JPH11268895A - 無人搬送車におけるタイヤ変形防止装置 - Google Patents

無人搬送車におけるタイヤ変形防止装置

Info

Publication number
JPH11268895A
JPH11268895A JP10071744A JP7174498A JPH11268895A JP H11268895 A JPH11268895 A JP H11268895A JP 10071744 A JP10071744 A JP 10071744A JP 7174498 A JP7174498 A JP 7174498A JP H11268895 A JPH11268895 A JP H11268895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guided vehicle
vehicle
resin
tire
automatic guided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10071744A
Other languages
English (en)
Inventor
Aki Nagasawa
亜紀 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Forklift KK filed Critical Komatsu Forklift KK
Priority to JP10071744A priority Critical patent/JPH11268895A/ja
Publication of JPH11268895A publication Critical patent/JPH11268895A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無人搬送車を冷凍倉庫内等の低温環境場所に
おいて使用し、夜間や休日に長時間、無人搬送車を停止
しておいても、所定時間毎に自動的に駆動装置を作動し
て樹脂タイヤが回転するので、樹脂タイヤ全体を略均等
に使用して、樹脂タイヤの特定の箇所にのみ荷重が働く
のを防止することでき、樹脂タイヤが変形してしまうと
いった問題をなくす。 【解決手段】 車体3の下部に樹脂タイヤ5を装着し、
この樹脂タイヤ5を駆動する駆動装置6を備えると共
に、自動走行を制御する車載コントローラ7を備えて、
床面に形成した走行路2に沿って自動走行する無人搬送
車において、前記車載コントローラ7で、無人搬送車が
長時間停車しているのを検知した際、自動的に駆動装置
6を作動して樹脂タイヤ5を所定量回転させるように制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場や倉庫内の床
面に形成した走行路に沿って自動走行する樹脂タイヤを
装着した無人搬送車におけるタイヤの変形を防止するタ
イヤ変形防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場や倉庫内の床面に形成した走
行路に沿って自動走行する無人搬送車においては、車体
の前後にそれぞれタイヤを装着して、このタイヤにより
走行するようになっていたが、このタイヤとしては、走
行時の騒音や振動及び走行安定性を良好にするため、ま
たは工場や倉庫内の床面の損傷を低減するためにウレタ
ンタイヤ等の樹脂タイヤを使用するのが一般的であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる樹脂タイヤを装
着した無人搬送車を、例えば、冷凍倉庫内等の低温環境
場所(−5゜C)において使用した際、夜間や休日に長
時間、無人搬送車を停止しておくと、樹脂タイヤの特定
の箇所にのみ荷重が働き樹脂タイヤが変形してしまうお
それがあり、再起動の際、この変形したままの状態で走
行してしまい、滑らかな走行が得られないといった問題
があった。本発明は、この問題を解消することを、その
課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、車体の下部に樹脂タイヤを装着し、この樹
脂タイヤを駆動する駆動装置を備えると共に、自動走行
を制御する車載コントローラを備えて、床面に形成した
走行路に沿って自動走行する無人搬送車において、前記
車載コントローラで、無人搬送車が長時間停車している
のを検知した際、自動的に駆動装置を作動して樹脂タイ
ヤを所定量回転させるように制御した無人搬送車におけ
るタイヤ変形防止装置である。
【0005】
【作用】無人搬送車を冷凍倉庫内等の低温環境場所にお
いて使用し、夜間や休日に長時間、無人搬送車を停止し
ておいても、所定時間毎に自動的に駆動装置を作動して
樹脂タイヤが回転するので、樹脂タイヤ全体を略均等に
使用して、樹脂タイヤの特定の箇所にのみ荷重が働くの
を防止することでき、樹脂タイヤが変形してしまうとい
った問題をなくす。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の無人搬送車におけるタイ
ヤ変形防止装置の実施の形態についた説明する。図1に
示すように、工場あるいは倉庫内の床面に誘導線1を埋
設して走行路2を形成し、この走行路2に沿って無人搬
送車が自動走行するようになる。この無人搬送車は、車
体3の上部に荷物を載置する荷載部4を形成し、かつ車
体3の前後下部に樹脂タイヤ5をそれぞれ装着し、この
樹脂タイヤ5により走行するようにする。そして、この
樹脂タイヤ5を駆動するモータ等の駆動装置6を車体3
の内部に備えると共に、車体3の内部に車載コントロー
ラ7を備え、この車載コントローラ7から駆動装置6に
自動走行の指令を出して、これにより当該無人搬送車を
走行路2に沿った走行や停止といった自動走行を行うよ
うにしている。
【0007】このような無人搬送車において、その車載
コントローラ7では、内部にタイマーを有し、このタイ
マーにて予め設定された所定時間、例えば12時間、無
人搬送車が停止しているのを検出すると、自動的に電源
を作動(オン)して、駆動装置6へ指令を出し、この指
令に基づいて駆動装置6を作動して前進方向あるいは後
