JPH11269025A - 二重構造型スティック状化粧料 - Google Patents
二重構造型スティック状化粧料Info
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- JPH11269025A JPH11269025A JP10090885A JP9088598A JPH11269025A JP H11269025 A JPH11269025 A JP H11269025A JP 10090885 A JP10090885 A JP 10090885A JP 9088598 A JP9088598 A JP 9088598A JP H11269025 A JPH11269025 A JP H11269025A
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Abstract
減してみずみずしい使用感を付与し、さらに油溶性成分
に加えて水溶性成分の配合を可能とする。 【解決手段】 二価アルコールの1種又は2種以上と、
平均分子量10,000〜20,000のポリアルキレ
ングルコールより選択した1種又は2種以上と、水性成
分とを含有して成る水性スティック状組成物を内芯部に
有し、油性スティック状組成物を外周部に有する二重構
造型のスティック状化粧料とする。二価アルコールとし
ては炭素数3〜6の二価アルコールが、ポリアルキレン
グリコールとしてはポリエチレングリコールが好ましく
使用できる。二価アルコール,ポリアルキレングリコー
ル,水性成分の各配合量は、50〜80重量%、15〜
40重量%及び1〜15重量%、水性スティック状組成
物と油性スティック状組成物との重量比は1:20〜
9:1の範囲とするのが好ましい。
Description
ィック状に成形して成る水性スティック状組成物を内芯
部に有し、その外側に油性成分をスティック状に成形し
て成ることを特徴とする、二重構造型スティック状化粧
料に関する。さらに詳しくは、二価アルコールの1種又
は2種以上と、平均分子量10,000〜20,000
のポリアルキレングルコールより選択した1種又は2種
以上と、水性成分とを含有して成る水性スティック状組
成物と、油性スティック状組成物より成る二重構造を有
するスティック状化粧料に関する。
軽に使用でき、また携帯に便利であるため、従来より、
デオドラントスティックといった制汗・防臭性化粧料
や、リップクリーム,リップスティック,スティック型
アイカラー,スティック型チークカラー等のメイクアッ
プ化粧料などとして広く提供されてきた。
は、油性成分を主体とし、固形ワックスや油ゲル化剤に
より固化させたもの、或いはエタノールに脂肪酸セッケ
ンを混合後固化させたものであった。油性成分を固形ワ
ックス等で固化させたものは使用感的に油性感が強く、
また保湿剤等の水溶性成分を相当量含有させることは困
難であった。一方、セッケン・アルコール系のスティッ
ク状化粧料では、セッケンを使用するため化粧料のpH
が高くなり、皮膚に使用した場合穏やかな使用感に欠け
るといった問題があった。
は、従来の油性スティック状化粧料の油性感を低減して
みずみずしい使用感を付与し、さらに油溶性成分に加え
て水溶性成分の配合を可能とするべく、水溶性成分をス
ティック状に成形して成る水性スティック状組成物と、
油性スティック状組成物より成る二重構造型のスティッ
ク状化粧料を提供することを目的とした。
め種々検討した結果、二価アルコールの1種又は2種以
上と、平均分子量10,000〜20,000のポリア
ルキレングルコールより選択した1種又は2種以上と、
水性成分とを、特定の重量比で含有させることにより、
十分な強度及び成形性を有し、且つ安定な水性スティッ
ク状組成物を得ることができ、さらに、この水性スティ
ック状組成物の外側に油性スティック状組成物を成形さ
せることにより、上記課題を解決するに至った。
ック状化粧料において、内芯部を形成する水性スティッ
ク状組成物の構成について説明する。
