JPH11268178A - 有機複合被覆鋼板 - Google Patents

有機複合被覆鋼板

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JPH11268178A
JPH11268178A JP10075545A JP7554598A JPH11268178A JP H11268178 A JPH11268178 A JP H11268178A JP 10075545 A JP10075545 A JP 10075545A JP 7554598 A JP7554598 A JP 7554598A JP H11268178 A JPH11268178 A JP H11268178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた潤滑性を有しつつ、被覆鋼板同志が滑り
にくい有機複合被覆鋼板を提供する。 【解決手段】亜鉛又は亜鉛系合金めっき層が施された鋼
板と、該鋼板のめっき層上に形成され、金属クロム換算
で1 〜200mg/m 2 の付着量を有するクロメート処理層
と、このクロメート処理層上に厚さ0.1 及至5 μm の範
囲で形成された樹脂皮膜とを具備し、前記樹脂皮膜が実
質的に、(A)有機樹脂 40〜97重量%、(B)シリ
カ微粒子 1 〜40重量%、(C)有機系潤滑剤 1
〜30重量%、及び(D)一次粒子径3 μm 以上のシリカ
1 〜20重量%からなる複合化樹脂であり、摩擦係数
が0.15以下、樹脂皮膜同士の摩擦係数が0.07以上である
被覆鋼板表面同士が滑りにくく、かつ潤滑性に優れた有
機複合被覆鋼板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、亜鉛系めっきが
施された鋼板の上にクロメート処理層及び樹脂皮膜を形
成した有機複合被覆鋼板であり、被覆鋼板表面同士が滑
りにくく、潤滑性にも優れた有機複合被覆鋼板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】亜鉛又は亜鉛系合金めっき鋼板(以下、
亜鉛系めっき鋼板と略記する)の上にクロメート処理層
及び樹脂皮膜を形成した有機複合被覆鋼板は、耐食性、
耐指紋性などに優れていることから、各種の産業分野、
特に、自動車、家電製品または建材等の部材に広く利用
されている。
【0003】このような有機複合被覆鋼板は、無塗油で
成形加工されることが多く、潤滑性が求められる。潤滑
性に優れた有機複合被覆鋼板は、従来から盛んに研究さ
れており、例えば以下のものがある。
【0004】(1) 特願平5-51763 号公報(以下、先行
技術1 と記す)。この公報には、めっき鋼板の表面にク
ロメート処理を行い、水性樹脂にシリカ、粒径3 μm 以
下のポリオレフィンワックスディスパージョンを分散さ
せた潤滑塗料をドライ付着量として0.5 〜5.0g/m2 被覆
したものが開示されている。
【0005】(2) 特願平3-16726 号公報(以下、先行
技術2 と記す)。この公報には、めっき鋼板の表面にク
ロメート処理を行い、水酸基および/またはカルボキシ
ル基を有する樹脂にシリカ、平均粒径が、1 〜7 μm で
乾燥膜厚より大であるポリオレフィンワックスが含まれ
る樹脂混合物または複合物を乾燥重量で付着量として0.