進方向のどちらか一方に樹脂タイヤ5を所定量、例え
ば、前進方向に1/4回転するようにする。これは、図
2(A)に示すように、当初の樹脂タイヤ5における床
面に当接する箇所をP点とすると、ここから前進方向に
1/4回転して、図2(B)に示すように、P点が90
度動いて横の位置に移動するようになるものである。そ
して、樹脂タイヤ5が所定量回転した後に自動的に電源
をオフにして待機の状態とする。それからさらに所定時
間経過後、無人搬送車が停止しているのを検出すると、
再び自動的に電源を作動(オン)にして、駆動装置6へ
指令を出し、この指令に基づいて駆動装置6を作動して
前述と同様の前進方向に樹脂タイヤ5を1/4回転する
ようにし(図2(C)に示す)、所定量回転した後に再
び自動的に電源をオフにして待機の状態とする。すなわ
ち、無人搬送車が停止している間は、この動作を繰り介
して行うようにしている。
【0008】このようになることで、無人搬送車を冷凍
倉庫内等の低温環境場所(−5゜C)において使用し、
夜間や休日に長時間、無人搬送車を停止しておいても、
所定時間毎に樹脂タイヤ5が前進方向あるいは後進方向
のどちらか一方に回転するので、樹脂タイヤ5全体を略
均等に使用して、樹脂タイヤ5の特定の箇所にのみ荷重
が働くのを防止することでき、樹脂タイヤ5が変形して
しまうといった問題をなくして、再起動の際に無人搬送
車において滑らかな走行を行うことができるようにな
る。
【0009】しかも、前述した車載コントローラ7にお
ける長時間停車時の樹脂タイヤ5の回転の制御は車載コ
ントローラ7にこれらのプログラムを入力するだけで良
く、他の装置や機器を備えたりする必要がないので、安
価にこれを行うことができるようになると共に、従来の
無人搬送車にも容易にかつ安価に適用することができる
ようにもなる。
【0010】なお、長時間停車時の樹脂タイヤ5の回転
方向については、前述したような前進方向あるいは後進
方向のどちらか一方のみに回転するようにしても良い
が、例えば、1/4回転ずつ前進方向に4回、回転して
樹脂タイヤ5がちょうど1回転すると、今度は前進方向
と逆の後進方向に1/4回転ずつ回転するようにしても
良い。このようにすることで、無人搬送車が停車中に大
幅な移動を行わないようにすることができるようにな
る。
【0011】さらに、長時間停車時の樹脂タイヤ5の回
転量は、前述のしたような1/4回転ずつの回転に限定
されるものではなく、樹脂タイヤ5の特定の箇所にのみ
荷重が働かないようにするものであればどのような回転
量でも良い。
【0012】また、前記車載コントローラ7における予
め設定された停止している所定時間については、前述の
したような12時間に限定されるものではなく、1,2
時間から24時間、さらにはそれ以上の時間に設定する
ようにしても良い。
【0013】しかも、前記車載コントローラ7における
設定された停止している所定時間や樹脂タイヤ5の回転
量については、当該無人搬送車を使用する場所や状態に
応じて容易に変更し直すことができるようにしている。
【0014】
【発明の効果】無人搬送車を冷凍倉庫内等の低温環境場
所において使用し、夜間や休日に長時間、無人搬送車を
停止しておいても、所定時間毎に自動的に駆動装置を作
動して樹脂タイヤが回転するので、樹脂タイヤ全体を略
均等に使用して、樹脂タイヤの特定の箇所にのみ荷重が
働くのを防止することでき、樹脂タイヤが変形してしま
うといった問題をなくして、再起動の際に無人搬送車に
おいて滑らかな走行を行うことができる。
【0015】しかも、車載コントローラにおける長時間
停車時の樹脂タイヤの回転の制御は車載コントローラに
これらのプログラムを入力するだけで良く、他の装置や
機器を備えたりする必要がないので、安価にこれを行う
ことができると共に、従来の無人搬送車にも容易にかつ
安価に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無人搬送車におけるタイヤ変形防止装
置の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】(A)本発明における樹脂タイヤの回転を示す
説明図である。(B)本発明における樹脂タイヤの回転
を示す説明図である。(C)本発明における樹脂タイヤ
の回転を示す説明図である。
【符号の説明】
1…誘導線、2…走行路、3…車体、4…荷載部、5…
樹脂タイヤ、6…駆動装置、7…車載コントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体3の下部に樹脂タイヤ5を装着し、
    この樹脂タイヤ5を駆動する駆動装置6を備えると共
    に、自動走行を制御する車載コントローラ7を備えて、
    床面に形成した走行路2に沿って自動走行する無人搬送
    車において、 前記車載コントローラ7で、無人搬送車が長時間停車し
    ているのを検知した際、自動的に駆動装置6を作動して
    樹脂タイヤ5を所定量回転させるように制御したことを
    特徴とする無人搬送車におけるタイヤ変形防止装置。
JP10071744A 1998-03-20 1998-03-20 無人搬送車におけるタイヤ変形防止装置 Pending JPH11268895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10071744A JPH11268895A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 無人搬送車におけるタイヤ変形防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10071744A JPH11268895A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 無人搬送車におけるタイヤ変形防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11268895A true JPH11268895A (ja) 1999-10-05

