JPH11266953A - オットーマン付きリクライニングシート - Google Patents

オットーマン付きリクライニングシート

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Publication number
JPH11266953A
JPH11266953A JP10092699A JP9269998A JPH11266953A JP H11266953 A JPH11266953 A JP H11266953A JP 10092699 A JP10092699 A JP 10092699A JP 9269998 A JP9269998 A JP 9269998A JP H11266953 A JPH11266953 A JP H11266953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
seat
ottoman
tip
reclining
Prior art date
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Pending
Application number
JP10092699A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatatsu Kanai
雅龍 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックシートの倒れに連動してオットーマン
を自動的に出し入れすることができ、しかも、必要に応
じて、その連動を解除させることのできるオットーマン
付きリクライニングシートを提供することをその目的と
している。 【解決手段】 本発明に係るリクライニングシートは、
座部2の先端部に一端が回動自在に取付けられると共
に、オットーマン4を固設した第1のリンク5と、座部
2に設けられた第1の固定支軸7に一端を枢着した第2
のリンク8と、第1のリンク5の他端と第2のリンク8
の他端との間に架け渡した第3のリンク9と、座部2の
後端部に設けられた第2の固定支軸11に枢着すると共
に、上側をバックシート3に固設した傾動リンク12
と、第1の固定支軸7に一端を枢着し、先端で第2のリ
ンク8を押上げ回動させるアクションリンク13と、ア
クションリンク13の他端と傾動リンク12の下端との
間に架け渡し、途中に関節部Pをもった中折れリンク1
4とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、健康器具と
して幅広く利用されている電動マッサージ機に適用させ
るためのオットーマン付きリクライニングシートに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リクライニングシートを適用した
電動マッサージ機の一例として図5に示すものが知られ
ている。この電動マッサージ機100には、座部101
に対して回転自在にバックシート102が取り付けら
れ、このバックシート102を倒すことで、利用者に安
楽感を与えることができる。また、近年の電動マッサー
ジ機100は、利用者の幅広いニーズに応えるため、座
部101の前側にオットーマン103をもったものもあ
る。このオットーマン103は、図6に示すように、座
部101の前端に回動自在に取り付けられ、四節回転連
鎖をなすリンク機構104によって、オットーマン10
3は座部101に連結されている。そして、リンク機構
104の主動リンクAに固定したレバー105を引き上
げることにより、図7に示すように、従動リンクB,C
を介して、オットーマン103を手動で持ち上げること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のリク
ライニングシートでは、オットーマン103を手動式で
出し入れすることができるが、オットーマン103を出
すか畳むかの2通りしかなく、しかも、オットーマン1
03がバックシート102の倒れに連動しないことか
ら、バックシート102を倒した状態では、利用者の手
がレバー105に届かず、オットーマン103の出し入
れ操作が行い難いといった不便さ有していた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、バックシートの倒れに連動してオ
ットーマンを自動的に出し入れすることができ、しか
も、必要に応じ、その連動を解除させることのできるオ
ットーマン付きリクライニングシートを提供することを
その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1の発明は、バックシートを倒すことができ、座部
に対してオットーマンを回動自在に出し入れすることが
できるオットーマン付きリクライニングシートにおい
て、座部の先端部に一端が回動自在に取付けられると共
に、オットーマンを固設した第1のリンクと、座部に設
けられた第1の固定支軸に一端を枢着した第2のリンク
と、第1のリンクの他端と第2のリンクの他端との間に
架け渡した第3のリンクと、座部の後端部に設けられた
第2の固定支軸に枢着すると共に、上側をバックシート
に固設した傾動リンクと、第1の固定支軸に一端を枢着
し、先端で第2のリンクを押上げ回動させるアクション
リンクと、アクションリンクの他端と傾動リンクの下端
との間に架け渡し、途中に関節部をもった中折れリンク
とを備えたことを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、バックシートを倒した
場合、第2の固定支軸を中心にして傾動リンクの下端が
