JPH11269987A - 鉄骨部材の接続部の仕口 - Google Patents
鉄骨部材の接続部の仕口Info
- Publication number
- JPH11269987A JPH11269987A JP9403098A JP9403098A JPH11269987A JP H11269987 A JPH11269987 A JP H11269987A JP 9403098 A JP9403098 A JP 9403098A JP 9403098 A JP9403098 A JP 9403098A JP H11269987 A JPH11269987 A JP H11269987A
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- JP
- Japan
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- plate
- connection
- spherical
- fixed
- plates
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、鉄骨部材の建込みに伴う部材接続
部の施工誤差を、容易に吸収・調整することが可能で、
接合精度のよい、鉄骨部材の接続部の仕口を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 接続部の仕口Aは、一方の部材1に接続
面が球状凸面のプレ−ト3を固設し、他方の部材2に接
続面がフラットなプレ−ト4を固設し、両プレ−ト3,
4間に球状凹面のプレ−ト10を介装してボルト9接合
した。
部の施工誤差を、容易に吸収・調整することが可能で、
接合精度のよい、鉄骨部材の接続部の仕口を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 接続部の仕口Aは、一方の部材1に接続
面が球状凸面のプレ−ト3を固設し、他方の部材2に接
続面がフラットなプレ−ト4を固設し、両プレ−ト3,
4間に球状凹面のプレ−ト10を介装してボルト9接合
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄骨部材の接続部の
仕口に関するものである。
仕口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、施工誤差により、鉄骨部材の接続
面が僅かに傾斜して角度が生じる場合の接続仕口は、楔
状のフィラ−を介装して接合する場合がある。
面が僅かに傾斜して角度が生じる場合の接続仕口は、楔
状のフィラ−を介装して接合する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】部材の建込み状況や誤
差を実測し、その誤差に適合するフィラ−プレ−トを選
択して介装し、接合する作業に多くの手間と時間を要す
る。
差を実測し、その誤差に適合するフィラ−プレ−トを選
択して介装し、接合する作業に多くの手間と時間を要す
る。
【0004】
【本発明の目的】上記のような課題を解決するためにな
された本発明は、鉄骨部材の建込みに伴う部材接続部の
施工誤差を、容易に吸収することが可能な、精度のよい
接続部の仕口を提供することにある。
された本発明は、鉄骨部材の建込みに伴う部材接続部の
施工誤差を、容易に吸収することが可能な、精度のよい
接続部の仕口を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の鉄骨部材の接続部の仕口は、一方の部材
に接続面が球状凸面のプレ−トを固設し、他方の部材に
接続面がフラットなプレ−トを固設し、両プレ−ト間に
球状凹面のプレ−トを介装してボルト接合した構成であ
る。
めに、本発明の鉄骨部材の接続部の仕口は、一方の部材
に接続面が球状凸面のプレ−トを固設し、他方の部材に
接続面がフラットなプレ−トを固設し、両プレ−ト間に
球状凹面のプレ−トを介装してボルト接合した構成であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 <イ>図1は柱部材1,2の接続部の仕口Aである。下
方の柱部材1には接続面が球状凸面のプレ−ト3が固設
してあり、上方の柱部材2には接続面がフラットなプレ
−ト4が固設してある。そして、上下両プレ−ト3,4
間に球状凹面のプレ−ト10を、同プレ−ト10の凹部
11が前記球状凸面のプレ−ト3の凸部13と対応して
介装し、前記各プレ−ト3,4,10をボルト9により
接合した仕口である。図中19はナットである。これに
より接続面の角度θを調整することが可能となる。
の形態を説明する。 <イ>図1は柱部材1,2の接続部の仕口Aである。下
方の柱部材1には接続面が球状凸面のプレ−ト3が固設
してあり、上方の柱部材2には接続面がフラットなプレ
−ト4が固設してある。そして、上下両プレ−ト3,4
間に球状凹面のプレ−ト10を、同プレ−ト10の凹部
11が前記球状凸面のプレ−ト3の凸部13と対応して
介装し、前記各プレ−ト3,4,10をボルト9により
接合した仕口である。図中19はナットである。これに
より接続面の角度θを調整することが可能となる。
【0007】<ロ>図2は梁部材5と柱部材6との接続
部の仕口Bである。梁部材5には、柱6との接続面が球
状凸面のプレ−ト7が固設してあり、柱部材6には、梁
