JP3058663U - 合成画像作成装置 - Google Patents

合成画像作成装置

Info

Publication number
JP3058663U
JP3058663U JP1998008356U JP835698U JP3058663U JP 3058663 U JP3058663 U JP 3058663U JP 1998008356 U JP1998008356 U JP 1998008356U JP 835698 U JP835698 U JP 835698U JP 3058663 U JP3058663 U JP 3058663U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
self
area
composite
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998008356U
Other languages
English (en)
Inventor
秀喜 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP1998008356U priority Critical patent/JP3058663U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3058663U publication Critical patent/JP3058663U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成画像作成装置において、撮影画像中の真
に自画像の部分のみをフレーム画像に組み込んで合成画
像を作成することができるようにして、美しく、また、
見た目に自然な合成画像が得られるようにする。 【解決手段】 撮影画像40を構成する領域の中で自画
像領域に区分された領域41,43,44について、領
域の面積と形状から真に自画像の一部を構成する領域で
あるか否かを判定し、真に自画像の一部を構成すると判
定された領域41の輪郭線51のみを抽出して、輪郭線
51の内部の真の自画像領域41と遊戯者により選択さ
れたフレーム画像62とを用いて合成画像70を作成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、撮影者自身の被写体像と撮影者が選択した画像との合成画像を作成 し、シート上にプリント出力する機能を有する合成画像作成装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の合成画像作成装置としては、遊戯者が所望する被写体像をカメ ラを用いて撮像し、この画像と予め用意されたフレーム画像データを背景画像と して合成して自画像を作成し、これをCRTに表示すると共に、この自画像をビ デオプリンタを用いてシール上にプリントする遊戯装置が知られている(この遊 戯は、「プリント倶楽部」と愛称されているものである)。また、撮影した画像 の輝度及び色情報に基づいて撮影画像中から自画像を取り出すことにより、撮影 者自身が撮影した自画像と背景のフレーム画像データとを簡単に合成できるよう にした電子フォトブースシステムがある(例えば、特開平5−161064号公 報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のプリント遊戯装置や電子フォトブースシステムでは、 撮影した画像の輝度と色情報のみに基づいて撮影画像中の自画像の部分を判定す るために、撮影画像中にカーテンの皺や人物の陰の画像が含まれていた場合に、 これらの画像を自画像の一部と判定して合成画像中に取り込んでしまうという問 題があった。また、背景のフレーム画像データから自画像に相当する領域を切り 抜いて、この部分に撮影画像中の自画像データを組み込むことにより、撮影した 自画像とフレーム画像との合成画像を作成しているため、自画像とフレーム画像 との境界線がはっきりし過ぎて、作成された合成画像が不自然になるという問題 があった。