3 〜3g/m2 被覆したものが開示されている。
【0006】(3) 特願平1-301332号公報(以下、先行
技術3 と記す)この公報には、めっき鋼板の表面にクロ
メート処理を行い、水酸基および/またはカルボキシル
基を有する樹脂にシリカ、融点が70℃以上のポリオレフ
ィンワックスが含まれる樹脂混合物または複合物を乾燥
重量で付着量として0.3 〜3g/m2 被覆したものが開示さ
れている。これらの先行技術1 〜3 により、潤滑性に優
れた有機複合被覆鋼板が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】有機複合被覆鋼板、特
に、潤滑性に優れた有機複合被覆鋼板は、潤滑性を有す
るがために、被覆鋼板表面同士が滑りやすいという問題
を有している。具体的に述べると、積み重ねたシート材
が滑り出して、作業上、危険であるとか、製品コイルが
被覆鋼板表面同士が滑りやすいがために、形状が変形す
るといった問題が起こる。
【0008】先行技術1 における、ポリオレフィンワッ
クス粒径3 μm 以下のものを適用する技術では、潤滑性
は優れるものの、上記の被覆鋼板表面同士が滑りやすい
という問題が解決できない。
【0009】先行技術2 における、ポリオレフィンワッ
クスの平均粒径が1 〜7 μm で乾燥膜厚より大であるの
ものを適用する技術では、潤滑性は優れるものの、先行
技術1と同様に、上記問題が解決できない。
【0010】先行技術3 における、ポリオレフィンワッ
クスの融点が70℃以上のものを適用する技術では、潤滑
性は優れるものの、先行技術1と同様に、上記問題が解
決できない。
【0011】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、優れた潤滑性を有しつつ、被覆
鋼板表面同士が滑りにくい有機複合被覆鋼板を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、亜鉛又は亜鉛系合金めっき層が施され
た鋼板と、該鋼板のめっき層上に形成され、金属クロム
換算で1 〜200mg/m 2の付着量を有するクロメート処理
層と、このクロメート処理層上に厚さ0.1 及至5 μm の
範囲で形成された樹脂皮膜とを具備し、前記樹脂皮膜が (A)有機樹脂 40〜97重量% (B)シリカ微粒子 1 〜40重量% (C)有機系潤滑剤 1 〜30重量% (D)一次粒子径3 μm 以上のシリカ 1 〜20重量% からなる複合化樹脂であり、摩擦係数が0.15以下、樹脂
皮膜同士の摩擦係数が0.07以上であることを特徴とす
る、被覆鋼板表面同士が滑りにくく、かつ潤滑性に優れ
た有機複合被覆鋼板を提供する。また、有機系潤滑剤が
粒子径3.5 μm 以上かつ、軟化点が120 ℃超のポリエチ
レンワックスであることを特徴とする、請求項1記載の
被覆鋼板表面同士が滑りにくく、潤滑性にも優れた有機
複合被覆鋼板を提供する。
【0013】本発明において、摩擦係数は、潤滑性を評
価するためのもので、その値は、両面処理した鋼板を工
具と接触させ、押し付け力8Kg/mm2 、引き抜き速度500m
m/min.で、引き抜くことによる摩擦係数測定方法で測定
した値である。
【0014】また、被覆鋼板表面間の摩擦係数とは、被
覆鋼板表面間の滑りにくさを評価するためのもので、そ
の値は、両面処理した鋼板を3 枚合わせ、押し付け力0.
05kg/mm 2 、引き抜き速度50mm/min. で、その真ん中の
板を引き抜くことによる摩擦係数測定方法で測定した値
である。上記の潤滑性を評価するための摩擦係数の測定
方法と異なるのは以下の理由による。従来、潤滑性を評
価するために使用されている摩擦係数は、上述のよう
に、プレス成形を再現するために押し付け力8kg/m
2 、引き抜き速度500mm/min.と高面圧、高速
条件であるために、有機複合被覆鋼板の中の樹脂皮膜全
体の潤滑特性が影響する。しかし、被覆鋼板表面同士が
滑りにくいかどうかに影響するのは、樹脂皮膜の損傷を
ほとんど受けないような、被覆鋼板表面同士間の極底面
圧、低速での潤滑特性である。そこで、上記の摩擦係数
測定方法を採用した。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明者らは、有機複合被覆鋼板
における上記課題を解決すべき鋭意研究を重ねた結果、
亜鉛系めっき鋼板のめっき層上に、クロメート処理層を
形成し、その上に、摩擦係数が0.15以下、被覆鋼板
表面間の摩擦係数が0.07以上とした樹脂層を形成す
ることによって、被覆鋼板表面同士が滑りにくく、潤滑
性にも優れた有機複合被覆鋼板が得られることを見いだ
した。以下、本発明を詳細に説明する。
【0016】以上のように、被覆鋼板表面間の摩擦係数
が0.07以上であり、かつ、鋼板と工具間の摩擦係数が0.
