関係する不都合なガス流の制御を惹起
することがある。
少量のガス流が大きな精度と大きな動力学(Dynamik)
でもって反復制御され得る、冒頭に記載の形式の弁を見
出すことである。
よれば、閉鎖部材の端部の面と弁座の面とが角度を形成
しており、閉鎖部材の端部が、該端部が弁開口を連続的
に(successive)閉鎖もしくは開放するように弁座に対
して押圧され、もしくは弁座から離され得るように構成
されていることによって解決される。
瞬間にシール部材と弁座との間に、またはシール部材が
弁座に取り付けられている場合にはシール部材と閉鎖部
材の端部との間に常に隙間が形成され、隙間はシール部
材もしくは弁座の当接面の比較的小さいな部分にわたっ
て延び、弁開口の連続的な開放もしくは閉鎖が、弁が急
激に開放されるもしくは閉鎖されることなしに行われ
る。これによって大きな量のガス流も少量のガス流も大
きな精度と大きな動力学でもって繰り返し制御すること
ができることが保証される。
は、弁座の面が弁座の中心軸線に対して斜めに位置して
いることが提案される。このような実施形では閉鎖部材
の端部の面はその中心軸線に対して垂直に位置する。
閉鎖部材の端部の面がその中心軸線に対して斜めに位置
することが提案される。
0.3〜2度、有利に0.7度であってよい。上記の角
度は有利に弁開口の寸法およびシール部材の厚さに適合
せしめられる。
ては、シール部材が弁ケーシングに固定的に締め付けら
れたダイアフラムであり、かつダイアフラムが剛性の平
らなプレートを備えており、プレートが厳密に弁座の前
に配置されており、かつ少なくとも弁座の面寸法を持つ
面寸法を有し、かつダイアフラムに影響を与える閉鎖部
材の端部の部分が弁座の面寸法よりも小さな面寸法を有
していることが提案される。ダイアフラムもしくはプレ
ートに影響を与える閉鎖部材の端部の部分の面寸法に基
づいて、弁開口の開放および閉鎖に際して剛性のプレー
トが上記の端部に対して傾倒することができるので、弁
開口はプレートによって連続的に開放もしくは閉鎖され
得る。プレートは有利にダイアフラムに一体化されてい
てよく、またはダイアフラムに不動に接合されていても
よい。ダイアフラムの構成により弁座の面は所望であれ
ば、中心軸線に対して大きな角度を持つことができる。
さらに、プレートは閉鎖部材の端部に対して傾倒するこ
とができることによって、ダイアフラムが場合により変
形しても常に弁座の連続的な開放と閉鎖が得られる。有
利に閉鎖部材の端部は丸みを付けられている。
は、有利に、閉鎖部材の端部と弁座との間に弁座に対し
て斜めに配置された、前成形された部材が取り付けられ
ており、該部材が少なくとも弁座の面寸法に相当する面
寸法を有しており、斜め配置の前成形された部材が弁開
口を連続的に閉鎖もしくは開開放するように、閉鎖部材
の端部が斜め配置の前成形された部材を弁座に対して押
圧し、もしくは弁座から離すように閉鎖部材の端部が配
置されていることによっても解決される。このような斜
め配置の前成形された部材でもって、上記の角度を形成
する面に関連して挙げられた利点が得られる。斜め配置
の前成形された部材によって、閉鎖部材の端部の面また
は弁座の面は中心軸線に対して角度を持つ必要がない。
は、斜め配置の部材に影響を与える閉鎖部材の端部の部
分が弁座の面寸法よりも小さな面寸法を持つことが提案
される。端部は有利に丸みを付けられた構成にされてい
る。これによってシール部材が場合により変形しても弁
座の連続的な開放および閉鎖は常に得られる。
斜め配置の部材が弁ケーシングに固定された、らせん形
の板の一部分であることが提案される。したがって板お
よびさらには斜め配置の部材が別個の部材であり、この
部材は必要により交換することができる。
た板ばねの一部分であってよい。斜め配置の部材はこの