【0004】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、撮影画像中 の真に自画像の部分のみをフレーム画像に組み込んで合成画像を作成することが できるようにして、美しい合成画像を作成することができ、また、見た目に自然 な合成画像を作成することが可能な合成画像作成装置を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、撮影者自身の被写体像と、撮影者によっ て指定されたフレーム画像とを合成して合成画像を作成し、この合成画像をプリ ント出力する機能を有する合成画像作成装置において、被写体像を撮影する撮影 手段と、撮影手段により撮影された被写体像の輝度及び/又は色より、画像の領 域を自画像領域と背景領域に区分する領域区分手段と、領域区分手段により自画 像領域に区分された領域の面積と形状から、判定対象の自画像領域が真に自画像 の一部を構成する領域であるか否かを判定する判定手段と、判定手段により自画 像の一部を構成する領域であると判定された領域の輪郭線を抽出する輪郭線抽出 手段と、複数のフレーム画像データを格納した記憶手段と、記憶手段に格納され ているフレーム画像データの中から所望のフレーム画像を選択するフレーム画像 選択手段と、輪郭線抽出手段により抽出された輪郭線の内部の自画像とフレーム 画像選択手段により選択されたフレーム画像との合成画像を作成する合成画像作 成手段と、合成画像作成手段により作成された合成画像をプリントする印刷手段 とを備えたものである。
【0006】 上記構成においては、撮影手段により撮影された被写体像のうち、領域区分手 段により自画像領域に区分された領域について、判定手段を用いて領域の面積と 形状から真に自画像の一部を構成する領域であるか否かを判定し、真に自画像の 一部を構成すると判定された領域の輪郭線のみを輪郭線抽出手段を用いて抽出し て、抽出された輪郭線の内部の自画像とフレーム画像選択手段により選択された フレーム画像とを用いて合成画像作成手段により合成画像を作成することができ る。これにより、撮影した被写体像中の真に自画像の部分のみをフレーム画像に 組み込んで合成画像を作成することができる。
【0007】 また、画像データを表示する表示手段をさらに備え、合成画像作成手段により 作成された合成画像を表示手段に表示するようにすることができる。これにより 、合成画像作成手段を用いて作成された合成画像を表示手段で確認した上で合成 画像をプリントすることができる。
【0008】 また、合成画像作成手段により合成された自画像とフレーム画像との境界部の 画像について、輪郭線抽出手段により抽出された輪郭線からの距離に応じて階調 の変化するマスクパターンを作成するマスクパターン作成手段をさらに備え、合 成画像作成手段は、マスクパターン作成手段により作成されたマスクパターンの 階調に応じて、自画像の色又は/及びフレーム画像の色の濃度を変化させて、自 画像とフレーム画像との境界部の合成画像を作成するものとすることができる。 これにより、合成画像中の自画像とフレーム画像との境界部では、輪郭線からの 距離に応じて自画像の色又は/及びフレーム画像の色の濃度が段階的に変化する ので、例えば輪郭線から外側に遠ざかるにつれてフレーム画像の色の濃度を濃く したり、輪郭線から外側に遠ざかるにつれて自画像の色の濃度を薄くしたりする ことにより、自画像とフレーム画像との境界線をぼけた感じにすることができる 。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態による合成画像作成装置について図面を参照して説 明する。本実施形態は、本考案をプリント遊戯装置に適用したものである。図1 はプリント遊戯装置の構成図である。プリント遊戯装置1は、コイン投入により 動作し、遊戯者が撮影した自画像と遊戯者が選択したフレーム画像とを合成して 合成画像を作成し、これをプリントしたシールを遊戯者に提供する遊戯機能を持 つ。
【0010】 プリント遊戯装置1は、遊戯機能の制御を司るコンピュータにより構成された システム制御部2を有する。このシステム制御部2は、制御用のプログラムや、 映像の背景となる複数種類のフレーム画像データ等を格納したハードディスク等 で構成されたメモリ3(記憶手段)を装備している。また、システム制御部2に は、遊戯者所望の被写体像を撮像するビデオカメラ4(撮影手段)、撮像した被 写体像と遊戯者が指定したフレーム画像と入力された文字情報との合成画像を画 面表示するCRTモニタ5(表示手段)、音声を入出力するマイク/スピーカ6 が接続されている。さらに、システム制御部2には、上記合成画像をシールにカ ラー印刷するプリンタ7(印刷手段)、遊戯者から投入されたコインを識別して その金額をカウントするコインカウンタ8、遊戯者が文字情報を入力したり、フ レーム画像を選択指示するための操作キー9(フレーム画像選択手段)、及び電 源供給用の電源部10が接続されている。電源部10は、撮影用照明ライト11 の電源供給も行う。なお、操作キー9の代わりにCRTモニタ5上のタッチパネ ルで文字等のデータや指令信号を入力できるようにしてもよい。