15以下にするには、樹脂皮膜中に有機系潤滑剤を含有さ
せ、しかも有機系潤滑剤を含有した樹脂皮膜の表面性状
を制御する必要がある。そのためには、有機系潤滑剤と
しては、粒子径3.5 μm 以上かつ、軟化点が120 ℃超の
ポリエチレンワックスであることが望ましい。粒子径が
3.5 μm より小さい場合と軟化点が120 ℃より低い場合
には、被覆鋼板表面間の摩擦係数が0.05より小さくなっ
てしまい、製品コイル形状の変形を抑制することができ
ない。 (亜鉛系めっき鋼板)本発明においてベースとなる亜鉛
系めっき鋼板としては、亜鉛めっき鋼板、Zn−Niめ
っき鋼板、Zn−Feめっき鋼板(電気めっき、合金化
溶融亜鉛めっき)、Zn−Crめっき鋼板、Zn−Mn
めっき鋼板、Zn−Coめっき鋼板、Zn−Co−Cr
合金めっき鋼板、Zn−Cr−Niめっき鋼板、Zn−
Cr−Feめっき鋼板、Zn−Alめっき鋼板(例え
ば、Zn−5%Al合金めっき鋼板、Zn−55%Al
合金めっき鋼板)、さらにはこれらのめっきに金属酸化
物、ポリマーなどを分散した亜鉛系複合めっき鋼板(例
えば、Zn−SiO2 分散めっき)を用いることができ
る。また、上記のようなめっきのうち、同種または異種
のものを二層以上めっきした複層めっき鋼板を用いるこ
とができる。アルミニウム系めっき鋼板としては、アル
ミニウムめっき鋼板、Al−Siめっき鋼板を用いるこ
とができる。また、上記のめっきと鋼板の間に、あらか
じめNiなどの薄目付けのめっきを施しても良い。めっ
きの方法としては、電解法(水溶液中での電解、非水溶
媒中での電解)、溶融法、気相法のうち、実施可能ない
ずれの方法を採用することができる。 (クロメート処理層)クロメート処理層は、鋼板に優れ
た耐食性を付与すると共に、樹脂皮膜の形成を容易なら
しめる効果を有する。この層を形成するクロメート処理
としては、反応型、塗布型、電解型等公知のクロメート
処理によればよいが、クロム付着量が金属クロム換算で
1 〜200mg/m 2 であるクロメート層を形成する必要があ
る。付着量が1mg/m 2 未満では耐食性が不十分であり、
また200mg/m 2 を越えると、その量に見合った耐食性向
上効果を得ることができないのみならず、鋼板の変形を
伴う曲げ加工などが施された場合に、クロメート処理層
の凝集破壊が発生しやすくなる。クロメート処理層のよ
り好ましい付着量は、金属クロム換算で、鋼板片面当た
り10〜100mg/m 2 の範囲内である。
【0017】具体例を挙げるならば、反応型クロメート
処理液の組成としては、金属クロム換算で1 〜100g/lの
水溶性クロム化合物と、0.2 〜20g/l の硫酸とを主成分
とするものが挙げられ、かつ全クロム中の3 価クロムの
含有量が50重量%以下、好ましくは20〜35重量%以下で
あって、必要に応じてこれらに適量の金属イオン、例え
ばZn2+、Co2+、Fe3+等と他の鉱酸例えばりん酸、フッ酸
等を加えたものであってもよい。
【0018】塗布型クロメート処理液の具体例として
は、上記反応型クロメート処理と同様の組成の液中に、
分子中に多量のカメボキシル基を含有する水溶性でかつ
上記反応型クロメート処理液と同様の組成の液と相溶性
のある有機高分子樹脂を添加し、pHを2.0 〜3.5 に調整
したものが挙げられる。この有機高分子としては、平均
分子量1000〜500000であることが好ましい。その添加量
は、一般に樹脂分に換算して0.02〜30g/l の範囲であ
る。いずれにしても、第1 層としてのクロメート層の付
