JPH11266419A - 切手作成装置および切手作成方法 - Google Patents

切手作成装置および切手作成方法

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JPH11266419A
JPH11266419A JP10065917A JP6591798A JPH11266419A JP H11266419 A JPH11266419 A JP H11266419A JP 10065917 A JP10065917 A JP 10065917A JP 6591798 A JP6591798 A JP 6591798A JP H11266419 A JPH11266419 A JP H11266419A
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JP
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Application number
JP10065917A
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English (en)
Inventor
Kiyoaki Kawashima
清昭 川嶋
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
Original Assignee
Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikegami Tsushinki Co Ltd filed Critical Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority to JP10065917A priority Critical patent/JPH11266419A/ja
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定のサイズで、好みの図柄をもつ切手を簡
易に作成することが可能な切手作成装置および切手作成
方法。 【解決手段】 撮像手段20により図柄や被写体を撮影
し、その撮影内容を表示手段103に表示させ、表示内
容を操作手段110により入力変更操作して切手用画像
を決定し、決定した切手用画像を切手作成手段30によ
り切手サイズに縮小して切手シールを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、好みの切手シール
を簡易に作成することが可能な切手作成装置および切手
作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本来、郵便料金さえ支払えば、切手の図
案等は、基本的にはどのようなものでもかまわないはず
である。
【0003】また、切手の図柄として、個人の写真や書
画、さらにはメーカーの製品を用いることができれば、
便利であり、メーカーの宣伝にもなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、政策等の理由
から、切手は、官製(特定の場所で印刷したもの)のも
のしか作成されていない。
【0005】また、実用新案登録第3014733号公
報に開示されているように、個人の写真に図柄を付加し
て簡単に撮影できる装置もある。
【0006】しかし、現状では、所定のサイズで、好み
の図柄の切手を簡易に作成することはできない。
【0007】そこで、本発明の目的は、所定のサイズ
で、好みの図柄をもつ切手を簡易に作成することが可能
な切手作成装置および切手作成方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示手段と、
前記表示手段による表示内容を入力・変更・操作可能な
入力操作手段と、前記表示手段の表示内容を撮影可能な
撮像手段と、前記撮像手段による撮影内容から切手用画
像を決定し、該決定した切手用画像を切手サイズに縮小
して切手シールを作成するシール作成手段とを具えるこ
とによって、切手作成装置を構成する。
【0009】ここで、前記表示手段は図柄を被写体の背
景にして表示し、前記入力操作手段は前記被写体の背景
として用いる図柄を入力・変更・操作することができ
る。
【0010】前記撮像手段として、写真機を用いること
ができる。
【0011】また、本発明は、撮像手段と、前記撮像手
段による撮影内容を表示させる表示手段と、前記表示手
段による表示内容を入力・変更・操作可能な入力操作手