【0011】 次に、合成画像作成処理時のデータの流れについて、図2及び図3を参照して 説明する。図2はシステム制御部2の内部構成とデータの流れを示すブロック図 、図3は合成画像作成処理の概要を示すフローチャートである。ビデオカメラ4 による自画像の撮影(#1)が終了すると、入力端子21よりシステム制御部2 へ入力された撮影画像データは、画像信号分離回路22でR,G,Bの色信号に 分解され(#2)、カラーエンコーダ25とクロマキーヤ23へ転送される。カ ラーエンコーダ25へ転送された各色の信号は、カラーエンコーダ25内で輝度 信号とこの輝度信号に対する色差信号に変換された後に、第1ゲート回路26へ 転送される。また、クロマキーヤ23は、R,G,Bの色信号に基づいて、撮影 画像データ中の自画像に該当する領域(以下、自画像領域という)と背景に該当 する領域(以下、背景領域という)との色信号の差を検出し、この検出結果に基 づいて、ゲート信号発生器24を駆動する。カラーエンコーダ25から第1ゲー ト回路26へ送られた撮影画像データは、ゲート信号発生器24から発せられた ゲート信号に基づいて自画像領域と背景領域とに区分されて(#3)、自画像領 域に区分された画像データ(以下、自画像領域データという)のみがCPU2 0へ転送される。CPU20は、この自画像領域データを受け取り、自画像領 域に区分された領域の面積と形状から、それぞれの領域が真に自画像の一部を構 成する領域であるか否かを判定し、真に自画像の一部を構成すると判定された領 域の輪郭線抽出処理(クリッピング処理)を行うと共に(#4)、輪郭線の内部 の真に自画像の一部を構成する領域のデータ’(以下、自画像データという) を、画像読出書込回路29と入出力端子28を介してメモリ3に書き込む。
【0012】 次に、CPU20は、#4で作成した輪郭線の外側の領域(図5のマスク部6 1)の画像を作成するために、輪郭線から外側に離れるに従って階調レベルの低 くなるグラデュエーション付きのマスクパターンを作成して(#5)、このマス クパターンのデータ”(以下、マスクパターンデータという)をメモリ3に書 き込む。そして、遊戯者が操作キー9で所望のフレーム画像を選択すると、CP U20は選択されたフレーム画像データをメモリ3から読み込んで、第2ゲート 回路30へ転送する。第2ゲート回路30は、ゲート信号発生器24から発せら れたゲート信号に基づいて、フレーム画像データから自画像データに相当する領 域の画像データを取り除いた背景部の画像データ(以下、背景フレーム画像デ ータという)のみをCPU20へ転送する。次に、CPU20は、メモリ3から 自画像データ’とマスクパターンデータ”を読み込み、マスクパターンデー タ”に基づいて、自画像データ’中のマスク部61(図5参照)に接する部 分の色と、背景フレーム画像データ中のマスク部61に接する部分の色とを混 合させてマスク部61の画像データ(以下、マスク部画像データという)を作 成する(#6)。CPU20は、このマスク部画像データをメモリ3に書き込 んだ後、メモリ3から自画像データ’、背景フレーム画像データ、及びマス ク部画像データを読み出して、これら3つの画像データの合成画像データを 作成する(#7)。この合成画像データは、メモリ3に格納されると共に、出 力端子31を介してCRTモニタ5等に出力される。
【0013】 次に、上記#4に示されるクリッピング処理の詳細について図4のフローチャ ートを参照して説明する。CPU20は、図3の#3で色信号に基づいて自画像 領域に区分された領域のそれぞれの領域について、各領域の面積と形状に基づい て、各領域が真に自画像の一部を構成する領域であるか否かを判定する。具体的 には、先ずカウンタkに1をセットし、図3の#3で自画像領域に区分された領 域のうちk番目の領域の面積を算出する(#42)。その結果、この領域の面積 が所定値以上で(#43でYES)、しかも、この領域の形状が人物の形状にふ さわしい特性を示す場合にのみ(#44でYES)、この領域が真に自画像の一 部を構成する領域であると判定して、この領域の輪郭線を抽出する(#45)。 これに対して、この領域の面積が所定値未満であるか(#43でNO)、或いは 、この領域の形状が人物の形状に不相応な特性を示す場合には(#44でNO) 、この領域がカーテンの皺等の自画像以外の領域であると判定して、この領域に ついては輪郭線の抽出を行わない。そして、カウンタkを1つずつカウントアッ プさせながら(#46)、カウンタkが図3の#3で自画像領域に区分された領 域の数nより大きくなるまで上記#42乃至#47の処理を繰り返すことにより 、真に自画像を構成する全ての領域についての輪郭線抽出を行う。