着量は、上述したように、金属クロム換算で1 〜200mg/
m 2 の範囲であればよい。 (有機樹脂皮膜)次に上層の有機樹脂皮膜について説明
する。
【0019】有機樹脂皮膜または有機複合シリケート皮
膜を0.1〜5μm(固形分)好ましくは0.3 〜3μm
で形成させる。膜厚が0.1 μm 未満ではアルカリ脱脂後
の耐食性向上効果、塗装性向上効果が不十分であり、一
方、5 μm 超ではスポット溶接などを必要とする部位に
適用できない。
【0020】<有機樹脂>有機樹脂としては、水溶性、
水分散性樹脂、有機溶剤可溶性樹脂いずれも用いること
ができるが、コイルコーティングで短時間加熱乾燥に
は、水分散性樹脂もしくは有機溶剤可溶性樹脂が好まし
い。また、最近の地球環境保護を目的としたVOC規制
から、水系樹脂が好ましい。これらのことから水分散性
樹脂が好ましい。また、これらの水分散性樹脂をシラン
カップリング剤を介してシリカと複合化させた有機複合
シリケートも好適である。
【0021】水分散性樹脂としては、以下のものを用い
ることができる (1)アクリル系樹脂 例えば、ポリアクリル酸及びその共重合体、ポリアクリ
ル酸エステル及びその共重合体、ポリメタクリル酸エス
テル及びその共重合体、ポリメタクリル酸エステル及び
その共重合体、ウレタンーアクリル酸共重合体(または
ウレタン変性アクリル樹脂)、スチレンーアクリル酸共
重合体等、さらにこれらの樹脂を他のアルキド樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂等によって変性させた樹脂
とすることもできる。
【0022】(2)エチレン樹脂(ポリオレフィン樹
脂) 例えば、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーメ
タクリル酸共重合体、カルボキシル変性ポリオレフィン
樹脂などのエチレン系共重合体、エチレン−不飽和カル
ボン酸共重合体、エチレン系アイオノマー等、さらにこ
れらの樹脂を他のアルキド樹脂、エポキシ樹脂、フェノ
ール樹脂等によって変性させた樹脂とすることもでき
る。 (3)アルキド樹脂 例えば、油変性アルキド樹脂、ロジン変性アルキド樹
脂、フェノール変性アルキド樹脂、スチレン化アルキド
樹脂、シリコン変性アルキド樹脂、アクリル変性アルキ
ド樹脂、オイルフリーアルキド樹脂、高分子量オイルフ
リーアルキド樹脂等。
【0023】(4)エポキシ樹脂 例えば、エピクロルヒドリン型、グリシジルエーテル型
等のストレートエポキシ樹脂、脂肪酸変性エポキシ樹脂
(エポキシエステル樹脂)、多塩基性酸変性エポキシ樹
脂、アクリル樹脂変性エポキシ樹脂、アルキド(または
ポリエステル)変性エポキシ樹脂、ポリブタジエン変性
エポキシ樹脂、フェノール変性エポキシ樹脂、アミンも
しくはポリアミン変性エポキシ樹脂、ウレタン変性エポ
キシ樹脂等。
【0024】(5)ウレタン樹脂 ポリカーボネート系ポリウレタン樹脂、ポリエステル系
ポリウレタン樹脂、ポリエーテル系ウレタン樹脂等。
【0025】これら上記の二種類以上の水分散性樹脂を
併用してもよい。また、樹脂の乾燥温度の低温下を狙い
として、樹脂粒子のコア部分とシェル部分とで、異なる
樹脂種類、または異なるガラス転移温度の樹脂からなる
コア・シェル型水分散性樹脂を用いることができる。ま
た、自己架橋性を有する水分散性樹脂、例えば、樹脂粒
子にアルコキシシラン基を付与することによって、樹脂
の加熱乾燥時にアルコキシシランの加水分解によるシラ