調製するための二価アルコールとしては、分子中に2個
の水酸基を有する飽和又は不飽和の直鎖状或いは分岐鎖
を有するアルコールを用いることができる。特に炭素数
3〜6程度のものが好ましく、プロピレングリコール,
ジプロピレングリコール,1,3-ブタンジオール(1,3-ブ
チレングリコール),1,4-ブタンジオール,1,5-ペンタ
ンジオール,1,6-ヘキサンジオール等が例示され、これ
らより1種又は2種以上を選択して用いる。水性スティ
ック状組成物中の配合量としては、50〜80重量%程
度が適切である。
用するポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレ
ングリコール,ポリプロピレングリコール,ポリエチレ
ン・ポリプロピレングリコール等が挙げられ、これらよ
り1種又は2種以上を選択して用いる。本発明の目的に
は、平均分子量10,000〜20,000のものを用
い、特にポリエチレングリコールが好ましく使用でき
る。水性スティック状組成物中の配合量としては、15
〜40重量%程度が適切である。
成物においては、水を必須の構成成分として含有させ
る。水性スティック状組成物中の配合量としては、二価
アルコール及びポリアルキレングリコール以外の水溶性
成分を含めて1〜15重量%程度とするのが適切であ
る。
状組成物の調製においては、二価アルコール,ポリアル
キレングリコール及び水性成分は重量比にして、55:
35:10〜77.5:17.5:5の範囲で含有させ
ることが好ましい。
成分として、グリセリン,ソルビトール,乳酸ナトリウ
ム,ピロリドンカルボン酸ナトリウム,ヒアルロン酸ナ
トリウム等の保湿剤、アミノ酸及びその塩類、核酸類、
ビタミンB1,B2,B6,アスコルビン酸及びその誘導
体等の水溶性ビタミン類、グリチルリチン酸ジカリウム
等の抗炎症剤、胎盤抽出物,脾臓抽出物等の動物臓器の
水性抽出物、植物の極性溶媒抽出物などを含有させるこ
とができる。但し、グリセリン等の三価以上の多価アル
コールを含有させる場合には、3重量%を超えない量と
することが望ましい。
その特徴を損なわない範囲で、低級アルコール類,酸化
防止剤,防腐剤,紫外線吸収剤,顔料,色素類,香料等
を含有させることができる。
粧料において、外周部を形成する油性スティック状組成
物について説明する。
素油や油脂類をワックスにより固化させたものや、油ゲ
ル化剤により油性物質をゲル化させて成る油性ゲルを用
いることができる。
ド油,オリーブ油,ゴマ油,サザンカ油,サフラワー
油,大豆油,ツバキ油,トウモロコシ油,ナタネ油,パ
ーシック油,綿実油,落花生油,カカオ脂,パーム油,
パーム核油,マカデミアンナッツ油,モクロウ,ヤシ
油,硬化ヒマシ油等の植物性油脂類、タートル油,ミン
ク油,卵黄油,牛脂,豚脂等の動物性油脂類、カルナウ
バロウ,キャンデリラロウ,ホホバ油等の植物性ロウ
類、鯨ロウ,ミツロウ,ラノリン,液状ラノリン,還元
ラノリン,硬質ラノリン等の動物性ロウ類、オゾケライ
ト,スクワラン,セレシン,固形パラフィン,流動パラ
フィン,ポリエチレン末,マイクロクリスタリンワック
ス,ワセリン等の炭化水素油類、ラウリン酸,ミリスチ
ン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,ベヘン酸,オレイ
ン酸,12-ヒドロキシステアリン酸,ウンデシレン酸,
ラノリン脂肪酸,イソパルミチン酸,イソステアリン酸
等の脂肪酸類、ラウリルアルコール,セタノール,ステ
アリルアルコール,オレイルアルコール,ラノリンアル
コール,2-ヘキシルデカノール,イソステアリルアルコ
ール,2-オクチルドデカノール等の高級アルコール類、
コレステロール,β-シトステロール,スチグマステロ
ール,カンペステロール等のステロール類、ミリスチン
酸イソプロピル,パルミチン酸イソプロピル,ステアリ
ン酸ブチル,ラウリン酸ヘキシル,ミリスチン酸ミリス
チル,オレイン酸オレイル,オレイン酸デシル,ミリス
