JPH11268846A - 複写装置の制御装置 - Google Patents

複写装置の制御装置

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JPH11268846A
JPH11268846A JP10075384A JP7538498A JPH11268846A JP H11268846 A JPH11268846 A JP H11268846A JP 10075384 A JP10075384 A JP 10075384A JP 7538498 A JP7538498 A JP 7538498A JP H11268846 A JPH11268846 A JP H11268846A
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JP
Japan
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clutch
motor
feed roller
driven
abnormal
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JP10075384A
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English (en)
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Naoki Honma
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写装置の給紙装置に異常が発生した場合で
も、異常が発生した給紙装置を切り離すことなく、すべ
ての給紙装置を使用できる複写装置の制御装置を提供す
る。 【解決手段】通常のフィードローラー駆動制御は、フィ
ードローラー63Aはクラッチ157をオンしてモータ
ー83で駆動させ、フィードローラー64Aはクラッチ
159をオンしてモーター84で駆動させる。モーター
83に異常が発生した場合、フィードローラー63Aは
クラッチ158をオンしてモーター84で駆動させ、フ
ィードローラー64Aはクラッチ160をオンしてモー
ター85で駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置の制御装
置に係り、特に複写装置の給紙装置に異常が発生した場
合にも給紙動作の実行を可能にする複写装置の制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写装置に異常が発生した場
合でも、複写装置のダウンタイムを低減する複写装置の
制御装置が、特開平05−053388号公報に提案さ
れている。この複写装置の制御装置では、第1トレイ、
第2トレイ、両面トレイ、オプショントレイ、手差しト
レイの各種給紙トレイと、各給紙トレイ毎に駆動手段と
が設けられ、複写の際選択した給紙トレイの駆動手段に
異常が発生した場合でも、他の給紙トレイを用いて給紙
動作の実行を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記複
写装置の制御装置では、複写の際選択した給紙トレイの
駆動手段に異常がある場合は、異常のある給紙トレイを
切り離してしまうため、他の正常な給紙トレイに限定し
た給紙動作しか実行しえない。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、複写装置の給紙装置の駆動手段に異常
が発生した場合でも、異常が発生した給紙装置を切り離
すことなく、すべての給紙装置の使用を可能とし、複写
生産性の向上を図る複写装置の制御装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1の発明は、用紙を搬送する複数の搬送手段
と、複数の搬送手段の各々に対応して設けられた複数の
駆動手段と、駆動手段の異常状態を検出する検出手段
と、複数の搬送手段のいずれか1つと複数の駆動手段の
いずれか1つとを連結すると共に、駆動手段の異常状態
が検出された場合に異常状態が検出された駆動手段の連
結を解除し、正常な駆動手段を駆動対象の搬送手段に連
結する連結手段とを備えている。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に、駆動手段の異常状態を検出した場合に、異常状態を
表示する表示手段を備えている。
【0007】請求項1の発明は、用紙を搬送する複数の
搬送手段と、複数の搬送手段の各々に対応して設けられ
た複数の駆動手段とが設けられている。また、連結手段
は、複数の搬送手段のいずれか1つと複数の駆動手段の