ノール基の生成と樹脂粒子間のシラノール基の脱水縮合
反応を利用した粒子間架橋を利用することができる。
【0026】以上の水分散性樹脂の中で、耐食性、加工
性、塗装性を考慮すると、エチレン系樹脂系が好まし
く、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーメタク
リル酸共重合体、カルボキシル変性ポリオレフィン樹脂
などのエチレン系共重合体、エチレン−不飽和カルボン
酸共重合体、エチレン系アイオノマー等が好適である。
また、さらにその中でも、エチレン系アイオノマーが優
れた耐食性、加工性の他にも優れた耐黒変性を発揮す
る。このエチレン系樹脂に水分散性エポキシ樹脂、アク
リル樹脂、ウレタン樹脂を併用することができる。
【0027】さらにこれらの水分散性樹脂に加えて、水
溶性エポキシ樹脂、水溶性フェノール樹脂、水溶性ブタ
ジエンラバー(SBR,NBR,MBR)、メラミン樹
脂、ブロックイソシアネート、オキサゾリン化合物等を
架橋剤として併用することが有効である。
【0028】有機溶剤可溶性樹脂としては (1)エポキシ樹脂 例えば、エピクロルヒドリン型、グリシジルエーテル型
等のストレートエポキシ樹脂、脂肪酸変性エポキシ樹脂
(エポキシエステル樹脂)、多塩基性酸変性エポキシ樹
脂、アクリル樹脂変性エポキシ樹脂、アルキド(または
ポリエステル)変性エポキシ樹脂、ポリブタジエン変性
エポキシ樹脂、フェノール変性エポキシ樹脂、アミンも
しくはポリアミン変性エポキシ樹脂、ウレタン変性エポ
キシ樹脂等。これらのエポキシ樹脂もしくは変性エポキ
シ樹脂は、優れた耐食性、塗装性を付与することができ
る。
【0029】(2)ウレタン樹脂 油変性ポリウレタン樹脂、アルキド系ポリウレタン樹
脂、ポリエステル系ポリウレタン樹脂、ポリエーテル系
ウレタン樹脂等。
【0030】(3)アルキド樹脂 たとえば、油変性アルキド樹脂、ロジン変性アルキド樹
脂、フェノール変性アルキド樹脂、スチレン化アルキド
樹脂、シリコン変性アルキド樹脂、アクリル変性アルキ
ド樹脂、オイルフリーアルキド樹脂、高分子量オイルフ
リーアルキド樹脂等。
【0031】(4)アクリルシリコン樹脂 例えば、主剤としてアクリル系共重合体の側鎖又は末端
に加水分解性アルコキシシリル基を含み、これに硬化剤
を添加したもの。これらのアクリルシリコン樹脂を用い
た場合、優れた耐候性が期待できる。
【0032】(5)フッ素樹脂 フルオロオレフィン系共重合体のものがあり、これには
例えば、モノマーとしてアルキルビニルエーテル、シン
クロアルキルビニルエーテル、カルボン酸変性ビニルエ
ステル、ヒドロキシアルキルアリルエーテル、テトラフ
ルオロプロピルビニルエーテル等と、フッ素モノマー
(フルオロオレフィン)との共重合体がある。これらフ
ッ素樹脂を用いた場合、優れた耐候性と優れた疎水性が
期待できる。
【0033】上記の他、可溶性フェノール樹脂なども併
用できる。以上の樹脂の二種類以上を組み合わせてもよ
い。さらに、樹脂皮膜の耐食性、加工性を向上させるこ
とを狙いとして、尿素樹脂(ブチル化尿素樹脂等)、メ
ラミン樹脂(ブチル化メラミン樹脂)、ブチル化尿素・
メラミン樹脂、ペンゾグアナミン樹脂等のアミノ樹脂、
ブロックイソシアネート、オキサゾリン化合物、フェノ
ール樹脂等の硬化剤を配合することができる。
【0034】<シリカ微粒子>本発明で用いるシリカ微
粒子としては、一次粒子径が5 〜50nm、二次粒子径が50
0nm 以下の超微細な無定型のシリカ粒子が好適である。
