JPH11268194A - 離形フィルム - Google Patents

離形フィルム

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JPH11268194A
JPH11268194A JP7948198A JP7948198A JPH11268194A JP H11268194 A JPH11268194 A JP H11268194A JP 7948198 A JP7948198 A JP 7948198A JP 7948198 A JP7948198 A JP 7948198A JP H11268194 A JPH11268194 A JP H11268194A
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silicone
film
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JP7948198A
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Toshiya Koyama
俊也 小山
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種粘着剤被膜、樹脂シート、樹脂被膜、セ
ラミックシート等に対し適度の力で剥離が可能(離形性
が良い)であり、かつ離形層のシリコーンが他の層に転
写される量が極めて少ない離形フィルムを提供する。 【解決手段】 ポリエステルフィルムの少なくとも片面
に、シリコーン離形層を設けた離形フィルムであって、
該シリコーン離形層のシリコーン移行量が、ESCAで
測定してケイ素元素として5atom%以下であること
を特徴とする離形フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエステルフィル
ムをベースフィルムとした離形フィルムに関し、更に詳
しくは剥離強度に優れ、離形層のシリコーンが他の層に
転写される量が極めて少ない離形フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】離形フィルムは樹脂シート、樹脂被膜或
いはセラミックシート等を成形する際のキャリヤーフィ
ルムとして用いられる。例えば、塩化ビニル樹脂の樹脂
シートは、塩化ビニル樹脂と溶媒からなる樹脂液を離形
フィルム(キャリヤーフィルム)上に塗工(流延)した
後、溶媒を加熱除去することにより塩化ビニルシート
(例えばマーキングシート用)として成形される。また
樹脂被膜は、キャリヤーフィルムの表面に樹脂(粘着剤
等)と溶媒からなる塗液を塗布した後、加熱して溶媒を
除去することにより成形される。
【0003】またセラミックシートは、例えばセラミッ
ク粉体とバインダーとを溶媒に分散させたスラリーをキ
ャリヤーフィルム上に塗工した後、溶媒を加熱除去する
ことによりセラミック生シート(セラミックグリーンシ
ート)として成形される。
【0004】上記のセラミック生シートや樹脂シート等
は、キャリヤーフィルムから剥離分離され、裁断、印刷
等の加工を施された後各種の用途に供されるが、時とし
て加工を施される迄キャリヤーフィルムと積層されたま
ま長期間(例えば6ケ月間)保管されることがある。
【0005】また、上記樹脂シートなどはさらに他の基
材と高温高圧で圧着したうえでキャリヤーフィルムから
分離されることもある。
【0006】ところが、従来のキャリヤーフィルムは、
積層されたまま長期間保管されたり高温高湿に曝される
と、キャリヤーフィルムの離形層中のシリコーン樹脂の
一部または未反応物がセラミックシートや樹脂シートに
転写されたりすることがあった。このような場合、セラ
ミックシートへの電極印刷不良、または粘着シートの粘
着力低下、さらには粘着シートからさらに他の物体(例
えばシリコーンウェハーなど)にシリコーン樹脂が再転
写され、製品の不良率を高めるなどのトラブルが発生す
ることが多かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来技術の欠点を解消し、各種粘着剤被膜、樹脂シー
ト、樹脂被膜、セラミックシート等に対し適度の力で剥
離が可能(離形性が良い)であり、かつ離形層のシリコ
ーンが他の層に転写される量が極めて少ない離形フィル
ムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本発明
によれば、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、
シリコーン離形層を設けた離形フィルムであって、該シ
リコーン離形層のシリコーン移行量が、ESCAで測定
してケイ素元素として5atom%以下であることを特
徴とする離形フィルムによって達成される。
【0009】本発明において、ポリエステルフィルムと
しては透明性の要求される用途には透明性の良好なポリ
エステルフィルム、特に二軸延伸ポリエステルフィルム
を、また遮光性の要求される用途には顔料を配合したポ
リエステルフィルム、特にTiO2、SiO2等の無機顔
料を配合した二軸延伸ポリエステルフィルムを用いるこ
とが好ましい。
【0010】かかるポリエステルフィルムを構成するポ
リエステルは、芳香族二塩基酸成分とジオール成分とか
らなる結晶性の線状飽和ポリエステルであることが好ま
しく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リエチレン―2,6―ナフタレート等を挙げることがで
きる。
【0011】上記ポリエステルには、フィルムの滑り性
を良好なものとするため、滑剤として平均粒径が0.0
1〜20μm程度の有機や無機の微粒子を、例えば0.