段と、前記表示手段の表示内容から切手用画像を決定
し、該決定した切手用画像を切手サイズに縮小して切手
シールを作成することによって、切手作成装置を構成す
る。
【0012】ここで、前記撮像手段は特定色を含む被写
体を撮影し、前記入力操作手段は前記被写体の背景とし
て用いる図柄を選択し、前記シール作成手段は前記特定
色を含む被写体と前記図柄とが合成された合成画像から
切手用画像を決定し、該決定した切手用画像を切手サイ
ズに縮小して切手シールを作成することができる。
【0013】前記撮像手段として、テレビカメラを用い
ることができる。
【0014】前記図柄を入力する図柄入力手段をさらに
具え、該入力された図柄を前記被写体の背景として用い
ることができる。
【0015】文字を入力する文字入力手段をさらに具
え、該入力された文字と前記被写体と前記図柄とを切手
台紙に付加させることができる。
【0016】また、本発明は、表示手段を用いて表示す
る表示工程と、前記表示手段による表示内容を入力・変
更・操作可能な入力操作工程と、前記表示手段の表示内
容を撮像手段を用いて撮影する撮像工程と、前記撮像手
段による撮影内容から切手用画像を決定し、該決定した
切手用画像を切手サイズに縮小して切手シールを作成す
るシール作成工程とを具えることによって、切手作成方
法を提供する。
【0017】ここで、前記表示工程は図柄を被写体の背
景にして表示し、前記入力操作工程は前記被写体の背景
として用いる図柄を入力・変更・操作することができ
る。
【0018】前記撮像手段として、写真機を用いること
ができる。
【0019】また、本発明は、撮像手段を用いて撮影す
る撮像工程と、前記撮像手段による撮影内容を表示手段
を用いて表示させる表示工程と、前記表示手段による表
示内容を入力・変更・操作可能な入力操作工程と、前記
表示手段の表示内容から切手用画像を決定し、該決定し
た切手用画像を切手サイズに縮小して切手シールを作成
するシール作成工程とを具えることによって、切手作成
方法を提供する。
【0020】ここで、前記撮像工程は特定色を含む被写
体を撮影し、前記入力操作工程は前記被写体の背景とし
て用いる図柄を選択し、前記シール作成工程は前記特定
色を含む被写体と前記図柄とが合成された合成画像から
切手用画像を決定し、該決定した切手用画像を切手サイ
ズに縮小して切手シールを作成することができる。
【0021】前記撮像手段として、テレビカメラを用い
ることができる。
【0022】前記図柄を入力する図柄入力工程をさらに
具え、該入力された図柄を前記被写体の背景として用い
ることができる。
【0023】文字を入力する文字入力工程をさらに具
え、該入力された文字と前記被写体と前記図柄とを切手
台紙に付加させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0025】(概要)まず、本発明に係る切手作成処理
を概略して説明する。
【0026】図17は、切手台紙1を示す。この切手台
紙1には、通常の切手と同様に、金額(例えば、80円
切手)、国名、「日本郵便」の文字、その他の識別のた
めの識別情報2(蛍光インキによる印刷)が印刷されて
いる。このような切手台紙1を用いて、図柄(背景)を
含む被写体を領域1aに描くことにより、所望とする切
手シールを作成する。この切手台紙1の裏面には、通常
の切手と同様に糊が塗られている。なお、識別情報2
は、図柄を含む被写体と一緒に切手台紙1に作成するよ
うにしてもよい。
【0027】図18は、切手作成の手順を示す。本工程
は、入力工程Aと、撮影工程Bと、切手作成工程Cとに
大別される。
【0028】入力工程Aにおいて、ステップS1〜ステ
ップS3では、切手サイズ、作成する切手の枚数、切手
1枚当りの金額を設定する。
【0029】撮影工程Bにおいて、ステップS4では、
撮影を開始する。このとき、表示画面を観察して撮影す
る方式の場合には、被写体を予め撮影しておく。ステッ
プS5では、被写体の背景となる図柄を選択する。ステ
ップS6では、被写体に背景を付加させた撮影用画像
(=被写体+背景の画像)を決定する。ステップS7で
は、その決定した撮影用画像を実際に撮影する。ただ
し、このステップS7の工程は、写真フィルム方式の場
合のみ適用する。
【0030】切手作成工程Cにおいて、ステップS8で
は、撮影用画像(又は、撮影した画像)を用いて切手シ
ールを作成する。すなわち、図17の切手台紙1の領域
内に画像を形成することにより、切手シールを作成す
る。
【0031】具体的には、プリント方式の場合には、撮
影用画像を切手台紙1の領域内に印刷する処理を行う。