一次粒子径が50nmを越えると乾燥後皮膜にクラックが入
ってしまうため、緻密な皮膜を形成しがたく、耐食性が
劣化しやすい。シリカ微粒子は、粒子表面にシラノール
基を有しており、市場への供給形態によって例えば以下
の3種類に分類され、いずれも本発明に適用することが
できる。
【0035】(1)シリカ微粉末 一般に乾式シリカと称され、一次粒子径が50nm以下のも
のであり、四塩化ケイ素の燃焼によって製造される。こ
のシリカ微粉末は水分散液又は有機溶剤分散液のいずれ
かの形態で使用される。
【0036】(2)有機溶剤分散性シリカ いわゆるオルガノシリカゾルであって、例えば米国特許
第2,285,449 号に記載されている製造方法によって有機
溶剤に分散されたものが挙げられる。すなわち、コロイ
ダルシリカ水分散液における水を有機溶剤で置換したシ
リカゾルであって、メタノール、イソプロパノール、ブ
チルセロソルブなどのアルコール類を分散媒体にしたも
のが特に有用である。
【0037】(3)水分散性シリカ いわゆるコロイダルシリカであって、水ガラスの脱ナト
リウム(イオン交換法、酸分解法、解膠法などによる)
によって製造され、一次粒子径が5 〜50nmである。この
水分散性シリカは通常水分散液として供給される。
【0038】本発明において、樹脂皮膜の主成分である
複合化樹脂中に占めるシリカ微粒子の割合は、耐食性お
よび皮膜の脆さの点から、1 〜40重量%の範囲である。
1 重量%未満の場合には、耐食性が低下する。また、40
重量%を越えると皮膜が脆くなってしまうため耐食性向
上効果が認められず、また、樹脂液が増粘しすぎてコー
ティングしにくくなるため皮膜形成が不完全となり、耐
食性が低下する。さらに塗料密着性も低下する。
【0039】<一次粒子径3 μm 以上のシリカ>本発明
において用いる一次粒子径3 μm 以上のシリカは、一次
粒子径が3 μm以上でありさえすれば、上記で述べたも
のと同一で全く構わない。
【0040】また、本発明において、樹脂皮膜の主成分
である複合化樹脂中に占める一次粒子径3 μm 以上のシ
リカの割合は、鋼板同士の滑りにくさおよび皮膜の脆さ
の点から、1 〜20重量%の範囲である。1 重量%未満の
場合には、鋼板同士を滑りにくくする効果が発揮されな
い。また、20重量%を越えると、樹脂液が増粘しすぎて
コーティングしにくくなるため皮膜形成が不完全とな
り、耐食性が低下する。さらに塗料密着性も低下する。
【0041】本発明においては、上記シリカとクロム酸
塩化合物を併用して、合計50重量%以下の範囲で添加し
てもよい。この場合のクロム化合物としては、無水クロ
ム酸(CrO 3 )、クロム酸ストロンチウム(SrCrO
4 )、クロム酸バリウム(BaCrO4 )、クロム酸鉛(PbC
rO 4 )、塩基性クロム酸亜鉛(ZnCrO 4 ・4Zn(OH) 2 )
等の6 価クロム酸化合物およびクロム酸クロム化合物な
どを適用することができる。
【0042】<有機系潤滑剤>有機系潤滑剤の添加量
は、樹脂皮膜の主成分である複合化樹脂に対して1 〜30
重量%の範囲である。1 重量%より少ないと潤滑性が発
揮されないし、30重量%を越えると樹脂皮膜の強度が低
下しやすくなり、塗料密着性が低下してしまう。さらに
好ましい範囲は、下限は潤滑性低下、上限は塗料密着性
低下により2 〜15重量%である。また、被覆鋼板表面間
の摩擦係数が0.07以上であり、かつ、摩擦係数を0.15以
下にするには、樹脂皮膜中に有機系潤滑剤を含有させ、
