JPH11268533A - キャビンのドア - Google Patents

キャビンのドア

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Publication number
JPH11268533A
JPH11268533A JP9254798A JP9254798A JPH11268533A JP H11268533 A JPH11268533 A JP H11268533A JP 9254798 A JP9254798 A JP 9254798A JP 9254798 A JP9254798 A JP 9254798A JP H11268533 A JPH11268533 A JP H11268533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
fender
damper
frame
cabin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9254798A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yoshino
正彦 芳野
Koji Ochi
孝司 越智
Takeshi Hagiyama
丈士 萩山
Kazunori Doi
一紀 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP9254798A priority Critical patent/JPH11268533A/ja
Publication of JPH11268533A publication Critical patent/JPH11268533A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外枠のないドアにおけるドアダンパの効果的
な取付構造。 【解決手段】 一部分がフェンダ11と隣接するキャビ
ンのドア17において、キャビン室内側の面にドア開閉
時の把手となるハンドフレーム35を設けると共に、ド
アとフェンダの隣接部に沿わせてドアダンパ37を配置
し、その一端部を前記ハンドフレーム35に連結し、他
端部をフェンダ11に連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ等のキャ
ビン付き車両におけるキャビンのドアに関する。
【0002】
【従来の技術】キャビン付きトラクタのドアは、キャビ
ン室内にある操縦座席から側方足元部の視界が得られる
ように、下部にも窓が設けられている。しかしながら、
従来のものは、ドアの周囲が外枠で構成されているう
え、一部のものには上部の窓と下部の窓を仕切る幅の広
い桟があったため、視界が充分ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ドア全体をガ
ラス等の透明部材で構成する場合、ガラスの強度を損な
わず、且つ極力目立たないようにドアダンパを取り付け
ることが望まれる。従来の構成であれば、ドアダンパの
ドア側の端部をドアの外枠に取り付ければ良かったが、
外枠のないドアにドアダンパをどのように取り付けるか
が課題となっている。例えば、ドアダンパをドア側の端
部を直接ドアガラスに取り付けると、加工時にガラスを
破損しやすく、しかもガラスの強度が落ちるので好まし
くない。また、ドアダンパをドアヒンジと前後同位置付
近に設けると、ドアガラス全体が前ドアヒンジのある側
の端部だけで支持される状態となるので、強度的に好ま
しくない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明に
かかるキャビンのドアは、一部分がフェンダと隣接する
キャビンのドアにおいて、キャビン室内側の面にドア開
閉時の把手となるハンドフレームを設けると共に、ドア
とフェンダの隣接部に沿わせてドアダンパを配置し、そ
の一端部を前記ハンドフレームに連結し、他端部をフェ
ンダに連結したことを特徴としている。
【0005】上記位置にドアダンパを設けると、ドアダ
ンパがオペレータの邪魔にならず、しかもドアダンパの
調整作業等がしやすい。また、ハンドフレームを利用す
ることにより、ドアダンパ取付用の特別なフレームを設
ける必要がなく、ドアフレームの構成を簡略化できる。
さらに、ドアダンパがドアの前後中間部を下から支える
ため、特にガラス等の透明部材だけで構成したドアの強
度向上に効果的である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すトラ
クタ1は、各左右一対の前輪2,2及び後輪3,3を備
えた車台の前部にボンネット4で覆われた機関部が設け
られ、その後ろ側にキャビン5が設けられ、さらに車台
の後部に作業機連結装置6が設けられている。
【0007】図1乃至図3に示すように、キャビン5
は、アンダーボディ10、後輪フェンダ11,11、フ
ロントカバー12、ルーフ13、フロントピラー14,
14、リヤピラー15,15等で外枠が構成され、これ
に左右のドア17,17、フロントウインドー18、フ
ロント下部ウインドー19,19及びリヤウインドー2
0が取り付けられている。アンダーボディ10のフロア
面は後部が一段高く形成されており、その上に座席22
が設置される。フロントカバー12は機関部とキャビン
室内を仕切るためのもので、これにはメータパネル2
3、ステアリングハンドル24、及びクラッチペダル、
ブレーキペダル25等が取り付けられる。
【0008】図4はドアの側面図と平面断面図である。
ドア17は、外枠のない1枚の透明ガラスで構成されて
おり、ドアガラス27の後端部室内側の面に角パイプ製
のヒンジ取付枠28が樹脂クリップ29,…で取り付け
られ、これに連結したヒンジ30,30がリヤピラー1
5に回動自在に支持されている。これにより、ドア17
は後端側を支点にして開閉するようになっている。ま
た、ドアガラス27の前端部室内側の面にはドアロック
機構取付枠32が設けられ、これにドアロック機構33
とドアハンドル34が取り付けられている。なお、ドア
ロック機構取付枠32はドアハンドル34をねじ止めす
ることで定位置に固定される。そして、ドア開閉時の把
手となる棒状のハンドフレーム35が、上記ドアロック
機構取付枠31とヒンジ取付枠28に前後両端部を固定
して設けられている。このように、ドアフレームは、必
要最小限のヒンジ取付枠28とドアロック機構取付枠3
2とハンドフレーム35だけで構成されているため、構
成が簡略であり、視界を遮ることが少ない。また、ヒン
ジ取付枠28が独立して設けられているので、ヒンジ3
0,30の調整等が容易である。
【0009】ドアダンパ37は、前記ハンドフレーム3
5に固着した取付金具38とフェンダ11に固着した取
付金具39に両端を連結して、ドアとフェンダの隣接部
に沿わせて設けられている。フェンダ側の取付金具39
はドアダンパ取付位置が2箇所A,B設けてあり、いず
れかの取付穴にドアダンパ37の端部を固定するように
している。上の取付位置Aにドアダンパ37の端部を固
定するとドアの開度が小さくなり、下の取付位置Bにド
アダンパ37の端部を固定するとドアの開度が大きくな
る。このように、ドアの開度を2通り選択することがで
きる。ドアダンパ37はキャビン室内側に露出して設け
られているので、ドアの開度調整を容易に行える。ま