前方に向けて回動し、それに伴って、直線状に維持され
た中折れリンクの突き出し動作により、アクションリン
クの先端が第1の固定支軸を中心にして前方に向けて回
動する。その結果、アクションリンクの先端で第2のリ
ンクを押上げ回動させ、第2のリンクの回動力を第3及
び第1のリンクに順次伝達させ、最終的に、第1のリン
クに固設したオットーマンが自動的に持ち上げられる。
よって、バックシートの傾き角に応じ、オットーマンの
迫り上がり量が自動的に決定されることになる。また、
利用者が、バックシートとオットーマンとの連動を解除
したい場合、中折れリンクの関節部をくの字状に予め折
り曲げておくことで、バックシートに固定した傾動リン
クとアクションリンクとの間に力の伝達作用が起こら
ず、アクションリンクによる第2のリンクの押し上げ動
作は発生しない。よって、バックシートを倒しても、オ
ットーマンを常に倒したままに維持しておくことができ
る。そして、必要に応じ、中折れリンクの関節部を直線
状態に戻すことで、傾動リンクとアクションリンクとの
間の力の伝達を可能にする。
【0007】この場合、中折れリンクの一側の第1の中
折れ片と、中折れリンクの他側の第2の中折れ片とを連
結する関節部を、引張りバネを介して一直線状に延ばす
ことが、好ましい。
【0008】上記構成によれば、第1の中折れ片と第2
の中折れ片とが、デッドポイントを越えた一直線状に配
置されると、引張りバネの付勢力により、関節部は一直
線状に維持されることになる。しかし、一旦、デッドポ
イントを越えない状態、すなわち関節部をくの字状にす
ると、傾動リンクとアクションリンクとの間の力の伝達
が解除され、関節部を一直線状に戻すまで、この解除状
態を維持し続けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明のオットーマン付きリクライニングシートの好適な実
施形態について詳細に説明する。
【0010】図1はオットーマン付きリクライニングシ
ートの要部を示す側面図である。同図に示すように、こ
のリクライニングシート1は、図示しないアームレスト
を備えた座部2を有し、バックシート3は、座部2に対
しガススプリング等でアシストさせた状態で傾動させる
ことができ、この傾動に連動して、オットーマン4も自
動的に出し入れすることができる。
【0011】具体的に、座部2のフレームFの先端部に
は、S字状の第1のリンク5が支軸6を介して回動自在
に取付けられ、この第1のリンク5にオットーマン4が
固定されている。また、座部2のフレームFには、第1
の固定支軸7が設けられ、この固定支軸7に第2のリン
ク8の上端が枢着されている。そして、第1のリンク5
の遊端と第2のリンク8の遊端との間を第3のリンク9
により連結させている。よって、オットーマン4は、四
節回転連鎖をなすリンク機構を介して座部2に連結され
ることになる。
【0012】フレームFの後端には、第2の固定支軸1
1を介して傾動リンク12が回動自在に取付けられ、こ
の傾動リンク12の上側はバックシート3に固定されて
いる。従って、バックシート3の倒れ量に応じ、傾動リ
ンク12の下端の回動量が決定される。また、第1の固
定支軸7には、アクションリンク13の上端が固定さ
れ、このアクションリンク13の先端部13aは、第2
のリンク8に対面する位置まで延ばされている。さら
に、このようなアクションリンク13を作動させるため
に、アクションリンク13の下端と傾動リンク12の下
端とを中折れリンク14で連結させている。
【0013】この中折れリンク14は、第1の中折れ片
14aと第2の中折れ片14bとをピン15で結合した
関節部Pを有し、この関節部Pは、引張りバネ16によ
って一直線状に延ばされている。すなわち、ピン15を
挟むようにして、引張りバネ16の一端を第1の中折れ
片14aの上辺に固定し、その他端を第2の中折れ片1
4bの下辺に固定し、関節部Pを引張りバネ16によっ
て一直線の状態に維持させている。
【0014】そこで、第1の中折れ片14aと第2の中
折れ片14bとが、デッドポイントを越えた略一直線に
状態になると、引張りバネ16の付勢力により、関節部
は常にこの一直線状に維持されることになる。そして、
この状態のとき、中折れリンク14を介在させた傾動リ
ンク12とアクションリンク13との間の力の伝達を可
能にする。その結果、バックシート3を倒せば倒すほ
で、アクションリンク13の先端部13aで第2のリン
ク8が押上げられ、オットーマン4が迫り上がることに
なる(図2参照)。なお、バックシート3の傾き角に応
じ、オットーマン4の迫り上がり量は自動的に決定され
ることになる。
【0015】これに対し、第1の中折れ片14aの先端
には、解除レバー部18が一体に形成されている。この
解除レバー部18は、傾動リンク12に設けられた支軸
17より外側に位置するように突き出ている。そこで、
図3に示すように、解除レバー部18を持ち上げると、
関節部Pがくの字状に折れ曲がり、この状態は、引張り
バネ16の付勢力により維持される。
【0016】そこで、図4に示すように、解除レバー部
18を操作して、傾動リンク12とアクションリンク1
3との間の力の伝達が一旦解除されると、バックシート
3の倒れに影響されることなく、この解除状態が維持さ
れることになり、オットーマン4を常に倒したままに維
持しておくことができる。なお、必要に応じ、図3の状
態から解除レバー部18を強制的に押し下げると、関節
部Pはデッドポイントを越えた略一直線状に戻され、バ
ックシート3とオットーマン4との連動が再現される。
【0017】ここで、第2のリンク8には、回動自在な
