JPH1126897A - 基板実装構造 - Google Patents

基板実装構造

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JPH1126897A
JPH1126897A JP17787197A JP17787197A JPH1126897A JP H1126897 A JPH1126897 A JP H1126897A JP 17787197 A JP17787197 A JP 17787197A JP 17787197 A JP17787197 A JP 17787197A JP H1126897 A JPH1126897 A JP H1126897A
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JP
Japan
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metal base
substrate
wiring pattern
mounting structure
thermal expansion
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JP17787197A
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Shinichi Sugiura
慎一 杉浦
Nobuji Yonemoto
宜司 米本
Takashi Ota
隆 太田
Takaaki Saeki
高章 佐伯
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/05Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/189Printed circuits structurally associated with non-printed electric components characterised by the use of a flexible or folded printed circuit
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/284Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components

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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】金属ベース基板にセラミックのチップ部品等を
装着する基板実装構造の信頼性が向上する。 【解決手段】金属ベース11にフレキシブル基板12を
接着した金属ベース基板10の配線パターン15に、金
属ベース11と熱膨張係数の大きく異なる部品18を半
田17により溶着する金属ベース基板10の基板実装構
造において、金属ベース基板10に溶着した部品18を
覆うようにエポキシ樹脂19を塗布することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、配線基板の基板実
装構造に関し、詳細には金属ベース基板にセラミックの
チップ部品等を実装する基板実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器等の高出力、高性能の機
器においては、配線基板に金属ベースにフレキシブル基
板を接着した構造の金属ベース基板が用いられている。
これは、機器の高出力化、部品実装の高密度化から回路
に発生する熱の放散性を高めるために熱伝導性の良い金
属をベースとした基板を使用する方が良いからである。
【0003】図9は、従来の金属をベースとした配線基
板を示す断面図であり、図9(a)は金属ベース基板
(片面配線基板)、図9(b)は、金属ベース基板(両
面配線基板)の一例を示している。10は、金属ベース
11にフレキシブル基板12を接着剤13により接着さ
れた金属ベース基板(片面配線基板)である。金属ベー
ス11は、アルミ等の金属を板状に形成したものであ
る。フレキシブル基板12は、ポリイミド樹脂等(絶縁
フイルム)の基材14の表面に銅箔等による配線パター
ン15が設けられ、導体回路が形成されている。16
は、半田17等により配線パターン15に溶着された電
子部品である。
【0004】また、図9(b)に示す金属ベース基板
(両面配線基板)90は、金属ベース11に両面に配線
パターン15、95を設けたフレキシブル基板92を接
着剤13により接着したものである。15は表面配線パ
ターンであり銅箔等により導体回路が形成されており、
電子部品16等が半田17等により溶着されている。9
5は裏面配線パターンであり、導体回路、シールド板等
に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
金属をベースとした配線基板は放熱性に優れているがそ