しかも有機系潤滑剤を含有した樹脂皮膜の表面性状を制
御する必要がある。そのためには、有機系潤滑剤として
は、粒子径3.5 μm 以上かつ、軟化点が120 ℃超のポリ
エチレンワックスであることが望ましい。粒子径が3.5
μm より小さい場合と軟化点が120 ℃より低い場合に
は、被覆鋼板表面間の摩擦係数が0.05より小さくなって
しまい、製品コイル形状の変形を抑制することが困難で
ある。 <シリカ微粒子、一次粒子径3 μm 以上のシリカ及び有
機系潤滑剤の合計量>上記シリカ微粒子、一次粒子径3
μm 以上のシリカ及び有機系潤滑剤の合計量は樹脂皮膜
に対して60重量%以下(有機樹脂が40%以下)である
必要がある。これは、60重量%を越えると樹脂皮膜の主
成分である有機樹脂のもつ下地との密着力が低下し、耐
食性が低下してしまうからである。さらに、60重量%を
越えると樹脂皮膜の主成分である有機樹脂のもつ上塗塗
料との密着力も低下してしまい、塗料密着性も低下して
しまうからである。以上のシリカ微粒子、一次粒子径3
μm 以上のシリカ及び有機系潤滑剤の含有量の制限か
ら、本発明の有機樹脂の樹脂皮膜に対する割合は必然的
に40〜98重量%となる。
【0043】なお、本発明における樹脂皮膜中には、必
要に応じて、金属酸化物、顔料や染料、その他各種機能
付与のための添加剤を加えても構わない。樹脂皮膜の形
成は、例えば以下の方法によって行なうことができる。
すなわち、まず、上記樹脂を主成分とする組成物の塗液
を、ロールコーター、カーテンロールコーター、あるい
は、スプレー等の公知の塗布方法によって塗布するか、
または上記塗液中にクロメート処理を施した亜鉛系めっ
き鋼板を浸漬した後ロールや空気吹き付けにより付着量
をコントロールして膜を形成し、次いでこれを乾燥させ
るといった方法である。乾燥は常温で行っても構わない
が、通常、熱風炉や誘導加熱装置等により鋼板の温度が
約60℃以上、好ましくは、80〜200 ℃になるように加熱
することによってなされる。
【0044】
【実施例】以下、比較例と対比しつつこの発明の実施例
について説明する。なお、以下の説明中「部」及び
「%」は、重量基準による。板厚0.8mm 、めっき量20g/
m 2 の電気亜鉛めっき鋼板のめっき層上に、反応型クロ
メート処理又は塗布型クロメート処理を施した後乾燥し
て、付着量10〜200mg/m 2 のクロメート処理層を形成し
た。次いで、クロメート処理層上に、塗料用分散機(サ
ンドグライダー)を用いて必要時間分散させて得られ
た、有機樹脂(表1 )、シリカ微粒子(表2 )、有機系
潤滑剤(表3 )、一次粒子径の異なるシリカ(表4 )か
らなる各種複合化樹脂組成物をロールコーターによって
塗布した。その後誘導加熱装置によって鋼板の温度が14
0 ℃に到達するまで加熱して塗液を乾燥させ、樹脂皮膜
を形成した。各実施例を比較例とあわせて表5 に示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】なお、表5 中のクロメート付着量は、金属
クロム換算量を表示し、樹脂皮膜中のシリカ含有率及び
有機系潤滑剤含有率は、樹脂、シリカ、有機系潤滑剤の
合計を100 %とした場合の%で表示する。
【0051】このようにして得られた実施例及び比較例
の有機複合被覆鋼板について、被覆鋼板表面間の摩擦係
数、鋼板と工具間の摩擦係数、被覆鋼板表面同士の滑り
にくさ、潤滑性を以下に示す試験によって評価した。そ
の結果を表5 に併記する。