また、写真フィルム方式の場合には、撮影した画像の現
像、焼付等の処理を行う。
【0032】ステップS9では、作成した切手シールを
出力する。このとき、撮影したサイズ、枚数等を加味し
た合計金額も出力する。
【0033】なお、図柄として用いられる背景は、予め
メモリに記憶させておく他に、外部から入力させること
も可能である。また、文字を入力する工程を設け、背景
を含む被写体に文字を付加させて、切手シールを作成す
ることも可能である。
【0034】次に、本発明の第1の実施の形態を、図1
〜図5に基づいて説明する。
【0035】まず、本装置の全体構成を図1および図2
に基づいて説明する。
【0036】図1は、写真フィルム方式によるシール作
成装置の構成例である。
【0037】シール作成装置は、シール作成を行うため
の装置本体部10と、被写体の撮影を行うための撮影室
100とに大別される。装置本体部10は、撮像部20
と、シール作成部30とを備えている。
【0038】装置本体部10において、撮像部20に
は、被写体の撮影を行うためのカメラ本体21と、撮像
レンズ22とが内蔵されている。また、シール作成部3
0は、撮影した画像の現像処理を行う現像装置31と、
切手台紙1を収納する容器2と、本システムの統括的な
制御を行うシール作成制御部40とを備えている。
【0039】撮影室100において、撮像レンズ22の
前方に位置して、液晶ミラー102が配設されている。
この液晶ミラー102により、被写体(被撮像者)10
1がカメラレンズの向きから撮影した場合の画像を確認
できる。撮像時には、液晶ミラー102は透明となり、
撮像部20によって撮像される。
【0040】被写体101の前斜方には、操作部110
が配置されている。被写体101の後下方には、表示装
置としてのCRT103が設けられている。CRT10
3により作成された画像は、ミラー104,105を介
して、窓106の位置に投影される。窓106には、透
明なプラスチック又はガラスがはめ込まれる。これによ
り、CRT103により作成された画像を被写体101
の背景として用いることができる。
【0041】被写体101として、人間でなく、絵画・
写真等の平面的な物を用いる場合は、その物を窓106
に張り付けてもよい。また、CRT103とミラー10
4,105との間にレンズを挿入することにより、比較
的小型なCRTを用いることも可能となる。
【0042】図2は、前記図1の電気的構成を簡略化し
て示すものである。
【0043】操作部110において、111は、キーボ
ードや押ボタン等からなる画像選択キーである。112
は、文字を入力するための文字入力キーである。113
は、ジョイスティックである。このジョイスティック1
13は、2個のR−Y,B−Yボリウムが連動して動く
機構となっており、R−Y,B−Y信号の比率を変化さ
せることにより、全ての単色を表示させることができ、
また、Yボリウムを変化させることにより、輝度を変化
させることができる。114は、背景用の画像が入力さ
れるFD(フロッピーディスク)入力装置である。
【0044】シール作成制御部40において、41は、
操作部110と接続されたインターフェース部である。
42は、キー入力および画像処理の統括的な制御を行う
CPUである。43は、CPU42で実行される制御プ
ログラムや、予め作成された背景用の画像データ等が記
憶されるROMである。44は、FD入力装置114か
ら取り込まれた画像データ等が記憶されるRAMであ
る。45は、RAM、ROM等からなるメモリ45aを
有し、画像データを加工処理する画像処理部である。こ
の画像処理部45により処理された画像データは、D/
A変換器46を介して、CRT103に出力される。
【0045】なお、CPU42は、上述したような制御
の他に、現像装置31の現像処理、切手台紙1の給紙等
の統括的な制御を行うことができる。
【0046】次に、切手シールの作成方法について説明
する。なお、切手サイズ、枚数、金額等の選択の説明は
省略する。
【0047】銀塩フィルムを用いて切手シールを作成す
る場合、切手台紙1として印画紙を使用する。切手台紙
1には、予め、金額、国名、「日本郵便」の文字等の識
別情報2の必要事項が印刷されている。印刷部分は、感
光しないので、文字はそのまま残る。
【0048】そして、作成時には、まず、被写体101
である操作者は、操作部110から背景を選択する。背
景としては、単色又は複数色の図柄を選択することがで
きる。操作部110で選択された単色又は複数色の図柄
は、CRT103に映像信号として送出される。CRT
103の映像(すなわち、色、図柄)は、ミラー10