チン酸オクチルドデシル,ジメチルオクタン酸ヘキシル
デシル,乳酸セチル,乳酸ミリスチル,酢酸ラノリン,
モノステアリン酸エチレングリコール,モノステアリン
酸プロピレングリコール,ジオレイン酸プロピレングリ
コール等のエステル類などが使用できる。
肪酸エステル,ショ糖脂肪酸エステル等の親油性界面活
性剤、セルロース誘導体、水素添加レシチン等のリン脂
質、セルロース誘導体、イソステアリン酸アルミニウム
等の金属セッケン、有機変性ベントナイト等の粘土鉱
物、疎水性無水シリカ等が使用できる。
レチルレチン酸ステアリル等の油溶性抗炎症剤、酢酸レ
チノール,パルミチン酸レチノール等のビタミンA類、
エルゴカルシフェロール,コレカルシフェロール等のビ
タミンD類、トコフェロール,酢酸トコフェロール,ニ
コチン酸トコフェロール等のビタミンE類、パラメトキ
シ桂皮酸エチルヘキシル,オキシベンゾン等の紫外線吸
収剤等を含有させることができる。さらに、酸化防止
剤,防腐剤,顔料,色素類,香料等を含有させることも
できる。
料は、美白スティック,制汗スティック,デオドラント
スティック,リップクリーム,リップスティック,ステ
ィック状アイカラー,スティック状チークカラー,カム
フラージュ用ファンデーション,日焼け止めスティック
等の形態で提供することができる。なお、かかる二重構
造型スティック状化粧料において、水性スティック状組
成物と油性スティック状組成物とは、重量比にして1:
20〜9:1の範囲で充填,固化することが好ましい。
状化粧料は通常の方法により製造することができるが、
内芯部分を棒状の型によりあらかじめ塞いでおいたモー
ルドに、まず油性スティック状組成物の構成成分を流し
込んで冷却固化させた後、内芯部分の型を抜き取り、そ
の空隙部分に水性スティック状組成物の構成成分を流し
込み、冷却固化する方法が好ましく使用できる。内芯部
分に挿入する棒状型の大きさを調整することにより、水
性スティック状組成物と油性スティック状組成物との重
量比を変化させることができる。
詳細に説明する。
プクリーム 内芯部を棒状の型で塞いだモールドに、下記処方の各成
分を混合,加熱して均一としたものを充填し、冷却固化
させた。次いで内芯部の棒状型を抜き取り、その空隙部
に、表1に示す処方中、ヒアルロン酸ナトリウムを除く
各成分を混合,加熱して均一とした後、ヒアルロン酸ナ
トリウムを添加混合したものを流し込んで冷却し、固化
した。得られた二重構造型スティック状化粧料をモール
ドから取り出し、容器に充填した。油性スティック状組
成物と水性スティック状組成物との充填重量比は60重
量部対40重量部であった。
ィックの成形性,硬度及び安定性の評価を行った。その
際、水性スティック状組成物として、表2に示す処方に
より調製したものを用いた比較例1〜比較例6について
も、同時に評価を行った。これら比較例も、上記実施例
と同様にして調製した。
及び比較例調製直後において評価し、「良好;○」,
「やや悪い;△」,「悪い;×」として表した。硬度は
針入度計により測定し、「適度;○」,「やや固過ぎ
る、又は柔らか過ぎる;△」,「固過ぎる又は柔らか過
ぎる;×」として表した。安定性については、実施例及
び比較例のそれぞれを5℃,25℃及び50℃に1カ月
間静置し、硬度変化,配合成分の析出又は滲出といった
状態変化が認められるか否かを観察し、「良好;○」,
「やや悪い;△」,「悪い;×」として表した。これら
についての評価結果は表3に示した。
ではいずれにおいても良好な成形性を示し、適度な硬度
を有する二重構造型リップクリームが得られていた。ま
た、5℃,25℃及び50℃のいずれの温度において
も、経時的な状態変化は全く認められなかった。これに
対し、水性スティック状組成物において平均分子量5,
000のポリエチレングリコールを用いた比較例1で
は、スティック状に成形することができず、1,3-ブチレ
ングリコール,平均分子量15,000のポリエチレン
グリコール及び精製水の配合量が本発明における配合量
の範囲外である比較例2〜比較例5についても、成形
