JP4047963B2 - 組み換え可能なベビーベッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は組み換え可能なベビーベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からベビーベッドにも各種のものがあり、赤ちゃんのいる各家庭では所望のベビーベッドを使用している。最近は不要になったベビーベッドを、ラックやベンチ等に組み換えて使用できるベビーベッドも開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、赤ちゃんは、新生児のときは寝返りなど余り大きく動くこともないが、少し大きくなると盛んに動いたり寝返りをするようになり、その動きも活発で大きくなる。
【0004】
ところが、従来のベビーベッドは、日本の住宅事情を考えて出来るだけコンパクトに形成されているため、大きくなった赤ちゃんが寝返りをうったり、大きく動いた際に枠に頭を打ち、睡眠を妨げられて夜泣きしてしまうことが多々ある。そのため、母親などは安心して熟睡することもできず、夜中に起きて泣いている赤ちゃんをあやさねばならず、赤ちゃんにとっても母親にとっても大変であった。また、母親にとっては、赤ちゃんをより広いベビーベッド内で自由に手足を動かしたり転がったりして遊ばせてやりたい思っている。
【0005】
本発明はこのような実情にに鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、赤ちゃんの成長にともなって簡単に幅広のベッドに組み換えて使用できるようにしたベビーベッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を有効に達成するために、次のような構成にしてある。すなわち、本発明のベビーベッドは、長方形の床板と、この床板の夫々の短辺側に取り付ける長方形状の左妻枠並びに右妻枠と、床板の一方の長辺側に取り付ける後枠と、床板の他方の長辺側に取り付ける前枠とからなり、床板の各短辺側に左妻枠並びに右妻枠を縦長に配して短辺側の中央部を着脱可能に取付けると共に、床板の一方の長辺側に後枠の長辺側の中央部を着脱可能に取付け、更に床板の他方の長辺側に前枠の長辺側の中央部を着脱可能に取付けてベビーベッドを構成し、且つ上記の左妻枠、右妻枠、後枠及び前枠を床板から取り外すと共に左妻枠並びに右妻枠を横長に配して床板の夫々の短辺側に取り付け、且つこの左妻枠並びに右妻枠の夫々の端を後枠及び前枠で接続し、上記のベビーベッドを幅広なベッドに組み換えできるようにしたことを特徴とする構成にしてある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る一例のベビーベッドの斜視図であり、このベビーベッド1は、赤ちゃんの寝かせるためのベビーベッド1として使用した後、赤ちゃんの成長にともなってより幅広なベッドが必要になってきたときに、ベビーベッド1の幅を広げて使用できるようにしたものである。
【0008】
すなわち、ベビーベッド1(図1参照)は、床板3、左妻枠4、右妻枠5、後枠6、上部前枠7a並びに上部前枠7bからなる前枠7、及びキャスター8、その他、多数の止めネジ(又はボルト・ナット)によって組み立て・分解可能に構成されている。
【0009】
床板3は、長辺3aが1200mm、短辺3bが700mmの長方形の板状部材であって、上面にクッション材を載置してこの表面をシート材で被覆したものである。勿論、床板3の長辺3a、短辺3bの寸法は、上記した寸法に限定されるものではなく、その他の寸法であってもよい。この場合、左妻枠4、右妻枠5、後枠6、前枠7の寸法は、床板3の寸法に合わせて変更される。
【0010】
左妻枠4並びに右妻枠5は、長辺4a(5a)が950mm、短辺4b(5b)が750mmの長方形の板状部材で、長方形のボード4c(5c)の周囲に枠部材4d(5d)を取り付けた構成であり、床板3の両短辺3b側に夫々止めネジ等によって着脱可能に取付けられている。尚、左妻枠4並びに右妻枠5は、長方形であれば、図示の例のものに限らず、如何なるデザイン・形状・大きさにするも自由である。
【0011】
後枠6は、床板3の長辺3aと同じ位の長さで、高さは左妻枠4並びに右妻枠5の長辺4a(5a)より少し短い(低い)寸法であり、上枠部材6aと下枠部材(図示せず)との間に多数の縦桟6bと縦枠部材6cとを所定間隔を以て並設した構成である。この後枠6は、床板3の一方の長辺3a側に止めネジ等によって着脱可能に取付けられている。
【0012】
前枠7は、別体の上部前枠7aと上部前枠7bからなり、上部前枠7a並びに下部前枠7bの長辺9aは、床板3の長辺3aの寸法とほぼ同じ長さであり、短辺9bは左妻枠4又は右妻枠5の長辺4a(5a)の半分位の寸法である。上部前枠7aは、上枠部材10aと下枠部材10bの間に所定間隔を以て縦桟10cを並設したものである。この上部前枠7aは両側上部を止め杆12によって左妻枠4並びに右妻枠5の上端寄りに着脱可能に係止してある。更に上部前枠7aは、対峙する左妻枠4並びに右妻枠5の枠部材4d(5d)の前枠7側の縦方向に形成した縦溝13に沿って、上下に摺動させることができるようにしてある。
【0013】
下部前枠7bは、上枠部材11aと下枠部材11bの間の両端側に、所定間隔を以て縦桟11cを並設するとともに、左右の縦桟11c間には上枠部材11aに止めネジ14で着脱できるようにした長方形の開閉扉15が取り付けてある。下部前枠7bは、両側の上下を止めネジ16によって左妻枠4並びに右妻枠5に着脱可能に係止してある。