いずれか1つとを連結する。そして、検出手段によって
駆動手段の異常状態を検出すると、連結手段は異常状態
が検出された駆動手段の連結を解除し、正常な駆動手段
を駆動対象の搬送手段に連結する。このように請求項1
の発明では、駆動手段に異常が発生した場合は異常状態
が検出された駆動手段の連結を解除し、正常な駆動手段
を駆動対象の搬送手段に連結することにより、複写装置
の給紙装置の駆動手段に異常が発生した場合でも、異常
が発生した給紙装置を切り離すことなくすべての給紙装
置の使用が可能である。さらに、複写装置の給紙装置に
異常が発生しても、すべての給紙装置の使用が可能であ
るので、複写生産性の向上を図ることができる。
【0008】請求項2の発明の表示手段は、駆動手段の
異常を検出した場合に、異常状態を表示する。このよう
に請求項2の発明では、駆動手段の異常を検出した場合
に異常状態を表示できるので、駆動手段の異常状態の把
握が容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0010】図1に、第1の実施形態における複写装置
の概略構成を示す。図1に示すように複写装置10は、
ロール紙51、ロール紙から用紙を引き出すフィードロ
ーラー61A、用紙を切断するカッター71、用紙を感
光体ドラム方向に搬送するフィードローラー61Bから
なるロール紙給紙装置(以下RFCと略称する)41、
感光体ドラム30及び定着装置20を含んで構成されて
いる。また、複写装置10には、RFC41と同一構成
のロール紙52、フィードローラー62A、カッター7
2、フィードローラー62BからなるRFC42が設け
られている。
【0011】図2に示すように、フィードローラー61
Aの一端にはクラッチ150を介してモーター81が、
また、フィードローラー61Aの他端にはクラッチ15
1、及びベルト90を介してモーター82が連結されて
いる。さらに、フィードローラー62Aには、クラッチ
152を介してモーター82が連結されている。
【0012】また、モーター81、82には、モーター
の回転に伴ったパルス列を出力するエンコーダ等で構成
されたモーター異常センサ81A、82Aが設けられて
いる。なお、モーター異常センサ81A、82Aとし
て、負荷電流を検出する電流センサを用いるようにして
もよい。
【0013】ここで、本実施の形態ではフィードローラ
ー61Aとフィードローラー61Bとはモーターを共有
しない構成をとっている。フィードローラー62Aとフ
ィードローラー62Bも同様である。
【0014】なお、フィードローラー61Bとフィード
ローラー62Bは、モーターを共有する構造でもよい。
【0015】図3に、複写装置10の制御装置の構成を
示す。複写装置10の制御装置は、CPU131、I/
Oポート132、ROM133、及びRAM134から
構成されており、これらはバスで相互に接続されてい
る。ROMには、モーターとクラッチとのオン/オフ等
を制御するプログラムが記憶されている。RAMは、シ
ーケンスの動作中に必要なソフト上のフラグ等を読み書
きするためのメモリである。また、I/Oポート132
には、モーター81、82、モーター異常センサ81
A、82A、カッター71、72、及びクラッチ150
〜152が接続されている。さらに、I/Oポート13
2には、モーター81、82の異常状態を検出した場
合、異常状態を表示する表示器97が接続されている。
【0016】以下、図4、図5を参照して本実施の形態
の複写装置の動作を説明する。図4は、所定のタイミン
グ、例えば電源が投入されたときに実行されるモーター
異常検出ルーチンのフローチャートである。複写装置に
電源が投入されると図4に示すモーター異常検出ルーチ
ンが起動され、ステップ100において各ローラーを駆
動するモーター81、82を順番に駆動する。ステップ
102においてモーター異常センサ出力を取り込み、ス
テップ104においてモーターが異常か否かを判断す
る。
【0017】モーターの異常は、CPUにおいて、モー
ター異常センサからモーター駆動中に出力されるパルス
数を計測し、一定時間内に発生するパルス数をROMに
あらかじめ記憶された限界パルス数と比較し、計測され
たパルス数が限界パルス数より小さい場合は、モーター
異常と判断する。なお、電流センサを用いた場合には、
負荷電流が所定値以上のときにモーター異常と判断す
る。
【0018】ステップ104においてモーターが異常と
判断された場合には、ステップ106でモーター81が
異常か否かを判断し、モーター81の異常と判断される
と、ステップ108でRAMに設けられているフラグF
1をセットし、モーター82の異常と判断された場合
は、ステップ110でRAMに設けられているフラグF