005〜20重量%の配合割合で含有させることができ
る。この微粒子の具体例としては、アルミナ、炭酸カル
シウム、カオリン、酸化ケイ素、硫酸バリウム等の無機
粒子、架橋ポリスチレン樹脂粒子、架橋シリコーン樹脂
粒子、架橋アクリル樹脂粒子等の有機粒子を挙げること
ができる。またポリエステルの合成反応に使用した触媒
残渣から微粒子を析出させることにより、フィルム表面
に微細な凹凸を形成させ、フィルムの滑り性を良好なも
のとすることもできる。
【0012】また、ポリエステルにはその他の改良剤を
配合することができる。例えば帯電防止剤としてドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム等の如きスルホン酸塩
基を有する化合物等を含有させることができる。これら
の改良剤を含まないポリエステルも用いることができ
る。
【0013】本発明におけるポリエステルフィルムは、
従来から知られている方法で製造することができる。例
えば、二軸延伸ポリエステルフィルムは、ポリエステル
を乾燥後、押出機にて溶融し、ダイ(例えはT―ダイ、
I―ダイ等)から回転冷却ドラム上に押出し、急冷して
未延伸フィルムとし、次いで該未延伸フィルムを二軸方
向に延伸し、必要に応じて熱固定することにより製造す
ることができる。フィルムの厚みは特に制限するもので
はないが、5〜250μmが好ましい。
【0014】本発明においては、ポリエステルフィルム
の少なくとも片面にシリコーン離形層、好ましくは付加
重合型シリコーン樹脂を主成分とするシリコーン離形層
を設ける。このシリコーン樹脂は、触媒特にPt触媒に
より三次元架橋し硬化した後、シリコーン離形層のシリ
コーン移行量が、ESCAで測定してケイ素元素として
5atom%以下であることが必要である。
【0015】ここで、シリコーン離形層のシリコーン移
行量は、シリコーン離形層に粘着テープ(日東電工
(株)製31Bテープ(アクリル系粘着剤)、日東電工
(株)製31Dテープ(ゴム系粘着剤))を貼付し、7
0℃、20時間維持後、テープを剥離し、その剥離面の
ESCA測定を行い、ケイ素元素の存在比(atom
%)を定量して求める。
【0016】本発明において離形層を構成するシリコー
ン樹脂は、例えば下記式(A)で示されるビニル基を有
するポリジメチルシロキサンと、下記式(B)で示され
るハイドロジェンシラン系化合物とをPt系化合物を触
媒に用いて付加重合することにより得ることができる。
【0017】
【化3】
【0018】上記式(A)中、m及びnは1以上の数で
あるが、mが1〜100、nが20〜5000、m+n
が30〜5000の範囲であると、架橋反応が好適に進
み、耐久性のある層となるため好ましい。
【0019】尚、上記式(A)における
【0020】
【化4】
【0021】はブロック結合を意味しているのではな
く、これらは単にそれぞれの単位の和がm,nであるこ
とを示しているにすぎないと解すべきである。従って、
上記式(A)における各単位はランダム結合していても
よく、またブロック結合していてもよい。
【0022】
【化5】
【0023】上記式(B)中、a及びbは1以上の数で
あるが、aが3〜200、bが1〜20、5≦a+b≦
200の範囲であると、架橋反応が好適に進み、耐久性
のある層となるので好ましい。尚、上記式(B)におけ
【0024】
【化6】
【0025】はブロック結合を意味しているのではな
く、これらは単にそれぞれの単位の和がa,bであるこ
とを示しているにすぎないと解すべきである。従って、
上記式(B)における各単位はランダム結合していても
よく、またブロック結合していてもよい。
【0026】上記の付加重合に用いるビニル基を有する
ポリジメチルシロキサンと、ハイドロジェンシラン系化
合物の割合は、ビニル基を有するポリジメチルシロキサ
ン中のビニル基1.0モルに対し、ハイドロジェンシラ
ン系化合物中の〜SiH基が1.0〜2.0モルとなる
割合であることが好ましい。ここでいう付加重合とは、
〜Si−CH=CH2で示される分子末端または分子側
鎖中の官能基と、H−Si〜で示される分子末端または
分子側鎖中の官能基とが、〜Si−CH2CH−Si
〜となる重合反応のことである。但し、上記官能基中の
「〜」は分子が更に接続していることを示す。
【0027】本発明において、離形層を構成するシリコ
ーン樹脂の移行量をESCAで測定してケイ素元素とし
て5atom%以下とするには、次の方法がある。即
ち、 (I)白金触媒を白金原子として10〜500ppm使