レバー10が固設される場合もあり、このレバー10の
操作によって、第2のリンク8を強制的に回動させてい
る。よって、第2のリンク8と第3のリンク9との間の
関節部Sが一直線状態になるまで、レバー10を引き上
げると、オットーマン4を水平にすることができる。そ
して、関節部Sがそのデッドポイントを越えた状態に維
持されると、オットーマン4の水平状態が維持されるこ
とになる。なお、バックシート3とオットーマン4とを
連動させている場合には、関節部Sは、そのデッドポイ
ントを越えることはない。
【0018】本発明のリクライニングシートは、健康器
具として幅広く利用されている電動マッサージ機に適用
される場合に限らず、家具としてのパーソナルチェアー
として利用される場合もある。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明のリクライニングシ
ートによれば、座部の先端部に一端が回動自在に取付け
られると共に、オットーマンを固設した第1のリンク
と、座部に設けられた第1の固定支軸に一端を枢着した
第2のリンクと、第1のリンクの他端と第2のリンクの
他端との間に架け渡した第3のリンクと、座部の後端部
に設けられた第2の固定支軸に枢着すると共に、上側を
バックシートに固設した傾動リンクと、第1の固定支軸
に一端を枢着し、先端で第2のリンクを押上げ回動させ
るアクションリンクと、アクションリンクの他端と傾動
リンクの下端との間に架け渡し、途中に関節部をもった
中折れリンクとを備えたことにより、バックシートの倒
れに連動してオットーマンを自動的に出し入れすること
ができ、しかも、必要に応じて、その連動を簡単に解除
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリクライニングシートの一実施形
態を示す側面図である。
【図2】本発明に係るリクライニングシートのオットー
マンを下から迫り出させた状態を示す側面図である。
【図3】バックシートとオットーマンとの連結を解除し
た状態を示す側面図である。
【図4】図3の状態からバックシートをさらに倒した状
態を示す側面図である。
【図5】一般的なリクライニングシートの外観を示す斜
視図である。
【図6】従来のリクライニングシートにおいて、オット
ーマンが倒れた状態を示す側面図である。
【図7】従来のリクライニングシートにおいて、オット
ーマンが下から迫り上がった状態を示す側面図である。
【符号の説明】
P 関節部 1 リクライニングシート 2 座部 3 バックシート 4 オットーマン 5 第1のリンク 7 第1の固定支軸 8 第2のリンク 9 第3のリンク 11 第2の固定支軸 12 傾動リンク 13 アクションリンク 14 中折れリンク 14a 第1の中折れ片 14b 第2の中折れ片 16 引張りバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックシートを倒すことができ、座部に
    対してオットーマンを回動自在に出し入れすることがで
    きるオットーマン付きリクライニングシートにおいて、 前記座部の先端部に一端が回動自在に取付けられると共
    に、前記オットーマンを固設した第1のリンクと、 前記座部に設けられた第1の固定支軸に一端を枢着した
    第2のリンクと、 前記第1のリンクの他端と前記第2のリンクの他端との
    間に架け渡した第3のリンクと、 前記座部の後端部に設けられた第2の固定支軸に枢着す
    ると共に、上側を前記バックシートに固設した傾動リン
    クと、 前記第1の固定支軸に一端を枢着し、先端で前記第2の
    リンクを押上げ回動させるアクションリンクと、 前記アクションリンクの他端と前記傾動リンクの下端と
    の間に架け渡し、途中に関節部をもった中折れリンクと
    を備えたことを特徴とするオットーマン付きリクライニ
    ングシート。
  2. 【請求項2】 前記中折れリンクの一側の第1の中折れ
    片と、前記中折れリンクの他側の第2の中折れ片とを連
    結する前記関節部を、引張りバネを介して一直線状に延
    ばすことを特徴とする請求項1記載のオットーマン付き
    リクライニングシート。
JP10092699A 1998-03-20 1998-03-20 オットーマン付きリクライニングシート Pending JPH11266953A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002177093A (ja) * 2000-12-11 2002-06-25 Fuji Iryoki:Kk リクライニングチェア
JP2002199953A (ja) * 2001-01-09 2002-07-16 Fuji Iryoki:Kk リクライニングチェア
JP2013244240A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Toyota Boshoku Corp オットマンを備えた車両用シート
JP2014151814A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Toyota Boshoku Corp 乗物用シート

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JP2002177093A (ja) * 2000-12-11 2002-06-25 Fuji Iryoki:Kk リクライニングチェア
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