JP2575604Y2 - ツインベッド装置 - Google Patents

ツインベッド装置

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JP2575604Y2
JP2575604Y2 JP1993018048U JP1804893U JP2575604Y2 JP 2575604 Y2 JP2575604 Y2 JP 2575604Y2 JP 1993018048 U JP1993018048 U JP 1993018048U JP 1804893 U JP1804893 U JP 1804893U JP 2575604 Y2 JP2575604 Y2 JP 2575604Y2
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JP
Japan
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bed
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auxiliary
beds
pair
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JP1993018048U
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JPH0677602U (ja
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晋作 藤本
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France Bed Co Ltd
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France Bed Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は一対の主ベッドを有す
るツインベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、乳幼児を寝かすような場合な
どにはいわゆるベビーベッド(補助ベッド)が用いられ
る。また、乳幼児は親の寝るベッドの近くに寝かせてお
かなければ心配であるから、上記ベビーベッドを親の寝
るベッドの近くに設置するようにしている。
【0003】しかしながら、ベビーベッドを使用しない
昼間などには室内空間を占有した上記ベビーベッドが非
常に邪魔になることがある。
【0004】そこで、親の寝るベッドの下面側に形成さ
れる空間部を収容部として利用し、この収容部に上記ベ
ビーベッドを出し入れ自在に収容し、不使用時には上記
収容部に収容することで、邪魔にならないようにするこ
とが考えられている。
【0005】ところで、ベッド装置には種々のタイプの
ものがあり、それがツインベッド装置の場合には、2台
の主ベッドがそれらの一側を接合させて並設される。そ
のため、どちらか一方の主ベッドの下面側の空間部を収
容部とし、その収容部にベビーベッドを出し入れ自在に
設けるようにする場合、上記ベビーベッドは一側を接合
させた一方の主ベッドの他側から出し入れする構造にし
なければならない。
【0006】そのような構造とすると、他方の主ベッド
からベビーベッド上の乳幼児を監視しずらいということ
があるばかりか、上記ベビーベッドはその一側が一方の
主ベッドの一側に接合しているだけであるから、他側か
ら乳幼児が落ちないよう、柵付きの構造としなければな
らないということもある。ベビーベッドを柵付きの構造
とすると、構造が複雑化してコストアップを招くことに
なり、またベビーベッドを狭い収容部に出し入れできる
構造とするためには、上記柵を着脱あるいは折り畳みで
きる構造としなければならないから、出し入れの際にそ
の柵を組み立てたり、片付けたりしなければならないと
いう煩わしさもある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このように、ツインベ
ッド装置に、乳幼児などを寝かすための補助ベッドを不
使用時に邪魔にならないように設ける場合、一側を接合
させた一対の主ベッドの、一方の主ベッドの他側に出し
入れ自在に設けなければならないため、他方の主ベッド
から補助ベッドが監視しづらいという不便があり、また
乳幼児を寝かすような場合には補助ベッドに柵を設けな
ければ落下を防止できないから、構造の複雑化を招くな
どのことがあった。
【0008】この考案は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、2台の主ベッドの間に補
助ベッドを出し入れ自在に設けることができるようにし
て両方の主ベッドから補助ベッドが監視し易く、しかも
柵がなくても上記補助ベッドからの落下を防止できるよ
うにしたツインベッド装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの考案は、第1の主ベッドと、この第1の主ベッド
の一側に配置された第2の主ベッドと、上記第1の主ベ
ッドあるいは第2の主ベッドのいずれか一方の一側に幅
方向一端が取付けられ一対の主ベッドの一側を接合させ
た状態では他方の主ベッドの内部空間に収容され離間さ
せることで一対の主ベッド間に露出する補助ベッドとを
具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成によれば、補助ベッドは不使用時には