2をセットする。
【0019】ステップ104でモーターが異常と判断さ
れない場合には、ステップ112においてRAMに設け
られたフラグF1、F2をリセットする。
【0020】図5は、複写装置のモーター制御ルーチン
のフローチャートを示し、図6〜図8はフィードローラ
ー61A、62Aの制御状態を示す。
【0021】図5〜図8を参照してフィードローラー6
1A、62Aの駆動動作を説明する。
【0022】ステップ200においてフラグF1がセッ
トされているかを判断し、セットされている場合はモー
ター81の異常であるので、ステップ202において、
図7に示すようにクラッチ151をオンし、フィードロ
ーラー61Aはベルト90、及びクラッチ151を介し
てモーター82で駆動させる(このときクラッチ152
はオフ)。また、図8に示すようにフィードローラー6
2Aはクラッチ152をオンし、クラッチ152を介し
てモーター82で駆動させる(このときクラッチ151
はオフ)。そして、図7、図8の状態を交互に繰り返す
ことによりフィードローラー61A、フィードローラー
62Aを交互に駆動する。
【0023】この場合、2つのフィードローラーを、同
じモーターで駆動させるため、一方のフィードローラー
が停止するまで他方のフィードローラーは駆動できな
い。したがって、一方のフィードローラーが停止する前
に他方のフィードローラーの駆動を始める通常の複写動
作に比べて、用紙と用紙の間隔が広くなってしまい、複
写生産性は低下する。
【0024】しかし、モーター81が異常の場合でも2
つのRFCが使用できるので、利用者にとって大きな不
利益となることはない。
【0025】また、ステップ200においてフラグF1
がリセットされているときは、ステップ204において
フラグF2がセットされているかを判断し、セットされ
ている場合はモーター82の異常であるので、ステップ
206において、図6に示すようにクラッチ150をオ
ンし、フィードローラー61Aはクラッチ150を介し
てモーター81で駆動させる(このときクラッチ151
はオフ)。
【0026】一方、フィードローラー62Aは駆動させ
ない。これは、フィードローラー62Aはクラッチ15
0、151、152をオンし、クラッチ150、クラッ
チ151、及びベルト90、クラッチ152を介してモ
ーター81で駆動させることは可能であるが、この場合
フィードローラー61Aとフィードローラー62Aが同
時に駆動されることになり、用紙の供給が重複してしま
うからである。
【0027】このようにモーター82が異常の場合に
は、RFC42が使用できなくなってしまう。したがっ
て、モーター81が異常の場合のように一方のフィード
ローラーの停止直後に他方のフィードローラーを駆動さ
せることができず、モーター81が異常の場合よりも複
写生産性が低下する。
【0028】しかし、この場合もRFC41により給紙
動作の実行が可能であり、複写機能の停止は防止でき
る。
【0029】また、ステップ204においてフラグF2
がリセットされている場合は、モーターに異常はなくス
テップ208において通常の複写動作を行う。通常の複
写動作は図6に示すようにフィードローラー61Aはク
ラッチ150をオンし、クラッチ150を介してモータ
ー81で駆動し(このときクラッチ151はオフ)、図
8に示すようにフィードローラー62Aはクラッチ15
2をオンし、クラッチ152を介してモーター82で駆
動する(このときクラッチ151はオフ)。そして、図
6、図8の状態を繰り返してフィードローラー61A、
62Aをそれぞれ別のモーター81、82で駆動する。
【0030】これにより、一方のフィードローラーの駆
動中に他方のフィードローラーを駆動させ、一方のRF
Cからの給紙終了後すぐに他方のRFCから給紙を始め
ることができる。従って、用紙と用紙の間隔を小さくで
き、複写生産性を最大にできる。
【0031】ここで、RFCの給紙動作を、図1のRF
C41から給紙を行う場合を例にとって説明する。複写
開始時、用紙の先端は、カッター71の位置にある。フ
ィードローラー61Aを駆動しロール紙51は、徐々に
引き出され、用紙の先端がフィードローラー61Bに到
達した後、フィードローラー61Bの駆動により感光体
ドラム30の下に到達する。その後、設定された一定時
間経過後にフィードローラー61Aの駆動速度を上昇さ
せる。そして、用紙のサイズに合わせてフィードローラ
ー61Aを停止し、カッター71を作動させ用紙を切断
する。
【0032】ここで、フィード開始から一定時間経過後
にフィードローラー61Aの駆動速度を上昇させるの
は、フィードローラー61Aとそれより下流側にあるフ
ィードローラー61Bとの間に用紙のたるみを生じさせ