【0014】 次に、合成画像作成処理の流れについて、図5を参照して説明する。ビデオカ メラ4を用いて撮影された撮影画像40を、色情報に基づいて、自画像領域と背 景領域に区分する。一般に撮影画像を色だけで区分した場合には、本来の自画像 領域とカーテンの皺を表す領域との区別がつかないことが多く、撮影画像40の 場合には、本来背景画像42に含まれるはずのカーテンの皺を表す領域43,4 4が真の自画像を表す領域41と同様に自画像領域に区分されてしまう。そこで 、自画像の輪郭線抽出処理(クリッピング)の際に、撮影画像40中の自画像領 域に区分された領域41,43,44のそれぞれについて、各領域の面積と形状 からこれらの領域が真に自画像の一部を構成する領域であるか否かの判定を行い 、真に自画像の一部を構成する領域についてのみこれらの領域の輪郭線抽出を行 う。例えば、領域44については、その面積が余りにも小さいため、真の自画像 を示す領域ではないと判定し、領域43については、その領域の形状が人物の形 状にふさわしくないと判定して、これらのカーテンの皺を表す領域43、44の 輪郭線の抽出は行わない。従って、自画像領域に区分された領域のうち真の自画 像を表す領域41についてのみ輪郭線51の抽出を行って、自画像の輪郭線を表 す画像50を得る。
【0015】 次に、画像60に示されるマスク部61に対応したマスクパターンを作成する 。このマスクパターンの階調レベルを輪郭線51から外側に離れるに従って低く なるように作成し、マスクパターンの階調レベルに応じて輪郭線51の内側の自 画像領域41の色と背景となるフレーム画像62の色の混合割合を変化させて、 マスク部61の画像を作成する。具体的には、マスクパターンの階調レベルが低 くなるに従ってフレーム画像62の色の濃度を高め、逆にマスクパターンの階調 レベルが高くなるに従って自画像領域41の色の濃度を高めることにより、マス ク部61の外側のフレーム画像62と、マスク部61の内側の自画像41の合成 画像を作成する。従って、作成されたマスク部61の画像の色は、輪郭線51か ら外側に遠ざかるにつれてフレーム画像62の色に近づき、逆に輪郭線51に近 づくにつれて自画像領域41の色に近づく。そして、画像52に示される輪郭線 51内部の真の自画像領域41、画像60に示されるマスク部61及びフレーム 画像62を合成することにより、自画像領域41とフレーム画像62との境界部 をぼかし、見た目に自然な合成画像70を作成することができる。
【0016】 上述したように、撮影画像の色に基づいて自画像領域に区分された領域につい て、さらにその面積と形状より当該領域が真に自画像の一部を構成する領域であ るか否かを判定し、真に自画像の一部を構成する領域であると判定された領域の 輪郭線の内部の画像のみをフレーム画像に組み込むことにより、撮影画像中にカ ーテンの皺等の画像が含まれていた場合でも、これらの画像を合成画像中から除 去して、美しい合成画像を作成することができる。また、合成画像中の自画像と フレーム画像との境界部の画像について、自画像の輪郭線からの距離に応じて階 調レベルが変化するマスクパターンを作成し、マスクパターンの階調レベルに応 じて自画像及びフレーム画像の色の濃度を変化させることにより、合成画像中の 自画像とフレーム画像との境界部における色調を段階的に変化させることができ る。これにより、自画像とフレーム画像との境界線をぼけた感じにすることがで きるので、見た目に自然な合成画像を作成することができる。
【0017】 本考案は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。 例えば、上記実施形態では、撮影画像を色情報に基づいて自画像領域と背景領域 に区分したが、撮影画像を輝度に基づいて自画像領域と背景領域に区分してもよ い。また、上記実施形態では、自画像とフレーム画像との境界部画像作成時に、 マスクパターンの階調レベルに応じてフレーム画像と自画像の両方の色の濃度を 変化させたが、フレーム画像又は自画像のどちらか一方の色の濃度のみを変化さ せてもよい。これにより、フレーム画像と自画像の両方の色の濃度を変化させた 場合と同様に、自画像とフレーム画像との境界部の色調を段階的に変化させて、 自画像とフレーム画像との境界線をぼけた感じにすることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、輝度及び/又は色より自画像領域に区分された 領域について、さらにその面積と形状より当該領域が真に自画像の一部を構成す る領域であるか否かを判定し、真に自画像の一部の領域であると判定された領域 の輪郭線の内部の画像とフレーム画像のみを用いて合成画像を作成することがで きる。これにより、撮影画像中の真に自画像の部分のみをフレーム画像に組み込 むことができるので、撮影画像中にカーテンの皺や人物の陰の画像が含まれてい た場合でも、これらの画像を合成画像中から除去して、美しい合成画像を作成す ることができる。