性,安定性及び適度な硬度のすべてを満足するものは得
られていなかった。また平均分子量25,000のポリ
エチレングリコールを用いた比較例6では、スティック
状の内芯部ゲルは得られるものの、硬度が固すぎ、各温
度における安定性も良くなかった。
す。 [実施例5] 二重構造型リップスティック (水性スティック状組成物) 70重量部 (1)1,3-ブチレングリコール 53.0(重量%) (2)プロピレングリコール 16.4 (3)ポリエチレングリコール 6.5 (平均分子量12,000) (4)ポリエチレングリコール 15.0 (平均分子量18,000) (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)乳酸ナトリウム 0.5 (7)精製水 8.4 (8)香料 0.1
成分のうち、(1)〜(8)を加熱融解し均一に混合する。こ
れに(9)〜(13)を加え、ロールミルで練り均一に分散し
た後、再融解して(14)を添加し、脱泡してから棒状型で
塞いだモールドに流し込み、冷却,固化する。一方、上
記水性スティック状組成物の構成成分の(1)〜(7)を混合
し、加熱,溶解して均一とし、次いで(8)を添加,混合
する。次いでモールドから棒状型を抜き取り、その空隙
部に前記水性スティック状組成物を流し込み、冷却固化
する。固化物はモールドから取り出し、容器に充填す
る。
成分のうち、(5)に(3),(4)及び(7)を加え、加温融解し
て混合する。これに(1),(2),(6)を添加し、ホモミキ
サーにて均一に分散,混合した後、(8)を添加して、棒
状型で塞いだモールドに流し込み、冷却,固化する。一
方、上記水性スティック状組成物の構成成分の(1)〜(5)
を混合,加熱して溶解,均一化した後、攪拌しながら6
0℃まで冷却した後(6)を添加,混合する。次いでモー
ルドから棒状型を抜き取り、その空隙部に前記水性ステ
ィック状組成物を流し込み、冷却固化する。固化物はモ
ールドから取り出し、容器に充填する。
成分のうち、(1)〜(10)を混合,加熱融解し、これにあ
らかじめ混合した(11)〜(13)を添加し、ロールミルで練
る。混練物を加熱して融解し、脱泡して(14)を添加した
後、棒状型で塞いだモールドに流し込み、冷却,固化す
る。一方、上記水性スティック状組成物の構成成分の
(1)〜(5)を混合,加熱して溶解,均一化した後、攪拌し
ながら50℃まで冷却した後(6)〜(8)を添加,混合す
る。次いでモールドから棒状型を抜き取り、その空隙部
に前記水性スティック状組成物を流し込み、冷却固化す
る。固化物はモールドから取り出し、容器に充填する。
成分のうち、(1)〜(8)を混合し、加熱融解したものに、
あらかじめ混合,粉砕した(9)〜(15)を攪拌しながら添
加し、コロイドミルで分散する。次いで(16)を加え、脱
泡後、棒状型で塞いだモールドに流し込み、冷却,固化
する。一方、上記水性スティック状組成物の構成成分の
(1)〜(4)を混合し、加熱,溶解して均一とし、(5)〜(1
1)を添加して均一に分散し、(12)を添加,混合する。次
いでモールドから棒状型を抜き取り、その空隙部に前記
水性スティック状組成物を流し込み、冷却固化する。固
化物はモールドから取り出し、容器に充填する。
成分のうち、(1)〜(6)を混合し、加熱融解したものに、
あらかじめ混合した(7),(8)を加え、ロールミルにより
分散する。次いで再融解し、(9)を添加後脱泡して、棒
状型で塞いだモールドに流し込み、冷却,固化する。一
方、上記水性スティック状組成物の構成成分の(1)〜(6)
を混合し、加熱,溶解して均一とし、(7),(8)を添加し
て均一とする。次いでモールドから棒状型を抜き取り、
その空隙部に前記水性スティック状組成物を流し込み、
冷却固化する。固化物はモールドから取り出し、容器に
充填する。
成分のうち、(1)〜(8)を混合し、加熱融解したものに、
あらかじめ混合した(9)〜(11)を加え、ロールミルによ
り分散する。次いで再融解し、(12)を添加後脱泡して、