た、ドアダンパ37は、側面視でハンドフレーム35と
フェンダ11の間、かつ平面視でハンドフレーム35と
ドアガラス27の間にあるため、オペレータの邪魔にな
らず、しかも視界の妨げとならない。さらに、ドアダン
パ37がドアガラス25の前後中間部を下から支え、強
度的に好ましい構成となっている。
【0010】リヤピラー15の下部には、ドアを閉める
際にキャビン室内の内圧上昇を抑えるためのエア抜き穴
41が設けられている。このエア抜き穴41の室外側に
は後方に開口するカバー42が取り付けられ、水、土等
がエア抜き穴41から室外に入らないようにしてある。
なお、上記位置以外にエア抜き穴を設けてもよく、その
場合、エア抜き穴の位置をルーフ13の直下にしておく
と、左右に張り出したルーフ13に遮られて雨水がエア
抜き穴に入りにくいので好ましい。
【0011】また、リヤピラー15には、伸縮自在なラ
ジオ用アンテナ44が取り付けられている。このアンテ
ナ44を最短に縮めた場合、その上端部がキャビン吊上
げ用フック45よりも前方かつ低位となるように取り付
けられているので、アンテナ44を伸ばした時に当該ア
ンテナとフック45が干渉せず、しかも組付作業時にク
レーンをフック45に引っ掛けてキャビンを吊り上げる
際にクレーンがアンテナ44に当たらない。
【0012】フェンダ11の後端部内側にはウォッシャ
タンク47が設けられている。図5に示すように、ウォ
ッシャタンクを取り付けるブラケット48は、ウォッシ
ャタンク47の外側面と下面を覆う背面視L字形をして
いるため、後輪3によって跳ね上げられる泥がウォッシ
ャタンク47にかからないように保護している。
【0013】ルーフ13には、前端側を上方に開閉可能
なハッチ50が設けられている。このハッチ50は、図
6に示すように、蝶番51でキャビン外枠5aに回動自
在に取り付けられている。そして、ハッチを閉じた状態
におけるハッチ50とキャビン外枠5aの接触部に、防
塵、防水のためのゴム製インシュレータ52が設けられ
ている。インシュレータ52は、取付部52aとハッチ
シール部52bと内装材シール部52cとからなる。取
付部52aは、断面逆U字状をしており、キャビン外枠
5aの上向きに屈曲させた縁部に嵌め込み固定される。
取付部52aの内部には、変形防止のための鉄芯53が
入っている。ハッチシール部52bは、取付部52aの
上面部にループ状に一体成形されたおり、ハッチ50が
閉じた状態では、押し潰された形状に変形することによ
りハッチ50と密着し、キャビン室内の気密性及び水密
性を保持するようになっている。内装材シール部52c
は、取付部52aの下端部から下方に垂下させて設けら
れ、内装材54の外面形状に沿わせて湾曲させてある。
また、内装材シール部52cは、全体的に肉厚が薄く、
さらに先端側ほど肉厚が薄く形成されており、変形容易
な柔軟構造であり、内装材54が無い場合には先端部が
図の状態よりも内側(内装材54側)に位置する形状に
成形されている。このため、常時内装材54に押し付け
られた状態となっており、キャビン外枠5aと内装材5
4との間の空間部55を確実にシールすることができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかるキャビンのドアは、ドアとフェンダの隣接部に
沿わせてドアダンパが配置されているので、ドアダンパ
がオペレータの邪魔にならず、しかもドアダンパの調整
作業等がしやすく、また、ドアダンパの一端部をハンド
フレームに連結することにより、ドアダンパ取付用の特
別なフレームが不要となり、ドアフレームの構成を簡略
化されると共に、それによって視界の向上を図れ、さら
にドアダンパがドアの前後中間部を下から支えるため、
特にガラス等の透明部材だけで構成したドアの強度向上
に効果的となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの側面図である。
【図2】トラクタの平面図である。
【図3】キャビンの正面図である。
【図4】ドアの(a)側面図、及び(b)平面断面図で
ある。
【図5】ウォッッシャタンク取付部の背面図である。
【図6】ルーフハッチ取付部の側面断面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 前輪 3 後輪 5 キャビン 11 フェンダ 17 ドア 28 ヒンジ取付枠 32 ドアロック機構取付枠 35 ハンドフレーム 37 ドアダンパ 50 ハッチ 52 インシュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土居 一紀 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部分がフェンダと隣接するキャビンの
    ドアにおいて、キャビン室内側の面にドア開閉時の把手
    となるハンドフレームを設けると共に、ドアとフェンダ
    の隣接部に沿わせてドアダンパを配置し、その一端部を
    前記ハンドフレームに連結し、他端部をフェンダに連結
    したことを特徴とするキャビンのドア。
JP9254798A 1998-03-19 1998-03-19 キャビンのドア Pending JPH11268533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9254798A JPH11268533A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 キャビンのドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9254798A JPH11268533A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 キャビンのドア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11268533A true JPH11268533A (ja) 1999-10-05

Family

ID=14057433

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JP9254798A Pending JPH11268533A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 キャビンのドア

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JP (1) JPH11268533A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005271786A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Iseki & Co Ltd 作業車両のキャビンドア
JP2005335479A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Iseki & Co Ltd 作業車両
JP6442626B1 (ja) * 2018-01-10 2018-12-19 株式会社丸山製作所 車両の乗降用のドア構造

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