の反面熱膨張係数が大きく、金属ベース基板に半田等に
より溶着されるセラミックを基材とするチップ部品等と
は温度変化による膨張、収縮に差があり、配線パターン
に溶着するチップ部品の半田に応力が集中してひずみが
生じ、破断等による故障が起きる場合がある。
【0006】本発明は、このような問題を解決すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するもので、金属ベースにフレキシブル基板を接着剤を
介して接着してなる金属ベース基板の配線パターンに、
前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装してな
る基板実装構造において、前記金属ベース基板に実装し
た前記部品を覆うようにエポキシ樹脂を塗布してなるこ
とを特徴とする。
【0008】また、金属ベースにフレキシブル基板を接
着剤を介して接着してなる金属ベース基板の配線パター
ンに、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装
してなる基板実装構造において、前記金属ベース基板に
実装した前記部品を覆うようにウレタン樹脂を塗布して
なることを特徴とする。また、金属ベースにフレキシブ
ル基板を接着剤を介して接着してなる金属ベース基板の
配線パターンに、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる
部品を実装してなる基板実装構造において、前記金属ベ
ース基板に実装した前記部品を覆うように発泡性ウレタ
ン樹脂を塗布してなることを特徴とする。
【0009】また、金属ベースにフレキシブル基板を接
着剤を介して接着してなる金属ベース基板の配線パター
ンに、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装
してなる基板実装構造において、前記金属ベースと熱膨
張係数の異なる部品を、前記金属ベース基板上の一部に
集約し、該部品を覆うようにエポキシ樹脂、ウレタン樹
脂または発泡性ウレタン樹脂を塗布してなることを特徴
とする。
【0010】また、金属ベースにフレキシブル基板を接
着剤を介して接着してなる金属ベース基板の配線パター
ンに、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装
してなる基板実装構造において、前記金属ベース基板に
実装した前記部品の裏側に対応する接着剤に、開口部を
設けてなることを特徴とする。また、金属ベースにフレ
キシブル基板を接着剤を介して接着してなる金属ベース
基板の配線パターンに、前記金属ベースと熱膨張係数の
異なる部品を実装してなる基板実装構造において、前記
金属ベース基板に実装した前記部品の裏側に対応する接
着剤を、熱膨張係数の小さい、または弾性率の低い接着
剤としてなることを特徴とする。
【0011】また、金属ベースにフレキシブル基板を接
着剤を介して接着してなる金属ベース基板の配線パター
ンに、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装
してなる基板実装構造において、前記金属ベース基板に
実装した前記部品の裏側に対応する前記金属ベースの一
部に熱膨張係数の小さい金属部材を実装してなることを
特徴とする。
【0012】また、金属ベースに対し、表裏両面に配線
パターンを有するフレキシブル基板を接着剤を介して接
着してなる金属ベース基板の表面配線パターンに、前記
金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装してなる基
板実装構造において、前記表面配線パターンに実装した
前記部品の裏側に対応する裏面配線パターンに開口部を
設けてなることを特徴とする。
【0013】また、金属ベースに対し、表裏両面に配線
パターンを有するフレキシブル基板を接着剤を介して接
着してなる金属ベース基板の表面配線パターンに、前記
金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装してなる基
板実装構造において、前記表面配線パターンに実装した
前記部品の裏側に対応する裏面配線パターンを部分的に
メッシュ状に形成してなることを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の第1実施例に係る配線基板構造を
示す断面図である。10は、金属ベース11にフレキシ
ブル基板12を接着剤13により接着された金属ベース
基板(片面配線基板)である。金属ベース11は、アル
ミ等の金属を板状に形成したものである。フレキシブル
基板12は、ポリイミド樹脂等(絶縁フイルム)の基材
14の表面に銅箔等による配線パターン15が設けら
れ、導体回路が形成されている。16は、半田17等に
より配線パターン15に溶着された電子部品であり、1
8は、金属ベース11と熱膨張係数の大きく異なるセラ
ミックを基材とするチップ抵抗等の電子部品である。1