【0019】 また、画像データを表示する表示手段をさらに備え、合成画像作成手段により 作成された合成画像を表示手段に表示するようにしたことにより、プリントする 前に合成画像を視覚的に確認することができるので、撮影者の意図した構図と異 なる不本意な合成画像のプリント出力を防ぐことができる。
【0020】 また、合成画像中の自画像とフレーム画像との境界部の画像について、自画像 の輪郭線からの距離に応じて階調の変化するマスクパターンを作成し、作成され たマスクパターンの階調に応じて、自画像の色又は/及びフレーム画像の色の濃 度を変化させて、自画像とフレーム画像との境界部の合成画像を作成することに より、合成画像中の自画像とフレーム画像との境界部における色調を段階的に変 化させることができる。これにより、自画像とフレーム画像との境界線をぼけた 感じにすることができるので、見た目に自然な合成画像を作成することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態による合成画像作成装置の
ブロック構成図である。
【図2】システム制御部の内部構成とデータの流れを示
すブロック図である。
【図3】合成画像作成処理の概要を示すフローチャート
である。
【図4】クリッピング処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図5】合成画像作成処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 プリント遊戯装置(合成画像作成装置) 2 システム制御部(領域区分手段、判定手段、輪
郭線抽出手段、合成画像作成手段、マスクパターン作成
手段) 3 メモリ(記憶手段) 4 ビデオカメラ(撮影手段) 5 CRTモニタ(表示手段) 7 プリンタ(印刷手段) 9 操作キー(フレーム画像選択手段) 23 クロマキーヤ(領域区分手段) 51 輪郭線 60 マスク部(境界部) 70 合成画像

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影者自身の被写体像と、撮影者によっ
    て指定されたフレーム画像とを合成して合成画像を作成
    し、この合成画像をプリント出力する機能を有する合成
    画像作成装置において、 被写体像を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により撮影された被写体像の輝度及び/又
    は色より、画像の領域を自画像領域と背景領域に区分す
    る領域区分手段と、 前記領域区分手段により自画像領域に区分された領域の
    面積と形状から、判定対象の自画像領域が真に自画像の
    一部を構成する領域であるか否かを判定する判定手段
    と、 前記判定手段により自画像の一部を構成する領域である
    と判定された領域の輪郭線を抽出する輪郭線抽出手段
    と、 複数のフレーム画像データを格納した記憶手段と、 前記記憶手段に格納されているフレーム画像データの中
    から所望のフレーム画像を選択するフレーム画像選択手
    段と、 前記輪郭線抽出手段により抽出された輪郭線の内部の自
    画像と前記フレーム画像選択手段により選択されたフレ
    ーム画像との合成画像を作成する合成画像作成手段と、 前記合成画像作成手段により作成された合成画像をプリ
    ントする印刷手段とを備えたことを特徴とする合成画像
    作成装置。
  2. 【請求項2】 画像データを表示する表示手段をさらに
    備え、 前記合成画像作成手段により作成された合成画像を前記
    表示手段に表示するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の合成画像作成装置。
  3. 【請求項3】 前記合成画像作成手段により合成された
    自画像とフレーム画像との境界部の画像について、前記
    輪郭線抽出手段により抽出された輪郭線からの距離に応
    じて階調の変化するマスクパターンを作成するマスクパ
    ターン作成手段をさらに備え、 前記合成画像作成手段は、前記マスクパターン作成手段
    により作成されたマスクパターンの階調に応じて、自画
    像の色又は/及びフレーム画像の色の濃度を変化させ
    て、自画像とフレーム画像との境界部の合成画像を作成
    することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の合