用すること。 (II)未反応の−SiHを消費させるため、シリコー
ン離形層を設けた後、ポリエステルフィルムをTg(ポ
リエステルフィルムのガラス転移温度)−40〜Tg−
10℃の温度で24〜168時間熱処理する。
【0028】本発明における離形層には本発明の目的を
妨げない範囲で公知の各種添加剤を配合することができ
る。この添加剤としては、例えば紫外線吸収剤、顔料、
消泡剤、ポットライフ延長剤、架橋剤等を挙げることが
できる。
【0029】本発明においては、ポリエステルフィルム
の少なくとも片面にシリコーン離形層を設けるが、この
離形層は例えば、前記式(A)で示されるビニル基を有
するポリジメチルシロキサン、前記式(B)で示される
ハイドロジェンシラン系化合物およびPt系化合物を含
む塗液をフィルムに塗布し、加熱して乾燥および硬化反
応させることにより設けることができる。この加熱の条
件は、例えば80〜160℃で10〜120秒間、特に
100〜150℃で15〜60秒間とすることが、乾燥
および硬化反応が十分なものとなるため好ましい。尚、
塗液の塗布方法としては、公知の任意の塗工法が適用で
き、例えばロールコーター法、ブレードコーター法等を
挙げることができるが、これらの方法に限定されるもの
ではない。また、塗液は有機溶剤を用いた塗液であって
も、水性塗液であってもよいが、ポリジメチルシロキサ
ンやハイドロジェンシラン系化合物を溶解した溶液であ
ることが好ましく、例えばトルエン等の有機溶剤を用い
た塗液であることが好ましい。
【0030】本発明においては、ポリエステルフィルム
とシリコーン離形層との密着性を高めるために、ポリエ
ステルフィルムの少なくとも片面に接着層を設け、該接
着層の上にシリコーン離形層を設けることが好ましい。
この接着層には、例えばシランカップリング剤を好まし
く用いることができる。このシランカップリング剤とし
ては、一般式Y−Si−X3で示されるものを挙げるこ
とができる。ここで、Yは例えばアミノ基、エポキシ
基、ビニル基、メタクリル基、メルカプト基等で代表さ
れる官能基、Xはアルコキシ基で代表される加水分解性
の官能基を示す。
【0031】上記の接着層の好ましい厚みは0.01〜
5μm程度であり、特に0.02〜2μm程度である。
接着層の厚みが上記の範囲であるとポリエステルフィル
ムと離形層の密着性が良好となり、また接着層を設けた
ポリエステルフィルムがブロッキングし難いため、取り
扱う際に支障が生じ難い。
【0032】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を更に説明す
る。尚、フィルムの各特性値は下記の方法で測定した。
【0033】(1)剥離強度 ポリエステルフィルムの離形層面にポリエステル粘着テ
ープ(日東電工製、31B)を貼合わせ、5kgの圧着
ローラーで圧着し20時間放置後、離形層と粘着テープ
との剥離力(Rf0)を引張り試験機にて測定する。
【0034】尚、剥離強度の好ましい範囲は2〜30g
/inである。剥離強度が2g/in未満であると、離
形フィルムに樹脂シート等を積層した積層シートを巻き
取る際等に樹脂シートが離形フィルムから剥離してしま
うことがあるため好ましくない。また、剥離強度が30
g/inを超えると、積層シートから樹脂シート等を剥
離分離して使用する際に剥離が困難となることがあるた
め好ましくない。
【0035】(2)残留接着率 ポリエステル粘着テープ(日東電工製、31B)をJI
S・G4305に規定する冷間圧延ステンレス板(SU
S304)に貼付けた後の剥離力を測定し、基礎接着力
(f0)とする。また前記ポリエステル粘着テープをサ
ンプルフィルムの離形層塗設面に5kgの圧着ローラー
で圧着し、30秒間放置した後粘着テープを剥がす。そ
して剥がした粘着テープを上記のステンレス板に貼り、
該貼合部の剥離力を測定し、残留接着力(f)とする。
得られた基礎接着力(f0)と残留接着力(f)より、
下記式を用いて残留接着率を求める。
【0036】
【数1】残留接着率(%)=(f/f0)×100 尚、残留接着率の好ましい範囲は85%以上である。残
留接着率が85%未満であると、例えば離形フィルムを
ロール状に巻いて保管する際に、離形層を構成する成分
が隣接するフィルムの表面に転写(いわゆる背面転写)
し、離形層の特性が不良となったり、隣接フィルム表面
の接着性等の特性が不良となることがあるため好ましく
ない。
【0037】(3)シリコーン離形層のシリコーン移行
