JPH11266972A - 組み換え可能なベビーベッド - Google Patents

組み換え可能なベビーベッド

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JPH11266972A
JPH11266972A JP7730098A JP7730098A JPH11266972A JP H11266972 A JPH11266972 A JP H11266972A JP 7730098 A JP7730098 A JP 7730098A JP 7730098 A JP7730098 A JP 7730098A JP H11266972 A JPH11266972 A JP H11266972A
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JP
Japan
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floorboard
crib
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baby
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JP7730098A
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Masato Koike
正人 小池
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KINTAROO KK
Kintaro Co Ltd
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KINTAROO KK
Kintaro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤ちゃんの成長にともなって簡単に幅広のベ
ッドに組み換えて使用できるようにすることにある。 【解決手段】 長方形の床板3の周囲を、縦長に配した
長方形状の左妻枠4並びに右妻枠5と、後枠6と、前枠
7とによって囲繞してベビーベッド1を構成し、且つ上
記の左妻枠4、右妻枠5、後枠6及び前枠7を床板3か
ら取り外すと共に左妻枠4並びに右妻枠5を横長に配し
て床板3の夫々の短辺側に取り付け、且つこの左妻枠4
並びに右妻枠5の夫々の端を後枠6及び前枠で接続し、
上記のベビーベッド1を幅広なベッド2に組み換えられ
る構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組み換え可能なベビ
ーベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からベビーベッドにも各種のものが
あり、赤ちゃんのいる各家庭では所望のベビーベッドを
使用している。最近は不要になったベビーベッドを、ラ
ックやベンチ等に組み換えて使用できるベビーベッドも
開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、赤ちゃん
は、新生児のときは寝返りなど余り大きく動くこともな
いが、少し大きくなると盛んに動いたり寝返りをするよ
うになり、その動きも活発で大きくなる。
【0004】ところが、従来のベビーベッドは、日本の
住宅事情を考えて出来るだけコンパクトに形成されてい
るため、大きくなった赤ちゃんが寝返りをうったり、大
きく動いた際に枠に頭を打ち、睡眠を妨げられて夜泣き
してしまうことが多々ある。そのため、母親などは安心
して熟睡することもできず、夜中に起きて泣いている赤
ちゃんをあやさねばならず、赤ちゃんにとっても母親に
とっても大変であった。また、母親にとっては、赤ちゃ
んをより広いベビーベッド内で自由に手足を動かしたり
転がったりして遊ばせてやりたい思っている。
【0005】本発明はこのような実情にに鑑みて開発さ
れたものであり、その目的とするところは、赤ちゃんの
成長にともなって簡単に幅広のベッドに組み換えて使用
できるようにしたベビーベッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を有効
に達成するために、次のような構成にしてある。すなわ
ち、本発明のベビーベッドは、長方形の床板と、この床
板の夫々の短辺側に取り付ける長方形状の左妻枠並びに
右妻枠と、床板の一方の長辺側に取り付ける後枠と、床
板の他方の長辺側に取り付ける前枠とからなり、床板の
各短辺側に左妻枠並びに右妻枠を縦長に配して短辺側の