5との接続面がフラットなプレ−ト8が固設してある。
そして、左右両プレ−ト7,8間に球状凹面のプレ−ト
20を、同プレ−ト20の凹部21が前記球状凸面プレ
−ト7の凸部17と対応して介装し、前記各プレ−ト
7,8,20をボルト9により接合した仕口である。
部の仕口Bである。梁部材5には、柱6との接続面が球
状凸面のプレ−ト7が固設してあり、柱部材6には、梁
5との接続面がフラットなプレ−ト8が固設してある。
そして、左右両プレ−ト7,8間に球状凹面のプレ−ト
20を、同プレ−ト20の凹部21が前記球状凸面プレ
−ト7の凸部17と対応して介装し、前記各プレ−ト
7,8,20をボルト9により接合した仕口である。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから、
次のような効果を得ることができる。接続部の仕口は、
一方の部材に接続面が球状凸面のプレ−トを固設し、他
方の部材に接続面がフラットなプレ−トを固設し、両プ
レ−ト間に球状凹面のプレ−トを介装してボルト接合し
たことによって、 <イ>接続面の角度調整が可能となるので、建方に伴う
誤差が容易に吸収され、精度のよい接合を短時間に行う
ことができる。 <ロ>球状凸面及び球状凹面のプレ−トとすることによ
って、任意の方向の傾斜角度に対して汎用性を有するの
で、接合作業が更に容易となり、また接合精度が向上す
る。
次のような効果を得ることができる。接続部の仕口は、
一方の部材に接続面が球状凸面のプレ−トを固設し、他
方の部材に接続面がフラットなプレ−トを固設し、両プ
レ−ト間に球状凹面のプレ−トを介装してボルト接合し
たことによって、 <イ>接続面の角度調整が可能となるので、建方に伴う
誤差が容易に吸収され、精度のよい接合を短時間に行う
ことができる。 <ロ>球状凸面及び球状凹面のプレ−トとすることによ
って、任意の方向の傾斜角度に対して汎用性を有するの
で、接合作業が更に容易となり、また接合精度が向上す
る。
部材の接続部の仕口
【図1】本発明に係る鉄骨柱の接続部の仕口を示す側面
図
図
【図2】本発明に係る鉄骨柱と梁との接続部の仕口を示
す側面図
す側面図
Claims (1)
- 【請求項1】一方の部材に接続面が球状凸面のプレ−ト
を固設し、 他方の部材に接続面がフラットなプレ−トを固設し、 両プレ−ト間に球状凹面のプレ−トを介装してボルト接
合したことを特徴とする、 鉄骨部材の接続部の仕口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9403098A JPH11269987A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 鉄骨部材の接続部の仕口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9403098A JPH11269987A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 鉄骨部材の接続部の仕口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11269987A true JPH11269987A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14099174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9403098A Pending JPH11269987A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 鉄骨部材の接続部の仕口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11269987A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007308967A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鉄骨柱の接合構造および鉄骨柱の接合方法 |
CN103362210A (zh) * | 2013-07-08 | 2013-10-23 | 中国矿业大学 | 一种预应力装配框架结构 |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP9403098A patent/JPH11269987A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007308967A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鉄骨柱の接合構造および鉄骨柱の接合方法 |
JP4716121B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2011-07-06 | 住友金属工業株式会社 | 鉄骨柱の接合構造および鉄骨柱の接合方法 |
CN103362210A (zh) * | 2013-07-08 | 2013-10-23 | 中国矿业大学 | 一种预应力装配框架结构 |
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