ることで、切断時に用紙が引っ張られ感光体ドラム30
の位置にある用紙上に存在するトナー像が乱れるのを防
止するためである。
【0033】図9に、第2の実施形態の複写装置におけ
るフィードローラーの駆動手段を示す。
【0034】図9に示すように、フィードローラー61
Aの一端はクラッチ153を介してモーター81に、ま
た、フィードローラー61Aの他端はクラッチ154、
及びベルト91を介してモーター82に連結されてい
る。そして、フィードローラー62Aの一端はクラッチ
155を介してモーター82に、また、フィードローラ
ー62Aの他端はクラッチ156、及びベルト92を介
してモーター81に連結されている。
【0035】なお、モーター81、82には、それぞれ
モーター異常センサ81A、82Aが設けられている。
【0036】ここで、本形態における複写装置は第1の
実施形態とフィードローラーの駆動手段のみ異なるの
で、駆動制御のみについて説明する。
【0037】モーター81が異常の場合は、フィードロ
ーラー61Aはクラッチ154をオンし、ベルト91、
及びクラッチ154を介してモーター82で駆動させ
(このときクラッチ153、155はオフ)、フィード
ローラー62Aはクラッチ155をオンし、クラッチ1
55を介してモーター82で駆動させる(このときクラ
ッチ154、156はオフ)。
【0038】また、モーター82が異常の場合は、フィ
ードローラー61Aはクラッチ153をオンし、クラッ
チ153を介してモーター81で駆動させ(このときク
ラッチ154、156はオフ)、フィードローラー62
Aはクラッチ156をオンし、ベルト92、及びクラッ
チ156を介してモーター81で駆動させる(このとき
クラッチ153、155はオフ)。
【0039】また、通常の複写動作では、フィードロー
ラー61Aはクラッチ153をオンし、クラッチ153
を介してモーター81で駆動させ(このときクラッチ1
54、156はオフ)、フィードローラー62Aはクラ
ッチ155をオンし、クラッチ155を介してモーター
82で駆動させる(このときクラッチ154、156は
オフ)。なお、フィードローラー61Aはクラッチ15
4をオンし、ベルト91、及びクラッチ154を介して
モーター82で駆動させ(このときクラッチ153、1
55はオフ)、フィードローラー62Aはクラッチ15
6をオンし、ベルト92、及びクラッチ156を介して
モーター81で駆動させてもよい(このときクラッチ1
53、155はオフ)。
【0040】第1実施形態では、モーター82が異常の
場合には、RFC42が使用できなくなってしまうが、
本実施形態では、モーター81、82のどちらが異常の
場合にも、RFC41、42両方が使用できる。
【0041】ただし、本実施形態であっても、1つのモ
ーターが異常の場合には、2つのフィードローラーが1
つのモーターにより駆動され、一方のフィードローラー
が停止するまで他方のフィードローラーは駆動できない
ので通常の複写動作に比べ、用紙と用紙の間隔が広くな
ってしまい、複写生産性は低下する。
【0042】しかし、1つのモーターが異常の場合でも
2つのRFCが使用できるので、利用者にとっての大き
な不利益は防止できる。
【0043】図10は、本発明の第3の実施形態におけ
る複写装置の概略構成図を示すものである。
【0044】図10に示すように、複写装置11には、
第1実施形態における図1のRFC41と同一構成のR
FC43、44、45、感光体ドラム31及び、定着装
置21が設けられている。ここで、RFC43はロール
紙53、フィードローラー63A、63B、及びカッタ
ー73で構成され、RFC44はロール紙54、フィー
ドローラー64A、64B、カッター74で構成され、
また、RFC45はロール紙55、フィードローラー6
5A、65B、カッター75で構成されている。
【0045】図11に本実施形態における複写装置11
のフィードローラー63A、64A、65Aの駆動手段
を示す。
【0046】図11に示すように、フィードローラー6
3Aの一端は、クラッチ157を介してモーター83に
連結され、また、フィードローラー63Aの他端は、ク
ラッチ158、及びベルト93を介してモーター84に
連結されている。フィードローラー64Aの一端にはギ
ア96が設けられ、フィードローラー64Aはギア9
6、ギア96と歯合したギア96A、及びクラッチ15
9を介してモーター84に連結され、また、ギア96、
ギア96と歯合したギア96B、クラッチ160、及び
ベルト94を介してモーター85に連結されている。フ
ィードローラー65Aの一端は、クラッチ161を介し
てモーター85に連結され、また、フィードローラー6
5Aの他端は、クラッチ162、及びベルト95を介し
てモーター83に連結されている。