中央部を着脱可能に取付けると共に、床板の一方の長辺
側に後枠の長辺側の中央部を着脱可能に取付け、更に床
板の他方の長辺側に前枠の長辺側の中央部を着脱可能に
取付けてベビーベッドを構成し、且つ上記の左妻枠、右
妻枠、後枠及び前枠を床板から取り外すと共に左妻枠並
びに右妻枠を横長に配して床板の夫々の短辺側に取り付
け、且つこの左妻枠並びに右妻枠の夫々の端を後枠及び
前枠で接続し、上記のベビーベッドを幅広なベッドに組
み換えできるようにしたことを特徴とする構成にしてあ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明に係る一例のベビーベッドの
斜視図であり、このベビーベッド1は、赤ちゃんの寝か
せるためのベビーベッド1として使用した後、赤ちゃん
の成長にともなってより幅広なベッドが必要になってき
たときに、ベビーベッド1の幅を広げて使用できるよう
にしたものである。
【0008】すなわち、ベビーベッド1(図1参照)
は、床板3、左妻枠4、右妻枠5、後枠6、上部前枠7
a並びに上部前枠7bからなる前枠7、及びキャスター
8、その他、多数の止めネジ(又はボルト・ナット)に
よって組み立て・分解可能に構成されている。
【0009】床板3は、長辺3aが1200mm、短辺
3bが700mmの長方形の板状部材であって、上面に
クッション材を載置してこの表面をシート材で被覆した
ものである。勿論、床板3の長辺3a、短辺3bの寸法
は、上記した寸法に限定されるものではなく、その他の
寸法であってもよい。この場合、左妻枠4、右妻枠5、
後枠6、前枠7の寸法は、床板3の寸法に合わせて変更
される。
【0010】左妻枠4並びに右妻枠5は、長辺4a(5
a)が950mm、短辺4b(5b)が750mmの長
方形の板状部材で、長方形のボード4c(5c)の周囲
に枠部材4d(5d)を取り付けた構成であり、床板3
の両短辺3b側に夫々止めネジ等によって着脱可能に取
付けられている。尚、左妻枠4並びに右妻枠5は、長方
形であれば、図示の例のものに限らず、如何なるデザイ
ン・形状・大きさにするも自由である。
【0011】後枠6は、床板3の長辺3aと同じ位の長
さで、高さは左妻枠4並びに右妻枠5の長辺4a(5
a)より少し短い(低い)寸法であり、上枠部材6aと
下枠部材(図示せず)との間に多数の縦桟6bと縦枠部
材6cとを所定間隔を以て並設した構成である。この後
枠6は、床板3の一方の長辺3a側に止めネジ等によっ
て着脱可能に取付けられている。
【0012】前枠7は、別体の上部前枠7aと上部前枠
7bからなり、上部前枠7a並びに下部前枠7bの長辺
9aは、床板3の長辺3aの寸法とほぼ同じ長さであ
り、短辺9bは左妻枠4又は右妻枠5の長辺4a(5
a)の半分位の寸法である。上部前枠7aは、上枠部材
10aと下枠部材10bの間に所定間隔を以て縦桟10
cを並設したものである。この上部前枠7aは両側上部
を止め杆12によって左妻枠4並びに右妻枠5の上端寄
りに着脱可能に係止してある。更に上部前枠7aは、対
峙する左妻枠4並びに右妻枠5の枠部材4d(5d)の
前枠7側の縦方向に形成した縦溝13に沿って、上下に
摺動させることができるようにしてある。
【0013】下部前枠7bは、上枠部材11aと下枠部
材11bの間の両端側に、所定間隔を以て縦桟11cを
並設するとともに、左右の縦桟11c間には上枠部材1
1aに止めネジ14で着脱できるようにした長方形の開
閉扉15が取り付けてある。下部前枠7bは、両側の上
下を止めネジ16によって左妻枠4並びに右妻枠5に着
脱可能に係止してある。
【0014】尚、前枠は上部前枠と下部前枠とを一体的
に形成したものであってもよい。また、上部前枠と下部
前枠を蝶番によって連結し、上部前枠を手前に倒して開
けられるようにした前枠(図示せず)であってもよい。
【0015】このベビーベッド1は、組み立てる場合は
床板3の左右の短辺3bに、左妻枠4並びに右妻枠5の
ほぼ中間部分を係止ネジで固定するとともに、床板3の
一方の長辺3a側に後枠6を係止ネジで固定する。更に
床板3の他方の長辺3a側の上部に、上部前枠7aを止
め杆12によって左妻枠4並びに右妻枠5に取付けると
ともに、下部に下部前枠7bを止めネジ16で左妻枠4
並びに右妻枠5に取り付ける。最後に後枠6の下端両側
近傍並びに下部前枠7bの下端両側近傍にキャスター8
を取り付ける。
【0016】このベビーベッド1を使用する場合は、床
板3の上に更にマットや敷布団等のクッション性のある
ものを敷き、その上に赤ちゃんを寝かして使用する。ま
た、開閉扉15を開けることによって、床板3の下方の
空間部分に肌着やおむつ等、赤ちゃんが日常使用するも