【0014】
尚、前枠は上部前枠と下部前枠とを一体的に形成したものであってもよい。また、上部前枠と下部前枠を蝶番によって連結し、上部前枠を手前に倒して開けられるようにした前枠(図示せず)であってもよい。
【0015】
このベビーベッド1は、組み立てる場合は床板3の左右の短辺3bに、左妻枠4並びに右妻枠5のほぼ中間部分を係止ネジで固定するとともに、床板3の一方の長辺3a側に後枠6を係止ネジで固定する。更に床板3の他方の長辺3a側の上部に、上部前枠7aを止め杆12によって左妻枠4並びに右妻枠5に取付けるとともに、下部に下部前枠7bを止めネジ16で左妻枠4並びに右妻枠5に取り付ける。最後に後枠6の下端両側近傍並びに下部前枠7bの下端両側近傍にキャスター8を取り付ける。
【0016】
このベビーベッド1を使用する場合は、床板3の上に更にマットや敷布団等のクッション性のあるものを敷き、その上に赤ちゃんを寝かして使用する。また、開閉扉15を開けることによって、床板3の下方の空間部分に肌着やおむつ等、赤ちゃんが日常使用するものを収納しておくことができる。
【0017】
次に赤ちゃんの成長にともなって図1に示すベビーベッド1が狭くなってきた場合は、一旦、このベビーベッド1を分解して再組み立てを行い、図2に示すような幅広なベビーベッド2に組み換える。
【0018】
すなわち、ベビーベッド1(図1参照)から幅広なベビーベッド2(図2参照)に組み換える場合には、ベビーベッド1の床板3から左妻枠4、右妻枠5、後枠6、前枠7(上部前枠7a、下部前枠7b)を取り外す。
【0019】
そして左妻枠4、右妻枠5を90°回転させて横長にし、この左妻枠4を床板3の一方の短辺側にネジ(図示せず)等で固着すると共に、右妻枠5を床板3の他方の短辺側にネジ(図示せず)等で固着する。
【0020】
更にこの対峙する左妻枠4と右妻枠5との端(後側)に後枠6をネジ(図示せず)等で固着すると共に、もう一方の端(前側)に前枠7(上部前枠7a、下部前枠7b)をネジ(図示せず)等で固着し、幅広のベビーベッド2を組み立てる。
【0021】
また、このベビーベッド2においては、後枠6並びに前枠7と、床板3との間に隙間が生じることになるが、この場合、床板3の上にこの隙間を覆う床板、又はマット等を載せて使用するようにしてもよい。勿論、この隙間は余り大きくないので、赤ちゃんが落ち込むといったことはなく安全上何の問題もない。
【0022】
尚、ベビーベッド2に組み換えた場合、床板3は左妻枠4と右妻枠5で支持することになるので、赤ちゃんを寝かせた場合、中央部分で撓むことが考えられる。そこで、この床板3を補強するために、床板3の中央部の下に支持杆(図示せず)を配し、この支持杆の両端を左妻枠4並びに右妻枠5で支持させるようにしてもよい。また、支持杆(図示せず)を後枠6並びに前枠7で支持できるようにしてもよい。
【0023】
このようにして組み換えたベビーベッド2(図2参照)では、先に使用していたベビーベッド1(図1参照)より幅が広くなり、大きくなった赤ちゃんが寝返りをうったり、大きく動いても前枠7や後枠6で頭を打つこともない。したがって、従来のように夜中に寝返りをうって前枠7等に頭を売って夜泣きするといったこともなく、母親も安心して熟睡することができる。
【0024】
尚、本発明は、構成部品の大きさ、形状、デザイン等を任意に設計変更してもよい。また使用する部品を追加してもよい。また、幅広のベビーベッド2から床板3を除去することにより、ミドルサークルとしても使用することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上、上記の説明でも明らかなように、本発明のベビーベッドでは、赤ちゃんが大きくなって動きが活発になってきた場合は、幅広のベビーベッドに組み換えて使用することにより、赤ちゃんが動いて前枠や後枠に頭をぶつけるといったこともなくなり、動きの活発にあってきた赤ちゃんを寝かせておくのに、非常に安全なベビーベッドを提供することができる。また、親も安心して赤ちゃんを寝かせておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組み換え可能なベビーベッドの斜視図である。
【図2】図1のベビーベッドを幅広なベビーベッドに組み換えた斜視図である。
【符号の説明】
1 ベビーベッド
2 幅広なベビーベッド
3 床板
3a 床板の長辺
3b 床板の短辺
4 左妻枠
5 右妻枠
6 後枠
7a 上部前枠
7b 下部前枠
7 前枠

Claims (1)

  1. 長方形の床板と、この床板の夫々の短辺側に取り付ける長方形状の左妻枠並びに右妻枠と、床板の一方の長辺側に取り付ける後枠と、床板の他方の長辺側に取り付ける前枠とからなり、床板の各短辺側に左妻枠並びに右妻枠を縦長に配して短辺側の中央部を着脱可能に取付けると共に、床板の一方の長辺側に後枠の長辺側の中央部を着脱可能に取付け、更に床板の他方の長辺側に前枠の長辺側の中央部を着脱可能に取付けてベビーベッドを構成し、且つ上記の左妻枠、右妻枠、後枠及び前枠を床板から取り外すと共に左妻枠並びに右妻枠を横長に配して床板の夫々の短辺側に取り付け、且つこの左妻枠並びに右妻枠の夫々の端を後枠及び前枠で接続し、上記のベビーベッドを幅広なベッドに組み換えできるようにしたことを特徴とする組み換え可能なベビーベッド。
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