【0047】なお、モーター83、84、85にはそれ
ぞれモーター異常センサ83A、84A、85Aが設け
られている。
【0048】ここで、本実施形態では、第1、第2の実
施形態の2段のRFCが、3段のRFCになったのみで
あり、他の点は第1、第2の実施形態と同様である。
【0049】従って、第1、第2の実施形態と本実施形
態における複写装置11は、フィードローラー63A、
64A、65Aの駆動手段のみ異なるので、駆動制御の
みについて図11を参照して説明する。
【0050】なお、本実施形態では、3つのフィードロ
ーラー63A、64A、65Aを同時に駆動することは
ないものとする。
【0051】ここで、モーター83が異常の場合、フィ
ードローラー63Aはクラッチ158をオンし、ベルト
93、及びクラッチ158を介してモーター84で駆動
し(このときクラッチ157、クラッチ159はオ
フ)、フィードローラー64Aはクラッチ160をオン
し、ベルト94、クラッチ160、及びギア96B、9
6を介してモーター85で駆動する(このときクラッチ
159、クラッチ161はオフ)。従って、2つのフィ
ードローラーをそれぞれ別々のモーターで駆動できる。
そのため、一方のフィードローラーの駆動中に他方のフ
ィードローラーを駆動させることができ、用紙と用紙の
間隔を小さくできて、複写生産性は、モーター83の異
常前後で変わらず最大にできる。
【0052】また、モーター83が異常の場合に、フィ
ードローラー64Aとフィードローラー65Aを使用す
る場合には、フィードローラー64Aはクラッチ159
をオンし、クラッチ159、及びギア96A、96を介
してモーター84で駆動し(このときクラッチ158、
クラッチ160はオフ)、フィードローラー65Aはク
ラッチ161をオンし、クラッチ161を介してモータ
ー85で駆動する(このときクラッチ160、クラッチ
162はオフ)。
【0053】さらに、フィードローラー63Aとフィー
ドローラー65Aを使用する場合には、フィードローラ
ー63Aはクラッチ158をオンし、ベルト93、及び
クラッチ158を介してモーター84で駆動し(このと
きクラッチ157、クラッチ159はオフ)、フィード
ローラー65Aはクラッチ161をオンし、クラッチ1
61を介してモーター85で駆動する(このときクラッ
チ160、クラッチ162はオフ)。
【0054】これらの場合でも上記と同様に、モーター
83の異常によって複写生産性が低下しない。
【0055】また、モーター84が異常の場合はフィー
ドローラー63Aはクラッチ157をオンし、クラッチ
157を介してモーター83で駆動し(このときクラッ
チ158、クラッチ162はオフ)、フィードローラー
64Aはクラッチ160をオンし、ベルト94、クラッ
チ160、及びギア96B、96を介してモーター85
で駆動する(このときクラッチ159、クラッチ161
はオフ)。
【0056】また、フィードローラー64Aとフィード
ローラー65Aを使用する場合には、フィードローラー
64Aはクラッチ160をオンし、ベルト94、クラッ
チ160、及びギア96B、96を介してモーター85
で駆動し(このときクラッチ159、クラッチ161は
オフ)、フィードローラー65Aはクラッチ162をオ
ンし、ベルト95、及びクラッチ162を介してモータ
ー83で駆動する(このときクラッチ157、クラッチ
161はオフ)。
【0057】さらに、フィードローラー63Aとフィー
ドローラー65Aを使用する場合には、フィードローラ
ー63Aはクラッチ157をオンし、クラッチ157を
介してモーター83で駆動し(このときクラッチ15
8、クラッチ162はオフ)、フィードローラー65A
はクラッチ161をオンし、クラッチ161を介してモ
ーター85で駆動する(このときクラッチ160、クラ
ッチ162はオフ)。
【0058】従って、モーター84の異常の場合も、モ
ーター83の異常の場合と同様に、2つのフィードロー
ラーを別々のモーターで駆動できるため、モーター84
の異常の前後で複写生産性が低下せず最大にできる。
【0059】また、モーター85が異常の場合はフィー
ドローラー63Aはクラッチ157をオンし、クラッチ
157を介してモーター83で駆動し(このときクラッ
チ158、クラッチ162はオフ)、フィードローラー
64Aはクラッチ159をオンし、クラッチ159、及
びギア96A、96を介してモーター84で駆動する
(このときクラッチ158、クラッチ160はオフ)。
【0060】また、フィードローラー64Aとフィード
ローラー65Aを使用する場合には、フィードローラー
64Aはクラッチ159をオンし、クラッチ159、及
びギア96A、96を介してモーター84で駆動し(こ