    成画像作成装置。
JP1998008356U 1998-10-23 1998-10-23 合成画像作成装置 Expired - Lifetime JP3058663U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998008356U JP3058663U (ja) 1998-10-23 1998-10-23 合成画像作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998008356U JP3058663U (ja) 1998-10-23 1998-10-23 合成画像作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3058663U true JP3058663U (ja) 1999-06-22

Family

ID=43192553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998008356U Expired - Lifetime JP3058663U (ja) 1998-10-23 1998-10-23 合成画像作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3058663U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005244550A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Victor Co Of Japan Ltd 監視画像の生成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005244550A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Victor Co Of Japan Ltd 監視画像の生成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030133044A1 (en) Apparatus and method for image compositing
JP5360450B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP2006262328A (ja) 画像プリント装置およびその画像処理方法
JP6614644B2 (ja) 写真撮影遊戯装置、写真シール作成装置、写真撮影遊戯装置の制御方法、及び写真撮影遊戯装置の制御プログラム
JP5239318B2 (ja) 写真シール作成方法および写真シール作成装置
JP2007325131A (ja) 画像編集装置、画像編集方法、画像編集プログラム、およびこれを記録した記録媒体、ならびに写真撮影プリント装置
JP3058663U (ja) 合成画像作成装置
JP3058664U (ja) 合成画像作成装置
JP4142918B2 (ja) 画像編集方法、画像編集装置及びコンピュータプログラム
JP4720602B2 (ja) 写真撮影プリント装置、写真撮影プリント装置の制御方法、制御プログラム、および、記録媒体
JP3014733U (ja) 映像プリント供給装置
JP2001311995A (ja) フォトブース
JP2005181843A (ja) 写真自動販売機、写真自動販売機の制御方法、および写真自動販売機の制御プログラム
JP4173323B2 (ja) 画像撮影編集装置、画像撮影編集方法および画像撮影編集プログラム
JP2007241199A (ja) 自動写真撮影装置及びその方法
JP5900826B2 (ja) 画像編集装置、画像編集方法、及び制御プログラム
JPH06339150A (ja) 電子画像における影の合成方法
JP2011164141A (ja) 自動写真作成装置
JP5854333B2 (ja) 画像出力装置
JP3057876U (ja) 映像プリント遊戯装置
JP2005142788A (ja) 自動写真作成装置および自動写真作成方法
JP4148090B2 (ja) ブロック化された装飾画像
EP1205892A1 (en) Automatic vending machine for portrait and caricature printed articles
JP5168388B2 (ja) 写真撮影プリント装置、写真撮影プリント装置の制御方法、画像編集プログラム、およびこれを記録した記録媒体
JP3743820B2 (ja) 印字装置