4,105を介して、窓106の位置に映し出される。
これにより、被写体101となる人間は、その映し出さ
れた背景画像を液晶ミラー102を通じて確認しなが
ら、好みの色の図柄が得られるように操作部110にお
いて選択操作する。
【0049】ここで、選択操作の例について説明する。
操作部110において、例えば、画像選択キー111に
よって単色を選択すると、ジョイスティック113のボ
リウムの電圧値が、A/D変換器(図示せず)、インタ
ーフェース部41を介して、CPU42に読み取られ
る。これにより、画像処理部45のメモリ45aには、
1画面分の単色の背景画像が書込まれる。
【0050】画像選択キー111によって予め用意され
た背景画像を選択すると、ROM43に予め記憶されて
いる背景画像が読み出され、画像処理部45のメモリ4
5aに1画面分の背景画像として書込まれる。
【0051】画像選択キー111によってフロッピーデ
ィスク入力を選択すると、FD入力装置114により読
み込まれたFD(図示せず)の画像データは、画像処理
部45のメモリ45aに1画面分の背景画像として書込
まれる。
【0052】このようにして画像処理部45のメモリ4
5aに書込まれた背景画像は、画像処理された後、映像
信号としてCRT103に出力され、窓106に映し出
される。従って、被写体101である操作者は、液晶ミ
ラー102で観察しながら、好みの背景画像を選択でき
る。
【0053】また、本例では、図3および図4に示すよ
うに、文字入力キー112を用いて文字を入力させるこ
ともできる。例えば、図3に示すように、文字入力キー
112によってキー入力文字「ABC□□DE」を入力
すると、この入力された文字情報はCPU42を介して
RAM44に一旦記憶される。
【0054】そして、前述したような背景画像が決定す
ると、RAM44に記憶された文字情報は、背景画像が
記憶されている画像処理部45のメモリ45aに上書き
される。これにより、図4(a)に示す被写体101お
よび図柄50の画像から、図4(b)に示す文字情報5
1が上書きされた画像を作成することができる。このよ
うな文字情報51が上書きされた画像は、CRT103
を介して液晶ミラー102で観察できるため、文字を書
き替えたり、文字の入力位置を移動させたりして、好み
の画像を作成できる。
【0055】このようにして撮影用の画像(例えば、被
写体+背景+文字の画像)を決定した後、撮像部20に
おいて実際の撮影を行う。この撮影は、図1に示したよ
うな切手台紙1を用いて行う。
【0056】図5は、写真フィルム方式による切手作成
の作業工程を示す。ステップS10では、前述したよう
に切手台紙1を用いて撮影用の画像を撮影する。ステッ
プS11では、現像装置31を用いて、その撮影された
切手台紙1の現像処理が行われる。ステップS12で
は、操作部110において、所望とするフィルムサイズ
を選択する。この選択により、焼付を行うためのレンズ
が選択される。ステップS13では、その選択されたレ
ンズを用いて焼付の処理が行われる。ステップS14で
は、その焼付後の乾燥処理が行われ、これにより、所望
とするサイズの切手シールが取出口32から出力され
る。
【0057】次に、本発明の第2の実施の形態を、図6
〜図16に基づいて説明する。なお、前述した第1の実
施の形態と同一部分には同一符号を付し、説明は省略す
る。
【0058】まず、本装置の全体構成について説明す
る。
【0059】図6は、TVカメラを用いた電子写真方式
によるシール作成装置の構成例である。図7は、図6の
外観構成を示す。
【0060】シール作成装置は、シール作成を行うため
の装置本体部10と、被写体の撮影を行うための撮影室
100とに大別される。
【0061】装置本体部10において、60は、TVカ
メラからなる撮像装置である。70は、撮像装置60に
より撮影された画像を処理する画像処理装置である。8
0は、切手シールを印刷するプリンタである。本例のプ
リンタとしては、画像を形成する電子写真方式を用いる
が、これに限るものではなく、他の方式、例えばインク
ジェット方式のプリンタでもよい。
【0062】また、画像処理装置70は、加工処理した
画像を、映像信号に変換してCRT103に出力した
り、プリンタ信号に変換してプリンタ80に出力する。
【0063】撮影室100において、撮像装置60の前
方には、透明な窓120が設けられている。CRT10
3に隣接して操作部110が設けられている。被写体1
01の後方には、撮影用の特定色からなる背景121が
描かれている。
【0064】図8は、図6の電気的構成を簡略化して示