一方の主ベッドの内部空間に収容され、使用時には一対
の主ベッドの間に設けることができるから、両方の主ベ
ッドから監視がし易いばかりか、両側に主ベッドが接合
しているために、柵を設けなくとも補助ベッドからの落
下を防止でき、さらには一対の主ベッドを接合差せるこ
とで、幅広のベッドとして利用できる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1乃至図6はこの考案の第1の実施例の
ツインベッド装置を示し、このツインベッド装置は第1
の主ベッド1と第2の主ベッド2を備えている。第1の
主ベッド1は固定フレーム3を有する。この固定フレー
ム3は図5と図6に示されるように平行に離間した一対
の側板4と、これら側板4の長手方向両端に連結具5に
よって着脱自在に連結された端板6とから形成されてい
る。一対の側板4の内面には長手方向ほぼ全長にわたっ
て受け桟7が取付けられ、これら受け桟7には床板8が
幅方向両端部を係合させて架設されている。この床板8
の上面にはマットレス9が載置されている。さらに、一
方の側板4には後述する補助ベッド21を固定フレーム
3の内部空間である、収容部11に出し入れするための
開口部10が上記側板4のほぼ半分の長さにわたって形
成されている。
【0013】上記第2の主ベッド2は可動フレーム12
を備えている。この可動フレーム12は上記固定フレー
ム3と同様、一対の側板13、端板14、受け桟15、
床板16およびマットレス17を備えているという点で
同じであるが、その下面四隅部にキャスタ18が設けら
れ、それによって移動自在になっているという点および
上記床板16の下方に下部受け桟19によって棚板20
が架設されているという点で相違している。
【0014】上記可動フレーム12の一方の側板13の
外面には上記補助ベッド21のフレーム22の幅方向一
端の側板22aがねじ23によって連結固定されてい
る。この補助ベッド21のフレーム22の一対の側板2
2a、22bの内面には受け桟24aが設けられ、これ
ら受け桟24aには床板24が両端部を係合させて架設
されている。上記床板24の上面にはマットレス25が
載置され、またフレーム22の下面には補助ベッド21
を移動自在に支持したキャスタ26が設けられている。
【0015】なお、補助ベッド21の床板16は主ベッ
ド1、2の床板8、16よりも低い位置にあり、主ベッ
ド1、2および補助ベッド21のマットレス9、17、
25はほぼ同じ厚さのものが用いられている。
【0016】上記補助ベッド21のフレーム22は上記
固定フレーム3の開口部10から収容部11に出し入れ
自在に挿入されている。このフレーム22の幅方向他端
側の側板22bは一端側の側板22aよりも高さ寸法が
大きく設定されている。それによって、その側板22b
の上端部は、可動フレーム12を上記固定フレーム3か
ら離反する方向へ走行させたときに、上記固定フレーム
3の側板4の内面に係合するストッパ部27となってい
る。つまり、ストッパ部27は、一対の主ベッド1、2
が所定の間隔以上に離間するのを阻止している。
【0017】上記構成のツインベッド装置によれば、補
助ベッド21を使用する場合には、図1あるいは図3に
示すように第1の主ベッド1に対して第2の主ベッド2
を離反する方向に移動させ、第1の主ベッド1の収容部
11から補助ベッド21を導出する。そして、その床板
24上にマットレス25を載置すれば、補助ベッド21
を使用することができる。
【0018】このようにして補助ベッド21を使用すれ
ば、その補助ベッド21は第1の主ベッド1と第2の主
ベッド2との間に位置することになるから、補助ベッド
21上にたとえば乳幼児を仰臥させた場合、その乳幼児
を各主ベッド1、2から容易に監視することができる。
つまり、一対の主ベッド1、2のどちらからでも、補助
ベッド21を監視できる。
【0019】また、補助ベッド21の両側に一対の主ベ
ッド1、2が接合された状態となることで、補助ベッド
21のマットレス25上に仰臥した乳幼児は、主ベッド
1、2の一対のマットレス9、17によって上記補助ベ
ッド21上から落下するのが防止される。つまり、補助
ベッド21に側柵などを設けなくとも、乳幼児が落下す
るのを防止できる。
【0020】さらに、補助ベッド21を使用するに際
し、第2の主ベッド2を第1の主ベッド1から離反する
方向へ移動させ、補助ベッド21が第1の主ベッド1の
収容部11から所定の状態となるまで導出させると、そ
のフレーム22の側板22bの上端部に形成されたスト
ッパ部26が第1の主ベッド1の側板4の内面に係合す
る。そのため、上記第2の主ベッド2を第1の主ベッド
1に対して離反させ過ぎるようなことなく位置決めでき
る。また、補助ベッド21を導出した後、その床板24
上にマットレス25を載置すれば、そのマットレス25
が主ベッド1、2のマットレス9、17に挟まれるた
め、補助ベッド21が第1の主ベッド1の収納部11内
へ入り込む方向へ移動するのも防止できる。
【0021】しかも、補助ベッド21のマットレス25
は一対の主ベッド1、2のマットレス9、17よりも低
い位置にあるため、主ベッド1、2のマットレスの側面
が補助ベッド21の側柵のごとく機能する。したがっ
て、そのことによっても、補助ベッド21上からの乳幼
児の落下を防止できることになる。
【0022】なお、第2の主ベッド2と補助ベッド21
とのキャスタ18、26をストッパ付きとすれば、補助
ベッド21を使用しているときに、その補助ベッド21
や第2の主ベッド2が移動するのを、さらに確実に防止
できる。