場合も必要により交換することができる。
は板ばねに対して角度を有し、この角度は5〜40度、
有利に30度である。
実施形が一部断面図で示されている。ここでは弁は開い
た状態で示されている。弁は弁外被1を有し、外被内に
弁ケーシング2およびソレノイド3が配置されている。
弁ケーシング2は制御されるべきガス流のための貫通路
を設けられ、通路は入口4と出口5とこれらの間に配置
された弁座12を持つ弁開口6とに分割されている。弁
開口6に厳密に対向してダイアフラム7が取り付けられ
ており、ダイアフラムは弁ケーシング2に固定的に締め
付けられており、かつソレノイド軸8の端部9を用い
て、図示されないベンチレータと組み合わせて患者への
ガス流を制御するために使用される。図には、弁座12
の面10がその中心軸線11に対して斜めの構成を有
し、ソレノイド軸8の端部9の面と弁座12の面10と
はこのようにして角度を有していることが示されてい
る。上記の面間の角度は0.3〜2度、有利に0.7度
である。
を得るためにはソレノイド3へケーブル13を介して多
少の電流が供給される。これによって軸8はソレノイド
ケーシング内へ引き込まれ、すなわちこの図1で見て下
方へ移動せしめられ、ダイアフラム7は材料のばね力お
よび入口側でのガス圧力によって所望の仕方で弁座12
から持ち上げられ、その結果ガスは弁開口6および出口
5を介してさらに患者まで流れることができる。ソレノ
イド3への電流供給が遮断されると、その軸8は無力と
され、その場合軸8は圧縮ばね14を用いてダイアフラ
ム7に対して弁座12の方向へ十分な力でもって押圧さ
れ、その結果弁開口6は図2に示されているように閉鎖
される。これによって所期の安全面が達成される、すな
わち電流断絶時に弁が閉鎖し、患者への制御されないガ
スの放出は回避される。
ム7が先ずソレノイド軸8の端部9に対して最大距離を
持つ弁座12の部分領域から持ち上げられることが示さ
れている。このために弁座12とダイアフラム7との間
のこの部分に開放の瞬間に常に隙間15が形成される。
ダイアフラム7は上記の弁座12の構成によって弁開口
6を順々に開放することができる。弁開口6の閉鎖時に
はダイアフラム7が軸端部によって弁座12に対して連
続的に押圧され、その際にダイアフラムが弁座12に対
して最終的に密着する前に隙間15がまた現れる。
アフラム7の弁座12とは反対の面に剛性の平らなプレ
ート16が備えられている。プレート16は弁座12の
面寸法よりも若干大きな面寸法を持つ。この図には、ソ
レノイド軸8の端部9がプレート16に対して当接して
いることが示され、その場合軸の端部9は有利に丸みを
付けられている。図4では弁開口6は開放状態で示され
ている。ダイアフラム7は弁開口6の閉鎖時に軸端部9
を介して斜めに前成形された弁座12の方向へ押圧され
ると、ダイアフラム7は先ずダイアフラム7に対して最
小距離を持つ弁座12の部分領域へ当接する。次いでプ
レート16が、したがってダイアフラム7が丸みを付け
られた軸端部9に対して傾倒し、それによりダイアフラ
ム7が次第に弁座12へ密に当接せしめられる。弁座1
2とダイアフラム7との間の1点鎖線17はこのことを
明示するものである。弁開口6の開放時には、プレート
16が、したがってダイアフラム7が丸みを付けられた
軸端部9に対して傾倒し、ダイアフラム7は弁座12と
の結合を次第に解くことができる。閉鎖瞬間にもまた開
放瞬間にも弁座12とダイアフラム7との間に隙間18
が生じる。プレート16は1点鎖線が暗示するようにダ
イアフラム7内に一体化されていてもよい。
軸8の端部9の面が中心軸線19に対して斜めの構成を
持つことが示されている。このような場合には弁座12
の面はその中心軸線11に対して垂直である。弁開口6