すものである。なお、図8の回路において、前述した第
1の実施の形態の図2の回路と同様な部分の説明は省略
する。
【0065】画像処理装置70には、操作部110と、
プリンタ80と、撮像装置60と、CRT103とが接
続されている。操作部110には、プリンタ80に印刷
動作を開始させるための印刷キー115が設けられてい
る。印刷キー115とプリンタ80とは、インターフェ
ース部41を介してCPU42により制御される。撮像
装置60は、A/D変換器61、撮影した画像を記憶す
るバッファメモリ62を介してCPU42により制御さ
れる。その他の構成は、前記図2の回路と同様である。
【0066】次に、切手シールの作成方法について説明
する。なお、切手サイズ、枚数、金額等の選択の説明は
省略する。
【0067】プリンタ80を用いて切手シールを作成す
る場合、まず、被写体101である操作者は、操作部1
10から背景を選択する。この場合、画像選択キー11
1を用い、ROM43に予め用意された背景を選択した
り、FD入力装置114からRAM44に入力された背
景を選択することができる。背景としては、単色又は複
数色の図柄を選択できる。
【0068】一方、撮像装置60では、特定色の背景1
21を含む被写体101の撮影を行う。この撮影された
画像は、A/D変換器61で定期的(例えば、1/30
毎に1回)にデジタルデータに変換され、バッファメモ
リ62に蓄積、廃棄される。また、所定の画像選択キー
111を押すことにより、A/D変換処理が停止して、
バッファメモリ62内に蓄積された画像は廃棄されず
に、蓄積され続ける。
【0069】CPU42は、前記選択された背景と、バ
ッファメモリ62に蓄積された画像とを合成して画像処
理部45内のメモリ45aに書込む。このとき、被写体
101の背景121は、単色(特定色)となるように配
色されている。従って、CPU42は、その単色部分の
データを、選択した背景のデータと置き換えてメモリ4
5aに書込む。
【0070】また、上記デジタル方式とは別に、アナロ
グ的な処理、例えば、背景121として、赤色、青色、
緑色等の3原色のいずれかを用いることにより、クロマ
キー技術を用いて被写体101と合成できる。
【0071】このようにして、背景を含む被写体101
の合成画像は、CRT103に映像信号として送出され
る。これにより、被写体101となる操作者は、その映
し出された合成画像を確認しながら、好みの色の図柄が
印刷できるように操作部110において選択操作するこ
とができる。
【0072】そして、操作者が操作部110の印刷キー
115を押すと、メモリ45aに記憶された合成画像
は、所定の印刷サイズとなるように画像処理部45にお
いて加工縮小される。このようにして加工縮小された合
成画像のデータは、プリンタ80に出力されて切手台紙
1に印刷される。これにより、所望とするサイズの切手
シールを作成することができる。
【0073】また、本例では、金額、国名、「日本郵
便」の文字、その他の必要な識別情報2は、CPU42
がROM43から読み出して、画像処理部45のメモリ
45aに記憶された合成画像に上書きすることができ
る。従って、印刷時には、その識別情報2を含む合成画
像が印刷されることになる。
【0074】なお、金額、国名、「日本郵便」の文字等
の識別情報2は、前述した例のように、画像選択キー1
11等を用いて入力してROM43やRAM44に予め
記憶させておいたり、切手台紙1に予め印刷しておいて
もよい。
【0075】次に、合成画像を作成する処理について説
明する。
【0076】図9は、CPU42が行う画像の合成処理
を示すブロック図である。まず、背景としては、特定色
の背景121すなわち単色の背景121が用いられる。
この単色の背景121の色データは、ゲート信号作成回
路63に予め記憶されている。
【0077】撮像装置(テレビカメラ)60から取り込
まれた単色の背景121を含む被写体101からなる映
像信号は、A/D変換器61を介して、ゲート信号作成
器63およびゲート回路64に供給される。A/D変換
後、ゲート信号作成器63では、特定色(単色)の部分
でゲート信号が作成される。このゲート信号によって、
映像信号の背景121である単色部分が抜き取られ、こ
れにより被写体101のみが加算器66aに出力され
る。
【0078】一方、ROM43又はRAM44(FD画
像のバッファ)には、背景の画像データが予め記憶され
ている。この背景の画像データが記憶されたROM43
又はRAM44をCPU42によって選択することによ
り、その選択された背景の画像データはゲート回路65