9は、配線パターン15に半田付けされたチップ抵抗1
8やチップ抵抗18を溶着する半田17を覆い隠すよう
に塗布された熱硬化性のエポキシ樹脂である。
【0015】上記構成の配線基板構造は、チップ抵抗1
8に比較し熱膨張係数の大きい金属ベース11に接着さ
れているフレキシブル基板12にチップ抵抗18を溶着
する半田17には、温度変化による応力、変形等の機械
的ストレスにより引張、圧縮応力が繰り返し加えられ
る。しかし、塗布されたエポキシ樹脂19によりチップ
抵抗18、半田17およびその周辺の配線パターン15
が固着され、言わば一つの固まりとなるので、半田部分
のみに応力が集中せず他方に分散され半田17に加わる
機械的ストレスを抑えることができる。
【0016】図2は、本発明の第2実施例に係る配線基
板構造を示す断面図である。なお、本実施例は第1実施
例と同じ構成の金属ベース基板10を用い、チップ抵抗
18に塗布される樹脂のみ異なるため図1と同様な構成
については同一符号を付しその説明を省略する。金属ベ
ース11にフレキシブル基板12を接着した金属ベース
基板10の配線パターン12には、チップ抵抗18等が
半田17により半田付けされている。このチップ抵抗1
8やチップ抵抗18を溶着する半田17には、熱硬化性
のウレタン樹脂29が覆い隠すように塗布されている。
【0017】上記構成の配線基板構造は、金属ベース1
1に比較し熱膨張係数の小さいチップ抵抗18には、温
度変化による応力、変形等の機械的ストレスにより引
張、圧縮応力が繰り返し加えられるが、塗布されたウレ
タン樹脂29によりチップ抵抗18、半田17およびそ
の周辺の配線パターン15が固着され、言わば一つの固
まりとなるので、半田部分のみに応力が集中せず他方に
分散され半田17に加わる機械的ストレスを抑えること
ができる。
【0018】なお、第3実施例として、図示しないが第
2実施例で使用したウレタン樹脂29に代えて発泡性ウ
レタン樹脂を用いるようにしても良い。本実施例によっ
てもチップ抵抗、半田およびその周辺の配線パターンが
固着され、言わば一つの固まりとなるので、半田部分の
みに応力が集中せず他方に分散され半田に加わる機械的
ストレスを抑えることができる。また、発泡性ウレタン
が軽量のため、金属ベース基板全体の軽量化も図ること
ができる。
【0019】図3は、本発明の第4実施例に係る配線基
板構造を示す断面図である。本実施例も第1実施例と同
じ構成の金属ベース基板10を用いて基板上に実装され
る電子部品のレイアウトのみが異なるため、図1と同様
な構成については同一符号を付しその説明を省略する。
金属ベース11にフレキシブル基板12を接着した金属
ベース基板10に実装される金属ベース11の熱膨張係
数の大きく異なるセラミックを基材とする複数のチップ
抵抗18を基板上の一部に集約し、集約された部品を纏
めてエポキシ樹脂39を塗布するよう構成する。なお、
本図ではエポキシ樹脂としたが、これに代えてウレタン
樹脂または発泡性ウレタン樹脂を用いるようにしても良
い。
【0020】上記構成の配線基板構造は、集約したチッ
プ抵抗18に纏めてエポキシ樹脂39を塗布することに
より、樹脂量を削減することができる。また、複数のチ
ップ抵抗18、半田17およびその周辺の配線パターン
15が固着され、言わば一つの固まりとなるので、半田
部分のみに応力が集中せず他方に分散され半田17に加
わる機械的ストレスを抑えることができる。
【0021】図4は、本発明の第5実施例に係る配線基
板構造を示す要部の断面図である。なお、本実施例が第
1実施例と同様な構成については同一符号を付しその説
明を省略する。金属ベース基板40は、金属ベース11
にフレキシブル基板12を接着する接着剤13の一部に
開口部(接着剤13を塗布しない部分)を設けたもので
ある。即ち、金属ベース11と熱膨張係数の大きく異な
るセラミックを基材とするチップ抵抗18を溶着したフ
レキシブル基板12の裏側部分A(開口部)が部分的に
接着されていないものである。
【0022】上記構成の配線基板構造は、フレキシブル
基板12に溶着したチップ抵抗18の裏側部分Aを部分
的に接着しないため、チップ抵抗18に比較し熱膨張係
数の大きい金属ベース11の温度変化による膨張、収縮
の影響を受け難くなり、半田17に加わる機械的ストレ
スを抑えることができる。図5は、本発明の第6実施例
に係る配線基板構造を示す要部の断面図である。なお、
本実施例が第1実施例と同様な構成については同一符号
を付しその説明を省略する。
【0023】金属ベース基板50は、金属ベース11に
フレキシブル基板12を接着する接着剤13を部分的に
物性値の異なる接着剤53に変えて塗布するものであ
る。即ち、接着剤53は、接着剤13より熱膨張係数の
小さい接着剤(または弾性率の低い接着剤)であり、チ
ップ抵抗18を溶着したフレキシブル基板12の裏側部
分に部分的に使用するものである。
【0024】上記構成の配線基板構造は、フレキシブル
基板12に溶着したチップ抵抗18の裏側部分を部分的
に熱膨張係数の小さい接着剤53を使用するため、チッ