【0052】[摩擦係数]引張り試験機によって、押し
付け力8kg/mm2 、引き抜き速度500mm/min.の条件で、平
板状の試験片を引き抜き、その際の動摩擦係数を測定し
た。
【0053】[被覆鋼板表面間の摩擦係数]引張り試験
機によって、押し付け力0.05kg/mm 2 、引き抜き速度50
mm/min. の条件で、両面処理した鋼板を3 枚合わせ、そ
の真ん中の板を引き抜き、その際の動摩擦係数を測定し
た。
【0054】[被覆鋼板表面同士の滑りにくさの評価]
両面処理した、板厚2.0mm 、内径20インチ(508mm )で
重量3 トンのコイルをクレーンで5 回昇降を繰り返した
後の内径の縦と横の長さの差を用いて変形の程度を評価
した。評価基準は以下の通り。
【0055】 ○○:5mm 未満 ○:5mm 以上、10mm未満 △:10mm以上、15mm未満 ×:15mm以上 [潤滑性の評価]ブランク径φ120mm 、ダイス径φ50mm
で深絞り成形(無塗油条件)を行い、割れが生ずるまで
の成形高さで評価した。評価基準は以下の通り。
【0056】 ○:成形高さ30mm以上 △:成形高さ20mm以上、30mm未満 ×:成形高さ20mm未満 表5から明らかなように、ポリエチレンの粒径、軟化点
のいずれか一方、もしくは両方が本発明の範囲外である
No.27 〜29では、被覆鋼板表面間の摩擦係数が低く、被
覆鋼板表面同士の滑りにくさに劣る。また、付着量が少
な過ぎるNo.25では、耐食性に劣り、付着量が多すぎるN
o.26 では、溶接性が劣る。
【0057】本発明のNo.1〜24、特にNo.1〜18,24で
は、鋼板と工具間の摩擦係数が低く、潤滑性に優れると
共に、被覆鋼板表面間の摩擦係数が高く、被覆鋼板表面
同士が滑りにくい。
【0058】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、被覆鋼板表面同士が滑りにくく、潤滑性に
も優れた有機複合被覆鋼板が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】被覆鋼板表面間の摩擦係数の測定装置を示す説
明図。
【図2】潤滑性評価のための摩擦係数の測定装置を示す
説明図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】亜鉛又は亜鉛系合金めっき層が施された鋼
    板と、該鋼板のめっき層上に形成され、金属クロム換算
    で1 〜200mg/m 2 の付着量を有するクロメート処理層
    と、このクロメート処理層上に厚さ0.1 及至5 μm の範
    囲で形成された樹脂皮膜とを具備し、前記樹脂皮膜が実
    質的に、 (A)有機樹脂 40〜97重量% (B)シリカ微粒子 1 〜40重量% (C)有機系潤滑剤 1 〜30重量% (D)一次粒子径3 μm 以上のシリカ 1 〜20重量% からなり、摩擦係数が0.15以下、樹脂皮膜同士の摩擦係
    数が0.07以上であることを特徴とする、被覆鋼板表面同
    士が滑りにくく、かつ潤滑性に優れた有機複合被覆鋼
    板。
  2. 【請求項2】有機系潤滑剤が粒子径3.5 μm 以上かつ、
    軟化点が120 ℃超のポリエチレンワックスであることを
    特徴とする、請求項1記載の被覆鋼板表面同士が滑りに
    くく、潤滑性に優れた有機複合被覆鋼板。
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