Family

ID=13469348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10071744A Pending JPH11268895A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 無人搬送車におけるタイヤ変形防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11268895A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173760A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Nippon Yusoki Co Ltd 寒冷警告装置
WO2023047829A1 (ja) 2021-09-22 2023-03-30 村田機械株式会社 搬送システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173760A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Nippon Yusoki Co Ltd 寒冷警告装置
WO2023047829A1 (ja) 2021-09-22 2023-03-30 村田機械株式会社 搬送システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7092420B2 (ja) インテリジェント型駐車場及びその作業集中型搬送ロボット
US5672947A (en) Automatic guide method for vehicles
CN105739503B (zh) 一种行走机器人拐弯调头的方法及控制设备
JPH09185410A (ja) 自律走行車の走行制御方法及び走行制御装置
US20110106352A1 (en) Automated guided vehicle
CN110219497A (zh) 一种可伸缩停车机器人
JPH11268895A (ja) 無人搬送車におけるタイヤ変形防止装置
JPH09325815A (ja) 無人搬送車の走行方法
JPH10153005A (ja) 自動車の横寄せ装置
CN212446971U (zh) 一种可变轮距的装置
JP3009408U (ja) 無人搬送車
JP2002360478A (ja) 自立走行装置
JPH0755612Y2 (ja) 三輪式無人車
JP2001265438A (ja) 無人搬送台車
US20070051541A1 (en) Method of castor management
JP3199203B2 (ja) 無人搬送車のスピンターン方法
JPH0228131Y2 (ja)
JP2001097105A (ja) トラックの駆動制御装置
JP2814823B2 (ja) 無人フォークリフトの姿勢制御装置
KR940009983B1 (ko) 자동차 무인 주행 제어시스템
JPH0523431Y2 (ja)
JP2577309Y2 (ja) 無人搬送車の移載制御装置
JPS59200314A (ja) 自走式運搬車の制御装置
KR20240017581A (ko) 주차용 차량 이송 장치
JP2023146351A (ja) 全方向移動体の走行制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080409