棒状型で塞いだモールドに流し込み、冷却,固化する。
一方、上記水性スティック状組成物の構成成分の(1)〜
(6)を混合し、加熱,溶解して均一とし、(7)を添加して
均一に分散し、(8),(9)を添加,混合する。次いでモー
ルドから棒状型を抜き取り、その空隙部に前記水性ステ
ィック状組成物を流し込み、冷却固化する。固化物はモ
ールドから取り出し、容器に充填する。
験を行い、しっとり感,使用時のみずみずしさ,さっぱ
り感及びべたつき感について評価した。その際、各実施
例において油性スティック状組成物のみをモールドに充
填して固化したものをそれぞれ比較例7〜比較例12と
して同時に評価した。
ラー20名を1群とし、各群に実施例及び比較例をそれ
ぞれブラインドにて使用させ、上記各項目について官能
評価させて行った。官能評価結果は表4の評価基準に従
って点数化し、20名の平均値を算出した。結果は表5
に示した。
ずれにおいても、しっとり感,使用時のみずみずしさ,
さっぱり感のいずれにおいても高い評価が得られてお
り、べたつきもあまり認められていなかった。これに対
し、油性スティック状組成物のみより成る各比較例使用
群では、しっとり感についての評価もそれぞれ対応する
実施例に比べて低く、使用時のみずみずしさ及びさっぱ
り感についての評価はさらに悪くなっていた。また、い
ずれの比較例使用群においても顕著なべたつき感が認め
られていた。
については、25℃で6カ月間保存した場合において状
態変化は認められず、また男性パネラー30名を1群と
して実施した48時間の背部閉塞貼付試験においても、
皮膚刺激性反応は全く認められなかった。
性成分をスティック状に成形して成る化粧料と、油性ス
ティック状化粧料の双方を兼ね備えた二重構造型スティ
ック状化粧料を得ることができ、従来の油性スティック
状化粧料の油性感を低減してみずみずしい使用感を付与
し、さらに油溶性成分に加えて水溶性成分の配合を可能
とすることができた。
Claims (5)
- 【請求項1】 二価アルコールの1種又は2種以上と、
平均分子量10,000〜20,000のポリアルキレ
ングルコールより選択した1種又は2種以上と、水性成
分とを含有して成る水性スティック状組成物を内芯部に
有し、油性スティック状組成物を外周部に有することを
特徴とする、二重構造型スティック状化粧料。 - 【請求項2】 二価アルコールの1種又は2種以上が、
炭素数3〜6の二価アルコールより選択されることを特
徴とする、請求項1に記載の二重構造型スティック状化
粧料。 - 【請求項3】 ポリアルキレングリコールがポリエチレ
ングリコールであることを特徴とする、請求項1又は請
求項2に記載の二重構造型スティック状化粧料。 - 【請求項4】 水性スティック状組成物における二価ア
ルコールの1種又は2種以上、平均分子量10,000
〜20,000のポリアルキレングルコールより選択し
た1種又は2種以上、及び水性成分の各配合量が、50
〜80重量%、15〜40重量%及び1〜15重量%で
あることを特徴とする、請求項1〜請求項3に記載の二
重構造型スティック状化粧料。 - 【請求項5】 水性スティック状組成物と油性スティッ
ク状組成物との重量比が、1:20〜9:1であること
を特徴とする、請求項1〜請求項4に記載の二重構造型
スティック状化粧料。
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JP09088598A JP3643696B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 二重構造型スティック状化粧料 |
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JPH11269025A true JPH11269025A (ja) | 1999-10-05 |
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