のを収納しておくことができる。
【0017】次に赤ちゃんの成長にともなって図1に示
すベビーベッド1が狭くなってきた場合は、一旦、この
ベビーベッド1を分解して再組み立てを行い、図2に示
すような幅広なベビーベッド2に組み換える。
【0018】すなわち、ベビーベッド1(図1参照)か
ら幅広なベビーベッド2(図2参照)に組み換える場合
には、ベビーベッド1の床板3から左妻枠4、右妻枠
5、後枠6、前枠7(上部前枠7a、下部前枠7b)を
取り外す。
【0019】そして左妻枠4、右妻枠5を90°回転さ
せて横長にし、この左妻枠4を床板3の一方の短辺側に
ネジ(図示せず)等で固着すると共に、右妻枠5を床板
3の他方の短辺側にネジ(図示せず)等で固着する。
【0020】更にこの対峙する左妻枠4と右妻枠5との
端(後側)に後枠6をネジ(図示せず)等で固着すると
共に、もう一方の端(前側)に前枠7(上部前枠7a、
下部前枠7b)をネジ(図示せず)等で固着し、幅広の
ベビーベッド2を組み立てる。
【0021】また、このベビーベッド2においては、後
枠6並びに前枠7と、床板3との間に隙間が生じること
になるが、この場合、床板3の上にこの隙間を覆う床
板、又はマット等を載せて使用するようにしてもよい。
勿論、この隙間は余り大きくないので、赤ちゃんが落ち
込むといったことはなく安全上何の問題もない。
【0022】尚、ベビーベッド2に組み換えた場合、床
板3は左妻枠4と右妻枠5で支持することになるので、
赤ちゃんを寝かせた場合、中央部分で撓むことが考えら
れる。そこで、この床板3を補強するために、床板3の
中央部の下に支持杆(図示せず)を配し、この支持杆の
両端を左妻枠4並びに右妻枠5で支持させるようにして
もよい。また、支持杆(図示せず)を後枠6並びに前枠
7で支持できるようにしてもよい。
【0023】このようにして組み換えたベビーベッド2
(図2参照)では、先に使用していたベビーベッド1
(図1参照)より幅が広くなり、大きくなった赤ちゃん
が寝返りをうったり、大きく動いても前枠7や後枠6で
頭を打つこともない。したがって、従来のように夜中に
寝返りをうって前枠7等に頭を売って夜泣きするといっ
たこともなく、母親も安心して熟睡することができる。
【0024】尚、本発明は、構成部品の大きさ、形状、
デザイン等を任意に設計変更してもよい。また使用する
部品を追加してもよい。また、幅広のベビーベッド2か
ら床板3を除去することにより、ミドルサークルとして
も使用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上、上記の説明でも明らかなように、
本発明のベビーベッドでは、赤ちゃんが大きくなって動
きが活発になってきた場合は、幅広のベビーベッドに組
み換えて使用することにより、赤ちゃんが動いて前枠や
後枠に頭をぶつけるといったこともなくなり、動きの活
発にあってきた赤ちゃんを寝かせておくのに、非常に安
全なベビーベッドを提供することができる。また、親も
安心して赤ちゃんを寝かせておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組み換え可能なベビーベッドの斜
視図である。
【図2】図1のベビーベッドを幅広なベビーベッドに組
み換えた斜視図である。
【符号の説明】
1 ベビーベッド 2 幅広なベビーベッド 3 床板 3a 床板の長辺 3b 床板の短辺 4 左妻枠 5 右妻枠 6 後枠 7a 上部前枠 7b 下部前枠 7 前枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形の床板と、この床板の夫々の短辺側
    に取り付ける長方形状の左妻枠並びに右妻枠と、床板の
    一方の長辺側に取り付ける後枠と、床板の他方の長辺側
    に取り付ける前枠とからなり、床板の各短辺側に左妻枠
    並びに右妻枠を縦長に配して短辺側の中央部を着脱可能
    に取付けると共に、床板の一方の長辺側に後枠の長辺側
    の中央部を着脱可能に取付け、更に床板の他方の長辺側
    に前枠の長辺側の中央部を着脱可能に取付けてベビーベ
    ッドを構成し、且つ上記の左妻枠、右妻枠、後枠及び前
    枠を床板から取り外すと共に左妻枠並びに右妻枠を横長
    に配して床板の夫々の短辺側に取り付け、且つこの左妻
    枠並びに右妻枠の夫々の端を後枠及び前枠で接続し、上
    記のベビーベッドを幅広なベッドに組み換えできるよう
    にしたことを特徴とする組み換え可能なベビーベッド。
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