の開放・閉鎖の際の過程は上記の図1〜図3に関連した
説明とほぼ同じである。
詳説された弁に相当する弁が示されている。唯一の違い
は、図6の弁では弁座12の面10がその中心軸線11
に対して垂直に延びていることである。この弁ではソレ
ノイド軸8の端部9と弁座12との間に弁座12に対し
て斜めに位置する部材20が配置され、この部材20は
後で詳述される弁ケーシング2内に固定されたらせん形
の板21の一部分であってよい。ダイアフラム7は図示
されているように板21と弁座12との間に取り付けら
れていてよい。軸端部9の面は1点鎖線による輪郭で示
されているように弁座12の面10に対して平行に配置
されていてもよいが、やはり丸みを有していると有利で
ある。弁座の開放・閉鎖の際の過程は図4に関して説明
されたものとほぼ同じであり、かつこの例に関連して得
られた利点を持つ。
る。図7には半分開かれた状態の弁開口6が示され、こ
こでは弁開口6を連続的に閉鎖するために軸端部9が部
材20を用いてダイアフラム7を弁座12の部分領域に
対して押圧している。開放および閉鎖の瞬間に上述のよ
うにダイアフラム7と弁座12との間に隙間が生じる。
板21の平面図が示されている。板21は、すべての状
態で図示の斜め位置を取ろうとするような材料から製作
される。
斜めに位置する部材20は板21の面に対して角度5〜
40度、有利に30度を有する。
に配置される部材24とを有する別の板22が示されて
いる。
定されたダイアフラムの形状のものが記載されてきた。
可能である場合に本発明の範囲内でダイアフラムの代わ
りに別のシール部材を使用することができ、シール部材
は有利に弁座、ソレノイド軸の端部または斜めに配置さ
れた部材に対して適用される。ダイアフラムは最後に挙
げたシール部材と組み合わせることもできる。このよう
な場合にはダイアフラムは単にソレノイドと弁ケーシン
グとの間の可動の隔壁であり、ガスがソレノイド内へ侵
入するのを阻止する。
る。グラフは垂直軸に沿ってガス流/分が、そして水平
軸に沿ってソレノイド軸へ供給される電圧が示されてい
る。右側の流れ曲線25は従来技術による弁の流れ経過
を、かつ左側の流れ曲線26は本発明による弁の流れ経
過を記載する。右側の流れ曲線25の上昇曲線部におけ
るシャープな屈曲は、弁開口の比較的急激な開放が行わ
れることを示す。降下曲線も、シャープな屈曲によって
弁開口の急激な閉鎖が行われることを示す。したがって
流れ曲線25は公知の弁に関する問題、特に少量を高い
精度および反復性でもって制御する問題を示す。左側の
流れ曲線26は、本発明による弁における弁開口の連続
的な開放と閉鎖とが曲線の形状をどのように変えるかを
示す。曲線形は連続的に経過し、閉鎖位置から開放位置
への、かつこの逆の比較的なだらかな移行が達成されて
いる。
って開始もしくは終了する弁開口の上記の連続的な開放
と閉鎖は特に少量のガスを大きな精度と反復性および大
きな力学でもって制御することができる。
明による弁の原理図である。
断面図である。
断面図である。
材の実施形を持つ図1による弁の部分断面図である。
分断面図である。
材を有する本発明による弁の原理図である。
の部分断面図である。
れた部材を有する板の平面図である。
られた部材を有する別の板の平面図である。
5 出口、 6 弁開口、 7 シール部材、 8 閉
鎖部材、 9 端部、 10 面、 11,19 中心
軸線、 12 弁座、 15,18 隙間
Claims (13)
- 【請求項1】 ガス流を制御するための弁であって、制
御すべきガスのための入口と制御されたガスのための出
口と、弁開口を持つ弁座と、制御可能な軸を含む可動な
閉鎖部材とを備える弁ケーシングを有しており、閉鎖部
材の端部が、閉鎖部材が弁開口を閉鎖かつ開放し、並び