【0023】上記補助ベッド21を使用しないときに
は、まず補助ベッド21の上面からマットレス25を除
去し、第2の主ベッド2および補助ベッド21を図1あ
るいは図3に矢印で示す方向へ移動させ、第1の主ベッ
ド1の一側に第2の主ベッド2の一側を接合させる。そ
の状態を図2と図4に示す。それによって、補助ベッド
21は第1の主ベッド1の収容部11内に収容されるか
ら、邪魔になるようなことがない。
【0024】そのとき、上記補助ベッド21のマットレ
ス25は、図4に示すように第2の主ベッド2の床板1
6の下方に設けられた棚板20上に載置しておけば、外
部に露出ないから、全く邪魔にならない。
【0025】図7と図8はこの考案の第2の実施例を示
す。なお、上記第1の実施例と同一部分には同一記号を
付して説明を省略する。つまり、この実施例の補助ベッ
ド21aは、上面にマットレス25が載置される載置板
31からなり、この載置板31の幅方向一端部は第2の
主ベッド2の側板13の外面にねじ32によって接合固
定された係止板33の上端面に係合固定されている。上
記載置板31の他端部下面の両端部にはローラ34が回
転自在に設けられている。
【0026】上記第1の主ベッド1の長手方向中途部に
はその内部空間に収容部11を区画形成する仕切板35
が幅方向に沿って設けられている。この仕切板35と第
1の主ベッド1の一方の端板6の内面とにはレール部材
36が水平に取付けられている。そして、これらレール
部材36の上面に沿って上記載置板31に設けられた一
対のローラ34が走行するようになっている。
【0027】さらに、上記載置板31の幅方向他端部の
上面には、第2の主ベッド2を第1主ベッド1から離反
する方向へ移動させたときに、上記補助ベッド21aが
収容部11から抜出するのを防止するストッパ部材37
が設けられている。
【0028】このような構成においても、補助ベッド2
1aを使用する場合には、第1の主ベッド1と第2の主
ベッド2との間に位置させることができるから、監視し
易いばかりか、乳幼児が落下するのを一対の主ベッド
1、2によって防止することができる。
【0029】また、補助ベッド21aを使用しないとき
には、第1の主ベッド1の収容部11内へ収容できるか
ら、邪魔にならない。また、そのとき、一対の主ベッド
1、2を接合させれば、これら主ベッドの一対のマット
レス9、17の上面を1つのベッド面として利用するこ
とができる。つまり、通常のベッドに比べて幅広のベッ
ドとして利用できる。
【0030】なお、上記各実施例では第2の主ベッドを
移動させて補助ベッドを第1の主ベッドに形成された収
容部に出し入れするようにしたが、第1の主ベッドを走
行できる構成とし、その第1の主ベッドを走行させるこ
とで補助ベッドを出し入れするようにしてもよい。その
場合、第2の主ベッドは、キャスタによって移動させる
構成あるいは移動させることができない構成のいずれで
あってもよい。
【0031】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案は、ツインベ
ッド装置において、補助ベッドを使用するときには接合
状態で配置された一対の主ベッドを離間させることで、
これら一対の主ベッド間に位置させることができ、不使
用時には一対の主ベッドを接合させることで、一方の主
ベッドの内部空間に収容できるようにした。
【0032】そのため、使用時においては、一対の主ベ
ッドから補助ベッドを容易に監視することができるか
ら、たとえば乳幼児を寝かした場合にはその世話が容易
かつ確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例を示す一対の主ベッド
を離間させて補助ベッドを使用している状態の斜視図。
【図2】同じく一対の主ベッドを接合させて補助ベッド
を収容した状態の斜視図。
【図3】同じく図1のA−A線に沿う断面図。
【図4】同じく図2のB−B線に沿う断面図。
【図5】同じく一対の主ベッドを離間させた状態の一部
断面した平面図。
【図6】同じく各ベッドのフレームの斜視図。
【図7】この考案の第2の実施例を示す補助ベッドを使
用している状態の断面図。
【図8】同じく各ベッドのフレームの斜視図。
【符号の説明】
1…第1の主ベッド、2…第2の主ベッド、21…補助
ベッド、27…ストッパ部、37…ストッパ部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の主ベッドと、この第1の主ベッド
    の一側に配置された第2の主ベッドと、上記第1の主ベ
    ッドあるいは第2の主ベッドのいずれか一方の一側に幅
    方向一端が取付けられ一対の主ベッドの一側を接合させ
    た状態では他方の主ベッドの内部空間に収容され離間さ
    せることで一対の主ベッド間に露出する補助ベッドとを
    具備したことを特徴とするツインベッド装置。
JP1993018048U 1993-04-09 1993-04-09 ツインベッド装置 Expired - Lifetime JP2575604Y2 (ja)

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JPH0677602U JPH0677602U (ja) 1994-11-01
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JPH0677602U (ja) 1994-11-01

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