量 ESCA法によりシリコーン離形層表面のSi元素、N
元素およびC元素のカウント数を測定した。すなわち、
X線電子分析装置(英国VG社製、ESCA・RAB2
00型機)により、励起源としてMgKα線(125
3.6eV)を用い、光電子取出し角度(θ)を45度
として光電子を離形層表面に照射し、離形層表面から放
出された光電子を同心円筒ミラー型または同心半球型電
子エネルギー分析器を通し、連続多段増幅型電子倍増管
を用いてSi元素のピークを測定し、そのピーク高さを
カウント数とした。
【0038】[実施例1]前記式(A)において、mが
10、nが2000であるポリジメチルシロキサンと、
前記式(B)において、aが100、bが10であるハ
イドロジェンシラン系化合物の混合溶液(ハイドロジェ
ンシラン系化合物中の〜SiH基1.0モルに対し、ポ
リジメチルシロキサン中のビニル基が0.75モルとな
る割合)に、Pt触媒(塩化白金酸のメタノール溶液)
を得られるシリコーンポリマーに対しPt金属として7
0ppmに相当する量加えて、全体の固形分濃度が3%
のトルエン溶液を作成した。
【0039】この溶液を、二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルム(厚さ38μm)に6g/m2(we
t)の塗布量で塗布し、加熱温度140℃、加熱時間1
分で乾燥および付加重合反応を行なわせて離形フィルム
を作成した。この離形フィルムの特性を表1に示す。
【0040】[実施例2]加えるPt触媒の量を300
ppmに変更し、そして得られた離形フィルムをさらに
40℃、72時間ポストキュアーを行う以外は実施例1
と同じ方法で離形フィルムを作成した。この離形フィル
ムの特性を表1に示す。
【0041】[比較例1]加えるPt触媒の量を、得ら
れるシリコーンポリマーに対しPt金属として1ppm
とする以外は実施例1と同様にして離形フィルムを作成
した。この離形フィルムの特性を表1に示す。
【0042】[比較例2]加えるPt触媒の量を、得ら
れるシリコーンポリマーに対しPt金属として1000
ppmとしたが、塗液のポットライフが短く、ポリエス
テルフィルムへの塗布ができなかった。
【0043】[比較例3]実施例1の付加型シリコーン
に代えて、縮合型シリコーン(東芝シリコーン(株)
製、YSR−3022)を用い、Pt触媒に代えてSn
触媒を推奨量添加して塗液を調製する以外は、実施例1
と同様にして離形フィルムを作成した。この離形フィル
ムの特性を表1に示す。
【0044】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 剥離強度 残留接着率 シリコーン移行量 (g/in) (%) (atom%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例1 3 92 1.2 実施例2 7 98 〜0 比較例1 12 82 8 比較例2 − − − 比較例3 2 83 10 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 表1より明らかなように、実施例1、2の離形フィルム
は剥離強度、残留接着率及びシリコーン移行量に優れる
ものである。
【0045】
【発明の効果】本発明の離形フィルムは、剥離強度、残
留接着率、シリコーン移行量に優れ、特に樹脂シート、
樹脂被膜、セラミックシート等の成形用キャリヤーフィ
ルムとして有用である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムの少なくとも片面
    に、シリコーン離形層を設けた離形フィルムであって、
    該シリコーン離形層のシリコーン移行量が、ESCAで
    測定してケイ素元素として5atom%以下であること
    を特徴とする離形フィルム。
  2. 【請求項2】 シリコーン離形層が、下記式(A)で示
    されるビニル基を有するポリジメチルシロキサンと、下
    記式(B)で示されるハイドロジェンシラン系化合物と
    を白金化合物を触媒に用いて付加重合させて得られるシ
    リコーン樹脂からなる請求項1記載の離形フィルム。 【化1】 【化2】
  3. 【請求項3】 白金化合物の濃度が白金原子として10
    〜500ppmである請求項2記載の離形フィルム。
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