プ抵抗18に比較し熱膨張係数の大きい金属ベース11
の温度変化による膨張、収縮の影響を受け難く、半田1
7に加わる機械的ストレスを抑えることができる。図6
は、本発明の第7実施例に係る配線基板構造を示す要部
の断面図である。なお、本実施例が第1実施例と同様な
構成については同一符号を付しその説明を省略する。
【0025】金属ベース基板60は、金属ベース11の
チップ抵抗18を溶着したフレキシブル基板12の裏側
部分を部分的に物性値の異なる金属(または樹脂)61
を埋め込んだものである。即ち、金属61(または樹
脂)は金属ベース11より熱膨張係数の小さく、チップ
抵抗18より大きい金属(または樹脂)であり、アルミ
等の金属ベース11のチップ抵抗18を溶着した裏側部
分に部分的に使用するものである。
【0026】上記構成の配線基板構造は、チップ抵抗1
8を溶着したフレキシブル基板12の裏側部分に部分的
に熱膨張係数の小さい金属(または樹脂)61を埋め込
むため、チップ抵抗18に比較し熱膨張係数の大きい金
属ベース11の温度変化による膨張、収縮の影響は金属
(または樹脂)61により緩和され、半田17に加わる
機械的ストレスを抑えることができる。
【0027】図7は、本発明の第8実施例に係る配線基
板構造を示す構成図であり、図7(a)は断面図、図7
(b)は裏面配線パターンの平面図である。なお、本実
施例が第1実施例と同様な構成については同一符号を付
しその説明を省略する。70は、金属ベース11に両面
フレキシブル基板72を接着剤13により接着した金属
ベース基板(両面配線基板)である。両面フレキシブル
基板72は、ポリイミド樹脂等(絶縁フイルム)を基材
14とし、表面には銅箔等による表面配線パターン15
が設けられ、チップ抵抗18等が半田付け等により溶着
される導体回路が形成されており、裏面には銅箔等によ
る裏面配線パターン75が設けられ導体回路、シールド
板等に用いられている。裏面配線パターン75の表面配
線パターン15に溶着されたチップ抵抗18の裏側部分
B(開口部)は、部分的に銅箔パターンが切除されてい
る。
【0028】上記構成の配線基板構造は、表面配線パタ
ーン15に半田付けされたチップ抵抗18は金属ベース
11の熱膨張係数より小さく、チップ抵抗18を溶着す
る半田17に金属ベース11の膨張、収縮により応力、
変形等の機械的ストレスが加わるが、裏面配線パターン
75を部分的に切除することにより、表面配線パターン
15の膨張を少なくすることができる。
【0029】図8は、本発明の第9実施例に係る配線基
板構造を示す構成図であり、図8(a)は断面図、図8
(b)は裏面配線パターンの平面図である。なお、本実
施例が第8実施例と同様な構成については同一符号を付
しその説明を省略する。80は、金属ベース11に両面
フレキシブル基板82を接着剤13により接着された金
属ベース基板(両面配線基板)である。両面フレキシブ
ル基板82の裏面には銅箔等による裏面配線パターン8
5が設けられ導体回路、シールド板等に用いられ、表面
配線パターン15のチップ抵抗18を溶着した裏側の裏
面配線パターン85は、部分的に銅箔パターンがメッシ
ュ状に形成されている。
【0030】上記構成の配線基板構造は、表面配線パタ
ーン15に半田付けされたチップ抵抗18は金属ベース
11の熱膨張係数より小さく、チップ抵抗18を溶着す
る半田17に金属ベース11の膨張、収縮により応力、
変形等の機械的ストレスが加わるが、裏面配線パターン
85を部分的にメッシュ状に形成することにより、表面
配線パターン15の膨張を少なくすることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明による配線基
板構造によれば、金属ベース基板に熱膨張係数が大きく
異なるチップ部品等を半田により溶着することにより発
生する応力、ひずみ等の機械的ストレスを容易に分散あ
るいは抑止し、温度変化の厳しい電子機器等の信頼性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る配線基板構造を示す
断面図である。
【図2】第2実施例に係る配線基板構造を示す断面図で
ある。
【図3】第4実施例に係る配線基板構造を示す断面図で
ある。
【図4】第5実施例に係る配線基板構造を示す要部の断
面図である。
【図5】第6実施例に係る配線基板構造を示す要部の断
面図である。
【図6】第7実施例に係る配線基板構造を示す要部の断
面図である。
【図7】第8実施例に係る配線基板構造を示す構成図で
ある。
【図8】第9実施例に係る配線基板構造を示す構成図で
ある。
【図9】従来の金属をベースとした配線基板を示す断面
図である。
【符号の説明】
10・・・・金属ベース基板(配線基板) 11・・・・金属ベース 12・・・・フレキシブル基板 13・・・・接着剤 14・・・・基材 15・・・・配線パターン 16・・・・電子部品 17・・・・半田 18・・・・チップ抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐伯 高章 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ベースにフレキシブル基板を接着剤