のときクラッチ158、クラッチ160はオフ)、フィ
ードローラー65Aはクラッチ162をオンし、ベルト
95、及びクラッチ162を介してモーター83で駆動
する(このときクラッチ157、クラッチ161はオ
フ)。
【0061】さらに、フィードローラー63Aとフィー
ドローラー65Aを使用する場合には、フィードローラ
ー63Aはクラッチ158をオンし、ベルト93、及び
クラッチ158を介してモーター84で駆動し(このと
きクラッチ157、クラッチ159はオフ)、フィード
ローラー65Aはクラッチ162をオンし、ベルト9
5、及びクラッチ162を介してモーター83で駆動す
る(このときクラッチ157、クラッチ161はオ
フ)。
【0062】従って、モーター85の異常の場合も、モ
ーター83の異常の場合と同様に、2つのフィードロー
ラーを別々のモーターで駆動できるため、モーター85
の異常の前後で複写生産性が低下せず最大にできる。
【0063】このように本実施形態によれば、先に示し
たRFCの2段構成のものと違い、1つのモーターが異
常の場合でも、複写生産性が低下することがなく最大に
できる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、複写装置の給紙装置の駆動手段に異常が発生した
場合でも、異常が発生した給紙装置を切り離すことなく
すべての給紙装置の使用が可能である。さらに、複写装
置の給紙装置に異常が発生しても、すべての給紙装置の
使用が可能であるので、複写生産性の向上を図ることが
でき、複写装置利用者の時間に対する不利益を防止する
ことができる。
【0065】また、請求項2の発明によれば、駆動手段
の異常状態を検出した場合に異常状態を表示できるの
で、駆動手段の異常状態の把握が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る複写装置の概略構成図で
ある。
【図2】第1の実施形態におけるフィードローラーの駆
動手段を示す概略構成図である。
【図3】第1の実施形態の複写装置の制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図4】第1の実施形態の複写装置のモーター異常検出
ルーチンのフローチャートである。
【図5】第1の実施形態の複写装置のモーター制御ルー
チンのフローチャートである。
【図6】第1の実施形態におけるフィードローラー61
Aの制御状態を示す説明図である。
【図7】第1の実施形態におけるフィードローラー61
Aの制御状態を示す説明図である。
【図8】第1の実施形態におけるフィードローラー62
Aの制御状態を示す説明図である。
【図9】第2の実施形態におけるフィードローラーの駆
動手段を示す概略構成図である。
【図10】第3の実施形態の複写装置の概略構成図であ
る。
【図11】第3の実施形態におけるフィードローラーの
駆動手段を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10、11 複写装置 20、21 定着装置 30、31 感光体ドラム 41〜45 RFC 51〜55 ロール紙 71〜75 カッター 81〜85 モーター 81A〜85A モーター異常センサ 97 モーター異常表示器 150〜162 クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 550 G03G 15/00 550 21/00 370 21/00 370 386 386

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を搬送する複数の搬送手段と、 複数の搬送手段の各々に対応して設けられた複数の駆動
    手段と、 駆動手段の異常状態を検出する検出手段と、 複数の搬送手段のいずれか1つと複数の駆動手段のいず
    れか1つとを連結すると共に、駆動手段の異常状態が検
    出された場合に異常状態が検出された駆動手段の連結を
    解除し、正常な駆動手段を駆動対象の搬送手段に連結す
    る連結手段と、 を備えた複写装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 駆動手段の異常状態を検出した場合に、
    異常状態を表示する表示手段を備えた請求項1記載の複
    写装置の制御装置。
JP10075384A 1998-03-24 1998-03-24 複写装置の制御装置 Pending JPH11268846A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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