に出力される。ゲート回路65では、ゲート信号を用い
て被写体部分が打ち抜かれた背景のデータが作成され、
これにより、背景のデータが加算器66aに出力され
る。
【0079】加算器66aでは、ゲート回路64から送
出された被写体101のみのデータと、ゲート回路65
から送出された背景のみのデータとが合成される。
【0080】ここで、ゲート信号を用いて画像の抜き取
り、合成の処理例を、図10〜図14に基づいて説明す
る。
【0081】まず、第1の例を、図10〜図13に基づ
いて説明する。
【0082】ROM43には、図10に示すような特定
フレームとしての背景121と、図11に示すようなそ
の特定フレームに対応するゲート信号122とが予め記
憶されている。
【0083】そして、被写体101がその特定フレーム
を使用することを操作部110で選択すると、CPU4
2は、ROM43に記憶されているゲート信号122を
一点鎖線の経路でゲート信号作成器63に読み込ませ
る。ゲート回路64では、ゲート信号作成器63からの
ゲート信号122を用いて、TVカメラ60からの映像
信号を図12に示すようにフレーム部分を打ち抜く。
【0084】これにより、加算器66aでは、ゲート回
路64からの被写体101とゲート回路65からの図1
0に示す背景121とが加算され、図13に示すような
画像データを得ることができる。
【0085】次に、第2の例を、図14に基づいて説明
する。
【0086】撮像装置60から図14(a)に示すよう
な背景121を含むテレビ画像を取り込む。このモード
では、ゲート信号作成器63は、CPU42の制御によ
り、撮像装置60から取り込まれたテレビ画像に含まれ
る単一の特定色の背景121に基づいて、ゲート信号を
作成する。
【0087】そして、ゲート回路64では、その作成さ
れたゲート信号を用いて、図14(a)に示すテレビ画
像の映像信号をゲートすることにより、図14(b)に
示すようなハッチング領域Pの背景121が抜き取られ
た被写体101のみのデータが作成される。
【0088】一方、ゲート回路65では、ゲート信号を
用いて、RAM43またはROM44に記憶された背景
のデータをゲートすることにより、図14(c)に示す
ようなハッチング領域Pの被写体が抜き取られた図柄5
0のみのデータが作成される。
【0089】これにより、加算器66aでは、図14
(b)の被写体と図14(c)の図柄50とを合成する
ことができる。
【0090】以上の2つの例で説明したように、ゲート
信号を用いて画像の抜き取りおよび合成を行うことがで
きる。
【0091】また、文字を入力する場合には、操作部1
10の文字入力キー112から文字情報51(図4
(b)参照)が入力される。この入力された文字情報5
1は、キーバッファ67に一旦蓄積され、ゲート回路6
8に送られる。このゲート回路68では、文字情報51
が識別情報部分に書込まれないように設定され、加算器
66bに出力される。
【0092】加算器66bでは、ゲート回路68から送
出された文字情報51が、加算器66aから送出された
背景121を含む被写体101に上書きされる。
【0093】さらに、加算器66cでは、ROM43に
予め記憶されている金額、日本郵便等の識別情報2が、
加算器66bから送られた文字情報51、背景121を
含む被写体101に上書きされる。
【0094】このようにして、識別情報2と、文字情報
51と、背景121と、被写体101とが合成された合
成画像のデータは、RAM44に記憶される。この合成
画像は、D/A変換器46を介してCRT103に表示
される。また、被写体101である人間は、その表示さ
れた合成画像を観察して、好みの画像となるように再度
調整することも可能である。
【0095】そして、最終的に好みの合成画像を決定し
た後、所望とするプリントサイズに応じて画像データの
縮小処理を行う。この縮小された画像データは、印刷キ
ー115の押下によってプリンタ80に転送されて切手
台紙1に印刷され、切手シールとして取出口32から出
力される。
【0096】また、切手台紙1に印刷する代わりに、ハ
ガキや封筒に直接印刷してもよい。
【0097】なお、図9において、ゲート信号作成回路
63、ゲート回路64,65,68、加算器66a〜6
6cは、ハード的な構成、又は、ソフト的な構成によっ
て容易に実現できるものである。ソフト的な構成の場合
には、CPU42によって制御処理が実行される。
【0098】次に、画像データの縮小処理を、図15お
よび図16に基づいて説明する。
【0099】例えば、図15に示すように、水平方向が
400画素、垂直方向が300画素(=400×30