    を介して接着してなる金属ベース基板の配線パターン
    に、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装し
    てなる基板実装構造において、 前記金属ベース基板に実装した前記部品を覆うようにエ
    ポキシ樹脂を塗布してなることを特徴とする基板実装構
    造。
  2. 【請求項2】 金属ベースにフレキシブル基板を接着剤
    を介して接着してなる金属ベース基板の配線パターン
    に、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装し
    てなる基板実装構造において、 前記金属ベース基板に実装した前記部品を覆うようにウ
    レタン樹脂を塗布してなることを特徴とする基板実装構
    造。
  3. 【請求項3】 金属ベースにフレキシブル基板を接着剤
    を介して接着してなる金属ベース基板の配線パターン
    に、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装し
    てなる基板実装構造において、 前記金属ベース基板に実装した前記部品を覆うように発
    泡性ウレタン樹脂を塗布してなることを特徴とする基板
    実装構造。
  4. 【請求項4】 金属ベースにフレキシブル基板を接着剤
    を介して接着してなる金属ベース基板の配線パターン
    に、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装し
    てなる基板実装構造において、 前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を、前記金属
    ベース基板上の一部に集約し、該部品を覆うようにエポ
    キシ樹脂、ウレタン樹脂または発泡性ウレタン樹脂を塗
    布してなることを特徴とする基板実装構造。
  5. 【請求項5】 金属ベースにフレキシブル基板を接着剤
    を介して接着してなる金属ベース基板の配線パターン
    に、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装し
    てなる基板実装構造において、 前記金属ベース基板に実装した前記部品の裏側に対応す
    る接着剤に、開口部を設けてなることを特徴とする基板
    実装構造。
  6. 【請求項6】 金属ベースにフレキシブル基板を接着剤
    を介して接着してなる金属ベース基板の配線パターン
    に、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装し
    てなる基板実装構造において、 前記金属ベース基板に実装した前記部品の裏側に対応す
    る接着剤を、熱膨張係数の小さい、または弾性率の低い
    接着剤としてなることを特徴とする基板実装構造。
  7. 【請求項7】 金属ベースにフレキシブル基板を接着剤
    を介して接着してなる金属ベース基板の配線パターン
    に、前記金属ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装し
    てなる基板実装構造において、 前記金属ベース基板に実装した前記部品の裏側に対応す
    る前記金属ベースの一部に熱膨張係数の小さい金属部材
    を実装してなることを特徴とする基板実装構造。
  8. 【請求項8】 金属ベースに対し、表裏両面に配線パタ
    ーンを有するフレキシブル基板を接着剤を介して接着し
    てなる金属ベース基板の表面配線パターンに、前記金属
    ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装してなる基板実
    装構造において、 前記表面配線パターンに実装した前記部品の裏側に対応
    する裏面配線パターンに開口部を設けてなることを特徴
    とする基板実装構造。
  9. 【請求項9】 金属ベースに対し、表裏両面に配線パタ
    ーンを有するフレキシブル基板を接着剤を介して接着し
    てなる金属ベース基板の表面配線パターンに、前記金属
    ベースと熱膨張係数の異なる部品を実装してなる基板実
    装構造において、 前記表面配線パターンに実装した前記部品の裏側に対応
    する裏面配線パターンを部分的にメッシュ状に形成して
    なることを特徴とする基板実装構造。
JP17787197A 1997-07-03 1997-07-03 基板実装構造 Pending JPH1126897A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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