に弁開口を通過するガス流を制御するように、弁座と閉
鎖部材との間に配置されたシール部材に対して影響を与
えることができるように構成された形式のものにおい
て、閉鎖部材(8)の端部(9)の面と弁座(12)の
面(10)とが角度を形成しており、閉鎖部材(8)の
端部(9)が、該端部(9)が弁開口(6)を連続的に
閉鎖もしくは開放するように弁座(12)に対して押圧
され、もしくは弁座から離され得るように構成されてい
ることを特徴とする、ガス流を制御するための弁。 - 【請求項2】 弁座(12)の面(10)が弁座(1
2)の中心軸線(11)に対して傾斜している、請求項
1記載の弁。 - 【請求項3】 閉鎖部材(8)の端部(9)の面が閉鎖
部材の中心軸線(19)に対して傾斜している、請求項
1記載の弁。 - 【請求項4】 上記の面(9,10)間の角度が0.3
〜2度である、請求項1から3までのいずれか1項記載
の弁。 - 【請求項5】 シール部材が弁ケーシング(2)へ固定
的に締め付けられたダイアフラム(7)であり、かつダ
イアフラム(7)が剛性の平らなプレート(16)を有
しており、プレートが厳密に弁座(12)の前に配置さ
れていて、少なくとも弁座(12)の面寸法を持つ面寸
法を有しており、ダイアフラム(7)に影響を与える閉
鎖部材(8)の端部(9)の部分が弁座の面寸法よりも
小さな面寸法を持つ、請求項から4までのいずれか1項
記載の弁。 - 【請求項6】 閉鎖部材(8)の端部(9)が丸みを持
つ構成にされている、請求項5記載の弁。 - 【請求項7】 ガス流を制御するための弁であって、制
御すべきガスのための入口と制御されたガスのための出
口と、弁開口を持つ弁座と、制御可能な軸を含む可動な
閉鎖部材とを備える弁ケーシングを有しており、閉鎖部
材の端部が、弁座と閉鎖部材との間に配置されたシール
部材に対して、閉鎖部材が弁開口を閉鎖かつ開放し、並
びに弁開口を通過するガス流を制御するように、影響を
与えることができるように構成された形式のものにおい
て、閉鎖部材(8)の端部(9)と弁座(12)との間
に弁座(12)に対して斜めに配置された、前成形され
た部材(20,24)が取り付けられており、該部材が
少なくとも弁座(12)の面寸法に相当する面寸法を有
しており、斜め配置の部材(20,24)が弁開口
(6)を連続的に閉鎖もしくは開放するように、閉鎖部
材(8)の端部(9)が斜め配置の部材(20,24)
を弁座(12)に対して押圧し、もしくは弁座(12)
から離すように閉鎖部材(8)の端部(9)が配置され
ていることを特徴とする、ガス流を制御するための弁。 - 【請求項8】 斜め配置の部材(20,24)に影響を
与える閉鎖部材(8)の端部(9)の部分が弁座の面寸
法よりも小さな面寸法を持つ、請求項7記載の弁。 - 【請求項9】 閉鎖部材(8)の端部(9)が丸みを持
つ構成にされている、請求項7または8記載の弁。 - 【請求項10】 閉鎖部材(8)の端部(9)の面と弁
座(12)の面(10)とが互いに平行に配置されてい
る、請求項7または8記載の弁。 - 【請求項11】 斜め配置の部材(20)がらせん形の
板(21)の部分であり、板(21)が弁ケーシング
(2)に固定されている、7から10までのいずれか1
項記載の弁。 - 【請求項12】 斜め配置の部材(24)が板ばね(2
3)の部分であり、板ばね(23)が弁ケーシング
(2)に固定されている、7から10までのいずれか1
項記載の弁。 - 【請求項13】 斜め配置の部材(20,24)が板
(21)もしくは板ばね(23)の面に対して5〜40
度の角度を有している、請求項7から12のいずれか1
項記載の弁。
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