0)の画像データ200を考える。
【0100】図16(a)の例では、水平方向の画素に
ついて、(1/2)A+(1/2)Bを1ドット(=画
素)、すなわち、2ドットを1ドットにすれば、水平方
向は400ドットから200ドットに縮小される。ま
た、垂直方向の画素についても、同様に、300ドット
から150ドットに縮小される。
【0101】また、図16(b)の例では、水平方向の
画素について、n画素目に注目すると、{(n−1)/
4}+(1/2)n+{(n+1)/4}となり、n+
2画素目に注目すると、{(n+1)/4}+{(n+
2)/2}+{(n+3)/4}となり、ドット数は半
分になる。また、垂直方向の画素についても、水平方向
と同様にドット数が削減される。
【0102】なお、この他に、多様な縮小方法が公知で
あるが、ここでの説明は省略する。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像手段により図柄や被写体を撮影し、その撮影内容を
表示手段に表示させ、表示内容を操作手段により入力変
更操作して切手用画像を決定し、決定した切手用画像を
切手作成手段により切手サイズに縮小して切手シールを
作成するようにしたので、必要な額面等の識別情報、切
手サイズ、図柄、被写体、文字情報等を適宜選択して好
みの切手シールを簡易に作成することができる。
【0104】また、本発明によれば、切手シール内に、
郵便差出人の顔を印刷したり、文字を記入できるので、
宣伝等の付随的な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるフィルム方式
の切手作成装置の概略構成を示す側面図である。
【図2】切手作成に係る電気的構成を簡略化して示すブ
ロック図である。
【図3】キー入力される文字構成を示す説明図である。
【図4】文字のキー入力前後の図柄構成を模式的に示す
説明図である。
【図5】フィルム方式による切手作成の手順を示す工程
図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態である電子写真式の
切手作成装置の概略構成を示す側面図である。
【図7】切手作成装置の外観構成を示す斜視図である。
【図8】切手作成に係る電気的構成を簡略化して示すブ
ロック図である。
【図9】合成画像の作成処理を示すブロック図である。
【図10】ゲート信号を作成する際に用いられる背景の
構成を示す説明図である。
【図11】ゲート信号を作成する際に用いられるフレー
ムの構成を示す説明図である。
【図12】図11のフレームからなるゲート信号を用い
て、背景を抜き取った被写体の画像を示す説明図であ
る。
【図13】抜き取り処理された後の被写体と背景とを合
成した画像を示す説明図である。
【図14】ゲート信号によるデータの抜き取り処理を示
す説明図である。
【図15】画像縮小処理を説明するための画像データの
構成を示す説明図である。
【図16】画像縮小処理の1例を示す説明図である。
【図17】本発明に用いられる切手台紙を示す正面図で
ある。
【図18】本発明に係る切手作成処理を概略して説明す
る説明図である。
【符号の説明】
1 切手台紙 2 識別情報 20 撮像手段 30 シール作成手段 50 背景 60 撮像手段 70 シール作成手段(画像処理装置) 80 シール作成手段(プリンタ) 101 被写体 103 表示手段 110 入力操作手段 112 文字入力手段 114 図柄入力手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段と、 前記表示手段による表示内容を入力・変更・操作可能な
    入力操作手段と、 前記表示手段の表示内容を撮影可能な撮像手段と、 前記撮像手段による撮影内容から切手用画像を決定し、
    該決定した切手用画像を切手サイズに縮小して切手シー
    ルを作成するシール作成手段とを具えたことを特徴とす
    る切手作成装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は図柄を被写体の背景にし
    て表示し、 前記入力操作手段は前記被写体の背景として用いる図柄
    を入力・変更・操作することを特徴とする請求項1記載
    の切手作成装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段は、写真機であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の切手作成装置。
  4. 【請求項4】 撮像手段と、 前記撮像手段による撮影内容を表示させる表示手段と、 前記表示手段による表示内容を入力・変更・操作可能な
    入力操作手段と、 前記表示手段の表示内容から切手用画像を決定し、該決
    定した切手用画像を切手サイズに縮小して切手シールを
    作成するシール作成手段とを具えたことを特徴とする切
    手作成装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段は特定色を含む被写体を撮
    影し、 前記入力操作手段は前記被写体の背景として用いる図柄
    を選択し、 前記シール作成手段は前記特定色を含む被写体と前記図
    柄とが合成された合成画像から切手用画像を決定し、該
    決定した切手用画像を切手サイズに縮小して切手シール
    を作成することを特徴とする請求項4記載の切手作成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段は、テレビカメラであるこ
    とを特徴とする請求項4又は5記載の切手作成装置。
  7. 【請求項7】 前記図柄を入力する図柄入力手段をさら
    に具え、該入力された図柄を前記被写体の背景として用
    いることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記
    載の切手作成装置。
  8. 【請求項8】 文字を入力する文字入力手段をさらに具
    え、該入力された文字と前記被写体と前記図柄とを切手
    台紙に付加させることを特徴とする請求項1ないし7の
    いずれかに記載の切手作成装置。
  9. 【請求項9】 表示手段を用いて表示する表示工程と、 前記表示手段による表示内容を入力・変更・操作可能な
    入力操作工程と、 前記表示手段の表示内容を撮像手段を用いて撮影する撮
    像工程と、 前記撮像手段による撮影内容から切手用画像を決定し、
    該決定した切手用画像を切手サイズに縮小して切手シー
    ルを作成するシール作成工程とを具えたことを特徴とす
    る切手作成方法。
  10. 【請求項10】 前記表示工程は図柄を被写体の背景に
    して表示し、 前記入力操作工程は前記被写体の背景として用いる図柄
    を入力・変更・操作することを特徴とする請求項9記載
    の切手作成方法。
  11. 【請求項11】 前記撮像手段は、写真機であることを
    特徴とする請求項9又は10記載の切手作成方法。
  12. 【請求項12】 撮像手段を用いて撮影する撮像工程
    と、 前記撮像手段による撮影内容を表示手段を用いて表示さ
    せる表示工程と、 前記表示手段による表示内容を入力・変更・操作可能な
    入力操作工程と、 前記表示手段の表示内容から切手用画像を決定し、該決
    定した切手用画像を切手サイズに縮小して切手シールを
    作成するシール作成工程とを具えたことを特徴とする切
    手作成方法。
  13. 【請求項13】 前記撮像工程は特定色を含む被写体を
    撮影し、 前記入力操作工程は前記被写体の背景として用いる図柄
    を選択し、 前記シール作成工程は前記特定色を含む被写体と前記図
    柄とが合成された合成画像から切手用画像を決定し、該
    決定した切手用画像を切手サイズに縮小して切手シール
    を作成することを特徴とする請求項12記載の切手作成
    方法。
  14. 【請求項14】 前記撮像手段は、テレビカメラである
    ことを特徴とする請求項12又は13記載の切手作成方
    法。
  15. 【請求項15】 前記図柄を入力する図柄入力工程をさ
    らに具え、該入力された図柄を前記被写体の背景として
    用いることを特徴とする請求項9ないし14のいずれか
    に記載の切手作成方法。
  16. 【請求項16】 文字を入力する文字入力工程をさらに
    具え、該入力された文字と前記被写体と前記図柄とを切
    手台紙に付加させることを特徴とする請求項9ないし1
    4のいずれかに記載の切手作成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006082527A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Sony Corp カラー印刷装置、印刷制御装置、画像処理装置、印刷制御方法及びプログラム

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